JPS60226901A - 耐久性のすぐれたレ−ル - Google Patents
耐久性のすぐれたレ−ルInfo
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- JPS60226901A JPS60226901A JP59081127A JP8112784A JPS60226901A JP S60226901 A JPS60226901 A JP S60226901A JP 59081127 A JP59081127 A JP 59081127A JP 8112784 A JP8112784 A JP 8112784A JP S60226901 A JPS60226901 A JP S60226901A
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- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 11
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は耐久性のすぐれたレールに係す、tp!jに損
傷のはげしbサービス環境においてすぐれた耐久性を発
揮するレールに関するものである。
傷のはげしbサービス環境においてすぐれた耐久性を発
揮するレールに関するものである。
(従来技術及び問題点つ
従来から、日本の新幹線あるいはブラジル、オーストラ
リアにおける鉱山鉄道等に用いられるレールは1次)こ
述べるような理由で、特に損傷のはげしいサービス環境
にあるものとして知られている。即ち、日本の新幹線の
レールは、在米線のし一ルに比べて、輪重(車両の車輪
から加わる荷重〕が大きく、しかも列車が高速であるた
めに、レールと車輪とのすべり率も大きく、レールの摩
耗がはげしい。また、このような輪重、すべり・率のた
めに、新幹線レール特有の頭面のはく、す(シェリング
ともいう)が起る。
リアにおける鉱山鉄道等に用いられるレールは1次)こ
述べるような理由で、特に損傷のはげしいサービス環境
にあるものとして知られている。即ち、日本の新幹線の
レールは、在米線のし一ルに比べて、輪重(車両の車輪
から加わる荷重〕が大きく、しかも列車が高速であるた
めに、レールと車輪とのすべり率も大きく、レールの摩
耗がはげしい。また、このような輪重、すべり・率のた
めに、新幹線レール特有の頭面のはく、す(シェリング
ともいう)が起る。
一方、鉱山用鉄道においては、−車両100トンもの貨
車を100〜150両も連結した長大編成の列車が通過
する。そのために、レールは、単なるこすれによる摩耗
だけではなく、レール頭部が塑性変形し、その結果車輪
との当りが悪くなり。
車を100〜150両も連結した長大編成の列車が通過
する。そのために、レールは、単なるこすれによる摩耗
だけではなく、レール頭部が塑性変形し、その結果車輪
との当りが悪くなり。
摩耗を促進し1頭面のはくりが起る。
これらのレール損傷に対し、これらを解決するための多
くの研究がなされ、その結果「製鉄研究」第303号(
1980)第23〜38頁記載のレール頭面を微細パー
ライトにする技術等が提案され、耐久性の向上が図られ
ているが、まだ十分なものはない。
くの研究がなされ、その結果「製鉄研究」第303号(
1980)第23〜38頁記載のレール頭面を微細パー
ライトにする技術等が提案され、耐久性の向上が図られ
ているが、まだ十分なものはない。
(発明の経緯〕
そこで本発明者らはレール頭面の摩耗をシミュレートす
るため1こ「鉄と鋼JVoL、64(1978)+Al
l、8905頁1こ示されている西原式摩耗試験を行っ
た。その試験片形状を第1図に示す。試験条件は、第1
表【こ化学成分を示す鋼Iで作った試験片を高周波熱処
理により、外周表面硬さを種々変えたものをレール相当
材1とし、同表の鋼■で作った試験片を通常の焼入焼戻
をして、ビッカース硬さ350に調整したものを車輪相
当材2として、前者を728rpm、後者を80 Or
pmで回転しつつ、無潤滑で両者を500 Kyfの力
で押し付は合うものである。なお、試験片の寸法形状は
第1図において外径り、= D2= 30謳φ、内径d
、= c+2= 16 yrnnφ、巾W == 8m
mである。このようにして50万回接触回転後のレール
相当材試験片の摩耗量をその重量減で測定した。その結
果を第2図をこ示す。同図でわかるようζこ、鋼材の摩
耗は、それが硬いほど少ない。このことは一般によく知
られていることであるが、この場合、ビッカース硬さ4
00以上で、顕著昏こ摩耗の少なくなることがわかる。
