JPS60226293A - 時分割多重されたカラ−映像信号の記録再生装置 - Google Patents

時分割多重されたカラ−映像信号の記録再生装置

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JPS60226293A
JPS60226293A JP59082333A JP8233384A JPS60226293A JP S60226293 A JPS60226293 A JP S60226293A JP 59082333 A JP59082333 A JP 59082333A JP 8233384 A JP8233384 A JP 8233384A JP S60226293 A JPS60226293 A JP S60226293A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は時分割多重されたカラー映像信号の記録再生装
置に係り、特にNTSC方式カラーテレビジョン信号中
の搬送色信号を線順次色差信号又は線順次原色信号に変
換した後時間軸圧縮し、その時間軸圧縮線順次信号を1
度信号に時分割多重して得た時分割多重カラー映像信号
を記録媒体に記録し、これを再生する記録再生装置に関
する。
従来技術 現在のカラー映像信号の記録再生装置(特にVTR>の
うち主流を占める記録再生装置は、標準方式(NTSC
方式、PAL方式又はS E CAM方式)のカラーテ
レビジョン信号から輝度信号と搬送色信号とを夫々分離
し、輝度信号は周波数変調して被周波数変調波とし、搬
送色信号は低域へ周波数変換して低域変換搬送色信号と
した後上記被周波数変調波に周波数分割多重し、この周
波数分割多重信号を記録媒体(例えば磁気テープ)に記
録し、再生時には再生周波数分割多重信号に対して記録
時とは逆の信号処理を行なって標準方式に準拠した再生
カラーテレビジョン信号を得る、所謂低域変換記録再生
方式の記録再生装置であることは周知の通りである。
かかる低域変換記録再生方式以外にも各種の記録再生方
式の記録再生装置が提案されており、例えば線順次色差
信号を時間軸圧縮すると共に輝度信号も時間軸圧縮し、
これらの信号を時分割多重し、この時分割多重信号を周
波数変調して記録媒体に記録し、再生時には再生時分割
多重信号に対して記録時とは逆の信号処理を行なって標
準方式に準拠したカラーテレビジョン信号の再生出力を
得る構成の記録再生装置が提案されている(例えば、特
開昭53−5926号公報参照)。この記録再生装置は
、輝度信号と色差信号の両帯域の相違を勘案し、帯域が
狭い方の信号である色差信号の方を水平帰線消去期間内
で伝送することができるように、1日期間内で伝送され
るーの色差信号をIH期間の約20%の期間に時間軸圧
縮し、また帯域利用率などの点から有利なように輝度信
号については時間軸圧縮色差信号と同じ程度の帯域を占
めるように1H期間の約80%の期間に時間軸圧縮して
伝送し、更に2つの色差信号については1H毎に交互に
伝送する線順次信号として時分割多重し、この信号をF
M変調器に供給し、このFM変調器の出力信号を磁気テ
ープ等に記録し、再生時は記録時とは逆の信号処理を行
なって再生カラー映像信号を得る記録再生方式(以下、
これを「タイムプレックス方式」と呼ぶものとする)に
基づいて構成されていた。
上記のタイムプレックス方式によれば、例えば第7図(
A)に示す如き、フィールド周波数50Hz、走査線数
625本、1水平走査期間(1H)が64μs、水平帰
線消去期間が12μsのSECAM方式に準拠したカラ
ーパー信号を記録再生する場合は、同図(B)に示す如
き時分割多重信号に変換した後記録媒体に記録し、これ
を再生する。ここで、第7図(B)中、Ycは映像期間
52μsの80%の期間である41.6μsに時間軸圧
縮された1日分の時間軸圧1i!輝度信号を示し、(R
−Y)c、(B−Y)cは映像期間52μsの色差信号
(R−Y)、<B−Y)が20%の期間である10.4
μsに時間軸圧縮された1H分の時間軸圧縮色差信号を
示す。更に別途生成された水平同期信号H+ 、H2と
色基準レベルL+ 、L2とが1Hの残りの12μS 
(= 64− (41,6+10.4) )のブランキ
ング期間内に時系列的に伝送される。
かかる時分割多重信号を伝送するタイムプレックス方式
によれば、輝度信号と色差信号とが同時に伝送される期
間は存在しないので、NTSC方式やPAL方式カラー
映像信号の如く輝度信号と搬送色信号とを夫々帯域共用
多重化して伝送する場合に生ずることがある輝度信号と
色差信号との間での相互干渉やモアレを生ずることはな
く、またNTSC方式、PAL方式及びSECAM方式
カラー映像信号のいずれの場合もアジマス記録再生方式
の記録再生装置によりH並びのしないトラックに記録さ
れ再生されたとしても、相隣るトラックには時分割多重
信号がアジマス損失効果の大である高周波数の搬送波を
周波数変調して得られた被周波数変調波信号形態で記録
されているから、アジマス損失効果によってクロストー
クを殆ど生ずることはなく、高品位の再生画質が得られ
る。
更に、タイムプレックス方式にお(プる上記の時間軸圧
縮輝度信号及び時間軸圧縮色差信号は、共に低周波数帯
域ではエネルギが大で、高周波数帯域でエネルギが小と
なるエネルギ分布をもつこととなり、周波数変調に適し
