JPS60227948A - 金属薄板連続鋳造法 - Google Patents
金属薄板連続鋳造法Info
- Publication number
- JPS60227948A JPS60227948A JP8182384A JP8182384A JPS60227948A JP S60227948 A JPS60227948 A JP S60227948A JP 8182384 A JP8182384 A JP 8182384A JP 8182384 A JP8182384 A JP 8182384A JP S60227948 A JPS60227948 A JP S60227948A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- molten metal
- metal
- main roll
- thin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/06—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
- B22D11/0611—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars formed by a single casting wheel, e.g. for casting amorphous metal strips or wires
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は薄板の断面形状が凹凸を有するものに適し、特
に往復動電気カミソリの外刃の製造に好適である。
に往復動電気カミソリの外刃の製造に好適である。
現在の薄板（厚さが数ｍｍ以下のものをいう）の断面形
状が凹凸であるものの製造法は平板を塑性加工法により
凹凸にしているのがほとんどである。
状が凹凸であるものの製造法は平板を塑性加工法により
凹凸にしているのがほとんどである。
したがって、省エネ、低コストという観点から問題にな
っている。また、電気カミソリの外刃の製造法に関して
は電着法と塑性加工法（プレス加工法）とがあるが、コ
ストの点でプレス加工法が主流をなしている。しかし、
プレス加工法は雄型ダイスと雌型ダイスを利用して毛導
入孔に対応すべき凹部を形成するために、雄型、雌型の
肩部で薄板が引張破断を起こしてしまうｌ’、’１題点
をもっている。
っている。また、電気カミソリの外刃の製造法に関して
は電着法と塑性加工法（プレス加工法）とがあるが、コ
ストの点でプレス加工法が主流をなしている。しかし、
プレス加工法は雄型ダイスと雌型ダイスを利用して毛導
入孔に対応すべき凹部を形成するために、雄型、雌型の
肩部で薄板が引張破断を起こしてしまうｌ’、’１題点
をもっている。
本発明の目的は前記問題点を鑑みてなされたもので、溶
融金属から直接凹凸形状の薄板を製造する金属薄板連続
鋳造法を提供するにある。
融金属から直接凹凸形状の薄板を製造する金属薄板連続
鋳造法を提供するにある。
溶融金属から直接凹凸形状の薄板を製造する方法はほと
んどない。したがって、これらの形状の薄板を製造する
場合には薄板を塑性加工し、所定の形状にしている。ま
た、電気カミソリの外刃のように極めて板厚が薄い（約
４０μｍ）場合の塑性加工法は前述したように非常に困
難であり、塑性加工中に薄板が引張破断してしまうこと
が多々生じる。これは雄型と雌型の間で金属薄板が板厚
に対して苛酷な塑性変形をうけるためである。したがっ
て、金属薄板の破断伸び限界からリブ幅。
んどない。したがって、これらの形状の薄板を製造する
場合には薄板を塑性加工し、所定の形状にしている。ま
た、電気カミソリの外刃のように極めて板厚が薄い（約
４０μｍ）場合の塑性加工法は前述したように非常に困
難であり、塑性加工中に薄板が引張破断してしまうこと
が多々生じる。これは雄型と雌型の間で金属薄板が板厚
に対して苛酷な塑性変形をうけるためである。したがっ
て、金属薄板の破断伸び限界からリブ幅。
刃厚、刃先角、縁立高さが制限され、切れ味良好なカミ
ソリの外刃が得られなかった。本発明は上記した問題点
を鑑みてなされたもので、その方法として、溶融金属か
ら直接毛導入孔に対応すべき凹部を形成することを考案
した。本発明による凹部の形成は溶融金属を流しこむだ
けでよく、したがって従来法のように塑性加工を必要と
しないために、金属薄板が破断してしまうことは全くな
い。
ソリの外刃が得られなかった。本発明は上記した問題点
を鑑みてなされたもので、その方法として、溶融金属か