るため1こ「鉄と鋼JVoL、64(1978)+Al
l、8905頁1こ示されている西原式摩耗試験を行っ
た。その試験片形状を第1図に示す。試験条件は、第1
表【こ化学成分を示す鋼Iで作った試験片を高周波熱処
理により、外周表面硬さを種々変えたものをレール相当
材1とし、同表の鋼■で作った試験片を通常の焼入焼戻
をして、ビッカース硬さ350に調整したものを車輪相
当材2として、前者を728rpm、後者を80 Or
pmで回転しつつ、無潤滑で両者を500 Kyfの力
で押し付は合うものである。なお、試験片の寸法形状は
第1図において外径り、= D2= 30謳φ、内径d
、= c+2= 16 yrnnφ、巾W == 8m
mである。このようにして50万回接触回転後のレール
相当材試験片の摩耗量をその重量減で測定した。その結
果を第2図をこ示す。同図でわかるようζこ、鋼材の摩
耗は、それが硬いほど少ない。このことは一般によく知
られていることであるが、この場合、ビッカース硬さ4
00以上で、顕著昏こ摩耗の少なくなることがわかる。
第1表 供試鋼の化学成分 チ
次に、レール頭面のはぐり性をシミュレートするために
、軸受鋼において従来からよく行なわれているころがり
−すべり疲労試験を行なった。用いた試験片は、第1表
に示した鋼■で餉3図に示す外周にRの付いた形状を有
し、且つ、高周波熱処理により、試験片の外周面を、深
さ0.4 rm+ 1で等 と3論1でをビッカース硬さ400以上9こ調整したも
の、および硬化深さ3閣で、外周面の残留応力が約−1
5Kp//−と約−35Kpf/−に調整したものを夫
々レール相当材1とし、−1鋼■を通常の焼入焼戻しに
より、ビッカース硬さ350に調整したものを車輪相当
材2とした。なお試験片の寸法形状は、第3図において
り、= D2= 30 wnφ。
、軸受鋼において従来からよく行なわれているころがり
−すべり疲労試験を行なった。用いた試験片は、第1表
に示した鋼■で餉3図に示す外周にRの付いた形状を有
し、且つ、高周波熱処理により、試験片の外周面を、深
さ0.4 rm+ 1で等 と3論1でをビッカース硬さ400以上9こ調整したも
の、および硬化深さ3閣で、外周面の残留応力が約−1
5Kp//−と約−35Kpf/−に調整したものを夫
々レール相当材1とし、−1鋼■を通常の焼入焼戻しに
より、ビッカース硬さ350に調整したものを車輪相当
材2とした。なお試験片の寸法形状は、第3図において
り、= D2= 30 wnφ。
d、= d2= 16 wnφ、W=8wnφ+ r”
=15mBである。
=15mBである。
これらの試験片を用い、レール相当材は640rpm、
車輪相当材は800 rpmで回転しつつ油潤滑し、押
付は力690Kgfで試験し1回転接触面のはくり発生
1での回転数、すなわち破損寿命をめた。その結果を第
4図に示T0同図でわかるように、硬化層の浅いものは
、破損寿命が著しく短かい。また1表面残留応力の影響
が顕著で、これの大きい方が破損寿命が長いことがわか
る。
車輪相当材は800 rpmで回転しつつ油潤滑し、押
付は力690Kgfで試験し1回転接触面のはくり発生
1での回転数、すなわち破損寿命をめた。その結果を第
4図に示T0同図でわかるように、硬化層の浅いものは
、破損寿命が著しく短かい。また1表面残留応力の影響
が顕著で、これの大きい方が破損寿命が長いことがわか
る。
(発明の構成〕
本発明は以上のような知見に基いてなされたものであっ
て、その要旨は026%C以上の鋼からな6レールにお
いて、レール頭部が深さ10mm〜20調【こわたり、
ビッカース硬さで400以上。
て、その要旨は026%C以上の鋼からな6レールにお
いて、レール頭部が深さ10mm〜20調【こわたり、
ビッカース硬さで400以上。
かつレール頭面で2’0Kff/−以上の圧縮残留応力
を有することを特徴とする耐久性のすぐれたレールにあ
る。以下、本発明について詳細に述べる。
を有することを特徴とする耐久性のすぐれたレールにあ
る。以下、本発明について詳細に述べる。
1ず、本発明fこおいて、レール素材のC量を高目1こ
限定するのは、レール頭部の硬さを確保するのにCが有
効かつ安価な元素であ−るからであって。
限定するのは、レール頭部の硬さを確保するのにCが有
効かつ安価な元素であ−るからであって。
その下限を0.26%としたのは、その活用をはかるた
め蚤こは、0.26%未満では年中4分であるからであ
る。なお、上限Eこついては特に規定しないが。
め蚤こは、0.26%未満では年中4分であるからであ
る。なお、上限Eこついては特に規定しないが。
初析セメンタイトの析出による加工性の低下を避ける見
