JPS60223664A - 溶接用ワイヤの装填方法 - Google Patents

溶接用ワイヤの装填方法

Info

Publication number
JPS60223664A
JPS60223664A JP7974284A JP7974284A JPS60223664A JP S60223664 A JPS60223664 A JP S60223664A JP 7974284 A JP7974284 A JP 7974284A JP 7974284 A JP7974284 A JP 7974284A JP S60223664 A JPS60223664 A JP S60223664A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
loading
signal
pail pack
moving distance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7974284A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0426938B2 (ja
Inventor
Shunichi Kikuta
俊一 菊田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Welding and Engineering Co Ltd
Original Assignee
Nippon Steel Welding and Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Welding and Engineering Co Ltd filed Critical Nippon Steel Welding and Engineering Co Ltd
Priority to JP7974284A priority Critical patent/JPS60223664A/ja
Publication of JPS60223664A publication Critical patent/JPS60223664A/ja
Publication of JPH0426938B2 publication Critical patent/JPH0426938B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/12Automatic feeding or moving of electrodes or work for spot or seam welding or cutting
    • B23K9/124Circuits or methods for feeding welding wire

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
  • Coiling Of Filamentary Materials In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分解) 本発明は、溶接用ワイヤをペイルパック内にループ状に
して積層収容する装填方法に関する。
(従来技術) 一般に大容量の溶接用ワイヤ収納容器としてペイルパッ
クが使用されるが、該ペイルパンクからのワイヤの取出
しは、ループ状積層体の上部のものから順にペイルパッ
ク外上部へ引出し、必要に応じてワイヤ矯正器で曲がり
ぐせを除去したのち、コンジットチューブで溶接トーチ
へと導くという順序で行なう。ところがこのようにして
取出したワイヤは取出し時にワイヤ1巻について360
゜の捩りを受けるために溶接トーチから出て溶接を行な
うワイヤ先端が反転しく反り返り)、溶接ビードが蛇行
するという欠点があるので、ペイルパックに溶接用ワイ
ヤを装填する時に予めワイヤに弾性限界の範囲内で逆の
捩りを与えて装填しておき、取出し時に受ける捩りと相
殺して取出すことにより溶接トーチから出るワイヤの捩
れをなくす方法が実用化されている。
このペイルパンク内における捩り入りワイヤの積層状態
を第1図に示す。第1図(alは溶接用ワイヤの装填物
の断面図であり、山)は(a)におけるA−A′線断面
図である。図に示す如、くペイルパック1は外筒2と下
端が外筒2の底板部4に固着された内筒3(この内筒は
なくてもよい)を備え、これらは同心円状に配置され、
これらの内、外筒の間の空間には溶接用ワイヤが弾性限
界の範囲内においてワイヤ1ターン当り略360°の捩
りを与えられてループ状に積層収納される。このワイヤ
の積層収納状態は(alに示すようにワイヤ積層体W“
の外周部がペイルパック1の外筒2内壁と接し、又その
内周部と内筒3外壁の間に所定の間隙(これは、からみ
防止に有効)を有している。又積層されたワイヤの各層
