JPS6022166B2 - 回転機械の制御装置 - Google Patents

回転機械の制御装置

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JPS6022166B2
JPS6022166B2 JP53057448A JP5744878A JPS6022166B2 JP S6022166 B2 JPS6022166 B2 JP S6022166B2 JP 53057448 A JP53057448 A JP 53057448A JP 5744878 A JP5744878 A JP 5744878A JP S6022166 B2 JPS6022166 B2 JP S6022166B2
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JP
Japan
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prime mover
governor
rotation speed
prime
driven
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JP53057448A
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JPS54148905A (en
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俊三郎 永島
幹男 小尾
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IHI Corp
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IHI Corp
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Publication date
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  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は1台以上の被駆動機を2台以上の原動機で駆動
するシステムにおいて1つの操作器によりシステム全体
を運転制御するようにした回転機械の制御装置に関する
プラントのプロセスラインに使用される圧縮機、送風機
、冷凍機、ポンプ等では燃料消費量の低減或は余剰ガス
の有効利用を計るために、2台以上の原動機例えば蒸気
タービン、ガスタービン、ガスヱクスパンダ等で同時に
駆動する省エネルギプラントが普及し始めている。
或はまた、1台の原動機で駆動していた装置に余剰熱量
の回収を行うために蒸気タービン、ガスェキスパンダ等
を造設し、2台の原動機で駆動することにより省ェネル
ギ化を計ることも普及し始めている。従釆、省エネルギ
プラントとしては第1図に示すように、1台の被駆動機
1に大出力の原動機2と補助原動機3とを連結し、補助
原動機3で被駆動機1を駆動させる。そして、消費動力
に対して不足する分を主原動機2に装備した調速装置4
で検出し、これに応じて主原動機2に出力を発生させて
動力の不足分を補うようにしていた。調速装置としては
空気式或は電気式ガバナが使用されており、回転検出器
5で駆動系の回転数を検出し、ガバナ4で検出信号と回
転数設定器6からの設定回転数とを比較演算し、その偏
差に応じて主原動機2の入口ラインに組込まれた流量制
御弁7を開閉制御し、主原動機2に供給する流量を加減
して回転数を維持させるようにしている。また、補助原
動機3は入口ラインに組込まれた流量制御弁8で流入量
が加減され、流入量に相応した一定のトルクを発生する
。この流量制御弁8の開度をリミット装置9により決定
するようになっている。しかしながら、上記従来の装置
においては補助原動機の出力が被駆動機の消費動力より
も大きい場合には自動制御系が成立しなくなる。すなわ
ち、被駆動機1の消費動力が少なくなってくると主原動
機2の調速装置により流量制御弁7が閉まっていく。そ
して、更に消費動力が小さくなると流量制御弁7は全閉
となり主原動機2は発生出力がなくなる。更に、消費動
力が小さくなった場合には、リミット装置を手動操作し
流量制御弁8の関度を小さくして流入量を制御し、補助
原動機3の発生出力を小さくしていく必要がある。また
、補助原動機3と被駆動機1のカップリング10が何ら
かの原因で外れた場合、補助原動機3には調速装置がな
いためにオーバースピードする危険がある。更にまた、
原動機の数だけ設定器を操作する必要があり、従って、
制御が非常に困難である等の欠点があった。本発明は上
述の欠点を除去する目的でなされたもので、各原動機に
調速装置を配し且つ各調速装置の特性を各別に異ならせ
て設定することにより1つの設定器で複数の原動機を運
転制御し得るようにした回転機械の制御装置を提供する
ものである。
以下本発明を添附図面の一実施例に塞いて詳述する。
第2図において、被駆動機11にはカップリング12,
