JPS6022594A - 舶用推進装置 - Google Patents

舶用推進装置

Info

Publication number
JPS6022594A
JPS6022594A JP12964783A JP12964783A JPS6022594A JP S6022594 A JPS6022594 A JP S6022594A JP 12964783 A JP12964783 A JP 12964783A JP 12964783 A JP12964783 A JP 12964783A JP S6022594 A JPS6022594 A JP S6022594A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic
lubricating oil
clutch
valve
hydraulic clutch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12964783A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Yano
和彦 矢野
Masaaki Kojima
児島 正昭
Akinobu Nagarego
流郷 章信
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KAMIZAKI KOKYU KOKI SEISAKUSHO KK
Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
KAMIZAKI KOKYU KOKI SEISAKUSHO KK
Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KAMIZAKI KOKYU KOKI SEISAKUSHO KK, Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd filed Critical KAMIZAKI KOKYU KOKI SEISAKUSHO KK
Priority to JP12964783A priority Critical patent/JPS6022594A/ja
Publication of JPS6022594A publication Critical patent/JPS6022594A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H23/00Transmitting power from propulsion power plant to propulsive elements
    • B63H23/30Transmitting power from propulsion power plant to propulsive elements characterised by use of clutches

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、前進用油圧クラッチ及び後進用AIJ圧ク
ツクラッチえた舶用推進装置に、関するものである〇 この種の舶用推進装置において従来、油圧クラッチに対
する油圧の給排な切替え制御する切換弁を中立位置にお
き全油圧クラッチないしその油圧作動筒から作動油を排
出させた状態でなお船舶前進方向におき、プロペラが回
転を開始したり停止させようとしたプロペラが回転を持
続したジする現象が与られていた。この現象は、油圧り
2ツテにおいて原動側の摩擦エレメントの回転に追随し
て流動する潤滑油に引きずられて従動側の摩擦エレメン
トが回転することに基づくものであり、上記のように不
測のプロペラ回転が前進方向で行なわれるのは、大きな
推進力が製氷される船舶前進方向でのトルク伝達を司ど
る前進用油圧クラッチが、後進用油田クラッチよりも個
l&を多く設けられるとか、個数を等しくしても摩擦エ
レメントの軟数を多くする等で容蓋太とされることによ
る0そして上記のような引きずり現象に起因するプロペ
ラの不測回転は、油圧クラッチを作動させるための油圧
を設定する一次調圧弁からのIJ IJ−フ油が、二次
調圧弁にて設定される潤滑油圧で潤滑油として用いられ
