JPS60227898A - 汚泥の脱水方法 - Google Patents

汚泥の脱水方法

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JPS60227898A
JPS60227898A JP59084980A JP8498084A JPS60227898A JP S60227898 A JPS60227898 A JP S60227898A JP 59084980 A JP59084980 A JP 59084980A JP 8498084 A JP8498084 A JP 8498084A JP S60227898 A JPS60227898 A JP S60227898A
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sludge
group
cationic
dewatering
fibrous material
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Kimihiko Noda
公彦 野田
Yoji Fujiura
洋二 藤浦
Yoichi Hasegawa
洋一 長谷川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は汚泥の脱水方法に関するものである。さらに詳
しくは汚泥の加圧脱水法(但し、フィルタープレスによ
る加圧脱水は除く。以下同様。)および遠心脱水法に関
するものである。
汚泥の加圧脱水および遠心脱水に脱水剤として塩化第二
鉄、消石灰などの無機凝集剤あるいは高分子凝集剤が使
用されているが、無機凝集剤を用いる方法は添加量が多
い、脱水ケーキの焼却に多量の舶料を必要とする、焼却
灰分も多いなどの問題を有し、一方、高分子凝集剤は脱
水ケーキ含水率が十分に下がらない、炉布との剥離性が
良くない等の問題があり、いずれの方法も必ずしも満足
されていない。また、高分子凝集剤と繊維などとを単に
混合、併用する方法もあるが、この場合も、脱水ケーキ
含水率および炉布との剥離性が十分ではなく、その他繊
維質がバルキーなため、保管、輸送に大型の設備を要す
る、使用に手間がかかる、安定した効果が得られないな
どの問題があった。
本発明者らは」−記問題点の解決を目的に鋭意検討した
結果、本発明に達した。すなわち本発明は水で個らせて
密度0.3P/cJ以上に嵩比重を増大せしめた有機性
の繊維質物(ハ)と高分子凝集剤(ハ)とからなり、汚
泥に添加され、次いで得られるフロックイモを11m以
下に調整して加圧脱水機または遠心脱水機により脱水す
ることからなる汚泥の脱水方法である。
本発明において、有機性の頻雑質物としては天然繊維(
植物性繊維としてはセルロース系のものたとえば紙、木
綿、ワラ、オガクズ、草炭、パルプなど、動物性繊維と
しては絹、羊毛など)、人・告M、維(セルロース系の
ものたとえばレーヨン、アセテートなど)、合成r維(
ポリアミド、ポリエステル、アクリルなど)およびこれ
ら二種以上の併用系があげられる。これらのうちで好ま
しいものは繊維または水中で繊維状になりうる植物性繊
維質物(以下、有機性繊維質物のことを単に繊維という
)たとえば紙、紙粉砕物、木綿、パルプ、草炭などであ
る。この中でとくに紙の粉砕物が好ましい。紙の粉砕物
の中に未粉砕の小紙片(たとえば1〜50頭 程度)を
含んでいる形態のものも使用できる。紙の粉砕物に加え
て他の繊維を併用することができる。紙の粉砕物と他の
繊維の割合は通常100:0〜1:99 、好ましくは
100:O〜50 : 50である。
繊維の形態としては粉末状たとえば繊維を微粉砕または
すり部して粉末状にしたもの、および繊維状たとえば単
繊維(通常100デニール以下の太さのもの)を切断し
たもの、繊維を複数本集束し、適当な集束剤で処理して
切断したもの、その他織布、不織布、編状布、シート(
たとえば紙)を裁断したもの、またはほぐしたものがあ
げられる。
繊維の長さはとくに限定されるものではないが、通常0
01〜50顛、好ましくは0.01〜5藺である。
本発明において、繊維は水で湿らせて密度0.39/d
以上に嵩比重を増大せしめて使用される。
水で湿らせる前の繊維の密度は通常0.2!9/cn以
