JPS60227748A - 治療用器具 - Google Patents
治療用器具Info
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- JPS60227748A JPS60227748A JP59085899A JP8589984A JPS60227748A JP S60227748 A JPS60227748 A JP S60227748A JP 59085899 A JP59085899 A JP 59085899A JP 8589984 A JP8589984 A JP 8589984A JP S60227748 A JPS60227748 A JP S60227748A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、超音波手術器(以後超音波メスと称する)と
電気手術器(以後電気メスと称する)の相互の長所を兼
備し短所を補完した治療用器具に関する。
電気手術器(以後電気メスと称する)の相互の長所を兼
備し短所を補完した治療用器具に関する。
周知のようK、超音波メスは組織の破砕・吸引および骨
の切断に威力を発揮し、電気メス杜筋肉・脂肪などの生
体軟部組織の切開並びに止血・凝固に威力を発揮する。
の切断に威力を発揮し、電気メス杜筋肉・脂肪などの生
体軟部組織の切開並びに止血・凝固に威力を発揮する。
第1図に従来の電気メスの一回路図を示す。同図におい
て1は主発振電力増幅器、2は出方トランス、3は2の
1次、2次巻線の絶縁板、4および6は分流電流防止用
キャパシタンス、5および7は分流電流防止用インダク
タンス、8および9は直流電流防止用キャパシタンス、
10および16はアース、11は電気メスのメス先電極
、12は対極板、13は患者、14は心電計などのME
測定器、15は前記ME測定器のプローブを示す。ここ
で、前記の1〜10を電気メスのメス先電極11および
対極板12に通電する高周波発振器と称する。
て1は主発振電力増幅器、2は出方トランス、3は2の
1次、2次巻線の絶縁板、4および6は分流電流防止用
キャパシタンス、5および7は分流電流防止用インダク
タンス、8および9は直流電流防止用キャパシタンス、
10および16はアース、11は電気メスのメス先電極
、12は対極板、13は患者、14は心電計などのME
測定器、15は前記ME測定器のプローブを示す。ここ
で、前記の1〜10を電気メスのメス先電極11および
対極板12に通電する高周波発振器と称する。
前記電気メス回路において、高周波発振器が駆動される
とメス先電極11および対極板12間に高周波の高電圧
が印加され、切開、止血、凝固等の効果を発揮した手術
が実施される。
とメス先電極11および対極板12間に高周波の高電圧
が印加され、切開、止血、凝固等の効果を発揮した手術
が実施される。
前記回路において、出カドランス2は絶縁板3が接地さ
れているため1次、2次巻線の浮遊容量に起因する電流
の漏洩を零とする。
れているため1次、2次巻線の浮遊容量に起因する電流
の漏洩を零とする。
キャパシタンス8および9はメス先電極11と患者13
の間に誘起する火花放電に伴う直流成分および低周波成
分の電流を阻止する。
の間に誘起する火花放電に伴う直流成分および低周波成
分の電流を阻止する。
メス先電極11からの電流は、患者13を介して対極板
12に流れるが、そのうちの一部はメス先電極11、患
者13.ME測定器14.アース16.アース10゜分
流電流防止用キャパシタンス4およびインダクタンス5
の閉回路へ分流しようとする。
12に流れるが、そのうちの一部はメス先電極11、患
者13.ME測定器14.アース16.アース10゜分
流電流防止用キャパシタンス4およびインダクタンス5
の閉回路へ分流しようとする。
ところが、分流電流防止用キャパシタンス4およびイン
ダクタンス5は主発振電力増幅器1の主発振周波数で並
列共振するように設定されており、その際インピーダン
スは最大となる。従って、前記分流電流はキャパシタン
ス4およびインダクタンス5によって流入が阻止される
。
ダクタンス5は主発振電力増幅器1の主発振周波数で並
列共振するように設定されており、その際インピーダン
スは最大となる。従って、前記分流電流はキャパシタン
ス4およびインダクタンス5によって流入が阻止される
。