における状態は(blに示すように花模様形状を呈して
おりその各ワイヤループLの中心はペイルパック1の中
心軸Cを中心とする円Bを描いて収納されていて、それ
を積層されたワイヤ全体についてみると連続したワイヤ
ループLの中心の描く軌跡はペイルパックの中心軸Cを
軸とする峻旋状になるように収納されている。このよう
に捩り入り溶接用ワイヤがペイルパック内に積層収納さ
れていれば、ワイヤ取出し時におけるからみ、もつれ等
がなくより円滑にワイヤをペイルパック外上方へと取り
出し得る。
このような捩り入りの溶接用ワイヤのペイルパック内に
おける積層収容状態を実現せしめるための装填方法とし
て例えば本願出願人が特開昭57−126355公報で
開示した装填装置による方法があり、効果をあげている
。ところがこのような方法によっても何らかの不測の原
因により所望の装填状態が得られない場合がある。第2
図(a)。
(b)、及び第3図はこの状態を示したもので、第2図
は装填開始時から、第3図は装填途中から装填異状が発
生した場合を示し、いずれもワイヤ積層体W は隙間の
多いガサガサの状態となって、第2図+8)のB−B’
線断面を示す(bl図の如く整然とした花模様を呈する
ことなく積層される。このようにガサガサの状態で積層
される結集積層密度が小さくなり、所定量のワイヤをペ
イルパック内に収めることができなかったりし、たとえ
収めるこ1とができたとしても溶接実施に際してのワイ
ヤ取出しにおいてからみ、もつれ等の不都合が多発する
ので製品として供し得ない。
このような装填異常を回避するためには装填時に異常が
発生した時点で直ちに装填を中止して異常となる原因を
取り除けばよいが、ワイヤのペイルパックへの装填は自
動化されていること、ペイルパックは不透明な材質によ
り構成されていること、たとえ透明な材質によりペイル
パックを構成したとしても作業員が常時装填状態を監視
することは作業員にかなりの負担を強いることになるし
、良否の判別は熟練を要すること等のことから従来装填
作業が終了してからペイルパック上方から中をのぞき、
装填異常を発見していた。このように装填異常が発生し
てガサガサとなったペイルパックはもはや製品として使
用できないので歩留低下、稼動率低下をきたし、生産性
低下の大きな原因となっていた。
(発明の目的) 本発明は上記従来技術の問題点を解消するものでありペ
イルパック内へのワイヤ装填に際して装填異常が発生し
た場合直ちに装填異常信号を発生させて装填中止、装填
装置の調整等の処置を施こすことを可能ならしめ、これ
により装填異常の積層状態を可及的になくすことができ
、生産性向上に寄与できる溶接用ワイヤの装填方法を提
供することを目的とする。
(発明の構成・作用) この目的を達成するための本発明の装填方法の特徴とす
るところは、ペイルパック内に溶接用ワイヤをループ状
にして積層する方法であって、該ループ状の積層体上端
の移動距離を検出し、該移動距離が予め設定した設定移
動距離の許容範囲外であるとき、装填異常信号を発生さ
せることにある以下本発明を図面に示す具体例に基いて
説明する。第4図は本発明を実施するための装置の一例
を示す全体側面図であって一部は断面で示している。図
においてWは図示しないワイヤ供給源から送られて(る
溶接用ワイヤであり、ワイヤWは該ワイヤを数回巻き付
けるワイヤ引取りキャプスタン5と押えローラ6とから
なるワイヤ送給機構42によりワイヤ供給源から引張り
出さ乳る。とともにペイルパック1内へと送給される。
引取りキャプスタン5はベルト9を介して駆動モータ1
0により駆動されて回転し、該回転速度はペイルパック
内へ送られるワイヤWの送給速度を決定する。
11はワイヤWをキャプスタン5からペイルパック1ま
でガイドするガイドパイプであり、ガイドバイブの入口
12はキャブズタン1近傍に又出口13は水平面に対し
て傾斜しペイルパック1の内筒3と外筒2の間に入いる
如く配置されている。
ガイドパイプ11の上部は回転軸14の中空内部に一体
的に取付けられ、該回転軸14は固定支持架台24にベ
アリングを介して取付けられ、プーリ15,16、ベル
ト17、減速機18を介して前記駆動モータ10′によ
り所定速度で回転する。
又ガイドパイプ11の下部は、回転軸14を軸とする遊
星歯車機構19に取付けられた支持筒20に螺旋状に巻
き付いて取り付けられる。
遊星歯車機構19は回転軸14に固定した一対の円板2
1に上下端に遊星歯車22を配した複数本の遊星軸22
aをベアリングを介して取付けるとともに該遊星歯車2
2.22とかみ合う上部内歯車23aと下部内歯車23
bを上下部に設けている。上部内歯車23aは支持架台
24に固定し、又下部内歯車23bは回転軸14下端に
ベアリングを介して懸吊されたガイド筒25の支持筒2
6に固定している。これにより支持筒26は静止状態で