た信号形態であるから、変調指数が大きくとれS/Nを
大幅に改善することができ、また更に時間軸伸長する際
に再生時間軸変動を略完全に除去することができる。
発明が解決しようとする問題点 しかるに、従来のタイムプレックス方式の記録再生装置
は、NTSC方式カラーテレビジョン信号に対して適用
した場合は、クロスカラーによる色縞が目立ってしまい
、実用にならないという問題点があった。すなわち、こ
のことにつき詳細に説明するに、従来のタイムプレック
ス方式の記録再生装置は、NTSC方式カラーテレビジ
ョン信号を記録再生する場合は、まずデコーダにより入
力NTSC方式カラーテレビジョン信号から輝度信号と
搬送色信号を分離し、搬送色信号は更に復調して2種の
色差信号(例えばR−YとB−Y。
あるいはIとQ)を得た後、これを線順次色差信号に変
換する。デコーダより取り出された上記の輝度信号と線
順次色差信号とは夫々別々に時間軸圧縮された後、前記
の如く時分割多重される。
ここで、画面上でのライン(走査線)の位置と、そのラ
インの基準副搬送波の最初と最後の各1周期の波形と、
そのラインの伝送すべき色差信号との関係をまとめて図
示すると、第8図に示す如くになる。
周知の如く、NTSC方式の色副搬送波(基準副搬送波
)は、水平走査周波数t’zの1/2の455倍の周波
数に選定されているため、第8図に示す如く、同一フィ
ールドの相隣るラインにおける基準副搬送波は逆相の関
係にある。これに対して、2種の色差信号R−Y、B−
Yは1H毎に交互に伝送されるから、同じ1フレームで
は同じ色差信号に対する基準副搬送波の位相は同相とな
る。
しかして、デコーダ中において、あるいはテレビジョン
カメラから取り出された2種の色差信号又は原色信号の
時間軸圧縮回路に到る伝送路などの信号処理過程におい
て、輝度信号と搬送色信号との間の干渉が避けられない
。このため、このような伝送路を伝送される搬送色信号
を復調すると、第9図’(A)、(B)に示す如く再生
画面上に色ノイズが生ずる。第9図(A)は成る1フイ
ールドの画面上でのドツトパターンを示しており、第1
、第3ライン等の奇数番目のラインの白い部分では色差
信号R−Yが大レベルで、黒い部分ではR−Yが小レベ
ルとなり、使方、第2.第4ライン等の偶数番目のライ
ンの白い部分では色差信号B−Yが大レベルで、黒い部
分ではB−Yが小レベルとなる。また、第9図(B)に
示す如く、色復調回路の出力波形は、第1.第3フレー
ムでは実線で示す如く色差信号R−Yが変化し、第2゜
第4フレームでは破線で示す如く色差信号B−Yが変化
したものとなる。このように、再生画面に現われる色ノ
イズは固定したものとなる。
例えば、搬送色信号に干渉する輝度信号が、第10図(
A)に示す如く、黒い縦線1と白い縦線2とが夫々交互
に水平方向に配列された縞模様の画像の輝度信号である
ものとすると、上記の色ノイズは再生画面において、成
る1フレームでは第10図(B)に模式的に示す如く縦
線1と2とのエツジ部分に対応して、奇数番目のライン
では左下りのハツチングで示す第1の色相の着色部分3
が生じ、偶数番目のラインでは垂−11方向のハツチン
グで示す第2の色相の着色部分4が生じる。そして、次
の1フレームでは第10図(C)に模式的に示す如く、
着色部分3と着色部分4とが夫々生ずる。なお、第10
図(B)、(C)の右側に示した数字はライン番号を示
し、R−Y、B−Yはそのラインで伝送される色差信号
を示す。なお、着色部分3.4の夫々の色相は、干渉す
る輝度信号の高周波数成分と基準副搬送波の位相差によ
って定まり、同一ライン上でも必らずしも同一色相であ
るとは限らない。
第9図(A>、(B)、第10図(B)、(C)かられ
かるように、色ノイズは、同一フレーム中2912組で
同一の固定パターンとなるため、目につき実用にならな
い。
そこで、本発明は線順次信号の位相をフリッカ−が目立
たない複数の水平走査期間毎に交互に反転して出力する
ことにより、上記の問題点を解決した、時分割多重され
たカラー映像信号の記録再生装置を提供することを目的
とする。
問題点を解決するための手段及び作用 本発明は線順次信号の位相をフリッカ−が目立たない複
数の水平走査期間毎に交互に反転して出力する回路と、
該線順次信号の位相の反転に応じて前記色判別信号の前
縁又は後縁の位相を異ならしめる回路とを夫々記録系に
設け、再生された該時分割多重カラー映像信号中の上記
色判別信号の前縁及び後縁の位相を検出する検出器と、
再生された該時分割多重されたカラー映像信号中の該時
間軸圧縮線順次信号をもとの時間軸に時間軸伸長して得
た再生線順次信号から前記2種の色差信号又は原色信号
を夫々同時化して出力する回路部の出力側に、該同時化
されて取り出される2種の出力信号の夫々の位相を、該
検出器の出力信号に基づいて前記複数の水平走査期間毎
に交互に反転して出力する反転切換回路を設けたもので
あり、以下その各実施例について第1図乃至第6図と共
に説明する。
実施例 第1図は本発明装置の一実施例のブロック系統図を示づ
。本発明装置は記録時における2種の色差信号又は原色
信号の伝送形態に特徴を有するものである。第1図にお
いて、まず記録時の動作について説明するに、記録時に
は入力端子1oに入来した記録すべきNTSC方式カラ
ーテレビジョン信号は、デコーダ11に供給される一方
、端子R側に接続されているスイッチ回路12を通して
