JPS6022976Y2 - フイルタプレスの可動板締付装置 - Google Patents
フイルタプレスの可動板締付装置Info
- Publication number
- JPS6022976Y2 JPS6022976Y2 JP13610082U JP13610082U JPS6022976Y2 JP S6022976 Y2 JPS6022976 Y2 JP S6022976Y2 JP 13610082 U JP13610082 U JP 13610082U JP 13610082 U JP13610082 U JP 13610082U JP S6022976 Y2 JPS6022976 Y2 JP S6022976Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable plate
- slope
- slope member
- lock rod
- filter press
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、炉板を締付けるための可動板をその締付位置
にロックして保持するフィルタプレスの可動板締付装置
に関するものである。
にロックして保持するフィルタプレスの可動板締付装置
に関するものである。
従来より、この種の可動板締付装置は公知であり、例え
ば、実公昭35−1666号公報には、うt・を有する
液圧シリンダー・液圧ポンプ式のものが、また、実公昭
47−3018号公報には、スクリューシャフトをギヤ
駆動するようにしたものが開示されている。
ば、実公昭35−1666号公報には、うt・を有する
液圧シリンダー・液圧ポンプ式のものが、また、実公昭
47−3018号公報には、スクリューシャフトをギヤ
駆動するようにしたものが開示されている。
前者のものは、手動式の小型のフィルタプレスに適して
おり実際にも使用されているが、構造が複雑であるうえ
、操作が煩雑である難点がある。
おり実際にも使用されているが、構造が複雑であるうえ
、操作が煩雑である難点がある。
この点、後者のものは、操作が容易で便利であるが、2
本のスクリューシャフトを等しく正確に駆動するために
は、スクリューのピッチやギヤのピッチの精度を上げな
ければならず、その製造、調整に際してコストがかさむ
難点がある。
本のスクリューシャフトを等しく正確に駆動するために
は、スクリューのピッチやギヤのピッチの精度を上げな
ければならず、その製造、調整に際してコストがかさむ
難点がある。
さらに、実開昭54−3674号公報には、楔を利用し
て楔効果により炉板の締付けを行なうものが開示されて
いる。
て楔効果により炉板の締付けを行なうものが開示されて
いる。
しかしながら、このものでは、戸板枚数の変更等に有効
に対処できず、炉板枚数の変更に際しては、別途締付装
置を用意しなければならず、また、炉板枚数を変更しな
いまでも、使用条件によって増締め寸法を変更する場合
にも大きさ、形状の異なる楔に交換しなければならず、
非常に煩雑であり、有効に対処することができないとい
った問題があった。
に対処できず、炉板枚数の変更に際しては、別途締付装
置を用意しなければならず、また、炉板枚数を変更しな
いまでも、使用条件によって増締め寸法を変更する場合
にも大きさ、形状の異なる楔に交換しなければならず、
非常に煩雑であり、有効に対処することができないとい
った問題があった。
また、楔の挿入によっては解消しえない可動板のわずか
なゆるみに対しては、このゆるみが生じるたびに楔を交
換するわけにもいかず、実際上、これを解消することが
できないといった問題があった。
なゆるみに対しては、このゆるみが生じるたびに楔を交
換するわけにもいかず、実際上、これを解消することが
できないといった問題があった。
本考案は、上記問題を解消すべくなしたものであって、
可動板のわずかなゆるみをも極めて容易にかつ確実に解
消させることができると共に、構造が簡単で安価に製造
でき、しかも操作が容易で、可動板の圧締めを小さな駆
動力でもって確実に行え、さらに、炉板枚数の変更や、
増締め寸法の変更にも容易に対処することができるフィ
ルタプレスの可動板締付装置を提供することを基本的な
目的としている。
可動板のわずかなゆるみをも極めて容易にかつ確実に解