るのに対し、エンジンの回転数か低く作動油と潤滑油と
を兼ねた油の温度が低く維持され逆に回部の粘性が高い
場合に甚だしく、る状態で不測の船舶発進が起きるとか
、船舶の接岸時にエンジン回転数を落すと共に油圧クラ
ッチの運転を停止したにも拘らずプロペラの回転が継続
し船体が岸壁に衝突するとかの、事態がみらnていた。
次にこの種の舶用推進装はで、油圧クラッチを作動させ
るための油圧全設定する一次調圧弁のリリーフ油を、二
次調圧弁にて設定される油圧でもって油圧クラッチの摩
擦エレメント部へ潤滑油として導く構造が採られている
のは上述した通りであるが、従来のものは、油圧クラッ
チに対する油圧の給排全切替え制御する切換弁が何れの
位置におかれた状態でも前進用油圧クラッチと後進用油
圧クラッチとにそれぞれ、はぼ等量宛、潤滑油が供給さ
れることとしである。ところが、摩擦エレメント部への
潤滑油の供給目的が摩擦エレメントの摩耗防止及び温度
上昇による劣化防止で油圧クラッチの耐久性を高めるた
めと油温上昇Vcよる油劣化防止のためであるところ、
上記のような従来のものは次の点で不合理である。
すなわちnIノ通用油圧クラッチと後進用油圧クラッチ
とは何れか11択的に作動させて使用さするものである
ところ、切換弁を何れかの作用位置に移した状態では、
運転中の油圧クラッチでは原動側の摩擦エレメントと従
動側の摩擦エレメントとが一体回転し、またしたがって
発熱がほとんどなりことから、潤滑も冷却もほとんど必
要としない0こnに対し運転停止状態におる油圧クラッ
チでは、原動側の摩擦エレメントがエンジン側から一方
向に回転駆動されると共に従動側の摩擦エレメントがグ
ロベラ側から他方向に回転部a逼れることとなるから、
原動側摩擦エレメントと従動側摩擦エレメントとの闇の
相対回転速度が著しく大である。
このため運転停止側の油圧クラッチでは、原動側と従動
側との膠擦エレメントが若干でも接触すると太@な摩耗
及び発熱が起きることとなる。このふうに切換弁か作用
位置に移された状態では、運転側の油圧り2ツテと運転
停止側の油圧クラッチとでは潤滑及び冷却に対する要求
度に格差があるのに対し、従来はそのような事実が看過
されて来ているのである0 この発5Aは、以上に説明した事実に鑑み、切換弁の中
立位置で油圧クラッチにおいて起る前記の工うな引きず
り現象が自動的に避けられることとして安全を確保する
と共に、そのための機s全利用して、油圧クラッチに対
し潤滑及び冷却に対する要求度に応じた潤滑油の供給全
行なって、油圧クラッチ及び油の寿命を大きく向上させ
ることとしである、新規な舶用推進装置を1提供しよう
とするものでめる0 図示の実施例について、この発明に係る舶用推進装置の
構成を説明すると、第1−4図が第1の実施例を示して
おり、第1図に示すように、2個の前進用油圧クラッチ
IFと1個の後進用油圧クラッチIRとが、設けられて
いる。クラッチ部の出力軸2は後進用油圧り2ツテIR
の出力軸と兼ねさせてあり、同出力軸2に嵌着した歯車
8に対し、各前進用油圧クラッチIFの出力軸4に嵌着
した歯車5t1噛合せである。出力軸2はカップリング
6にエクグロベラ軸7へと連結してあり、プロペラ8を
先端に装備する該プロペラ軸7は通例のように、船底に
固定支持させたスターンチューブ9に支承させて、ある
同様に第1図に示す↓うに、油タンクlOから油圧ポン
プ11にL!ll油匝クラッりIF、IR方向に作動油
を供給する給油回路12端には、油圧クラッチIF、I
RK対する油圧の給排を切替え制御する切換弁18を設
けており、この切換弁13と前進用M」圧クラッチIF
及び後進用油圧クラッチIRとはそれぞれ、油圧給排回
路14F及び油圧給排回路14RKより接続されている
。切換弁18は通例のように、全曲圧クラッチIF、I
Rから油圧全排出させる中立位[Nと、前進用油圧クラ
ッチIF(・こ油圧を供給し後進用油圧クラッチIRか
ら油圧全排出させて前進用油圧クラッチIF全選択的に
作動させる前進作用位置Fと、後進用油圧クラッチIk
に油圧全供給し前進油圧クラツナIFから油圧全排出さ
せて後進用油圧クラッチIRi選択的に作動させる後進
作用位置Rとを、給油回路12に接続して設けたドレン
回路15には、油圧クラッチIF、IRに対する作用油