低域フィルタ13に供給される。低域フィルタ13によ
り入力NTSC方式カラーテレビジョン信号中の例えば
第2図(A)に示す如き輝度信号が分離−波されてAD
変換器14に供給される一方、同期信号分離回路15に
より等価パルスの除去された水平同期信号が取り出され
てコントロールパルス発生装置16及びフリップフロッ
プ17に供給される。コントロールパルス発生装@16
はモード切換スイッチ(図示せず)の出力に基づいて記
録時にはスイッチ回路12及び後述するスイッチ回路2
3.33を端子R側に接続されるスイッチングパルスを
発生する一方、同期信号分離回路15の出力水平同期信
号と上記切換スイッチの出力信号とに基づいて、AD変
換器14,24゜DA変換器32,51.52に夫々ク
ロックパルスを発生出力し、またスイッチ回路26.3
1にスツヂングパルスを発生出力し、更にメモリ回路2
5.27.28及び29に夫々書き込み用又は読み出し
用クロックパルス、ライト/リード信号などを発生出力
する。
フリップ70ツブ17は同期信号分離回路15より取り
出された第3図(A)に示す如き水平同期信号を1/2
分周して同図(B)に示す如きパルスを発生し、これを
スイッチ回路22にスイッチングパルスとして印加する
一方、カウンタ18に供給して更に1/2分周させる。
これにより、カウンタ18からは第3(K(C)に示す
如く、水平同期信号に位相同期した、4H周期の対称方
波形が取り出され、この対称方形波はスイッチ回路19
にスイッチングパルスとして印加される。スイッチ回路
19は上記対称方形波がハイレベルである2H期間は端
子19a及び19bの入力信号を選択出力し、ローレベ
ルである2H期間は端子19G及び19dの入ツノ信号
を選択出力するようスイッチング制御される。また、ス
イッチ回路22は第3図(B)に示すパルスがハイレベ
ルである1H期間は端子22aの入力信号を選択出力し
、ローレベルである1H期間は端子22bの入力信号を
選択出力するようスイッチング制御される。
他方、前記デコーダ11は入力NTSC方式カラーテレ
ビジョン信号中の搬送色信号を例えばくし形フィルタを
用いて分離−波した後色復調回路で2種の色差信号B−
Y及びR−Yを得る構成とされている。デコーダ11よ
り同時に並列に出力される2種の色差信号B−Y、R−
Yは夫々スイッチ回路19の端子19a、19bに並列
に供給される一方、インバータ20.21を通してスイ
ッチ回路19の端子19c、19dに並列に供給される
。スイッチ回路19は前記した如く、第3図(C)に示
す対称方形波により、2日毎に切換接続される構成とさ
れているから、スイッチ回路19は成る2H期間は共通
端子19eより色差信号B−Yをスイッチ回路22の端
子22aに供給すると共に、共通端子19fより色差信
号R−Yをスイッチ回路22の端子22bに供給し、次
の2H期間は共通端子19eより色差信号B−Yの位相
反転信号−(B−Y)を端子22aへ選択出力すると共
に、共通端子1]より色差信号R−Yの位相反転信号−
(R−Y)を端子22bへ選択出力することを2H毎に
交互に繰り返す。
また、スイッチ回路22は前記した如く、第3図(B)
に示すパルス(周期2Hの対称方形波′)により、1H
毎に切換接続されるから、スイッチ回路22の出力信号
は第3図(D)に模式的に示す如(,2種の色差信号B
−’Y、R−Yが1H毎に交互に時系列的に合成されて
なる線順次色差信号を2日毎に位相反転した線順次色差
信号が得られることになる。従って、スイッチ回路19
の端子19bに入力される色差信号R−Yが第2図(B
)に示す如き波形であり、また端子19aに入力される
色差信号B−Yが同図(C)に示す如き波形であるとき
には、スイッチ回路22の出力信号は同図(D>に示す
如き線順次色差信号となる。
第2図(D)に示す線順次色差信号はスイッチ回路23
を通してAD変換器24に供給され、ここでコントロー
ルパルス発生装置16よりの例えば4MHzのクロック
パルスに基づいてアナログ−ディジタル変換されて、標
本化周波数4MHzで標本化されたディジタル線順次色
差信号を発生出力し゛Cメモリ回路25に供給される。
メモリ回路25は後述するメモリ回路27.28及び2
9と同様に、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)と
アドレスカウンタとから構成されており、コントロール
パルス発生装置16よりのリード/ライト信号及びクロ
ックパルスに基づいて、1日内の映像期間のディジタル
色差信号を、例えば4MHzの書き込み用クロックパル
スに基づいて書き込んだ後、上記装置16よりの例えば
20MHzの読み出し用クロックパルスに基づいて、書
き込まれたディジタル色差信号を、後述の水平同期信号
及びアクロマチックレベルの画伝送期間を除いた水平帰
線消去期間内で読み出す。
従って、メモリ回路25からは115に時間軸圧縮され
たディジタル線順次色差信号が間欠的に1H1周期で読
み出され、スイッチ回路31に供給される。なお、メモ
リ回路25の出力時間軸圧縮ディジタル線順次色差信号
はスイッチ回路26及びメモリ回路27にも夫々供給さ
れるが、記録時にはスイッチ回路26は信号通過阻止状
態に制御されているため、メモリ回路27は実質的には
動作しない。
他方、第2図(A)に示す輝度信号はAD変換器14に
供給され、ここでコントロールパルス発生装置16より