ら直接毛導入孔に対応すべき凹部を形成することを考案
した。本発明による凹部の形成は溶融金属を流しこむだ
けでよく、したがって従来法のように塑性加工を必要と
しないために、金属薄板が破断してしまうことは全くな
い。
（発明の実施例〕
溶融金属から直接薄板を製造する方法としては一般的に
非晶質金属リボンの製造に用いられている単ロール法及
び双ロール法がある。しかし、断面形状が凹凸である金
属薄板の製造は全く行われていない。そこでこれらの方
法を用いて実験してみた。まず単ロール法の実験結果に
ついて説明する。ロールの表面に円周方向及びロール回
転軸方向に凹凸加工をし薄板を製造してみた。薄板はロ
ールの表面形状が転写され凹凸になる。しかし、その精
度は非常に悪く、板厚も不均一である。
非晶質金属リボンの製造に用いられている単ロール法及
び双ロール法がある。しかし、断面形状が凹凸である金
属薄板の製造は全く行われていない。そこでこれらの方
法を用いて実験してみた。まず単ロール法の実験結果に
ついて説明する。ロールの表面に円周方向及びロール回
転軸方向に凹凸加工をし薄板を製造してみた。薄板はロ
ールの表面形状が転写され凹凸になる。しかし、その精
度は非常に悪く、板厚も不均一である。
次に双ロール法で実験してみた。第１図は双ロール法に
よる製造装置の正面図、第２図はロールの平面図を示す
。ノズル本体１中に装入された原料はワークコイルによ
って溶解される。溶解した溶融金属３はノズル本体１中
の内部ガス圧によってノズル４より回転しているロール
５，６の間に噴出され、ロールと接触し冷却凝固される
。ここでロール５の表面は凹凸形状に加工しておく。
よる製造装置の正面図、第２図はロールの平面図を示す
。ノズル本体１中に装入された原料はワークコイルによ
って溶解される。溶解した溶融金属３はノズル本体１中
の内部ガス圧によってノズル４より回転しているロール
５，６の間に噴出され、ロールと接触し冷却凝固される
。ここでロール５の表面は凹凸形状に加工しておく。
このような方法で噴出した溶融金属３はごく一部がロー
ルで冷却され凹凸になる程度で、そのほとんどはロール
間隙を通過し、その後自然凝固する。これはロール５，
６と接している時間が短かく冷却されないためである。
ルで冷却され凹凸になる程度で、そのほとんどはロール
間隙を通過し、その後自然凝固する。これはロール５，
６と接している時間が短かく冷却されないためである。
以上のように単ロール法及び双ロール法では面精度の良
好な凹凸形状の薄板が製造できないことが判明した。そ
こで種種検討した結果なされた発明である。第３図は本
発明方法による製造装置の斜視図を示す６本装置は主ロ
ール７及び主ロール７と同期回転している成形ロール８
とからなり、主ロールの表面に近接してノズル本体ｌの
ノズル４がセットされ、ノズル４より主ロール７の表面
に溶融金属が噴出され、ロール回転方向に移動されて成
形ロール８間にかみ込まれ圧延される。この場合、成形
ロールの表面形状は所望の凹凸形状に加工しておく。双
ロール法ではロール間にかみ込まれる金属は溶融状態で
あるために、ロール間を通過してしまうが、本発明法で
は第３図の金属９は冷却凝固し熱間状態であるために、
双ロール法のようにロール間を通過してしまうことは全
くない。また熱間状態であるために成形ロール８間にか
み込まれると容易に変形し凹凸がきわめて精度よく転写
される。一方主ロール８の表面に凹凸加工を施した場合
は、主ロールに噴出された溶融金属はロール面に沿って
凹凸形状になる。しかし、この状態で得られる面精度は
片ロール法と同じであるため悪い。これを成形ロール８
にかみ込ませることによって加工をうけ凹凸が精度よく
転写される。ロール表面の凹凸加工は主ロール及び成形
ロールのみ、または両方でもよい。これらの加工は所望
する薄板の形状で決定される。
好な凹凸形状の薄板が製造できないことが判明した。そ
こで種種検討した結果なされた発明である。第３図は本
発明方法による製造装置の斜視図を示す６本装置は主ロ
ール７及び主ロール７と同期回転している成形ロール８
とからなり、主ロールの表面に近接してノズル本体ｌの
ノズル４がセットされ、ノズル４より主ロール７の表面
に溶融金属が噴出され、ロール回転方向に移動されて成
形ロール８間にかみ込まれ圧延される。この場合、成形
ロールの表面形状は所望の凹凸形状に加工しておく。双
ロール法ではロール間にかみ込まれる金属は溶融状態で
あるために、ロール間を通過してしまうが、本発明法で
は第３図の金属９は冷却凝固し熱間状態であるために、
双ロール法のようにロール間を通過してしまうことは全
