JPS60221474A - 接着性樹脂組成物 - Google Patents

接着性樹脂組成物

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JPS60221474A
JPS60221474A JP7658784A JP7658784A JPS60221474A JP S60221474 A JPS60221474 A JP S60221474A JP 7658784 A JP7658784 A JP 7658784A JP 7658784 A JP7658784 A JP 7658784A JP S60221474 A JPS60221474 A JP S60221474A
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vinyl chloride
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Shigeru Uno
宇野 繁
Yuji Suzuki
祐二 鈴木
Akihiko Shimizu
明彦 清水
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Tosoh Corp
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Toyo Soda Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、良好な接着力を有する樹脂組成物に関する。
更に詳しくは、エチレン−酢酸ビニル共重合体(以下I
CVAと略す。)に塩化ビニル又は塩化ビニルを主体と
するモノマー混合物を懸濁グラフト重合させることによ
り得られる重合体(以下E V A/V Oグラフトマ
ーと略す。)と石油樹脂とからなる接着性樹脂組成物に
関する。
その目的とするところは、有機高分子材料、金属・無機
材料、セルロース系天然材料などの各種材料に対するす
ぐれた接着性を有する樹脂組成物を得ることにある。と
りわけ、飽和ポリエステルかう作られたフィルム、シー
ト、各種成形品に対するすぐれた接着性を有する樹脂組
成物を得ることにある。
従来、接着剤については莫大な数にのぼる技術が提案さ
れてきた。それらを主成分により、大別すると天然物系
、無機系、熱可塑性樹脂系、熱硬化性樹脂系、ゴム系に
分けられる。
更に各県についてまとめると、天然物系としてはa粉、
 膠、天然ゴム、ロジンなどがあり、無機系としては水
ガラス、シリカゾルなどがある。また、熱可塑性樹脂系
としては、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリビニ
ルアルコール、ビニルブチラール樹脂、ETA、アクリ
ル樹脂などがあり、熱硬化性樹脂系としてはフェノール
樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ウレタ
ン樹脂などがある。
ゴム系トシてはクロロプレンゴム、ニトリルゴム。
スチレン−ブタンエンゴム、ブチルゴム、シリコーンゴ
ムなどがある。接着剤が工業的に大量に使用されだした
のは合板の製造であり、その後、合成樹脂2合成ゴムの
発展に伴い、飛躍的に成長した。こうした接着剤とかか
わりの深い合成樹脂の1つにポリエステル樹脂がある。
ポリエステル樹脂はすぐれた機械的強度、耐水性ガスバ
リヤ−性を有し、食品包装用、レトルトパウチ用にラミ
ネートフィルムとして広く使用されている。
その反面、ポリエステル樹脂は接着性が劣るためその接
着剤としてホットメルト型接着剤、フィルム接着剤等は
現在、満足できるものでなく、ポリウレタンのドライラ
ミネーシミン等の方法によらざるを得なかった。
しかし、この方法は、接着力が十分でない上に、溶媒を
使用するため、大気汚染、爆発の危険等の問題があり、
また得られたフィルムが溶剤臭を有するなど多くの問題
点を有していた。
さらに、接着性を向上させるためにポリエステル樹脂の
表面をアルカリで加水分解処理する方法も知られている
が、この方法も加水分解のための大がかりな装置を要し
、大巾な価格の上昇が避けられなかった。
このようにポリエステル樹脂用のホットメルト型接着剤
とかフィルム接着剤は、現在あまり知られておらず、そ
の出現が望まれていた。
本発明者らは、1cvA/■0グラフトマーの接着性能
を向上させる方法について検討していたところ、驚くべ
きことに、ICvA/voグラフトマーと石油樹脂を特
定の割合で混合することにより、ポリエステル樹脂に対
して著しく高い接着性能を有することを見い出した。し
かも、本発明組成物はアルミニウム等の他の材料に対し
ても高い接着性能を有していることを見出し、本発明に
到達したのである。
即ち、本発明は酢酸ビニル含量1〜60重量%のICV
A40重量部を越え、95重量部以下に塩化ビニルまた
は塩化ビニルを主体とするモノマー混合物5重量部以上
、60重量部未満を懸濁グラフト重合させることにより
