JPS60224596A - 筆記装置 - Google Patents

筆記装置

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JPS60224596A
JPS60224596A JP8005984A JP8005984A JPS60224596A JP S60224596 A JPS60224596 A JP S60224596A JP 8005984 A JP8005984 A JP 8005984A JP 8005984 A JP8005984 A JP 8005984A JP S60224596 A JPS60224596 A JP S60224596A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、自動製図機やX−Yブロツク等の筆記装置に
関し、特に筆圧条件の異なる各種の筆記ブロックを使用
し得る筆記装置に関する。
く背景技術とその問題点〉 従来、自動製図機やX−Yプロノタ等の筆記装置におい
て、鉛筆の芯等が組込まれた筆記ブロックは筆記面の任
意の位置に移動自在となるように支持された筆記ヘッド
に組付けられている。上記筆記ヘッドにはホルダが嫁記
面に対して上下動自在となるように支持されており、上
記ホルダに上記筆記ブロックを装着することによシ上記
筆記ブロックは筆記面に対して昇降自在に支持された状
態になっている。
第1図に示すように、従来の筆記装置に使用される筆記
ブロック100は筆記ヘッドに上下動自在に支持されて
いる筒状のホルダーロー内に組込まれており、上記筆記
ブロック100の後端と上記ホルダー01内の土壁部と
の間には、上記ホルダーローを介して筆記ブロック10
0が筆記面102に対して降下駆動され筆記する際に筆
記ブロック100の先端に所定の筆圧が作用するように
圧縮コイルバネ103が介在されている。
そして、上記筆記プロツメ100は筆記時に筆記ブロッ
ク100が暗記面102に対して垂直に起立するように
、且つ筆記ブロック100が上下動するように、上記ホ
ルダ101に設けた支持孔104に摺動自在に支持され
た構造になっている。
ところで、筆記手段として鉛筆の芯を用いたものにろっ
ては、芯の交換をなるべくさけるために長目の芯を筆記
プロツタ100に組込んだものが一般的に使用されてお
シ、上記筆記ブロック100も自づと長尺なものとなっ
ている。
このように、長尺な筆記ブロック100金上記支持孔1
04によって摺動自在に支持した構造のものでめった場
合、上記筆記ブロック100と支持孔104との間の摺
動部分にバンクランシュが発生し易すく、筆記力作中の
上記筆記ブロック100のスムーズな上下動を得ること
ができず、筆記精度が低いものとなっているのが実情で
ある。
また、上記従来の筆記装置にあっては、使用する筆記プ
ロツタ100(鉛筆の芯又はインクベン等)K応じた適
正筆圧が得られるように上記筆記ブロフク100を交換
する毎に上記圧縮バネ103をその筆記ブロック専用の
ものと交換しているのが実情である。
〈発明の目的〉 そこで、本発明はこのような従来の実情に鑑みて提案さ
nたものでめり、高い筆記精度が得られるようにすると
ともに、筆圧条件の異なる筆記ブロックの筆圧調節を簡
単に行ない得るようにすることを目的とする。
〈発明の概要〉 本考案は、上記目的を達成するために、筆記ブロック全
保持するホルダ金筆記面に対して上下動自在に支持する
筆記ヘッドと、上記ホルダを上下動させることにより上
記筆記ブロックを筆記面に対して昇降駆動させる昇降機
構を有し、上記昇降機構は上記筆記ブロックと一体に設
けられたガイドプーリに巻回された昇降ワイヤと、この
昇降ワイヤの一端がプランジャに固定されこのプランジ
ャの吸引によシ上記昇降ワイヤを引込み駆動することに
より上記筆記ブロックを降下駆動させるとともにこのプ
