JPS60230990A - 2−メチル−1,4−ナフトキノンの製造方法 - Google Patents
2−メチル−1,4−ナフトキノンの製造方法Info
- Publication number
- JPS60230990A JPS60230990A JP59086800A JP8680084A JPS60230990A JP S60230990 A JPS60230990 A JP S60230990A JP 59086800 A JP59086800 A JP 59086800A JP 8680084 A JP8680084 A JP 8680084A JP S60230990 A JPS60230990 A JP S60230990A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solvent
- naphthoquinone
- methyl
- methylnaphthalene
- supporting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、電極触媒を用いる2−メチルナフタレンの電
解酸化により2−メチル−1,4〜ナフトキノンを好収
率で製造する方法に関する。
解酸化により2−メチル−1,4〜ナフトキノンを好収
率で製造する方法に関する。
2−メチル−1,4−ナフトキノンは医薬ある+−+、
、J−九小山日b AJ−+ + 1−t−2缶、x
/T−へuJ−IkルN−工2−メチルナフレタンの試
薬酸化により合成されている。しかし、この方法による
と排液に有害金属が含まれるのでその除去に煩雑な操作
を必要とするという欠点がある。
、J−九小山日b AJ−+ + 1−t−2缶、x
/T−へuJ−IkルN−工2−メチルナフレタンの試
薬酸化により合成されている。しかし、この方法による
と排液に有害金属が含まれるのでその除去に煩雑な操作
を必要とするという欠点がある。
本発明者らは、こうした従来法に代わる新しい2−メチ
ル−1,4−ナフトキノンの製造方法を開発するため鋭
意研究を取ねた結果、2−メチルりフタレンを支持電解
質を含む特定の溶媒中で、總1極触媒として、金属酸化
物を相持したグラファイト電極を用いて電解酸化するこ
とにより、好収率“で目的の2−メチル−1,4−ナフ
トキノンを合成できることを見出した。本発明は、この
知見に基ついてなされるに至ったものであるっ即ち、本
発明によれば、2−メチルナフタレンを、支持電解質を
添加した含水有機溶媒中で電解するにあたり、該有機溶
媒として、アセトン、アセトニトリル、ジメチルホルム
アミド、テトラヒドロフラン及びエタy−ルの中から選
ばれる少なくとも1種を用いると共に、該間解酸化用陽
極電巧に1イ 金属酸化物を和稗1.たグラファイト電
極を用いることを4コ「徴とする2−メチル−1,4−
ナフトキノンの製造方法が提供される。
ル−1,4−ナフトキノンの製造方法を開発するため鋭
意研究を取ねた結果、2−メチルりフタレンを支持電解
質を含む特定の溶媒中で、總1極触媒として、金属酸化
物を相持したグラファイト電極を用いて電解酸化するこ
とにより、好収率“で目的の2−メチル−1,4−ナフ
トキノンを合成できることを見出した。本発明は、この
知見に基ついてなされるに至ったものであるっ即ち、本
発明によれば、2−メチルナフタレンを、支持電解質を
添加した含水有機溶媒中で電解するにあたり、該有機溶
媒として、アセトン、アセトニトリル、ジメチルホルム
アミド、テトラヒドロフラン及びエタy−ルの中から選
ばれる少なくとも1種を用いると共に、該間解酸化用陽
極電巧に1イ 金属酸化物を和稗1.たグラファイト電
極を用いることを4コ「徴とする2−メチル−1,4−
ナフトキノンの製造方法が提供される。
本発明方法を実施するには隔膜をイイする電解槽に、支
持電解質を添加した含水有機溶媒を装入し、陽極室に2
−メチルナフタレンを加える。この場合、有機溶媒とし
ては、アセトン、アセトニトリル、ジメチルホルムアミ
ド及びエタノールの中か噂偉ばれる少くとも1種を用い
る。また、支持電野渾としては、硫酸や塩類例えば、N
aCl、Q4゜、服冴、1lNBF4. Et4NOC
6114CI−(3等が用いられる。溶媒の水含−量は
通常20〜40容積係であり、また、支持電解質の濃度
は、溶媒中0.05〜0.2モル/l程度である。
持電解質を添加した含水有機溶媒を装入し、陽極室に2
−メチルナフタレンを加える。この場合、有機溶媒とし
ては、アセトン、アセトニトリル、ジメチルホルムアミ
ド及びエタノールの中か噂偉ばれる少くとも1種を用い
る。また、支持電野渾としては、硫酸や塩類例えば、N
aCl、Q4゜、服冴、1lNBF4. Et4NOC
6114CI−(3等が用いられる。溶媒の水含−量は
通常20〜40容積係であり、また、支持電解質の濃度
は、溶媒中0.05〜0.2モル/l程度である。
本発明において陽極室に用いる2−メチルナフタレン酸
化用の電極は、金属酸化物を担持させたグラファイト電
極である。この場合の金属酸化物は種々の金属酸化物が
適用されるが、このような金属酸化物としては、例えば
、Ti、V、Mn、Fe。
化用の電極は、金属酸化物を担持させたグラファイト電
極である。この場合の金属酸化物は種々の金属酸化物が
適用されるが、このような金属酸化物としては、例えば
、Ti、V、Mn、Fe。
Co、Ni 、Cu、Zn、Zr、Nb、Ru、Rh、
Pd、A6.Hf。
Pd、A6.Hf。
’ra、w等の金属の酸化物が挙げられる。金属酸化物
の相持hrは、通常0.5〜5市に係である。また、陽
極室における2−メチルナフタレンの濃度は、通常0.
