JPS60221393A - GaAs単結晶の製造方法 - Google Patents
GaAs単結晶の製造方法Info
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- JPS60221393A JPS60221393A JP7656384A JP7656384A JPS60221393A JP S60221393 A JPS60221393 A JP S60221393A JP 7656384 A JP7656384 A JP 7656384A JP 7656384 A JP7656384 A JP 7656384A JP S60221393 A JPS60221393 A JP S60221393A
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- gaas
- gaas single
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
明の属する技術分野
本発明はGaAs単結晶を気相エピタキシャル法により
低温で成長させる方法に関する。
低温で成長させる方法に関する。
従来技術およびその問題点
GaASの気相エピタキシ1フル成長法として、ハロゲ
ン輸送法が知られている。この方法ではあらかじめAS
で飽和した(3aンースを800〜900℃に加熱し、
このソース上にΔ5QI3とt−1z811人する。そ
して、この導入されたASC+3は、一般に As C13@−3/ 2H2→ 1/ 4AS 4 +3l−1cI にしlζがってAS4とHCIに分解し、この分解生成
物とQaソース表面に形成されているGa As被膜と
が、 GaCl+1/4ΔS 4 +1/ 2H2←→Q a
A S 十HCI の反応を通して平衡ツると言われている。この状態のガ
スを下流に導いて温度の低い基板表面に供給すると、前
記の平衡反応式が右向きに進行し、GaΔS結晶が気相
から析出し、エピタキシャル成長が起る。この方法では
、前記のようにASC13の水素還元が必要であり、そ
のためには本発明者等による測定結果の第2図に基づく
と、少なくとも約700℃以上の高温に加熱しな()れ
ばならない。しかし、高温にするにつれて石英反応管等
から生じるSiなどによる汚染が増大するため、高純度
結晶を得るうえで一つの障害になる。そのため、できる
だけ反応管等全体の温度を低温化できる成長方法が要求
される。
ン輸送法が知られている。この方法ではあらかじめAS
で飽和した(3aンースを800〜900℃に加熱し、
このソース上にΔ5QI3とt−1z811人する。そ
して、この導入されたASC+3は、一般に As C13@−3/ 2H2→ 1/ 4AS 4 +3l−1cI にしlζがってAS4とHCIに分解し、この分解生成
物とQaソース表面に形成されているGa As被膜と
が、 GaCl+1/4ΔS 4 +1/ 2H2←→Q a
A S 十HCI の反応を通して平衡ツると言われている。この状態のガ
スを下流に導いて温度の低い基板表面に供給すると、前
記の平衡反応式が右向きに進行し、GaΔS結晶が気相
から析出し、エピタキシャル成長が起る。この方法では
、前記のようにASC13の水素還元が必要であり、そ
のためには本発明者等による測定結果の第2図に基づく
と、少なくとも約700℃以上の高温に加熱しな()れ
ばならない。しかし、高温にするにつれて石英反応管等
から生じるSiなどによる汚染が増大するため、高純度
結晶を得るうえで一つの障害になる。そのため、できる
だけ反応管等全体の温度を低温化できる成長方法が要求
される。
発明の目的
本発明は、高純度のQa AS単結晶を低湿で気相エピ
タキシフル成長させる方法を提供するものである。
タキシフル成長させる方法を提供するものである。
発明の構成
本発明は、前記特許請求の範囲に記載されたことを要旨
とするもので、Ga /As Cl 3/(」2系のハ
ロゲン輸送法によりQaへS単結晶をエピタキシャル成
長させるに際し、 ASC+3の水素還元反応を光を照射することにより促
進することを特徴としている。
とするもので、Ga /As Cl 3/(」2系のハ
ロゲン輸送法によりQaへS単結晶をエピタキシャル成
長させるに際し、 ASC+3の水素還元反応を光を照射することにより促
進することを特徴としている。
以下本発明を具体的に説明する。まず、ASC13の水
素還元反応に及ぼす光照射の効果について赤外吸収法で
調べてみた。
素還元反応に及ぼす光照射の効果について赤外吸収法で
調べてみた。
ASC+3をH2をキャリアガスとして導入、それに光
を照射しながら赤外吸収スペクトルを測定した。第1図
は温度を約500℃に保つ°Cエキシマレーザーからの
249nmの光を照射したときの赤外吸収スペクトルの
変化を示したものである。光照射によりASCIsの濃
度が減少し、新たにHCIが生じている。すなわち、光
照射によってASC+3の水素還元反応が促進される。
を照射しながら赤外吸収スペクトルを測定した。第1図
は温度を約500℃に保つ°Cエキシマレーザーからの
249nmの光を照射したときの赤外吸収スペクトルの
変化を示したものである。光照射によりASCIsの濃
