JPS6022874Y2 - 浴槽 - Google Patents

浴槽

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Publication number
JPS6022874Y2
JPS6022874Y2 JP6923879U JP6923879U JPS6022874Y2 JP S6022874 Y2 JPS6022874 Y2 JP S6022874Y2 JP 6923879 U JP6923879 U JP 6923879U JP 6923879 U JP6923879 U JP 6923879U JP S6022874 Y2 JPS6022874 Y2 JP S6022874Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating layer
tank
flange portion
flange
apron
Prior art date
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Expired
Application number
JP6923879U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55169289U (ja
Inventor
昌信 中谷
Original Assignee
株式会社クボタ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
Priority to JP6923879U priority Critical patent/JPS6022874Y2/ja
Publication of JPS55169289U publication Critical patent/JPS55169289U/ja
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Publication of JPS6022874Y2 publication Critical patent/JPS6022874Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は溶槽に関し、詳しくは溶槽外周に形成される
エプロンが主としてタイルなどのエプロン部材の貼着に
より仕上げられる溶槽に関する。
従来、鋳造製あるいはF、RoP、製溶槽の外周面に、
タイル貼りなどにより構成されるエプロンを設けること
が行われる。
ところで、エプロンをタイル貼りにより形成する場合、
通常溶槽を溶室内に設置したあと、溶槽側壁に沿って煉
瓦などでタイル貼り下地材をつみ上けて構築腰その表面
にセメントモルタルなどを用いてタイルを貼り付けてい
くことが行われていたが、上記作業は熟練を要腰容易に
行い得ない上、溶槽外壁と下地用煉瓦との間に空隙がで
き、ここから溶槽内の温湯熱が放散され易く、故にタイ
ル貼りエプロンを用いた溶槽は十分な保温効果が期待で
きない難点を有していた。
このような欠点を解消するため、溶槽外壁面に、断熱性
を有し、しかも、その表面がタイル貼り下地面として利
用し得る被覆層を設けることが試みられているが、被覆
層が溶槽のエプロン下面まで設けられているため、施工
現場への溶槽の持ち運び時に溶槽支持のための手掛りが
得難く、又、タイルの被覆層への十分な接着性が期待で
きないといった問題点を有しでいた。
この考案は上記欠点及び問題点に鑑み、施工性及び保温
性共に満足し得る溶槽を提供することを目的としてなさ
れたものであって、上端周縁にフランジ部を有する溶槽
の外壁面に、断熱性素材により形成された被覆層が設け
られ、該被覆層の外表面は、前記フランジ部下端外側縁
から垂下される面よりもエプロン部材及び該エプロン部
材の接着部材の厚さだけ内側に設けられ、かつその表面
は凹凸面とされていると共に、前記フランジ部外側面下
端と前記被覆層上面との間に開口する空隙部が、前記フ
ランジ部内側に設けられて構成されていることを特徴と
するものである。
次に、この考案を実施例により説明する。
第1図はこの考案の実施例の断面図、第2図は実施例の
要部側面図を示すものである。
この考案の溶槽Aは、上端周縁にフランジ部1を有する
溶槽A′の外壁面2に断熱性素材、例えば、発泡させた
、又は発泡させない合成樹脂などからなる被覆層3が設
けられ、この被覆層3の外表面3Aは、フランジ部下端
外側縁IAより垂下される面Sよりエプロン部材4、例
えばタイルの厚さd及び接着剤5の厚さbだけ内側に控
えた位置に設けられ、しかも、その表面3Aは、接着剤
5の保持性を良好にするため凹凸条3Bなどによる凹凸
面とされており、又前記フランジ部1外側面下端1Aと
前記被覆層上面3Cとの間に開口する空隙部6がフラン
ジ部1内側に設けられて構成されている。
上記実施例として、被覆層3の外表面3Aを凹凸条3B
により凹凸面とする場合を示したが、第3図に示すよう
に穿孔状3B’としても良く、又、第4図に示すように
凹凸条3Bと組み合わせた状態としても良い。
上記いずれの場合も、凹凸条3Bあるいは穿孔3B’の
開口エツジ部3B″は鋭角状としておくことが望ましい
又、上記実施例における被覆層3は、図示したように溶
槽A′の底面部をも含む全周に設けることが望ましい。
第5図は、この考案の溶槽を用いてタイル貼りエプロン
を設けた状態を示す断面図であって、タイル4はモルタ
ルなどの接着剤5を介して被覆層3上に貼着されており
、しかも、被覆層3はフランジ部1の外側面より上記タ
イル4及び接着剤5の厚さだけ内側に設けられているか
ら、フランジ外側面1Aと同一面とされる。
尚、施工時においては空隙部6はモルタルなどにより充
填される。
この考案は以上のように構成されているから、溶槽Aを
持ち運ぶ場合、フランジ部1内側が外部に開口する空隙
部6とされているから、ここへ手を差し込めば溶槽の支
持が容易に行え、移動が非常に容易となり、又被覆層3
により溶槽の保温がきわめて向上されると共に、この被
覆層3はタイル貼りエプロンを設けるための下地材とし
ても機能するので、従来困難であったタイル貼り作業が
きわめて容易となるなど、種々の実用的効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の断面図、第2図は実施例の
要部側面図、第3図、第4図は他の実施例の要部側面図
、第5図は施工状態を示す断面図である。 A・・・・・・i*L 1−−−−−−フランジ、1
A・・・・・・フランジ部外側縁、2・・・・・・外壁
面、3・・・・・・被覆層、3A・・・・・・被覆層表
面、4・・・・・・タイル、5・・・・・・タイル接着
剤、6・・・・・・空隙部、S・・・・・・フランジ外
側縁より垂下される面、d・・・・・・タイル厚さ、b
・・・・・・接着剤厚さ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上端周縁にフランジ部を有する溶槽の外壁面に、断熱性
    素材により形成された被覆層が設けられ、該被覆層の外
    表面は、前記フランジ部下端外側縁から垂下される面よ
    りエプロン部材の接着部材の厚さだけ内側に設けられ、
    かつその表面は凹凸面とされていると共に、前記フラン
    ジ部外側面下端と前記被覆層上面との間に開口する空隙
    部が、前記フランジ部内側に設けられて構成されている
    ことを特徴とする溶槽。
JP6923879U 1979-05-22 1979-05-22 浴槽 Expired JPS6022874Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6923879U JPS6022874Y2 (ja) 1979-05-22 1979-05-22 浴槽

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JP6923879U JPS6022874Y2 (ja) 1979-05-22 1979-05-22 浴槽

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Publication Number Publication Date
JPS55169289U JPS55169289U (ja) 1980-12-05
JPS6022874Y2 true JPS6022874Y2 (ja) 1985-07-08

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ID=29303068

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JP6923879U Expired JPS6022874Y2 (ja) 1979-05-22 1979-05-22 浴槽

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JPS55169289U (ja) 1980-12-05

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