JPS60231858A - ウエブ状シ−トの製造方法 - Google Patents

ウエブ状シ−トの製造方法

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JPS60231858A
JPS60231858A JP8784384A JP8784384A JPS60231858A JP S60231858 A JPS60231858 A JP S60231858A JP 8784384 A JP8784384 A JP 8784384A JP 8784384 A JP8784384 A JP 8784384A JP S60231858 A JPS60231858 A JP S60231858A
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JP
Japan
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sheet
web
resin
film
basis weight
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Pending
Application number
JP8784384A
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English (en)
Inventor
成松 治
伊藤 道康
小松 和義
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は化学発泡剤により発泡開繊されたウェブ状シー
トの製造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来より種々の樹脂からなる不織布が各種用途に使用さ
れているが、近年、その用途が拡大するにつれて低目付
量で目付バラツキの少ない製品が要望されている。
従来、不織布の製造方法として、フィラメント紡糸によ
りウェブシートを製造するいわゆる1スパンボンド法1
1、Tダイから押出製膜し発泡開繊しながらキャスティ
ングロールで延伸引取する方法(たとえば特公昭49−
18508)あるいはサーキーラーダイから押出製膜し
発泡開繊しながらリング状ロールにより延伸引取する方
法(たとえば特開昭5l−47170)などが知られて
いる。−叡七念ゴ4零 〔発明が解決すべき問題点〕 スパンボンド法ではフィラメントの径に限度があり低目
付量のウーブな製造するのはむつかしく、且つ目付バラ
ツキが低目付量になるほど大きくなるという欠点がある
。また、Tダイ法およびサーキーラーダイ法等の製膜発
泡開繊法では開繊しながら延伸引取を行うので目付量の
低減化には限界があり、粘着性の強いウェブシートを製
造しようとすると冷却ロール等の各種ロールへの粘着あ
るいはウェブシート同志のブロッキングが発生するので
台紙を挿入しなければならない等の問題がある。
〔発明の構成〕
本発明者らは、目付バラツキが少ない低目付量つ=プシ
ートを収率よく製造する方法について鋭意検討した結果
、通常インフレーション製膜に使用される樹脂を支持体
として多層インフレーション法を採用すれば発泡開繊法
による良好なウェブシートが得られることを見い出し、
更に検討を行い、遂に本発明に至った。
即ち、本発明は、化学発泡剤による発泡開繊ウェブシー
トを製造するにあたり、メルトインデックス(MI)が
8以下の樹脂とともに多層インフレーション製膜するこ
とを特徴とするウェブシートの製造方法である。
本発明でいう発泡開繊ウェブ状シートとは、熱可塑性樹
脂を溶融押出する際化学発泡剤により発泡させながら延
伸力を与え、開繊させて得られるシートである。
用いられる熱可塑性樹脂としては、ポリオレフィン、ポ
リスチレン、ポリアミド、ポリエステル、ポリビニル等
のホモあるいはコポリマーもしくはこれらのブレンド物
であり、溶融押出可能なものはすべて使用できる。
また、該樹脂に安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、着
色剤、滑剤等を添加してもよ(、特に製膜後の支持体フ
ィルムと剥離する必要がある場合は剥離性を良くするた
めのブロッキング防止剤、例えばアマイド系、エステル
系、アルコール系、ワックス系等の有機化合物あるいは
無機微粉末を添加しておくことが望ましい。
化学発泡剤としては、通常公知の熱可塑性樹脂成形用の
加熱分解型発泡剤であればいずれでもよいが、好ましい
ものを例示すれば、アゾジカルボン酸アミド、ジニトロ
ペンタメチレンテトラミン、p−)ルエンスルホニルセ
ミカルハシト、トリヒドラジントリアミン等である。該
発泡剤は1種又は2種以上用いてもよ(、その添加量は
発泡剤組成、樹脂組成、押出成形条件等により適宜法め
られるが、通常は樹脂100重量部当り0.01〜10
重量部、好ましくは0.1〜5重量部である。
本発明で支持体として用いるMIが8以下の樹脂として
は、通常のインフレーション製膜が可能な樹脂であれば
いずれでもよいが、特にポリオレフィン系樹脂が好まし
い。MIが8を越えると溶輪粘度が低くなりすぎインフ
レーション製膜が困難となる。
本発明においては、ウェブシート成形用樹脂とMIが8
以下の樹脂を別々の押出機より押出し、多層用インフレ
ーションダイ(サー*−−p−イ)に供給し、積層して
公知の多層インフレーション製膜を行うものである。
多層用サーキーラーダイは、各々の樹脂が異なるリップ
口より押出された後積層させるタイプ(アウターブロッ
ク式)、もしくは、グイ内で溶融樹脂同志を移層して1
つのリップ口より押出すタイプ(インナーブロック式)
いずれも使用できるが、前者の方が製膜安定性において
好ましいものである。発泡開繊シート(ウェブシート)
をバルブの内側あるいは外側のいずれにするかは使用樹
脂粘度、開繊状態、目付量等によって適宜選択できるが
、製膜後の剥離作業性および低目付量ウェブシートの製
造にとっては外側とするのが好ましい。多層インフレー
ション製膜条件としては、各々の樹脂のインフレーショ
ン成形条件あるいは公知の発泡開繊条件を採用すること
ができる。
本発明においては、多層インフレーション製膜後、MI
8μ下の樹脂フィルムからウェブシートを分離すること
により、ウェブシートのみが得られる。その分離方法と
しては、例えば引取ニップロールを通過した直後の平板
状多層フィルムの両耳端部をカットし、各々のフィルム
およびウェブシートを異なる方向に引張テンションをか
けて分離(剥離)する方法があげられる。この工程は製
品巻取り前に設けるのが望ましいが、一旦積層フィルム
として巻取った後側工程で分離することも可能である。
この剥離処理をスムーズに行うためにはMI8以下の樹
脂中にブロッキング防止剤を添加しておくことが好まし
い。
〔発明の効果〕
本発明の方法によると、比較的低目付量(10097m
以下好ましくは30g/nl以下)のウェブシートを製
造することができ、インフレーション製膜の特長である
巾方向の厚み均一性により実質的に耳切りロスがなくな
るので収率が向上し、台紙の挿入が不必要になるなど製
造コストも低減できるというメリットがある。得られた
ウェブ状シートは使用樹脂の特性に応じてホットメルト
用、サニタリー用、包装用、衣料用等の用途に用いられ
る。
本発明でいうMIとはAs TM−D−1238(荷重
2.x6kg)に準じて測定した値である。
〔実施例〕
チレンIを他方の押出機(65,、、φ)よりアゾジカ
ルボン酸アミド1 phrを添加したポリエチレン[:
(MI 3 )を各々押出して二層用インフレーション
ダイ(200°C)に供給し、内側ダイリップよりポリ
エチレン■を押出し製膜し、外側ダイリップより発泡剤
入りポリエチレン■を押出し、発泡開繊させた直後に互
いに積層して1つのバブルにブローアツプした後、ニッ
プロールで折りたたみ、最端部をカットして左右2枚の
積層フィルムとして開いた後、左右それぞれの巻取機直
前において2本の剥離ロールによりデンションをかけな
がらフィルムとウェブシートを引き剥し、目付量209
/−のポリエチレンウーブシート(1m巾)を巻取った
。得られたウェブシートの目付バラツキは±5%以内で
あり、収率はスタート時のロスを除けばほぼ100%で
あった。
実施例2 実施例1で使用したインクレージ・ン成形装置を用いて
、内側ダイリップより+n I 4のエチレン−酢ビ共
重合樹脂を押出し、外側ダイIJ 7プより発泡剤とし
てアゾジカルボン酸アミド1phr、ブロッキング防止
剤としてエチレンビスアマイド0.05phrを添加し
た低融点ナイロン樹脂(ダイセル化学(株)製)を押出
し、発泡開繊した。
以下、実施例1と同様にして目付量20g/mのナイロ
ンウェブシート(1m巾)を生産した。
得られたウェブシートの目付バラツキは±6俤以内であ
り、この時の収率は事実上100%であった。
実施例3 実施例1と同一のインフレーション装置を用いて、外側
リップよりMI5のポリエチレンを押出し、内側リップ
よりアゾジカルボン酸アミド1.0phrを添加した低
融点ポリエステル樹脂(東亜合成(銅製)を押出し、発
泡開繊しながら積層バブルを形成してニップロールで圧
接して引取ったところ、内側のポリエステルウェブシー
ト同志が接着し両側よりポリエチレンフィルムでサンド
した積層ウェブが得られ、ニップロール通過直後側最端
部をカットした後、3本の異なる方向に引取る剥離ロー
ルにより互いに剥離し、目付量25!7/ぜのポリエス
テルウェブシート(1m巾)を得た。
このシートの目付バラツキは±4%であり、収率も事実
上100チであった。
比較例1 実施例1で内側ダイリップより押出すポリエチレン■を
MIIOのものに代えて、インフレーション成形を試み
たが、ブローアツプがですす、製膜不可能であった。
比較例2 アゾジカルボン酸アミドを1.0 phr添加した低融
点ナイロン樹脂をリップ巾1500mmのTダイを有す
る押出機により押出発泡し、冷却引取ロールにより開繊
させながら台紙(ポリエチレンフィルム)を挿入して引
取可能な最大速度で生産した。得られたウェブシートの
目付量は最低でも509/rrtであった。
この時、両耳端部はネックインにより厚くなっているの
で150龍づつ耳カットする必要があった。
その結果、収率は75%であり、本発明の方法に比らべ
きわめて悪い。
特許出願人 三井東圧化学株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、化学発泡剤による発泡開繊ウープ状シートを製造す
    るにあたり、メルトインデックス(MI )が8以下の
    樹脂とともに多層インフレーション製膜することを特徴
    とするウェブ状シートの製造方法。 2、発泡開繊ウープ状シートの目付量が30g/ゴ以下
    である特許請求の範囲第1項記載のウェブシートの製造
    方法。
JP8784384A 1984-05-02 1984-05-02 ウエブ状シ−トの製造方法 Pending JPS60231858A (ja)

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JP8784384A JPS60231858A (ja) 1984-05-02 1984-05-02 ウエブ状シ−トの製造方法

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JPS60231858A true JPS60231858A (ja) 1985-11-18

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