JPS602272Y2 - 粉体注入管構造 - Google Patents
粉体注入管構造Info
- Publication number
- JPS602272Y2 JPS602272Y2 JP2224781U JP2224781U JPS602272Y2 JP S602272 Y2 JPS602272 Y2 JP S602272Y2 JP 2224781 U JP2224781 U JP 2224781U JP 2224781 U JP2224781 U JP 2224781U JP S602272 Y2 JPS602272 Y2 JP S602272Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- powder
- stirring blade
- passage
- powder injection
- gas transport
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
開示技術は軟弱地盤中にセメント等の粉体を注入する管
の構造技術に属する。
の構造技術に属する。
而して、この考案は地盤内に挿入した管体の内部ガス輸
送粉体通路に該セメント等の粉体を供給し、先端から側
延した攪拌翼に対して設けた粉体噴出孔から攪拌層中に
噴出する様にした粉体注入管構造に関するものであり、
特に、該攪拌翼自体、或は、それに併設した粉体通路を
該ガス輸送粉体供給路に接続させ該攪拌翼の回転翼背面
空間に帯状に噴出する様にした粉体注入管構造に係るも
のである。
送粉体通路に該セメント等の粉体を供給し、先端から側
延した攪拌翼に対して設けた粉体噴出孔から攪拌層中に
噴出する様にした粉体注入管構造に関するものであり、
特に、該攪拌翼自体、或は、それに併設した粉体通路を
該ガス輸送粉体供給路に接続させ該攪拌翼の回転翼背面
空間に帯状に噴出する様にした粉体注入管構造に係るも
のである。
周知の如く、軟弱地盤改良については薬注等種々の技術
が開発されているが、公害問題に対処すると共にスラグ
等の廃材有効再生に加えて、地下水の利用等の他目的が
同時にかなえられる優れた見知から出願人の先願発明、
考案等に於て軟弱地盤中に直接粉体を注入させて攪拌層
と混合させる技術が案出され、多くの改良を加える様に
されて来た。
が開発されているが、公害問題に対処すると共にスラグ
等の廃材有効再生に加えて、地下水の利用等の他目的が
同時にかなえられる優れた見知から出願人の先願発明、
考案等に於て軟弱地盤中に直接粉体を注入させて攪拌層
と混合させる技術が案出され、多くの改良を加える様に
されて来た。
而して、該種粉体注人工に用いる注入管に於ては管体内
に設けた粉体通路内に空気等のガス輸送手段でセメント
等の粉体を供給し、該管体先端から一体側延した攪拌翼
の回転背面形成空間に該管体基部に設けた粉体噴射ノズ
ルから粉体を噴出させて攪拌させる様にして来た。
に設けた粉体通路内に空気等のガス輸送手段でセメント
等の粉体を供給し、該管体先端から一体側延した攪拌翼
の回転背面形成空間に該管体基部に設けた粉体噴射ノズ
ルから粉体を噴出させて攪拌させる様にして来た。
さりながら、該管体基体基部付設ノズルからの粉体噴射
では点噴射であるため、深度が大きい場合、流過圧損等
により噴出動圧が低い場合、攪拌翼回転形成背面空間の
先端まで飛跳しないこともある欠点があり、又、大量高
濃度の粉体混合を行う場合に充分に応え難い難点があり
、その上、噴出は、基部から拡散状に行われるため中央
寄りが濃度高く、周縁部では薄くなるムラ上の不均一濃
度の不具合もあった。
では点噴射であるため、深度が大きい場合、流過圧損等
により噴出動圧が低い場合、攪拌翼回転形成背面空間の
先端まで飛跳しないこともある欠点があり、又、大量高
濃度の粉体混合を行う場合に充分に応え難い難点があり
、その上、噴出は、基部から拡散状に行われるため中央
寄りが濃度高く、周縁部では薄くなるムラ上の不均一濃
度の不具合もあった。
この考案の目的は上記在来技術に基づく粉体注入管の問
題点に鑑み、攪拌翼背面にスリット状の噴射孔を形成さ
せて設は回転形成背面空間に平均して大量の粉体を均一
に噴出することが出来る優れた粉体注入管構造を提供せ
んとするものである。
題点に鑑み、攪拌翼背面にスリット状の噴射孔を形成さ
せて設は回転形成背面空間に平均して大量の粉体を均一
に噴出することが出来る優れた粉体注入管構造を提供せ
んとするものである。
上記目的に沿うこの考案の構成は軟弱地盤中に挿入した
注入管を所定に回転上昇させながら、管内ガス輸送粉体
供給路に粉体を供給し、攪拌翼の回転によって形成され
る背面空間に対し該攪拌翼に沿って設けたスリット状噴
出孔から帯状に粉体を噴出させる様にして攪拌層を混合
攪拌して均一な改良層を形成させる様にしたことを要旨
とするものである。
注入管を所定に回転上昇させながら、管内ガス輸送粉体
供給路に粉体を供給し、攪拌翼の回転によって形成され
る背面空間に対し該攪拌翼に沿って設けたスリット状噴
出孔から帯状に粉体を噴出させる様にして攪拌層を混合
攪拌して均一な改良層を形成させる様にしたことを要旨
とするものである。
次にこの考案の実施例を図面に基づいて説明すれば以下