圧を設定する一次調圧弁16と潤滑油圧を設定する二次
調圧弁17と全1この駒に直列に挿入設置しておジ、両
調圧弁16.17間でドレン回路15から潤滑油供給回
路18が導き出されている。そしてこの潤滑油供給回路
18は、油圧クラッチIF、IRの摩擦エレメント1a
、lb力方向導かnる潤滑油供給回路19と、軸受部等
の他の被潤滑部りへと導かれた潤滑油供給回路20とに
、分岐させており、前者の潤滑油供給回路19端に接続
して潤滑油分流弁21i設け、この潤滑油分流弁21に
、Cり尚滑油供給回路19から供給される潤滑油を2分
して、回路22Fにエク2個G前進用油圧クラッチIF
の各摩擦ニレメン)la+1b部に 7iた回路22R
にエリ1個の後進用油圧クラッチIRの摩擦エレメント
1a、lb部に、七創それ供給することとしてるる。
上記した潤滑油分流弁21は第2−4図に示すように、
潤滑油供給回路19%’z接続畑tLる入口ボート28
と上記した2個の回路22F、22Rtそれぞれ接続さ
れる2個の出口ボート24F、24Rとを形成した弁ケ
ースz5内に、弁本体21m動可能に設けて成る。弁本
体26には両端側で弁ケース25の内周面に摺接する1
対の大径s26 al 26 b?lir、藍た該両人
径部26a、26b間で小径部26cl、そ牡ぞれ形成
してらジ、入口ボート23と両川ロボート24F、24
R間の油導通は、小径部26c外周位の環状空間全弁し
て行なわれることとされている。
弁本体26は第8.4図に示すように、弁ケース25の
−の内端面及び他の内端面に接当する範囲で摺動敦位可
能とされているが、上記した各大径Ke26 as 2
6 bid、第8図に示すように弁本体26が出口ボー
ト24R側に最大限に1位せしめられると大径部26a
により出口ボー1−24Fが大きく絞られ、逆に第4図
に示すように弁本体26が出口ボー)24F側に最大限
に墓位せしめられると大径部26 b !fCより出口
ポート24Rが大きく絞ら扛る工うに、配して弁本体2
6に形成されている。したがって弁本体26は、その摺
動変位によりgfl進用油圧クラりチIFと後進用油田
クラッチIRとに対する潤滑油の分流比を父更するもの
となっていて、弁本体26が第4図に図示の位は方向へ
と変位するとIJfll進用肋圧クラ油圧りFに対する
潤滑油供給量が高められ、逆に一該弁本体が第3図に図
示の位置方向へと変位すると後進用油圧クラッチIRに
対する潤滑油供給量が高められることと、なっている。
弁本体26の両端面には凹溝を形成してあり、弁本体2
6は弁ケース25の各内端面に基端を受けさせ先端部を
上記凹溝内に18″1せである1対のスプリング27A
、27Bにぶり、一方向及び他方向に変位附勢されてい
る。また弁ケース25Q’こはその両端で1対の油圧給
排ボート28A、28Bを設けてあり、これらの各油圧
給排ボート28A、28Bに対する油圧の#排で弁本体
26を一方向及び他方向に選択的に変位させうることと
しである。
第1図に示す工うにクラッチ部出力軸2にて駆動される
油圧ポンプ80が設けられており、この油田ポンプ80
は図示の場合には第2図に示すように、クラッチ部出力
軸2を駆動側ポンプ軸として該出力軸2に嵌着せるギヤ
31と他のポンプ軸に嵌着せるギヤ82とを噛合せてな
る外接ギヤ式のものに、構成されている。クラッチ部出
力軸2は、前進用油田クラッチIFの運転時には第2図
の矢印F方向に、また後進用油圧クラッチIRQ運転時
には第2図の矢印R方向に、それぞれ回転せしめられる
。このようにクラッチ部出力軸2が正転したり逆転した
りしてギヤ81.82の回転方向が変更されることから
、油圧ポンプ80のポンプケースに設けられた1対のボ
ート88A、88Bは選択的に吸入ボ?−十′或は吐出
ボートとして機能することとなる。そしてこのような吸
吐出ボート88A、88Bのうち、クラッチ出力軸2の
矢印文方向への回転時に吐出ボートとして機能する吸吐
出ボート88Aは油圧給排回路84Aにより潤滑油分流
弁21の前記油圧給排ボート28Aに、またクラッチ出
力軸2の矢印R方向への回転時に吐出ボートとして機能
する吸吐出ボート88Bは油圧給排回路84BKより潤
滑油分流弁21の前記油圧給排ボー1−28Bに、それ
ぞれ接続されている。
第1−4図に図示の第1の実施例では掲1,2図に示す