01〜0.1 モル/ l、好ましくはoo2〜oo5
モル/lである。
の相持hrは、通常0.5〜5市に係である。また、陽
極室における2−メチルナフタレンの濃度は、通常0.
01〜0.1 モル/ l、好ましくはoo2〜oo5
モル/lである。
陰極室における電極は慣用のものであり、炭素板や白金
板等が使用される。
板等が使用される。
本発明で用いる金−酸化物担持グラファイト電!”!種
々の方法で調整することができ、例えば、冬IP・、フ
ァイト粉末と金属酸化物粉とをケイ酸ナト、ν↓、4つ
)ム水溶液、導電性接着剤で固め、余剰のアル男すを酸
で中和する方法や、グラファイト板に金属の硝酸塩水溶
液を含浸させた後、400〜600”Cで3〜6時間熱
処理する方法、あるいは、金属の硝酸塩を含浸させたグ
ラファイト板をアンモニア水に浸漬してアンモニア塩に
した後、400〜600℃で3〜6時間加熱処理する方
法等が採用される。
々の方法で調整することができ、例えば、冬IP・、フ
ァイト粉末と金属酸化物粉とをケイ酸ナト、ν↓、4つ
)ム水溶液、導電性接着剤で固め、余剰のアル男すを酸
で中和する方法や、グラファイト板に金属の硝酸塩水溶
液を含浸させた後、400〜600”Cで3〜6時間熱
処理する方法、あるいは、金属の硝酸塩を含浸させたグ
ラファイト板をアンモニア水に浸漬してアンモニア塩に
した後、400〜600℃で3〜6時間加熱処理する方
法等が採用される。
酸化電位は参照電極に対して+1.2〜1.5Vの範囲
がよく、特に+1.4■がより好ましい。酸化電位の上
昇とともに基質の転換率は向上するが、目的の2−メチ
ル−1,4−ナフトキノンの選択率け+1.4Vで最大
値を示す。
がよく、特に+1.4■がより好ましい。酸化電位の上
昇とともに基質の転換率は向上するが、目的の2−メチ
ル−1,4−ナフトキノンの選択率け+1.4Vで最大
値を示す。
通電量は、通常、基質に対し、5.4〜6.6 F /
mobである。
mobである。
次に本発明を実施例に基づき更に詳細に説:Itffl
lmk u<Lる。
lmk u<Lる。
掬施例
5f’−’!+’+軍極触媒軍制触
媒、費グラファイト粉末(145メソシユ以下)15g
と金属酸化物75mfiをアセトン2Q rnl中で超
音波によって30分攪拌したのち、アセトンを減圧下で
溜去する。得られた黒色粉末をケイ酸ナトリウム3.3
%水溶液2.1.9とよく混和し、テフロン製ホルダー
に白金リード線と共に充填し固化し、このものを余剰の
アルカリ分を中和するために5多硫酸5ml中に10分
分間上て陽極として使用した。
と金属酸化物75mfiをアセトン2Q rnl中で超
音波によって30分攪拌したのち、アセトンを減圧下で
溜去する。得られた黒色粉末をケイ酸ナトリウム3.3
%水溶液2.1.9とよく混和し、テフロン製ホルダー
に白金リード線と共に充填し固化し、このものを余剰の
アルカリ分を中和するために5多硫酸5ml中に10分
分間上て陽極として使用した。
電解反応
グラスフィルター隔膜を有するガラスl’i H型電解
槽に所定の支持電解質を含む(0,1mol/l)を含
む水−有機溶媒100 mlを装入し、陽極室Vこ基質
濃度約0.05 、m01l/lとなるように2−メチ
ルナフタレンを加えた。
槽に所定の支持電解質を含む(0,1mol/l)を含
む水−有機溶媒100 mlを装入し、陽極室Vこ基質
濃度約0.05 、m01l/lとなるように2−メチ
ルナフタレンを加えた。
次いで所定の゛電極触媒を陽極、銀−塩化銀電極を参照
電極として電位を規制しながら、室温下、基質に対し理
論量の電流を通電することにより電解酸化を行った。反
応終了後、陽極液をクロロポ!ルムで抽出し、有機層中
の目的物をガスクロマド1グラフイー(シリコン、0V
−17,4m 、150”C)′で゛分析した。その結
果を次表に示した。
電極として電位を規制しながら、室温下、基質に対し理
論量の電流を通電することにより電解酸化を行った。反
応終了後、陽極液をクロロポ!ルムで抽出し、有機層中
の目的物をガスクロマド1グラフイー(シリコン、0V
−17,4m 、150”C)′で゛分析した。その結
果を次表に示した。
表 −
実験番号 酸化物 支持電解質 溶 媒1 − 1−1
2804 水−7セトン(20:80V/V)2 Ti
e、。
2804 水−7セトン(20:80V/V)2 Ti
e、。
3V20゜
4Mr]O2
Fe2O3
CO3O4
N10
12 Cu0
13 zn。
4ZrO2
15Nb205
6Ru02
17Rh203
18 P(10
19A、90
20 Hf0
21Ta205
2WO3
転m率(@ 2−メチル−1,4−ナフトキノン選択率
(%) 収 率(%) 15 13 2 28 15 4 60 17 10 4 24 1 47 20 9 31 25 8 40 30 12 30 3 、t 44 20 9 51 7 4 24 27 7 16 35 6 15 37 6 20 19 5 33 18 6 34、 22 ’ 8 40 12 5 32 21 7 32 26 8 25 26 7 54 15 8 35 13 5
(%) 収 率(%) 15 13 2 28 15 4 60 17 10 4 24 1 47 20 9 31 25 8 40 30 12 30 3 、t 44 20 9 51 7 4 24 27 7 16 35 6 15 37 6 20 19 5 33 18 6 34、 22 ’ 8 40 12 5 32 21 7 32 26 8 25 26 7 54 15 8 35 13 5
Claims (1)
- (1)2−メチルナフタレンを、支持電解質を添加した
含水有機溶媒中で電解するにあたり、該有機溶媒として
、アセトン、アセトニトリル、ジメチルホルムアミド、
テトラヒドロフラン及びエタノールの中から選ばれる少
くとも1棹を用いると共に、該電解酸化用陽極電極とし
て、金属酸化物を担持したグラファイト電極を用いるこ