得られる重合体(ICVA/ V Oグラフトマー)4
0重量部以上95重量部以下と石油類の熱分解等により
得られる分解油留分のうち140〜220℃の範囲内の
沸点留分を7リーデル・クラフッ型触媒の存在下で重合
して得られる石油樹脂5重量部以上60重量部以下とか
らなる接着性樹脂組成物である。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明で用いられるETAとは高圧ラジカル重合法ある
いは溶液または乳化重合法などのいずれ−Irh/7′
1″#社り一ト、T制諮六り伽とので 西伝陣ビニル含
量が1〜60重量%、メルトインデックス(M工)がα
1〜5009710分であるものが好ましく、この条件
を満たす市販のETAを用いることができる。
本発明で用いられる亘v A / V Oグラフトマー
とは上に述べた]1cVA40重量部を越え、95重量
部以下に塩化ビニル5重量部以上60重量部未満を懸濁
グラフト重合したものが好ましい。
懸濁グラフト重合は有機過酸化物を開始剤としてICV
Aを塩化ビニルに溶解させてからグラフト重合させる方
法や、特公昭48−16346号等に開示されている製
造技術、即ち、塩化ビニルの飽和蒸気圧より低い圧力下
でIn’VAを塩化ビニルに溶解させず、膨潤状態のま
までグラフト重合する方法を用いることができる。
グラフ)重合量が60重量部を越える場合、あるいは幹
ポリマーであるKVAの酢酸ビニル含量が1重量%未満
である場合は、本発明組成物の接着性が著しく低下する
またグラフト重合量が5皿量部未満である場合、あるい
は幹ポリマーであるETA中の酢酸ビニル含量が60重
量%を越える場合に得られるETA/vaグラフトマー
は加工機械等にくっつき易くなり、不都合となる。
本発明に用いる石油樹脂は石油類の熱分解等により得ら
れる分解油留分のうち、140〜220’Qρ範囲内の
沸点留分を7リーデル・クラ7ツ型触媒の存在下で重合
して得られるもので、その中から少なくとも1種類を使
用することができ、この条件を満す市販の石油樹脂、例
えば、ネオポリマー(日本石油化学■製品)、ぺ)oジ
ン(三井石油化学■製品)、ベトコール(東洋曹達工業
■製品)を用いることができる。
本発明の組成物においてK v A / v aグラフ
トマーと石油樹脂の量的割合は、樹脂組成物の具体的用
途との関連で、その溶融粘度、加工性2機械的強度、そ
の他の要因を総合的に勘案して決められる。
具体的には、石油樹脂はx V A / v aグラフ
トマー40・1重量部以上95重量部以下に対して5重
量部以上60重量部以下が好ましい。この範囲であると
接着性が向上した樹脂組成物が得られ、押出コーティン
グ用樹脂、フィルム、接着剤に使用しうる性質を備えて
いるからである。
以上述べてきたように、本発明組成物はポリエステルと
ポリエステルまたはポリエステルと他の材料との接着剤
として特に有効である。
さらにアルミニウムとアルミニウムまたはアルミニウム
と他の金属などの接着剤としても用いることができ、幅
広い用途に適用が可能である。
本発明組成物の使用形態は、フィルム状、ペレット状の
いずれでもその効果を有効に発揮することができる。ま
た、いうまでもなく他の材料(特にポリエステル樹脂)
にコーティングすることにより、フィルム(シート)と
して、さらに多層フィルム(シート)として使用するこ
ともできる。
使用形態にあわせて、公知の添加剤、例えば熱安定剤、
酸化防止剤、アンチブロック剤、スリップ剤、帯電防止
剤9着色剤等を加えてもよい。
本発明組成物は、その効果を損なわない範囲で無機の充
填材を加えることもできる。
これらの各成分の混合は例えば、バンバリーミキサ−2
二本p−ル、押出機等の公知の方法で混線できる。混練
温度はE V A / V Oグラフトマーの融点9分
解温度および石油樹脂の融点1分解温度との関連で定め
る。具体的には100℃以上200℃以下が望ましい。
混練する時間は、均一に混り合った樹脂組成物となるま
での時間を選択すればよい。具体的には5分以上が好適
である。
このように、本発明組成物は特にポリエステル樹脂の接
着剤として有用であり、包装材料をはじめとして産業界
への寄与は極めて大きいものである。
以下に実施例により本発明を具体的に説明するが、本発
明を何ら制限するものではない。
参考例1 xvA/voグラフトマー(4)の製造攪拌
装置を備えた70/ステンレス製塩化ビニル重合容器に
、純水4olc9,1vA(メルトインデックス30g
/10分、酢酸ビニル含量は52重量%)5に9.部分
ケン化ポリ酢酸ビニル509を仕込み、ふたをしめて窒
素で置換した後、真空にして塩化ビニルモノマー1.5
 kgを導入した。
攪拌しなから昇温を開始し、60℃まで達したら2.2
′−アゾビス−2,4−ジメチルバレロニトリル5gを
加え重合を開始した。圧力を5 ky /crd aで
一定に保つように塩化ビニルモノマーを導入しながら8
時間重合を行い、E’VAを81.7重量%含むK V
 A / V Oグラフトマー(4)を得、以下の実施
例に供した。