度が減少し、新たにHCIが生じている。すなわち、光
照射によってASC+3の水素還元反応が促進される。
第2図はASC+3の水素還元の温度依存性について2
49nmの光を照射した場合と照射しない場合の比較を
示したものである。縦軸はASCIsの吸光度を示して
おり、はぼ濃度に対応している。高温側ではASCIs
がH2と熱的に反応してHCIを生じるため減少し、7
00℃以上の高温では完全に熱的に水素還元されてしま
う。しかし、光照射をした場合には325℃という低温
でも導入したAS+Cl 3の約30%が還元されてH
CIを生じており、この値は光照射しない場合の615
℃に相当するもので、湿度にして290 ’C相当の効
果を及ぼしていることになる。第3図はレーザー光のパ
ワーを0.35Wおよび2Wと一定にして照射光の波長
を変化させたときの、A、sCl 3の水素還元の様子
を示したものである。300nmより短波長側の光が水
素還元に有効である。
49nmの光を照射した場合と照射しない場合の比較を
示したものである。縦軸はASCIsの吸光度を示して
おり、はぼ濃度に対応している。高温側ではASCIs
がH2と熱的に反応してHCIを生じるため減少し、7
00℃以上の高温では完全に熱的に水素還元されてしま
う。しかし、光照射をした場合には325℃という低温
でも導入したAS+Cl 3の約30%が還元されてH
CIを生じており、この値は光照射しない場合の615
℃に相当するもので、湿度にして290 ’C相当の効
果を及ぼしていることになる。第3図はレーザー光のパ
ワーを0.35Wおよび2Wと一定にして照射光の波長
を変化させたときの、A、sCl 3の水素還元の様子
を示したものである。300nmより短波長側の光が水
素還元に有効である。
次に前記の光照射によるASC+3の水素還元反応をG
aAS単結晶のエピタキシャル成長に適用してみた。第
4図に使用する装置の概略図を示した。光導入窓1を有
する石英反応管2内の所定の位置にあらかじめASで飽
和した(3aソース3とGaAS結晶基板4を設置する
。
aAS単結晶のエピタキシャル成長に適用してみた。第
4図に使用する装置の概略図を示した。光導入窓1を有
する石英反応管2内の所定の位置にあらかじめASで飽
和した(3aソース3とGaAS結晶基板4を設置する
。
電気炉5によりQaソース3と基板4をそれぞれ所定の
温度に加熱する。照射光源6からの光を光導入窓1を通
して反応管2内に導入する。
温度に加熱する。照射光源6からの光を光導入窓1を通
して反応管2内に導入する。
H2ガスが流量計7を通ってから恒温槽8により所定の
温度に保たれたASC+3バブラ9を通り、反応管2内
に導入されることによって、Qa AS単結晶がエピタ
キシャル成長させられる。
温度に保たれたASC+3バブラ9を通り、反応管2内
に導入されることによって、Qa AS単結晶がエピタ
キシャル成長させられる。
第4図の装置を用い、Qaソースの温度を600℃、基
板の温度を550℃とし、ASC+3バブラの温度は0
℃に保ち、H2ガスの流量は100m1/minとして
結晶成長を行なった。この際エキシマレーザからの3W
の強度を有する249nmの光を光導入窓から反応管内
に導入した。
板の温度を550℃とし、ASC+3バブラの温度は0
℃に保ち、H2ガスの流量は100m1/minとして
結晶成長を行なった。この際エキシマレーザからの3W
の強度を有する249nmの光を光導入窓から反応管内
に導入した。
2時間の成長の結果、基板上に4μmの厚さのGaAS
単結晶が成長していた。そして、このようにして得られ
た結晶のキャリア密度は1×10”am−”であった。
単結晶が成長していた。そして、このようにして得られ
た結晶のキャリア密度は1×10”am−”であった。
また、第5図は前記第4図の装置において、光の導入方
向をガスの流れ方向に対して直角方向に変えた装置であ
り、この第5図の装置を用いて前記と同様の成長を行な
ったところ、全く同様の結晶が得られた。
向をガスの流れ方向に対して直角方向に変えた装置であ
り、この第5図の装置を用いて前記と同様の成長を行な
ったところ、全く同様の結晶が得られた。
さらに、第6図は前記第5図の装置において、光導入窓
の部分を反応管本体から引出した構造になっており、光
導入窓への反応生成物の付着による照射光の減衰を防ぐ
ことができる。
の部分を反応管本体から引出した構造になっており、光
導入窓への反応生成物の付着による照射光の減衰を防ぐ
ことができる。
発明の効果
以上のように本発明によれば、従来
Δ5C13の水素還元のために必要とされた高温に加熱
する必要がなく、反応管等全体の温度を低温化でき、高
純麿のQa AS単結晶のエピタキシャル成長が容易と
なり、その工業上の効果は大きい。
する必要がなく、反応管等全体の温度を低温化でき、高
純麿のQa AS単結晶のエピタキシャル成長が容易と
なり、その工業上の効果は大きい。
第1図はAs(、I 3と112の混合ガスに光照射し
たときの吸収スペクトルの変化を示す図であり、(Δ)
はΔ5C13を(B)はHCIの吸収スペクトルを示し
ている。第2図は△5C13の水素還元の温度依存性を
示づ図である。第3図は光照射によるASC13の水素
