JPS6021809A - 四塩化珪素の製造方法 - Google Patents

四塩化珪素の製造方法

Info

Publication number
JPS6021809A
JPS6021809A JP12679783A JP12679783A JPS6021809A JP S6021809 A JPS6021809 A JP S6021809A JP 12679783 A JP12679783 A JP 12679783A JP 12679783 A JP12679783 A JP 12679783A JP S6021809 A JPS6021809 A JP S6021809A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
contg
reactor
substance
carbon
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12679783A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Matsumura
秀樹 松村
Masayuki Shinoyama
篠山 雅行
Masaharu Suzuki
正治 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denka Co Ltd
Original Assignee
Denki Kagaku Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denki Kagaku Kogyo KK filed Critical Denki Kagaku Kogyo KK
Priority to JP12679783A priority Critical patent/JPS6021809A/ja
Publication of JPS6021809A publication Critical patent/JPS6021809A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Silicon Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は四塩化珪素の製造方法、さらに詳しくは、二酸
化珪素含有物質と炭素含有物とを含有するペレットと、
塩素含有ガスとを連続的に反応させる四塩化珪素の製造
方法に関する。
四塩化珪素(以下5ICJ、という)は、微細シリカ、
高純度合成石英、窒化珪素或いは種嶺の有機珪素化合物
の合成原料として有用であるだけでなく、太陽電池用シ
リコン又は半導体用シリコンの原料として重要なもので
ある。
従来81C4の製造方法は棟々提案されている。
例えば 1)金属珪素又は珪素鉄合金と塩素又は塩化水素を反応
させる方法。
2)炭化珪素に塩素を反応させる方法。
6)砂石と炭素の混合物に塩素を反応させる方法。
などがある。1)及び2)の方法は原料費が高く、その
ためコストが高くなるという欠点がある。父3)の方法
は珪素源として安価な砂石な使用するので、1)及び2
)の方法に比べ原料の点で経済的に有利である。しかし
ながら砂石と炭素の混合物のペレットを反応器に連続的
に供給する連続反応プロセスでは、時間と共に反応速度
が低下していくという欠点があった。本発明者らは、こ
の点を種々検討したところ、この反応速度の低下は砂石
と炭素の混合物で反応速度の遅い部分(以下反応残渣と
いう)が残留し、蓄積するためで、この反応残渣の発生
は、反応の進行によって砂石と炭素の接触が著しく減少
していくためであることを見出した。この反応速度の低
下を押える方法について種々検討した結果本発明に至っ
た。
即ち、本発明は二酸化珪素含有物質と炭素含有物質とを
含有するペレットと、塩素含有ガスを反応器に連続的に
供給し、+4 rIjA下で反応させ四塩化珪素を製造
する方法に於て、−酸化炭素を含むガスを該反応器に供
給することを特徴とする四塩化珪素の製造方法である。
以下詳しく本発明について説明する。
二酸化珪素含有物質(以下5102源という)としては
、例えば白砂石、鯖波砂石、オパール質砂石等の砂石、
フェロシリコン等の珪素系合金を電気炉で製造する際排
出される副生ダスト及びアエロジル等で、二酸化珪素(
以下5io2という)分が含有されているものである。
炭素含有物質(以下C源という)としてはコークス類、
無煙炭、木炭、カーボンブラック等が挙げられる。
塩素含有ガスとは塩素ガス(以下R2という)、ホスゲ
ンガス、塩化水素ガス等が挙げられるかC112の使用
が好ましい。
19i02源とC源とを含有するペレットの炭素(以下
Cという)の8102に対するモル比C/1llIio
2は1〜5が好ましい。この範囲外ではSiO□とCの
消費力アンバランスになり適当でない。
父、5102源やC源の他に金属珪素、炭化珪素などの
珪素含有物質や、塩化カリウム、塩化ナトリウムなどの
反応促進物を添加することもできる。
これらの原料を例えば、振動ミル、/(ルペライデー等
の粉砕機で微粉化し各々平均粒径な100μ以下にし、
史に例えば振動ミル、ニーダ−1万能混合攪拌機等の混
合機で充分混合する。反応器への供給原料は供給操作及
び反応器内での充填の容易性や、反応生成ガスの通過し
や−づさから、ペレット状が好ましい。
ペレット化の方法としては必要により結合剤として水や
ポリビニルアルコール、メチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロース、糖蜜等の水溶性結合剤を添加し、例
えはブリケットマシン、ディスクペレツター等の圧縮成
型機、パン型造粒機等の転勤式成形機、更に押出し成型