ように、上記した油圧給排回路84A。
84Bに七〇それ、該回路34 A、84 B 方向力
らの油流通のみ全許容する逆止弁85A、85Bを介し
て、例えば81といった低面圧でリリニフ動作する低圧
リリーフ弁86が接続されている。
また同様に第1,2図に示すように油タンク10から各
油圧給排回路84Al 84Bに対し油を補給するため
の1対の油補給回路87A、87B’に設ケチ6 り、
該各油補給回*87A、87BKは各油圧給排回j!8
4A、84B方向への油流通のみ全許苔する逆止弁88
A、88B全挿入して必る。
第1−4図に図示の第1の実施例は、以上に説明して来
・た↓うに構成されていて、次のように作用する。
先ず切換弁18全中立位置Nにおいた状態での前記引き
ずり現象に、次の工うに防止される〇すなわち油圧り2
ツテIF、IRは中立状態で、それに供給さnる潤滑油
の回置Q1つ讐りに動画のf#擦ニレメンl−1aの回
転に追随して流動しようとする油量が多いほど、前記引
きずり現象に基づく従動画単擦エレメントlbへの伝達
トルクTを高め、’E7’C同伝達トルクは、各油圧ク
ラッチの摩擦ニレメン1−1a、lb枚数の増大に伴な
い増大し、且つ、当該油圧クラッチを挿入しであるギヤ
トレーンの減速比に比例する。したがって摩擦エレメン
ト枚数及びギヤトレーン減速比が所与の条件下では、各
油圧クラッチにおける引きずり現象に基づく伝達トルク
Tは潤滑油の油iQの増成によυ増減することとなる。
そして前進用油圧クラッチlFi介して伝達される上記
のトルクT、と後進用回圧り2ツテIRi介して伝媚さ
れる上記のトルクT2とはユに方向が逆でめり打消し合
うように働くから、引きず、0現象に基づきクラッチ部
oa記田方軸2に伝達さnるトルクはトルクT忙トルク
T、との差となり、トルクT1の方がトルクT、エクも
太(T+ > Tz)でおれば出力軸2に対し船舶前進
方向のトルクが作用し、逆にトルクT1工りもトルクT
2の方が大(T+ < Tt)であれば°出力軸2に対
し船舶後進方向のトルクが作用することとなる。
他方、01J記スターンチユーブ9は周知の工うに、船
尾材から船尾隔壁の間にわたるグロベラ軸7部分全保護
する長さのものであると共にバッキングを有する水密構
造のものとさ扛ていることから、プロペラ軸70回転、
したがって出力軸2の同転に対し一定の抵抗を及ぼす。
したがってこのスターンチューブ9による抵抗力’t−
Fとした場合、IT、−T、l≦F・・・・・・il+
なる関係が満足されれは、出力軸2が何れの方向にも回
転しないことになる。
上記のような事実があるのに対し、切換弁18の中立位
置Nでクラッチ部の出力軸2が第2図の矢印F方向に正
転せしめられる工うな引きずp現象が起きたとすると、
そのときの出力軸2の回転に19油圧ポンプ80が、吸
吐出ボー1−88Bがら油上吸入し吸吐出ボート33A
から油を吐出する↓うに駆動されるから、潤滑油分流弁
21において、スプリング27B設置空間から油圧給排
ボート28Bを介し油圧給排回路84Bへと油が抜かれ
ると共に、油圧給排回路84Aから油圧給排ボー1−2
8A’に介しスプリング27A設置空間へ油圧が作用し
、弁本体26か第2図でみて左方向に摺TM変位せしめ
らn1出ロボート24Fが絞られて、前進用油圧クラッ
チIFに対する潤滑油供給割合が減らされる。切換弁1
8の中立位置Nで出力軸2が第2図の矢印R方向に逆転
せしめられる↓うな引きずV現象が起きたとすると、M
圧ボ′ンプ80(7)駆動が上記とは逆の方向で行なわ
n1潤滑油分流弁21において油圧の給排方向が上記と
は逆になり、弁本体26が第2図でみて右方向に摺wJ
変位せしめられ、出口ポート24Rが絞られて来て、後
進用油圧クラッチIRに対する潤滑油供給割合が減らさ
れる。そして倒れの場合にも、上記のように引きすり現
象による出力軸2回転を起させている側の油圧クラッチ
IF或はIRへの潤滑油の供給蓋が減らされることで、
前記したトルクT1或はT、が低下せしめられ、前記し
た式(1)力玉満足されるに至るから、出力軸200回
転自動的に停止せしめられる0 つまり図示の場合には目11進用油圧クラッチIFが2
個設けられ後進用油圧クラッチIRが1個設けられてい
ることに対応して、潤滑油分流弁21の弁本体26が第