ランジャの吸引を開放することによシ上記昇降ワイヤの
引込みを開放することによシ上記銀記ブロックを上昇駆
動させる昇降専用ソレノイドを有し、上記昇降ワイヤの
他端はバネ部材によシ吸引位置に弾発的に支持された制
御用ソレノイドのプランジャに固定されてなシ、上記制
御用ソレノイドの駆動電流の供給量を制御することによ
り上記制御用ソレノイドによる昇降ワイヤの引込み力を
制御するようにしたことを特徴とするものである。
〈実施例〉 以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら具体的に
説明する。
第2図は本発明にかかる筆記装置の一部破断乎面図、第
3図は正面図、第4図は右側面図である。
なお、第2図、第3図及び第4図は筆記ブロック1が降
下駆動され筆記可能状態における図である。
この筆記装置は単独で、あるいはベース2の一側部に設
けた取付は部3を一般のレール式製図機の製図ヘッドに
装着して使用するものであり、筆記ヘッド4に装着され
る筆記ブロック1を使用して円形、四角形等の図形、数
字及び文字等を描くものである。上記筆記ブロック1と
しては錨鎖の芯が組込まれたもの、又はインクベン等が
組込まれたものが使用される。
この筆記装置は長方形の平板からなるベース2を有し、
このベース2上には上記筆記ヘッド4を筆記面の任意の
位置に移動させるための移動レール機構5が配されてい
る。
上記移動レール機構5は上記ベース2上に支持され上記
筆記ヘンド4を一方の座標軸方向(第2図中矢印X方向
)へ移動ガイドするための丸棒からなるXガイドレール
6を有してなる。上記Xガイドレール6には上記筆記課
ヘッド4を他方の座標軸方向(第2図中矢印Y方向)に
移動自在とがるように支持する断面コ字状のYガイドレ
ール7の一端がガイドローラ8.8を介して移動自在に
組付けられている。なお、上記Yガイドレール7の一端
には連結杆9を介してベース2に設けたL字状の補助ガ
イドレール10に沿って走行する補助ローラ11,11
が取付けられている。
上記筆記へノド4は、X軸駆動機構12によってYガイ
ドレール7を上記Xガイドレール6に沿って移動させる
ことにより一方の座標軸方向に移動操作されるとともに
Y軸駆動機構13によってYガイドレール7に沿って他
方の座標軸方向に移動操作される。
上記X軸駆動機構12はベース2上に固定され71Cハ
A/ スモークからなるX軸駆動モータ14によってX
ワイヤ15を駆動させることによりYガイドレール7を
移動させ、筆記ヘッド4を一方の座標軸方向に移動させ
るものである。
上記Xワイヤ15の張り渡し状態を第5図を参照しなが
ら説明する。
上記Xワイヤ15の一端は前記Xガイドレール6の一端
をベース2上で支持している一方のレール支持部材16
に取付は固定されている。そして、上記Xワイヤ15は
上記Yガイドレール7の一端に回転自在に支持された第
1のXワイヤガイドプーリ17に巻回恣れるとともに上
記ベース2上に回転自在に支持された第2のXワイヤガ
イドプーリ18に巻回され、さらに上記X軸駆動モータ
140回転軸14Aに多重に巻回されるとともに上記Y
ガイドレール7の一端に上記4工のXワイヤガイドプー
リ17と並列して回転自在に支持された第3のXワイヤ
ガイドプーリ18に巻回さね、そしてXワイヤ15の他
端は前記Xガイドレール6の他端をベース2上で支持し
ている他方のレール支持部材19に取付は固定さnてい
る。
また、Y軸駆動機構13も上記ベース2上に上記X軸駆
動モータ14と直列に配置固定されたパルスモータから
なるY軸駆動モータ20によってXワイヤ21を駆動さ
せることにより筆記ヘッド4を他方の座標軸方向に移動
させるものでらる。
上記Xワイヤ21の張り渡し状態を第6図を参照しなが
ら説明する。
上記Xワイヤ21の一端は前記他方の支持部材19に取