13を介して原動機15,16が連結されており、原動
機16には更にカップリング14を介して原動機17が
連結されている。
そして、被駆動機11はこれらの3台の原動機15,1
6,17等により駆動回転されるようになっている。回
転検出器18,19,2川ま各原動機16,16,17
の回転を検出し対応する回転信号ea,eb,ecを出
力する。論速装置21,22,23は例えば空気式のガ
バナで、これらの各ガバナ21,22,23は回転数設
定器24に接続されている。回転数設定器24は設定回
転数に応じた信号Eを出力し、各ガバナ21,22,2
3に加える。回転数設定器24の設定値と回転数とは第
3図に示すように比例するようになっている。各原動機
15,16,17の入口ライン25,26,27には流
量制御弁28,29,30が配設されており、これらの
流量制御弁28,29,3川ま夫々ガバナ21,22,
23に接続されている。
ガバナ21,22,23は検出器18,19,20から
入力・される信号ea,eb,ecと設定器24から入
力される設定値Eとを比較演算し、偏差に応じて流量制
御弁28,29,30を開閉制御し、原動機15,16
,17に供給する流量を加減する。今、3台の原動機1
5,16,17の各ガバナ21,22,23のガバナ特
性を同一にすると、これらの各ガバナ21,22,23
は設定器24の設定値に応じた回転数となるように作動
する。
しかしながら、実際には各ガバナ21,22,23のガ
バナ特性を全く同一とすることは極めて困難であり不可
能に近い。更に、各原動機15,16,17の回転数は
微小変動する。このために各0原動機15,16,17
の負荷分担が移行し合い、流量制御弁28,29,30
がハンチングを起し、その結果、回転数がハンチングを
起すこととなる。本発明は谷原動機のガバナ特性を異な
らせることにより、上記不具合し、を完全に解決したも
のであり、これが本発明の大きな特徴である。
すなわち、第4図に示すように各原動機15,16,1
7のガバナ特性を夫々折れ線1,ロ,mの如く互いに平
行となるように設定する。
今、説明を分り易くするために、回転数設定器24の設
定信号を空気圧とした場合について記述する。
第4図において、設定器24の空気圧を0(kg/の)
から0.25(k9/地)に変更したとすると、原動機
15は100×{(0.25−0.2)/0.8}=6
.25%の回転数で回転することになる。一方、原動機
16,17は設定器24の設定値よりも実際の回転数が
大きいために、ガバナ22,23が流量制御弁29,3
0を閉制御する。従って、原動機15のみが被駆動機1
1を回転駆動する。尚、原動機16,17は駆動力を発
生することなく被駆動機11と共に回動する。次に、設
定器24の設定値を上昇させ例えば、0。
6(k9/幼)に変更したとする。
原動機15は100×{(0.6−0.2)/0.8}
=50%回転数で回転する。このときにおいても、まだ
原動機16,17は設定回転数よりも実回転数が大きい
ために、前述と同機に流量制御弁29,30は開制御さ
れている。従って、被駆動機11の消費動力に対して原
動機15の発生出力に余裕がある間は、設定器24の設
定値の上昇に対応してガバナ特性の折れ線1に沿って回
転数を保持することができる。従って、設定器24の設
定値が0.6(k9/仇)2の場合には折れ線1上の点
hで表わされる50%回転数で運転されている。このよ
うな状態で運転中に、更に被駆動機11の消費動力が増
えると、その増大に応じて流量制御弁28が開かれ遂に
は全開となる。
そして、流量制御弁28が全開しても被駆動機11の消
費動力が大きい場合には、回転数が点hから折れ線0上
の点】に低下することになる。そして、回転数が点1以
下となるとガバナ22が流量制御弁29を制御する。従
って、原動機16が駆動力を発生して原動機15の駆動
力の不足分を補い、回転数を点1に保持する。この状態
においては、原動機Z17は設定器24の設定値よりも
実際の回転数が大きいために、ガバナ23が流量制御弁
30を閉制御しており、従って、駆動力を発生しない。
被駆動機11の消費動力の増大に応じて流量制御弁29
が開制御され、原動機16の駆動力が増大すZる。そし
て、流量制御弁29が全開しても更に消費動力が大きい
場合には、回転数が点1から折れ線mの点mに低下する
ことになる。
回転数が点m以下になると、ガバナ23が作動して流量
制御弁30を開制御する。従って、原動機17が駆動力
を発生し、原動機15,16の駆動力の不足分を補い、
回転数を点mに保持する。従って、このときには3台の
原動機15,16,17が駆動力を発生して被駆動機1
1を駆動させる。このようにして、各原動機15,16
,17が負荷の変化に応じて逐次駆動力を発生し、従っ
て、各原動機間の負荷分担の移行によるハンチングが起
ることがなく、且つ1つの設定器24で2台以上の原動
機の運転制御を行うことができる。
尚、原動機15,16,17の出力発生順序を変更する
場合には、各原動機のガバナ特性を変更すればよい。ま
た、本実施例においては各ガバナの特性が第4図に示す
ように平行間隔となるようにセットした場合について記