同様に対極板12からは対極板12.患者13.プロー
ブ15.アース16.アース10.キャパシタンス6お
よびインダクタンス7の閉回路を分流する成分もあるが
、該分流電流もキャパシタンス6およびインダクタンス
7によって流入が阻止される。
ブ15.アース16.アース10.キャパシタンス6お
よびインダクタンス7の閉回路を分流する成分もあるが
、該分流電流もキャパシタンス6およびインダクタンス
7によって流入が阻止される。
それ故、前記分流電流によって患者に熱島や電撃を与え
る心配がなく、電気メスの安全使用が可能になる。
る心配がなく、電気メスの安全使用が可能になる。
次に、第2図に超音波メスの振動子とその等価回路図を
示す。図中、17は裏打板、18および19は絶縁板、
20および21は電歪素子、22は前面板である。これ
ら17〜22によってボルト締ランジュバン型振動子(
以後BLTと称する)が構成される。尚図示してないが
、前記18〜21は中空円板で、同空間を通して裏打板
17および前面板20の軸中心がボルト(図示せず)に
より締結される構造になっている。
示す。図中、17は裏打板、18および19は絶縁板、
20および21は電歪素子、22は前面板である。これ
ら17〜22によってボルト締ランジュバン型振動子(
以後BLTと称する)が構成される。尚図示してないが
、前記18〜21は中空円板で、同空間を通して裏打板
17および前面板20の軸中心がボルト(図示せず)に
より締結される構造になっている。
23はBLTと機械的に結合されたホーン24はホーン
23と機械的又は冶金学的に結合された治療用工具であ
る。
23と機械的又は冶金学的に結合された治療用工具であ
る。
前記絶縁板18および19は誘電率2〜8.厚さ約1m
mのセラミックス、電歪素子20および21は厚さ約4
咽のデルコンチタン酸鉛(PZT)、、裏打板17およ
び前面板22はチタン合金若しくは高力アルミニウム合
金等で構成される。
mのセラミックス、電歪素子20および21は厚さ約4
咽のデルコンチタン酸鉛(PZT)、、裏打板17およ
び前面板22はチタン合金若しくは高力アルミニウム合
金等で構成される。
前記17〜24より構成されるものを超音波振動子と称
し、その等価回路を25に示す。図示されるように、図
中の26および27は電歪素子20および21の等価回
路、キャパシタンス28および29は絶縁板18および
19の等価回路、30および31は超音波振動子入力端
子、32は絶縁端子である。
し、その等価回路を25に示す。図示されるように、図
中の26および27は電歪素子20および21の等価回
路、キャパシタンス28および29は絶縁板18および
19の等価回路、30および31は超音波振動子入力端
子、32は絶縁端子である。
該超音波振動子は第1図に示した回路と同様のれる。す
なわち、端子30および31間に該周波数の電気信号が
印加されるとBLTは超音波振動し、前面板22の先端
振動速度は約100 ki+ae (100cm/ s
ec )となる。ホーン23はこのBLTの振幅を更に
拡大して治療用工具24を所期の振幅(周波数28)G
(zの場合で治療用工具24先端振幅約200μmp−
p)で振動させる。
なわち、端子30および31間に該周波数の電気信号が
印加されるとBLTは超音波振動し、前面板22の先端
振動速度は約100 ki+ae (100cm/ s
ec )となる。ホーン23はこのBLTの振幅を更に
拡大して治療用工具24を所期の振幅(周波数28)G
(zの場合で治療用工具24先端振幅約200μmp−
p)で振動させる。
それ故、治療用工具24を患部に当接することにより、
組織の破砕、吸引、骨の切断等に効果を発揮した手術が
実施される。
組織の破砕、吸引、骨の切断等に効果を発揮した手術が
実施される。
尚、組織の破砕、吸引が目的の超音波メスの場合は、超
音波振動子の裏打板17.前面板22.ホーン23.治
療用工具24および締結ボルトを含めて直径2WIn程
度の破砕組織吸引用通し穴を穿設した方が都合よい。
音波振動子の裏打板17.前面板22.ホーン23.治
療用工具24および締結ボルトを含めて直径2WIn程
度の破砕組織吸引用通し穴を穿設した方が都合よい。
前述してきたように、超音波メスも電気メスも共に外科
手術分野において優れた効果を発揮するものである。特
に、超音波メスはその特異な特性により、脳外科および