付は固定されている。そして、上記Xワイヤ21は上記
YガイドレールTの一端の上記第1及び第3のワイヤガ
イドプーリ17,18間に回転自在に支持された第1の
Xワイヤガイドプーリ22に巻回されるとともに上記Y
ガイドレール7内を通って上記Yガイドレール7の他端
に回転自在に支持された第2のXワイヤガイドプーリ2
3に巻回され、さらに筆記ヘッド4の基板4Aに回転自
在に支持された第3のXワイヤガイドプーリ24に巻回
されるとともに上記Yガイドレール7の他端に上記第2
のXワイヤガイドプーリ23と共通の軸をもって回転自
在に支持された第4のXワイヤガイドプーリ25に巻回
され、さらに上記Yガイドレール7内を通って上記Yガ
イドレール7の一端に上記第1のXワイヤガイドプーリ
22と並列して回転自在に支持された第5のXワイヤガ
イドプーリ26に巻回さnるとともに上記ベース2上に
回転自在に支持さnた第6のXワイヤガイドプーリ27
に巻回され、さらに上記ベース2上に上記第6のXワイ
ヤガイドプーリ27と離接して回転自在に支持された第
7のワイヤガイドプーリ28に巻回されるとともに上記
Y軸駆動モータ20の回転軸20Aに多重に巻回され、
さらに上記第7のXワイヤガイドプーリ28と同軸をも
ってベース2上に回転自在に支持された第8のXワイヤ
ガイドプーリ29に巻回されるとともに上記第6のXワ
イヤガイドプーリ27と同軸をもってベース2上に回転
自在に支持された第9のXワイヤガイドプーリ30に巻
回され、さらに上記第5のワイヤガイドプーリ26と同
軸をもってYガイドレール7の一端に回転自在に支持さ
れた第1OのXワイヤガイドプーリ31に巻回されると
ともに上記Yガイドレールγ内全通って上記筆記ヘッド
40基板4Aに第3のXワイヤカイトプーリ24と並列
して回転自在に支持された第11のXワイヤガイドプー
リ32に巻回され、さらに上記Yガイドレール7内を通
って上記第1のYワイヤガイドプーリ22と同軸をもっ
てYガイドレール7の一端に回転自在に支持された第1
2のYワイヤカイトプーリ33に巻回され、そしてYワ
イヤ21の他端は前記他方の支持部材19に取付は固定
されている。
上記箱記ヘッド4の基板4Aは、第7図に示すようにY
ガイドレールγの底部に対向するように配置さn1上記
基板4A上には筆記ベンド4全体のYガイドレール7に
溢う移動をガイドする第1、第2及び第3のカイトロー
ラ34.35.36が回転自在に支持されている。上記
第1のカイトローラ34はYガイドレール7の一側面に
板バネ等により抑圧支持された丸棒からなるレール体3
8岩 に簾接して走行するとともに上記第2及び第3のガイド
ローラ36.37も上記Yガイドレール7の他側面に板
バネ等により抑圧支持された丸棒からなるレール体39
に当接して走行するようになっており、筆記ヘッド4の
Yカイトレール7に漬う移動は円滑なものとなっている
上記基板4Aの一側縁には:1記ブロック1を筆記面に
対して起立支持するための支持板40が立上がり形成さ
れている。上記支持板40の背面側には筆記ブロック1
を保持するホルダとなる保持板41が上下方向(第7図
中矢印方向)に移動自在(昇降自在)となるように設け
られている。上記支持板40の背面側には、第8図に示
すように上記保持板41の移動をガイドする第1、第2
及び第3のガイドローラ42,43.44が回転自在に
支持されている。上記第1のガイドローラ42は上記保
持板41の一側面に形成されたV字溝45に嵌合さnた
丸棒からなるレール体46に当接するとともに上記第2
及び第3のガイドローラ43.44も上記保持板41の
他側面に形成されたV字溝4γに嵌合された丸棒からな
るレール体48に当接して上記保持板41の移動をガイ
ドするようになっており、筆記ブロック1の昇降移動は
円滑なものとなっている。なお、上記各レール体46.
