JPS60221205A - 切削工具 - Google Patents
切削工具Info
- Publication number
- JPS60221205A JPS60221205A JP7579584A JP7579584A JPS60221205A JP S60221205 A JPS60221205 A JP S60221205A JP 7579584 A JP7579584 A JP 7579584A JP 7579584 A JP7579584 A JP 7579584A JP S60221205 A JPS60221205 A JP S60221205A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting
- holder
- hole
- cutting blade
- edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B29/00—Holders for non-rotary cutting tools; Boring bars or boring heads; Accessories for tool holders
- B23B29/03—Boring heads
- B23B29/034—Boring heads with tools moving radially, e.g. for making chamfers or undercuttings
- B23B29/03432—Boring heads with tools moving radially, e.g. for making chamfers or undercuttings radially adjustable during manufacturing
- B23B29/03457—Boring heads with tools moving radially, e.g. for making chamfers or undercuttings radially adjustable during manufacturing by pivoting the tool carriers or by elastic deformation
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B51/00—Tools for drilling machines
- B23B51/10—Bits for countersinking
- B23B51/102—Back spot-facing or chamfering
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Drilling And Boring (AREA)
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、金属等から成るワークに穴を切削加工する切
削工具に関するものである。
削工具に関するものである。
従来技術
延性金属材料のワークに穴を切削加工するとこの穴の縁
部にはいわゆるパリ (あるいはカエリ)が生ずる。こ
のパリは、ワークを取扱う者にとってはなはだ危険であ
り、取除かなければならない。
部にはいわゆるパリ (あるいはカエリ)が生ずる。こ
のパリは、ワークを取扱う者にとってはなはだ危険であ
り、取除かなければならない。
このため穴の内面加工の後、通常、この穴の縁部のパリ
取りあるいは面取りが行なわれる。しかして、パリ取り
あるいは面取りは、従来、ヤスリやスクレーバを用いて
手作業により行なわれるか、または機械的あるいは電気
化学的に行なわれたり、爆発力を用いて行なわれている
。ところが、手作業によるものは量産性の点で効率が悪
く、また機械的、電気化学的あるいは爆発力によるもの
は、切削加工ラインに、内面加工に必要な機構以外にパ
リ取り用の機構が組込まれることとなって構成(2) が複雑になるという欠点がある。
取りあるいは面取りが行なわれる。しかして、パリ取り
あるいは面取りは、従来、ヤスリやスクレーバを用いて
手作業により行なわれるか、または機械的あるいは電気
化学的に行なわれたり、爆発力を用いて行なわれている
。ところが、手作業によるものは量産性の点で効率が悪
く、また機械的、電気化学的あるいは爆発力によるもの
は、切削加工ラインに、内面加工に必要な機構以外にパ
リ取り用の機構が組込まれることとなって構成(2) が複雑になるという欠点がある。
発明の目的
本発明は以上の点に鑑み、パリ取りあるいは面取りを切
削加工のための機構により行なって、切削加工ラインの
構成を簡単化するとともに、切削加工およびハリ取りあ
るいは面取りを効率よく行なうことを目的としてなされ
たものである。
削加工のための機構により行なって、切削加工ラインの
構成を簡単化するとともに、切削加工およびハリ取りあ
るいは面取りを効率よく行なうことを目的としてなされ
たものである。
発明の構成
本発明に係る切削工具は、軸心周りに回転するとともに
該軸心に沿って進退動自在に設けられたホルダと、この
ホルダに支持される第1切刃と、上記ホルダに径方向に
変位可能に支持される第2切刃と、この第2切刃を径方
向に突出させる作動手段とを備え、上記第1切刃は、上
記ホルダが回転しつつ前進することによりワークに穴を
切削加工し、上記第2切刃は、上記ホルダの前進位置に
おいて、上記作動手段を介して径方向に突出し、上記穴
の縁部に係合してこの縁部を仕上げ加工することを特徴
としている。
該軸心に沿って進退動自在に設けられたホルダと、この
ホルダに支持される第1切刃と、上記ホルダに径方向に
変位可能に支持される第2切刃と、この第2切刃を径方
向に突出させる作動手段とを備え、上記第1切刃は、上
記ホルダが回転しつつ前進することによりワークに穴を
切削加工し、上記第2切刃は、上記ホルダの前進位置に
おいて、上記作動手段を介して径方向に突出し、上記穴
の縁部に係合してこの縁部を仕上げ加工することを特徴
としている。
実施例
(3)
以下図示実施例により本発明を説明する。
第1図〜第4図は本発明の第1実施例を示すものである
。第1図において、筒状のスピンドル1は、図示しない
駆動機構により矢印Aに沿って進退動し、また端部に嵌
着されたブーIJ 2に巻回された無端ベルト(図示せ
ず)により軸心周りに回転駆動される。スピンドル1の
前端部に取付けられたホルダ3には、ワークWに穴Hを
切削加工するとともにこの穴Hの縁部のパリ取りあるい
は面取りを行なうための切刃部材4が取付けられる。
。第1図において、筒状のスピンドル1は、図示しない
駆動機構により矢印Aに沿って進退動し、また端部に嵌
着されたブーIJ 2に巻回された無端ベルト(図示せ
ず)により軸心周りに回転駆動される。スピンドル1の
前端部に取付けられたホルダ3には、ワークWに穴Hを
切削加工するとともにこの穴Hの縁部のパリ取りあるい
は面取りを行なうための切刃部材4が取付けられる。
切刃部材4は、ホルダ3にビン5を介して揺すJ自在に
支持されたカートリッジ6の端部に固定される。この切
刃部材4は、ホルダ3の軸心に平行な面で切断したとき
の断面がほぼ正方形を呈し、この正方形の一辺をホルダ
3の軸心に対して傾けてカートリッジ6に固定される。
支持されたカートリッジ6の端部に固定される。この切
刃部材4は、ホルダ3の軸心に平行な面で切断したとき
の断面がほぼ正方形を呈し、この正方形の一辺をホルダ
3の軸心に対して傾けてカートリッジ6に固定される。
すなわち切刃部材4は、第2図に詳示するように、角部
に形成された第1切刃4aが最も外方に来るように設け
られ、この第1切刃4aのすぐ後方側には第2切刃4b
が形成される。後述するように、第1切刃(4) 4aはワークWの穴Hの内面を切削加工するものであり
、第2切刃4bは穴I]の縁部をパリ取りあるいは面取
りしてこれを仕上げ加工するものである。
に形成された第1切刃4aが最も外方に来るように設け
られ、この第1切刃4aのすぐ後方側には第2切刃4b
が形成される。後述するように、第1切刃(4) 4aはワークWの穴Hの内面を切削加工するものであり
、第2切刃4bは穴I]の縁部をパリ取りあるいは面取
りしてこれを仕上げ加工するものである。
カートリッジ6は平板状に成形され、ホルダ6の溝7内
に収容される。この溝7はホルダ6の軸心方向に延び、
その底部8はホルダ6の軸心付近に位置する。カートリ
ッジ6は、その中央部よりもホルダ3の前端部に近い部
分においてビン5に枢支され、このビン5よりも後方側
には例えば鉛から成る重り9が埋込まれる。カートリッ
ジ6は、この重り9とビン5の間の部分であって溝の底
部8(1!!Iに切欠10が形成され、一方、底部8に
はこの切欠10に対向して穴11が穿設され、これらの
切欠10と穴]1内にばね12が設けられる。
に収容される。この溝7はホルダ6の軸心方向に延び、
その底部8はホルダ6の軸心付近に位置する。カートリ
ッジ6は、その中央部よりもホルダ3の前端部に近い部
分においてビン5に枢支され、このビン5よりも後方側
には例えば鉛から成る重り9が埋込まれる。カートリッ
ジ6は、この重り9とビン5の間の部分であって溝の底
部8(1!!Iに切欠10が形成され、一方、底部8に
はこの切欠10に対向して穴11が穿設され、これらの
切欠10と穴]1内にばね12が設けられる。
このばね12は、カートリッジ6をビン5に対して図中
、時計用りに付勢する。すなわち、カートリッジ6は、
ばね12と重り9により常時時計用りに付勢される。
、時計用りに付勢する。すなわち、カートリッジ6は、
ばね12と重り9により常時時計用りに付勢される。
ホルダ3の前端部には、カートリッジ6の底部(5)
8側の面に形成された四部13に係合してカートリッジ
6の位置決めを行なう調整ビン14が設けられる。この
調整ピン14は、第3図に示されるように、ホルダ3に
穿設された穴15に挿入され、中央部には、上記四部1
3に係合するテーパ面16が形成される。しかして調整
ピン14は穴15に沿って変位可能であり、その位置に
応じてテーパ面16と凹部13の接触位置が変わり、カ
ートリッジ6が回転変位する。押えビン24は調整ビン
14の外周面に当接してこのビン14を固定するための
ものである。
6の位置決めを行なう調整ビン14が設けられる。この
調整ピン14は、第3図に示されるように、ホルダ3に
穿設された穴15に挿入され、中央部には、上記四部1
3に係合するテーパ面16が形成される。しかして調整
ピン14は穴15に沿って変位可能であり、その位置に
応じてテーパ面16と凹部13の接触位置が変わり、カ
ートリッジ6が回転変位する。押えビン24は調整ビン
14の外周面に当接してこのビン14を固定するための
ものである。
溝7の端部は、第4図に示されるように蓋17により閉
塞され、ワークWの切屑がこの溝7内に侵入しないよう
になっている。蓋17はカートリッジ6が回転変位して
も常に溝7を閉塞できるよう、板バネから成り、ねじ1
8によりホルダ3に固定される。第1図および第4図に
はホルダ3の前端面側を閉塞する蓋17しか示されてい
ないが、ホルダ3の周面側も同様に板バネの蓋により閉
塞される。
塞され、ワークWの切屑がこの溝7内に侵入しないよう
になっている。蓋17はカートリッジ6が回転変位して
も常に溝7を閉塞できるよう、板バネから成り、ねじ1
8によりホルダ3に固定される。第1図および第4図に
はホルダ3の前端面側を閉塞する蓋17しか示されてい
ないが、ホルダ3の周面側も同様に板バネの蓋により閉
塞される。
(6)
ホルダ3は4本のボルト19と1木のピン2゜によりス
ピンドル1に取付けられる。ホルダ3には第4図に示さ
れるように長穴21が形成され、これらの長穴21は、
端部21aにおいてボルト19の頭部が挿通できるよう
になっており、その他の部分はボルト19の脚部が挿通
ずるとともに頭部が係合するよう段部21bが形成され
る。一方、ピン20はスピンドル1の端部に埋込まれて
おり、ホルダ3にはこのピン20が保合可能な溝22が
形成される。しかしてホルダ3は、4本のボルト19を
ゆるめ、軸心周りに約20”回転させて各ポルI・19
が長穴21の端部21aに係合するようにすれば、スピ
ンドル1から取外すことができる。
ピンドル1に取付けられる。ホルダ3には第4図に示さ
れるように長穴21が形成され、これらの長穴21は、
端部21aにおいてボルト19の頭部が挿通できるよう
になっており、その他の部分はボルト19の脚部が挿通
ずるとともに頭部が係合するよう段部21bが形成され
る。一方、ピン20はスピンドル1の端部に埋込まれて
おり、ホルダ3にはこのピン20が保合可能な溝22が
形成される。しかしてホルダ3は、4本のボルト19を
ゆるめ、軸心周りに約20”回転させて各ポルI・19
が長穴21の端部21aに係合するようにすれば、スピ
ンドル1から取外すことができる。
なおホルダ3には、切刃部材4の交換作業を容易にする
ためにくぼみ23が形成される。
ためにくぼみ23が形成される。
スピンドル1の中にはドローバー30が設けられる。ド
ローバー30は、スピンドル1に固定ピン31.32に
より固定された筒状の支持部材33.34に、軸受35
,36を介して支持される。軸受35は支持部材33の
内面に嵌着されたスナップリング(7) 37により固定される。一方軸受36は、支持部材34
に固定された案内ピン38により支持されるが、軸受3
5のようにスナップリングにより固定してもよい。案内
ピン38は、ドローバ−30の外周面に軸方向に沿って
刻設された溝39に係合する。しかしてドローバ−30
は、案内ピン38が溝39に係合する範囲においてスピ
ンドル1に対して相対的に進退動可能であり、またスピ
ンドル1とともに一体的に回転する。なおばね40は、
ドローバー30に嵌着された環状部材41と支持部材3
40段部52との間に設けられ、後述するように、ドロ
ーバー30がスピンドル1に対して後退した後、元の位
置に復帰させる作用を果たす。
ローバー30は、スピンドル1に固定ピン31.32に
より固定された筒状の支持部材33.34に、軸受35
,36を介して支持される。軸受35は支持部材33の
内面に嵌着されたスナップリング(7) 37により固定される。一方軸受36は、支持部材34
に固定された案内ピン38により支持されるが、軸受3
5のようにスナップリングにより固定してもよい。案内
ピン38は、ドローバ−30の外周面に軸方向に沿って
刻設された溝39に係合する。しかしてドローバ−30
は、案内ピン38が溝39に係合する範囲においてスピ
ンドル1に対して相対的に進退動可能であり、またスピ
ンドル1とともに一体的に回転する。なおばね40は、
ドローバー30に嵌着された環状部材41と支持部材3
40段部52との間に設けられ、後述するように、ドロ
ーバー30がスピンドル1に対して後退した後、元の位
置に復帰させる作用を果たす。
ドローバ−30の支持部材33側端部の外周には環状の
係合溝42が形成され、この係合溝42には支持部材3
3にピン43を介して枢支されたL形アーム44の一端
が常時係合するようになっている。L形アーム44の他
端はカートリッジ6の端部下面に係合する。したがって
、ドローバ−(8) 30がスピンドル1に対して相対的に図の右方へ後退す
ると、アーム44がピン43を中心に時計周りに回動し
、これによりカートリッジ6は反時計周りに回転変位す
る。この結果、切刃部材4は径方向外方に突出すべく変
位する。これに対し、ドローバー30がスピンドル1に
対して図の左方へ前進すると、カートリッジ6はばね1
2に押圧されて時計周りに変位し、切刃部材4はホルダ
3の軸心側へ復帰する。
係合溝42が形成され、この係合溝42には支持部材3
3にピン43を介して枢支されたL形アーム44の一端
が常時係合するようになっている。L形アーム44の他
端はカートリッジ6の端部下面に係合する。したがって
、ドローバ−(8) 30がスピンドル1に対して相対的に図の右方へ後退す
ると、アーム44がピン43を中心に時計周りに回動し
、これによりカートリッジ6は反時計周りに回転変位す
る。この結果、切刃部材4は径方向外方に突出すべく変
位する。これに対し、ドローバー30がスピンドル1に
対して図の左方へ前進すると、カートリッジ6はばね1
2に押圧されて時計周りに変位し、切刃部材4はホルダ
3の軸心側へ復帰する。
ドローバー30はスピンドル1から後方へ突出し、その
突出部分は固定枠45に設けられた筒状のストッパ46
の穴を貫通して延び、さらに先端部分には環状部材47
が嵌着される。ストッパ46は軸受4B、 49を介し
て固定枠45に回転自在に支持される。ストッパ46の
、スピンドル1側の部分には止め輪50が嵌着され、そ
の反対側部分には環状部材47が当接するフランジ部5
1が形成される。
突出部分は固定枠45に設けられた筒状のストッパ46
の穴を貫通して延び、さらに先端部分には環状部材47
が嵌着される。ストッパ46は軸受4B、 49を介し
て固定枠45に回転自在に支持される。ストッパ46の
、スピンドル1側の部分には止め輪50が嵌着され、そ
の反対側部分には環状部材47が当接するフランジ部5
1が形成される。
本実施例装置は以上の構成を有するものであるから、次
のように作動してワークWに穴Hを切削(9) 加工し、またこの穴Hの縁部を仕上げ加工する。
のように作動してワークWに穴Hを切削(9) 加工し、またこの穴Hの縁部を仕上げ加工する。
最初、スピンドル1は後退位置にあり、この時ホルダ3
はワークWから離間している。ワークWは、予め所定の
大きさの穴があけられており、切刃部材4はこの穴の内
面を切削加工する。スピンドル1が前進し始めた時、ド
ローバ−30ばばね40の作用により中立位置、すなわ
ち第1図に示す位置よりも相対的に前方位置にあり、こ
れによりカートリッジ6はばね12に押圧されて図示位
置よりも若干時計方向に変位している。すなわち切刃部
材4は図示位置よりもホルダ3の軸心側へ後退している
。スピンドル1はこの状態で回転しつつ前進し、切刃部
材4の第1切刃4aがワークWの穴Hの内面を切削加工
する。
はワークWから離間している。ワークWは、予め所定の
大きさの穴があけられており、切刃部材4はこの穴の内
面を切削加工する。スピンドル1が前進し始めた時、ド
ローバ−30ばばね40の作用により中立位置、すなわ
ち第1図に示す位置よりも相対的に前方位置にあり、こ
れによりカートリッジ6はばね12に押圧されて図示位
置よりも若干時計方向に変位している。すなわち切刃部
材4は図示位置よりもホルダ3の軸心側へ後退している
。スピンドル1はこの状態で回転しつつ前進し、切刃部
材4の第1切刃4aがワークWの穴Hの内面を切削加工
する。
しかして第1切刃4aが穴Hの中から若干突出した位置
において、環状部材47がストッパ46に当接し、これ
によりドローバー30の前進が阻止される。スピンドル
1は、さらに少し前進し、ドローバー30はスピンドル
1よりも相対的に後退することとなる。この結果、L形
アーム44を(10) 介してカートリッジ6が回動され、第1図に示されるよ
うに、切刃部材4が突出して第2切刃4bが穴Hの縁部
に係合する。この縁部ば第2切刃4bによりハリ取りが
行なわれるとともに面取りが施される。
において、環状部材47がストッパ46に当接し、これ
によりドローバー30の前進が阻止される。スピンドル
1は、さらに少し前進し、ドローバー30はスピンドル
1よりも相対的に後退することとなる。この結果、L形
アーム44を(10) 介してカートリッジ6が回動され、第1図に示されるよ
うに、切刃部材4が突出して第2切刃4bが穴Hの縁部
に係合する。この縁部ば第2切刃4bによりハリ取りが
行なわれるとともに面取りが施される。
次いでスピンドル1が後退すると、ばね40の作用によ
りドローバ−30がスピンドル1に対して元の位置へ復
帰し、カートリッジ6は重り9とばね12の作用により
時計用りに回転変位し、切刃部材4はホルダ3の軸心側
へ後退する。そしてドローバ−30はスピンドル1とと
もに後退し、ワークWの切削工程は終了する。
りドローバ−30がスピンドル1に対して元の位置へ復
帰し、カートリッジ6は重り9とばね12の作用により
時計用りに回転変位し、切刃部材4はホルダ3の軸心側
へ後退する。そしてドローバ−30はスピンドル1とと
もに後退し、ワークWの切削工程は終了する。
カートリッジ6は、重り9が設けられているためにビン
5よりも後部が重くなっている。したがって、スピンド
ル1の回転中に切刃部材4が遠心力により突出しすぎる
ことはなく、穴Hの内面加工中、あるいは内面加工して
から縁部の仕上げ加工の開始までの間に、切刃部材4が
ワークWに強く接触しすぎることがなく、安定した切削
加工が達成される。さらに、重り9が設けられ、またば
(11) ね12がカートリッジ6を常時押圧するので、カートリ
ッジ6は常にL形アーム44に係合することとなる。し
たがって切刃部材4の突出量が安定し、穴Hの切削はも
ちろんのこと、面取りも高精度に行なわれ、またスピン
ドル1が回転しない非作動時にも切刃部材4は切削加工
時と同じ状態に保持される。
5よりも後部が重くなっている。したがって、スピンド
ル1の回転中に切刃部材4が遠心力により突出しすぎる
ことはなく、穴Hの内面加工中、あるいは内面加工して
から縁部の仕上げ加工の開始までの間に、切刃部材4が
ワークWに強く接触しすぎることがなく、安定した切削
加工が達成される。さらに、重り9が設けられ、またば
(11) ね12がカートリッジ6を常時押圧するので、カートリ
ッジ6は常にL形アーム44に係合することとなる。し
たがって切刃部材4の突出量が安定し、穴Hの切削はも
ちろんのこと、面取りも高精度に行なわれ、またスピン
ドル1が回転しない非作動時にも切刃部材4は切削加工
時と同じ状態に保持される。
第5図fal、 fbl、 (clは本発明の第2実施
例を示すものである。この第2実施例においては、第1
切刃4aと第2切刃4bは別の部材に形成される。
例を示すものである。この第2実施例においては、第1
切刃4aと第2切刃4bは別の部材に形成される。
すなわち、第1切刃4aはホルダ3に一体的に固定され
た板部材60に取付けられ、第2切刃4bはホルダ3に
ビン5を介して揺動自在に支持されたカートリッジ61
に取付けられる。
た板部材60に取付けられ、第2切刃4bはホルダ3に
ビン5を介して揺動自在に支持されたカートリッジ61
に取付けられる。
この第2実施例のカートリッジ61も、上記第1実施例
のカートリッジ6と同様に、ホルダ3の溝7内に収容さ
れ、ビン5よりも後方側に重り9が埋込まれるとともに
、ばね12により常時時計用りに付勢される。また溝7
内にワークWの切屑が入るのを防止するため、ねじ18
,62によりそれ(12) ぞれ板ばねから成るi17,63が取付けられる。
のカートリッジ6と同様に、ホルダ3の溝7内に収容さ
れ、ビン5よりも後方側に重り9が埋込まれるとともに
、ばね12により常時時計用りに付勢される。また溝7
内にワークWの切屑が入るのを防止するため、ねじ18
,62によりそれ(12) ぞれ板ばねから成るi17,63が取付けられる。
カートリッジ61の前端部65は、ボルダ3よりも前方
に突出し、ストッパ64に係合可能である。すなわち、
この実施例ではストッパ64はワークWよりも前方側に
設けられ、カートリッジ61は、前端部65がストッパ
64に係合することにより回転変位する。前端部65に
は、ストッパ64との係合によりカートリッジ61がス
ムーズに回転するようにするため、傾斜面66が形成さ
れる。一方、ストッパ64は、固定枠45に取付けられ
た支持部材67とこれに嵌合された軸受68とこの軸受