参考例2 IcVA/VOグラy )マー(B)、 (
0)の製造攪拌装置を備えた70I!ステンレス製塩化
ビニル重合容器に、純水27JC9,IcVA(メルト
インデックス30g/10分、酢酸ビニル含量は32重
量%)9.0Jc9.部分ケン化ポリ酢酸ビニル50り
を仕込み、ふたをLめて窒素で置換した後、真空にして
塩化ビニルモノマー9.0に9を導入した。
攪拌しなから昇温を開始し60℃で3時間]1i’VA
を塩化ビニルモノマーに溶解した。ついで 2,2/−
アゾビス−2,4−ジメチルバレロニトリル59を加え
、重合を開始して8時間重合を行い、EvAを62.5
重量%含むmv*/voグラフトマー(→を得た。
同様にしてに’VA30重量%を含むmvA/v。
グラフトマー(0)を得、以下実施例に供した。
実施例1−1〜1−5.比較例1−1〜1−26インチ
ロールを用い、130℃にて参考例1゜2で製造したK
 V A / V Oグラフトマ−(A)、(B)各所
定量に安定剤φN−2000IC(日東化成■製)。
しては東洋曹達工業■製ベトコール140を使用した。
この組成物をl1mのフィルムとし、cL3闘ポリエス
テル樹脂の間にはさみ、150℃、1ooIc9/cr
l、 5分間の条件で熱圧着し、そのT剥離強さを測定
した。その結果を表1に示した。
実施例2−1.2−2 6インチロールを用い、130℃にて参考例1で製造し
たm v A / v oグラフトマ−(A)70重量
部に安定剤φPi−20001.l−101各2重量部
を添加した組成物を溶融した後、石油樹脂を50重量部
添加し、5分間混練した。
この組成物をα1闘のフィルムとし、α5闘アルミニウ
ム板ならびにα3闘アルミニウム板と[L3酩鉄板の間
にはさみ、150℃、100 kg/cI/l。
5分間の条件で熱圧着し、そのT剥離強さを測定した。
結果を表1に示した。
比較例2−1〜2−2 6インチロールを用い、130℃にて参考例1゜2で製
造したFi V A / V Oグラフトマ−(A)、
(B)各100重量部に安定剤φN−2000に、l−
101各2重量部を添加した組成物を溶融した後、5分
間混練した。
この組成物を[11ssフイルムとし、(L3闘ポリエ
ステル樹脂の間にはさみ、150℃、100に9/cy
l、5分間の条件で熱圧着し、そのT#11I!強さを
測定した。その結果を表1に示した。
比較例3−1 6インチロールを用い、130℃にて参考例2で製造し
たICV A / V Oグラフ)Y−(0)70重量
部に安定剤+N−2000に、E−101各2重量部を
添加した組成物を溶融した後、石油樹脂を30重量部添
加し、5分間混練した。
この組成物をα1 mmのフィルムとし、0.5tnt
nポリエステル樹脂の間にはさみ、150℃、iook
g/d、5分間の条件で熱圧着し、そのT剥離強さを測
定した。その結果を表1に示した。
表1の結果から明らかなように、本発明法の接着性樹脂
組成物はポリエステル樹脂ならびに金属の接着剤として
極めて有効であることがわかる。
特許出願人 東洋曹達工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 (1) メルトインデックスα1〜s o o 
    9/10分、酢酸ビニル含量1〜60重量%のエチレン
    −酢酸ビニル共重合体40重量部を越え、95重量部以
    下に塩化ビニルまたは塩化ビニルを主体とするモノマー
    混合物5重量部以上60重量部未満を懸濁グラフF重合
    させることにより得られる重合体40重量部以上95重
    量部以下と (2) 石油類の熱分解等により得られる分解油留分の
    うち、140〜220℃の範囲内の沸点留分を7リーデ
    ル・クラフッ型触媒の存在下で重合して得られる石油樹
    脂5重量部以上60重量部以下とからなる接着性樹脂組
    成物。
JP7658784A 1984-04-18 1984-04-18 接着性樹脂組成物 Granted JPS60221474A (ja)

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JPH0464353B2 JPH0464353B2 (ja) 1992-10-14

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0384391A2 (en) * 1989-02-21 1990-08-29 Kureha Chemical Industry Co., Ltd. Dispensing carton for a roll film
CN103509474A (zh) * 2013-09-18 2014-01-15 滁州市光威化工有限公司 一种书刊侧胶
CN113956460A (zh) * 2021-09-27 2022-01-21 万华化学集团股份有限公司 一种石油树脂基表面活性剂及其制备方法

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