消させることができると共に、構造が簡単で安価に製造
でき、しかも操作が容易で、可動板の圧締めを小さな駆
動力でもって確実に行え、さらに、炉板枚数の変更や、
増締め寸法の変更にも容易に対処することができるフィ
ルタプレスの可動板締付装置を提供することを基本的な
目的としている。
このため、本考案においては、可動板に後向きに伸びる
ロック杆を固定支持するとともに、ロック杆の自由端に
斜面部材を着脱自在にかつ軸方向に移動可能に螺合する
一方、可動板の締付時、ロック杆の先端と後部スタンド
間の間隙に挿入可能なコツタをロック杆と直交する方向
において進退自在に設け、上記ロック杆に対して上記斜
面部材を相対的に回転させて斜面部材のコックに対する
位置調節を行うと共に、上記コツタによりロック杆を介
して可動板を締付状態にロックするようにしたことを特
徴としている。
ロック杆を固定支持するとともに、ロック杆の自由端に
斜面部材を着脱自在にかつ軸方向に移動可能に螺合する
一方、可動板の締付時、ロック杆の先端と後部スタンド
間の間隙に挿入可能なコツタをロック杆と直交する方向
において進退自在に設け、上記ロック杆に対して上記斜
面部材を相対的に回転させて斜面部材のコックに対する
位置調節を行うと共に、上記コツタによりロック杆を介
して可動板を締付状態にロックするようにしたことを特
徴としている。
以下、より具体的に図示の実施例について本考案を説明
する。
する。
第1図において、1は炉板2.・・・、2を濾過時に一
斉に前部スタンド(図示せず)の親板側に向けて押圧す
る可動板で、可動板1および炉板2゜・・・、2は、前
部スタンドと後部スタンド3の間に渡された一対の側ビ
ーム4,4によって前後方向に移動可能に案内されてい
る。
斉に前部スタンド(図示せず)の親板側に向けて押圧す
る可動板で、可動板1および炉板2゜・・・、2は、前
部スタンドと後部スタンド3の間に渡された一対の側ビ
ーム4,4によって前後方向に移動可能に案内されてい
る。
一方、5は後部スタンド3によって前後方向に支持され
た油圧シリンダ装置、6はそのプランジャで、プランジ
ャ6の先端は可動板1の背面中央部に結合され、プラン
ジャ6の前後動に応じて可動板1を前進させて炉板2.
・・・、2を一斉に締付け、或いは後退により炉板2.
・・・、2の締付けを解除して炉板2.・・・、2を開
枠可能な状態とする。
た油圧シリンダ装置、6はそのプランジャで、プランジ
ャ6の先端は可動板1の背面中央部に結合され、プラン
ジャ6の前後動に応じて可動板1を前進させて炉板2.
・・・、2を一斉に締付け、或いは後退により炉板2.
・・・、2の締付けを解除して炉板2.・・・、2を開
枠可能な状態とする。
本考案においては、第1図に示すように、可動板1に、
該可動板1を前後進させるプランジャ6と軸平行な一対
のロック杆7,7の一端を、可動板1の背部に設けた一
対の取′付部8,8に嵌合固定して、ロック杆7,7を
後方向に設けて支持し、このロック杆7,7の他端に対
し、これを炉板2.・・・、2の締付時においてロック
するコックよりなるロック機構9を設ける。
該可動板1を前後進させるプランジャ6と軸平行な一対
のロック杆7,7の一端を、可動板1の背部に設けた一
対の取′付部8,8に嵌合固定して、ロック杆7,7を
後方向に設けて支持し、このロック杆7,7の他端に対
し、これを炉板2.・・・、2の締付時においてロック
するコックよりなるロック機構9を設ける。
より具体的には、第2,3図に示すように、ロック杆7
の前端には、ネジ部7aを設け、該ネジ部7aを取付部
8のネジ穴部材8aに螺合したうえで、締付ナツト8b
により締付けて固定する一方、ロック杆7の後端は自由
端とし、これを後部スタンド3の油圧頭部3aに設けた
ガイド穴10.10およびロック機構9の支持フレーム
11に支持されガイドブツシュを嵌合したガイド穴部材
12のガイド穴12aによってロック杆7の軸方向の移
動をガイドする。
の前端には、ネジ部7aを設け、該ネジ部7aを取付部
8のネジ穴部材8aに螺合したうえで、締付ナツト8b
により締付けて固定する一方、ロック杆7の後端は自由
端とし、これを後部スタンド3の油圧頭部3aに設けた
ガイド穴10.10およびロック機構9の支持フレーム
11に支持されガイドブツシュを嵌合したガイド穴部材