68の外周に嵌合された係合部材69とを備え、係合部
材69は、カートリッジ61の傾斜面66に接触する部
分が円錐状に成形される。
に突出し、ストッパ64に係合可能である。すなわち、
この実施例ではストッパ64はワークWよりも前方側に
設けられ、カートリッジ61は、前端部65がストッパ
64に係合することにより回転変位する。前端部65に
は、ストッパ64との係合によりカートリッジ61がス
ムーズに回転するようにするため、傾斜面66が形成さ
れる。一方、ストッパ64は、固定枠45に取付けられ
た支持部材67とこれに嵌合された軸受68とこの軸受
68の外周に嵌合された係合部材69とを備え、係合部
材69は、カートリッジ61の傾斜面66に接触する部
分が円錐状に成形される。
なお、第2切刃4bの交換作業のために、ホルダ3には
(ぼみ23が形成される。
(ぼみ23が形成される。
第2実施例は以上の構成を有するので、次のように作用
してワークWの穴Hの内面を切削加工するとともにこの
穴Hの縁部を仕上げ加工する。
してワークWの穴Hの内面を切削加工するとともにこの
穴Hの縁部を仕上げ加工する。
(13)
穴Hの内面の切削加工は、第5図fc)に示されるよう
に第1切刃4aにより行なわれ、この場合、第2切刃4
bばばね12の作用により後退していて穴I(には干渉
しない。この状態からホルダ3がさらに前進すると、第
5図(at、 (b)に示されるようにカートリッジ6
1の前端部65がストソバ64に当接し、これによりカ
ートリッジ61が回動されて第2切刃4bが突出し、穴
Hの縁部に係合する。しかして穴Hの縁部のパリ取りあ
るいは面取りが行なわれる。次いでホルダ3が後退する
と、重り9とばね12の作用によりカートリッジ61が
回転し、第2切刃4bは再び穴Hに干渉しなくなる。さ
らにホルダ3が後退して穴Hから抜は出ると、ワークW
の切削工程は終了する。
に第1切刃4aにより行なわれ、この場合、第2切刃4
bばばね12の作用により後退していて穴I(には干渉
しない。この状態からホルダ3がさらに前進すると、第
5図(at、 (b)に示されるようにカートリッジ6
1の前端部65がストソバ64に当接し、これによりカ
ートリッジ61が回動されて第2切刃4bが突出し、穴
Hの縁部に係合する。しかして穴Hの縁部のパリ取りあ
るいは面取りが行なわれる。次いでホルダ3が後退する
と、重り9とばね12の作用によりカートリッジ61が
回転し、第2切刃4bは再び穴Hに干渉しなくなる。さ
らにホルダ3が後退して穴Hから抜は出ると、ワークW
の切削工程は終了する。
上記各実施例において、穴の縁部の面取りの大きさはス
トッパ46.64の位置を調整すればよく、その作業は
容易に行なわれる。
トッパ46.64の位置を調整すればよく、その作業は
容易に行なわれる。
発明の効果
以上のように本発明によれば、穴の縁部におけるパリ取
りあるいは面取りを、穴の内面加工を行(14) なうのと同じ機構により行なうことができ、したがって
切削加工ラインの構成が単純化し、しかもパリ取りある
いは面取りが効率よく行なわれるという効果が得られる
。
りあるいは面取りを、穴の内面加工を行(14) なうのと同じ機構により行なうことができ、したがって
切削加工ラインの構成が単純化し、しかもパリ取りある
いは面取りが効率よく行なわれるという効果が得られる
。
第1図は第1実施例を示す断面図、第2図は切刃部材を
示す側面図、第3図は第1図のm−m線に沿う断面図、
第4図はホルダを示す正面図、第5図+8+、 (b)
、 (C1は第2実施例を示し、第5図+8+は面取り
を行なっている状態を示す側面図、第5図(b)は面取
りを行なっている状態を示し、一部を破断して示す側面
図、第5図(e)は内面加工を行なっている状態を示す
側面図である。 3−ホルダ、 4−切刃部材、 4a−第1切刃、 4b−第2切刃、 W−ワーク、 H−穴。 (15) 第2図 第3図 第4図 2o 2.で、24°− 特開昭GO−221205(6) 第5図 ゛・、i’、>=λ16
示す側面図、第3図は第1図のm−m線に沿う断面図、
第4図はホルダを示す正面図、第5図+8+、 (b)
、 (C1は第2実施例を示し、第5図+8+は面取り
を行なっている状態を示す側面図、第5図(b)は面取
りを行なっている状態を示し、一部を破断して示す側面
図、第5図(e)は内面加工を行なっている状態を示す
側面図である。 3−ホルダ、 4−切刃部材、 4a−第1切刃、 4b−第2切刃、 W−ワーク、 H−穴。 (15) 第2図 第3図 第4図 2o 2.で、24°− 特開昭GO−221205(6) 第5図 ゛・、i’、>=λ16