回転軸14に支持懸吊される。遊星歯車機構19の下部
内歯車23bを上部に固定した支持筒26はその下部に
ガイドパイプの出口13から出たワイヤをガイドするガ
イド筒25をペイルパック1の内筒3と外筒2との間に
位置する如く取付けている。
ガイド筒25はその下端部に、ガイドパイプの出口13
から出てガイド筒に巻付きなから螺旋状に落下するワイ
ヤの落下位置を規制しワイヤ積層体W′上端に着地する
ワイヤループを外筒2内壁に接するようにするための突
出部材41を、半径方向を外方に突出して取付けている
。ペイルパック1はターンテーブル27上に載置されて
いて、該ターンテーブルは昇降機構33の昇一台34に
ベアリングを介して取り付けられ、プーリ28゜29、
ベルト30、減速fi31を介して駆動モータ32によ
り所定の回転速度で回転する。昇降機構33はワイヤW
のガイドパイプ11の出口13とペイルパック内のワイ
ヤ積層体W′上端面との間の距離即ちガイド筒下端とワ
イヤ積層体上端面との間の距離を一定に保持すべく、積
層体W′の高さが高くなるに従って序々にペイルパック
を所定速度で鉛直方向に降下させるためのもので、昇降
台34の支持部材36.37を軸38で回動自在に交差
させている。
支持部材36.37はその両端において摺動可能な如く
昇降台34と基台35に取付けられている。40は昇降
機構の油圧シリンダである。ペイルバンクの外筒2の外
側に設けられた39はワイヤ積層体上端を検知して昇降
機構に降下指令を発するための検知手段で、本例では近
接スイッチであり、該近接スイッチ39の信号を受ける
毎に昇降機構は少しずつ昇降台を降下させ、ガイドパイ
プ11の出口13とワイヤ積層体W′上端との距離を一
定に保つ。なお回転軸14とガイド筒25とペイルパッ
ク1とターンテーブル27とはそれらの軸心および回転
軸心が同一中心線C′上にあるように配置している・ 以上は公知の溶接角ワイヤの装填装置(特開昭57−1
26355)であるが、本発明ではこのような装填装置
にワイヤ積層体上端の移動距離を検出し、該移動距離が
設定移動距離の許容範囲外であるとき、装填異常信号を
発生させるための機構を設ける。
以下第4図に示す具体例について説明する。本例におけ
る装填異常の発生検知機構はワイヤ装填量の測定部43
、ワイヤ積層体上端のペイルパック底部からの移動距離
の測定部61、制御部6゜とから成る。ワイヤ装填量の
測定部43は走行するワイヤWを挾んで配置された、ワ
イヤに接触して回転する検尺ローラ42、ワイヤWを検
尺ローラ42に押えるための押圧ローラ42′、検尺ロ
ーラ42の回転数を検出する近接スイッチ44およびデ
ジタルカウンタ45からなり、又ワイヤ積層体上端のペ
イルパック底部からの移動距離の測定部61は該移動距
離の測定器52、該測定器52とターンローラ50を介
して昇降台34の一端を結ぶワイヤ51とからなる。第
5図は測定器52の詳細図であり、ワイヤ51を巻回す
るワイヤドラム62の回転によって軸63 (ぜんまい
バネ64により回転力が付勢されている)が回転し、さ
らにカップリング63により可変抵抗器66を回転させ
、この可変抵抗器66の抵抗の変化で昇降台34の移動
距離つまりワイヤ積層体W′上端の移動距離を測定する
制御部60は第4図に示す如く移動距離の測定器52か
らの実測の距離信号を受ける変換器53、デジタルカウ
ンタからの装填量信号を受けそれに対応する基準距離信
号を出力する基準設定器55、変換器53からの実測距
離信号と基準設定器55から基準距離信号を受け、実測
距離と基準距離を比較し、実測距離が基準距離の許容範
囲を外れる場合(一般には超える)に装填異常信号を発
信する演算器54、演算器54からの装填異常信号を受
け警報を発する警報器57と装填装置の駆動を停止せし
める操作部56とからなる。
ここで基準設定器55に予め与えておく基準値について
説明する。第6図は第1図に示す正常に装填された場合
の装填ワイヤ長(装填量)Lと積層高さくワイヤ積層体
上端の移動距離)Hとの関係図であり、該図に示す通り
装填ワイヤ長しと積層高さHとの関係(a線)は比例関
係(b線)とならない。これはワイヤが装填されるにつ
れワイヤ積層体の重みで圧縮されるからであり、基準設
定器55には第6図のa線のデータを与えておく。
実際に装填する場合装填ワイヤ長に対する実測の積層高
さがa線にあれば装填正常、a線から外れていれば異常
装填されていることになる。基準となるa線は種々のフ
ァクター(例えばワイヤの種類、ワイヤ径、ワイヤ積層
体のループ径、ループピッチ等のファクター)により決
定されるものであり、実際には過去の実績を副査して設
定する。
このときある程度の許容幅をもたせて設定し、基準設定
器55に入力しておく。又一般に第2図。
第3図の説明で述べた通り装填異常が発生した場合ワイ