地から、0.9%程度以下が望ましい。また。
地から、0.9%程度以下が望ましい。また。
他の成分組成としては、レール頭部の所定の焼入深さを
得るために、ある程度の焼入性を確保することが必要で
、 Mn、、Cr、 Mo等を適量使用することが望ま
しい。
得るために、ある程度の焼入性を確保することが必要で
、 Mn、、Cr、 Mo等を適量使用することが望ま
しい。
次に、レール頭部の硬化深さ船こ関しては、前述の第4
図から、硬化深さが深い程、破損寿命が長くなることが
わかるが、実際のレールと車輪との接触状態を勘案して
、硬化深さを10mm以上とした。しかし、硬化深さが
20wnを超えるとレールが脆くなり、レールが脆性破
壊する恐れが出て来るので、上限を20+mnとした。
図から、硬化深さが深い程、破損寿命が長くなることが
わかるが、実際のレールと車輪との接触状態を勘案して
、硬化深さを10mm以上とした。しかし、硬化深さが
20wnを超えるとレールが脆くなり、レールが脆性破
壊する恐れが出て来るので、上限を20+mnとした。
次に本発明において、レール頭部のビッカース硬さを4
00以上としたのは第2図に示した知見に基づくもので
あって、400未満では摩耗量が著しくなるためである
。さらtこ、本発明においてはレール頭面での圧縮残留
応力を2QKyf、−以上と規定したが、これは第4図
に示した知見に基づいて、実際の、レールと車輪との接
触状態を勘案したものである。
00以上としたのは第2図に示した知見に基づくもので
あって、400未満では摩耗量が著しくなるためである
。さらtこ、本発明においてはレール頭面での圧縮残留
応力を2QKyf、−以上と規定したが、これは第4図
に示した知見に基づいて、実際の、レールと車輪との接
触状態を勘案したものである。
なお、硬さ及び残留応力は、高ければ高いほど望葦しい
けれども、実際には、硬さは低合金鋼のマルテンサイト
の上限である800を超えることはむつかしく、貰た圧
縮残留応力は、降伏を引き起こすことから80 K9f
/、j f超えることはむつかしい。
けれども、実際には、硬さは低合金鋼のマルテンサイト
の上限である800を超えることはむつかしく、貰た圧
縮残留応力は、降伏を引き起こすことから80 K9f
/、j f超えることはむつかしい。
ここで1本発明レールは、レール頭部を高周波加熱をこ
より、表面から10mm〜20調の深さがオーステナイ
ト状態になるように加熱し焼入れすることにより製造さ
れ、所定の硬さと圧縮残留応力が付与されるが、レール
の圧延後、その余熱を使ってインラインで焼入れするこ
とも可能であり。
より、表面から10mm〜20調の深さがオーステナイ
ト状態になるように加熱し焼入れすることにより製造さ
れ、所定の硬さと圧縮残留応力が付与されるが、レール
の圧延後、その余熱を使ってインラインで焼入れするこ
とも可能であり。
従来の熱処理レールに比べ、その性能においても。
また製造コストにおいても優位である。
以下、実施例【こまり1本発明の効果をさらに具体的【
こ説明する。
こ説明する。
(実施例〕
第2表 試作レールの化学成分 係
第2表の各鋼種の60キロレールを試作し2これらレー
ルの頭部を高周波により、オーステナイト状態に加熱し
、水スプレー、衝風あるいはそれらを組合せて焼入し、
一部のものは通常の焼戻しをしてレール頭部の硬さ、そ
の分布および表面の残留応力を調整した。その結果を第
3表に示す。
ルの頭部を高周波により、オーステナイト状態に加熱し
、水スプレー、衝風あるいはそれらを組合せて焼入し、
一部のものは通常の焼戻しをしてレール頭部の硬さ、そ
の分布および表面の残留応力を調整した。その結果を第
3表に示す。
これら試作レールをレール試験機にかけて、それらの耐
久性を試験した。°その試験の概要を第5図に示す。同
図に示すように、長さ1200mmの60キロレール3
を台4上に固定し1台4ごと最大速度30111/M、
ストローク200閣で、矢印のx −x’の方向に往復
運動をさせ、一方、最大周速33IT1/I6+で矢印
c −c’の方向に往復運動をしている輪軸5に取付け
た実際の車輪6を、無潤滑、20ton fの押付力で
レール3の運動多こ同調させて。
久性を試験した。°その試験の概要を第5図に示す。同
図に示すように、長さ1200mmの60キロレール3
を台4上に固定し1台4ごと最大速度30111/M、
ストローク200閣で、矢印のx −x’の方向に往復
運動をさせ、一方、最大周速33IT1/I6+で矢印
c −c’の方向に往復運動をしている輪軸5に取付け
た実際の車輪6を、無潤滑、20ton fの押付力で
レール3の運動多こ同調させて。