の例えば16MHzのクロックパルスに基づいてアナロ
グ−ディジタル変換された後メモリ回路28及び29に
夫々供給される。メモリ回路28及び29は夫々上記装
置16よりのリード/ライト信号により、一方が書き込
み動作を行なっている1日期間は、他方がその1H直前
に書き込んだディジタル輝度信号を読み出すように動作
制御せしめられる。ここで、メモリ回路28.29の書
き込みクロックパルスは例えば16MHz、読み出しク
ロックパルスは例えば20MH2に選定される。従って
、メモリ回路28及び29からは、1日期間毎に交互に
、1H期間の輝度情報が415に時間軸圧縮されたディ
ジタル信号が、情報の欠落なく取り出されて、スイッチ
回路31に供給される。
また、このスイッチ回路31には、アクロマチックレベ
ル検出器30より取り出されたアクロマチックレベル信
号(ここではディジタルデータ)が供給される。このア
クロマチックレベル信号は、前記色差信号R−Y及びB
−Yの色基準の直流レベルで、色差信号R−Y及びB−
Yの最大振幅の中央値に相当するレベルの信号である(
色差零、すなわち無色のレベルである)。
スイッチ回路31は前記装置16よりのスイッチング信
号に基づいて、メモリ回路28及び29のうち読み出し
動作を行なっている方のメモリ回路28又は29より取
り出された415に時間軸圧縮されたディジタル輝度信
号を選択出力した後、引続いて所定期間の間アクロマチ
ックレベル信号を選択出力し、更にその所定期間終了時
点よりメモリ回路25より読み出される115に時間軸
圧縮されたーのディジタル色差信号を選択出力覆ること
を繰り返す。
このようにして、スイッチ回路31より時系列的に合成
されて取り出されたディジタル信号は、DA変換器32
に供給され、ここで前記装置16よりの20MHzのク
ロックパルスにより、ディジタル−アナログ変換されて
第2図(F)に示す如き波形の時分割多重されたカラー
映像信号とされる。第2図(F)において、h1〜h4
は時間軸圧縮された水平同期信号、a1〜a4はアクロ
マチックレベル信号、Ycは時間軸圧縮輝度信号。
(R−Y)c−、(B−Y)cは夫々色差信号R−Y、
B−Yを時間軸圧縮して得た時間軸圧縮色差信号、そし
て−(R−Y)c及び−(B−Y)cは色差信号−(R
−Y)、−(B−Y)を夫々時間軸圧縮して得た時間軸
圧縮色差信号を示す。
なお、スイッチ回路31からゲート出力されるアクロマ
チックレベル信号のディジタルデータは、その情報が第
2図(E)に示す如く、パルス波高値が前記アクロマチ
ックレベルで、かつ、時間軸圧縮色差信号(R−Y)c
の直前位置のパルス幅がTI、時間軸圧縮色差信号(B
−Y)cの直前のパルス幅がT2、時間軸圧縮色差信号
−(R−Y)cの直前のパルス幅がT3、そして時間軸
圧縮色差信号−(“B−Y)cの直前のパルス幅がT4
である、パルス情報を示している。従って、パルス幅が
T1〜T4のいずれであるかによって、色差信号(R−
Y)c 、(B−Y)c 、 −(R−Y)c 、−(
B−Y)cの伝送ラインを識別することができ、アクロ
マチックレベル信号は色判別信号とし−でも伝送される
。ここで、上記の期間T+−T4とその直前の時間軸圧
縮l!i度信号の伝送期間との和の期間は夫々等しくな
るように選定されており、−例として1Hのl/128
0倍の期間を1とすると、期間T1は68t1期間T2
は48tに夫々選定されている。更に、1H内の時間軸
圧縮色差信号の伝送期間は、(R−Y)c。
(B−Y)c 、 −(R−Y)c及び−(B−Y)C
のいずれの場合も一定で、例えば1Hの13/80倍の
期間に選定されている。
また、第2図(F)に示すアクロマチックレベル信号の
再生水平同期信号に対する立上り(前縁)位置は色差信
号の種類によって異ならしめられ、例えば時間軸圧縮色
差信号(R−Y)c 、 −(R−Y)cの直前に伝送
されるアクロマチックレベル信号の第1の立上り位置の
方が、時間軸圧縮色差信号(B−Y)c 、−(B−Y
)cの直前に伝送されるアクロマチックレベル信号の第
2の立上り位置に比し位相が進められている。更にアク
ロマチックレベル信号の再生水平同期信号に対する立下
り(後縁)位置は、色差信号の極性によって異ならしめ
られ、例えば時間軸圧縮色差信号−(R−Y)c 、−
(B−Y)cの直前のアクロマチックレベル信号の第1
の立下り位置の方が、時間軸圧縮色差信号(R−Y)c
、(B−Y)cの直前のアクロマチックレベル信号の第
2の立下り位置に比し位相が進められている。これによ
り、上記のアクロマチックレベル信号のパルス幅T1〜
T4は、例えばTI >T3 >T2 >T、Iなる関
係となる。
第2図(F)に示す時分割多重されたカラー映像信号は
、第1図中のスイッチ回路33を通してプリエンファシ
ス回路34に供給され、更にこれよりホワイトピークレ
ベルのクリップ回路35゜クランプ回路361周波数変
調器37.高域フィルタ38及び記録増幅器39よりな
るVTRにおいて公知の記録信号処理回路を通して記録
ヘッド40に供給され、これにより磁気テープ41aに
記録される。
次に再生時の動作について説明するに、このとぎはスイ
ッチ回路12.23及び33は夫々端子P側に接続され
る。再生ヘッド42により磁気テープ41b上に被周波
数変調波の信号形態で記録されている時分割多重信号が
再生され、この再生被周波数変調波は再生増幅器43.