12のガイド穴12aによってロック杆7の軸方向の移
動をガイドする。
なお、上記ロック杆7の前端を取付ける取付部8内には
、ロック杆7の前端に空間18を設けて、ロック杆7の
ネジ部7aのネジ穴部材8aに対するネジ込み具合を調
節することにより、上記取付部8より後方に突出したロ
ック杆7の有効長さを調節しうるようにしている。
、ロック杆7の前端に空間18を設けて、ロック杆7の
ネジ部7aのネジ穴部材8aに対するネジ込み具合を調
節することにより、上記取付部8より後方に突出したロ
ック杆7の有効長さを調節しうるようにしている。
上記ロック機構9は、後部スタンド3の油圧頭部3aの
上部に固定した支持ブラケット13に垂直下向きに支持
した油圧シリンダ14と、そのプランジャ15の先端に
支持したコツタ16と、上記ロック杆7の自由端に着脱
自在にかつ軸方向に移動自在に螺合する斜面部材17と
からなる。
上部に固定した支持ブラケット13に垂直下向きに支持
した油圧シリンダ14と、そのプランジャ15の先端に
支持したコツタ16と、上記ロック杆7の自由端に着脱
自在にかつ軸方向に移動自在に螺合する斜面部材17と
からなる。
上記斜面部材17は、第4図に示すように、その前面に
ネジ穴17aを設け、該ネジ穴17aにロック杆7の後
端ネジ部7bをネジ込むようにしている。
ネジ穴17aを設け、該ネジ穴17aにロック杆7の後
端ネジ部7bをネジ込むようにしている。
一方、斜面部材17の後面には斜面17bを形威し、か
つ該斜面17bに、例えばポリプロピレン樹脂、ポリエ
チレン樹脂もしくはナイロン樹脂等よりなる硬質プラス
チック製のカバー18を設けて、上記コツタ16の傾斜
面との間の滑りを良好にし、後記するコツタ16による
増し締めたその解除の操作が円滑に行えるようにすると
共に、上記油圧シリンダ14に過負荷を与えないように
している。
つ該斜面17bに、例えばポリプロピレン樹脂、ポリエ
チレン樹脂もしくはナイロン樹脂等よりなる硬質プラス
チック製のカバー18を設けて、上記コツタ16の傾斜
面との間の滑りを良好にし、後記するコツタ16による
増し締めたその解除の操作が円滑に行えるようにすると
共に、上記油圧シリンダ14に過負荷を与えないように
している。
そして、必要ならば、上記斜面部材17を、ロック杆7
の後端ネジ部7bにピン19で位置決めし、コツタ16
に対し適正な位置に位置しうるようにしてもよい。
の後端ネジ部7bにピン19で位置決めし、コツタ16
に対し適正な位置に位置しうるようにしてもよい。
さらに、上記斜面部材17は、具体的には図示しないが
、支持ブラケット11等によりロック杆7に対して回り
止めされて、第5図aの状態からロック杆7の軸回りの
回転により第5図すの状態に斜面部材17がロック杆7
の軸方向に前後動するようにするか、もしくは、ロック
杆7を斜面部材17に対して回り止めして、斜面部材1
7カ釦ツク杆7の軸周りに所定角度回転することにより
、第5図aの状態から第5図すの状態にロック杆7の軸
方向に前後動するようにしている。
、支持ブラケット11等によりロック杆7に対して回り
止めされて、第5図aの状態からロック杆7の軸回りの
回転により第5図すの状態に斜面部材17がロック杆7
の軸方向に前後動するようにするか、もしくは、ロック
杆7を斜面部材17に対して回り止めして、斜面部材1
7カ釦ツク杆7の軸周りに所定角度回転することにより
、第5図aの状態から第5図すの状態にロック杆7の軸
方向に前後動するようにしている。
なお、第4図において、カバー18を外して使用するこ
ともでき、このカバー18の取り外しによりコツタ16
に対する斜面の位置を変えることもできる。
ともでき、このカバー18の取り外しによりコツタ16
に対する斜面の位置を変えることもできる。
また、上記コツタ16は、その前面に上記斜面部材17
の斜面17bもしくはカバー18の斜面に摺接しかつ該
斜面17bもしくはカバー18の斜面よりもその進退方
向に長尺な傾斜面16aを有すると共に、その後面は後
部スタンド3の油圧頭部3aに設けたガイド穴10より
も大きくかつ該ガイド穴10の周面に摺接するようにし
ている。
の斜面17bもしくはカバー18の斜面に摺接しかつ該
斜面17bもしくはカバー18の斜面よりもその進退方
向に長尺な傾斜面16aを有すると共に、その後面は後