2図に例示するように、引きすり現象を起し易い前進用
l′B3圧り2ツテIFに連らなる出口ボート24Fか
ら流出する+14渭油の油量Q1の方を引きずυ現象を
起しにくい後進用油圧クラッチIRに連らなる出口ポー
) 24Rから流出する潤滑油の油量Q、エリも適当量
だけ少なくするような位置をと9、その工うな位置で若
干振動的に摺動変位しつつ、油圧クラッチIF、IRへ
の潤滑油分流比を出力軸2からのフィートノくツクで変
更制御して、出力軸2を回転停止状態に維持するのであ
る。
次に切換弁18金倒れかの作用位fiF或はRへ移し前
進用油圧クラッチIF或は後進用油圧クラッチIRを運
転するときは、前進用油圧クラッチIFの運転時には油
圧給排ボー)28Aに作用する油圧で潤滑油分流弁21
の弁本体26が第8図に図示のように田ロボート22R
側に最大限に変位せしめらnた位IM kと9、逆に後
進用油圧クラッチIRの連転時には油圧給排ボート28
Bに作用する油圧で上記弁本体26が第4図に図示のよ
うに出口ボート22F側に最大限に変位せしめられた位
置をとる。したがって切換弁18の011進作用位置F
では第3図に図示の工うに出口ボート22Fが大きく絞
られることで他の出口ボー)22Rから後進用油圧クラ
ッチIRへと供給される潤滑油の油量が大きく尚められ
、逆に切換弁13の後進作用位置Rでは第4図に図示の
ように出口ボート22Rが大きく絞られることで他の出
口ボート22Fから前進用@3圧クラッチIFへと供給
きれる潤滑油の曲蓋が大きく高められることとなる。
つまり伺nの場合にも運転停止側の油圧クラッチIR或
はIFに対する潤滑油の供給量が大さく高められる。
したがって最初に説明したように、運転中の油圧クラッ
チでは原動側と従動側との摩擦ニレメン)1a、lbが
一体回転し潤滑も冷却もほとんど磨製としないのに反し
運転停止側の油圧クラッチでは原動側の摩擦ニレメン)
laと従動側の摩擦エレメントlbとが互に逆方向Vこ
回転し摩耗とか発熱が起き易いとい′)た事情がめるの
に対し、摩耗とか発熱か起き易い連転停止側油圧クラッ
チに多量の潤滑油が供給されることで、その工うな油圧
クラッチのかt滑と冷却が十分に行なわれることとなる
上記の工うに切換弁IB’5−倒れかの作用位置F或は
Rにおいた状態では何れかの油圧給排回路84A或は8
48に、低圧リリーフ弁86にて設疋される油圧か成立
し、そのように油圧か立つ油給排回路84或は84Bか
ら逆止弁85A或は85Bと低圧リリーフ弁86とを介
し常時油がドレンされる。そして同面ドレンと見合った
割合で油圧ボンダ80の吸入側ボートとなる吸吐出ボー
ト88B或は88AK−曲タンク10から肋が、油補給
回路87B或は87Aと逆止弁88.B、或μ88Aと
を介し吸入さ扛て、油給排回路84A、84Bを含む系
への油の補給が行なわれる。
茨に第5図に図示の第2の実施例について説明すると、
この第2の実施例で叫第1の実施例における逆止弁85
A、85B及び低圧1,1 リーフ弁36を取除いて、
@記同様の1対の躬」圧給排回路84A、84B間を、
油リリーフ方向゛を互に逆向きとする1対の低圧リリー
フ弁40A、40B’!r互に並列接続して挿入しであ
る回路に、Cり、接続している0他の部分の構造は、第
1の実施例におけると全く同様である。
したがって第5図に図示の第2の実施例では、前進用油
圧クラッチIF或は後進用油圧クシッテIR全運転して
いる状態では、油圧ポンプ8oにおいて吐出ボートとし
て機能することとなる吸吐出ボート83A或は8aB側
に位置する油圧給排回路34A或は84Bから低圧す1
7−フ弁40A或ぐよjOBKより他方の18JIth
給排回路84B或は84Aへと油がリリーフされ、この
ため油補給回路37A、87Bは年に、油圧給排回路3
4A。
84Bk含む糸からのリーク油全補給するのみの機能の
回路となる0第2の実施例によって得られる長所も、第
1の実施例について説明したのと同様である。
以上の説明から明らかなように、この発明の舶用推進装
置は、前進用油圧クラッチ及び後進用油圧クラッチ金偏
えた舶用推進装置において、前進用油圧クラッチIFの
摩擦エレメント都と後進用油圧クラッチIRの摩擦エレ
メント部とに潤滑油をそれぞれ分流する潤滑油分流弁2