肝臓外ヰ等の各科分野において今後の普及が大きく期待
されるものである。
手術分野において優れた効果を発揮するものである。特
に、超音波メスはその特異な特性により、脳外科および
肝臓外ヰ等の各科分野において今後の普及が大きく期待
されるものである。
それ故、外科医等の間では、超音波メスと電気メスの双
方の機能を併せ持ち、尚かつ簡便に使用され得る手術用
器具の出現が強く望まれているところである。
方の機能を併せ持ち、尚かつ簡便に使用され得る手術用
器具の出現が強く望まれているところである。
本発明はこのような実情に鑑みてなされたもので、電気
メスの機能と超音波メスの機能を併せ持つた治療用器具
の提供を主要な目的とするものである。すなわち、破砕
、吸引、切開、止血、凝固等の手術を同時に実施でき、
電気メスおよび超音波メスの長所の相乗効果が期待され
る治療用器具を提供するものである。
メスの機能と超音波メスの機能を併せ持つた治療用器具
の提供を主要な目的とするものである。すなわち、破砕
、吸引、切開、止血、凝固等の手術を同時に実施でき、
電気メスおよび超音波メスの長所の相乗効果が期待され
る治療用器具を提供するものである。
本発明の他の目的は、電気メスと超音波メスの双方の利
点を兼備した治療用器具において、術者および患者への
安全性を充分に考慮した治療用器具の提供を目的とする
ものであるっ 前記目的を達成するために本発明は絶縁板とフィルタを
介在させたボルト締めランジュバン型振動子(以下BL
Tと略称する)を用い、メス先電極を超音波メスと電気
メス共用の構造とする。
点を兼備した治療用器具において、術者および患者への
安全性を充分に考慮した治療用器具の提供を目的とする
ものであるっ 前記目的を達成するために本発明は絶縁板とフィルタを
介在させたボルト締めランジュバン型振動子(以下BL
Tと略称する)を用い、メス先電極を超音波メスと電気
メス共用の構造とする。
以下本発明について添付図面にもとづき詳細に≠説明す
る。第3図は本発明の一実施例を示す説明図である。同
図において第1図ないし第2図と同一の記号は同一の素
子を示す。
る。第3図は本発明の一実施例を示す説明図である。同
図において第1図ないし第2図と同一の記号は同一の素
子を示す。
すなわち、1は電気メス用の主発振電力増幅器、2は出
カドランス、3は出カドランス2の絶縁板、4および6
は分流電流防止用キャパシタンス、5および7は分流電
流防止用インダクタンス、8および9は直流電流防止用
キャパシタンスを示す。
カドランス、3は出カドランス2の絶縁板、4および6
は分流電流防止用キャパシタンス、5および7は分流電
流防止用インダクタンス、8および9は直流電流防止用
キャパシタンスを示す。
絶縁板3はアース10に接地される。
絶縁板3はアース10に接地されているので、出カドラ
ンス2は浮遊キャパシタンス50による信号電流の漏洩
が零になる。
ンス2は浮遊キャパシタンス50による信号電流の漏洩
が零になる。
ここで、キャパシタンス4,6およびインダクタンス5
8.7の結合点には漏洩電流阻止用キャパシタンス62
および漏洩電流阻止用インダクタンス63の結合点が接
続される。該キャパシタンス62およびインダクタンス
63の他の結合点は、アースIOK接地される。後記す
るように、キャパシタンス62およびインダクタンス6
3は超音波メス発振器の発振周波数で並列共振するよう
に設定されておシ、その発振周波数においてインピーダ
ンスが最大になる。従って、超音波メスの駆動時におい
て超音波メス発振器側から電気メス発振器側への漏洩電
流を阻止する。
8.7の結合点には漏洩電流阻止用キャパシタンス62
および漏洩電流阻止用インダクタンス63の結合点が接
続される。該キャパシタンス62およびインダクタンス
63の他の結合点は、アースIOK接地される。後記す
るように、キャパシタンス62およびインダクタンス6
3は超音波メス発振器の発振周波数で並列共振するよう
に設定されておシ、その発振周波数においてインピーダ
ンスが最大になる。従って、超音波メスの駆動時におい
て超音波メス発振器側から電気メス発振器側への漏洩電
流を阻止する。
以上により、電気メス側発振器回路が構成される。
一方、同図中の51は超音波メス用発振器、52は出カ
ドランス、53は52の1次、2次巻線の絶縁板、54
および56は分流電流阻止用キャパシタンス、55およ
