JPS60215857A - タフトカ−ペツト用基布 - Google Patents

タフトカ−ペツト用基布

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Publication number
JPS60215857A
JPS60215857A JP59066204A JP6620484A JPS60215857A JP S60215857 A JPS60215857 A JP S60215857A JP 59066204 A JP59066204 A JP 59066204A JP 6620484 A JP6620484 A JP 6620484A JP S60215857 A JPS60215857 A JP S60215857A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base fabric
melting point
weight
pile
fibers
Prior art date
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Pending
Application number
JP59066204A
Other languages
English (en)
Inventor
関谷 英夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyobo Co Ltd filed Critical Toyobo Co Ltd
Priority to JP59066204A priority Critical patent/JPS60215857A/ja
Publication of JPS60215857A publication Critical patent/JPS60215857A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Woven Fabrics (AREA)
  • Automatic Embroidering For Embroidered Or Tufted Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はタフトカーペット用基布に関し、詳細にはイン
テリア用や自動車争航空機等の内装用に用いるタフトカ
ーペットの軽量化と機能の向上を果すことのできるタフ
トカーベント用基布に関するものである。
第1図はタフトカーペ・ント用1次基布、第2図は同1
次基布にパイル糸を植設したループパイル原反、及び第
3図はループパイル原反の裏面に2次基布を接着したタ
フトカーペットを示す0例えばタフトカーペット5は合
成繊維や天然繊維を構成素材とする織物、ニット又は不
織布等の1次系布lの表側にパイル糸2を植設してルー
プパイル原反3を形成し、ラテックスや充填剤等を主成
分とする接着剤を介してその裏側に麻布又は合繊布等を
接着した構成となっている。即ち1次系布lの裏側に前
記接着剤を塗布して2次基布4と接着し、乾燥機中で5
〜10分間乾燥した後仕上加工(通称二毛割すシャーリ
ング加工)が施される。
尚2次基布4を接着するのはタフトカーパット5と床面
や取付面とのずれを防止するのが主目的となっている。
モしてラテ・ンクスは接着剤としての役割りと共に、1
次基布1中に植設されたパイル糸2を固定するという役
割りも果している。即ちラテックスの一部は1次基布l
中に滲み込んで該パイル糸2の抜糸強力を高め、パイル
糸2の抜糸や基布の剥離を防止している。例えば目付5
50g/1tr2(使用したタフトaゲージl/10ル
ープ)のタフトカーペットの標準的な引抜強力はループ
1本当り1.5 kg以上必要とされ(J I S規格
L1021)、この抜糸強力を維持する為には約1.5
 kg/層2のラテックス量の付着が必要とされている
。しかし例えば航空機内装用カーペットの様に軽量化の
必要がある用途においては1.5 kgim2にも及ぶ
ラテックス量はカーペット自体を重くし過ぎるし、需要
の伸びが著しい自動車内装用カーペット等の様に経済性
が重視される用途に対しては、高価なラテックスを多く
使用するという点で不経済である。従って当業界におい
ては、前記ラテックスの機能を維持しつつタフトカーペ
ットの軽量化をはかることのできる経済的且つ重量的に
有利なタフトカーペット用基布の開発が強く要請されて
いる。
本発明は上記の如き事情に着眼してなされてものであっ
て、ラテックス使用量を減らしてもタフトカーペットの
要求機能を満足することができ、軽量で且つ経済的なタ
フトカーペット用基布を提供しようとするものである。
上記目的を達成し得た本発明の構成とは、タクトカーペ
ット用基布を構成する糸が50重量%以下の低融点熱可
塑性合成繊維を含んで構成されていることを要旨とする
ものである。
以下実施例を示す図面に基づいて本発明の構成及び作用
効果を具体的に説明するが、下記実施例は一具体例にす
ぎず、もとより前・後記の趣旨に徴して種々設計を変更
することは、いずれも本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明に係るタフトカーペ−/ ト用基布は、(1)主
として経緯糸共にフィラメント糸で構成されるもの、(
2)経糸あるいは緯糸がフィラメント糸で緯糸あるいは
経糸が紡績糸で構成されるもの、(3)経緯糸共に紡績
糸で構成されるものを1次基布とし、該1次基布の構成
繊維中に低融点熱可塑性合成繊維を50重量%以下好ま
しくは10〜30重量%含む様に混紡又は混繊した糸を
組合わして構成される織物状の基布が用いられる。該基
布を構成する非低融点側の繊維としては各種天然繊維お
よび合成繊維又はそれらを組合iた繊維の中からタクト
カーペットの用途に適合した機能を有する繊維を選定す
ることができる。一方低融点熱可塑性合成a#l側は、
常温では通常の繊維形態を示すがラテックス塗布後の乾