48はCリング49,49.49によって軸方向に移動
しないように支持されている。
上記保持板41の下端縁には上記支持板40の略中央部
に形成された縦長の開口部50を経て上記支持板40の
正面側に突出する筆記ブロック保持片51が形成され1
いる。上記保持片51には筆記ブロック装着孔52が形
成さ詐ており、この装着孔52に筆記ブロック1をねじ
着することによシ筆記ブロック1が筆記ヘッド4に取付
けられるようになっている。
上記筆記ブロック1は上記保持板41を昇降機構53に
よって上下動させることによシ筆記面に対して昇降操作
される。
上記昇降機構53はペース2上に固定された昇降専用ソ
レノイドとなる第Iの電磁ソレノイド54によって昇降
ワイヤ55を駆動させることによシ上記保持板41を上
下動させ、筆記ブロック1を昇降させるものである。
上記昇降ワイヤ55の張り渡し状態に第9図を参照しな
がら説明する。
上記第1の電磁ソレノイド54のプランジャ54Aはペ
ース2上に立上がシ形成された支持板56によってその
移動がガイドされており、上記昇降ワイヤ55の一端は
引張りバネ5γを介して上記プランジャ54Aに取付は
固定されている。上記引張りバネ57は上記第1の電磁
ソレノイド54への駆動電流の供給が停止された時に上
記プランジャ54/l突出移動(第2図中右方向への移
動)させる機能を有している。なお、第2図は上記第1
の電磁ソレノイド54へ駆動電流が供給され、上記プラ
ンジャ54Aが吸引されている状態を示す。そして、上
記昇降ワイヤ55は前記Yワイヤ21が巻回された第7
のYワイヤガイドプーリ28と同軸をもって上記ペース
2上に回転自在に支持された第1の昇降ワイヤガイドプ
ーリ58に巻回されるとともに前記第6のYワイヤガイ
ドプーリ27と同軸をもって上記ペース2上に回転自在
に支持された第2の昇降ワイヤガイドプーリ59に巻回
され、さらに前記第5のYワイヤガイドプーリ26と同
軸をもって前記Yガイドレールγの一端に回転自在に支
持された第3の昇降ワイヤガイドプーリ60に巻回さす
るとともに前記第11のYワイヤガイドプーリ32と同
軸をもって前記筆記へノド4の基板4Aに回転自在に支
持された第4の昇降ワイヤガイドプーリ61に巻回され
、さらに上記基板4Aに回転自在に支持された第5の昇
降ワイヤガイドプーリ62に巻回されるとともに前記保
持板41の背面に回転自在に支持された第6の昇降ワイ
ヤガイドプーリ63に巻回され、さらに上記第5の昇降
ワイヤガイドプーリ62と同軸をもって上記基板4Aに
回転自在に支持された第7の昇降ワイヤガイドプーリ6
4に巻回されるとともに前記第3のYワイヤガイドプー
リ24と同軸をもって上記基板4AK回転自在に支持さ
れた第8の昇降ワイヤガイドプーリ65に巻回され、さ
らに上記Yガイドレール7の他端に回転自在に支持され
た第9の昇降ワイヤガイドプーリ66に、巻回されると
ともに上記Yガイドレール1内を通って該Yガイドレー
ル7の一端に前記第1のYワイヤガイドプーリ22と同
軸をもって回転自在に支持された第10の昇降ワイヤガ
イドプーリ67に巻回され、さらに上記ベース2上に回
転自在に支持された第11及び第12の昇降ワイヤガイ
ドプーリ68.69に巻回され、そして上記昇降ワイヤ
55の他端はベース2に固定された制御用ソレノイドと
なる第2の電磁ソレノイド70のプランジャIOAに取
付は固定されている。
そして、上記第1の電磁ソレノイド54の駆動によりプ
ランジャ54Aが吸引され上記昇降ワイヤ55が引き込
み駆動されると、前記保持板41に取付けられている第
6の昇降ワイヤガイドプーリ63が第7図中下方向に引
き込まれる。これにより、上記保持板41も同方向に引