下好ましくは0.01〜0.155’/CI+?である
。水で湿らせノ て嵩比重が連部1.5倍以上、好ましくは2〜100倍
に増大される。
繊維を水で湿らせて密度0,39/ld 以上に嵩比重
を増大せしめる方法としては、とくに限定なく公知の方
法で行なえるが、たとえば繊維に水をスプレィする方法
、水蒸気を吹込む方法、高湿度下に保持して吸湿させる
方法、繊維と水を機械的混合装置(ナウターミキサ−、
リボンミキサー、コニカルブレンダ−、モルタルミキサ
ーなど)を用いて混合する方法、あるいは繊維または水
中で繊維状になりうる植物性繊維質物と水を機械的破砕
装置(紙の前解機、叩解機など)を用いて破砕してスラ
リー化する方法などが挙げられる。
繊維の密度を増大させる場合、好ましい方法は繊維に対
して01〜100倍の水を加えて均一混合する方法であ
る。さらに好ましくは02〜50倍の水を加えて均一混
合する方法である。水の添加量が繊維に対し、01倍未
満では繊維が嵩高く、多量の空気を保持しているため、
汚泥に添加したとき、これらの空気が気泡となって繊維
と汚泥の親和性を低下させて、所望の脱水効果が得られ
なくなることが判かった。また100倍を越えると繊維
を汚泥に添加したとき、汚泥中に余分の水を加えること
になり脱水が不経済となる。
高分子凝集剤(ハ)としては、カチオン性、アニオン性
およびノニオン性高分子凝集剤が使用でき、カチオン性
のものが好ましい。
適当なカチオン性高分子凝集剤にはカチオン性単量体の
少くとも一腫またはこれと他のエチレン性不飽和単量体
の少くとも一種の重合体および共単量体たとえば3級窒
素含有アクリレート類、3級窒素含有アクリルアミド類
、4級窒素含有アクリレート類、4級窒素含有アクリル
アミド類;複素環または芳香環含有ビニル単量体たとえ
ばビニルイミダシリン類、ビニルピリジン類、ビニルベ
ンジル4級アンモニウム塩;およびアリルアミン類があ
げられる。
カチオン性アクリル系単量体としては一般式%式% (式中、Aは酸素原子またはNH,Bは炭素数1〜4の
アルキレン基、炭素数2〜4のヒドロキシアルキレン基
またはフェニレン基、R+ はHまたはメチル基、R2
、R3、R4はH1アルキル基またはアラルキル基、着
 は対アニオンを示す。)で示されるものがあげられる
具体的にはジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレ
ート類(ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、
ジエチルアミノエチル(メタ)チリレート、3−ジメチ
ルアミノ−2−ヒドロキシプロピル(メタずちりレート
など)、ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリルア
ミド類(ジメチルアミノエチル(メタ)アクリファミド
、3−ジメチルアミノ−2−ヒドロキシプロピルアクリ
ルアミドなど)などの無機酸塩(塩酸塩、硫酸塩。
など)、有機酸塩(酢酸塩など)または4級化剤(塩化
メチル、ジメチル硫酸、塩化ベンジルなど)による第4
級アンモニウム塩があげられる。
ビニルイミダシリン類としてはN−ビニルイミダシリン
およびその3級および4級塩;ビニルベンジル4級アン
モニウム塩としではビニルベンジルトリ01〜4アルキ
ルアンモニウム塩たとえば英国特許862,719号明
細書に記載のもの;アリルアミン類としては(メタ)ア
リルアミン(アリルアミンおよびメタアリルアミンを表
わす。以下同様の表現を用いる。)およびそれらのモノ
−およびジーC+〜4アルキル置換体、およびジ(メタ
)アリルアミンおよびそれらのアルキル置換体、ならび
にこれらのアルキル置換体の4級化物があげられる。
必要によりカチオン性単縛体と共重合される他のエチレ
ン性不飽和単量体としては(メタ)アクリルアミド、N
−モノまたはN、N−ジC1〜4アルキル(メタ)アク
リルアミド、(メタ)アクリロニトリル、C1〜4アル
キル(メタ)アクリレート、スチレン、ビニルエステル
類(酢酸ビニルなど)、ビニルエーテル類(ビニルメチ
ルエーテルなど)、ビニルハライド類(ビニルクロライ
ドなど)などのノニオン性単量体;および不飽和カルボ
ン酸〔(メタ)アクリル酸、マレイン駿など〕、不飽和