ヤ積層体は隙間の多いガサガサの状態すなわち積層密度
が小さく疎になる結果、所定装填ワイヤ長に対する積層
高さは上記基準なるa線よりも高くなる場合が多い。す
なわち制御部60の演算器で実測距離が基準距離の許容
範囲を超える。
装填異常の原因としては ■ワイヤ送給速度の異雷によりワイヤ積層体のループ模
が所望径から外れる場合。この場合はワイヤ表面の潤滑
油過多でワイヤ送給ローラ部分でスリップしワイヤ送給
速度が遅くなる場合、ワイヤ送給機構の調整不備でワイ
ヤ送給速度が設定値から外れる場合等がある。
■装填装置の調整不備によりガイドパイプ11の回転速
度あるいはペイルパ7り1の回転速度が不適正でワイヤ
積層体のループ径が所望径から外れる場合。
が考えられいずれの場合もワイヤの積層状態が乱れる。
次に第4図に示す本発明の具体例により実際にワイヤを
ペイルパック内に装填する場合の作用について説明する
駆動モータ10により回転する引取キャプスタンに数回
巻かれて送給速度Vで送られる溶接用ワイヤWはガイド
パイプ11の入口12から回転軸14を中心として所定
の回転速度vIで回転するガイドパイプ内へ挿入してペ
イルパック1の内筒3と外筒2との間に水平面に対して
傾斜して支持筒20に取付けられた出口13から送り出
される。
回転軸14はその中空内部にガイドパイプ11を一体的
に取付け、又その下部において支持筒20を固定懸吊し
た遊星歯車機構19の軸となっているので、これらつま
り14.11,21.22a。
20は駆動モータ10’により駆動され、一体的に所定
の回転速度v+で回転する。
ガイドパイプ11の出口13から所定の回転速度vIで
回転しながら送り出されるワイヤWは、回転する該出口
13とペイルパック内のワイヤ積層体W′上端面(装填
開始時においてはペイルパック底面)との間においてガ
イド筒25に蝮旋状に巻き付きながら順次下方へと移動
し、ガイド筒下端に半径方向外方に突出して取付けた突
出部材41によりワイヤ積層体W′の上端面における落
下位置を規制され、該上端面にペイルパック外筒内壁に
接するワイヤループを形成して着地する。
つまりワイヤループはガイド筒25に案内されてその直
下へ落ちようとするが、突出部材41があるので全体が
該突出部材側ヘシフトされ、該部材41は外筒2の内壁
を指向しているのでループの該部材41と接触した部分
が外筒内壁に接触し、反対側の部分は外筒内壁からその
シフト分だけ大きく離れた状態で積層体W′の上端面に
収まる。
このときターンテーブル上のベイルパックエは所定の回
転速度vtでゆるやかに回転しているので、ワイヤ積層
体W′の上端面に形成するワイヤループは順次その着地
点が所定のピッチでずれる。又ペイルパックはガイドパ
イプ11の出口13とワイヤ積層体W′上端面との距離
が一定となるように降下する。
ワイヤWはワイヤ送給機構42とワイヤ積層体W′上端
面の間において捩れを与えられる。すなわちこの間にお
けるワイヤ上端はワイヤ送給機構42に又下端は積層体
W′上端面に位置するので、ガイドパイプ1回転につき
2π(360°)の捩りがワイヤに与えられる。従って
ワイヤループ1ターン当りの捩れ量θはペイルパック1
すなわちワイヤ積層体W′がガイドパイプと同方向に回
転すればθ〉2π、又逆方向に回転すればθく2πとな
る。
なお第1図に示す如くペイルパックの内筒と外筒の間に
積層されるワイヤループLのループ径りおよびピッチ角
度(隣り合うループの各中心とペイルパックの中心軸C
とを結んでできる角度)Pとはワイヤ送給速度V (m
/was) 、ガイドパイプ11の回転速度v+(rp
a+)およびペイルパック10回転速度vz(rpm)
により決定される。すなわちループ径りとピッチ角度P
は により決まり(vlはガイドパイプ11と同じ方向の回
転を十とする)、所望のループ篠D、ピッチ角度Pを得
るための諸条件すなわちV、v+。
vlは上記式から適宜定める。
このようにして通常は何ら問題なく溶接用ワイヤがペイ
ルパック内に第1図に示す如く整然とした花模様を描い
て積層されるが前記の如く不測の原因により第2図、第
3図に示す如く装填状態が乱れることがある。この場合
本発明では制御部60が装填異常信号を発し、警報器(
ブザー等)を作動させるとともに操作部を作動させ、駆
動モータ10,10′、32を停止させてワイヤ積層体
の乱れを最小限におさえる。装填状態の異常発生はワイ
ヤ自体にあるいは装填装置自体に起因し、ワイヤ積層体
のワイヤループ径の異常を誘発することにより発生する
ものと考えられるが、異常が発生した時点で直ちにルー
プ径を正常値に復帰させ、正常な装填状態にもどすこと
も可能である。
すなわち上記のようにループ径りは ■ D=□ π(v+ V2) と表わされV、Vl、V2により決定されるから、装填
中のV、Vl、V2を検知してワイヤループ径りをめ予
め設定した基準値の許容範囲から外れた場合にv、(ガ