き込まれ、筆記ブロック1は降下駆動される。そして、
上記第1の電磁ソレノイド54の駆動が停止されプラン
ジャ54Aが突出すると、上記昇降ワイヤ55の引き込
みが開放され、上記保持板41は前記支持板40の上端
と上記第6の昇降ワイヤガイドプーリ63との間に設け
られている引張りバネγ1により第7図中上方向に引き
戻され、筆記ブロック1は上昇駆動される。
このように、上記構成からなる昇降機構53によれば、
駆動源となる第1の電磁ソレノイド54をベース2上に
配置し、このソレノイド54のプランジャ54Aの駆動
によシ昇降ワイヤ55を走行駆動し第6の昇降ワイヤガ
イドプーリ63を介して保持板41を筆記面に対して上
下動させることによシ筆記ブロック1を昇降駆動させた
ものであり、筆記へノド4の重量を軽くすることができ
る。したがって、上記筆記ヘッド4を二つの座標軸方向
に移動させるX軸駆動モータ14及びY軸駆動モータ2
0の慣性負荷を低減することができ、上記各モータ14
,20の耐久性の向上を図ることができ、さらに上記各
モータ14,20として出力の小さな小型の電動モータ
を使用することができ、軽食化及びコストダウン化を図
ることができる。また、上記筆記ヘッド4が移動した際
に該ヘッドに慣性力がほとんど作用しなくなり、筆記ブ
ロック1を筆記面の所定位置に正確に移動させることが
でき、正確な筆記を行なうことができる。
また、昇降機構53の駆動源となる上記第1の電磁ソレ
ノイド54をベース2上に配置したことにより、上記ソ
レノイド54の駆動時の振動が筆記ブロック1に伝達さ
れるようなことはなく、安定した筆記を行なうことがで
きる。また、上記ソレノイド54の駆動時の熱が上記筆
記ブロック1に作用することもなく、上記筆記ブロック
1としてインクベンが組込まれたものを使用しても上記
インクベンのインクの乾き等の発生を防ぐことができる
また、上記第1の電磁ソレノイド54に制御信号を送る
ための電気的な配線処理をYガイドレール7内を介して
筆記ヘッド4とベース2との間に施こす必要はなく、単
にベース2に施こすだけでよく、上記配線に用いられる
リード線をペース2上に固定状態に置くことができ、リ
ード線の接続部分を常に安定した接続状態に置くことが
できる。
したがって、上記昇降機構53は電気的な故障が少ない
ものを得ることができる。
また、上記昇降ワイヤ55を第6の昇降ワイヤガイドプ
ーリ63に巻回することにより、上記筆記ブロック1を
滑車原理で駆動することができるので、上記第1の電磁
ソレノイド54として1駆動力の小さなものを使用する
ことができ、@量化及びコストダウン化を図ることがで
きる。
また、上記昇降ワイヤ55の一端を第1の電磁ソレノイ
ド54のプランジ−Y54Aに対して引張りバネ57を
介して連結したことにより、上記引張りバネ57を含め
上記昇降ワイヤ55は上記引張りバネ57の伸縮範囲内
で長さが可変自在となっている。したがって、上記筆記
ブロック1の先端が暗記面に着地し筆記する際に筆記面
の形状に沿って筆記ブロック1を昇降させることができ
、上記暗記ブロック1の先端が筆記面から離れないよう
に、あるいは上記筆記ブロック1の先端を筆記面を強く
押し付けないように上記筆記ブロック1を支持すること
ができ、上記筆記ブロック1の先端の筆圧を一定圧に保
つことができ、筆記線等がとぎれたりすることなく安定
した筆記を行なうことができる。
また、上記ベース2上には第2の電磁ソレノイド70の
プランジャ70Aの先端と所定距離を隔てて附峙する支
持板72が立上がり形成されている。上記プランジャ7
0Aの基端にはフランジ部70Bが形成されており、こ
のフランジ部70Bと上記支持板72との間には上記プ
ランジャ70Aを常時吸引する方向(第2図中左方向X