スルホン酸〔ビニルスルホン酸、(メタ)アリルスルホ
ン酸などの脂肪族スルホン酸;ビニルトルエンスルホン
酸、スチレンスルホン酸などの芳香族ビニルスルホン酸
;スルホ C2〜4アルキル(メタ)アクリレート、2
−ヒドロキシ−3−(メタ)アクリルオキシプロパンス
ルホン酸などのスルホ(メタ)アクリレート; (メタ
)アクリルアミドC2〜4アルカンスルホン酸、3− 
(メタ)アクリルアミド−2−ヒドロキシプロパンスル
ホン酸などのスルホ(メタ)アクリルアミドなど〕なら
びにこれらの塩[Na、になどのアルカリ金属塩、アン
モニウム塩、モノ−、ジーおよびトリーエタノールアミ
ンアルキル(C+−4)アミンなどのアミン塩〕などの
アニオン性単−→があげられる。
カチオン性単量体の割合は、全単量体の重量に基づいて
通常少くとも5%、好ましくは少くとも10%、とくに
好ましくは少くとも30%である。
(メタ)アクリルアミドの割合は通常0〜95%、好ま
しくは0〜70%である。アニオン性および疎水性単量
体の割合は連部20%以下、好ましくは10%以下であ
る。
このようなカチオン性単量体および必要により他の単量
体の重合体および共重合体の具体例としては米国特許第
4,152,307器よび第3,259,570号各明
細書に記載されているものがあげられる。
カチオン性高分子凝集剤の他の例としては、カチオン変
性されたポリアクリルアミド、キトサン。
ポリエチレンイミン、エピハロヒドリン−アミン謡合物
およびカチオン化デンプンがあげられる。
カチオン変性されたポリアクリルアミドとしてはポリア
クリルアミドのマンニッヒ変性物(たとえば米国特許第
2,328,901号明細書に記載のもの)、ホフマン
変性物があげられる。ポリエチレンイミンとしては重合
度が400以上、好ましくは20oO以上のポリエチレ
ンイミンおよびそのN−メチル置換体ならびにこれらの
3級および4級塩(たとえば米国特許第3,259,5
70号明細書に記載のもの)があげられる。エピハロヒ
ドリン−アミン縮合物としてはエピクロルヒドリンとC
2〜6のアルキレンジアミンとの重縮合物があげられる
。カチオン化デンプンとしてはエンサイクロペディア・
オブ・ケミカル・テクノロジー(2版)、第18巻、6
88〜689頁記載のカチオン性デンプンがあげられる
。キトサンとしてはかに、えび、昆虫などの甲殻中に含
まれているキチンを濃アルカリ中で加熱、加水分;称し
て脱アセチル化されたものがあげられる。
さらに上記カチオン性高分子凝集剤のうち、その固有粘
度〔η)cll/fi’(以下、〔η〕で表わす)とコ
ロイド当B I+A Cmeq/F (以下、Cで表わ
す)とが式 %式%(21 (式中、C)Q、〔η〕〉0であり(77) ハ30℃
c7) lN−NaN0a 水溶液中で測定する)で示
される範囲のものがよい。〔η〕が上記範囲外では汚泥
に添加混合して脱水した場合、十分な脱水効果が得られ
ない。
アニオン性高分子凝集剤およびノニオン性高分子凝集剤
としては前述のノニオン性単ja体[(メタ)アクリル
アミドなど〕、アニオン性単量体〔(メタ)アクリル酸
、(メタ)アクリルアミドC2〜4アルカンスルホン酸
、ビニルスルホン酸などおよびそれらの塩〕またはそれ
らの二種以上の重合体および共重合体ならびにそれらの
アニオン変性物たとえばポリアクリルアミドおよびその
加水分解物;ポリエチレンオキシド;天然産ノニオンお
よびアニオン性高分子凝集剤たとえばアルギン酸ソーダ
、グアーガム、デンプン、カルボキシメチルセルロー、
スナトリウム塩などがあげられる。
高分子凝集剤のうちで好ましいものはカチオン性高分子
凝集剤である。カチオン性高分子凝集剤のうちで好まし
いものは3級窒素含有(メタ)アクリレートもしくは(
メタ)アクリルアミドと酸との塩(共)重合体および4
級窒素含有(メタ)アクリレートもしくは(メタ)アク
リルアミドに)重合体、ポリアクリルアミドのマンニッ
ヒ変性物、ポリビニルイミダシリン、キサトン、および
ポリジアリルアミンであり、とくに好ましいものはメタ
クロイロキシエチルトリメチルアンモニウムクロライド
ポリマーである。
本発明において高分子凝集剤(ハ)は粉末状のものカ好
ましいが、水溶液状またはエマルジョン状の凝集剤(濃
度は通常2重量%以上、好ましくは20重量%以上)を
使用することもできる。