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、軸心周りに回転するとともに該軸心に沿って進退動
自在に設けられたホルダと、このホルダに支持される第
1切刃と、上記ホルダに径方向に変位可能に支持される
第2切刃と、この第2切刃を径方向に突出させる作動手
段とを備え、上記第1切刃は、上記ホルダが回転しつつ
前進することによりワークに穴を切削加工し、上記第2
切刃は、上記ホルダの前進位置において上記作動手段を
介して径方向に突出し、上記穴の縁部に係合してこの縁
部を仕上げ加工することを特徴とする切削工具。 2、 上記第1および第2切刃は、単一の切刃部材に形
成されることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
切削工具。 3、上記第1および第2切刃は、それぞれ別の切刃部材
に形成されることを特徴とする特許請求(1) の範囲第1項記載の切削工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7579584A JPS60221205A (ja) | 1984-04-17 | 1984-04-17 | 切削工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7579584A JPS60221205A (ja) | 1984-04-17 | 1984-04-17 | 切削工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60221205A true JPS60221205A (ja) | 1985-11-05 |
JPH0229445B2 JPH0229445B2 (ja) | 1990-06-29 |
Family
ID=13586492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7579584A Granted JPS60221205A (ja) | 1984-04-17 | 1984-04-17 | 切削工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60221205A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0199516U (ja) * | 1987-12-21 | 1989-07-04 | ||
US7290965B2 (en) * | 2002-05-17 | 2007-11-06 | Jorg Guhring | Tool, method, and apparatus for removing burrs from bores |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5087591U (ja) * | 1973-12-15 | 1975-07-25 | ||
JPS5524804A (en) * | 1978-07-29 | 1980-02-22 | Nissei Plastics Ind Co | Lever type boring bar for exclusive use of back surface beveling |
-
1984
- 1984-04-17 JP JP7579584A patent/JPS60221205A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5087591U (ja) * | 1973-12-15 | 1975-07-25 | ||
JPS5524804A (en) * | 1978-07-29 | 1980-02-22 | Nissei Plastics Ind Co | Lever type boring bar for exclusive use of back surface beveling |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0199516U (ja) * | 1987-12-21 | 1989-07-04 | ||
US7290965B2 (en) * | 2002-05-17 | 2007-11-06 | Jorg Guhring | Tool, method, and apparatus for removing burrs from bores |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0229445B2 (ja) | 1990-06-29 |
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