イコライザ回路44.高域フィルタ45.FM復調器4
6及びディエンファシス回路47よりなる公知の再生信
号処理回路を通して第2図(F)に示す如き再生時分割
多重カラー映像信号とされる。この再生時分割多重カラ
ー映像信号は端子Pに接続されているスイッチ回路12
及び低域フィルタ13を夫々を経てAD変換器14.同
期信号分離回路15゜アクロマチックレベル検出器48
及び反転・非反転検出器49に夫々供給される一方、ス
イッチ回路23を通してAD変換器24に供給される。
同期信号分離回路15により分離された水平、垂直の同
期信号はコントロールパルス発生装@16に供給される
AD変換器14はコントロールパルス発生装置16より
の例えば20MHzのクロックパルスに基づいて再生時
分割多重カラー映像信号のアナログ−ディジタルを行な
って得たディジタル信号をメモリ回路28及び29へ夫
々供給する。メモリ回路28及び29はコントロールパ
ルス発生装置16よりのり一ド/ライト信号に基づいて
時間軸圧縮輝度信号が伝送される期間のみ一方が書き込
み動作を行なうように制御されると共に、他方が所定期
間読み出し動作を行なうようにされることが、1日毎に
交互に繰り返される。また、このメモリ回路28及び2
9の書き込み用クロックパルスは例えば20MHz 、
読み出し用クロックパルスは16M)12に選定されて
いる。従って、メモリ回路28及び29からは1H毎に
交互に5/4に時間軸伸長されて時間軸がもとに戻され
た再生ディジタル輝度信号が取り出されてスイッチ回路
31に供給される。
他方、AD変換器24より取り出されたディジタル信号
は、ディジタル時間軸圧縮色差信号の伝送期間のみ書き
込み動作を行なうように制御されるメモリ回路25に供
給され、ここでコントロールパルス発生装置16よりの
例えば20MHzの書き込み用クロックパルスに基づい
て書き込まれた後、4M1−IZの読み出し用クロック
パルスに基づいて読み出される。従って、メモリ回路2
5からは5/1に時間軸伸長されてもとの時間軸に戻さ
れたディジタル線順次色差信号が取り出され、スイッチ
回路26及びメモリ回路27に夫々供給される。メモリ
回路27はコントロールパルス発生装置16よりの4M
Hzのクロックパルスに基づいてメモリ回路25の出力
信号を書き込んだ後、4MHzのクロックパルスに基づ
いて書き込んだ信号を読み出す。これにより、メモリ回
路27がらは1日遅延された再生ディジタル色差信号が
時系列的に取り出されてスイッチ回路26に供給される
。従って、メモリ回路25及び27の一方から再生ディ
ジタル色差信号R−Y又は−(R−Y)が取り出されて
いる1日内の映像期間では、他方から再生ディジタル色
差信号B−Y又は−(B−Y)が取り出されることにな
る。
また、アクロマチックレベル検出器48は水平同期信号
位置から一定時間後の位置に多重されている前記アクロ
マチックレベル信号の数標本点データの平均値をラッチ
回路によりラッチすると共に、アクロマチックレベル信
号の立上り位置が前記した第1の立上り位置か第2の立
上り位置かを判別し、その判別結果に基づいた切換信号
を生成してスイッチ回路26に供給する。スイッチ回路
26は、水平帰線消去期間はアクロマチックレベル検出
器48内の前記ラッチ回路によりラッチされているアク
ロマチックレベルのデータをそのまま通過させて反転・
非反転検出器49に供給し、引続く映像期間は前記切換
信号に基づいて、メモリ回路25より色差信号(R−Y
)又は−(R−Y)のディジタル色差信号が出力されて
いるときにはそれを反転切換回路50の第1の入力端子
へ選択出力し、かつ、そのときのメモリ回路27の出力
ディジタル色差信号を反転切換回路50の第2の入力端
子へ選択出力し、他方、メモリ回路25より色差信号(
B−Y)又は−(B−Y)のディジタル色差信号が出力
されているときにはそれを反転切換回路50の第2の入
力端子へ選択出力すると共に、そのときのメモリ回路2
7の出力ディジタル色差信号を反転切換回路50の第1
の入力端子へ選択出力する。これにより反転切換回路5
0の第1の入力端子には色差信号R−Y又は−(R−Y
)のディジタル色差信号が常に供給され、かつ、第2の
入力端子には色差信号B−Y又は−(B−Y)のディジ
タル色差信号が常に供給される。
他方、前記の反転・非反転検出器49は前記アクロマチ
ックレベル信号の立下り位置が前記した第1の立下り位
置か第2の立下り位置かを検出し、第1の立下り位置で
あることを検出したとぎは、反転切換回路50をして次
の検出時点まで反転動作を行なうように制御し、また第
2の立下り位置であることを検出したときは、反転切換
回路50をして次の検出時点まで反転動作を休止せしめ
るように制御する。これにより、反転切換回路50の第
1.第2の入力端子に色差信号−(R−Y)。
−(B−Y)のディジタル色差信号が入来したときには
反転動作を行なって、色差信号R−Y、B−Yのディジ
タル色差信号をDA変換器51゜52へ並列に出力し、
他方、色差信号R−Y、B−Yのディジタル色差信号が
入来したときには、反転動作を行なうことなくそのまま
入力ディジタル色差信号をDA変換器51.52へ並列
に出力する。なお、水平帰線消去期間はアクロマチック
