JPS6021766Y2 - 測量用杭 - Google Patents
測量用杭Info
- Publication number
- JPS6021766Y2 JPS6021766Y2 JP4620181U JP4620181U JPS6021766Y2 JP S6021766 Y2 JPS6021766 Y2 JP S6021766Y2 JP 4620181 U JP4620181 U JP 4620181U JP 4620181 U JP4620181 U JP 4620181U JP S6021766 Y2 JPS6021766 Y2 JP S6021766Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core body
- reinforcing tube
- tip
- surveying
- wings
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Piles And Underground Anchors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、測量用杭に関するものである。
従来、導路用や河川用、山間部用として用いられている
ものには、例えば木製、コンクリート製、金製樹脂製の
ものがある。
ものには、例えば木製、コンクリート製、金製樹脂製の
ものがある。
しかしながら、木製のものは朽壊しやすく耐久性に欠け
るし、コンクリート製のものは耐久性や強度性は問題な
いが重くて運搬が容易ではないし、また合成樹脂製のも
のは軽くて朽壊はしないが、打込時に先端部が損壊して
しまうという強度性の点で問題がある。
るし、コンクリート製のものは耐久性や強度性は問題な
いが重くて運搬が容易ではないし、また合成樹脂製のも
のは軽くて朽壊はしないが、打込時に先端部が損壊して
しまうという強度性の点で問題がある。
またコンクリート製以外の杭では山火事等の場合に焼失
してしまうという欠点もある。
してしまうという欠点もある。
更には、従来の杭の構造では、いたずらや何かの偶然で
、その杭が抜けたり盗難の恐れもあり、折角の測量が無
駄になるという事故もあとを絶たない。
、その杭が抜けたり盗難の恐れもあり、折角の測量が無
駄になるという事故もあとを絶たない。
本考案は、従来の測量用杭に関する上記欠点や問題点を
解消し、軽くて強度性、耐久性もあり、更に抜取防止用
の役目をも併せ持つ優れた測量用杭の提供を目的とする
。
解消し、軽くて強度性、耐久性もあり、更に抜取防止用
の役目をも併せ持つ優れた測量用杭の提供を目的とする
。
なお、出願人は実用新案出願公告、昭52−11572
に於いて、杭の側面部に抜止め用の斜溝を削設し、この
溝に嵌込み得る金属性の板部材を装着する測量用杭を既
に開示したが、本考案はこれを更に改良し、打込みやす
く、そして抜は難くしたものである。
に於いて、杭の側面部に抜止め用の斜溝を削設し、この
溝に嵌込み得る金属性の板部材を装着する測量用杭を既
に開示したが、本考案はこれを更に改良し、打込みやす
く、そして抜は難くしたものである。
以下、本考案を図示実施例について説明すれば、測量用
杭は、棒状を呈して先部には鎧部1aが頭部には鍔部が
夫々形成された金属製の芯体1と、芯体1に挿通されて
その鍔部にて係止される明示M4と、明示蓋4から芯体
1の雌部1a近傍までの芯体1の外周に包着固定されて
先部が鎧部2bに為された合成樹脂製の補強筒2と、芯
体1の雌部1a近傍に挿入固定される座部とこれから放
射状に補強筒2の鎧部2bに略沿って延出し且つ鎧部2
bの斜面より長い適数の翼3aとを備えた抜取防止具3
と、から構威しものである。
杭は、棒状を呈して先部には鎧部1aが頭部には鍔部が
夫々形成された金属製の芯体1と、芯体1に挿通されて
その鍔部にて係止される明示M4と、明示蓋4から芯体
1の雌部1a近傍までの芯体1の外周に包着固定されて
先部が鎧部2bに為された合成樹脂製の補強筒2と、芯
体1の雌部1a近傍に挿入固定される座部とこれから放
射状に補強筒2の鎧部2bに略沿って延出し且つ鎧部2
bの斜面より長い適数の翼3aとを備えた抜取防止具3
と、から構威しものである。
上記構成において、鉄製の芯体1は実施例では断面丸形
であるが角型でもよく、また棒状であっても筒状のもの
であっても良い。
であるが角型でもよく、また棒状であっても筒状のもの
であっても良い。
補強筒2も実施例のように角筒であることが望ましいが
円筒形であってもよい。
円筒形であってもよい。