イドパイプの回転速度)あるいはV2(ペイルパックの
回転速度)を調整してループ径を所望値に復帰させるこ
とができる。
第4図により説明すると67は制御部で、該制御部はデ
ジタルカウンタ45からワイヤの速度(V)信号を、駆
動モータ10′から回転針(図示せず)を介してガイド
パイプの回転速度(vl)信号を、駆動モータ32から
回転針(図示せず)を介してペイルパックの回転速度(
vl)信号を受信する変換器46、該変換器からの信号
と予め設定したワイヤループ径の基準設定器49からの
基準値を受信し、実測値りと基準値Doを比較し実測値
りが基準値Doの許容範囲を外れた場合に異常信号を発
する演算器、該演算器からの信号を受け駆動モータ10
′あるいは32を制“御し、回転速度v1あるいはvl
を調整する操作部48とからなる。これによりワイヤ積
層体のループ径が所望値から外れた場合には直ちにもと
に戻すことができる。
第7図に本発明の他の具体例を示す。第4図と同じ部分
には同じ番号を付しである。本例における装填異常検知
機構はワイヤ装填時間の測定部78、ワイヤ積層体上端
のペイルパック底部からの移動距離の測定部76、及び
制御部70とからなる。ワイヤ装填時間は第4図の例の
ワイヤ装填量に相当し、装填時のみ計時の積算時間で、
この装填時間の測定部は駆動モータ10′の駆動時のみ
計時を行なう積算タイマであり、又ワイヤ積層体上端の
ペイルパック底部からの移動距離の測定部76は昇降台
34の一端に取付けたドッグ77と該ドッグに対する起
立したリミットスイッチ群79とからなり、リミットス
イッチLS−END。
LS−1,・・・・・・、LS−N、LS−ENDの作
動により昇降台34の高さレベルすなわちワイヤ積層体
上端の移動距離を測定する。制御部70は第4図の制御
部60と同様で、測定部76からの実測の距離信号を受
ける変換器71、積算タイマー75からの装填時間の信
号を受けそれに対応する基準距離信号を出力する基準設
定器72、実測距離と基準距離を比較し装填異常信号を
発する演算器73および演算器73からの装填異常信号
を受け警報を発する警報器80と、装填装置の駆動を停
止せしめる操作部74とからなる。なお装填時間とワイ
ヤ積層体上端の移動距離との関係は第6図の関係図と同
様であり、該図のa線のデータを基準設定器72に与え
ておく。
ワイヤWの送給は、該ワイヤをキャプスタン5へ押し付
ける押えローラ6により行なう代りに、第8図に示すよ
うに別個に送給ローラ機構を用いてもよい。第8図で6
aが該送給を行なうツイストフィードローラであり、傘
歯車16a、16b。
平歯車16c、16dを介してブーIJ16により駆動
される。
なお第4図、第7図の具体例はワイヤ積層体上端の移動
距離について実測値と基準値と′を比較する最も単純な
方銚であるが、該方式の下位概念として移動距離を移動
速度に代え、移動速度の実測値と基準値とを比較する方
式も考えられこの方式も本発明の一態様としてとらえら
れる。
(発明の効果) 以上説明したように本発明の溶接用ワイヤの装填方法に
よれば、ペイルパック内へのワイヤ装填に際して装填異
常が発生した場合、直ちに装填中止、装填装置の調整等
の処置を施こすことができ、これにより積層状態の乱れ
を可及的に防止することができるので生産性の向上に大
きく寄与し、本発明の工業的価値は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は捩り入りワイヤのペイルパック内積層状態を示
す説明図、第2図及び第3図は異常装填状態の説明図、
第4図は本発明の実施例を示すブロック図、第5図は測
定器の詳細を示す斜視図、第6図は装填ワイヤ長と積層
高さとの関係を示すグラフ、第7図は本発明の他の実施
例を示すブロック図、第8図はワイヤ送給機構の他の実
施例を示す部分断面図である。 図面で、1はペイルパック、Wは溶接用ワイヤ、w′、
w“、W はワイヤ積層体、61.76は積層体上端の
移動距離測定部、57.80は警報器である。 第1図 (d) ’ (b) 12図 (d) 手続補正書(自発) L事件の表示 昭泡59年特許願第79742号 2、発明の名称 溶接用ワイヤの装填方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 東京都中央区築地三丁目5番4号名称 日鐵溶接
工業株式会社 代表者 小 松゛ 廣 4、代理人 〒101 5、補正命令の日付 な し 6、補正により増加する発明の数 なし8、補正の内容 (1)明細書第1頁12行の記載を「(発明の技術分野
)」に補正する。 (2)同第20頁10行のr161L、Jを削除し、同
頁11行の「プーリ16」を「傘歯車16a(支持架台
