JPS60222319A - 自動車用トリム - Google Patents
自動車用トリムInfo
- Publication number
- JPS60222319A JPS60222319A JP7861184A JP7861184A JPS60222319A JP S60222319 A JPS60222319 A JP S60222319A JP 7861184 A JP7861184 A JP 7861184A JP 7861184 A JP7861184 A JP 7861184A JP S60222319 A JPS60222319 A JP S60222319A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- base plate
- vinyl chloride
- arm rest
- pad
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R13/00—Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
- B60R13/02—Internal Trim mouldings ; Internal Ledges; Wall liners for passenger compartments; Roof liners
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（１）産業上の利用分腎
本発明は自動車のドアトリム等窓下方に数句けられたト
リムの改良に関する。
リムの改良に関する。
（２）従来技術とその問題点
一般に自動車のドアの内装トリム１は、第１図に示すよ
うに、ハードボードからなる基板２と、この基板２の表
面に配設されるウレタンフオームからなるパッド３と、
このパッド３を被覆するポリエステルの布地等からなる
表皮材４により構成されている （山海堂発行「自動車
工学全書 １３巻 乗用車の車体」参照）。ところで、
基板２を構成するハードボードはポリプロピレン又はＡ
ＢＳ樹脂にヨリ形成されており、これらの樹脂は高周波
ウェルド加工には不適であるため、表皮材４を構成する
布地の裏に塩化ビニルフィルムをラミネート加工してお
き、該塩化ビニルフィルムの内部発熱を利用して高周波
ウェルド加工を施し基板２に溶着することとしていた。
うに、ハードボードからなる基板２と、この基板２の表
面に配設されるウレタンフオームからなるパッド３と、
このパッド３を被覆するポリエステルの布地等からなる
表皮材４により構成されている （山海堂発行「自動車
工学全書 １３巻 乗用車の車体」参照）。ところで、
基板２を構成するハードボードはポリプロピレン又はＡ
ＢＳ樹脂にヨリ形成されており、これらの樹脂は高周波
ウェルド加工には不適であるため、表皮材４を構成する
布地の裏に塩化ビニルフィルムをラミネート加工してお
き、該塩化ビニルフィルムの内部発熱を利用して高周波
ウェルド加工を施し基板２に溶着することとしていた。
しかしながら、このような従来のドアトリムｌにあって
は、布地の裏面に高周波溶着に適する塩化ビニルフィル
ムをあらかじめラミネート加工しておかなければならず
、製造作業工数が増加し製造コストが嵩むものであった
。
は、布地の裏面に高周波溶着に適する塩化ビニルフィル
ムをあらかじめラミネート加工しておかなければならず
、製造作業工数が増加し製造コストが嵩むものであった
。
また、上述の如く、基板２を構成するハードボードはポ
リプロピレン又はＡＢＳ樹脂により形成されると共に基
板２の上にはパッド３及び表皮材４が全面に亘って配設
されているため、通気性及び吸湿性に乏しく、乗員が腕
を乗せやすいドアウェスト部及びアームレスト上面部等
の腕掛部を通気性及び吸湿性のある素材により形成した
い、という要請があった。
リプロピレン又はＡＢＳ樹脂により形成されると共に基
板２の上にはパッド３及び表皮材４が全面に亘って配設
されているため、通気性及び吸湿性に乏しく、乗員が腕
を乗せやすいドアウェスト部及びアームレスト上面部等
の腕掛部を通気性及び吸湿性のある素材により形成した
い、という要請があった。
（３）発明の目的
本発明はこのような従来の不具合に鑑みなされたもので
あって、その目的とするところは、簡易な製造手段によ
りコストの低減を図ることができると共に乗員が腕を乗
せやすい部位を通気性及び吸湿性のある素材により形成
し汗を吸収することが可能な自動車用トリムを提供する
ことにある。
あって、その目的とするところは、簡易な製造手段によ
りコストの低減を図ることができると共に乗員が腕を乗
せやすい部位を通気性及び吸湿性のある素材により形成
し汗を吸収することが可能な自動車用トリムを提供する
ことにある。
（４）発明の構成
かかる目的を達成するため、本発明にあっては、基板と
、該基板内側に配設される表皮材とを有する自動車用ト
リムにおいて、上記基板を木質系塩化ビニル複合樹脂に
より形成すると共にウェスト部及びアームレスト上面部
等の腕掛部において、上記基板を車室内に露出させたも
のである。
、該基板内側に配設される表皮材とを有する自動車用ト
リムにおいて、上記基板を木質系塩化ビニル複合樹脂に
より形成すると共にウェスト部及びアームレスト上面部
等の腕掛部において、上記基板を車室内に露出させたも
のである。
（５）発明の実施例
以下、添４１図面に示す実施例に基づき本発明の詳細な
説明する。
説明する。
第２図及び第３図に示すように、本実施例に係る自動車
