JPS602296Y2 - 水洗便器 - Google Patents

水洗便器

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Publication number
JPS602296Y2
JPS602296Y2 JP3403480U JP3403480U JPS602296Y2 JP S602296 Y2 JPS602296 Y2 JP S602296Y2 JP 3403480 U JP3403480 U JP 3403480U JP 3403480 U JP3403480 U JP 3403480U JP S602296 Y2 JPS602296 Y2 JP S602296Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gasket
flange
ball valve
lip
toilet bowl
Prior art date
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Expired
Application number
JP3403480U
Other languages
English (en)
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JPS56134977U (ja
Inventor
康一 鈴木
伸治 川合
哲夫 牧野
Original Assignee
アイシン精機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by アイシン精機株式会社 filed Critical アイシン精機株式会社
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Publication of JPS602296Y2 publication Critical patent/JPS602296Y2/ja
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、水洗便器に関し、特に詳述すれば、便器の
フランジと排水筒のフランジとの取付部のシール性を向
上させ且つボールバルブの機能を充分に達成させている
水洗便器に関する。
便器と排水筒との取付部にパツキンを配し、該パツキン
のリップをボールバルブと接触させ、該パツキンにより
便器と排水筒との間のシールを確保すると共に、ボール
バルブの回転時、パツキンのリップがボールバルブ上の
汚物を便槽内へと落すようにしている水洗便器が提案さ
れている。
この種の水洗便器では、従来、米国特許第359924
8号明細書に開示される如く、リップを有するパツキン
を、排水筒のフランジに乗せ、次いで、便器のフランジ
を該パツキン上に静止させ、両フランジをリングで囲み
バンド締めさせて、便器と排水筒とを固定させる組付手
段が採られている。
しかし、組付時、便器と排水筒のフランジは、便器のス
カートで覆れているため、パツキンが両フランジに対し
適正位置に保持されているか作業者に明確でなく、この
ため、時には、パツキンの位置が適正でなく、パツキン
のリップとボールバルブとの間に隙間が生じ、ボールバ
ルブ上の水および便槽からの臭気等の漏れが生じたり、
又、パツキンのリップとボールバルブの外表面との接触
が不良となり、ボールバルブ上の汚物をリップが払い落
すことなく、ボールバルブ上に汚物を残すような不具合
を経験させられる。
又、パツキンの位置に充分な注意を必要とし且つスカー
トで覆れる狭い空間での組付作業は、煩しい作業の一つ
となっている。
この考案は、基本的には、第1のパツキンを第1の環状
プレートと共に予め排水筒のフランジに固定させ、さら
に、第2のパツキンを介して便器のフランジを排水筒の
フランジに固定させる技術手段を用い、前述した従来技
術のもつ不具合を解消させる。
水洗便器1の便器2の下部には半径方向外方に延在する
環状のフランジ3が形成される。
この便器2のフランジ3は、排水筒4の環状のフランジ
5に対向し、両フランジ3,5は、リング6とバンド7
とを用い固定させられる。
ボールバルブ8は、図示しないペダルと協働する回転軸
により、矢印A方向に回転自在となっている。
両フランジ3.5間には、第1のパツキン9が配される
第1のパツキン9は、第1の環状プレート10と共に、
排水筒4に予めビス止めされる。
好ましくは、第1のパツキン9は、第1の環状プレート
10と第2の環状プレート11にサンドイッチされた形
で、排水筒4のフランジ5に固定される。
第1のパツキン9はリップ12を有し、該リップ12は
、ボールバルブ8の外表面と接触し、ボールバルブ8の
回転時に、その上の汚物を払い落す働きをする。
第1のパツキンのフランジ5への取付は、工場内で、便
器2の存在とは無関係に威されるので、第1のパツキン
9とボールバルブ8との相対位置関係は、常に、所望通
りに得られ、このため、リップ12とボールバルブ8の
接触圧を所定値に保つことが容易にできる。
又、第1の環状プレート10を用いての第1のパツキン