び57は分流電流阻止用インダクタンス、58および5
9は直流阻止用キャパシタンスを示す。
ドランス、53は52の1次、2次巻線の絶縁板、54
および56は分流電流阻止用キャパシタンス、55およ
び57は分流電流阻止用インダクタンス、58および5
9は直流阻止用キャパシタンスを示す。
出カドランス52は絶縁板53がアース10に接地され
ているだめ浮遊キャパシタンス49に起因する信号の漏
洩は零となる。
ているだめ浮遊キャパシタンス49に起因する信号の漏
洩は零となる。
キャパシタンス58および59は超音波振動子の非線形
衝撃に対する直流成分および低周波成分の電流を阻止す
る。
衝撃に対する直流成分および低周波成分の電流を阻止す
る。
キャパシタンス60およびインダクタンス61は電気メ
スの主発振周波数で並列共振するように設定されておシ
、その発振周波数においてインピーダンスが最大に々る
。従って、電気メスの駆動時において、電気メス発振器
側から超音波メス発振器側への漏洩電流を阻止す石。
スの主発振周波数で並列共振するように設定されておシ
、その発振周波数においてインピーダンスが最大に々る
。従って、電気メスの駆動時において、電気メス発振器
側から超音波メス発振器側への漏洩電流を阻止す石。
以上により、超音波メス側の発振回路が構成される。
他方、電気メス側回路の出力端32はBLTを構成する
裏打板17および前面板22に接続される。該回路の他
端は対極板12に接続される。また、超音波メス側回路
の出力端3oは電歪素子2oおよび21の共通端に接続
される。出力端31は電歪素子2oおよび21の各々の
他端に接続される。23は前記BLTと結合されたホー
ン、24はホーン23と結合された治療用工具である。
裏打板17および前面板22に接続される。該回路の他
端は対極板12に接続される。また、超音波メス側回路
の出力端3oは電歪素子2oおよび21の共通端に接続
される。出力端31は電歪素子2oおよび21の各々の
他端に接続される。23は前記BLTと結合されたホー
ン、24はホーン23と結合された治療用工具である。
尚同図においても、BLTの中心ボルトは簡単のため省
略しである。
略しである。
前記構成に加えて、本発明においては前記絶縁板18お
よび19間にインダクタンス34.37、キャパシタン
ス35 、3B、抵抗36 、39を並列接続したフィ
ルタ群40が接続される。該フィルタ群4oは以下の機
能を有する。
よび19間にインダクタンス34.37、キャパシタン
ス35 、3B、抵抗36 、39を並列接続したフィ
ルタ群40が接続される。該フィルタ群4oは以下の機
能を有する。
超音波メス側回路が駆動されると、端子3oおよび31
に印加された超音波メス用電気信号のうちの一部は絶縁
板18 、19の呈するキャパシタンス28および29
(第2図の25に示す)、ホーン23.治療用工具24
を経て電気メス側へ漏洩しようとする。
に印加された超音波メス用電気信号のうちの一部は絶縁
板18 、19の呈するキャパシタンス28および29
(第2図の25に示す)、ホーン23.治療用工具24
を経て電気メス側へ漏洩しようとする。
同様に1電気メス側回路が駆動されると、端子32およ
び対極板13に高周波の電気メス用電気信号が印加され
る。このうちの一部は絶縁板18 、19の呈するキャ
パシタンス28および29(第2図)を経て超音波メス
の回路側に漏洩しようとする。この漏洩電流の一部は第
1図と同様にメス先電極11゜患者13 、 ME i
ll定器14 、アース16等と流れて、患者に目的外
の損傷を与える危険性がある。
び対極板13に高周波の電気メス用電気信号が印加され
る。このうちの一部は絶縁板18 、19の呈するキャ
パシタンス28および29(第2図)を経て超音波メス
の回路側に漏洩しようとする。この漏洩電流の一部は第
1図と同様にメス先電極11゜患者13 、 ME i
ll定器14 、アース16等と流れて、患者に目的外
の損傷を与える危険性がある。
フィルタ群40は、前記した漏洩電流(以後干渉電流と
称する)の発生を阻止するために設けられている。該フ
ィルタ群40について第4図にもとづき更に詳述する。
称する)の発生を阻止するために設けられている。該フ
ィルタ群40について第4図にもとづき更に詳述する。
第4図(ωに示す回路において、33は絶縁板の呈する