本発明において(ハ)と@に加えて必要により他の凝集
剤(塩基性塩化アルミニウム、硫酸第一および第二鉄、
塩化第二鉄、硫酸アルミニウム、アルミン酸ソーダ、活
性ケイ酸などの無機凝集剤など)公知の濾過助剤(消石
灰、Wi粉炭、ベントナイト。
ケイソウ上、カオリン、セライト、活性白土など)界面
活性剤、無機塩、消臭剤、消泡剤、などを併用すること
もできる。界面活性剤としては公知のアニオン性、カチ
オン性1両性および非イオン性のものが使用できるが、
カチオン性と非イオン性の界面活性剤が好ましく、長鎖
アルキルアミンの1〜3級塩、または4級アンモニウム
塩などのカチオン性界面活性剤がさらに好ましい。無機
塩は任意のものでよく、とくに限定されずたとえば食塩
、ボウ硝、硫安などがあげられる。これらの添加量は繊
維と凝集剤の合計重量に基づいて通常200%以下、好
ましくは100%以下である。これらは予め本発明の助
剤に混合して加えてもよく、また別々に任意の順序で加
えてもよい。
本発明において(ハ)および[相]を汚泥に添加するに
際し、対象となる汚泥は下水、し尿、工場廃水などの生
汚泥、活性汚泥、消化汚泥、凝集沈降汚泥またはそれら
の組合せによる混合汚泥など如何なる汚泥であってもよ
いが、微生物処理で得られる汚泥(活性汚泥、消化汚泥
など)を含有し汚泥中の有機分が固形分当り40重量%
以上、かつ汚泥中の有機性繊維分が固形分当り20重量
%以下である難瀘過性の汚泥がとくに有効である。
本発明における(ハ)の汚泥への添加量〔(5)の固形
分として〕は汚泥の固形物に対し通常05〜200重量
%、好ましくは1〜100 重量%、士÷廿モ糧叱−:
 、’4%′−’、とくに好ましくは2〜50重量%で
ある。添加量が05重量%未満では脱水効果が不十分と
なり、逆に200重量%を越えると不経済となる。(ト
)の汚泥への添加量は通常0.05〜3重量%、好まし
くは01〜2.呼量%である。添加量が0.05重量%
未満または3重量%を越えると脱水効果が不十分となる
本発明に従って、水で湿らせて密度0.3F/ci以上
に嵩比重を増大せしめた有機性の繊維質物(ハ)と高分
子凝集剤(均を汚泥に添加するに当り、(ハ)と(ロ)
は別々に任意の順序で添加してよい。(2)と(ト)は
同時に添加するか、(ハ)を汚泥と混合したのち、[相
]を添加するのが好ましい。
また、(ハ)を二捕以上(たとえばカチオン性凝集剤と
アニオン性凝集剤)併用する場合、それらは別々に任意
の順序(カチオンについでアニオン、またはその逆)で
添加することができる。
(ハ)および(ハ)の汚泥への添加方法は直接汚泥へ添
加する方法および脱水助剤を一旦水と混合分散してスラ
リー状(Aの場合)または水溶液状(Bの場合)にした
のち汚泥に添加する方法があげられる。
本発明において、(ハ)および◎を汚泥に添加し、次い
でフロック径を3.5〜5期 に調整される。
フロック径の調整の一つの方法としては、脱水助剤を汚
泥に添加、混合して、通常攪拌または鞍撹拌(たとえば
30〜300 rpm 、 10〜600秒)行なって
フロックを形成させる。攪拌の方法は任意の方法(二枚
羽根!拌機、カイ形攪拌捧を備えた攪拌)、佐竹式攪拌
機などを使用する方法)でよく、とくに限定されない。
フロック径が5眉より大きい場合は脱水後のケーキ含水
率が十分に低下せず、また、フロック径が3.5M未満
の場合は水の沢過速度が小さく、ケーキ含水率も高く、
脱水後の刺部性が悪く、本発明の目的が達成されない。
フロック径1頭以下に調整したのち、脱水が行なわれる
。脱水は加圧脱水機または遠心脱水機を用いて行なわれ
る。
用いられる加圧脱水機としてはベルトプレス。
スクリュープレス、キャタピラ−型ロールプレスなどが
あげられる。また、遠心脱水機としてはスクリューデカ
ンタ−、バスケット型デカンタ−などがあげられる。
また、(2)および@を加えた汚泥をあらかじめ重力脱
水または適当な脱水機を用いて軽く予備脱水したのち、
上記脱水機にかけても良い。
脱水されたケーキは公知の方法で焼却などされる。また
燃料化、コンポスト化(肥料化)することも極めて容易
である。
本発明に従って、水で湿らせて密度0.3F/cn以上
に嵩比重を増大せしめた有機性の繊維質物(ハ)と高分
子凝集剤[相]を汚泥に添加し、かつフロック径ヲ3.