機前通常の成形方法が考えられる。ペレットの形状はサ
イコロ状、円柱、球等凹凸の少ないものが好ましく、大
きさは反応器や供給シュート等ペレットが通過する部分
の最も狭い所の14以下橿度の大きさが適当である。
反応器としては、連続式のものが好ましいが)々ツテ式
でも可能である。連続式とハ例えは上部からペレットを
、下部から塩素含有ガスを連続的に供給し、上部から反
応化5yガスの排出ができ、下部より反応残渣の抜き出
しができる構造の反応器が挙げられる。又反応器材は高
温の塩素雰囲気下で充分使用できる材料例えばカーボン
質などの使用が好ましい。
一酸化炭素を含むガスとは、通常の一酸化炭素(以下C
Oという)、カーバイド電炉排ガスなどCOi含むガス
であれば良いが、好ましくは反応器から排出される生成
ガスであり、更に好ましくは、該生成ガスから8i1J
、を凝縮分離し循環使用した排ガスである。生成ガスを
使用する理由は、生成ガス中に多量のCOが含まれてい
る為循環するだけで使用でき取扱い上容易であり、かつ
経済的である為である。
CO’4含むガスの反応器への供給は反応器下部より行
い、その量は塩素含有ガス中の塩素分100体積部九対
してCo分として10〜150体横15量が適当であり
、10体積部より少ないと反応速度促進効果が小さく、
15050体積り多い量では、反応器及び後処理工程が
大きくなり、熱的損失も大きく経済的に不利である。又
COを含むガスの供給は単独でも、塩素含有ガスと混合
してもよい。
更に必要ならば反応残渣を抜き出すことを併用すればよ
り効果的である。以下本発明を図面に従って更にTaE
Aする。
図面は本発明の反応器の一例を示す説明図である。ペレ
ット化した原料をペレット貯槽1に入れ、ペレット供給
用パルプ2を通して反応器3に投入する。電気炉4を昇
温し、熱電対5で温度制御を行い、所定の温度に達した
らC12供給口6より塩素含有ガスを供給し反応させる
。生成した5icA’4をはじめとする生成ガスなどを
生bzガス排出管1より排出し、コンデンサー8で5i
C14Y凝縮し、他のガスと分離する。又蓄積した反応
残渣はパルプ9の操作で、反応残渣抜き出しfiOより
適当量抜き出す。COを含むガスはCO洪給口11より
供給する。生成ガスは、生成ガス循環パイプ12を通っ
て、フローメーター13で流量を調整しながらゾロワー
14で反応器に供給する。
以上銃明した通り、本発E!Aは二酸化珪素含有物質と
炭素含有物質とを含有するペレットと、塩素含有ガスを
反応器に連続的に供給し、高温下で反応させ、四塩化珪
素を製造する方法に於て、−酸化炭素を含むガスを該反
応器に供給することを特徴とする四塩化珪素の製造方法
を提供するもので、抑えることが可能となり、生成ガス
も循環使用でき経済的に有効である。
以下実施例をあげてさらに詳しく説明する。
実施例1) 平均粒径60μの砕石(5io2含量90%以上)と平
均粒径160μのコークスをS i O2とCのモル比
c、’5io2が2となるように混ぜ振動ミルで1時間
混合粉砕して平均粒径を50μとした。その後この粉砕
混合物100重量部に対して22重量部の水を加えディ
スクペレツターで10””XIO■のペレットとし、1
80℃、の乾燥機中で24時間乾燥した。乾燥後これを
容積51の反応器に充填し、下部よりCl12を毎分8
7.Coを毎分41供給し、1200℃で反応させた。
反応に序いペレットが減少するがペレットレベルが一定
となるように反応器上部よりペレツ)4供給した。
このようにして反応を6日間継続し、反応開始後3Hg
の生成ガスをガスクロマトグラフィーで分析した。その
分析結果および転換率X(%)ン表に示す。なお転換率
xrrs各1度から次式を用いて算出した。
転換率X(%) =S I C714X 2/(Sic
k、x 2 +C/32+ C0CJ2) X 100
比較例1) COの供給を全く行なわずに反応を継続したこと以外は
実施例1)と同様に反応を行った。その結果を表に示す
実施f02) COを毎分81供給したこと以外は実施例1)と同様に
反応を行った。その結果を表に示す。
実施例6) 一10℃のコンデンサーで5i(J!4を凝集分離した
生成ガスを毎分4)供給したこと以外は実M例1)と同
様に反応を行った。その結果を表に示す。
実施例4) ペレット供給量100重量部に対し10重量部の反応残
渣を抜き出したこと以外は実施例1)と同様に反応を行
なった。その結果を表に示す。
COを含むガスの供給゛効果が太きけれは反応は促進し
、未反応塩素の発生量は小さくなる。表かられかるよう
に、Co供給により反応性が向上していることがわかる
表 なお表に示した転換率は生成ガス組成から次式によって
めた。
CO+CO2+C12+COCノ2+SiCム=100
とした。
転換率X(%) :S i Cl 4×2/(SIC7
4x 2+ R2憔& ) ×100とした0
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一例′を示す説明図である。 符号1・・・ペレット貯槽、2・・・パルプ、3・・・
反応器、4・・・電気炉、5・・・熱電対、6・・・C
Z2戦給日給口・・・生成ガス排出管、8・・・コンデ
ンサー、9・・・バルジ、10・・・反応残渣抜き出し
口、11・・・Co供給口、1゛2・・・生成ガス循環
パイプ、13・・・70−1−1−114・・・プロア
−0特軒出願人 電気化学工業株式会社 手続補正書 1、事件の表示 昭和58年特許願第126797号 2、発明の名称 四塩化珪素の製造方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 東京都千代田区有楽町1丁目4番1号名称 (3
29)電気化学工業株式会社5、補正の内容

