JPS6021817Y2 - 回転軸のロツク装置 - Google Patents
回転軸のロツク装置Info
- Publication number
- JPS6021817Y2 JPS6021817Y2 JP11094580U JP11094580U JPS6021817Y2 JP S6021817 Y2 JPS6021817 Y2 JP S6021817Y2 JP 11094580 U JP11094580 U JP 11094580U JP 11094580 U JP11094580 U JP 11094580U JP S6021817 Y2 JPS6021817 Y2 JP S6021817Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating shaft
- permanent magnets
- lock lever
- locking device
- locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、回転軸のロック装置に関するものである。
ロックレバ−によって回転軸を持ち上げてその自由回転
を規制するものにおいて、従来は回転軸に円板状部を固
着し、この部材をロックレバ−が押し上げるようにして
いた。
を規制するものにおいて、従来は回転軸に円板状部を固
着し、この部材をロックレバ−が押し上げるようにして
いた。
しかしこの構造によると、ロックレバ−が回転軸の中心
から離れた位置で円板状を押し上げることになり、回転
軸をロックするとぎに回転軸にそれを斜めに押すロック
力が作用し、回転軸のホゾ部に損傷と与えることがあっ
た。
から離れた位置で円板状を押し上げることになり、回転
軸をロックするとぎに回転軸にそれを斜めに押すロック
力が作用し、回転軸のホゾ部に損傷と与えることがあっ
た。
本考案は、上記先行技術の欠点を除去するもので、以下
その一実施例について説明する。
その一実施例について説明する。
第1図および第2図において、上ケースス1と下ケース
2は互いに結合されて箱体をなし、下ケース2の底部内
面にドーナッツ状の永久磁石3が固着されてその中心孔
に軸受4が嵌合保持されている。
2は互いに結合されて箱体をなし、下ケース2の底部内
面にドーナッツ状の永久磁石3が固着されてその中心孔
に軸受4が嵌合保持されている。
また上ケース1の中央部に環状体部5が形成されてその
先端部に軸受6が装着されている。
先端部に軸受6が装着されている。
軸受4および6によって回転自在に支承されている。
回転軸7は、それに固着した座持8を備えており、この
座持の両端部には板体9,9が結合されている。
座持の両端部には板体9,9が結合されている。
板体9,9の一端部には駆動磁石10.10が対向的に
固着され、下方の板体9の下面には永久磁石3と相対向
してドーナッツ状の永久磁石11が固着されている。
固着され、下方の板体9の下面には永久磁石3と相対向
してドーナッツ状の永久磁石11が固着されている。
永久磁石3および11はその対向面が同極となるように
着磁されて互いに反発し合い、この反発力が回転軸7に
加わる荷重、すなわち回転軸7の先端部のブツシュ12
に挿入載置された回転飾り13などの総重量と釣り合っ
て、この回転軸7は第1示の如く宙吊りの状態にある。
着磁されて互いに反発し合い、この反発力が回転軸7に
加わる荷重、すなわち回転軸7の先端部のブツシュ12
に挿入載置された回転飾り13などの総重量と釣り合っ
て、この回転軸7は第1示の如く宙吊りの状態にある。
また座持8の上部で回転軸7に対してヒゲ玉14が固着
しである。
しである。
ヒゲ玉14にはヒゲゼンマイ15の内端部が固着され、
その外端部は上ケース1に対して下記のようにして保持
されている。
その外端部は上ケース1に対して下記のようにして保持
されている。
すなわち、第2図および第3図に示すようにヒゲゼンマ
イ15の外端部には径方向に屈威された、延伸部15a
およびその終端部で略U字形に形成された掛止部15b
が設けられている。
イ15の外端部には径方向に屈威された、延伸部15a
およびその終端部で略U字形に形成された掛止部15b
が設けられている。
そして延伸部15aの屈威部近傍が上ケース1から垂下
する2本の突起16.16の間の僅かな間隙を挿通され
、掛止部15bが上ケース1から垂下する係止突起17
に掛は止められている。
する2本の突起16.16の間の僅かな間隙を挿通され
、掛止部15bが上ケース1から垂下する係止突起17
に掛は止められている。
係止突起17の回りには掛止部15bの離脱を防止する
離脱防止突起18が垂下形成され、さらに掛止部15b
の開放端部にも離脱防止突起19が位置している。
離脱防止突起18が垂下形成され、さらに掛止部15b
の開放端部にも離脱防止突起19が位置している。
さらに係止突起17および離脱防止突起18の下面に、
下ケースから一体の突出形成した柱状体20の上面が近
傍し、したがって掛止部15bは下方へ抜は落ちること
がない。
下ケースから一体の突出形成した柱状体20の上面が近
傍し、したがって掛止部15bは下方へ抜は落ちること
がない。
さらに延伸部15aの屈威部と掛止部15bのほぼ中間
部には、上ケース1から一体に補助突起21゜21が間
隔をおいて垂下形成されている。
部には、上ケース1から一体に補助突起21゜21が間
隔をおいて垂下形成されている。
補助突起21.21は、互いに向かい合う側に半円形状
の切欠部21a、21aが形成され、この切欠部21a
、21aを延伸部15aが通過している。
の切欠部21a、21aが形成され、この切欠部21a
、21aを延伸部15aが通過している。
この補助突起21.21は、外力などに対する補強を目
的とするもので、必ずしも必要ではない。
的とするもので、必ずしも必要ではない。
さらに、第1図において、駆動磁石10.10の間に検
出駆動コイル22が配置してあり、このコイル22はホ
ンダ23によって保持されている。
出駆動コイル22が配置してあり、このコイル22はホ
ンダ23によって保持されている。
ホルダ23は位置調整手段によって上下方向の位置を調
整できるようになっており、この実施例では上下両ケー
ス1,2によって回転自在に支持した位置調整ネジ24
の雄ネジ部24aが、ホルダ23に形成された雌ネジ部
23aに螺合することによって上記位置調整手段が構成
されている。
整できるようになっており、この実施例では上下両ケー
ス1,2によって回転自在に支持した位置調整ネジ24
の雄ネジ部24aが、ホルダ23に形成された雌ネジ部
23aに螺合することによって上記位置調整手段が構成
されている。
またコイル22の反対側には板体9,9の間にアルミ板
等の周知の制動板Pが設置され、駆動磁石10.10が
この制動板Pの上下を通過するときに制動板Pに生ずる
渦電流によってその回転に制動力が作用して板体9,9
の振れ過ぎご防止するようになっている。
等の周知の制動板Pが設置され、駆動磁石10.10が
この制動板Pの上下を通過するときに制動板Pに生ずる
渦電流によってその回転に制動力が作用して板体9,9
の振れ過ぎご防止するようになっている。
またロックレバ−25が下ケース2から一体に形成され
た軸部26に回転自在に支持されている。
た軸部26に回転自在に支持されている。
ロックレバ−25は、略り字形のロッキングアーム25
aと下ケース2の開口部2・7から外側へ突出する操作
部25bとを備え、下ケース2から一体に形成されたス
トッパー28.29によってその回転角度が規制されて
いると共に、ロッキングアーム25aから一体に形成さ
れたクリックバネ25cがストッパ29に弾接すること
によってロックレバ−25にクリックモーションが付与
されている。
aと下ケース2の開口部2・7から外側へ突出する操作
部25bとを備え、下ケース2から一体に形成されたス
トッパー28.29によってその回転角度が規制されて
いると共に、ロッキングアーム25aから一体に形成さ
れたクリックバネ25cがストッパ29に弾接すること
によってロックレバ−25にクリックモーションが付与
されている。
ロッキングアーム25aは第2図の位置にあるときその
先端部は第1図において台部30の上面にある。
先端部は第1図において台部30の上面にある。
台部30は下ケース2から一体に永久磁石3の外周部を
半円弧状に取り囲むもので、その上面は永久磁石3の上
面とほぼ同一高さにある。
半円弧状に取り囲むもので、その上面は永久磁石3の上
面とほぼ同一高さにある。
ロックレバ−25は、輸送時などにおいて第2図におい
てストッパ28に当接する位置に回され、このときロッ
キングアーム25aの先端部は第1図において台部30
から永久磁石3と11の間に滑り込んで永久磁石11を
上方へ押し上げる。
てストッパ28に当接する位置に回され、このときロッ
キングアーム25aの先端部は第1図において台部30
から永久磁石3と11の間に滑り込んで永久磁石11を
上方へ押し上げる。
したがって回転軸7が上方へ押し上げられ、この回転軸
7に接着されている止め輪31が上係−ス1に圧接され
るから板体9,9の自由回動が規制される。
7に接着されている止め輪31が上係−ス1に圧接され
るから板体9,9の自由回動が規制される。
回転飾り13を回転駆動する場合は、ロックレバ−25
を第2図の位置に戻す。
を第2図の位置に戻す。
するとロッキングアーム25aが永久磁石3と11の間
から抜は出し、そのときにロッキングアーム25aと永
久磁石11との間に摩擦力によって永久磁石11に回転
力が与えられ、この回転力が起動力となってそれ以後は
コイル22と駆動磁石10.10との間の磁気的作用に
よって一定周期で板体9,9すなわち回転軸7および回
転飾り13が往復回転を繰り返す。
から抜は出し、そのときにロッキングアーム25aと永
久磁石11との間に摩擦力によって永久磁石11に回転
力が与えられ、この回転力が起動力となってそれ以後は
コイル22と駆動磁石10.10との間の磁気的作用に
よって一定周期で板体9,9すなわち回転軸7および回
転飾り13が往復回転を繰り返す。
