JPS60222902A - 水車発電機の調速装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、負荷制限、または・水位調整運転を行なう水
車発電機の調速装置において、調速運転への切替え時の
バンプレス切替え、または、遠端遮断を含む負荷遮断等
による周波数上昇を速かに抑える調速装置に関する。

〔発明の背景〕

第１図は、従来の負荷運転を行なう、調速装置の例を示
す＠第１図に於いて、５は、調速装置とは別系統の負荷
制限装置であシ、負荷制限運転を行なう場合は、第２図
のように・速度調整器２を速度垂下率設定器３の設定値
よりも上げ・第２図に示す、垂下率特性を与え、負荷制
限器５により水車発電機を制御する。

この方式では、負荷制限器５によシ・水車発電機の出力
を制御するため、速度設定器２を点りに設定し、第２図
の直線Ａ　−Ｄの垂下率特性を与えている。ここで負荷
制限器５が点Ｂで運転していたときに負荷１１が変化し
・周波数が上昇し周波数が点Ｈよシ上昇すると、制御装
置４の出力信号は負荷制限器５の出力よシ小となシ、低
位選択器６の出力は制御装置４の出力となって２周波数
上昇を点Ｈで抑える。

また、同様に負荷制限器が１点Ｃで運転していたとき、
周波数上昇があると、点Ｆの周波数上昇に抑える。

このように・負荷制限器５によシ低出力で運転する場合
１周波数上昇は大となってしまう。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、負荷制限運転の場合は、負荷制限器５
の出力に垂下率を乗じ、その値に速度調整器２を追従さ
せ、制御装置４の出力を負荷制限器５の出力と同等に調
整することによシ、外乱による周波数上昇を抑制し、か
つ、調速運転への切替えもスムーズに行なうにある。

〔発明の実施例〕

第３図に実施例を示す。負荷制限器５の出力に垂下率設
定器３の設定値の逆数を乗じる速度調整器追従装置１２
が、水車発電機出力である負荷制限信号を周波数信号に
変換し、速度調整器２を制御することにより、第４図に
示す垂下率特性を与える。

第３図中１３は、追従中設定器であシ、系統周波数の通
常の変動によシ、出力の減少を起こさぬよう系統周波数
の変動分を加算するためのものである。

第４図において・負荷制限器によって点Ｊで負荷制限運
転を行なうとき、負荷制限信号は直線Ｉ−Ｊの量となる
。これに速度垂下率の逆数を乗算し、直線Ｉ−Ｌをめ、
系統周波数の変動分Δｆ（直線Ｌ−Ｍ）を加えて、直線
Ｉ−Ｍ’ｅ求める。

速度調整器全点Ｍに設定すれば、直線Ｍ−Ｎの垂下率特
性が得られる。よって・点Ｊで負荷制限運転を行なうと
、制御装置の出力は点Ｎとなυ、周波数上昇は点Ｐで抑
えることができる。ここで。

直線Ｐ−Ｊは、直線Ｍ−Ｌと等しいので系統周波数変動
分のΔｆであるから周波数上昇は、極めて少なくなる。

第５図に示すように、水位調整器に対しても同様に行な
うことが出来、第４図の垂下率特性となる。

なお・図中１は速度発信器及び検出器、７は電気／機械
変換器、８はサーボモータ、９は水車、１０は発電機、
１４は水位調整装置、１５は追従信号選択器である。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の調速機の動作原理図、第２図は垂下率特
性図、第３図は本発明の一実施例のブロック図、第４図
は本発明によって得られる垂下率特性図・第５図は本発
明の応用例を示すブロック図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、負荷制限または水位調整運転を行なうことを特徴と
   する水車発電機の調速装置。