用ドアトリム５は、木質系塩化ビニル複合樹脂により形
成された基板６と、この基板６の表面に配設される低融
点ウレタ。
用ドアトリム５は、木質系塩化ビニル複合樹脂により形
成された基板６と、この基板６の表面に配設される低融
点ウレタ。
ンフォームからなるパッド７と、このパッド７を被覆す
るクロスからなる表皮材８と、基板８の下端部に貼着さ
れたカーペット９とからなる。
るクロスからなる表皮材８と、基板８の下端部に貼着さ
れたカーペット９とからなる。
そして、上記基板６は、ドアウェスト部１０及びアーム
レスト部１１が一体に形成されており、このアームレス
ト部１１の上方部位には、上記ウレタンフオームからな
るパッド７が配設されていると共に、該パッド７上には
表皮材８が配設され、高周波ウェルド加工により基板６
に溶着されている。この場合、基板６は木質系塩化ビニ
ル複合樹脂により形成されており、高周波ウェルド加工
になじみやすいため、従来のように表皮材８の裏面に塩
化ビニルフィルムをラミネート加工により取付けておく
ことが不要となる。また、本実施例にあっては、ドアウ
ェスト部１０及びアームレスト上面部１１ａ等の腕掛部
は上記基板８が露出するように形成されている。この基
板８は上述の如く木質系塩化ビニル複合樹脂により形成
されており、該木質系塩化ビニル複合樹脂は通気性及び
吸湿性に富んでいるため、乗員が腕を載せやすいドアウ
ェスト部１０及びアームレスト上面部１１ａ等の腕掛部
は、乗員の腕の汗を吸収しやすいように構成されている
。尚、図中符号１２は基板Ｂ上に施された塗装面であり
、この塗装面１２は基板８の下端部に配設されたカーペ
ット８の上方部位からアームレスト１１の側面部１１ｂ
にかけて形成されており、上記ドアウェスト部１０及び
アームレスト上面部１１ａ等の腕掛部には塗装は施され
ておらず、基板６の表面が車室内に露出しているもので
ある。
レスト部１１が一体に形成されており、このアームレス
ト部１１の上方部位には、上記ウレタンフオームからな
るパッド７が配設されていると共に、該パッド７上には
表皮材８が配設され、高周波ウェルド加工により基板６
に溶着されている。この場合、基板６は木質系塩化ビニ
ル複合樹脂により形成されており、高周波ウェルド加工
になじみやすいため、従来のように表皮材８の裏面に塩
化ビニルフィルムをラミネート加工により取付けておく
ことが不要となる。また、本実施例にあっては、ドアウ
ェスト部１０及びアームレスト上面部１１ａ等の腕掛部
は上記基板８が露出するように形成されている。この基
板８は上述の如く木質系塩化ビニル複合樹脂により形成
されており、該木質系塩化ビニル複合樹脂は通気性及び
吸湿性に富んでいるため、乗員が腕を載せやすいドアウ
ェスト部１０及びアームレスト上面部１１ａ等の腕掛部
は、乗員の腕の汗を吸収しやすいように構成されている
。尚、図中符号１２は基板Ｂ上に施された塗装面であり
、この塗装面１２は基板８の下端部に配設されたカーペ
ット８の上方部位からアームレスト１１の側面部１１ｂ
にかけて形成されており、上記ドアウェスト部１０及び
アームレスト上面部１１ａ等の腕掛部には塗装は施され
ておらず、基板６の表面が車室内に露出しているもので
ある。
また、本実施例にあっては、表皮材としてクロス材を配
設した場合を例に採り説明したが、何ら本実施例に限定
されず、塩化ビニル樹脂製のシートを配設するものであ
っても良い。この場合には、ウレタンフオームからなる
パッド７を木質系塩化ビニル複合樹脂からなる基板６と
該シートとにより両側から挟み込む形となり、より高周
波ウェルド加工が行いやすくなるものである。
設した場合を例に採り説明したが、何ら本実施例に限定
されず、塩化ビニル樹脂製のシートを配設するものであ
っても良い。この場合には、ウレタンフオームからなる
パッド７を木質系塩化ビニル複合樹脂からなる基板６と
該シートとにより両側から挟み込む形となり、より高周
波ウェルド加工が行いやすくなるものである。
（６）発明の効果
本発明は以上のような構成を有し、表皮材の裏面にあら
かじめ塩化ビニルフィルムをラミネート加工しておく必
要がなく、トリムの製作工数を削減することができ、製
造コストの低減を図ることが可能となる。また、ドアウ
ェスト部及びアームレスト上面部等の腕掛部が通気性及
び吸湿性のある素材により形成されているため、乗員が
ドアウェスト部もしくはアームレスト部等の腕掛部に腕
を載せた場合には、汗を吸収してしまうことが可能とな
る、という効果を奏する。
かじめ塩化ビニルフィルムをラミネート加工しておく必
要がなく、トリムの製作工数を削減することができ、製
造コストの低減を図ることが可能となる。また、ドアウ
ェスト部及びアームレスト上面部等の腕掛部が通気性及
び吸湿性のある素材により形成されているため、乗員が
ドアウェスト部もしくはアームレスト部等の腕掛部に腕
を載せた場合には、汗を吸収してしまうことが可能とな
る、という効果を奏する。
更に、ドアウェスト部及びアームレスト上面部等の腕掛
部においては木質系塩化ビニル複合樹脂が塗装を施され
ることなく車室内に露出しており、木質感をかもし出す
ことができると共に見栄えの向上を図ることができる、
という効果をも奏する。
部においては木質系塩化ビニル複合樹脂が塗装を施され
ることなく車室内に露出しており、木質感をかもし出す
ことができると共に見栄えの向上を図ることができる、
という効果をも奏する。
第１図は一般の自動車のドアトリムを示す分解斜視図、
第２図は本発明に係る自動車用トリムを施したドアの斜