述したが、これに限るものではなく第5図に示すように
煩斜を変えるようにセットしてもよい。
また、本実施例においては各原動機毎に回転検出器を配
設しているが、1つでもよい。
尚、各原動機に配設した場合には原動機16,17のカ
ップリング13,14を外し原動機15のみで被駆動機
11を駆動することができるという利点がある。更に、
第4図においては説明を分り易くするためにガバナ特性
の平行間隔を大きくとっているが、実際にはこれらの間
隔は狭く、各原動機の回転数段定の間隔は1%以内にす
ることができ、従って、原動機15のみの運転から原動
機16,17までの全原動機の運転までの回転数変化を
3%以内にすることができる。
しかも、速度設定のシフトはガバナ特性を変更すること
により任意に選定することができる。以上説明したよう
に本発明によれば、1つの設定器で2台以上の原動機を
容易に運転することができ、しかも、システムが非常に
簡単であるために低コストにすることができる。
また、各原動機のガバナ特性を変えることにより谷原動
機間の負荷分担の移行によるハンチングがなくスムーズ
な運転ができ、且つ負荷に応じて各原動機に逐次出力を
発生させることができ、しかも、整定速度変動率を段階
的に変化させ且つその変動率を任意に変更することがで
きる。更に、原動機を直列的に多数連結することができ
るため、余剰のェネルギ条件に応じて原動機を選択する
ことができ、最適の動力回収を行うことができ、省エネ
ルギに極めて有効である等の多くの優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の省エネルギプラントの原動機の制御装置
を示す図、第2図は本発明に係る回転機械の制御装道の
一実施例を示すブロック図、第3図は本発明装置に使用
するガバナの特性例を示す図、第4図は本発明装置に使
用する各ガバナの特性例を示す図、第5図は第4図に示
す各ガバナの他の特性例を示す図である。 1 1・・・・・・被駆動機、12〜14・・・・・・
カップIJング、15〜17・・・・・・原動機、18
〜20・・・…回転検出器、21〜23・・・・・・ガ
バナ、24・・・・・・回転数設定器、28〜30・・
・・・・流量制御弁。 第1図第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 1台以上の被駆動機を2台以上の原動機で駆動する
    システムにおいて、原動機の回転数を設定し対応する信
    号を出力する1つの回転数設定器と、各原動機に配され
    前記設定信号に応じて作動し且つガバナ特性が互いに所
    定値だけ異なつて設定された調速装置とを具え、前記被
    駆動機の負荷変動に応じて前記ガバナ特性によつて決定
    された優先順位に従つて前記駆動機に逐次出力を発生さ
    せることにより所定の回転数に保持するようにした回転
    機械の制御装置。
JP53057448A 1978-05-15 1978-05-15 回転機械の制御装置 Expired JPS6022166B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53057448A JPS6022166B2 (ja) 1978-05-15 1978-05-15 回転機械の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP53057448A JPS6022166B2 (ja) 1978-05-15 1978-05-15 回転機械の制御装置

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JPS54148905A JPS54148905A (en) 1979-11-21
JPS6022166B2 true JPS6022166B2 (ja) 1985-05-31

Family

ID=13055937

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JP53057448A Expired JPS6022166B2 (ja) 1978-05-15 1978-05-15 回転機械の制御装置

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JP (1) JPS6022166B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61249327A (ja) * 1985-04-27 1986-11-06 開成工業株式会社 枝打機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61249327A (ja) * 1985-04-27 1986-11-06 開成工業株式会社 枝打機

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JPS54148905A (en) 1979-11-21

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