くない。また熱間状態であるために成形ロール８間にか
み込まれると容易に変形し凹凸がきわめて精度よく転写
される。一方主ロール８の表面に凹凸加工を施した場合
は、主ロールに噴出された溶融金属はロール面に沿って
凹凸形状になる。しかし、この状態で得られる面精度は
片ロール法と同じであるため悪い。これを成形ロール８
にかみ込ませることによって加工をうけ凹凸が精度よく
転写される。ロール表面の凹凸加工は主ロール及び成形
ロールのみ、または両方でもよい。これらの加工は所望
する薄板の形状で決定される。
以下に電気カミソリの外刃の製造法の実施例について記
述する。
述する。
第４図は本発明の電気カミソリの外刃の製造装置の斜視
図を示す６主ロール７の表面形状は第５園に示すように
電気カミソリの外刃の毛導入孔に対応すべき凹部構造と
なっている。ロールの材質は合金工具鋼製で、主ロール
が直径３００．成形ロールは１２０のものを用いた。表
面はフォトエツチングにより凹部加工した。溝の深さは
１００μｍである。第６図は凹部の断面図を示す。第７
図はノズル４から主ロール７の表面に噴出された溶融金
属３の流出機構を示した断面図である。ノズルの材質は
セラミック製で口径の寸法は０．５Ｘ５０ｍｍとした。
図を示す６主ロール７の表面形状は第５園に示すように
電気カミソリの外刃の毛導入孔に対応すべき凹部構造と
なっている。ロールの材質は合金工具鋼製で、主ロール
が直径３００．成形ロールは１２０のものを用いた。表
面はフォトエツチングにより凹部加工した。溝の深さは
１００μｍである。第６図は凹部の断面図を示す。第７
図はノズル４から主ロール７の表面に噴出された溶融金
属３の流出機構を示した断面図である。ノズルの材質は
セラミック製で口径の寸法は０．５Ｘ５０ｍｍとした。
溶融金属の組成はマルテンサイト系ステンレス鋼を用い
た。なお、主ロールの凸部表面とノズル先端のギャップ
は０．２ｍｍとし、主ロールの周速は１０ｍ／ｓとし、
成形ロールは主ロールに加圧し同期回転させた。溶湯の
噴出温度は１５５０℃とし、噴出圧力は０ 、５ ｋｇ
／ｃ＋＋＋” とした。
た。なお、主ロールの凸部表面とノズル先端のギャップ
は０．２ｍｍとし、主ロールの周速は１０ｍ／ｓとし、
成形ロールは主ロールに加圧し同期回転させた。溶湯の
噴出温度は１５５０℃とし、噴出圧力は０ 、５ ｋｇ
／ｃ＋＋＋” とした。
ノズルから噴出された溶湯はロール７の表面形状に沿っ
て流出し冷却凝固し、断面が凹凸形状になる。その後、
第８図に示すように成形ロール８で凸部の金属が圧延さ
れて平滑になる。第９図は本装置で製造した連続した金
属薄板７の斜視図を示す。厚さは１２０＋ｎ＋ｒＩで巾
は５０ｍｍである。Ａ部は電気カミソリの毛導入孔に対
応すべき凹部を有する外刃の部分を示し、Ｂ部は平滑部
で最終的には個々に切断する部分である。第１０図は金
属薄板Ａ部の断面図を示す。これをｃ−ｃ’ （厚さ４
０μｍ）までトイシ加工により研摩除去することによっ
て、第１１図に示した毛導入孔８′を有する外刃が得ら
れる。
て流出し冷却凝固し、断面が凹凸形状になる。その後、
第８図に示すように成形ロール８で凸部の金属が圧延さ
れて平滑になる。第９図は本装置で製造した連続した金
属薄板７の斜視図を示す。厚さは１２０＋ｎ＋ｒＩで巾
は５０ｍｍである。Ａ部は電気カミソリの毛導入孔に対
応すべき凹部を有する外刃の部分を示し、Ｂ部は平滑部
で最終的には個々に切断する部分である。第１０図は金
属薄板Ａ部の断面図を示す。これをｃ−ｃ’ （厚さ４
０μｍ）までトイシ加工により研摩除去することによっ
て、第１１図に示した毛導入孔８′を有する外刃が得ら
れる。
以上のように本発明法では従来のように塑性加工は必要
としないため、引張による破断は全くなく、希望に沿っ
た種々の形状の毛導入孔が簡易に製造できる。したがっ
て、切れ味良好な電気カミソリの外刃が、製造できる。
としないため、引張による破断は全くなく、希望に沿っ
た種々の形状の毛導入孔が簡易に製造できる。したがっ
て、切れ味良好な電気カミソリの外刃が、製造できる。
なお本発明の外刃の材質は結晶質材及び非晶質材のいず
れでもよい。
れでもよい。
本発明の金属薄板連続鋳造装置によれば、溶融金属から
直接凹凸形状の薄板の製造が可能になり。
直接凹凸形状の薄板の製造が可能になり。
低コスト化がはかれる効果がある。また電気カミソリの
外刃に関しては従来法のような引張破断が全く発生せず
、しかも、希望する種々の形状（リブ幅、刃厚、刃先角
、縁立高さなど）のカミソリの外刃が簡易にでき、製造
コストが大巾にダウンする効果がある。