24に固定されている)」に補正する。 (3)図面第8図を別紙のとおシに補正する。 第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ペイルパック内に溶接用ワイヤをループ状にして積層収
    容する方法であって、該ループ状の積層体上端の移動距
    離を検出し、該移動距離が予め設定した設定移動距離の
    許容範囲外であるとき、装填異常信号を発生させること
    を特徴とする溶接用ワイヤの装填方法。
JP7974284A 1984-04-20 1984-04-20 溶接用ワイヤの装填方法 Granted JPS60223664A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7974284A JPS60223664A (ja) 1984-04-20 1984-04-20 溶接用ワイヤの装填方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7974284A JPS60223664A (ja) 1984-04-20 1984-04-20 溶接用ワイヤの装填方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60223664A true JPS60223664A (ja) 1985-11-08
JPH0426938B2 JPH0426938B2 (ja) 1992-05-08

Family

ID=13698668

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7974284A Granted JPS60223664A (ja) 1984-04-20 1984-04-20 溶接用ワイヤの装填方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60223664A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE43352E1 (en) 1996-07-24 2012-05-08 Lincoln Global, Inc. Mechanism for braking the unwinding of a bundle of metallic wire housed in a drum
US8882018B2 (en) 2011-12-19 2014-11-11 Sidergas Spa Retainer for welding wire container and welding wire container with retainer
US9950857B1 (en) 2016-10-17 2018-04-24 Sidergas Spa Welding wire container
US9975728B2 (en) 2015-09-10 2018-05-22 Sidergas Spa Wire container lid, wire container and wire feeding system
US10010962B1 (en) 2014-09-09 2018-07-03 Awds Technologies Srl Module and system for controlling and recording welding data, and welding wire feeder
US10343231B2 (en) 2014-05-28 2019-07-09 Awds Technologies Srl Wire feeding system
US10350696B2 (en) 2015-04-06 2019-07-16 Awds Technologies Srl Wire feed system and method of controlling feed of welding wire
US11174121B2 (en) 2020-01-20 2021-11-16 Awds Technologies Srl Device for imparting a torsional force onto a wire
US11278981B2 (en) 2020-01-20 2022-03-22 Awds Technologies Srl Device for imparting a torsional force onto a wire

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE43352E1 (en) 1996-07-24 2012-05-08 Lincoln Global, Inc. Mechanism for braking the unwinding of a bundle of metallic wire housed in a drum
