JPS60216847A - 触媒担体の製造方法 - Google Patents

触媒担体の製造方法

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JPS60216847A
JPS60216847A JP59072383A JP7238384A JPS60216847A JP S60216847 A JPS60216847 A JP S60216847A JP 59072383 A JP59072383 A JP 59072383A JP 7238384 A JP7238384 A JP 7238384A JP S60216847 A JPS60216847 A JP S60216847A
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alumina
catalyst carrier
carrier
surface area
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Yoshiyuki Eto
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈発明の技術分野〉 この発明は、例えば自動車の排ガスの浄化用触媒の担体
として一般に用いられているモノリス型又は一体型と云
われる触媒担体の製造方法に関する。
〈従来技術〉 現在自動車排ガス処理用触媒担体として用いられている
担体基材は、コーチイエライトを主成分とし、ハニカム
形状を有する一体型成形担体基材である。この触媒担体
基材は、その構造上、大きな幾可学的表面積を有してい
るが、主成分であるコーディエライトの比表面積が1r
r?/を程度と極めて微少であるため、触媒担体基材と
用いることは困難である。特に近年燃費向上策の一環と
して行なわれている自動車エンジンの改良の結果、排出
ガス温度が低温側に移行しているにもかかわらず高速走
行時には従来通り高温となるため、排ガス処理用として
用いられる触媒には、低温活性および耐熱性が要求され
ている、又資源上の問題から、触媒成分として担持され
ている貴金属、例えば白金ロジウム、パラジウム等の低
減が要求されている。以上の理由 ッ、自動車用触媒担
体はよシ以上の比表面積を持った耐熱性に優れた物が要
求されることになる。自動車排ガス処理用触媒担体晶相
として用いる担体基材は、その構造上、有する大きな幾
町学的表面積ゆえに、該基材表面に活性アルミナのごと
き比表面積大なる基材を塗布1゛れば、甚だ有効な触媒
担体となシ得る。
このような従来の触媒担体の製造方法としては、米国特
許第3554929号明細書、特公昭54−14818
7号公報に開示されている様に、活性アルミナとコロイ
ダルアルミナの混合物を触媒担体基材にコーティングし
た後、乾燥焼成して、高表面積の被覆1mを備えた触媒
を製造する方法が知られている。
しかしながら、このような従来の製造方法で作成した触
媒担体にあっては、利用するいかなる活性アルミナ種で
あっても、本来高温下では熱的に安定なα−アルミナに
変化し、触媒活性を有効に発揮し得る比表面積を失って
しまう。特に自動車排ガス処理用触媒担体として用いる
場合、高温、高空間速度下で使用しなければならず、従
来の触媒担体では、耐熱性が不足気味となる。すなわち
、活性アルミナは主にδ−2δ−等の形態を持つアルミ
ナであり、アルミナの持つ熱転移性により高温下ではα
−アルミナに転移し、1n?/W−程度の比表面積にな
る。高比表面積を安定的に維持するためには、活性アル
ミナの熱安定性を向上させる必要がおりセリアを被覆層
内に加えることも考えられているが、これでも未だ充分
とは云えなかった。その対策として、多量の貴金属触媒
成分を担持さぜるを得す、コスト面からも不利であった
又、貴金属量を低減する目的で被覆層の増量を計ること
検討したが、モノリス型担体の狭細なセル内に均一に厚
い被覆層を形成することはむずかしいという問題点がめ
った。
〈発明の開示〉 この発明・考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、あらかじめセリウムを担持した活性ア
ルミナ、酸化セリウム粉末および硝酸酸性ベーマイト・
アルミナ・ゾルを含む混合物を粉砕してスラリーを作成
し、該スラリーをモノリス担体表面に塗布方向を反転式
せて、〜複数回塗布し、焼成することによシ触媒担体を
製造することにより、さらに、あらかじめセリウムを担