とを特徴とする2−メチル−1,4−ナフトキノンの製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59086800A JPS60230990A (ja) | 1984-04-28 | 1984-04-28 | 2−メチル−1,4−ナフトキノンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59086800A JPS60230990A (ja) | 1984-04-28 | 1984-04-28 | 2−メチル−1,4−ナフトキノンの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60230990A true JPS60230990A (ja) | 1985-11-16 |
JPS617477B2 JPS617477B2 (ja) | 1986-03-06 |
Family
ID=13896868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59086800A Granted JPS60230990A (ja) | 1984-04-28 | 1984-04-28 | 2−メチル−1,4−ナフトキノンの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60230990A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111893506A (zh) * | 2020-07-31 | 2020-11-06 | 万华化学集团股份有限公司 | 一种甲萘醌的制备方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0215017Y2 (ja) * | 1986-03-31 | 1990-04-23 |
-
1984
- 1984-04-28 JP JP59086800A patent/JPS60230990A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111893506A (zh) * | 2020-07-31 | 2020-11-06 | 万华化学集团股份有限公司 | 一种甲萘醌的制备方法 |
CN111893506B (zh) * | 2020-07-31 | 2022-01-07 | 万华化学集团股份有限公司 | 一种甲萘醌的制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS617477B2 (ja) | 1986-03-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
DE1207358B (de) | Kathode fuer eine nach dem Diaphragmenverfahren arbeitende Alkalichloridelektrolysezelle | |
JPS60230990A (ja) | 2−メチル−1,4−ナフトキノンの製造方法 | |
US3394059A (en) | Electrolytic preparation of olefin oxides | |
US4306950A (en) | Process for forming sulfuric acid | |
US4387007A (en) | Process for the manufacture of an aldehyde | |
US4061548A (en) | Electrolytic hydroquinone process | |
JPH03264683A (ja) | ジシランの製造方法 | |
JP3846778B2 (ja) | 有機エーテル化合物の電解フッ素化方法 | |
JPH0526876B2 (ja) | ||
US5066369A (en) | Process for preparing para-aminophenol | |
JPS6342712B2 (ja) | ||
JP2632832B2 (ja) | ポリフルオロベンジルアルコールの製造方法 | |
JP6936994B2 (ja) | 電解酸化によるトリキノイル及び/又はその水和物の製造方法 | |
TW201822885A (zh) | 生產可用於水氧化作用中的電催化劑之製程 | |
CA1317560C (en) | Method for the precipitation of mercury by electrolysis | |
JPS61238992A (ja) | スルホン酸基含有ジアミノ−トリフエニルメタン染料の製法 | |
JPH1179725A (ja) | フタロシアニン錯体を用いた二酸化炭素の電気化学的固定法 | |
JPS62294191A (ja) | アルコキシ酢酸の製法 | |
GB2048945A (en) | Metal silicate catalytically active anode | |
JPS63176487A (ja) | オキサテトラメチレンジカルボン酸の製法 | |
GB1349043A (en) | Process for the preparation of 6-demethyl-6-deoxy-6-methylene tetracyclines | |
JPS632249B2 (ja) | ||
DE1906182C3 (de) | Verfahren zur Herstellung von Epoxiden von Monoolefinen | |
EP0165248A1 (en) | Preparation of nickel-oxide hydroxide electrode | |
JPH029113B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |