JPS6021638B2 - さび止め添加剤 - Google Patents
さび止め添加剤Info
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- JPS6021638B2 JPS6021638B2 JP52142601A JP14260177A JPS6021638B2 JP S6021638 B2 JPS6021638 B2 JP S6021638B2 JP 52142601 A JP52142601 A JP 52142601A JP 14260177 A JP14260177 A JP 14260177A JP S6021638 B2 JPS6021638 B2 JP S6021638B2
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- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23F—NON-MECHANICAL REMOVAL OF METALLIC MATERIAL FROM SURFACE; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL; MULTI-STEP PROCESSES FOR SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL INVOLVING AT LEAST ONE PROCESS PROVIDED FOR IN CLASS C23 AND AT LEAST ONE PROCESS COVERED BY SUBCLASS C21D OR C22F OR CLASS C25
- C23F11/00—Inhibiting corrosion of metallic material by applying inhibitors to the surface in danger of corrosion or adding them to the corrosive agent
- C23F11/08—Inhibiting corrosion of metallic material by applying inhibitors to the surface in danger of corrosion or adding them to the corrosive agent in other liquids
- C23F11/10—Inhibiting corrosion of metallic material by applying inhibitors to the surface in danger of corrosion or adding them to the corrosive agent in other liquids using organic inhibitors
- C23F11/12—Oxygen-containing compounds
- C23F11/122—Alcohols; Aldehydes; Ketones
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10M—LUBRICATING COMPOSITIONS; USE OF CHEMICAL SUBSTANCES EITHER ALONE OR AS LUBRICATING INGREDIENTS IN A LUBRICATING COMPOSITION
- C10M129/00—Lubricating compositions characterised by the additive being an organic non-macromolecular compound containing oxygen
- C10M129/02—Lubricating compositions characterised by the additive being an organic non-macromolecular compound containing oxygen having a carbon chain of less than 30 atoms
- C10M129/16—Ethers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10M—LUBRICATING COMPOSITIONS; USE OF CHEMICAL SUBSTANCES EITHER ALONE OR AS LUBRICATING INGREDIENTS IN A LUBRICATING COMPOSITION
- C10M2201/00—Inorganic compounds or elements as ingredients in lubricant compositions
- C10M2201/02—Water
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10M—LUBRICATING COMPOSITIONS; USE OF CHEMICAL SUBSTANCES EITHER ALONE OR AS LUBRICATING INGREDIENTS IN A LUBRICATING COMPOSITION
