JPS60222057A

JPS60222057A - サウナ

Info

Publication number: JPS60222057A
Application number: JP8075584A
Authority: JP
Inventors: 磯村　章吾; 嶋田　純治; 啓介鈴木; 義一黒田; 信男鈴木; 江尻　彰宏
Original assignee: Hitachi Cable Ltd; Matsushita Electric Works Ltd
Current assignee: Hitachi Cable Ltd; Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date: 1984-04-20
Filing date: 1984-04-20
Publication date: 1985-11-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の背景と目的］本発明は温水熱を利用したサウナに関するものである。

従来サウナとしては、電気ヒーターを用いたものや、燃
焼ガスの熱を利用したものが主であったが、夫々次のよ
うな欠点がある。

すなわち、前者の場合（１）電気のためランニングコス
トが高い、（２）電気容量が小さいと立上り特性が悪く
、容量が大きくなるとイニシャルコストがアップする、
（３）汗等の湿気によって故障しやすい。また、後者の
場合（１）高温度のため温度制御がむづかしい、（２）
やけど防止対策用装置が必要となる。

本発明の目的は、前記した従来技術の欠点を解消し、温
度制御が容易で、安全性の高い改良されたサウナを提供
することにある。

［発明の概要］本発明の要旨は、断熱板の上面に温水を循環させる放熱
管を布設しその上に均熱板を設けてなる温水パネルを用
い、この温水パネルの複数枚を、その均熱板側を内側に
して部屋の内面に配し、各渇水パネルの放熱管を温水源
に接続して渇水を循環させるようにしたことにある。

［発明の実施例］以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図は給湯設備を有する家庭等において使用するに適
した、第５図に示すサウナの概要を組立図で示している
。このサウナは畳一枚程度の大きさでドア１０やスイッ
チ等１２を備えたのドアパネル１、これと同程度の大き
さの温水パネル２１．２２．２３、畳半分程度の大きさ
の温水パネル２４、及び天井パネル２５を相互に金具等
を用０て箱状に組立て接合することによって本体が形成
され、その外側に止め具を兼ねた補強材３を配して断熱
性の外装材４１．４２．４３．４４が装着されている。

この外装材等は温水パネル２１．２２．２３．２４と一
体であってもよいし、温水パネルの構成によっては省略
してもよい。

しかして各温水パネル２１．２２．２３．２４の表面側
には適宜すのこ５１．５２．５３．５４や腰掛６、照明
７等が取付けられている。図示はしないが、各温水パネ
ルの表面には防湿や美観上から所定の表装材が被せられ
ている。尚、図中８はレベル調整可能な足である。

渇水パネル２・１．２２．２３．２４は、第２図及び第
３図に示すように、上面に蛇行模様の溝を形成した、例
えば木質系のパーティクルボードからなる断熱板９１の
溝内にアルミ板のような伝熱板９２を介して、例えば鋼
管からなる二本の放熱管９３が平行に密着布設され、そ
の上側が、例えばアルミメッキ鋼板からなる均熱板９４
で覆われており、周囲には蓋が被せられる切欠部９５が
形成されて、そこに放熱管９３の端部が導出された形態
となっている。放熱管９３は一本であってもよい。尚、
図中９６は均熱板９４と同材質からなる裏面板である。

この例の場合、パーティクルボードを芯材にしているた
め、強度があり、温水パネルを構造材として使用できる
。

各温水パネル２１．２２．２３．２４は、その均熱板９
４側を内側にして箱状に組立てると、第４図に示すよう
に、隣接するパネルの切欠部９５が一致するので、その
切欠部９５において隣接する温水パネルの放熱管９３同
志を継手１１をもって直列に接続する。直列に接続され
た放熱管９３は図示はしないが制御弁等を介して温水源
に接続される。この例のように、各温水パネル２１．２
２．２３．２４の放熱管９３を直列に接続すれば、配管
の簡素化がはかれ、各パネル間の流量バランスを容易に
とることができる。勿論各温水パネルにおける放熱管９
３を温水源に並列に接続してもよいし、何枚かの温水パ
ネルの放熱管を直列に接続して温水源に並列に接続して
もよい。

以上のような構成のサウナにおいて、ドアパネル１に取
付けられたスイッチ等１２を操作して制御弁等を作動さ
せれば、床面及び壁面を構成する各温水パネルの放熱管
９３内をボイラー等の温水源から供給される温水が循環
し、その熱が床面及び壁面の均熱板９４から輻射熱とし
て放射されるので、ドア１０をあけて入室すれば、すの
こ５１．５２．５３．５４の存在により体が直接パネル
に触れることもなく安全で、サウナとしての活用が可能
となる。図示しない配管系の制御弁等の操作は利用者が
室内に入ってから操作できるように構成してもよい。何
れの場合でも、切欠部９５を利用してそこに温度センサ
を取付けて均熱板９４の温度を検出し、パネル内を流れ
る温水の温度を調節するようにすれば、運転開始時には
パネルの温度が設定値に達するまでの間、すなわち、均
熱板９４の温度が全体的に上昇するまでの間は放熱管９
３内を高温の温水が流通することになり、初期立上りを
迅速にすることができる。

［発明の効果］以上のように、本発明は渇水パネルを用いて本体を構成
し、熱容囲の大きい温水を循環させるものであるから、
温水熱を有効に活用できるだけでなく、温度制御が容易
で、安全性の面でも有効である。また、主体がパネルで
あるから、構成部材をユニット化して容易に組立てられ
、安価なサウナを実現できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るサウナの一実施例を示す組立図、
第２図は温水パネルの平面図、第３図はその要部断面図
、第４図は配管系統図、第５図は本発明によるサウナの
全体図である。１ニドアバネル、２１．２２．２３．２４：温水パネル
、３：補強材、４１．４２．４３．４４：外装材、５１
．５２．５３．５４：すのこ、６：腰掛、９１：断熱板
、９３：放熱管、９４：均熱板、９５：切欠部、１１：
継手、１２：スイッチ等。連　１　目覧　４目Ｎ５　日９帆第１頁の続き ■発明者鈴木　信実０発明者江尻　彰宏

Claims

【特許請求の範囲】１、断熱板の上面に温水を循環させる放熱管を布設しそ
の上に均熱板を設けてなる渇水パネルを用い、この温水
パネルの複数枚を、その均熱板側を内側にして部屋の内
面に配し、各温水パネルの放熱管を温水源に接続してな
ることを特徴とするサウナ。２、放熱管を布設した断熱板が木質系のボードである、
前記第１項記載のサウナ。３、部屋の床面及び壁面の一部が温水パネルをもって構
成されている、前記第１項記載のパネル。４、内面にすのこが配設されている、前記第１項、第２
項または第３項記載のサウナ。５、温水パネルの放熱管が温水源に直列に接続されてい
る、前記第１項、第２項、第３項または第４項記載のサ
ウナ。