1であって一方向への変位により前進用油圧クラッチI
Fに対する潤滑油供給量全高め仰方向への変位により後
進用油圧クラッチIRに対する潤滑氾1供給量を高める
ように潤滑油の分流比全変更する潤滑油分流弁21を、
1対(1)Xプリング27A、27BK!り上記した一
方向及び他方向に変位附勢して設け、この潤滑油分流弁
21の弁ケース25に、該分流弁21を油圧により上記
した一方向及び他方向に選択的に変位させる工うにン田
王全給排するための1対の油圧給排ボート28A、28
Bi設けると共に、クラッチ部出力軸2に、Ct)駆動
される油圧ポンプ30であってクラッチ部出力軸2の回
転方向に応じて選択的に油を吸入或は吐出する1対の吸
吐出ボート82A、82Bi備えた油圧ポンプ80全設
けて、上記した1対の油圧給排ボート28A、28Bと
1対の吸吐出ボート82A、82B間をクラッチ部出力
軸2の正転時には後進用油圧クラッチIRに対する潤滑
油供給量が高められる方向へ、またクラッチ部出力軸2
の逆転時にはgtJ通用油圧クラりチIFに対する潤滑
油供給量が高められる方向へ、それぞれ上記潤滑油分流
弁21が反位せしめられるように、1対の油圧給排回路
84A、84B金弁して接続したことを、特徴としてな
る構成のものでおって、次のような長所金偏えている。
すなわちこの発明の舶用推進装置は、上記のように構成
されていることからして、油圧クラッチIF・ IRに
対する油圧の給排を制御する切換弁を中立位置においた
状態で、潤滑油による引きずυ現象でクラッチ部出力軸
2が何れかの方向に回転せしめられたとすると、それに
よV油圧ポンプ80の駆動で潤滑油分流弁21に対しそ
れ全質位させる油圧が。供給されて、クラッチ部出力軸
2の正転時、つまりl進用泪コ田りラッチIFでの弓1
きすり現象によりクラッチ出力軸2が回転せしめられる
ときは、後進用油圧クラッチIRへの潤滑油供給量を高
める向きに潤滑油分流弁19が変位せしめられ、逆にク
ラッチ部出力軸2の逆転時、つまり後進用油圧クラッチ
IRでの引きずり現象によりクラッチ部出力軸2が回転
せしめられるときは、前進用油田クラッチIFへの潤滑
供給量を高める向きに潤滑油分流弁19が変位せしめら
れることとなるoしたがってクラッチ部出力軸2を回転
させる引きずり現象が無くさ、tL 7)J:うに、0
ロ進用油圧クラツチIF及び後進用油圧クラッチIRに
対する潤滑油量の分配制御が行なわれることとなり、置
載油圧クラッチIF、IRでの引きずり現象に基づく回
転トルクの差がスターンチューフ。
等よりするクラッチ部出力軸2の回転抵抗の範囲内へと
自動的におさめられて、クラッチ部出力軸2の回転が自
動的に停止せしめられることとなる。
このLうにこの発明の舶用推進装置は、最初に説明した
ような引きずり現象によるクラッチ都田力軸2、したが
ってプロペラの不測回転を防止するものであるから、切
換弁の中立位置で起シうる船舶の不測発進とか不測の航
行継続全阻止して安全を確保させることとし、しかも引
きずり現象に基づくクラツナ部出力軸20回転を油圧ポ
ンプ80に工り検出していわば直接的なフィードバック
で同出力軸2回転を停止させるものであるから、上記し
た安全確保を確実に得させる。
またこの発明の舶用推進装置は、00記した構成に基づ
き間通用油圧クラッチIF或は後進用油圧クラッチIR
の運転状態では、クラッチ部出力輔2により常時駆動さ
れる油圧ポンプ30によって潤滑油分流弁21が、運転
停止側の油圧クラッチに対し多量の泪j滑油全供給する
位置へと父位せしめられた状態?維持するから、原動側
の摩擦エレメント1aと従動側のN %5.エレメント
1bとが互に逆方向に回転しその間の相対回転速度が極
く太となる運転停止側の油圧クラッチが十分に潤滑及び
冷却金受けることとし、油圧クラッチ及び油の寿命を太
きく1目」上させる0 そしてこの発明の舶用推進装置は、以上に説明したよう
な2長所を与えるものでありながら同長所を、単一の潤
滑油分流弁21及び油圧ポンプ30によυ得させるもの
となっているから、構造も極力、簡単としであるものと
なっている。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例を示す油田回路図兼機
構図、第2図は同第1の実施例の要部?示す断面図兼油