部スタンド3の油圧頭部3aに設けたガイド穴10より
も大きくかつ該ガイド穴10の周面に摺接するようにし
ている。
そして、ロック杆7のロックは、ロック杆7に螺合した
斜面部材17の斜面17bもしくはカバー18の斜面と
上記油圧頭部3aのガイド穴10部分との間に、油圧シ
リンダ14の作動によりコツタ16を圧入し、くさび効
果で、ロック杆7を軸方向前方に押して可動板1をロッ
ク保持する。
斜面部材17の斜面17bもしくはカバー18の斜面と
上記油圧頭部3aのガイド穴10部分との間に、油圧シ
リンダ14の作動によりコツタ16を圧入し、くさび効
果で、ロック杆7を軸方向前方に押して可動板1をロッ
ク保持する。
上記ロック杆7のロックの解除は、コツタ16を第2,
3図に仮想線で示す上昇位置まで上昇させることにより
行い、ロック杆7したがって可動板1の後退を可能とす
る。
3図に仮想線で示す上昇位置まで上昇させることにより
行い、ロック杆7したがって可動板1の後退を可能とす
る。
以上、実施例についてその構成を説明したように、油圧
シリンダ装置5によって可動板1を締付位置に保持した
うえで、ロック機構9のロックコツタ16を押下げ、ロ
ック杆7,7を介して可動板1をくさび効果により押圧
保持する。
シリンダ装置5によって可動板1を締付位置に保持した
うえで、ロック機構9のロックコツタ16を押下げ、ロ
ック杆7,7を介して可動板1をくさび効果により押圧
保持する。
そして、濾過の開始時や濾過進行中における可動板1の
ゆるみは、ロックコツタ16をより一段押下げ、油圧シ
リンダ装置5による締付圧の低下を補償して、可動板1
の締付圧を濾過中一定に維持することによって解消する
ことができる。
ゆるみは、ロックコツタ16をより一段押下げ、油圧シ
リンダ装置5による締付圧の低下を補償して、可動板1
の締付圧を濾過中一定に維持することによって解消する
ことができる。
そして、ロックコツタ16の一段押下げ操作やコツタ1
6の交換によっても解消しえないわずかなゆるみは、例
えば回り止めされた斜面部材17に対してロック杆7を
その軸回りに回転させ、上記斜面部材17を軸方向にコ
ツタ16側に移動させることにより、解消させることが
できる。
6の交換によっても解消しえないわずかなゆるみは、例
えば回り止めされた斜面部材17に対してロック杆7を
その軸回りに回転させ、上記斜面部材17を軸方向にコ
ツタ16側に移動させることにより、解消させることが
できる。
このロック機構では、くさび効果によりロック杆7、可
動板1のロックを行うことができるので、そのロック力
は、油圧シリンダ装置5による押圧力に比して小さくて
済み、しかもロックを安定なものとすることができると
共に、可動板1のわずかなゆるみに対しても、斜面部材
17に対するロック杆7の相対的な回転操作で斜面部材
17を軸方向コツタ16側に移動させることにより、極
めて容易にかつ確実に解消させることができる。
動板1のロックを行うことができるので、そのロック力
は、油圧シリンダ装置5による押圧力に比して小さくて
済み、しかもロックを安定なものとすることができると
共に、可動板1のわずかなゆるみに対しても、斜面部材
17に対するロック杆7の相対的な回転操作で斜面部材
17を軸方向コツタ16側に移動させることにより、極
めて容易にかつ確実に解消させることができる。
また、いわゆる増締めも容易に行なうことができる。
さらに、可動板1のロックを解除する場合には、油圧シ
リンダ装置5で可動板1を一旦増締めした状態でロック
コツタ16を引き抜くようにすれば、スムーズなロック
解除が行え、次いで、油圧シリンダ装置5による可動板
1の後退で、或いはその後退を待って、炉板2.・・・
、2を一斉に開板し、酒漬の回収、炉布の洗浄を行なう
。
リンダ装置5で可動板1を一旦増締めした状態でロック
コツタ16を引き抜くようにすれば、スムーズなロック
解除が行え、次いで、油圧シリンダ装置5による可動板
1の後退で、或いはその後退を待って、炉板2.・・・
、2を一斉に開板し、酒漬の回収、炉布の洗浄を行なう
。
また、炉板枚数の変更や、増締め寸法の比較的大幅な変
更に際しては、別途、軸方向長さの異なる斜面部材を用
意し、必要に応じてこれらの斜面部材と交換すればよい
。
更に際しては、別途、軸方向長さの異なる斜面部材を用