の通りである。
の通りである。
第1,2図に示す実施例に於て、1はこの考案の要旨を
威す粉体注入管であり、先端注入部2は所定ユニットジ
ヨイント管3,3・・・を介して延長解離し得る様にさ
れ、軟弱地盤4の削孔5内に挿抜されて減圧ボックス6
を遊挿され、所定スイーベルジョイント7を介して適宜
ガス輸送装置8に接続され図示しない重機の静圧回転昇
降装置9に連係されている。
威す粉体注入管であり、先端注入部2は所定ユニットジ
ヨイント管3,3・・・を介して延長解離し得る様にさ
れ、軟弱地盤4の削孔5内に挿抜されて減圧ボックス6
を遊挿され、所定スイーベルジョイント7を介して適宜
ガス輸送装置8に接続され図示しない重機の静圧回転昇
降装置9に連係されている。
而して、該注入部2は第2図に示す様に管体10は内部
に上記スイーベルジョイント7を介してガス輸送装置8
に接続されるガス輸送粉体供給路11が設けであると共
に先端部に攪拌翼12が断面弓形に彎曲して一体側部し
て設けられ、その背面内には該攪拌翼12の長手方向に
沿って先細テーパ状の粉体通路13を形成し該ガス輸送
粉体供給路11に接続させるケース14が該管体10に
固定延設されており、その後面には長手方向に沿うスリ
ット状の粉体噴射孔15が穿設されている。
に上記スイーベルジョイント7を介してガス輸送装置8
に接続されるガス輸送粉体供給路11が設けであると共
に先端部に攪拌翼12が断面弓形に彎曲して一体側部し
て設けられ、その背面内には該攪拌翼12の長手方向に
沿って先細テーパ状の粉体通路13を形成し該ガス輸送
粉体供給路11に接続させるケース14が該管体10に
固定延設されており、その後面には長手方向に沿うスリ
ット状の粉体噴射孔15が穿設されている。
又、該攪拌翼12の上部には設定間隔を介して二次攪拌
翼16が管体10に一体固定延設され、その基部からは
ニアリークフィン17が連結され該管体10に固定され
上部されている。
翼16が管体10に一体固定延設され、その基部からは
ニアリークフィン17が連結され該管体10に固定され
上部されている。
上記構成に於て、適宜削孔装置により軟弱地盤4中に削
孔5を形成し、或は、注入管1自体で削孔し、所定深度
に挿入した状態で減圧ボックス6をセットし、上端にガ
ス輸送装置8とスイーベルジョイント7を介しガス輸送
粉体供給路11を連通させ、静圧回転昇降装置9を作動
させて注入管1を所定速度で回転させながら上昇させる
と共にセメント等の粉体を空気等のガス輸送を行う。
孔5を形成し、或は、注入管1自体で削孔し、所定深度
に挿入した状態で減圧ボックス6をセットし、上端にガ
ス輸送装置8とスイーベルジョイント7を介しガス輸送
粉体供給路11を連通させ、静圧回転昇降装置9を作動
させて注入管1を所定速度で回転させながら上昇させる
と共にセメント等の粉体を空気等のガス輸送を行う。
従って、ガス輸送粉体供給路11を流過したセメント粉
体は粉体通路13を通り攪拌翼12の矢印方向回転によ
る背面形成空間内に帯状に噴出され、二次攪拌翼16に
よる攪拌層Aと攪拌混合され、土壌中の水分と反応して
凝固し始める。
体は粉体通路13を通り攪拌翼12の矢印方向回転によ
る背面形成空間内に帯状に噴出され、二次攪拌翼16に
よる攪拌層Aと攪拌混合され、土壌中の水分と反応して
凝固し始める。
そして、輸送ガスの空気は粉体と分離され、攪拌間隙か
ら上昇し、ニアリークフィン17.17の形成する回転
背面空間から上昇し、攪拌層Aに含有粉体セメントを付
着させ、減圧ボックス6内で減圧され、残余セメント粉
体を分離し空気のみ大気に放出する。
ら上昇し、ニアリークフィン17.17の形成する回転
背面空間から上昇し、攪拌層Aに含有粉体セメントを付
着させ、減圧ボックス6内で減圧され、残余セメント粉
体を分離し空気のみ大気に放出する。
この場合、粉体は上記スリット状噴射孔15から帯状に
噴出するので、回転域に均一に分散され、又、ケース1
4が先細テーパ状に形成されてスリット状に穿孔されて
いるため、均一濃度で噴出されるため混合攪拌が均一に
なされ、精度の良い製品が得られる。
噴出するので、回転域に均一に分散され、又、ケース1
4が先細テーパ状に形成されてスリット状に穿孔されて
いるため、均一濃度で噴出されるため混合攪拌が均一に
なされ、精度の良い製品が得られる。
又、第3図に示す実施例は粉体通路13を形成するテー
パ状ケース14′が攪拌翼12に一体形成された態様で
あり、その作用効果は上記実施例と実質的に変りはない
。
パ状ケース14′が攪拌翼12に一体形成された態様で
あり、その作用効果は上記実施例と実質的に変りはない
。
そして、粉体噴射孔のスリットについては第41.4b
、4c図に示す様に末広がり状スリット15′、横ツイ
ンスリット15’、15”、縦ツインスリット15.1
5等の態様がある。
、4c図に示す様に末広がり状スリット15′、横ツイ
ンスリット15’、15”、縦ツインスリット15.1
5等の態様がある。
尚、この考案の実施態様は上記各実施例に限るものでな
いことは勿論であり、例えば、粉体通路を水平面に於て
カーブさせる等種々の態様が採用可能である。
いことは勿論であり、例えば、粉体通路を水平面に於て
