JPS609635Y2 - 流体物加熱装置 - Google Patents

流体物加熱装置

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JPS609635Y2
JPS609635Y2 JP7012879U JP7012879U JPS609635Y2 JP S609635 Y2 JPS609635 Y2 JP S609635Y2 JP 7012879 U JP7012879 U JP 7012879U JP 7012879 U JP7012879 U JP 7012879U JP S609635 Y2 JPS609635 Y2 JP S609635Y2
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JP
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heat
absorption
frame body
absorbing
convection
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Expired
Application number
JP7012879U
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English (en)
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JPS55169943U (ja
Inventor
宗男 花井
Original Assignee
京都石油瓦斯株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、赤外線熱と対流熱を利用して、赤外線熱の
放射熱を効率よく拡大吸収し、更に対流熱も再吸収し、
その画然により効率よく流体物を加熱することができる
湯沸かし等用の給湯、暖房用等に有効な流体物加熱装置
に関する。
従来の給湯装置、例えば、湯沸かし器の場合、燃焼火が
ラジェータ一部へ上昇し該部を加熱させ吸収して湯を沸
かす仕組である。
ところで、ラジェータ一部と燃焼大部分とを必ず間隔を
おく必要があり、又そうなっている。
例えば、石油化学新聞社、昭和40年5月15日発行の
rLPガス技術読本」第21頂収載、の第3,67図の
「自動湯沸器」の場合のように、ラジェータ一部と燃焼
部分とは間隔(燃焼室)をおいているものであって、在
来のものは概ねそのように構成されているものである。
それは、ラジェータ一部が冷たくて、燃焼に必要な熱が
ないために炎が完全燃焼せず、従って、完全燃焼をさせ
るのには、上記のように間隔をおく必要があり、それが
少ないと炎は立ち消えてしまうものである。
このようにしなければならないので、給湯装置としての
コンパクト化を妨げているし、又燃焼の初動の円滑性を
阻害することのある欠点がある。
そこで、本考案は、従来の上記のような欠点を解消し、
しかも合理的で効率的な加熱を実施できるように構成し
た、赤外線熱を活用した加熱装置を開発したものである
即ち、燃焼部4からの火熱を吸収する吸熱板7と7′を
両側、上端に配した温熱かん5(赤外線発熱体2を内設
する)、対流熱吸収部13を、下端の燃焼部材4に通じ
る燃焼火受は口3に連設する如く長体のものにて火熱を
流通させられるように形威し、上端に排気孔部13′を
設けたことにより、燃焼部材4による燃焼炎によってセ
ラミックプレート材等製の赤外線発熱体2を発熱せしめ
、それの炎孔2′・・からの燃焼火により吸熱兼対流管
8(温熱かん5)が受熱し、加熱が施され、又この受熱
、加熱と、上端の対流熱吸収部13による吸収、受熱の
作用効果もあって、極めて効率的に流体物に対する加熱
を実施できるようにしただけでなく、火が消えた場合で
も下方から空気がはいり難い構成であるので、より効率
的である加熱装置としたものである。
この考案は、保温材14と外側カバー15とから戒るフ
レームかん体1の中央部に、下端を燃焼火受は口3とし
て設ける有天長筒形の赤外線発熱体2の外側に下部狭さ
く型有天の温熱かん5を囲設してフレームかん体1との
間を流体流通槽9となし、その温熱かん5の下部狭さく
部下端には燃焼火受は口3に近接せしめて蓋状体16を
付し、又その上端面を狭さく状に膨出させた吸収蓋面1
6′とは通路12をはさんで設けた吸収盤7“に連ねた
排気孔部13′をフレームかん体1の外部に臨ませ、吸
収蓋面16′と吸収盤7″には縦設吸熱板7′を横状等
に配して対流熱吸収部13となし、温熱かん5の内壁部
に固定しかつ赤外線発熱体2とは間隔6を設けて横状吸
熱板7を任意間隔毎に多数並列設し、温熱かん5(横状
吸熱板7群)に貫通させて吸熱兼対流管8を放射状に数
個配設し、フレームかん体1に流体人口10、流体出口
11を備えて成ることを特徴とする流体物加熱装置に係
るものである。
図面中、4は燃焼火受は口3に連ねるように設けるガス
、石油等による燃焼部材であり、これに連ねる赤外線発
熱体2は、全−次空気式バーナー(これは、ガスの燃焼
に必要な空気のすべてを一次空気としてガスに予混合す
る方式のもので、混合ガスの燃焼速度が、他の例えばブ
ンゼン式バーナーの場合よりも大きい。
)等が適切である。なお、電気源による場合は、赤外線
発熱体をその電気源による器材により適用するものであ
る。
17は管、18は管接続ユニオン、19は減圧弁、20
は逆止弁、21は安全弁である。
なお、対流熱吸収部13の上端は排気孔部となるが、必
要に応じ閉塞もする。
本考案は上記構成において、セラミックプレート材製等
による全−次空気式バーナー等の赤外線発熱体2を燃焼
部材4により燃焼せしめると共に、その炎孔2′より熱
が発散され、下方から効率よく吸熱板7、吸熱兼対流管
8を加熱、吸熱させ、吸熱兼対流管8内と流体流通槽9
内を流体人口10より流体出口11へと流通する流体(
水)は効率よく濁化されるものである。
しかして、下方より加熱の効率が得られるものであるが
、温熱かん5の上端面においても、その上端面吸収蓋面
16′と、これとは通路12をはさんで設けた吸収盤7
″に吸熱板7′を配して上端方での対流熱吸収部13と
なしであるから、それらの吸収部材による吸熱作用も手
伝って、本考案装置における流体に対する昇温即ち加熱
は均一にむらなく施される構成であることが特色である
しかして、吸熱兼対流管8の構成により、間隔6を上昇
する熱は、吸熱板7群にもよって、温熱かん5内におい
て対流現象で上昇し、流体の昇温湯化に寄与するもので
ある。
又、下端は狭さく型にし蓋状体16を付することにより
空気がはいり難い構成にしであるから、吸熱と加熱が上
記のように極めて効率的に施されるだけでなく、火が消
えた場合も、温度は下がり難く、従って流体は冷めにく
いものである。
上記のようにして、赤外線発熱体2の放射熱を周辺部に
て拡大的に受熱部(5,6,7,7’。
?’、8,12.13等の各要素部分)にてよく吸収し
、対流せしめつつ流体(水)を加熱するように構成した
もので、安全性、効率面で申し分ないだけでなく、構成
上何ら考慮を払う必要はなく、安心して湯沸かし、風呂
、シャワー等の給湯或いは暖房等に使用できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一例であって、第1図は一部縦断面して
示せる図、第2図はA−A部一部拡大横断面図、第3図
は赤外線発熱体2の一例拡大断面図を一部にて示すもの
である。 1・・・・・・フレームかん体(9・・・・・・流体流
通槽、10・・・・・・流体入口、11・・・・・・流
体出口、14・・曲保温材、15・・・・・・外側カバ
ー、16・・・・・・蓋状体)、2・・・・・・赤外線
発熱体(3・・・・・・燃焼火受は口)、5・・・・・
・温熱かん(7・・・・・・吸熱板、8・・・・・・吸
熱兼対流管)、12・・・・・・通路、13・・・・・
・対流熱吸収部(7′・・・吸熱板、7″・・・・・・
吸収盤、16′・・・・・・吸収蓋面)、13′・・・
・・・排気孔部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 保温材14と外側カバー15とから成るフレームかん体
    1の中央部に、下端を燃焼火受は口3として設ける有天
    長筒形の赤外線発熱体2の外側に下部狭さく型有天の温
    熱かん5を囲設してフレームかん体1との間を流体流通
    槽9とな腰その温熱かん5の下部狭さく部下端には燃焼
    火受は口3に近接せしめて蓋状体16を付し、又その上
    端面を狭さく状に膨出させた吸収蓋面16′とは通路1
    2をはさんで設けた吸収盤7“に連ねた排気孔部13′
    をフレームかん体1の外部に臨ませ、吸収蓋面16′と
    吸収盤7″には縦設吸熱板7′を横状等に配して対流熱
    吸収部13となし、温熱かん5の内壁部に固定しかつ赤
    外線発熱体2とは間隔6を設けて横状吸熱板7を任意間
    隔毎に多数並列設し、温熱かん5(横状吸熱板7群)に
    貫通させて吸熱兼対流管8を放射状に数個配設し、フレ
    ームかん体1に流体人口10、流体出口11を備えて成
    ることを特徴とする流体物加熱装置。
JP7012879U 1979-05-23 1979-05-23 流体物加熱装置 Expired JPS609635Y2 (ja)

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JP7012879U JPS609635Y2 (ja) 1979-05-23 1979-05-23 流体物加熱装置

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Publication Number Publication Date
JPS55169943U JPS55169943U (ja) 1980-12-06
JPS609635Y2 true JPS609635Y2 (ja) 1985-04-04

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ID=29303892

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JPS55169943U (ja) 1980-12-06

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