弾発付勢する(上記プランジャ70Aを吸引位置に弾発
的に支持する圧縮バネ73が介在さnている。この圧縮
バネ73のバネ力は上記第1の電磁ソレノイド54のプ
ランジャ54Aを突出復帰させる引張りバネ57のバネ
力より小さく設定されている。
上記第2の電磁ソレノイド70に許容最大限の駆動電流
が供給されプランジャ70Aが吸引されると昇降ワイヤ
55の他端は上記プランジャ54Aにより強く引張られ
固定状態に置かれる。したがって、上記筆記ブロツク1
の先端が筆記面に着地する力は強いものとなり、筆圧は
一番強い値に設定される。また、上記第2の電磁ソレノ
イド70への駆動電流の供給が停止され上記昇降ワイヤ
55の他端が上記圧縮バネ73によって保持された状態
にあっては上記昇降ワイヤ55の他端は圧縮バネ73を
介して移動自在になる。したがって、上記筆記ブロック
1の先端が筆記面に着地する力は上記引張りバネ57の
バネ力が上記圧縮バネ73のバネカエシ大きいことから
上記圧縮バネ73のバネ力によって決められ、筆圧は一
番弱い値に設定される。そして、上記第2の電磁ソレノ
イド70への駆動電流の供給量を徐々に上げていくと、
上記プランジャ70Aは徐々に吸引され昇降ワイヤ55
の他端を徐々に引き込んで行く。これによシ、上記筆記
ブロック1の先端の筆圧が徐々に大きくなって行く。し
たがって、上記第2の電磁ソレノイド70への駆動電流
の供給量を制御することによシ、上記昇降ワイヤ55の
引込み力を制御することができ、上記筆記プロツタ1の
先端に作用する鎮圧を無段階に調節することができる。
すなわち、直径0.5mの鉛筆の芯を備えた筆記ブロッ
ク1を使用する場合には比較的強い筆圧(500p)が
必要となる。この場合、上記第2の電磁ソレノイド70
への駆動電流の供給量を大に設定する。これにより、筆
記ブロック1の先端(芯)に作用する筆圧は上記ソレノ
イド70の強い吸引力に上記圧縮バネ73のバネ力を加
えた力となシ、強い筆圧が得られる。また、インクペン
あるいはフェルトベンを備えた筆記ブロック1を使用す
る場合には比較的弱い筆圧(50r)が必要となる。こ
の場合、上記第2の電磁ソレノイド70への駆動電流の
供給量を小に設定する。これにより、筆記ブロック1の
先端(ペン先)に作用する筆圧は上記ソレノイド70の
弱い吸引力に上記圧縮バネ73のバネ力を加えた力とな
り弱い練圧が得られる。
このように、上記構成からなる実施例によれば筆記ブロ
ック1を前記保持片51の雛記プロ2り装着孔52にね
じ着した状態で所定の筆圧を上記ブロック1の先端に作
用させることができ、常に安定した筆記動作を得ること
ができる。したがって、高い筆圧精度を得ることができ
る。
また、上記筆記ブロック1を上記保持片51に装着した
状態でその装着した筆記ブロック1に応する適正筆圧を
上記ブロック1の先端に作用させることかでき、筆圧条
件の異なる筆記ブロック1の筆圧調節を簡単に行なうこ
とができる。
また、上記ペース2上には筆記ブロック1として鉛筆の
芯が組込まれた筆記ブロックを使用した時、芯が摩耗し
たり又は芯が折れたりして筆記不能状態になったことを
検出する検出機構74が配設されている。
上記検出機構74はペース2上に回転自在に支持された
回転ドラム75を有し、上記ドラム75の背面側には被
検出部となる永久磁石76が取付は固定されている。そ
して、上記ペース2上において上記磁石16の回転軌跡
上には上記磁石76と対向した時に検出信号を発生し、
この検出信号を前記第1の電磁ソレノイド54の制御部
に送る磁気検出部77が取付は固定されている。そして
、上記昇降ワイヤ55の一端側は上記回転ドラム75の
外周面にネジγ8により固定されており、芯が筆記ブロ