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)二酸化珪素含有物質と炭素含有物質とを含有するペ
    レットと、塩素含有ガスを反応器に連続的釦供給し、高
    温下で反応させ、四塩化珪素を製造する方法に於て、−
    酸化炭素を含むガスを該反応器に供給することを特徴と
    する四塩化珪素の製造方法。 2)−酸化炭素を含むガスとして反応生成ガスを使用す
    ることを特徴とする特許請求の範囲1)九記載の方法。 3)−酸化炭素を含むガスとして含有する四塩化珪素を
    凝縮分離した反応生成ガスを用いることを特徴とする特
    許請求の範囲1)に記載の方法。 4)−酸化炭素を含むガスを塩素含有ガス中の塙素分1
    00体積部に対して一酸化炭素分として10〜150体
    横15給することを特徴とする特許請求の範囲1)、2
    )、3)に記載の方法。
JP12679783A 1983-07-12 1983-07-12 四塩化珪素の製造方法 Pending JPS6021809A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12679783A JPS6021809A (ja) 1983-07-12 1983-07-12 四塩化珪素の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12679783A JPS6021809A (ja) 1983-07-12 1983-07-12 四塩化珪素の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6021809A true JPS6021809A (ja) 1985-02-04

Family

ID=14944184

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12679783A Pending JPS6021809A (ja) 1983-07-12 1983-07-12 四塩化珪素の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6021809A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10005669B2 (en) Method for mass production of phosphoric acid with rotary kiln
US2701179A (en) Metal halide production
US2843458A (en) Process for producing silicon tetrachloride
JPH0531488B2 (ja)
JPS60112610A (ja) 四塩化珪素の製造方法
EP0077138B1 (en) Production process of silion tetrachloride
US2961411A (en) Process for producing metallurgical furnace charge material
JPS6021809A (ja) 四塩化珪素の製造方法
JPS6021808A (ja) 四塩化珪素の製造方法
US2706144A (en) Improved hargreaves method for making sulphate salts and hci
JPH0643244B2 (ja) 四塩化ケイ素の製造方法
US3293005A (en) Process for chlorinating oxides
US5252307A (en) Method of processing chlorosilane distillation residues with steam
JP4086720B2 (ja) 微粒廃棄物の処理方法
JPH0645449B2 (ja) 四塩化ケイ素の製造法
JPH0643247B2 (ja) 籾殻燃焼灰組成物及びその製造方法
US2963360A (en) Agglomerating titaniferous materials by use of hydrochloric acid
JPH0692250B2 (ja) 四塩化珪素の製造方法
JPH01249621A (ja) 四塩化ケイ素の製造方法
CN115108559B (zh) 一种综合利用超细硅粉废弃物生产四氯化硅的工艺
RU2166485C1 (ru) Способ производства гашеной извести и устройство для его осуществления
JPS5860609A (ja) 高純度SiCの製造法
CN115259164A (zh) 一种生产四氯化硅的工艺及设备
CA2075466C (en) Method of producing silicon and an electric-arc low-shaft furnace and briquette for carrying out the process
JPS5836915A (ja) SiC系物質の連続製造法