視図、第３図は本発明に係る自動車用トリムを示す断面
図である。 １．５・・・自動車用トリム ２．６・・・基板 ３．７・・・パッド ４．８・・・表皮材 １０・・・ドアウェスト部 （腕掛部）！！ａ・・・ア
ームレスト上面部（腕掛部）第１図 第２図 第３図
第２図は本発明に係る自動車用トリムを施したドアの斜
視図、第３図は本発明に係る自動車用トリムを示す断面
図である。 １．５・・・自動車用トリム ２．６・・・基板 ３．７・・・パッド ４．８・・・表皮材 １０・・・ドアウェスト部 （腕掛部）！！ａ・・・ア
ームレスト上面部（腕掛部）第１図 第２図 第３図
Claims (1)
- 基板と、該基板表面側に配設される表皮材とを有する自
動車用トリムにおいて、」−記基板を木質系塩化ビニル
複合樹脂により形成すると共に腕掛部において、」−記
基板を車室内に露出させたことを特徴とする自動車用ト
リム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7861184A JPS60222319A (ja) | 1984-04-20 | 1984-04-20 | 自動車用トリム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7861184A JPS60222319A (ja) | 1984-04-20 | 1984-04-20 | 自動車用トリム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60222319A true JPS60222319A (ja) | 1985-11-06 |
Family
ID=13666674
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7861184A Pending JPS60222319A (ja) | 1984-04-20 | 1984-04-20 | 自動車用トリム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60222319A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62201153U (ja) * | 1986-06-13 | 1987-12-22 | ||
| WO1994025250A1 (en) * | 1993-04-26 | 1994-11-10 | Atoma International Inc. | Method and apparatus for molding a vehicle door panel and panel made thereby |
| WO1994025248A1 (en) * | 1993-04-26 | 1994-11-10 | Atoma International, Inc. | Method of molding a vehicle door panel with a soft arm rest |
| WO1994025249A1 (en) * | 1993-04-26 | 1994-11-10 | Atoma International, Inc. | Method of making a door panel with integrated bolster |
| US7971923B2 (en) * | 2009-03-04 | 2011-07-05 | GM Global Technology Operations LLC | Door trim panel assembly and method |
-
1984
- 1984-04-20 JP JP7861184A patent/JPS60222319A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62201153U (ja) * | 1986-06-13 | 1987-12-22 | ||
| JPH0352204Y2 (ja) * | 1986-06-13 | 1991-11-12 | ||
| WO1994025250A1 (en) * | 1993-04-26 | 1994-11-10 | Atoma International Inc. | Method and apparatus for molding a vehicle door panel and panel made thereby |
| WO1994025248A1 (en) * | 1993-04-26 | 1994-11-10 | Atoma International, Inc. | Method of molding a vehicle door panel with a soft arm rest |
| WO1994025249A1 (en) * | 1993-04-26 | 1994-11-10 | Atoma International, Inc. | Method of making a door panel with integrated bolster |
| US7971923B2 (en) * | 2009-03-04 | 2011-07-05 | GM Global Technology Operations LLC | Door trim panel assembly and method |
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