接触させるものである。この試験機によって、レールに
ころがり−すべりの負荷を与えることが出来、レールの
耐摩耗性、耐はくり性、すなわち。
ころがり−すべりの負荷を与えることが出来、レールの
耐摩耗性、耐はくり性、すなわち。
耐久性を評価することが出来る。
このレール試験機による評価結果を第4表に示した。こ
れらの結果より本発明になるレールの耐久性のすぐれて
いることは明らかである。
れらの結果より本発明になるレールの耐久性のすぐれて
いることは明らかである。
第4表 各試作レールの試験結果
米130万回後の最大摩耗深さ、閣。
米2 はくりか認められる1での回数、60万回で打切
り。
り。
第1図はレール相当材の摩耗を試験するための試験片の
形状1寸法およびその概要を示す図、第2図は試験片の
試験前の外周表面のビッカース硬さと摩耗減量どの関係
を示す図、第3図はレール相当材のはくりを試験するた
めの試験片の形状。 寸法およ、びその概要を示す図、第4図ははぐり発生壕
での回転数とはぐり発生率との関係を示す図。 第5図はレールの耐久性を評価するレール試験の概要を
示す図である。 ■・・・レール相当材、2・・・車輪相当材、3・・・
レール、4・・・台、5・・・輪軸、6・・・車輪。 特許出願人 代理人 弁理士 矢 葺 知 之 (ほか1名〕 第2図 舊θ食憤の4凧表面のヒ゛・ソカース表欠τ第4図 1よ(17令生までの口中1文、 X 104第5vA
形状1寸法およびその概要を示す図、第2図は試験片の
試験前の外周表面のビッカース硬さと摩耗減量どの関係
を示す図、第3図はレール相当材のはくりを試験するた
めの試験片の形状。 寸法およ、びその概要を示す図、第4図ははぐり発生壕
での回転数とはぐり発生率との関係を示す図。 第5図はレールの耐久性を評価するレール試験の概要を
示す図である。 ■・・・レール相当材、2・・・車輪相当材、3・・・
レール、4・・・台、5・・・輪軸、6・・・車輪。 特許出願人 代理人 弁理士 矢 葺 知 之 (ほか1名〕 第2図 舊θ食憤の4凧表面のヒ゛・ソカース表欠τ第4図 1よ(17令生までの口中1文、 X 104第5vA
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 0.26%C以上の鋼からなるレールにおいて。 レール頭部が深さ10IIII++〜20trrInに
わたり、ビッカース硬さで400以上、かつ、レール頭
面で2゜Kyf/−以上の圧縮残留応力を有することを
特徴とする耐久性のTぐれたレール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59081127A JPS60226901A (ja) | 1984-04-24 | 1984-04-24 | 耐久性のすぐれたレ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59081127A JPS60226901A (ja) | 1984-04-24 | 1984-04-24 | 耐久性のすぐれたレ−ル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60226901A true JPS60226901A (ja) | 1985-11-12 |
Family
ID=13737725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59081127A Pending JPS60226901A (ja) | 1984-04-24 | 1984-04-24 | 耐久性のすぐれたレ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60226901A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63119992A (ja) * | 1986-10-29 | 1988-05-24 | フエスト−アルピネ アクチエンゲゼルシャフト | 鉄道転てつ器のフロッグの製造方法 |
-
1984
- 1984-04-24 JP JP59081127A patent/JPS60226901A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63119992A (ja) * | 1986-10-29 | 1988-05-24 | フエスト−アルピネ アクチエンゲゼルシャフト | 鉄道転てつ器のフロッグの製造方法 |
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