圧回路図、第3図及び第4図はそれぞれ、同第lの実施
例の要部の断面図、第5図はこの発り」の第2の実施例
の要部金示す断面図兼油圧回路図でるる。 1F・・・前進用油圧クラッチ、IR・・・後進用油圧
クラッチ、1aI 1b・・・摩擦エレメント、2・・
・クラッチ部出力軸、13・・・切換弁、18・・・潤
滑油供給回路、19.20・・・潤滑油供給回路、21
・・・潤滑油分流弁、22F、22R・・・回路、23
・・・入口ボート、24.F、24R・・・出口ボート
、25・・・弁ケース、26・・・弁本体、26 a、
26 b・・・大径部、26c・・・小径部、27A、
27B・・・スズリング、28A、28B・・・油圧給
排ボート、80・・・油圧ポンプ、31.82・・・ギ
ヤ、88A、88B、、、吸吐出ボート、34A、84
B・・・油圧給排回路。 第3図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 前進用油圧クラッチ及び後進用油圧り2ツテを備えた舶
    用推進装置において、前進用油圧クラッチIF(D摩擦
    エレメント部と後進用油圧クラッチIRの摩擦エレメン
    ト部とに潤滑油全それぞれ分流する潤滑油分流弁21で
    あって一方向への変位により前進用油圧クラッチIFに
    対する潤滑油供給量金高め他方向への変位により後進用
    油圧クラッチIRに対する潤滑油供給量を高めるように
    潤滑油の分流比を襄更する潤滑油分流弁21を、1対の
    スプリング27A、27Bにより上記した一方向及び他
    方向に変位附勢して設け、この潤滑油分流弁21の弁ケ
    ース25に、該分流弁21を油圧によp上記した一方向
    及び他方向に選択的に変位させるように油圧を給排する
    ための1対の油田給排ボート28A、28Bを設けると
    共に、クラッチ部出力軸2 VCよりIk動される油圧
    ポンプ8゜でおってクラッチ“部出力軸2の回転方向に
    応じて選択的に油を吸入或は吐田する1対の吸吐出ボー
    トaaA、88B全備えた油圧ポンプ30を設けて、上
    記した1対の油圧給排ボー)28A、28Bと1対の吸
    吐出ボート88A、88B間をクラッチ部出力軸2の正
    転時には後進用油圧クラッチIRに対する潤滑油供給量
    が高めら牡る方向へ、またクラッチ部出力軸2の逆転時
    には1)IJ進用油匝り2ツチIFに対する潤滑油供給
    量が局められる方向へ、そnぞれ上記潤滑油分流弁21
    が変位せしめられるように、1対のM]圧給排回路84
    A。 84B金介して接続したこと金、特命としてなる舶用推
    進装置。
JP12964783A 1983-07-15 1983-07-15 舶用推進装置 Pending JPS6022594A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12964783A JPS6022594A (ja) 1983-07-15 1983-07-15 舶用推進装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12964783A JPS6022594A (ja) 1983-07-15 1983-07-15 舶用推進装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6022594A true JPS6022594A (ja) 1985-02-05

Family

ID=15014685

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12964783A Pending JPS6022594A (ja) 1983-07-15 1983-07-15 舶用推進装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6022594A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1967448A2 (en) 2007-03-09 2008-09-10 Kanzaki Kokyukoki Mfg. Co., Ltd. Hydraulic saildrive apparatus