レベル検出器48よりのアクロマチックレベルのデータ
がスイッチ回路26及び反転切換回路50を通してDA
変換器51及び52に夫々供給される。
このようにして、DA変換器51には常に色差信号(R
−Y)のディジタル色差信号が供給され、かつ、DA変
換器52には常に色差信号(B−Y)のディジタル色差
信号が供給される。I)A変換器51及び52は夫々コ
ントロールパルス発生装置16よりの4MHzのクロッ
クパルスにより入力ディジタル色差信号のディジタル−
アナログ変換を行なって、再生色差信号(R−Y)及び
(B−Y)を生成し、これをエンコーダ53へ出力する
この再生色差信号(R−Y)及び(B−Y)は夫々線順
次色差信号から同時化されて得られた色差信号であり、
各1H期間に肉色差信号が共に伝送される。
他方、スイッチ回路31は再生時にはメモリ回路28及
び29の出力再生ディジタル輝度信号のみを交互に選択
出力してDA変換器32に供給する。DA変換器32は
コントロールパルス発生装置16よりの16MHzのク
ロックパルスにより入力ディジタル輝度信号のディジタ
ル−アナログ変換を行なって、第2図(A)に示す如ぎ
再生輝度信号を出力する。この再生輝度信号はスイッチ
回路33を通してエンコーダ53に供給される。
エンコーダ53は再生輝度信号及び再生色差信号(’R
−Y )及び(B−Y)から、NTSC方式に準拠した
再生カラー映像信号を生成して出力端子54へ出力する
上記実施例において、再生画像中に従来生じていた色ノ
イズが目立たなくなることについて次に説明する。本実
施例においてAD変換器24に供給される線順次信号は
、第3図(D>に模式的に示す如く、2種の色差信号R
−Y及びB−Yが夫々1ト1毎に交互に時系列的に合成
された線順次色差信号を2日毎に位相反転した信号であ
り、よって、画面上でのラインの位置に対応して、デコ
ーダ11内の色復調回路の基準副搬送波の各ラインの最
初と最後の各1周期の波形と、そのラインの伝送すべき
色差信号との関係をまとめて図示すると、第4図に示す
如くになる。第4図かられかるように、1フレームにお
いて隣接する2本のラインで伝送される色差信号は同じ
種類で、かっ、極性が反対となり(例えばM264ライ
ンの−(8−Y)と第2ラインのB−Y、第265ライ
ンの−(R−Y)と第3ラインの−(R−Y))、また
これら互いに極性が異なる同種の色差信号に対する基準
副搬送波は同相となる。また、次の1フレームはその直
前の1フレームとは異なった順序で色差信号が伝送され
る(例えば、第1ラインの1フレーム後の第526ライ
ンではB−Y、第264ラインの1フレーム後の第78
9ラインではR−Y。
第527ラインでは−(R−Y)、第 790ラインで
はB−Y・・・)。
これにJ:す、デ」−ダ11に供給されるNTSC方式
カ方式カラーテレビジョン信号痕信号が、第10図(A
)に示したものと同じように、第5図〈△)に示す如く
、黒い縦線56と白い縦線57とが夫々交互に水平方向
に配列された縞模様の画像の輝度信号であるものとする
と、再生画面にはこの!8F度信号と搬送色信号との信
号処理過程での干渉により、上記縦線56.57に対応
した位置に、成る1フレームでは第5図(B)に、また
次の1フレームでは同図(C)に夫々模式的に示す如く
着色部分が現われる。ここで、第5図(B)、(’C)
中、水平方向のハツチングで示す第264.第4.第2
68ライン等の着色部分58は色差信号−(B−Y)を
復調し得る基準副搬送波の第1の位相に対する輝度信号
の高周波数成分の位相によって定まり、また右下りのハ
ツチングで示す第2.第266、第6ライン等の着色部
分59は色差信号B−Yを復調し得る基準副搬送波の第
2の位相に対する輝度信号の高周波数成分の位相によっ
て定まる。上記の第1及び第2の位相は第4図かられか
るように互いに同相であるが、色差信号B−Yの極性が
180°異なり、また輝度信号は第5図(A)に示す如
く垂直方向に相関性があるから、垂直方向の着色部分5
8と59とは夫々ベクトルスコープ1互いに180°異
なる、補色関係にある第1及び第2の色相となる。
同様に、左下りのハツチングで示す第265.第5、第
789ライン等の着色部分6oと、垂直方向のハツチン
グで承り第3.第267、第527ライン等での着色部
分61とは、夫々色差信号R−Y。
−(R−Y)を復調1.7得る基準副搬送波の第3゜第
4の位相に対する、輝度信号の高周波数成分の位相によ
って定まるが、第3及び第4の位相は同相であるのに対
し色差信号R−Yの極性が互いに逆相であり、また第5
図(A>に示す如く輝度信号は垂直方向に相関性がある
から、着色部分6゜と61は垂直方向においてはベクト
ルスコープ上180°異なる色相であり、更に基準副搬
送波の上記第3の位相は前記第1の位相と90°異なる
から、着色部分60と61の色相は同じ垂直方向におい
ては着色部分58.59と夫々異なった色相となる。た
だし、着色部分58〜61のいずれも、同一ライン上で
は基準副搬送波に対する輝度信号の高周波数成分の位相
が同一でないのが通常だから、同じ符号を付した着色部
分でも通常は異なった色相を示す。なお、第5図(B)
、(C)中、右側に示した数字はライン番号を示し、ま
たR−Y、B−Y、−(R−Y)、 −(B−Y)はそ