5〜5顛 に調整することにより、大巾に脱水性能が向
上(脱水ケーキの含水率の低下およびP布との剥離性の
向上)するという効果を奏する。ここで、(9)の代わ
りに、密度0.357/cJ以上に嵩比重を増大せしめ
ていない繊維を用いた場合、またはフロック径を385
〜5m 以下に調整しない場合には本発明のよ゛う°な
顕著な効果は得られない。
以下、実施例および比較例により本発明を説明するが、
本発明はこれに限定されるものではない。
実施例1および比較例1 新聞故紙粉砕物(嵩比重0.03.含水率10重量%)
LM量部に水0.5重量部を加え、十分に混練して嵩比
重を約4倍に増大させた。
300mlのビーカーに採取したA市下水処理場の消化
汚泥200P (固形分2.6 重量%、有磯分65.
3に上記で作製した混練物とメタクロイロキシエチルト
リメチルアンモニウムクロライドポリマー(以下IVI
ETAc ポリマーと称す。〔η)=5.0 d l1
9 。
C= 4.8me(1/P) 0.3重量%水溶液を夫
々所定量加えた。カイ形〒、拌棒を備えた実験用小型攪
拌退を用′いて25Orpmで30秒間攪拌してフロッ
クを形成させた〔目視でフロック径(ロ)測定〕。
上記で調整したビーカーのフロックをP布を放いたメツ
チェ上に注ぎ、10秒後のP液量(へ)l)を測定した
。メツチェ上の濾過脱水ケーキを2枚のP布の間にはさ
み、小型ベルトプレス実験機を用いて1〜/dで60秒
間加圧脱水した。ケーキのP布からの剥離性および脱水
ケーキ含水率(重量%)を測定した。結果を表1に示す
比較例1として、実施例1と同じ方法で、汚泥に何も加
えないもの、上記混線物のみを加えたもの、METAC
ポリマーの水溶液のみを加えたもの、および混練物の代
わりに嵩比重003の新聞粉砕物(含水率10%)をそ
のまま用いて試験を行ない、その結果を表1に併記した
また、フロック径を本発明外の大きさに調整した点以外
は実施例1と同様にして試験を行ない、この結果も表1
に併記した。(比較例1−6.1−7)表 1 *1 所定量の新聞故紙粉砕物(嵩比重O,Oa、含水
率IO垂u%)を一旦水を加えて混線したのち、汚泥に
加えた。
*2 上記新聞故紙粉砕物をそのまま加えた。
*3 脱水後のケーキ剥離性 良・ケーキがほぼ完全に剥離し、痙布の目話りもない可
 剥離が不十分で、若干ケーキが瀘布上に残る。一部謔
布が目話すしている。
ぼ全域が目詰りしている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■、水で湿らせて密度0.3P/cJ以上に嵩比重を増
    大せしめた有機性の繊維質物(ハ)と高分子凝集剤(B
    lを汚泥に添加し、次いで得られるフロック吐を3゜5
    〜5m に調整して加圧脱水(ただしフィルタープレス
    による加圧脱水を除く)または遠心脱水することからな
    る汚泥の脱水になりうる植物性繊維質物である特許請求
    の範囲第1項記載の方法。 3、植物性繊維質物が紙の粉砕物である特許請求の範囲
    第2項記載の方法。 4、高分子凝集剤がカチオン性高分子凝集剤である特許
    請求の範囲第1項〜第3項のいずれか記載の方法。 5、 カチオン性高分子凝集剤が(1)3級窒素含有ア
    クリレート類、3級窒素含有アクリルアミド類、4級窒
    素含有アクリレート類、4級窒素含有アクリルアミド類
    、ビニルイミダシリン類、およびアリルアミン類からな
    る群より選ばれるカチオン性単量体の少くとも一種また
    はこれと他のエチレン性不飽和単量体の少くとも一種の
    重合体ノ2)カチオン変性されたポリアクリルアミド、
    (3)キトサン、(4)ポリエチレンイミン、(5)エ
    ピハロヒドリン−アミン縮合物および(6)カチオン化
    デンプンからなる群より選ばれる少くとも一種である特
    許請求の範囲第4項記載の方法。 6、 カチオン性単量体が一般式 (式中、Aは酸素原子またはNH,Bは炭素数1〜4の
    アルキレン基、炭素数2〜4のヒドロキシアルキレン基
    またはフェニレン基、R1はHまたはメチル基、R2,
    R3,RsはH,アルキル基またはアラルキル基、戸は
    対アニオンを示す。)で示される単量体である特許請求
    の範囲第5項記載の方法。 7、 該繊維質物が密度0.01〜0.1/cffl 
    、絽維長001〜51Ellからなる特許請求の範囲第
    1項〜第6項のいずれか記載の方法。 8、加圧脱水機がベルトプレスである特許請求の範囲第
    1項〜第7項のいずれか記載の方法。
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