外刃に関しては従来法のような引張破断が全く発生せず
、しかも、希望する種々の形状（リブ幅、刃厚、刃先角
、縁立高さなど）のカミソリの外刃が簡易にでき、製造
コストが大巾にダウンする効果がある。
第１図は双ロール装置の正面図、第２図は第１図のＡ−
Ａ部の断面図、第３図は本発明の一実施例の斜視図、第
４図は電気カミソリの外刃の製造装置の斜視図、第５図
は主ロールの斜視図、第６図は主ロールの断面図、第７
．第８図は本発明法による正面断面図、第９図は本発明
法で製造した薄板の斜視図、第１０図は同じく断面図、
第１１図は電気カミソリ外刃の斜視図である。 １・・・ノズル本体、２・・・ワークコイル、３・・・
溶融金代理人 弁理士 高橋明夫 佑５図 名６図 も９図 も１０図 噌１１図 ８′ 第１頁の続き ＠発明者 阿 部 孝 男 日立市幸町３丁目所内
Ａ部の断面図、第３図は本発明の一実施例の斜視図、第
４図は電気カミソリの外刃の製造装置の斜視図、第５図
は主ロールの斜視図、第６図は主ロールの断面図、第７
．第８図は本発明法による正面断面図、第９図は本発明
法で製造した薄板の斜視図、第１０図は同じく断面図、
第１１図は電気カミソリ外刃の斜視図である。 １・・・ノズル本体、２・・・ワークコイル、３・・・
溶融金代理人 弁理士 高橋明夫 佑５図 名６図 も９図 も１０図 噌１１図 ８′ 第１頁の続き ＠発明者 阿 部 孝 男 日立市幸町３丁目所内
Claims (1)
- １、溶融金属をノズルを介して回転している主ロールの
表面に噴出後、噴出された金属を熱間の状態で主ロール
と同期回転している成形ロール間にかみ込ませて、断面
が凹凸を有する薄板を製造することを特徴とする金属薄
板連続鋳造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8182384A JPS60227948A (ja) | 1984-04-25 | 1984-04-25 | 金属薄板連続鋳造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8182384A JPS60227948A (ja) | 1984-04-25 | 1984-04-25 | 金属薄板連続鋳造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60227948A true JPS60227948A (ja) | 1985-11-13 |
Family
ID=13757201
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8182384A Pending JPS60227948A (ja) | 1984-04-25 | 1984-04-25 | 金属薄板連続鋳造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60227948A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0229031A2 (en) * | 1986-01-09 | 1987-07-15 | Ribbon Technology Corporation | Textured substrate and method for the direct, continuous casting of metal sheet exhibiting improved uniformity |
| JPS62254953A (ja) * | 1986-04-30 | 1987-11-06 | Hitachi Ltd | 双ロ−ル式連鋳機 |
-
1984
- 1984-04-25 JP JP8182384A patent/JPS60227948A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0229031A2 (en) * | 1986-01-09 | 1987-07-15 | Ribbon Technology Corporation | Textured substrate and method for the direct, continuous casting of metal sheet exhibiting improved uniformity |
| JPS62254953A (ja) * | 1986-04-30 | 1987-11-06 | Hitachi Ltd | 双ロ−ル式連鋳機 |
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