- C10M2207/00—Organic non-macromolecular hydrocarbon compounds containing hydrogen, carbon and oxygen as ingredients in lubricant compositions
- C10M2207/04—Ethers; Acetals; Ortho-esters; Ortho-carbonates
- C10M2207/046—Hydroxy ethers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10N—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS C10M RELATING TO LUBRICATING COMPOSITIONS
- C10N2030/00—Specified physical or chemical properties which is improved by the additive characterising the lubricating composition, e.g. multifunctional additives
- C10N2030/12—Inhibition of corrosion, e.g. anti-rust agents or anti-corrosives
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は式
（式中のＲはＣ６〜Ｃ，８のアルキル基である。
）のグリセロールー１ーアルキルフエノキシ一３−エチ
レングリコールェーテルからなるさび止め添加剤に関す
る。石油製品におけるさび止め添加剤の用途には、ター
ビン油、エンジン油、油圧作動油またはギャ油などの所
謂潤滑油に対して防錆性を付与するために添加する場合
と、もう１つは金属製品の保管、保守または輸送中のさ
び止めを目的とする所謂さび止め剤の成分に使用する場
合の２つがある。
レングリコールェーテルからなるさび止め添加剤に関す
る。石油製品におけるさび止め添加剤の用途には、ター
ビン油、エンジン油、油圧作動油またはギャ油などの所
謂潤滑油に対して防錆性を付与するために添加する場合
と、もう１つは金属製品の保管、保守または輸送中のさ
び止めを目的とする所謂さび止め剤の成分に使用する場
合の２つがある。
さび止め添加剤に要求される主な性能は金属に対する吸
着性と油に対する溶解性である。またさび止め添加剤を
鍵油に添加して潤滑油またはさび止め剤として使用する
場合には、これらの組成物は耐緑性、耐塩水性および耐
侯性をはじめすぐれた防錆性能を有していなければなら
ない。従来、さび止め添加剤としてはカルポン酸、その
塩またはェステル、スルホン酸塩、アミンおよびリン酸
、その塩またはェステルなどが用いられており、工業用
潤滑油としてはカルボン酸、特にアルケニルこはく酸お
よびそのェステルが、またさび止め剤としてはカルボン
酸ェステルが主として用いられてきた。しかしこのアル
ケニルこはく酸系のさび止め添加剤はカルボキシル基の
酸性が強いために非鉄金属類、例えば銅−すず合金、銅
−亜鉛合金などに対して腐食反応を議発して沈澱＊物や
付着物ができるために、これらの生成物が機器の運転に
支障をもたらすことがある。また使用環境から釆る水分
と熱によってェステル結合部が加水分解してカルボキシ
ル基を遊離し、同様の障害をもたらすことがある。さら
に、塩基性物質と接触すると化学反応によって同様に沈
澱物や付着物が生成するために、塩基性添加剤を併用し
たり、またはアンモニアコンブレッサーに使用したりす
る場合などに屡々支障が生ずるといういくつかの欠点も
ある。一方、カルポン酸ェステル系のさび止め添加剤は
ェステル結合部の加水分解によって酸が生成し、これが
金属を変色せしめる原因となることがあり、また抗乳化
性が低いという欠点もある。本発明の目的は、以上述べ
たような従来のさび止め添加剤の有する欠点を除いた、
新しい優秀なさび止め添加剤を提供するにある。
着性と油に対する溶解性である。またさび止め添加剤を
鍵油に添加して潤滑油またはさび止め剤として使用する
場合には、これらの組成物は耐緑性、耐塩水性および耐
侯性をはじめすぐれた防錆性能を有していなければなら
ない。従来、さび止め添加剤としてはカルポン酸、その
塩またはェステル、スルホン酸塩、アミンおよびリン酸
、その塩またはェステルなどが用いられており、工業用
潤滑油としてはカルボン酸、特にアルケニルこはく酸お
よびそのェステルが、またさび止め剤としてはカルボン
酸ェステルが主として用いられてきた。しかしこのアル
ケニルこはく酸系のさび止め添加剤はカルボキシル基の
酸性が強いために非鉄金属類、例えば銅−すず合金、銅
−亜鉛合金などに対して腐食反応を議発して沈澱＊物や
付着物ができるために、これらの生成物が機器の運転に
支障をもたらすことがある。また使用環境から釆る水分
と熱によってェステル結合部が加水分解してカルボキシ
ル基を遊離し、同様の障害をもたらすことがある。さら
に、塩基性物質と接触すると化学反応によって同様に沈
澱物や付着物が生成するために、塩基性添加剤を併用し