ック1の先端から十分に突出している状態にあっては上
記磁石76は第2図中破線にて示す位置に置かれる。そ
して、上記芯が摩耗するにつれて上記筆記プロツタ1が
降下し昇降ワイヤ55の一端側の引き込み貴が増え、上
記回転ドラムγ5が第2図中時計回り方向に回転する。
そして、上記筆記ブロック1が降下死点に位置し、上記
磁石76が磁気検出部77と対向する位置に移動すると
上記磁気検出部77は前記第1の電磁ソレノイド540
制御部に検出信号を送る。
上記検出信号により、上記昇降機構53は筆記プロツタ
1を繰返し昇降駆動させ、芯は筆記ブロック1の先端か
ら順次供給されるようになっている。なお、上記検出信
号により上記第1の電磁ソレノイド54への駆動電流の
供給を完全に停止させ、筆記ブロツク1を上昇死点で保
持するとともに表示ランプを点燈する構成をとってもよ
い。
〈発明の効果〉 このように、本発明によれば筆記ブロックをホルダに装
着固定した状態で所定の筆圧を上記筆記ブロックの先端
に作用させることができ、常に安定した筆記動作を得る
ことができる。したがって、高い筆記精度を得ることが
できる。
また、上記筆記ブロックを上記ホルダに装着した状態で
その装着した筆記ブロックに応する適正筆圧を上記プロ
ツタの先端に作用させることができ、練圧条件の異なる
筆記ブロックの筆圧調節を簡単に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
正面図、第4図は右側面図、第5図はXワイヤの張シ渡
し状態を模式的に示す斜視図、第6図はYワイヤの張り
渡し状態を模式的に示す斜視図、第7図は嫁記ヘンドの
縦断拡大背面図、第8図は筆記ヘッドの部分を示す拡大
左側面図、第9図は昇降ワイヤの引り渡し状態を模式的
に示す斜視図でろる。 1・・・筆記ブロック 4・・・筆記ヘッド 41・・・保持板 53・・・昇降機構 54・・・第1の電磁ソレノイド 54八・・・プランジャ 55・・・昇降ワイヤ 63・・・第6の昇降ワイヤガイドプーリ70・・・第
2の電磁ソレノイド 70八・・・プランジャ 73・・・圧縮バネ 特許 出 願 人 マンクス株式会社 代理人 弁理士 小 池 晃 I 特開昭GO−224596(9)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 筆記ブロックを保持するホルダを筆記面に対して上下動
    自在に支持する筆記ヘッドと、上記ホルダを上下動させ
    ることにより上記筆記ブロックを筆記面に対して昇降駆
    動させる昇降機構を有し、上記昇降機構は上記筆記ブロ
    ックと一体に設けられたガイドプーリに巻回された昇降
    ワイヤと、この昇降ワイヤの一端がプランジャに固定さ
    れこのプランジャの吸引にニジ上記昇降ワイヤを引込み
    駆動することにより上記筆記ブロックを降下駆動させる
    とともにこのプランジャの吸引を開放することによシ上
    記昇降ワイヤの引込みを開放することにより上記筆記ブ
    ロツクを上昇駆動させる昇降専用ソレノイドを有し、上
    記昇降ワイヤの他端はバネ部材により吸引位置に弾発的
    に支持された制御用ソレノイドのプランジャに固定され
    てなり、上記制御用ソレノイドの駆動電流の供給景を制
    御することにより上記制御用ソノノイドによる昇降ワイ
    ヤの引込み力を制御するようにしたことを特徴とする筆
    記装置。
JP8005984A 1984-04-23 1984-04-23 筆記装置 Granted JPS60224596A (ja)

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