キャパシタンス28.29と等価なキャパシタンス(C
o)を、34および37はインダクタンス(Ll。
キャパシタンス28.29と等価なキャパシタンス(C
o)を、34および37はインダクタンス(Ll。
L2)を、35および38はキャパシタンス(C1+
C2)を、36および39は抵抗(R1,R2)を示す
。前記したように、これら34〜39を総称してフィル
タ群40とする。
C2)を、36および39は抵抗(R1,R2)を示す
。前記したように、これら34〜39を総称してフィル
タ群40とする。
第4図(atの等何回路は第4図(lに示しだ回路に対
応スる。同図において、41はキャパシタンス(Cも)
を、42および45は抵抗(R’、、部)を、43およ
び46はキャパシタンス(’C’l + C4)を、4
4および47はインダクタンス(Li 、 L’! )
を示す。前記42〜47を総称してフィルタ群48とす
る。
応スる。同図において、41はキャパシタンス(Cも)
を、42および45は抵抗(R’、、部)を、43およ
び46はキャパシタンス(’C’l + C4)を、4
4および47はインダクタンス(Li 、 L’! )
を示す。前記42〜47を総称してフィルタ群48とす
る。
ここで、フィルタ群40の直列共振回路はフィルタ群4
8のそれぞれの並列共振回路に対応する。
8のそれぞれの並列共振回路に対応する。
故に1超音波メスの共振周波数を九、電気メスの主発振
周波数を/E (b>>f、J)とおくと、Co=Cら
・・・・・・・・・・・・(1)r2=c6/C2 △/uおよびΔfEとし、同変動幅内のフィルタの通過
特性を3dBとすると、 となる。
周波数を/E (b>>f、J)とおくと、Co=Cら
・・・・・・・・・・・・(1)r2=c6/C2 △/uおよびΔfEとし、同変動幅内のフィルタの通過
特性を3dBとすると、 となる。
即ち、同図(ロ)の回路構成でフィルタを設計すれば式
(1)〜式(5)により同図(a)の各フィルタ要素が
算出される。同図(ロ)で R1′=囚=ω (OPEN) ・・・・・・・・・・
・(6)の場合は端子31および32から見たインピー
ダンスは周波数fUおよびfytでそれぞれ無限大とな
り、干渉電流はL!上零にすることが可能となる。それ
故、前記干渉電流の発生を阻止することができる。
(1)〜式(5)により同図(a)の各フィルタ要素が
算出される。同図(ロ)で R1′=囚=ω (OPEN) ・・・・・・・・・・
・(6)の場合は端子31および32から見たインピー
ダンスは周波数fUおよびfytでそれぞれ無限大とな
り、干渉電流はL!上零にすることが可能となる。それ
故、前記干渉電流の発生を阻止することができる。
若し本発明のフィルタを接続しない場合は絶縁板の等価
キャパシタンスCOの呈するインピーダンスを犬としな
ければならない。然し、このためには同絶縁板の板厚を
厚くしなければならないが、BLT全体で半波長共振の
長さとするだめの制限と、弾性振動する場合の機械強度
の制限から、本発明と同様の効果を絶縁板のみに期待す
ることは不可能である。
キャパシタンスCOの呈するインピーダンスを犬としな
ければならない。然し、このためには同絶縁板の板厚を
厚くしなければならないが、BLT全体で半波長共振の
長さとするだめの制限と、弾性振動する場合の機械強度
の制限から、本発明と同様の効果を絶縁板のみに期待す
ることは不可能である。
以上詳述したように、本発明によれば構造的に極めて簡
単な方法により、超音波メスおよび電気メスの長所を兼
備し、短所を補完した治療用器具を実現することができ
る。
単な方法により、超音波メスおよび電気メスの長所を兼
備し、短所を補完した治療用器具を実現することができ
る。
すなわち、電気メス側発振器が駆動されると、対極板1
2と治療用工具24との間に高周波の高電圧が印加され
、本発明は該工具24をメス先電極とした電気メスとし
て機能する。それ故、手術時において電気メス固有の効
果が発揮される。また、超音波メス側発振器が駆動され
ると電歪素子の電極撮 間には超音波共◆信号が印加され、BLTは超音波振動
を生起する。それ故、本発明は先端の治療用工具が超音
波振動する超音波メスとして機能し、超音波メス固有の
効果を発揮する。
2と治療用工具24との間に高周波の高電圧が印加され
、本発明は該工具24をメス先電極とした電気メスとし