9の取付は、便器2のスカートの影響を受けないのでき
わめて容易である。
第1のパツキン9のリップ12は、ボールバルブ8の外
表面と接した時、その先端に、水の貯りとなる空間を作
るように傾斜面13を有する。
即ち、パツキン9の先端がボールバルブ8の外表面から
遠ざかる傾斜面13を有し、このボールバルブ8の外表
面と、この傾斜面13によって形成される空間14に貯
った水は、汚物がリップ12とボールバルブ8の外表面
との間に浸入するのを防止し、リップ12の損傷を防止
している。
リップ12の内壁面は波形となっており、少なくとも一
個の空隙15を有する。
この空隙15内の水は、先きの空間14内の水と共に、
リップ12のボールバルブ8の外表面上の滑りを良好に
させる。
便器2と排水筒4との固定時、第2のパツキン16を第
1の環状プレート10上に乗せ、次いで、便器2のフラ
ンジ3をこの第2のパツキン16上に静止させ、常法に
従い、リング6とバンド7を用い、両フランジ3,5を
固定する。
この際、第2のパツキン16の多少の位置ズレは、その
シール性に悪影響を及ぼすことなく、又、第1のパツキ
ン9は予め排水筒4に固定されているので組付時にその
位置変化はなく、所定の接触圧によってリップ12とボ
ールバルブ8とは接している。
このため、適正なボールバルブ8上に保持され且つ便槽
からの臭気の漏れはない。
さらに、便器2と排水筒4との固定は、第1のパツキン
9の位置調整が不必要となり、又、第2のパツキン16
の多少の位置ずれが許容されるので、きわめて容易とな
る。
以上から明らかなように、この考案では、リップを有す
る第1のパツキンが予め排水筒にプレートと共に所定位
置に固定されているので、常時、リップとボールバルブ
との必要接触圧が保たれ、又、便器と排水筒との固定作
業は、リップを有する第1のパツキンとは無関係な第2
のパツキンを装着させるだけでよいのできわめて容易と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の水洗便器の部分断面図、
第2図はボールバルブとリップの接触状態を示す拡大部
分断面図である。 図中:1・・・・・・水洗便器、2・・・・・・便器、
3,5・・・・・・フランジ、4・・・・・・排水筒、
訃・・・・・ボールバルブ、9.16・・・・・・パツ
キン、10.11・・・・・・プレート、12・・・・
・・リップ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)便器のフランジと排水筒のフランジとを第1のパ
    ツキンを介して固定し且つ前記第1のパツキンのリップ
    がボールバルブと接する水洗便器において、前記第1の
    パツキンが第1の環状プレートと共に予め前記排水筒の
    フランジに固定されており、さらに、第2のパツキンを
    介して前記便器のフランジを前記排水筒のフランジに固
    定されていることを特徴とする水洗便器。
  2. (2) 前記第1のパツキンのリップの先端が前記ボ
    ールバルブの外表面から遠ざかる傾斜面を有することを
    特徴とする第(1)項記載の水洗便器。
JP3403480U 1980-03-15 1980-03-15 水洗便器 Expired JPS602296Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3403480U JPS602296Y2 (ja) 1980-03-15 1980-03-15 水洗便器

Applications Claiming Priority (1)

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JP3403480U JPS602296Y2 (ja) 1980-03-15 1980-03-15 水洗便器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56134977U JPS56134977U (ja) 1981-10-13
JPS602296Y2 true JPS602296Y2 (ja) 1985-01-22

Family

ID=29629676

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3403480U Expired JPS602296Y2 (ja) 1980-03-15 1980-03-15 水洗便器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8230533B2 (en) * 2006-09-22 2012-07-31 Kohler Co. Toilet bowl discharge valve assembly

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Publication number Publication date
JPS56134977U (ja) 1981-10-13

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