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1967448A2 (en) 2007-03-09 2008-09-10 Kanzaki Kokyukoki Mfg. Co., Ltd. Hydraulic saildrive apparatus
JP2008223811A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Kanzaki Kokyukoki Mfg Co Ltd 油圧式セイルドライブ装置
EP1967448A3 (en) * 2007-03-09 2009-12-09 Kanzaki Kokyukoki Mfg. Co., Ltd. Hydraulic saildrive apparatus
US7896716B2 (en) 2007-03-09 2011-03-01 Yanmar Co., Ltd. Hydraulic saildrive apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6960107B1 (en) Marine transmission with a cone clutch used for direct transfer of torque
US3922997A (en) Marine power transmission system
EP1967448B1 (en) Hydraulic saildrive apparatus
BR0206447B1 (pt) embreagem de transmissão de potência modulável, transmissão marìtima para controle de velocidade variável de um barco, e, transmissão de potência.
US11685495B1 (en) Systems and methods for suspending a lubricant in a marine propulsion device
AU2003211144B2 (en) Modulatable power transmission clutch and a marine transmission
US5643025A (en) Transmission lubrication system
US6099367A (en) Hydrostatic propulsion system for a marine vessel
JPS6022594A (ja) 舶用推進装置
JP6605038B2 (ja) 海洋船舶における制御可能なピッチプロペラ構造の潤滑機能を構成する方法、及びそのための潤滑構造
JP2016216008A (ja) マリンギヤ装置
JP2018203145A (ja) 減速逆転機
EP3647180B1 (en) Marine propulsion system supported by a strut
JP7359420B2 (ja) 減速逆転機
JP5058765B2 (ja) 舶用推進装置
KR970000170B1 (ko) 선미 관의 윤활유 누설방지장치
CN100516587C (zh) 具有驱动轴的船舶推进器
JPS6346754Y2 (ja)
JP2019026184A (ja) 船舶における中立ブレーキ装置
RU2053162C1 (ru) Гидравлическая система управления и смазки судового винторедукторного агрегата
US20240109631A1 (en) Propulsion apparatus for ship
JPH0240324Y2 (ja)
US20230349377A1 (en) Pump device
US4187679A (en) Device for inverting the direction of rotation of a driven shaft
SE422974B (sv) Hydrodynamisk koppling