のラインで伝送される色差信号を示す。
第5図(B)、(C)よりわかるように、各フレームの
着色部分58〜61は、相隣る2本のライン(例えば第
264ラインと第2ライン、第265ラインと第3ライ
ン、第266ラインと第4ライン。
第789ラインと第527ライン、第790ラインと第
・528ライン等々)では逆相の色相となり、かつ、フ
レーム毎に同じライン(例えば第1ラインと第526ラ
イン等々)では箕なる色相となり、着色部分が固定せず
に現われるから、色縞は再生画面では殆ど目立たない。
次に本実施例を更に発展させると、偶数ライン毎に線順
次色差信号の位相を反転すれば良いことがわかる。線順
次色差信号を奇数ライン毎に反転すると、極性が正の色
差信号と負の色差信号の数が一致しなくなり、画面全体
として少し色がつくからである。そこで、次に4ライン
毎に線順次色差信号を反転した場合、伝送ラインと伝送
色差信号の種類及び極性は次表に示す如くになる。
表1 また、線順次色差信号を6ライン毎に位相反転したとき
の伝送ラインと伝送色差信号の種類及び極性は次の表2
に示す如くになる。
表2 族11表2かられかるように、上記の各i合はいずれも
、どのラインも固定した色差信号となることはないので
、実用上色ノイズを視覚的に軽減させることができる。
なお、4ライン、6ライン等の長い周期で線順次色差信
号を位相反転する場合は、カウンタ18の分周比を1/
4.1/6等、位相反転周期に選定すればよく、その場
合のカラタン18の出力は第6図(C)に示す如くなり
、またスイッチ回路22の出力信号は第6図(D)に模
式的に示す如くになる。ここで、第6図(A>、(B)
に示す各信号は、第3図(△)、(B)に示した信号と
同一の信号である。
なお、上記の考えを更に進めると、線順次色差信号の位
相反転周期が長い場合は、色差信号の極性が正の信号と
負の信号の数とが一致しなくても、その差は小さくなる
ので、奇数ライン毎に反転することも可能である。しか
し、本発明では、上記の線順次色差信号の位相反転周期
をあまり長くすると、フリッカ−が目につくようになる
ので、フリッカ−が目につかない程度の位相反転周期(
例えば数十ライン程度以下)に選定するものである。
応用例 ′ なお、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく
、例えば節度信号は時間611圧縮することなく、一部
分を除去して時間軸圧縮線順次信号に時分割多重しても
よく、また2種の色差信号としてはB−Y及びR−Yの
一方とG−Y信号との組合せでもよく、またI信号とQ
信号の組合せでもよく、更には3つの原色信号R,G及
びBのうちの2種の原色信号の組合せでもよい。更に色
判別信号としては、例えば色差信号の種類に応じて一方
の伝送ラインの水平同期信号等に多重されかつ、極性に
応じて周波数を異ならせたバースト信号を用いることも
できる。
また、線順次色差信号は搬送色信号に変換される前の、
例えばテレビジョンカメラから得たベースバンドの2種
の色差信号又は原色信号から直接生成してもよい。更に
、線順次色差信号の位相反転周期が2Hのときは、カウ
ンタ18の代りにフリップフロップを使用することもで
きる。
発明の効果 上述の如く、本発明によれば、2種の色差信号又は原色
信号を1H毎に交互に時系列的に合成した線順次信号の
位相を、フリッカ−が目立たない複数の水平走査期間毎
に反転した後時間軸圧縮して輝度信号及び色判別信号に
夫々時分割多重して得た時分割多重カラー映像信号を記
録し、これを再生するようにしたため、搬送色信号と輝
度信号の高周波数成分との干渉による色ノイズ(着色部
分)はフレーム毎に異なる色相のパターンとすることが
でき、固定したパターンとして現われないから、人間の
目の積分効果によって、色ノイズは視覚糟に平均化され
、色ノイズを殆ど識別することができない程度にするこ
とができ、また、フレーム毎、フィールド毎に線順次色
差信号の位相を反転する場合に比し、フリッカ−を目立
たな(することができ、NTSC方式カラーテレビジョ
ン信号に対して好適にタイムブレックス方式を適用する
ことができる等の特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例を示すブロック系統図、
第2図(A )〜(F)及び第3図(A)〜(D)は夫
々第1図図′示ブロック系統の動作説明用の信号波形及
び色差信号伝送順序を示す図、第4図は本発明装置にお
ける画面上のラインの位置、そのラインの基準副搬送波
の最初と最後の各1周期の波形と、そのラインの伝送す
べき色差信号との関係の一例を示す図、第5図(A)〜
(D)は夫々本発明装置において再生画慟に生ずる色ノ
イズ等の発生を模式的に示す図、第6図(A)〜(D)
は夫々本発明装置の他の実施例の動作説明用信号波形図
、第7図(A)、(B)は標準方式カラーテレビジョン
信号波形とタイムプレックス方式による時分割多重カラ
ー映像信号波形の一例を示す図、第8図は従来装置にお
ける画面上のラインの位置、そのラインの基準副搬送波
の最初と最後の各1周期の波形と、そのラインの伝送す
べき色差信号との関係の一例を示す図、第9図(A)、
(B)は従来装置による再生画像のドツトパターンと色