持した活性アルミナ、酸化セリウム粉末および硝酸酸性
ベーマイトアルミナゾルを含む混合物を粉砕してスラリ
ーを作成し、該スラリーをモノリス担体表面に塗布方向
を反転させると共に湿潤工程を挾んで複数回塗布し、焼
成することによシ触媒担体を製造することによシ、前記
問題点を解決することを目的としている。
本発明で用いる触媒担体基材は、コーディエライト、α
−アルミナ等の耐火性の酸化物からなる一体型構造の担
体基材を用いるのが好ましい。又、スラリーを形成する
混合物は、あらかじめセリウムを担持した活性アルミナ
、酸化セリウム、硝酸酸性ベーマイトアルミナゾルとを
主成分とするが、これらの主成分に加えて酸化ランタン
又はランタナを加えることも好ましい。あらかじめセリ
ウムを含む活性アルミナは市販のガンマ・アルミナおよ
び、又はデルタ・アルミナを主成分とする活性アルミナ
にセリウムの硝酸塩溶液等を用いて焼成し、セリウムを
金属として対アルミナ比1〜5重量ヂを担持した物であ
る。セリウムが対アルミナ比5重量%以上では活性アル
ミナ・音素の比表面積が低下してしまう。これは触媒担
体基材表面への活性アルミナの塗布によシ触媒の比表面
積を増大するという本来の目的からして好ましくない。
次に製造方法について説明すると、酸化セリウム粉末と
硝酸酸性ベーマイトアルミナゾルと、得られたセリウム
を含む活性アルミナとを含む混合物、又はさらに酸化ラ
ンタン(ランタナ)を加えた混合物をスラリーに作成す
るには混合物をボットミルに充填し、混合粉砕する。こ
こで用いるベーマイト、アルミナは市販ベーマイトアル
ミナ水和物粉末で250W?151’以上の比表面積を
持ち、粉末の粒子は20〜50ミクロン程度の大きさが
好ましい。このベーマイト・アルミナ水和物粉末を水に
分散させた後、硝酸を加えてゾル化させる。加える硝酸
の比率はベーマイト・アルミナ水和物粉末中のアルミナ
に対しモル比で0.2〜0.7となるようにする。混合
粉砕は得られるスラリー中の固形分の平均粒子径が2.
5〜5μであシ、その70チが1〜10μとなるまで行
なうのが好ましい。
スラリー中の固形分とはスラリー中に含まれる、活性ア
ルミナ、セリアの合計量又は活性アルミナ。
セリア、ランタナの合計量であシ、スラリー中に含まれ
る固形分の割合(固形分濃度C8で表わす)は、32〜
50重青チの範囲で変化させることができる。固形分濃
度が32重遺チ以下では触媒担体基桐表面に塗布された
塗布層が2回目以降の塗布時に溶は出し、目的とする塗
布量を得ることが困難となって不都合であり、50.i
量チ以上ではスラリーの粘度が高くなシ触媒担体基材の
内部まで浸漬される時間が長くなシ、この結果、スラリ
ー中の固形分と水分の置換がスムースに行なわれず、目
づまり現象を引き起すことがあシやは9小部合となる。
この様にして得たスラリーを用いコーディエライト質を
主成分とする一体型担体、例えば1平方インチあたp 
400セルの開孔を有する平均開孔率89.3 %であ
る通称ハニカム担体と称する触媒担体基材に、浸漬法を
用いて塗布する。浸漬時間は5〜30秒、望ましくは1
0〜20秒間とする。塗布はアルミナ、セリアが重力に
よシ一方向に片寄ることを防ぐため、各目方向を変えて
行なう。浸漬終了後、スラリー中よシ引き出した担体基
材は、好ましくは吐出スリット幅5麿のエアー吐出部を
持つエア・ブロー装置を用い吐出圧力O13〜0.6k
g/iのエアー流によシ、余分なスラリーを除去する。
次に好ましくは100〜120℃空気気流中で乾燥率9
0チ以上となるまで乾燥する。以上の塗布操作を複数回
、好ましくは3回ないし4回繰り返した後、空気気流中
500〜850℃、望ましくは600〜750℃で焼成
し、触媒担体を得る。さらに、乾燥率90チ以上になる
まで乾燥率9oチまで乾燥した後、放冷し、純水中に5
〜30秒浸漬し、引き上げた後エアプロー装置の吐出圧
0.2〜0.3ky/dでエアブロ−を行ない、その後
でスラリーを塗布方向を反転して基材に塗布する。この
純水に浸漬して湿潤する工程は、混合物中にランタナを
含む場合に好ましい。
本発明で用いる混合物に含まれるセリアはスラリー中の
固形分濃度を高めながらスラリー粘度を下げることで、
塗布量を増加させると同時にハニカム形状担体基材のセ
ル内を迅速にスラリーが通過できるという効果を持つ。
固形分濃度0sO= a重Inのスラリーが、ハニカム
形状担体のセル中に満たされた時、担体基材の持つ吸水
率がd重敵チ、担体型M WHtg)セル内に満たされ
たスラリー量をWs(g)とすればセル内で担体基材に
吸水されて、スラリー濃度aS、は に表わされる濃度に変化する。C8+−C8oの差が大
きい橿スラリー粘度は上昇し、セル内をスラリーは通過
しにくくなる。又、−担、担体基材表面に保持された活
性アルミナ層は、再び水に接触すると、スラリー中に溶
出するため、付着、溶出のバランスを保つため、スラリ
ー濃度C5otl−ある程度以上高くしなければならな
い。特に付着保持されている活性アルミナの量が増加す
るに従って、担体側に吸水される水の量が増加し、スラ
リー濃度の変化も大きくなる。しかし濃度を下げると、
溶出量が付着量を上まわることも考えられ、複数回の塗
布操作による塗布量の増量は極めて困難になる。本発明
に用いるスラリーの固形分濃度は、36〜50重fit
 %で固形分中のアルミナは66〜88重量%、セリア
は12〜34重F嶽チが好ましい。スラリー中にランタ
ナを含む場合には固形分中のアルミナは55〜84重緻
チ、セリア11〜33重量%、ランタナ5〜12重艙チ
が好ましい。
スラリーのpi(は、4,0〜7,0であシ、又最終段
で用いるスラリーは硝酸によりpf(を3.8以下に制
御することが好ましい。ボットミルによる粉砕は、その
粉砕時間によシ、スラリー中の固形分粒子の粒度が変化
し、又スラリー粘度も変化する。スラリー粘度はJIS
 K−5402のフォードカップを用いた値が11.0
秒〜14.0秒であシ、固形分の粒度は平均粒度5〜8
μ、又その70%が1〜10μとなるように設定するこ
とが好ましい。
〈実施例〉 以下実施例により説明する。
実施例1 市販の粒状又は粉末状の活性アルミナにあらかじめセリ
ウム塩の水溶液を含浸、相持し、乾燥した後空気雰囲気
中600℃で2時間焼成して得た活性アルミナ(以下セ
リウム含有活性アルミナと称する)286部と市販セリ
ア粉末31部、アルミナを6重量%以上含み硝酸を対ア
ルミナとモル比で0.33含む、ベーマイト−アルミナ
−ゾル683部とからなる混合物を、磁製ボットミルに
充填し、毎分80回転で6時間粉砕して4fcスジリー
をコーチイエライトを主成分とするハニカム形状担体基
材にハニカム基材を貫通するセルと、スラリー液面が直
角になるようにして浸漬法を用いて塗布した。浸漬後、
エアーブロー装置によυ吐出圧0.4kg/fflで吐
出エアーがセル方向に沿って流れ、かラスラリ−浸漬時
の上方向よ92回エアーブローを行ない余分なスラリー
を除いた後、熱風中で乾燥率が95俤となるまで乾燥を
行なった。次にスラリー液へのハニカム担体基材の浸漬
方向を反転して2回目の浸漬、エアプロー、乾燥操作を
行なった。3回目の浸漬方向は1回目と同一方向になる
ようにして浸漬した、そのときのスラリーのpt−tは
硝酸を用いpH3,6とした。その後、空気気流中65
0℃で2時間焼成して触媒担体1を得た。この触媒担体
1の塗布量は1soi/看であり、20.5n?/fI
−の比表面積と80.6%の開孔率とを有している。
実施例2 セリウム含有活性アルミナ252部、市販セリア粉末1
29部、ベーマイトアルミナゾル619部とをボットミ
ルに充填する以外は実施例1と同様にして触媒担体2を
得た。この触媒担体2の塗布量は200 y−/43で
あシ、18ぜ/F!−の比表面積77.8チの開孔率と
を有している。
実施例h セリウム含有活性アルミナ313部、市販セリア粉末1
53部、ベーマイトアルミナゾル534部とをボットミ
ルに充填する以外は実施例1と同様にして触媒担体3を
得た。この触媒担体3の塗布量は25o5/−/−eで
あり、2z、2n?/9−の比表面積と75.0チの開
孔率とを有している。
実施例4 市販の活性アルミナ粒状又は粉末状担体の内、200r
r?/li’−程度の高比表面積を持つ担体に、あらか
じめセリウムを含浸、担持し、乾燥、焼成して得たセリ
ウム含有高比表面積活性アルミナ286部と、市販セリ
ア粉末31部、アルミ、ナを6重量−以上きみ、硝酸倉
対アルミナとモル比で0,38含むベーマイトアルミナ
ゾル683部とを磁製ボットミルに充填する以外は、実
施例1と同様にして触媒担体4を得た。この触媒担体4
の塗布量は180?/!であり、38.1i/Pの比表
面積と80.6%の開孔率とを有している。
実施例5 セリウム含有高比表面積活性アルミナ252部と、市販
セリア粉末129部、アルミナに対する硝酸の比率がモ
ル比で0.38であるベーマイトアルミナゾル619部
を、ボットミルに充填する以外は実施例1と同様にして
触媒担体5を得た。この触媒担体5の塗布量は200?
/影でめり、32.6n?/9−の比表面積と77.8
%の開孔率とを有している。
実施例6 セリウム含有高比表面積活性アルミナ313部と市販セ
リア粉末153部、アルミナに対する硝酸の比率がモル
比で0.38であるベーマイトアルミナゾル534部を
ボットミルに充填する以外は実施例1と同様にして触媒
担体6を得た。この触媒担体6の塗布量は25ot/矛
であり、40.7tt?/lの比表面積と75.0%の
開孔率とを有している。
実施例7 市販の粒状又は粉末状の活性アルミナで、その有する比
表面積が80〜90m’/P(例えば、フランス国ロー
ヌ・ブーラン社製SO8−79タイプのごとき活性アル
ミナ)である活性アルミナ317部と、アルミナに対す
る硝酸の比率がモル比で0.33であるベーマイトアル
ミナゾル683部とを磁製ボットミルに充填し、毎分8
0回転で6時間混合粉砕してスラリーを得た。このスラ
リーは室温下でpd 3.80フオ一ドカツプ粘度12
.5秒であった。
上記スラリーをコーディエライトを主成分とするハニカ
ム形状担体基材にハニカ1ム基材を貫通するセルと、ス
ラリー液面が直角になる様にセットし、浸漬法を用い塗
布し、エアーブロー後乾燥する操作を浸漬方向を変えて
2回行なった後、650℃で2時間焼成して触媒担体7
を得た。この触媒担体7の塗布量は100 ’、/−/
Eであり、17.6 n? / fi’の比表面積と8
6.496の開化率とt有している。
実施例8 市販の活性アルミナ粒状、又は粉末状担体で、その有す
る比表面積が80〜90 rr?/Fl’である活性ア
ルミナに、硝酸セリウムを用い含浸法によシ担持、乾燥
鎌、空気気流中600℃で2時間焼成してセリウム含有
活性アルミナ担体を得た。このセリウム含有活性アルミ
ナ担体の比表面積は751♂/?でめった。上記セリウ
ムき有情性アルミナ担体317部と、アルミナに対する
硝酸の比率がモル比で0.33である、ベーマイトアル
ミナゾル683部とをポットミルに充填する以外は比較
例1と同様にして触媒担体8を得た。この触媒担体8の
塗布量は115 P/43であり、16.On?/Ii
−の比表面積と85.9%の開孔率とを有している。
比較例1 実施例1で用いたスラリー液、及び400セル/にのハ
ニカム形状担体を用い、スラリーへの浸漬方向を反転さ
せることなく、同一方向で3回の浸漬、エアブロ−9乾
燥操作を行って、触媒担体Aを得た。この触媒担体Aの
塗布量は200 P / #であシ、2o、sd/?−
の比表面積を持ち、30.41の開孔率を有していた。
実施例9 市販の粒状又は粉末状の活性アルミナで、その有する比
表面積が80〜9oi/li’(例えば、フランス国ロ
ーヌ拳ブーラン社製5C8−79タイプのごとき活性ア
ルミナ)である活性アルミナに、あらかじめセリウムを
含浸担持し、乾燥した後、空気雰囲気中600℃で2時
間焼成して得た担体(以下セリウム含有活性アルミナと
称する)269部と、市販セリア粉末31部、ランタナ
粉末17部、アルミナを6重量%以上含み硝酸を対アル
ミナと、モル比で0.33含むベーマイトアルミナゾル
683部とを磁製ポットミルに充填し、毎分80回転で
、6時間粉砕してスラリーを得た。得られたスラリーは
、室温下でpH4,54フオ一ドカツプ粘度13.0秒
であった。又スラリー固形分の粒子は、平均粒子径5.
6μ、1〜10μの粒子は7,3.8 %であったっ上
記スラリーをコーディエライトを主成分とするハニカム
形状担体基材にノ・ニカム基拐を貫通するセルと、スラ
リー液面が直角になるようにして浸漬法を用いて塗布し
た。浸漬後、エアーブロー装置により吐出圧0.4kl
?/crlで吐出エアーがセル方向に沿って流れ、かつ
スラリー浸漬時の上方面より2回エアーブローを行ない
、余分なスラリーを除いた後、熱風中で乾燥率が95チ
となるまで乾燥を行なった。放冷後、純水中に30秒浸
漬し、吐出圧0.3kg/dでエアーブローを行なった
後ノー二カム担体基材の浸漬方向を反転して2回目の塗
布操作を行なった。以上の操作を4回行なった、4回目
は硝酸を用いpHを3.8以下として塗布操作を行ない
乾燥終了後、純水への浸漬操作を行なわないで、空気気
流中650℃で2時間焼成して、触媒担体9を得た。こ
の触媒担体9の塗布量は、180デ/!であシ、19.
6i/LtO比表面積と開孔°率79.2%とを有して
いる。
実施例1O セリウム含有活性アルミナ202部と、市販セリア粉末
129部、ランタナ粉末49部、アルミナに対する硝酸
の比率がモル比で0.33であるベーマイトアルミナゾ
ル620部とを、磁製ボットミルに充填する以外は実施
例9と同様にして、触媒担体10を得た。この触媒担体
10の塗布量は230f!−/−eであシ、15.9m
’/′tの比表面積と開孔率75.5%とを有している
実施例11 セリウム含有活性アルミナ254部と、市販セリア粉末
153部、ランタナ粉末59部、アルミナに対する硝酸
の比率がモル比0.33であるベーマイトアルミナゾル
534部とを、磁製ボットミルに充填する以外は実施例
9と同様にして、触媒担体11を得た。この触媒担体1
1の塗布量は300gL/Jであり、227n?/f!
−の比表面積と70.5%の開孔率とを有している。
実施例12 市販の粒状又は粉末活性′アルミナで、2ooi/y−
程度の高比表面積を持つ担体に、あらかじめセリウム塩
を含浸担持し、乾燥、焼、成して得たセリウム含有高比
表面積活性アルミナ269部と、市販セリア粉末31部
、ランタナ粉末17部、アルミナを6重量%以上含み、
硝酸を対アルミナとモル比で0.38含むベーマイトア
ルミナゾル683部とを、磁製ボットミルに充填する以
外は実施例9と同様にして触媒担体12を得た。この触
媒担体12の塗布量は、180 ’t/43であシ、3
6.3m’/y−ノ比表面積と79.2%の開孔率とを
Mしている。
実施例13 セリウム含有高比表面積活性アルミナ202部と、市販
セリア粉末129部、ランタナ粉末49部、アルミナに
対する硝酸の比率がモル比で0.38であるベーマイト
アルミナゾル620部を、磁製ポットミルに充填する以
外は、実施例9と同様にして触媒担体13を得た。この
触媒担体13の塗布量は230 ?/沼であり、28.
9m’/1%の比表面積と75.5チの開孔率とを有し
ている。
実施例14 セリウム含有高比表面積活性アルミナ254部と、市販
セリア粉末153部、ランタナ粉末59部、アルミナに
対する硝酸の比率がモル比で0.38であるベーマイト
アルミナゾル534部を、磁製ボット′ミルに充填する
以外は、実施例9と同様にして触媒担体14を得た。こ
の触媒担体14の塗布量は300 ff/43であり、
41.1m’/?の比表面積と70.6チの開孔率とを
有しでいる。
実施例15 市販の粒状又は粉末状の活性アルミナで、その有する比
表面積が80〜90rr?/f/−C例えば、フランス
国、ロース・ブーラン社製5O8−79タイフのごとき
活性アルミナ)である活性アルミナ317部と、アルミ
ナに対する硝酸の比率が、モル比で0.33であるベー
マイトアルミナゾル683部とを、磁製ポットミルに充
填し、毎分80回転で6時間混合粉砕してスラリーを得
たつこのスラリーは室温下でpfi3.80フオ一ドカ
ツプ粘度12.5秒であった。
上記スラリーをコーディエライトを主成分とするハニカ
ム形状担体基材に浸漬法を用い塗布し、エアーブロー後
乾燥する操作を、浸漬方向を変えて2回行なった後、6
50℃で2時間焼成して触媒担体15を得た。この触媒
担体15の塗布量は1001−/−eであシ、17.6
靜/?の比表面積と86.4チの開孔率とを有している
実施例16 市販の活性アルミナ粒状、又は粉末状担体で、その有す
る比表面積が80〜9ott?/fである活性アルミナ
に、硝酸セリウムを用い、含浸法によシ担持、乾燥後、
空気気流中600℃で2時間焼成して、セリウム含有活
性アルミナ担体を得た。このセリウム含有活性アルミナ
担体の比表面積は、75rr?/!−であった。上記セ
リウム含有活性アルミナ担体317部と、アルミナに対
する硝酸の比率がモル比で0,33であるベーマイトア
ルミナゾル683部とを、磁製ボットミルに充填する以
外は実施例15と同様にして触媒担体16を得た。この
触媒担体16の塗布量は115 y−/、8でめシ、1
6Dn?/f−の比表面積と85.9%の開孔率とを有
している。
試験例 実施例!〜16並びに比較例1で得た触媒担体1〜16
、Aについて、塗布層の耐熱性を測定するために、以下
の熱耐久試験を行ない比表面積を測定し、その結果を付
表に示した。
温度X時間ニア50℃×24時間 雰 囲 気; 空気気流中 我から明らかなように、本発明の製造方法で作成した触
媒担体は、充分の塗布量を有しており、しかも複数回塗
布してもノ・ニカム開口孔率は約70−以上の高い比率
を有している。一方、一方向で複数回の塗布をした比較
例1の触媒担体7は多量の塗布量を有していても開孔率
30チと低く、触媒担体としては好ましくない。
を挾んだので、塗布回数を多くして、多量の塗布量を得
ることができた。特に3回以上塗布する場合には湿潤工
程を加えた方が良い。
〈発明の効果〉 以上説明してきたように、この発明によればその構成を
あらかじめセリウムを担持した活性アルミナ、酸化セリ
ウムおよび硝酸酸性ベーマイトアルミナゾルを含む混合
物を粉砕してスラリーを作成し、該スラリーをモノリス
担体基材表面に塗布方向を反転させて複数回塗布し、あ
るいはさらに塗布と塗布との間に湿潤工程を挾んだので
、得られた触媒相体はいずれも高い熱安定性を有し、又
多数回の塗布操作が行なえることから、多量の塗布量を
確保した結果、非常に高い比表面積を持つ触媒担体が得
られるようになった。
この様にして得られた高比表面触媒担体は、自動東排ガ
ス処理用触媒担体として、触媒貴金属量の低減等多くの
応用に有効な触媒担体として活用でべろという効果が得
られる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アらかじめセリウムを担持した活性アルミナ、酸
    化セリウムおよび硝酸酸性ベーマイトアルミナゾルを含
    む混合物を粉砕してスラリーを作成し、該スラリーをモ
    ノリス担体基材表面に塗布方向を反転させて複数回塗布
    し、焼成することを特徴とする触媒担体の製造方法。
  2. (2)アらかじめセリウムを担持した活性アルミナ、酸
    化セリウムおよび硝酸酸性ベーマイトアルミナゾルとを
    含む混合物を粉砕してスラリーを作成し、該スラリーを
    モノリス担体基材表面に塗布方向を反転させると共に湿
    潤工程を挾んで複数回塗布し、焼成することを特徴とす
    る触媒担体の製造方法。
JP59072383A 1984-04-11 1984-04-11 触媒担体の製造方法 Granted JPS60216847A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010017666A (ja) * 2008-07-11 2010-01-28 Tokyo Roki Co Ltd 排ガス浄化用触媒

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