意し、必要に応じてこれらの斜面部材と交換すればよい
。
このようにすれば、ロックコツタ16の進退のみではカ
バーしきれない締付は位置の変更に対して、単なる斜面
部材の交換によって対処できる。
バーしきれない締付は位置の変更に対して、単なる斜面
部材の交換によって対処できる。
なお、ロック杆7は、後端に螺合した斜面部材17を取
り外すか、該斜面部材17の径をロック杆7の径よりも
小さくすることにより、可動板1とガイド穴部材12と
の間で取り外すことができる。
り外すか、該斜面部材17の径をロック杆7の径よりも
小さくすることにより、可動板1とガイド穴部材12と
の間で取り外すことができる。
また、ロック杆7は、取付部8の取付けを解除すること
により、後部スタンド3の油圧頭部3aのガイド穴10
を通して後方に引き抜くこともできる。
により、後部スタンド3の油圧頭部3aのガイド穴10
を通して後方に引き抜くこともできる。
本考案は本実施例に限定されるものではなく、その他種
々の態様で実施することができる。
々の態様で実施することができる。
例えば、第6,7図に示すように、ロック杆7の後端に
直接ネジ部を設けずに、単に角柱部を設け、該角柱部に
ネジ部材20の角穴20aを回動不自在に嵌合固定して
、第4図と同様に斜面部材17を螺合するようにしても
よい。
直接ネジ部を設けずに、単に角柱部を設け、該角柱部に
ネジ部材20の角穴20aを回動不自在に嵌合固定して
、第4図と同様に斜面部材17を螺合するようにしても
よい。
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、ロッ
ク杆に対して斜面部材を相対的に回転させて、ロック杆
の軸方向に斜面部材を前後動させて斜面部材のコックに
対する位置調節を行うようにしたので、可動板のわずか
なゆるみをも極めて容易にかつ確実に解消させることが
でき、可動板を確実に締付位置でロックすることができ
る。
ク杆に対して斜面部材を相対的に回転させて、ロック杆
の軸方向に斜面部材を前後動させて斜面部材のコックに
対する位置調節を行うようにしたので、可動板のわずか
なゆるみをも極めて容易にかつ確実に解消させることが
でき、可動板を確実に締付位置でロックすることができ
る。
また、本考案によれば、可動板のロック、アンロックを
コックの挿入、抜脱で極めて簡単に行なうことができ、
しかもコックを用いているため、そのくさび効果によっ
て、可動板の締付を小さな駆動力で効率よく行なうこと
ができ、可動板の締付圧を一定に維持することができる
うえ、炉板枚数の変更や増締寸法の変更には、斜面部材
の交換で有効かつ容易に対処できる利点が得られる。
コックの挿入、抜脱で極めて簡単に行なうことができ、
しかもコックを用いているため、そのくさび効果によっ
て、可動板の締付を小さな駆動力で効率よく行なうこと
ができ、可動板の締付圧を一定に維持することができる
うえ、炉板枚数の変更や増締寸法の変更には、斜面部材
の交換で有効かつ容易に対処できる利点が得られる。
また、斜面部材にカバーを取付は又は斜面部材よりカバ
ーを取外すことにより、ロック杆挿入六周面に対する斜
面の位置を変化させて斜面部材と上記ロック杆挿入六周
面との間の間隔を微調節することができ、この間隔内に
コックを挿入して、コックをより一段挿入しただけでは
解消しえないわずかなゆるみを無くすることができる。
ーを取外すことにより、ロック杆挿入六周面に対する斜
面の位置を変化させて斜面部材と上記ロック杆挿入六周
面との間の間隔を微調節することができ、この間隔内に
コックを挿入して、コックをより一段挿入しただけでは
解消しえないわずかなゆるみを無くすることができる。
また、斜面部材とロック杆挿入六周面との間にコックを
挿入したときに生ずるわずかなゆるみを無くするために
、コックを厚みの異なるものと取換えるものも考えられ
るが、これに比べて、斜面部材に対して単に着脱するだ
けでよく、簡単にわずかなゆるみを無くすることができ
る。
挿入したときに生ずるわずかなゆるみを無くするために
、コックを厚みの異なるものと取換えるものも考えられ
るが、これに比べて、斜面部材に対して単に着脱するだ
けでよく、簡単にわずかなゆるみを無くすることができ
る。
第1図は本考案の一実施例に係るフィルタプレスの後部
スタンド側平面図、第2図は第1図のA−A線方向断面