更に芯体1の鎧部1aは実施例では円錐状であるが、角
錐状でもよく、補強筒2の先端面2aは実施例では四角
形であるが、円形状であってもよい。
錐状でもよく、補強筒2の先端面2aは実施例では四角
形であるが、円形状であってもよい。
抜取防止具3は、実施例においては略十字形の金属性の
板状体を扇形に形成して示しであるが、前述のように補
強筒2及び該補強筒2の先端面2aの断面形状が円形状
である場合には抜取防止具3の固定する部分〔補強筒2
の先端面2a、或いはナツト5との当接部分〕を円形状
とし、該抜取防止具3の翼3aを彎曲させたものとして
もよい(第4図参照)。
板状体を扇形に形成して示しであるが、前述のように補
強筒2及び該補強筒2の先端面2aの断面形状が円形状
である場合には抜取防止具3の固定する部分〔補強筒2
の先端面2a、或いはナツト5との当接部分〕を円形状
とし、該抜取防止具3の翼3aを彎曲させたものとして
もよい(第4図参照)。
この抜取防止具3の翼3a長さは補強筒2の雄部2bの
長さよりも長く、翼3aの厚みは杭を抜き取る力に充分
に対抗し得る厚みの剛性のある寸法とすることが望まし
い。
長さよりも長く、翼3aの厚みは杭を抜き取る力に充分
に対抗し得る厚みの剛性のある寸法とすることが望まし
い。
明示M4は金属性、非金属性、などが適宜使用されるが
、目立ち易くするためには、例えば赤色や青色、黄色等
に着色することが好ましい。
、目立ち易くするためには、例えば赤色や青色、黄色等
に着色することが好ましい。
また、鉄製の芯体1の頭部と補強筒2の頭部はほぼ同じ
高さにさせておくことが望ましい。
高さにさせておくことが望ましい。
本考案は上記構成よりなるものであるから、これを製造
する場合の一例を説明すれば、明示蓋4に芯体1を挿通
させ、該芯体1の先端部を残して金型により合成樹脂材
を金型内に圧入し凝固すればよい。
する場合の一例を説明すれば、明示蓋4に芯体1を挿通
させ、該芯体1の先端部を残して金型により合成樹脂材
を金型内に圧入し凝固すればよい。
そして、これに抜取防止具3を芯体1に嵌入し、本実施
例においてはナツト5を用いて芯体1の捻子部に螺合さ
せて固着すればよく、またナツト5を使用せずに芯体1
に直接溶着してもよい。
例においてはナツト5を用いて芯体1の捻子部に螺合さ
せて固着すればよく、またナツト5を使用せずに芯体1
に直接溶着してもよい。
そして、これを例えば山間部や河川用、道路用として使
用した場合には、まず打込み時には杭の先端部が鉄製の
錐形をしているために従来の杭では打込み難い土質でも
容易に打込むことが可能である。
用した場合には、まず打込み時には杭の先端部が鉄製の
錐形をしているために従来の杭では打込み難い土質でも
容易に打込むことが可能である。
一旦打込まれた杭は、前記抜取防止具3の翼3aによっ
て上方に抜取る事が出来ず、強いて力を加えて引抜こう
とすれば該翼3aが開く方向に作用しく第2図参照)、
抜取ることが不可能となる働きをするものである。
て上方に抜取る事が出来ず、強いて力を加えて引抜こう
とすれば該翼3aが開く方向に作用しく第2図参照)、
抜取ることが不可能となる働きをするものである。
なお打込み時においては、この翼3aは補強筒2の角錐
部2bに密着するが如く添って土中に打込まれるので、
全く支障を来たすことはない。
部2bに密着するが如く添って土中に打込まれるので、
全く支障を来たすことはない。
なお、上記実施例においては抜取防止具として4枚の翼
を図示しであるが、翼の数は2枚であっても3枚であっ
ても、また6枚であってもよいのは勿論のことであり、
翼の枚数や形状を限定するものではない。
を図示しであるが、翼の数は2枚であっても3枚であっ
ても、また6枚であってもよいのは勿論のことであり、
翼の枚数や形状を限定するものではない。
以上既述した如く、本考案に依れば、次の様な優れた効
果を奏する事ができる。
果を奏する事ができる。
(1)測量用杭を芯体と明示蓋と補強筒と抜取防止具と
で構成したので、強度性、耐久性、耐熱性に優れると共
に、しっかりと打込むことができ、然も一旦打込んだ後
は容易に引抜くことができない。
で構成したので、強度性、耐久性、耐熱性に優れると共
に、しっかりと打込むことができ、然も一旦打込んだ後
は容易に引抜くことができない。
従って、いたずらや盗難のほか不測の事故による山火事
等の被害にあっても、少なくとも芯体が容易に抜けるこ
とがなく、測量が無駄になる事がない。
等の被害にあっても、少なくとも芯体が容易に抜けるこ
とがなく、測量が無駄になる事がない。
(2)従来のコンクリート製の杭に比べて軽量であるの
で、山間部における測量等での運搬が極めて楽である。
で、山間部における測量等での運搬が極めて楽である。
(3)芯体と明示蓋と補強筒とを合体したものに抜取防
止具を挿入固定して組立てるので、組立てが極めて容易
である。
止具を挿入固定して組立てるので、組立てが極めて容易
である。
(4) 明示蓋は芯体に挿通されてその鍔部にて係止
されるので、不用意に抜ける事がない。
されるので、不用意に抜ける事がない。
(5)打込む際には芯体の鍔部を打撃するので、直接的
であると共に、明示蓋等を損傷する惧れが全くない。
であると共に、明示蓋等を損傷する惧れが全くない。
(6)抜取防止具の翼は打込時には補強筒の雄部に密着
するので、これの損傷や打込抵抗が増大する事がなく、
引抜き力が作用すると補強筒の雄部の斜面より長くして
いるので確実に開いて抜止めが行なわれる。
するので、これの損傷や打込抵抗が増大する事がなく、
引抜き力が作用すると補強筒の雄部の斜面より長くして
いるので確実に開いて抜止めが行なわれる。
(7)芯体と明示蓋と補強筒は、補強筒の凝固に依って
一体化されるので、これらが打込みに依ってガタつく事
がなく、補強筒に覆われた芯体部分がさびる事もない。
一体化されるので、これらが打込みに依ってガタつく事
がなく、補強筒に覆われた芯体部分がさびる事もない。
図は本考案の一実施例を示し、第1図はその斜視図、第
2図は第1図のA−A断面図、第3図は抜取防止具の拡
大斜視図、第4図は抜取防止具の他の変形例の一例を示
す。 図中、各符号の意味は以下の通り、1・・・・・・芯体
、1a・・・・・・芯体の先端部、2・・・・・・補強
筒、2a・・・・・・補強筒の先端面、2b・・・・・
・雄部、3・・・・・・抜取防止具、3a・・・・・・
翼、4・・・・・・明示蓋、5・・・・・・ナツト。
2図は第1図のA−A断面図、第3図は抜取防止具の拡
大斜視図、第4図は抜取防止具の他の変形例の一例を示
す。 図中、各符号の意味は以下の通り、1・・・・・・芯体
、1a・・・・・・芯体の先端部、2・・・・・・補強
筒、2a・・・・・・補強筒の先端面、2b・・・・・
・雄部、3・・・・・・抜取防止具、3a・・・・・・
翼、4・・・・・・明示蓋、5・・・・・・ナツト。
Claims (1)
- 棒状を呈して先部には鎧部が頭部には鍔部が夫々形成さ
れた金属性の芯体と、芯体に挿通されてその鍔部にて係
止される明示蓋と、明示蓋から芯体の雌部近傍までの芯
体の外周に包着固定されて先部が鎧部に為された合成樹
脂製の補強筒と、芯体の雌部近傍に挿入固定される座部
とこれから放射状に補強筒の鎧部に略沿って延出し且つ
鎧部の斜面より長い適数の翼とを備えた抜取防止具と、
から構威した事を特徴とする測量用杭。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4620181U JPS6021766Y2 (ja) | 1981-03-31 | 1981-03-31 | 測量用杭 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4620181U JPS6021766Y2 (ja) | 1981-03-31 | 1981-03-31 | 測量用杭 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57159111U JPS57159111U (ja) | 1982-10-06 |
JPS6021766Y2 true JPS6021766Y2 (ja) | 1985-06-28 |
Family
ID=29843056
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4620181U Expired JPS6021766Y2 (ja) | 1981-03-31 | 1981-03-31 | 測量用杭 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6021766Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-03-31 JP JP4620181U patent/JPS6021766Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57159111U (ja) | 1982-10-06 |
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