て機能する。それ故、手術時において電気メス固有の効
果が発揮される。また、超音波メス側発振器が駆動され
ると電歪素子の電極撮 間には超音波共◆信号が印加され、BLTは超音波振動
を生起する。それ故、本発明は先端の治療用工具が超音
波振動する超音波メスとして機能し、超音波メス固有の
効果を発揮する。
また、本発明では超音波メス側回路および電気メス側回
路の双方に相互の発振周波数によって共振するフィルタ
回路が設けられていることを特徴としている。従って、
相互の回路どうしの漏洩電流の流入を阻止することがで
き、高信頼性の装置を実現することが可能になる。
路の双方に相互の発振周波数によって共振するフィルタ
回路が設けられていることを特徴としている。従って、
相互の回路どうしの漏洩電流の流入を阻止することがで
き、高信頼性の装置を実現することが可能になる。
更に本発明では、BLTを構成する絶縁板にフィルタ群
を並列接続し、各フィルタと絶縁板の呈するキャパシタ
ンスによって同絶縁板を流れる干渉電流を阻止するよう
に構成されたことを特徴としている。従って本発明によ
れば、患者に対する安全性を充分考慮した装置が提供さ
れる。
を並列接続し、各フィルタと絶縁板の呈するキャパシタ
ンスによって同絶縁板を流れる干渉電流を阻止するよう
に構成されたことを特徴としている。従って本発明によ
れば、患者に対する安全性を充分考慮した装置が提供さ
れる。
第1図は従来の電気メスの一回路図、第2図は超音波メ
スの振動子とその等価回路図、第3図は本発明の治療用
器具の一実施例、第4図は本発明のフィルタ群の回路図
を示す。 図中の符号は、 1・・・電気メス用主発振器、 4 、6 、54 、56 、60 、62・・・漏洩
電流阻止用キャパシタンス、5 、7 、55 、57
、61 、63・・・漏洩電流阻止用インダクタンス
、12・・・対極板、17・・・裏打板、18 、19
・・・絶縁板、20 、21・・・電歪素子、22・・
・前面板、23・・・ホーン、24・・・治療用工具、
51・・・超音波メス用発振器、 を示す。 代表者末永徳博 >5 IN 才 1 口 才 9 図
スの振動子とその等価回路図、第3図は本発明の治療用
器具の一実施例、第4図は本発明のフィルタ群の回路図
を示す。 図中の符号は、 1・・・電気メス用主発振器、 4 、6 、54 、56 、60 、62・・・漏洩
電流阻止用キャパシタンス、5 、7 、55 、57
、61 、63・・・漏洩電流阻止用インダクタンス
、12・・・対極板、17・・・裏打板、18 、19
・・・絶縁板、20 、21・・・電歪素子、22・・
・前面板、23・・・ホーン、24・・・治療用工具、
51・・・超音波メス用発振器、 を示す。 代表者末永徳博 >5 IN 才 1 口 才 9 図
Claims (3)
- (1)超音波発振器とそれによって駆動される電歪素子
、絶縁板および金属板からなるボルト締めランジュバン
型振動子と、これに係合する超音波ホーンおよび治療用
工具で構成される超音波メスと、上記超音波メスと同時
に併用され、かつ上記治療用工具を電気メスのメス先電
極として共用する高周波発振器とからなる治療用器具。 - (2)ボルト締めランジュバン型振動子を構成する絶縁
板にフィルタ群を並列接続し、各フィルタと絶縁板の呈
するキャパシタンスで同絶縁板を流れる超音波メスおよ
び電気メスの干渉電流を阻止するように設定した特許請
求範囲(1)に記載の治療用器具。 - (3)超音波メスおよび電気メスの各々の出力回路にお
互いの漏洩電流防止用回路を挿入した特許請求範囲(1
)ないしく2)に記載の治療用器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59085899A JPS60227748A (ja) | 1984-04-26 | 1984-04-26 | 治療用器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59085899A JPS60227748A (ja) | 1984-04-26 | 1984-04-26 | 治療用器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60227748A true JPS60227748A (ja) | 1985-11-13 |
Family
ID=13871709