US8882018B2 (en) 2011-12-19 2014-11-11 Sidergas Spa Retainer for welding wire container and welding wire container with retainer
US10343231B2 (en) 2014-05-28 2019-07-09 Awds Technologies Srl Wire feeding system
US10010962B1 (en) 2014-09-09 2018-07-03 Awds Technologies Srl Module and system for controlling and recording welding data, and welding wire feeder
US10350696B2 (en) 2015-04-06 2019-07-16 Awds Technologies Srl Wire feed system and method of controlling feed of welding wire
US9975728B2 (en) 2015-09-10 2018-05-22 Sidergas Spa Wire container lid, wire container and wire feeding system
US9950857B1 (en) 2016-10-17 2018-04-24 Sidergas Spa Welding wire container
US11174121B2 (en) 2020-01-20 2021-11-16 Awds Technologies Srl Device for imparting a torsional force onto a wire
US11278981B2 (en) 2020-01-20 2022-03-22 Awds Technologies Srl Device for imparting a torsional force onto a wire

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0426938B2 (ja) 1992-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1493505B1 (en) A storage drum of densely packed welding wire
US4603817A (en) Package of tape
US7114308B2 (en) Method and apparatus for wrapping a load
US4022396A (en) Interconnected stacked coils for continuous feed
USRE25477E (en) Coiling strand material
US20060266794A1 (en) Method and apparatus for packaging wire in a wire container
JPS60223664A (ja) 溶接用ワイヤの装填方法
US4716807A (en) Speed control apparatus and method for braiding machine
US4640453A (en) Apparatus for fabricating multi-layer spiral tubes
EP0470196B1 (en) Wrapping apparatus
US2857116A (en) Packaging of wire
EP0389085B1 (en) Continuously balanced apparatus for storing and dispensing materials
US4568033A (en) Winding a package of tape
US3054570A (en) Wire packaging machine
JP3576766B2 (ja) 溶接用ワイヤの装填装置
US4473193A (en) Helical feed-in mechanism for strip accumulator
JPS6310217Y2 (ja)
US996802A (en) Pipe-coiling machine.
JPS6313904Y2 (ja)
US3232552A (en) Filament coiling apparatus and method of driving same
US3064919A (en) Wire drawing machine and method
JPS6261495B2 (ja)
JPH0242687Y2 (ja)
JPH065020Y2 (ja) 溶接用ワイヤの装填装置
JPS62825B2 (ja)