復調回路の出力波形の一例を示す図、第10図(A)〜
(C)は夫々従来装置において再生画像に生ずる色ノイ
ズ等を模式的に示す図である。 1.56・・・黒い縦線、2,57・・・白い縦線、1
0・・・NTSC方式カラーテレビジョン信号入力端子
、11・・・デコーダ、14.24・・・AD変換器、
15・・・同期信号分離回路、16・・・コントロール
パルス発生装置、17・・・フリップ70ツブ、18・
・・カンウタ、19,22,26.31・・・スイッチ
回路、25.27,28.29・・・メモリ回路、30
・・・アクロマチックレベル発生器、32,5L52・
・・DA変換器、37・・・周波数変調器、41a。 I411b・・・磁気テープ、48・・・アクロマチッ
クレベル検出器、49・・・反転・非反転検出器、50
・・・反転切換回路、53・・・エンコーダ、54・・
・再生NTSC方式カラー映像信号出力端子。 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 一巾 [ セ 1、。 第9図 第1O図 手続ネ甫正書(方式) %式% 1、事件の表示 昭和59年 特許願 第82333号 2、発明の名称 時分割多重されたカラー映像信号の記録再生装置3、補
正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 〒221 神奈川県横浜市神奈用区守屋町3丁目
12番地名称 (432) 日本ビクター株式会社5、
補正命令の日付 昭和59年7月31日(発送日) 6、補正の対象 明細書の図面の簡単な説明の欄。 7、補正の内容 明細書中、第40頁第7行記載の1第5図(A)〜(D
)」を[第5図(A)〜(C)」と補正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 記録すべきカラーテレビジョン信号中の搬送色信号から
    分離して得た、又はテレビジョンカメラなどから直接に
    生成して得た2種の色差信号又は原色信号を線順次信号
    に変換し、該線順次信号を時間軸圧縮して得た時間軸圧
    縮線順次信号と、輝度信号を時間軸圧縮して得た時間軸
    圧縮輝度信号又は一部分を除去した非時間軸圧縮輝度信
    号と、別途生成した色判別信号とを夫々各水平走査期間
    内に時分割多重して得た時分割多重カラー映像信号を記
    録媒体に記録し、再生時は該記録媒体から再生された該
    時分割多重カラー映像信号に対して記録時と逆の信号処
    理を行なって標準方式に準拠した再生カラー映像信号を
    得る記録再生装置において、前記記録すべきカラーテレ
    ビジョン信号はNT’SC方式カラーテレビジョン信号
    であり、該NTSC方式カラーテレビジョン信号中の搬
    送色信号を復調して得た、又はテレビジョンカメラなど
    から直接に生成して得た2種の色差信号又は原色信号が
    1水平走査期間毎に交互に時系列的に合成された順次信
    号の位相をフリッカ−が目立たない複数の水平走査期間
    毎に交互に反転して出力する回路と、該線順次信号の位
    相の反転に応じて前記色判別信号の前縁又は後縁の位相
    を異ならしめる回路とを夫々記録系に設け、再生された
    該時分割多重カラー映像信号中の上記色判別信号の前縁
    及び後縁の位相を検出する検出器と、再生された該時分
    割多重されたカラー映像信号中の該時間軸圧縮線順次信
    号をもとの時間軸に時間軸伸長して得た再生線順次信号
    から前記2種の色差信号又は原色信号を夫々同時化して
    出力する回路部の出力側に、該同時化されて取り出され
    る2種の出力信号の夫々の位相を、該検出器の出力信号
    に基づいて前記複数の水平走査期間毎に交互に反転して
    出力する反転切換回路を設けたことを特徴とする時分割
    多重されたカラー映像信号の記録再生装置。
JP59082333A 1984-04-24 1984-04-24 時分割多重されたカラ−映像信号の記録再生装置 Granted JPS60226293A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63232785A (ja) * 1987-03-20 1988-09-28 Victor Co Of Japan Ltd 時間軸圧縮記録信号処理方式及び時間軸圧縮信号記録媒体
JPS63232784A (ja) * 1987-03-20 1988-09-28 Victor Co Of Japan Ltd 時間軸伸張再生信号処理方式

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63232785A (ja) * 1987-03-20 1988-09-28 Victor Co Of Japan Ltd 時間軸圧縮記録信号処理方式及び時間軸圧縮信号記録媒体
JPS63232784A (ja) * 1987-03-20 1988-09-28 Victor Co Of Japan Ltd 時間軸伸張再生信号処理方式

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