ところで回転飾り13はそのデザインなどによって形状
や重量が異なり、その場合永久磁石3゜11の間の反発
力と回転飾り13の重量との釣り合い位置がその都度異
なって板体9,9および駆動磁石10.10の位置が上
方または下方へ変位する。
や重量が異なり、その場合永久磁石3゜11の間の反発
力と回転飾り13の重量との釣り合い位置がその都度異
なって板体9,9および駆動磁石10.10の位置が上
方または下方へ変位する。
駆動磁石10,10とコイル22との間の間隙は小さい
から、最悪の場合には駆動磁石10.10のいずれかが
22と当接して作動が粗害されることになる。
から、最悪の場合には駆動磁石10.10のいずれかが
22と当接して作動が粗害されることになる。
そこで位置調整ネジ24をネジ回しく図示せず)等を用
いて回すと、ホルダ23が上方または下方へ移動し、コ
イル22は駆動磁石10,10のほぼ中央に位置するよ
うに再設定される。
いて回すと、ホルダ23が上方または下方へ移動し、コ
イル22は駆動磁石10,10のほぼ中央に位置するよ
うに再設定される。
以上のように本考案によれば、回転軸7の中心に近い永
久磁石3,11の間隙にロッキングアーム25aが進入
して回転軸7の自由回転を規制するようにしたから、回
転軸7にはロック時に殆んど垂直方向多こロック力が作
用し、したがってホゾ部に過大な側圧がかからず、よっ
てホゾ部を損傷することがない。
久磁石3,11の間隙にロッキングアーム25aが進入
して回転軸7の自由回転を規制するようにしたから、回
転軸7にはロック時に殆んど垂直方向多こロック力が作
用し、したがってホゾ部に過大な側圧がかからず、よっ
てホゾ部を損傷することがない。
また構成が簡単で安価に製造できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案を応用した回転飾りの駆動装置に関するも
ので、第1図は第2図A−−A線断面図、第2図は第1
図B−B線断面図、第3図はヒゲゼンマイの外端保持構
造を拡大して示す斜視図である。 3.11・・・・・・永久磁石、4,6・・・・・・軸
受、7・・・・・・回転軸、25・・・・・田ツクレバ
ー、25a・・・・・中ツキングアーム。
ので、第1図は第2図A−−A線断面図、第2図は第1
図B−B線断面図、第3図はヒゲゼンマイの外端保持構
造を拡大して示す斜視図である。 3.11・・・・・・永久磁石、4,6・・・・・・軸
受、7・・・・・・回転軸、25・・・・・田ツクレバ
ー、25a・・・・・中ツキングアーム。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 回転軸が地板間で重力方向に起立して回転自在に支承さ
れ、 上記回転軸の下端部と上記地板とにそれぞれ環状の永久
磁石が上記回転軸と同軸的に相対向するように固着され
、 上記永久磁石間の磁気反発力が上記回転軸に重力によっ
て作用するスラスト力と釣り合っており、 ロックレバ−が回転自在に支承され、 上記ロックレバ−は、それを手動にて回動したときに上
記両永久磁石の間隙に進入して上記回転軸の自由回転を
規制するロッキングアームが設けられている。 ことを特徴とする回転軸のロック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11094580U JPS6021817Y2 (ja) | 1980-08-05 | 1980-08-05 | 回転軸のロツク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11094580U JPS6021817Y2 (ja) | 1980-08-05 | 1980-08-05 | 回転軸のロツク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5732879U JPS5732879U (ja) | 1982-02-20 |
JPS6021817Y2 true JPS6021817Y2 (ja) | 1985-06-28 |
Family
ID=29472072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11094580U Expired JPS6021817Y2 (ja) | 1980-08-05 | 1980-08-05 | 回転軸のロツク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6021817Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-08-05 JP JP11094580U patent/JPS6021817Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5732879U (ja) | 1982-02-20 |
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