JPS6022744Y2 - ガス絶縁電気機器 - Google Patents
ガス絶縁電気機器Info
- Publication number
- JPS6022744Y2 JPS6022744Y2 JP1979151728U JP15172879U JPS6022744Y2 JP S6022744 Y2 JPS6022744 Y2 JP S6022744Y2 JP 1979151728 U JP1979151728 U JP 1979151728U JP 15172879 U JP15172879 U JP 15172879U JP S6022744 Y2 JPS6022744 Y2 JP S6022744Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheath
- gas
- spacer
- insulated electrical
- recess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02G—INSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
- H02G5/00—Installations of bus-bars
- H02G5/06—Totally-enclosed installations, e.g. in metal casings
- H02G5/063—Totally-enclosed installations, e.g. in metal casings filled with oil or gas
- H02G5/065—Particle traps
Landscapes
- Installation Of Bus-Bars (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はたとえば管路気中送電路のような金属製の円
筒（シース）内に同軸に導体を柱状絶縁支持体（スペー
サー）によって支持しその空間に５Ｆ６（６弗化硫黄）
の如き絶縁性ガスを封入したガス絶縁電気機器の改良に
関するものである。
筒（シース）内に同軸に導体を柱状絶縁支持体（スペー
サー）によって支持しその空間に５Ｆ６（６弗化硫黄）
の如き絶縁性ガスを封入したガス絶縁電気機器の改良に
関するものである。
このようなガス絶縁電気機器は高電圧でとくに大電流の
場合に用いられるが、その際絶縁ガス内に微小な塵、繊
維、導電性または半導電性物質の固体片などの粒子が浮
遊して存在するとその周辺に電界の局部的増大を生じて
電気的破壊、アーク発生の原因となる。
場合に用いられるが、その際絶縁ガス内に微小な塵、繊
維、導電性または半導電性物質の固体片などの粒子が浮
遊して存在するとその周辺に電界の局部的増大を生じて
電気的破壊、アーク発生の原因となる。
またスペーサーの柱の表面にこれらの粒子が付着すると
スペーサーの表面に沿っての絶縁耐力が低下してそこか
ら絶縁破壊が生ずる原因となる。
スペーサーの表面に沿っての絶縁耐力が低下してそこか
ら絶縁破壊が生ずる原因となる。
この問題を解決するため本考案者らは第１図ａ、 ｂに
示す構造の粒子捕捉装置を備えたガス絶縁電気機器を特
願昭５４−０３７５４５号として出願した。
示す構造の粒子捕捉装置を備えたガス絶縁電気機器を特
願昭５４−０３７５４５号として出願した。
第１図において導体１を支持する柱状絶縁スペーサー３
の金属シース２への取付位置にシース２に分岐金属管５
がもうけられて凹所６を形成し、柱状絶縁スペーサー３
はこの凹所６にもうけられた取付板４に取付金具８によ
って取り付けられている。
の金属シース２への取付位置にシース２に分岐金属管５
がもうけられて凹所６を形成し、柱状絶縁スペーサー３
はこの凹所６にもうけられた取付板４に取付金具８によ
って取り付けられている。
分岐金属管の内周壁にはシースと略同一平面上に粒子捕
捉装置７が設けられ、該捕捉装置には穴またはスリット
７ａがもうけられて０る。
捉装置７が設けられ、該捕捉装置には穴またはスリット
７ａがもうけられて０る。
浮遊する粒子はシース２に接すると帯電されて導体１に
引かれ、あるいは逆に導体１からシース２へと両者の間
の電位差によって往復運動をするが捕捉装置にもうけら
れた穴、スリット７ａを通過して分岐金属管の凹所６に
入ると凹所６には電場がないので粒子は運動を停止して
捕捉される。
引かれ、あるいは逆に導体１からシース２へと両者の間
の電位差によって往復運動をするが捕捉装置にもうけら
れた穴、スリット７ａを通過して分岐金属管の凹所６に
入ると凹所６には電場がないので粒子は運動を停止して
捕捉される。
またこの構造では柱状絶縁支持体３の柱部はシースの内
面より外側に固定されているのでスペーサーの脚部の沿
面長さが長くなり絶縁耐力が高く、粒子捕捉装置はシー
ス内面と略同一平面上にあるためシース内面に別に粒子
捕捉装置をもうける場合に比しシースの直径を小さくす
ることができて、絶縁ガス、シース金属材料が節約され
る。
面より外側に固定されているのでスペーサーの脚部の沿
面長さが長くなり絶縁耐力が高く、粒子捕捉装置はシー
ス内面と略同一平面上にあるためシース内面に別に粒子
捕捉装置をもうける場合に比しシースの直径を小さくす
ることができて、絶縁ガス、シース金属材料が節約され
る。
しかしこの構造では分岐金属管５と粒子捕捉装置７との
取付部に凹所などが生じてそこに粒子が付着蓄積し、あ
るいはエツジ部が生じて機器の絶縁耐力を害し、またシ
ースに外部より振動、衝撃が加わると金属分岐管５の凹
所に捕捉された粒子が再浮遊する危険がある。
取付部に凹所などが生じてそこに粒子が付着蓄積し、あ
るいはエツジ部が生じて機器の絶縁耐力を害し、またシ
ースに外部より振動、衝撃が加わると金属分岐管５の凹
所に捕捉された粒子が再浮遊する危険がある。
この考案は前記欠点をなくしたスペーサーの取付は構造
を提供することを目的とする。
を提供することを目的とする。
以下図面にもとすいて本考案の実施例を説明する。
第２図に示すように導体１を支持する柱状絶縁スペーサ
ー３の金属シース２への取り行位置にシース２に金属分
岐管５がもうけられて凹所６を形成している。
ー３の金属シース２への取り行位置にシース２に金属分
岐管５がもうけられて凹所６を形成している。
柱状絶縁スペーサー３の脚は凹所６にもうけられた取付
板４に取付金具８によって取り付けられている。
板４に取付金具８によって取り付けられている。
シース２は凹所６を覆ってスペーサーの柱部周囲の近く
迄延長されて粒子捕捉装置７を形成する。
迄延長されて粒子捕捉装置７を形成する。
粒子捕捉装置７のスペーサーの柱部との隙間を形成する
端部は平滑でかなりの曲率を有する弧状に形成され、か
つ凹所６の周辺部から内方に向ってテーパーを有せしめ
である。
端部は平滑でかなりの曲率を有する弧状に形成され、か
つ凹所６の周辺部から内方に向ってテーパーを有せしめ
である。
この部分には穴またはスリット７ａをもうけることが望
ましい。
ましい。
分岐金属管５の下端は蓋１１によって密封され、スペー
サー取付板４と蓋１１の間に室１０が形成されており、
取付板４には穴またはスリット４ａがもうけられている
。
サー取付板４と蓋１１の間に室１０が形成されており、
取付板４には穴またはスリット４ａがもうけられている
。
このガス絶縁電気機器を組み立てるには導体１に柱状絶
縁スペーサー３を取り付けてシース２内に引き込み、シ
ースの凹所６にスペーサーの脚部を落とし込み、脚を遮
蔽体９を介して取付板４にボルト８で締め付は固定する
。
縁スペーサー３を取り付けてシース２内に引き込み、シ
ースの凹所６にスペーサーの脚部を落とし込み、脚を遮
蔽体９を介して取付板４にボルト８で締め付は固定する
。
次ぎに分岐金属管５の端部に蓋１１を溶接等して密閉し
て室１０を形成する。
て室１０を形成する。
この構造によれば前記特願昭５４−０３７５４５号の構
造の利点を有し、且つシース内面には粒子捕捉装置によ
る凹凸が発生せず、また装置の端部が弧状であるからシ
ースのスペーサー柱部周辺に粒子の局部的集積や電界の
集中が起こらない。
造の利点を有し、且つシース内面には粒子捕捉装置によ
る凹凸が発生せず、また装置の端部が弧状であるからシ
ースのスペーサー柱部周辺に粒子の局部的集積や電界の
集中が起こらない。
シース内面と粒子捕捉装置表面が平滑に連続すれば両者
は一体である必要はない。
は一体である必要はない。
粒子捕捉装置７は凹所６の内方に傾斜しているので粒子
は滑り落ちて従来の構造の場合より有効に粒子を捕捉す
ることができる。
は滑り落ちて従来の構造の場合より有効に粒子を捕捉す
ることができる。
捕捉された粒子はさらに取付板４の穴、スリット４ａを
通って室１０に落下する。
通って室１０に落下する。
室１０とシースの内部の間には取付板４と粒子捕捉装置
７の２重の仕切り板があるので室１０に落下した粒子は
シースに外部から振動、衝撃が加わっても再浮遊しない
。
７の２重の仕切り板があるので室１０に落下した粒子は
シースに外部から振動、衝撃が加わっても再浮遊しない
。
以上説明したように本考案のガス絶縁電気機器はシース
の柱状絶縁スペーサー取付位置にもうけた分岐金属管５
の凹所を覆うようにシースから一体に延長したテーパー
を有する粒子捕捉装置をもうけ、また粒子がシース内部
と２重の仕切りを有するよう取付板４と分岐金属管の蓋
１１の間にもうけられた室１０に落下するので、従来の
構造に比し有効に粒子を捕捉できるとともに粒子のシー
ス内部えの再浮遊をより完全に防止する効果を有するも
のである。
の柱状絶縁スペーサー取付位置にもうけた分岐金属管５
の凹所を覆うようにシースから一体に延長したテーパー
を有する粒子捕捉装置をもうけ、また粒子がシース内部
と２重の仕切りを有するよう取付板４と分岐金属管の蓋
１１の間にもうけられた室１０に落下するので、従来の
構造に比し有効に粒子を捕捉できるとともに粒子のシー
ス内部えの再浮遊をより完全に防止する効果を有するも
のである。
第１図ａ、 ｂはそれぞれ従来構造のガス絶縁電気機器
