JPS60221881A - 本人照合装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ＼、 技術分野 本発明は本人照合装置に関し、特に指紋を用い゛Ｃ個人
を同定する本人照合装置に関する。

従来技術 個人を同定する個人確認システムは出入管理と取引管理
の２つに大別される。前者は特定領域に入りたいとぎに
、鍵を使用する代りに各個人に付与された個人識別番号
（ＩＤナンバ）をキーボード若しくはカード等により入
力し、センタに予め登録されているＩＤナンバと照合し
て個人の同一性をチェックする方式である。後者の取引
管理は銀行やいわゆるクレジット等による商取引に使用
されるもので、出入管理と同一方法にて個人の同一性を
確認後ファイルチェックや更新等がなされる方式である
。

しかしながら、上記いずれの方式も万全なものではなく
、特に近時におけるクレジット取引の増大に伴って不正
使用等の事故が多発している。そこで、より確実でかつ
ローコストの本人照合方式が要求される。

発明の目的 本発明の目的は、出入管理や取引管理システムに適合し
て精密かつ高信頼性の低価格な本人照合装置を提供する
ことである。

発明の構成 本発明による本人照合装置は、指先端から指紋を採取し
て画像データに変換する変換手段と、個人を特定する個
人同定情報を入力する入力手段と、複数人の指紋の特徴
点及び特徴点間リレーションを示す情報を予め記憶する
記憶手段と、入力手段からの個人同定情報によりアクセ
スされて記憶手段から読み出された情報を変換手段によ
る画像データから確認照合する照合手段とを°含むこと
を特徴どする。

友１匠 以下、図面を使用して本発明の詳細な説明Ｊる。

第１図は本発明の実施例のブロック図であり、鍵盤１５
、指紋入力装置１１　、Ａ／Ｄ　（アナログ／ディジタ
ル）変換装置１２、画像メモリ１３、照合プロセッサ１
０及びファイル１４により構成されており、各部は図示
の如き各種データ授受用の信号線にて結線されている。

指紋入力装Ｂ１１は、ガラス板上に置かれた指に対して
裏面からガラスの光学的境界条件を利用して、光源とＩ
ＴＶ等のＲ８１手段により指紋紋様の光電変換画像を発
生するものである。例えば、特開昭５４−６９３００及
び特開昭５４−８５６００号公報に開示されており、こ
れ等構成が利用される。また、ＩＴＶ等の光電変換信号
を量子化リ−るＡ／Ｄ変換装置１２及び画像メモリ１３
に゛ついても一般的な周知のものを使用し得るのでその
詳細は省略する。

こうして得られたディシジタル的な２次元ω子化画像デ
ータがメモリ１３に格納された場合、鍵盤１５を押圧す
ることにより得られたＩＤコードによってファイル１４
から読み出された指紋特徴点（端点、分岐点）及び特徴
点間リレーションに関する情報が、照合プロセッサ１０
内の作業メモリ１０３に保持される。指紋特徴は第２図
（ａ）、（ｂ）に示されるような、特徴点Ｍの位置（Ｘ
。

Ｙ）、紋様方向Ｄ、近傍特徴点とのりレーションＲ１〜
Ｒ４を単位として１指紋内に複数存在する特徴点Ｍに対
してリスト状に表現したものであり、同図（ａ）は指紋
の例、同図（ｂ）はリストの概念を示したものである。

これ等の詳細な定義、抽出法については、特開昭５５−
１３．８１７４号公報に詳述されている。

照合プロセッサ１０は、第３図に示すように、画像メモ
リ１３に格納された指紋画像３０とファイル１４から読
み出された特徴点群（例えば３１）及びリレーション（
例えば３２）とを正確に対応させることに帰着する。も
し、対応が成功寸れば合致、そうでなければ不一致とし
て各種目的における管理上の判定を行うことができる。

照合プロセッサ１０により行われるべき照合処理は以下
のようになる。

第４図を参照するに、ファイル１４から読み出された特
徴点４０の位置に対応する画像メモリ上の局所パターン
４１に対し、特徴点位置を原点として特徴点方向に直交
する複数の走査４１１、・・・４１２．４１３．４１４
．４１５．４１６、・・・、４１７を設定し、この走査
に従って得られる画像データを検査すると例えば図（ａ
）の４１２．４１３、・・・、４１６が図（ｂ）の４２
２．４２３、・・・、４２６のようになる。各画像デー
タの点線で対応づけられるパターンエツジの対応づけに
より、特徴点（例では端点）４３が発見される。また、
パターンエツジの対応づけ角度を平均することにより特
徴方向が決定される。こうして発見される特徴点４３と
４０とは、その位置変位及び方向差によって候補対応点
として保持される。この特徴点に対し特徴点リストでリ
レーションによって関係づ（）られる近傍特徴点につい
ても同様にして候補対応点が得られる。次に、第５図に
より示される如く、２つの近傍特徴点５１．５２に対し
てその連結線上の指紋紋様線５３は図（ｂ）の如くＹｉ
＝３とＪ１数され、リストとのチェックが行われる。

以上のようにして、特徴点の配置及び近傍特徴点間リレ
ーションを順次検査する４とによって１指紋の照合が行
われる。

照合ブロヒッリ１０は、ｌ記処理を専用的に（１４成す
ることもできるが、既述した如く本照合処理は、画像メ
ーしり上での局所直線走査のみで実現されるので、第１
図に示したように、中央処理装置１０１、プログラムメ
モリ１０２、作業メモリ１０３、外部インタフ上イス１
０４で構成される汎用マイクロプロセッサを用いること
もできる。

以上のようにして、画像上の指紋パターンに対して直線
走査により読み出される画像データのみを用いて、簡便
なマイクロコンピュータ処理により指紋の特徴点及び特
徴点間リレーションの同一性の照合が高精度にてなされ
得ることになり、その結果個人の同一性が確認される一
ｂのである。

上記例では、指紋入力装置１１、Ａ／Ｄ変換装置１２、
画像メモリ１３、鍵盤１５及び照合プロセッサ１０及び
ファイル１４が１つの端末を構成して、個人同定システ
ムを形成している例であるが、複数端末に対して共通の
単一のセンタ装置を準備しこれら端末とセンタとの間を
通信回線で接続する例も考えられる。

第６図はかかる場合の本発明の実施例のブロック図であ
り、第１図に示した照合プロセッサ１０とファイル１４
とが１つのセンタ装置を構成し、複数の端末２０・１〜
２０−ｎの各々とセンタ１０との間が通信回線１６にて
連結されている。各端末は人々第１図における指紋入力
装置１１、△／Ｄ変換装置１２、画像メモリ１３及びｆ
！！５Ｊ１５を有している。

各端末からレンタヘ送出される画像データは、平面指紋
データのばあいには略１６０にバイトの情報口を有して
いるので、このままでは通信回線１６の特性が極めて高
度のものが要求されることになる。そこで、Ａ／Ｄ変換
された指紋画像データを、予測符号化方式等の周知のデ
ータ圧縮方式によりデータ圧縮してセンタへ送出するよ
うにすれば、送出データとしては略８０にバイトで良い
ことになり好都合である。この場合、センタ側において
データ伸張機能を付加する必要があることは勿論である
。

尚、上記各側では、ＩＤＪＩ−ドをｔｊ！盤にて入力す
るようにしたが、ＩＤコードを予め電気磁気的等の方法
によって記憶したＩＤカードを用いて入力するようにし
ても良い。

発明の効果 以上の如く、本発明によれば、本人照合のために指紋を
使用するものであるから、極めて信頼性の高い照合方式
となり、またマイクロコンピュータ等の汎用マイクロプ
ロセッサを用い得るので、小型及び低コストのシステム
となり、よって端末に照合機能を有する構成とし得るの
で汎用性が期待でき、また特に現在の預貯金取引用のキ
１１ツシュカードシステムに代る本人照合方式となるも
のである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例のブロック図、第２図は指紋の
特徴点情報を定義する図、第３図は指紋照合状態を示す
図、第４図は指紋の特徴点配置の検査を説明する図、第
５図は特徴点間リレーションの検査を説明する図、第６
図は本発明の他の実施例のブロック図である。 主要部分の符号の説明 １０・・・・・・照合プロセッサ １１・・・・・・指紋入力装置 １２・・・・・・Ａ／Ｄ変換装置 １４・・・・・・ファイル １５・・・・・・鍵盤 出願人　日本電気株式会社 代理人　弁理士　第１９１１　Ｊｌｌ　信第２図 （０） 第３図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）　指先端から指紋を採取して画像データに変換す
   る変換手段と、個人を特定する個人同定情報を入力する
   入力手段と、複数人の指紋の特徴点及び特徴点間リレー
   ションを示す情報を予め記憶する記憶手段ど、前記入力
   手段からのｆｌＪＪ人同定情報によりアクセスされて前
   記記憶手段から読み出された情報を前記変換手段による
   画像データから確認照合する照合手段とを含むことを特
   徴とする本人照合装置。
2. （２）　前記変換手段、入力手段、照合手段及び記憶手
   段は１つの端末装置を描成していることを特徴とする特
   許請求の範囲第１項記載の本人照合装置。