カーブさせる等種々の態様が採用可能である。
又、対象となる粉体はセメントの他に、生石灰、砂、ス
ラグ、廃材粉砕物、スラリー等も採用可能である。
ラグ、廃材粉砕物、スラリー等も採用可能である。
上記の如く、この考案によれば、地盤改良粉体注入管構
造に於て、ガス輸送粉体供給路を有する管体先端に設け
た側部した攪拌翼に対して該ガス輸送粉体供給路に接続
する粉体通路にスリット状粉体粉射孔を形成させたこと
により、基本的に攪拌翼回転背面に形成される空間に帯
状に、しかも、均一濃度で粉体が噴出されるため、全断
面域に於て、粉体散在状態が均一に得られ、従って、攪
拌層との攪拌混合が均一になり、その結果、改良精度が
極めて良好になる優れた効果が奏される。
造に於て、ガス輸送粉体供給路を有する管体先端に設け
た側部した攪拌翼に対して該ガス輸送粉体供給路に接続
する粉体通路にスリット状粉体粉射孔を形成させたこと
により、基本的に攪拌翼回転背面に形成される空間に帯
状に、しかも、均一濃度で粉体が噴出されるため、全断
面域に於て、粉体散在状態が均一に得られ、従って、攪
拌層との攪拌混合が均一になり、その結果、改良精度が
極めて良好になる優れた効果が奏される。
又、噴射孔はスリット状であるため、目詰りも生じ難く
、メンテナンスもし易い効果もある。
、メンテナンスもし易い効果もある。
更に、スリット状噴射孔であるため、大量の粉体も噴出
可能となり、改善速度のスピードアップ、従って、工期
短縮、高品質改良等が行える効果も奏される。
可能となり、改善速度のスピードアップ、従って、工期
短縮、高品質改良等が行える効果も奏される。
そして、大量の粉体を攪拌翼の背面にて回転方向と逆に
噴出出来るのでその反動力状きく回転力を助勢させるこ
とも出来、管体に対する回転力に要する動力削減にもプ
ラスするメリットもある。
噴出出来るのでその反動力状きく回転力を助勢させるこ
とも出来、管体に対する回転力に要する動力削減にもプ
ラスするメリットもある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すものであり、第1図は1
実施例の全体概略説明図、第2図は同部分斜視拡大説明
図、第3図は他の実施例の部分断面平面説明図、第4a
、4b、4c図は噴射孔の別の実施例の説明図である。 10・・・管体、11・・・ガス輸送粉体供給路 12
・・・攪拌翼、13・・・粉体通路、15.15’、i
5″・・・(スリット状)噴射孔。
実施例の全体概略説明図、第2図は同部分斜視拡大説明
図、第3図は他の実施例の部分断面平面説明図、第4a
、4b、4c図は噴射孔の別の実施例の説明図である。 10・・・管体、11・・・ガス輸送粉体供給路 12
・・・攪拌翼、13・・・粉体通路、15.15’、i
5″・・・(スリット状)噴射孔。
Claims (2)
- (1)ガス輸送粉体供給路を管体内に設けると共に該管
体先端に付設して側延した攪拌翼に対して粉体噴射孔が
該ガス輸送粉体供給路に連通して設けである粉体注入管
構造において、該攪拌翼の基部から外方に沿って粉体通
路を該ガス輸送粉体供給路に連通して設け、而して該粉
体通路にスリット状の粉体噴射孔を穿設しであることを
特徴とする粉体注入管構造。 - (2)上記実用新案登録請求の範囲第1項の粉体通路が
先細のテーパ状にされて攪拌翼に別設されていることを
特徴とする粉体注入管構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2224781U JPS602272Y2 (ja) | 1981-02-20 | 1981-02-20 | 粉体注入管構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2224781U JPS602272Y2 (ja) | 1981-02-20 | 1981-02-20 | 粉体注入管構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57137649U JPS57137649U (ja) | 1982-08-27 |
JPS602272Y2 true JPS602272Y2 (ja) | 1985-01-22 |
Family
ID=29820062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2224781U Expired JPS602272Y2 (ja) | 1981-02-20 | 1981-02-20 | 粉体注入管構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS602272Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-02-20 JP JP2224781U patent/JPS602272Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57137649U (ja) | 1982-08-27 |
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