の断面図、Ｘ−Ｘ部断平面図であり、第２図ａ、 ｂは
本考案のガス絶縁電気機器の断面図、Ｘ−Ｘ部断面平面
図である。 １：導体、２：金属シース、３：柱状絶縁スペーサー、
４：取付板、４ａ：穴、スリット、５：分岐金属管、６
：凹所、７：粒子捕捉装置、７ａ：穴、スリット、８：
取付金具、９：遮蔽体、１０：室、１１：蓋。
の断面図、Ｘ−Ｘ部断平面図であり、第２図ａ、 ｂは
本考案のガス絶縁電気機器の断面図、Ｘ−Ｘ部断面平面
図である。 １：導体、２：金属シース、３：柱状絶縁スペーサー、
４：取付板、４ａ：穴、スリット、５：分岐金属管、６
：凹所、７：粒子捕捉装置、７ａ：穴、スリット、８：
取付金具、９：遮蔽体、１０：室、１１：蓋。
Claims (3)
- （１） 柱状絶縁スペーサーにより支持された導体が
円筒形の金属シース内に同軸に配置され、金属シース内
に絶縁性のガスを封入したガス絶縁電気機器であって、
シースの柱状絶縁スペーサー取付位置に金属分岐管をも
うけて凹所を形威し、該凹所内においてシース内面より
外側にもうけた取付板にスペーサーの脚部を取りつけて
、金属分岐管の端部を蓋により密閉して取付板ど蓋の間
に室を形威し、さらに前記凹所を覆い、スペーサーの柱
周辺と間隙を有する粒子捕捉装置を設けたガス絶縁電気
機器において、粒子捕捉装置の端部を曲率を有する弧状
に成形し、またスペーサーに向かってシースの外方向に
傾斜したテーパーをつけたことを特徴とするガス絶縁電
気機器。 - （２）柱状絶縁スペーサーの取付板に穴またはスリット
をもうけたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
１項記載のガス絶縁電気機器。 - （３）粒子捕捉装置のテーパ一部に穴またはスリットを
もうけたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第１
項もしくは第２項記載のガス絶縁電気機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979151728U JPS6022744Y2 (ja) | 1979-10-31 | 1979-10-31 | ガス絶縁電気機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979151728U JPS6022744Y2 (ja) | 1979-10-31 | 1979-10-31 | ガス絶縁電気機器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5667817U JPS5667817U (ja) | 1981-06-05 |
| JPS6022744Y2 true JPS6022744Y2 (ja) | 1985-07-06 |
Family
ID=29382673
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979151728U Expired JPS6022744Y2 (ja) | 1979-10-31 | 1979-10-31 | ガス絶縁電気機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6022744Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53143195A (en) * | 1977-05-20 | 1978-12-13 | Seiko Instr & Electronics Ltd | Color liquid crystal display device |
| JPS5438150A (en) * | 1977-09-01 | 1979-03-22 | Seiko Instr & Electronics Ltd | Color liquid crystal display device |
-
1979
- 1979-10-31 JP JP1979151728U patent/JPS6022744Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53143195A (en) * | 1977-05-20 | 1978-12-13 | Seiko Instr & Electronics Ltd | Color liquid crystal display device |
| JPS5438150A (en) * | 1977-09-01 | 1979-03-22 | Seiko Instr & Electronics Ltd | Color liquid crystal display device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5667817U (ja) | 1981-06-05 |
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