還元の波長依存性を示す図である。第4図はこの発明の
一実施の成長装置を概略的に示す図であり、第5図は第
4図と同様な効果が稈られる成長装置を概略的に示す図
、第6図は第5図の変形例を示す図である。 1・・・光導入窓、2・・・石英反応管、3・・・Ga
ソース、4・・・Ga As結晶基板、5・・・電気炉
、θ・・・照射光源、7・・・流量計、8・・・恒温槽
、9・・・ASC+3バブラ。 特許出願人 新技術開発事業団 くほか2名) 代理人 弁理士 小 松 秀 岳 第1図 5L 数((2)−・) 浪数(Cm−”) 才2図 温iL(°c)
たときの吸収スペクトルの変化を示す図であり、(Δ)
はΔ5C13を(B)はHCIの吸収スペクトルを示し
ている。第2図は△5C13の水素還元の温度依存性を
示づ図である。第3図は光照射によるASC13の水素
還元の波長依存性を示す図である。第4図はこの発明の
一実施の成長装置を概略的に示す図であり、第5図は第
4図と同様な効果が稈られる成長装置を概略的に示す図
、第6図は第5図の変形例を示す図である。 1・・・光導入窓、2・・・石英反応管、3・・・Ga
ソース、4・・・Ga As結晶基板、5・・・電気炉
、θ・・・照射光源、7・・・流量計、8・・・恒温槽
、9・・・ASC+3バブラ。 特許出願人 新技術開発事業団 くほか2名) 代理人 弁理士 小 松 秀 岳 第1図 5L 数((2)−・) 浪数(Cm−”) 才2図 温iL(°c)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 [11AsC13蒸気及び水素ガスをQaソースあるい
はASで飽和された(3aソースあるいはGa As固
体ソース上に導入して反応さLlこの反応によって生じ
たガスを前記ソースにり下流に設置された基板結晶の表
面に供給環ることにより、前記基板結晶表面上に GaAs単結晶をエピタキシャル成長さ氾る際、Δ5C
13の水素還元反応を光を照射ザることにより促進さけ
ることを1も徴と1−るGaAs単結晶の製造方法。 (2) 照射する光の波長が300nmより短い光であ
る特許請求の範囲第1項記載のGa As単結晶の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7656384A JPS60221393A (ja) | 1984-04-18 | 1984-04-18 | GaAs単結晶の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7656384A JPS60221393A (ja) | 1984-04-18 | 1984-04-18 | GaAs単結晶の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60221393A true JPS60221393A (ja) | 1985-11-06 |
JPH0361637B2 JPH0361637B2 (ja) | 1991-09-20 |
Family
ID=13608707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7656384A Granted JPS60221393A (ja) | 1984-04-18 | 1984-04-18 | GaAs単結晶の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60221393A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2567545A1 (fr) * | 1984-07-16 | 1986-01-17 | Japan Res Dev Corp | Procede de fabrication de monocristaux gaas |
JPH01239097A (ja) * | 1988-03-19 | 1989-09-25 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 化合物半導体の分子線エピタキシャル成長法 |
-
1984
- 1984-04-18 JP JP7656384A patent/JPS60221393A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2567545A1 (fr) * | 1984-07-16 | 1986-01-17 | Japan Res Dev Corp | Procede de fabrication de monocristaux gaas |
JPH01239097A (ja) * | 1988-03-19 | 1989-09-25 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 化合物半導体の分子線エピタキシャル成長法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0361637B2 (ja) | 1991-09-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |