JPS60221385A - 単結晶薄膜の製造方法 - Google Patents

単結晶薄膜の製造方法

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JPS60221385A
JPS60221385A JP7449284A JP7449284A JPS60221385A JP S60221385 A JPS60221385 A JP S60221385A JP 7449284 A JP7449284 A JP 7449284A JP 7449284 A JP7449284 A JP 7449284A JP S60221385 A JPS60221385 A JP S60221385A
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JP
Japan
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single crystal
thin film
substrate
crystal thin
layer
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Pending
Application number
JP7449284A
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English (en)
Inventor
Yoshio Ito
義夫 伊藤
Akio Yamamoto
▲あき▼勇 山本
Masashi Yamaguchi
真史 山口
Zeio Kamimura
税男 上村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は単結晶薄膜を製造する方法に関するものでる。
〔発明の背景〕
単結晶薄膜の製造方法には、従来大別して二種類ある。
その一つは、得ようとする薄膜物質と同一の単結晶基板
を用いるホモエビタキシーであり、他の一つは異なる物
質の単結晶基板を用いるヘテロエピタキシーである。
上述のいずれの方法においても、気相、液相、固相から
単結晶を製造する方法があるが、いずれの方法において
も、基板単結晶の結晶性を、この基板単結晶上に形成さ
れる薄膜に引き継くことにより単結晶薄膜を製造せんと
する、エピタキシャル技術によるものである。したがっ
て、同一・基板を用いるホモエピタキシーの場合には、
基板と薄膜の格子定数が完全に一致するため;滑らかに
結晶性を引き継ぐことができ、なんら問題を生しないが
、ヘテロエピタキシーの場合は、基板と薄膜物質の格子
定数が大きく異なることがあり、このときには基板の結
晶性を引き継いだのでしょ薄膜中に大きな歪を生じ、そ
の結果転移が増大(〜109/ ctR)あるいは薄膜
結晶が破壊するなどの格子定数の差に由来する欠陥が直
接薄膜中に生しることになり、良質な単結晶薄膜の取得
は不可能であった。
〔発明の概説〕
本発明は上述の欠点を除去することを目的とするもので
あり、さらに詳しくは、基板の結晶性に左右されること
なく、前記基板上に単結晶を成長させる方法を提供する
こと、すなわち基板の結晶性とは独立に単結晶薄膜が成
長できる方法を提供することを目的とする。
したがって、本発明による単結晶薄膜の製造方法は、基
板と単結晶薄膜材料間に当該単結晶薄膜材料より融点の
低い物質の低融点層を介在せしめた積層体を製造し、こ
の積層体をゾーンメルティングし、前記単結晶薄膜材料
を単結晶化することを特徴とするものである。
本発明によれば、基板と単結晶薄膜材料間に前記単結晶
薄膜より融点の低い物質を介在せしめ、ゾーンメルティ
ング法により薄膜の単結晶化を行うため、基板の結晶性
に左右されないとし)う利点を生じる。
〔発明の詳細な説明〕
本発明をさらに詳しく説明する。
本発明による単結晶薄膜の製造方法は、まず、基板と単
結晶薄膜材料間に前記単結晶薄膜材料より低融点を有す
る物質の層、即ち低融点層を決着した積層体を製造する
このような積層体における基板としては、成長する単結
晶薄膜と結晶的に独立したものであってよく、このため
基板の材料は、本発明においてなんら限定されるもので
はない。従来この種の技術に用いられている全ての基板
材料、たとえば、Siなどのほかに、SSO2あるいは
タングステン、モリブデンなどの金属基板を用いること
も可能であ単結晶薄膜材料利料としては、ゾーンメルテ
ィングにより単結晶を生じるものであれば、いかなるも
のでもよい。たとえば、G13% GaAs、InPな
どの半導体薄膜の他、金属絶縁体の単結晶薄膜の製造に
おいても有効である。
この基板と単結晶利料間に決着される低融点層は、前述
の記載からも明らかなように、単結晶薄膜材料より低融
点の物質から成るa・要がある。これは、ゾーンメルテ
ィング工程において、前記単結晶薄膜材料および低融点
層を溶融し、固化して単結晶薄膜材料を単結晶化すると
き、前記低融点層がまだ溶融しているときに前記単結晶
薄膜材料を固化させ、単結晶化することにより、生成し
た単結晶薄膜が下地の結晶性の影響をなんら受りること
がないようにするためである。
このような低融点層は前記生成される単結晶薄膜の種類
により変化するものであるから、本発明において基本的
に限定されるものではない。製造する単結晶薄膜により
機能的に選択することができる。たとえば、Ge薄膜を
製造する場合には、Sn、Ga、 In、 PbなどG
eより低融点の物質を有効に用いることができる。また
、Ga/Is、 InPの単結晶を製造する場合におい
ては、たとえば、Ga、 In、 Sn、PbSB1な
どを有効に用いることができる。
このような積層体をゾーンメルティングし、l′I結晶
材料を単結晶化する。
〔実施例1〕 基板としてStを用いGe薄膜単結晶の製造を行った。
S i 基1fiはトリクロルエチレン、アセトン、メ
タノールで順次洗浄し、充分脱脂した後、アンモニア水
の希釈溶液と過酸化水素の混液で、15分間流水洗浄を
行い、さらにフン酸の希薄水溶液によって表面をエツチ
ングしてから用いた。
このような基板を真空蒸着装置内にセットし、10””
 Torrまで排気後、Snを0.05〜0.5 、u
mの厚さに抵抗加熱によって蒸着し、引続きGeの膜厚
が0.5〜1.5μmとなるように電子ビーム加熱によ
って蒸着した。このように積層した時の断面図を第1図
に示した。図中、■はSi基板、2は5nlii (低
融点層)、3はGe層(単結晶材料層)である。
用いたSnおよびGeはいずれも純度6Nのものであり
、蒸着により形成したGe層3は非晶質体であった(X
線において確認した)。
次ぎにこのようにして得た積層体を第2図に示すような
高周波加熱装置によってゾーンメルティングによりGe
層3の単結晶化を行った。
この第2図において、4は石英炉芯管、5は押し棒、6
は石英の試料台、7はカーボンのリボンヒータ、8は積
層体、9はカーボンの支持台である。
石英炉芯管4の外側に高周波加熱用コイル(図示せず)
が設けられている。
高周波電源を入れると、リボンヒータ7が加熱され、積
層体8が局所的に溶融し、押し棒5でこの積層体8を徐
々に移動させることにより、溶融部が徐々に固化し、順
次単結晶化する。
このようにして1ηられた結晶は表面に多少の凸凹を有
するものの薄膜全体が単結晶化しており、良好な薄膜が
得られた。これは前述のようにGe腺3の直下のSn膜
2が溶融して固化する前にGe層が固化し、下地の結晶
性の影響を何等受けることなく、Geが自由し結晶化す
るためである。すなわち最初に溶融固化したGe単結晶
が結晶核になり、Ge面内に結晶が成長し、薄膜全体が
単結晶化するものである。したがって、基板結晶とGe
結晶管の格子定数の差による歪はGeが単結晶化した後
固化するSn層2によって受け持たれ、5nJEf2は
多結晶体となっていた。すなわち、Sn層2の存在は、
このように基板と薄膜の格子定数が4%も異なる場合に
は重要な役割を果たしていることは明らかである。
〔実施例2〕 81基板上にGaAs薄膜単結晶を製造した。
実施例1と同様な手順によりGaを0.5〜1μm蒸着
後、MOCVD法によりGaAsを1〜2μmイリ着さ
せた。その後、アルシンと水素ガスを流しながらゾーン
メルティング法により単結晶化を行った。
この場合も実施例1と同様に良質のGaAs単結晶薄膜
が得られた。GaはSiと反応し、低融点層の融点が上
昇しており、200℃まで昇温しても、GaAs膜とS
i基板を分離できなかった。したがってGaのような低
融点物質でもこの方法には有効であることがわかった。
〔実施例3〕 Si基板上にInを蒸着後、実施例2と同様にMOCV
D法1こよりInI’を1〜2μm N着させ、フォス
フインと112ガスを流しながら、ゾーンメルティング
を行った結果、やはり全体が単結晶化し、本発明の方法
が有効なことがわかった。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明による単結晶薄膜の製造方
法によれば、基板の結晶性とは独立に単結晶薄膜が作製
できるため、基板の選択に大きな自由度があり、Siば
かりでな(、Si02や金属基板すら用いて小結晶薄膜
が作製できる利点を生しる。
特に、薄膜太陽電池などの作製に際しては、効率の高い
GaAsやInP太陽電池がSiやSiO9などの軽量
かつ安価な基板上に作製が可能になるという大きな利点
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による一実施例の積層体の断面図、第2
図はゾーンメルティングに用いた装置の一例の概略図で
ある。 1 ・・・Si基板、2 ・・・Sn層、3 ・・・G
e層、4 ・・・石英炉管、5 ・・・押し棒、6 ・
・・石英t&N台、7 ・・・カーボンリボンヒータ、
8 ・・・積層体、9 ・・・カーボン支持台。 出願人代理人 雨 宮 正 季

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板と単結晶薄膜材料間に当該単結晶薄膜材料よ
    り融点の低い物質の低融点層を介在せしめた積層体を製
    造し、この積層体をゾーンメルティングし、前記単結晶
    薄膜材料を単結晶化することを特徴とする単結晶薄膜の
    製造方法。
  2. (2)前記基板として、Si、 Si02 、タングス
    テンおよびモリブデンからなる群より選択された一種、
    前記低融点層としてGa、 Sn、 Pb、 Inおよ
    びBiよりなる群より選択された一種、前記単結晶薄膜
    材料としてGe、 GaAsおよびInPよりなる群よ
    り選択された一種を用いることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の単結晶NI!iliの製造方法。
JP7449284A 1984-04-13 1984-04-13 単結晶薄膜の製造方法 Pending JPS60221385A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102392294A (zh) * 2011-11-15 2012-03-28 中国科学院上海技术物理研究所 高纯半导体材料的水平真空区熔制备方法

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CN102392294A (zh) * 2011-11-15 2012-03-28 中国科学院上海技术物理研究所 高纯半导体材料的水平真空区熔制备方法

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