JPH0498370A - 指紋識別装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野コ 本発明は指紋パターンを読み取り照合し個人を識別する
ために用いる指紋識別装置に関する。

［従来の技術］ 第７図は従来の指紋識別装置の概略ブロック図を示して
いる。

同図に示すように、指紋パターンを読み取り照合し個人
を識別するために用いられる指紋識別装置には、指紋パ
ターン入力デバイス５１、指紋パタンの特徴を抽出する
ための特徴抽出手段５２、指紋パターンを予め登録し記
憶させておくための登録データ記憶手段５３及び照合処
理手段５４が備えられている。

第８図（Ａ）及び（Ｂ）は第７図に示す従来の指紋識別
装置に含まれている指紋パターン入力デバイスの指紋パ
ターン入力面及び指紋パターンを示す図である。

これらの図及び第７図に示すように、指紋バタン入力デ
バイス５１は１本の指を接触させてその指紋パターンを
入力するための指紋パターン入力面５１＆ＪＤ（身分証
明）番号等をλカすることが可能な操作部６４とから構
成されている。

指紋パターン入力面６１から入力された指紋パタン６３
は図示していない撮像デバイスにより読み取られた後、
その特徴が特徴抽出手段５２により抽出される。

指紋パターン入力デバイス５１がら入力されたＩＤ番号
等の情報が登録データ記憶手段５３に送出され、予め登
録されているこのＩＤ番号等に対応した指紋パターンの
特徴データが呼び出され、照合処理手段５４によりこの
特徴データと特徴抽出手段５２によって抽出された指紋
パターンの特徴データとが照合されることによって個人
の識別が行われる。

第９図は第７図に示す従来の指紋識別装置に含まれてい
る登録データ記憶手段に登録される指紋パターンの特徴
データを示す説明図である。

操作部６４からＩＤ番号等を入力しない場合には第９図
に示すように、指紋パターンの紋様？２Ａ〜７２Ｇ毎に
分類され登録データ記憶手段５３に予め登録された複数
人の各々の１本の指の指紋パターンの特徴データ７３人
、７３Ｂ等及び７４Ａ　、　７４Ｂ等が指紋の照合のた
めに用いられる。

照合処理手段５４は特徴抽出手段５２により抽出された
指紋パターンの特徴データか登録データ記憶手段５３に
登録されたとの分類の特徴データに一致するかを調べ、
一致した分類に含まれている指紋パターンの特徴データ
７３Ａ　、　７３Ｂ等及び７４人、７４Ｂ等を検索し照
合することによって個人の識別が行われる。

［発明が解決しようとする課題］ このように上述した従来の指紋識別装置では、入力され
た１本の指の指紋パターン６３と予め登録された指紋パ
ターンの特徴データ７３Ａ　、　７３Ｂ等及び７４Ａ　
、　７４Ｂ等とを用いて指紋を照合し個人を識別するの
で、登録された指紋パターンと似かよった指紋パターン
が入力されたときには個人の識別に誤りが生じて信頼性
に欠けるという問題点かある。

本発明の目的は、指紋パターンの照合の精度を上げるこ
とにより個人の識別の信頼性を向上することができる指
紋識別装置を提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 上述の目的を達成するために、複数の指の指紋パターン
を入力可能な指紋パターン入力手段と、複数の指の指紋
パターンが予め登録されている登録手段と、指紋パター
ン入力部を介して入力された複数の指の指紋パターンと
登録手段に予め登録されている複数の指の指紋パターン
とを対応する指についてそれぞれ照合することにより個
人を識別する手段とを備えている。

「作用］ 指紋パターン入力手段に複数の指の指紋パターンか入力
され、登録手段には複数の指の指紋パターンか予め登録
されており、入力された複数の指の指紋パターンと登録
手段に予め登録されている複数の指の指紋パターンとが
対応する指についてそれぞれ、照合され、従って、指紋
パターンの照合の精度か上かり個人の識別の信頼性を向
上することができる。

「実施例Ｊ 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明に係る指紋識別装置の一実施例を示す概
略ブロック図である。

同図に示すように、指紋パターンを読み取り照合し個人
を識別するために用いられる本実施例の指紋識別装置に
は、指紋パターン入力デバイス２１、指紋パターンの特
徴を抽出するための特徴抽出手段２２、予め指紋パター
ンを登録し記憶させておくための登録データ記憶手段２
３及び照合処理手段２４が備えられている。

指紋パターン入力デバイス２１は本発明の指紋パターン
入力手段の一実施例である。登録データ記憶手段２３は
本発明の登録手段の一実施例である。

特徴抽出手段２２及び照合処理手段２４は本発明の個人
を識別する手段の一実施例である。

第２　Ｅ９　ＦＡ）及び（Ｂ）は第１図に示す本発明に
係る指紋識別装置に含まれている指紋パターン入力デバ
イスの指紋パターン入力面及び指紋パターンを示す図で
ある。

これらの図及び第１図に示すように、指紋パターン入力
デバイス２１は指紋パターンを入力すべき複数の指、例
えば人指し指及び中指等の２本の指２５ａ及び２５ｂを
同時に接触させるための指紋バタン入力面２１ａとＩＤ
番号等を入力することが可能な操作部２１ｂとから構成
されている。

尚、指紋パターン入力面２１ａはプリズムやガラス板等
の光学系手段により構成することができる。

指紋パターン入力デバイス２１から入力される２本の指
２５ａ及び２５ｂの指紋パターン２６ユ及び２６ｂの画
像は図示していない撮像デバイスにより読み取られた後
、特徴抽出手段２２によりその特徴が抽出される。

指紋パターン入力デバイス２１から入力されたＩＤ番号
等の情報が登録データ記憶手段２３に送出されると、予
め登録されているこのＩＤ番号等に対応した指紋パター
ンの特徴データが呼び出され、照合処理手段２４により
この呼び出された特徴データと特徴抽出手段２２により
抽出された２本の指の各指紋パターンの特徴データとが
対応する指についてそれぞれ照合されることによって個
人の識別が行われる。

この指紋の照合に用いるための特徴データとしては、指
紋の隆線の端点や分岐点等の特徴点の位置、隆線の方向
及び隆線のパターンを用いることができ、又、登録デー
タ記憶手段２３には複数人の各々の２本の指の指紋パタ
ーン２６ａ及び２６ｂの特徴データか予め登録される。

従って、上述の実施例によれば、例えば２本の指の指紋
パターンを用いて個人を識別するので、従って、指紋パ
ターンの照合の精度が上がり、１本の指の指紋パターン
を用いて個人を識別する場合に比べて識別の信頼性を向
上することができる。

第３図は本発明の指紋識別装置の第２の実施例を示す概
略ブロック図である。

この実施例の指紋識別装置は指紋パターン入力面３１．
画像分割手段３２、特徴抽出手段３３、登録ブタ記憶手
段３４、照合手段３５及び判定手段３６から構成されて
いる。

指紋パターン入力面３１に例えば２本の指＾及びＢを接
触させ各指紋パターンを入力すると、図示していない撮
像デバイスにより読み取られた各指紋パターンの画像が
画像分割手段３２に送られる。

画像分割手段３２で２本の指Ａ及びＢの指紋パターンの
画像か分割され、分割された指紋パターンの各画像は特
徴抽出手段３３に送られ、各指紋パターンの特徴データ
がそれぞれ抽出される。

登録データ記憶手段３４には複数人の各々の２本の指Ａ
及びＢの各指紋パターンの特徴データが予め登録されて
おり、照合手段３５では登録されている特徴データと抽
出手段３３により抽出された特徴データとが照合される
。

判定手段３６ではこの指紋の照合結果により個人の識別
が行われる。

尚、画像分割手段３２で行われる２本の指Ａ及びＢの各
指紋パターンの画像の分割は画像の中央で分割したり、
座標軸への濃度投影を用いてそれぞれの指紋の位置を求
めることにより行われる。又、この画像分割手段３２て
行われる画像の分割により２本の指Ａ及びＢの指紋パタ
ーンの各画像の両方を照合するか又は一方を照合するか
を選択することができる。

次に、上述の実施例の動作を説明する。

第４図は第３図の指紋識別装置の動作を説明するための
フローチャートである。

同図に示すように、２本の指＾及びＢの指紋パターンが
指紋パターン入力面３１を介して入力され（ステップ５
ｌｌ）、図示していない撮像デバイスにより読み取られ
た各指紋パターンの画像が画像分割手段３２により２本
の指人及びＢの指紋パターン画像の各々に分割され（ス
テップＳ１２　）　、照合される指が両方か又は一方か
を判定する（ステップ５１３）。

照合される指が指へ及びＢの両方である場合には、特徴
抽出手段３３により各指紋パターンの画像の特徴データ
かそれぞれ抽出され（ステップ５１４）、照合手段３５
によって登録データ記憶手段３４に予め登録された指Ａ
及びＢの指紋パターンの特徴データか呼び圧され、呼び
出された特徴データと特徴抽出手段３３により抽出され
た特徴データとが対応する指についてそれぞれ照合され
る（ステップ５１５　）。

この照合の結果、両方の指Ａ及びＢの指紋パタンの照合
が共に一致した場合には合格判定を行い（ステップ５１
６　、Ｓ１７及び５１８）、少なくとも一方の指の指紋
パターンの照合が一致しない場合には不合格判定を行う
（ステップＳ１６、Ｓ１７及び５１９）。

指Ａのみが照合される場合には、特徴抽出手段３３によ
り指Ａの指紋パターンの画像の特徴データのみが抽出さ
れ（ステップ５２０）、照合手段３５によって登録デー
タ記憶手段３４に予め登録された指＾の指紋パターンの
特徴データが呼び出され、呼び出された特徴データと特
徴抽出手段３３により抽出された特徴データとが照合さ
れる（ステップ５２１）。

この照合の結果、指への指紋パターンの照合が一致した
場合には合格判定を行い（ステップ３２２及びＳ２３　
）　、一致しない場合には不合格判定を行う（ステップ
Ｓ２２及び５２４）。

指Ｂのみが照合される場合には、特徴抽出手段３３によ
り指Ｂの指紋パターンの画像の特徴データのみが抽出さ
れ（ステップ５２５）、照合手段３５によって登録デー
タ記憶手段３４に予め登録された指Ｂの指紋パターンの
特徴データか呼び出され、呼び出された特徴データと特
徴抽出手段３３により抽出された特徴データとが照合さ
れる（ステップ８２６）。

この照合の結果、指Ｂの指紋パターンの照合が一致した
場合には合格判定を行い（ステップ３２７及び５２８）
、一致しない場合には不合格判定を行う（ステップＳ２
７及び５２４）。

以上の動作をもって指紋の照合判定か行われる。

従って、上述の実施例では、２本の指Ａ及びＢの各指紋
パターンの画像の両方又は一方が選択的に照合されるの
で、２本の指Ａ及びＢの各指紋パターンの画像の両方を
指紋の照合のために通常使用することにより指紋パター
ンの照合の精度が上がり個人の識別の信頼性を向上する
ことができると共に、例えばけが等により１本の指の指
紋パターンを入力することができない場合にも指紋を照
合し個人の識別を行うことができる。

第５図は本発明の指紋識別装置の第３の実施例を示す概
略ブロック図である。

同図に示すように、この実施例の指紋識別装置は指紋パ
ターン入力面４１、画像分割手段４２、特徴抽出手段４
３、分類手段４４、登録データ記憶手段４５及び検索照
合手段４６から構成されている。

指紋パターン入力面４１に例えば２本の指Ａ及びＢを接
触させ各指紋パターンを人力すると、図示していない撮
像デバイスにより読み取られた各指紋パターンの画像か
画像分割手段４２に送られる。

画像分割手段４２で２本の指Ａ及びＢの各指紋パターン
の画像が分割され、分割された指紋パターンの各画像は
特徴抽出手段４３に送られ、特徴抽出手段４３により各
指紋パターンの特徴データかそれぞれ抽出される。

分類手段４４は抽出された特徴データを指紋パターンの
特徴に基づいて分類する。

登録データ記憶手段４５には複数人の各々の２本の指Ａ
及びＢの各指紋パターンの特徴データが予め登録されて
おり、検索照合手段４６では登録されている特徴データ
と分類手段４４により分類された特徴データとが照合さ
・れて個人の識別が行われる。

尚、分類手段４４による指紋パターンの特徴データの分
類は、後述する登録データ記憶手段４５に登録される特
徴データの分類に対応させて行われる。

第６図は第５図の指紋識別装置に含まれている登録デー
タ記憶手段に登録される特徴データの分類を示す図であ
る。

指紋パターンの特徴データの分類は指紋の隆線の端点や
分岐点等の特徴点の位置、隆線の方向及び隆線のパター
ン等に基づいて行われ、第６図に示すように、１本の指
への指紋パターンを例えば７つの種類４８Ａ〜４８Ｇに
分類すると、２本の指Ａ及びＢの指紋パターンの分類の
総数は４９（＝７×７）個となる。

複数人の各々の指紋パターンの特徴データ４９人１４９
Ｂ等を予めこの４９個の各分類に属するように分類し登
録データ記憶手段４５に登録しておく。

検索照合手段４６によって２本の指Ａ及びＢの指紋パタ
ーンの特徴データ４７の照合が行われるとき、入力され
た指紋パターンの特徴データ４７が４９個の分類のうち
どの分類に属するかが検索され、検索された分類に属す
る複数人の各々の指紋パタンの特徴データ４９Ａ　、　
４９Ｂ等との照合が行われる。

複数の指の指紋を照合する場合、入力された指紋パター
ンと照合すべき予め登録された指紋パターンの数が多く
なり、照合すべき指紋パターンの検索及び照合のために
要する時間が長くなるという問題点がある。しかしなが
ら、上述の実施例では、例えば２本の指Ａ及びＢの入力
された各指紋パターンの特徴データは照合される前に指
紋パターンの特徴に基づいて分類され、入力された各指
紋パターンの特徴データが属する分類についてのみ複数
人の各々の指紋パターンの特徴データが検索されるので
、照合のために検索すべき特徴データが少なくなり、検
索及び照合時間を短縮することができる。

又、照合頻度の高い登録データから優先して検索するよ
うに検索照合手段４６を構成することにより、検索及び
照合時間を更に短縮することができる。

尚、上述の実施例では、２本の指Ａ及びＢを用いて照合
する場合について説明したが、２本以上の指を用いて指
紋を照合することにより個人を識別することができるこ
とは明らかである。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明は、複数の指の指紋パターン
を入力可能な指紋パターン入力手段と、複数の指の指紋
パターンか予め登録されている登録手段と、指紋パター
ン入力部を介して入力された複数の指の指紋パターンと
登録手段に予め登録されている複数の指の指紋パターン
とを対応する指についてそれぞれ照合することにより個
人を識別する手段とを備えているので、指紋パターンの
照合の精度が上がり個人の識別の信頼性を向上すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る指紋識別装置の一実施例を示す概
略ブロック図、第２図（＾）　、’　（Ｂ）は第１図に
示す本発明に係る指紋識別装置に含まれている指紋パタ
ーン入力デバイスの指紋パターン入力面及び指紋パター
ンを示す図、第３図は本発明の指紋識別装置の第２の実
施例を示す概略ブロック図、第４図は第３図の指紋識別
装置の動作を説明するためのフローチャート、第５図は
本発明の指紋識別装置の第３の実施例を示す概略ブロッ
ク図、第６図は第５図の指紋識別装置に含まれている登
録データ記憶手段に登録される特徴データの分類を示す
図、第７図は従来の指紋識別装置の概略ブロック図、第
８図（＾）、（Ｂ）は第７図に示す従来の指紋識別装置
に含まれている指紋パターン入力デバイスの指紋パター
ン入力面及び指紋パターンを示す図、第９図は第７図に
示す従来の指紋識別装置に含まれている登録データ記憶
手段に登録される指紋パターンの特徴データを示す説明
図である。 ２１・・・・・・指紋パターン入力デバイス、３１．４
１・・・・・・指紋パターン入力面、２２．３３．４３
・・・・・・特徴抽出手段、２３．３４．４５・・・・
・・登録データ記憶手段、２４・・・・・・照合処理手
段、３２．４２・・・・・・画像分割手段、３５・・・
・・・照合手段、３６・・・・・・判定手段、４４・・
・・・・分類手段、４６・・・・・・検索照合手段。 第１図 （Ａ） （Ｂ） 第２図 第４図 （Ａ） 第７図 第８図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数の指の指紋パターンを入力可能な指紋パターン入力
   手段と、複数の指の指紋パターンが予め登録されている
   登録手段と、前記指紋パターン入力部を介して入力され
   た複数の指の指紋パターンと前記登録手段に予め登録さ
   れている複数の指の指紋パターンとを対応する指につい
   てそれぞれ照合することにより個人を識別する手段とを
   備えたことを特徴とする指紋識別装置。