図、第3図は第1図のB−B線方向断面図、第4図はロ
ック杆及び斜面部材の要部断面図、第5図a、 bは夫
々ロック杆に対する斜面部材の動きを示す説明図、第6
図は第4図のロック杆の他の実施例を示す要部断面図、
第7図は第6図のネジ部材の一部破断断面図である。 1・・・・・・可動板、2.・・・、2・・・・・・炉
板、3・・・・・・後部スタンド、5・・・・・・油圧
シリンダ装置、7,7・・・・・・ロック杆、10・・
・・・・挿通穴、16・・・・・田ツクコツタ、17・
・・・・・斜面部材。
スタンド側平面図、第2図は第1図のA−A線方向断面
図、第3図は第1図のB−B線方向断面図、第4図はロ
ック杆及び斜面部材の要部断面図、第5図a、 bは夫
々ロック杆に対する斜面部材の動きを示す説明図、第6
図は第4図のロック杆の他の実施例を示す要部断面図、
第7図は第6図のネジ部材の一部破断断面図である。 1・・・・・・可動板、2.・・・、2・・・・・・炉
板、3・・・・・・後部スタンド、5・・・・・・油圧
シリンダ装置、7,7・・・・・・ロック杆、10・・
・・・・挿通穴、16・・・・・田ツクコツタ、17・
・・・・・斜面部材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 炉板を一斉に締付けるたもの可動板をフィルタプレスの
前後方向に駆動する駆動装置を後部スタンドに支持し、
上記可動板の進退で炉板を相互に締付けるようにしたフ
ィルタプレスの可動板締付装置において、 締付位置にある上記可動板と上記後部スタンドの間の距
離にはS゛等しい長さを有するロック杆を設け、該ロッ
ク杆を上記可動板と後部スタンド間に前後方向に配して
その前端を上記可動板に固定し、該ロック杆の後端にネ
ジ部を設けると共に、前面に該ネジ部と螺合するネジ穴
部を有しかつ後面に斜面を形成した斜面部材を上記ネジ
部に螺合し、さらに、該斜面部材の斜面を覆う斜面を有
するカバーを着脱自在に取付ける一方、後部スタンドに
上記ロック杆の挿通穴を設けるとともに、上記可動板の
締付時上記ロック杆の挿通穴部周面とロック杆の後端の
斜面部材又は該斜面部材に取付けたカバーとの間に挿入
可能なコックを進退自在に設けて、上記ロック杆に対し
て上記斜面部材を相対的に回転させて、ロック杆の軸方
向に斜面部材を前後動させて斜面部材のコックに対する
位置調節を行うと共に、上記可動板をコツタによりロッ
クするようにしたことを特徴とするフィルタプレスの可
動板締付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13610082U JPS6022976Y2 (ja) | 1982-09-07 | 1982-09-07 | フイルタプレスの可動板締付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13610082U JPS6022976Y2 (ja) | 1982-09-07 | 1982-09-07 | フイルタプレスの可動板締付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5939610U JPS5939610U (ja) | 1984-03-13 |
JPS6022976Y2 true JPS6022976Y2 (ja) | 1985-07-09 |
Family
ID=30306115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13610082U Expired JPS6022976Y2 (ja) | 1982-09-07 | 1982-09-07 | フイルタプレスの可動板締付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6022976Y2 (ja) |
-
1982
- 1982-09-07 JP JP13610082U patent/JPS6022976Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5939610U (ja) | 1984-03-13 |
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