たり、またはアンモニアコンブレッサーに使用したりす
る場合などに屡々支障が生ずるといういくつかの欠点も
ある。一方、カルポン酸ェステル系のさび止め添加剤は
ェステル結合部の加水分解によって酸が生成し、これが
金属を変色せしめる原因となることがあり、また抗乳化
性が低いという欠点もある。本発明の目的は、以上述べ
たような従来のさび止め添加剤の有する欠点を除いた、
新しい優秀なさび止め添加剤を提供するにある。
本発明のさび止め添加剤は式
（式中のＲはＣ６〜，６のアルキル基である。
）のグリセロールー１−アルキルフエノキシ−３ーエチ
レングリコールエーテルであり、式中のＲはＣ６〜，８
のアルキル基である。アルキル基としてはノニル、ドデ
シル、ベンタデシル、ヘキシル、オクタデシルの順に好
ましく最も好ましいアルキル基はＣ９のノニル基である
。アルキル基の炭素数がＣ５以下の場合には、鉱油に対
する溶解度が乏しいために実用にならず、一方１９以上
の場合には油綾性は良いが防錆性能が十分でない。
レングリコールエーテルであり、式中のＲはＣ６〜，８
のアルキル基である。アルキル基としてはノニル、ドデ
シル、ベンタデシル、ヘキシル、オクタデシルの順に好
ましく最も好ましいアルキル基はＣ９のノニル基である
。アルキル基の炭素数がＣ５以下の場合には、鉱油に対
する溶解度が乏しいために実用にならず、一方１９以上
の場合には油綾性は良いが防錆性能が十分でない。
ここで云う炭素数は主要成分の炭素数であって少量の炭
素数の異なるアルキル基を含有していても差支えない。
またアルキル基の位置は０、ｍまたはｐの中のどの位置
にあってもよいが特にｐ位にあるのが好ましい。本発明
のグリセロ−ル−１−アルキルフヱノキシ−３ーェチレ
ングリコールエーテルは、例えばアルキルフエニルグリ
シジルエーテルとエチレングリコールとを金属ナトリウ
ム触媒の存在下で加熱することによって製造することが
できる。
素数の異なるアルキル基を含有していても差支えない。
またアルキル基の位置は０、ｍまたはｐの中のどの位置
にあってもよいが特にｐ位にあるのが好ましい。本発明
のグリセロ−ル−１−アルキルフヱノキシ−３ーェチレ
ングリコールエーテルは、例えばアルキルフエニルグリ
シジルエーテルとエチレングリコールとを金属ナトリウ
ム触媒の存在下で加熱することによって製造することが
できる。
本発明のさび止め添加剤を滋油に添加して潤滑油または
さび止め剤を作る場合には、その添加量は滋油１０の重
量部に対して０．０１〜２０重量部であることが好まし
い。さび止め添加剤の量が０．０１重量部以下の場合は
防錆効果が充分でなく、また２の重量部以上の場合には
使用したさび止め添加剤の量に見合う程度の防銭効果を
得ることができず、経済的にも不利である。
さび止め剤を作る場合には、その添加量は滋油１０の重
量部に対して０．０１〜２０重量部であることが好まし
い。さび止め添加剤の量が０．０１重量部以下の場合は
防錆効果が充分でなく、また２の重量部以上の場合には
使用したさび止め添加剤の量に見合う程度の防銭効果を
得ることができず、経済的にも不利である。
潤滑油を作る場合における前述のエチレングリコールェ
ーテル添加量は鉱油１０の重量部に対して０．０１〜１
．の重量部、特に０．０３〜０．５重量部であることが
好ましい。
ーテル添加量は鉱油１０の重量部に対して０．０１〜１
．の重量部、特に０．０３〜０．５重量部であることが
好ましい。
またさび止め剤を作る場合のその添加量は鉱油１０の重
量部に対して０．１〜２の重量部、特に０．５〜５重量
部であることが好ましい。
量部に対して０．１〜２の重量部、特に０．５〜５重量
部であることが好ましい。
なお、ここでいう鉱油とは、一般に潤滑油またはさび止
め剤の基油として使用されるものであり、例えば３７．
がｏにおいて２０〜１５０センチストークスの粘度を有
するナフテン系、パラフィン系潤滑油蟹分、これらの精
製品、石瓶系の各種溶剤およびべトロラクタムなどを含
む。
め剤の基油として使用されるものであり、例えば３７．
がｏにおいて２０〜１５０センチストークスの粘度を有
するナフテン系、パラフィン系潤滑油蟹分、これらの精
製品、石瓶系の各種溶剤およびべトロラクタムなどを含
む。
これらの潤滑油またはさび止め剤に他端の添加剤を加へ
ることも可能である。
ることも可能である。
この場合他種の添加剤として酸性または塩基性物質のい
づれも使用し得る。本発明のさび止め添加剤の製造例を
以下に示す。
づれも使用し得る。本発明のさび止め添加剤の製造例を
以下に示す。
製造例
ｐーノニルフエニルグリシジルエーテル２７．６ｇ（１
モル）とエチレングリコール６礎（１モル）とを金属ナ
トリウム１．１舷（０．０５モル）の存在下、窒素雰囲
気中で除々に加熱し、１８０℃で６時間反応させた。
モル）とエチレングリコール６礎（１モル）とを金属ナ
トリウム１．１舷（０．０５モル）の存在下、窒素雰囲
気中で除々に加熱し、１８０℃で６時間反応させた。
反応物を放冷した後１そのエチルエーテルを使用して生
成物を抽出した。次いで抽出物を水洗した後１８ぴ○／
１肋Ｈｇで蒸留して禾反応物および水を除去すると透明
な液状のグリセロールーｐ−．ノニルフエノキシ−３ー
ェチレングリコールエーテル２８．１ｇを得た。
成物を抽出した。次いで抽出物を水洗した後１８ぴ○／
１肋Ｈｇで蒸留して禾反応物および水を除去すると透明
な液状のグリセロールーｐ−．ノニルフエノキシ−３ー
ェチレングリコールエーテル２８．１ｇを得た。
同様の方法により、グリセロール−１一Ｐ一．ドデシル
フヱノキシ−３−エチレングリコールエーテル、グリセ
ロールー１−ｐ．ペンタデシルフヱノキシ−３ーヱチレ
ングリコールエーテル、グリセロールー１一ｐ．へキシ
ルフエノキシー３−エチレングリコールエーテルおよび
グリセロールー１−ｐ．オクタデシル−３−エチレング
リコールエーテルを得た。以下に示す実施例および比較
例により本発明をより詳細に説明する。
フヱノキシ−３−エチレングリコールエーテル、グリセ
ロールー１−ｐ．ペンタデシルフヱノキシ−３ーヱチレ
ングリコールエーテル、グリセロールー１一ｐ．へキシ
ルフエノキシー３−エチレングリコールエーテルおよび
グリセロールー１−ｐ．オクタデシル−３−エチレング
リコールエーテルを得た。以下に示す実施例および比較
例により本発明をより詳細に説明する。
なお各種の性能試験は下に示す日本工業規格に準拠して
行った。実施例１〜５および比較例１ 実施例１は、前記製造例によるグリセロール−１一ｐ．
ノニルフエノキシー３−エチレングリコールェーテルを
溶剤精製および水素精製された中東系潤滑油蟹分（５６
ｓｔ＠３７．が０）に添加して製造した潤滑油である。
行った。実施例１〜５および比較例１ 実施例１は、前記製造例によるグリセロール−１一ｐ．
ノニルフエノキシー３−エチレングリコールェーテルを
溶剤精製および水素精製された中東系潤滑油蟹分（５６
ｓｔ＠３７．が０）に添加して製造した潤滑油である。
実施例２〜５は、前記製造例による方法で製造されたＣ
．２，Ｃ，５，Ｃ６およびＣ，８のグリセロールー１−
アルキルフエノキシ−３ーェチレングリコールエーテル
をそれぞれ前記潤滑油留分に添加して製造した潤滑油で
ある。比較例１は、工業用潤滑油のさび止め添加剤とし
て最も汎用されているアルケニルこはく酸さび止め添加
剤（市販品）を前記潤滑油蟹分に添加して製造した潤滑
油である。これらの潤滑油について、ダービン油さび止
め性能試験および潤滑油蒸気乳化度試験を行った。結果
を表１に示す。表 １ 実施例１〜５の組成物は、いずれの試験においても優秀
な成績を示した。
．２，Ｃ，５，Ｃ６およびＣ，８のグリセロールー１−
アルキルフエノキシ−３ーェチレングリコールエーテル
をそれぞれ前記潤滑油留分に添加して製造した潤滑油で
ある。比較例１は、工業用潤滑油のさび止め添加剤とし
て最も汎用されているアルケニルこはく酸さび止め添加
剤（市販品）を前記潤滑油蟹分に添加して製造した潤滑
油である。これらの潤滑油について、ダービン油さび止
め性能試験および潤滑油蒸気乳化度試験を行った。結果
を表１に示す。表 １ 実施例１〜５の組成物は、いずれの試験においても優秀
な成績を示した。
これに対し、比較例１の組成物は、タービン油さび止め
性能試験には合格するものの、潤滑油蒸気乳化度試験に
おいて好ましくない結果を示した。これはヱステル基の
加水分解によるものと思われる。実施例６および比較例
２ ＊ 実施例６は、それぞれ製造例によるエチレングリコ
ールヱーテルを使用した潤滑油であり、比較例２は市販
アルケニルこはく酸素さび止め添加剤を使用した潤滑油
である。
性能試験には合格するものの、潤滑油蒸気乳化度試験に
おいて好ましくない結果を示した。これはヱステル基の
加水分解によるものと思われる。実施例６および比較例
２ ＊ 実施例６は、それぞれ製造例によるエチレングリコ
ールヱーテルを使用した潤滑油であり、比較例２は市販
アルケニルこはく酸素さび止め添加剤を使用した潤滑油
である。
これらの潤滑油について、タービン油酸化安定試験（１
００餌時間）を実施した。表 ２ 実施例６の組成物は、油の劣化がみられず、また触媒と
して入れた金属表面もきわめて洗浄であった。
００餌時間）を実施した。表 ２ 実施例６の組成物は、油の劣化がみられず、また触媒と
して入れた金属表面もきわめて洗浄であった。
これに対し比較例の組成物は、水層、油層とも白濁して
おり、これはさび止め添加剤の加水分解反応によるもの
と思われる。また金属触媒表面が光沢を失っており、こ
れは金属表面への化学反応によるものと思われる。実施
例７〜１１および比較例３ 実施例７〜１１は、それぞれ製造例によるエチレングリ
コールェーテルを用いたさび止め油である。
おり、これはさび止め添加剤の加水分解反応によるもの
と思われる。また金属触媒表面が光沢を失っており、こ
れは金属表面への化学反応によるものと思われる。実施
例７〜１１および比較例３ 実施例７〜１１は、それぞれ製造例によるエチレングリ
コールェーテルを用いたさび止め油である。
また比較例３は、さび止め油の添加剤として汎用されて
いるソルビタンモノオレェートを使用したさび止め油で
ある。これらのさび止め油について、さび止め油湿潤試
験および潤滑油抗乳化性試験を行った。その結果を表３
に示す。表 ３ 実施例７〜１１の組成物は、従来のものに比べ、乳化層
が殆んど見られず、抗乳化性がきわめて良く、さび止め
油として優れた性能を示した。
いるソルビタンモノオレェートを使用したさび止め油で
ある。これらのさび止め油について、さび止め油湿潤試
験および潤滑油抗乳化性試験を行った。その結果を表３
に示す。表 ３ 実施例７〜１１の組成物は、従来のものに比べ、乳化層
が殆んど見られず、抗乳化性がきわめて良く、さび止め
油として優れた性能を示した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ （式中、ＲはＣ＿６〜Ｃ＿１＿８のアルキル基を表わす
。 ）で示されるグリセロール−１−アルキルフエノキシ−
３−エチレングリコールエーテルからなるさび止め添加
剤。２ 前記グリセロール−１−アルキルフエノキシ−
３−エチレングリコールエーテルが、グリセロール−１
−ｐ−ノニルフエノキシ−３−エチレングリコールエー
テル、グリセロール−１−ｐ−ドデシルフエノキシ−３
−エチレングリコールエーテル、グリセロール−１−ｐ
−ペンタデシルフエノキシ−３−エチレングリコールエ
ーテル、グリセロール−１−ｐ−ヘキシルフエノキシ−
３−エチレングリコールエーテルおよびグリセロール−
１−ｐ−オクタデシルフエノキシ−３−エチレングリコ
ールエーテルからなる群より選ばれた一種以上である特
許請求の範囲第１項記載のさび止め添加剤。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52142601A JPS6021638B2 (ja) | 1977-11-30 | 1977-11-30 | さび止め添加剤 |
| US06/062,733 US4247414A (en) | 1977-11-30 | 1979-08-01 | Rust inhibitors and compositions of same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52142601A JPS6021638B2 (ja) | 1977-11-30 | 1977-11-30 | さび止め添加剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5475442A JPS5475442A (en) | 1979-06-16 |
| JPS6021638B2 true JPS6021638B2 (ja) | 1985-05-28 |
Family
ID=15319094
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52142601A Expired JPS6021638B2 (ja) | 1977-11-30 | 1977-11-30 | さび止め添加剤 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4247414A (ja) |
| JP (1) | JPS6021638B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2692912B1 (fr) * | 1992-06-30 | 1995-06-30 | Lorraine Laminage | Procede de protection contre la corrosion de pieces metalliques et pieces metalliques obtenues par ce procede. |
| BR0200481A (pt) | 2001-09-03 | 2003-04-29 | Indian Oil Corp Ltd | Processo para a preparação de derivados de ácido fenóxi carboxìlico e composição lubrificante |
| CN110724575A (zh) * | 2019-10-22 | 2020-01-24 | 山立欣业新材料(广东)有限公司 | 一种蜡性防锈喷雾剂及其制备方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2434797A (en) * | 1948-01-20 | Glyceryl ether of hydrogenated | ||
| US2075018A (en) * | 1934-11-30 | 1937-03-30 | Rohm & Haas | Tertiary alkylaryloxy alkylols |
| US2258892A (en) * | 1938-08-25 | 1941-10-14 | Benjamin R Harris | Ethers of polyglycerols |
-
1977
- 1977-11-30 JP JP52142601A patent/JPS6021638B2/ja not_active Expired
-
1979
- 1979-08-01 US US06/062,733 patent/US4247414A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5475442A (en) | 1979-06-16 |
| US4247414A (en) | 1981-01-27 |
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