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59085899A Pending JPS60227748A (ja) | 1984-04-26 | 1984-04-26 | 治療用器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60227748A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6371014U (ja) * | 1986-10-30 | 1988-05-12 | ||
EP0310431A2 (en) * | 1987-09-30 | 1989-04-05 | Valleylab, Inc. | Apparatus for providing enhanced tissue fragmentation and/or hemostasis |
JPH0329645A (ja) * | 1989-03-28 | 1991-02-07 | Valleylab Inc | 内視鏡電気外科的吸引器 |
JPH04221539A (ja) * | 1990-03-19 | 1992-08-12 | Everest Medical Corp | 内側乳房動脈を採取するためのバイポーラ外科用メス |
JPH08504643A (ja) * | 1993-04-07 | 1996-05-21 | ヴァリーラブ・インコーポレーテッド | 圧電超音波・電気外科手術用ハンドピース |
US9039690B2 (en) | 2009-09-15 | 2015-05-26 | Olympus Winter & Ibe Gmbh | Combined ultrasound and HF surgical system |
-
1984
- 1984-04-26 JP JP59085899A patent/JPS60227748A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6371014U (ja) * | 1986-10-30 | 1988-05-12 | ||
JPH062664Y2 (ja) * | 1986-10-30 | 1994-01-26 | オリンパス光学工業株式会社 | 強力超音波プロ−ブ |
EP0310431A2 (en) * | 1987-09-30 | 1989-04-05 | Valleylab, Inc. | Apparatus for providing enhanced tissue fragmentation and/or hemostasis |
JPH0642893B2 (ja) * | 1987-09-30 | 1994-06-08 | ヴァレイラブ、インコ. | 外科装置 |
EP0310431B1 (en) * | 1987-09-30 | 1994-11-02 | Valleylab, Inc. | Apparatus for providing enhanced tissue fragmentation and/or hemostasis |
JPH0329645A (ja) * | 1989-03-28 | 1991-02-07 | Valleylab Inc | 内視鏡電気外科的吸引器 |
JPH04221539A (ja) * | 1990-03-19 | 1992-08-12 | Everest Medical Corp | 内側乳房動脈を採取するためのバイポーラ外科用メス |
JPH08504643A (ja) * | 1993-04-07 | 1996-05-21 | ヴァリーラブ・インコーポレーテッド | 圧電超音波・電気外科手術用ハンドピース |
JP2608692B2 (ja) * | 1993-04-07 | 1997-05-07 | ヴァリーラブ・インコーポレーテッド | 圧電超音波・電気外科手術用ハンドピース |
US9039690B2 (en) | 2009-09-15 | 2015-05-26 | Olympus Winter & Ibe Gmbh | Combined ultrasound and HF surgical system |
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