燥工程(乾燥温度約130°C前後)中で基布内又は基
布上で該繊維の一部が溶融しバインダとしての機能を発
揮するものであることが必要である。バインダの機能を
備えた繊維としては本願出願人が先に特許出願した「ホ
ントメルト繊維」 (特開昭57−21513号)が用
いられる。この繊維は本願のタクトカーペット用基布を
構成する低融点熱可塑性合成繊維として好適な合成繊維
の1つと言える。前記非低融点側のamと低融点熱可塑
性合成tataとの組合せとしては、融点を有する合成
繊維同士の場合には融点差が20℃以上ある組合せが好
ましく、その範囲から適宜選択して決定すればよく、又
非低融点側の繊維が綿、羊毛の様な天然繊維やアクリル
繊維等に様に融点のはっきりしない合成繊維等の場合は
耐熱温度や軟化温度を考慮して決める必要がある。組合
せの代表例をあげると、(1)ポリエステルm維に対し
ては低融点共重合ポリエステル繊維、(2)ポリプロピ
レン繊維に対しては低融点オレフィン系重合体繊維、(
3)ナイロン繊維□に対しては低融点共重合ナイロン繊
維!維を夫々組合せることが好ましく、又天然繊維に対
しては前記いずれの低融点熱可塑性合成mIaでも組合
せることができる。そして非低融点側の繊維及び低融点
熱可塑性合成繊維が短繊維であるときには、紡績工程で
両繊維を略均−に混ぜ合せた混紡糸とし、又両繊維が何
れもマルチフィラメント糸の場合には例えば電気開繊さ
れた両フィラメント糸を混繊した混繊糸あるいは圧縮空
気により両フィラメントをエヤーミックスした混繊糸と
して用いることができる。これらの糸を組合せるに際し
て、タフトカーぺyト用基布の構成繊維中に低融点熱可
塑性合成繊維を50重量%以下含むことは前述の通りで
あるが、50重星%を超えると基布の引裂強度が低下す
ると共に、柔軟性が失われて基布の機能低下を来たす。
そしてそれ以上入れても効果が変らず特に30重量%以
下でも十分その効果があることが確認されている。又後
述するループ糸の引抜き強度を維持するためには5重量
%以上含有する必要があり、2次基布との剥離を起こさ
ない接着状態を保つためには少なくとも10重量%以上
は必要であることが確認されている。従って好ましくは
その構成中に低融点熱可塑性合成繊維を10〜30重量
%含むことが望まれる。例えば前述の糸を組合わせて製
繊された1次基布1aに、常法に従ってタフト機上でパ
イル糸2を植設する。尚植設方法は本発明を制限するも
のではない。植設されたループパイル原反3aを染色し
たのち、該ループパイル原反3aの裏側に例えば天然ゴ
ムラテックス又は合成ゴムラテックス(例えば、スチレ
ンブタジェンラバー、ニトリルブタジェンラバー等)及
び充填剤を主成分とする接着剤を塗布して2次基布4と
接着(通称:バッキング)してタフトカーペット5aを
構成する。尚これらラテックス成分や充填剤成分につい
ても本発明では全く制限を受けない。ついで乾燥機中で
数分間乾燥するが、乾燥温度を低融点熱可塑性合成繊維
の融点よりも高めに設定しておくと、1次基布la中に
含まれる低融点熱可塑性合成繊維の一部が溶融状態とな
って基布上及び基布内へ滲みこむ。そして溶融したラテ
ックス等と共に同じバインダの機能を発揮して2次基布
4と接着する一方、植設されたパイル糸2のまわりに滲
みこんだ溶融繊維は、パイル糸2のまわりの経糸と緯糸
の交点を夫々接着固定して基布の構成を締めると共にパ
イル糸2を基布1aに接着させる。適当時間乾燥した後
乾燥機から取り出したタフトカーペット5では1次基布
1aと2次基布4とが強く接着して使用中に剥離したり
することのないタフトカーペラ)5aを構成すると共に
、基布上に固定されたパイル2には標準の抜糸強力を超
える抜糸強力を発揮せしめることができる。
以上の結果から、例えば前述の目付550g/112程
度のタフトカーペットに対するラテックス使用量を1.
5 kg/鵬2から0.5 kg/+w2に減らしてみ
ても、依然として2次基布の接着状態が良好で抜糸強力
も標準のパイル糸1本当り1.5 kg(JIS規格L
1021)を超える満足な値が得られた。この様な本発
明に係るタフトカーペット用の1次基布を用いることに
よって、ラテックスの使用量を例えば1/3に減少させ
ても接着状態は全く変ることはなくタクトカーペットの
目方も1m′当り約1kg軽量化でき、又パイル糸の引
抜強度を維持することができる。
実施例 3.0デニールのポリエステル繊維に、3.0デニール
の共重合ポリ、エステル繊維(融点135°C)を30
重量%混紡した20番手(メートル番手)の混紡糸を用
いて、経24本/in、緯18木/inの織密度からな
るタクトカーペット用基をつくった。この基布に130
0D/64F/2 。
S撚40 T/M(7)異形断面収縮(通称:BCF)
ナイロンフィラメント糸をパイル糸とし、1/1゜ゲー
ジレベルループのタフト機を用いてステッチ8本/in
、パイル高さ4.5m+i、目付550g/m2のパイ
ル糸を植設した。該タフトヵーペ−/ )に90°C2
40分間のウィンス染を施したのち、バッキングを行な
い温度150’0約10分間の乾燥をした。これらのバ
ッキングの際に用いたラテックス量は0.5 kg/m
2であっハ、尚バッキングの除用いた接着剤の組成は第
1表の通りである。
第 1 表 一方比較例として、経糸を430デニールのポリプロピ
レンフィラメント糸、緯糸に600デニールのポリプロ
ピレンフィラメント糸を用いて製繊したタフトカーペッ
ト用基布に、実施例・と同条件でパイル糸を植設し、ひ
きつづき同条件で染色を行なった後、バッキングを行な
い130℃。
10分間で乾燥した。バッキングの際に用いたラテック
ス量は1.5 kg/rs2と実施例の3倍量であった
。JIS法(L l 021)に規定されるパイル糸引
抜き強力測定法により両パイル糸の引抜強力を測定した
ところ、実施例のタクトカーペットにおいては2・3 
kg/木であってタフトゲージ1/IOCの標準抜糸強
力1.5 kg/本以上に到達しているのに対し、比較
例の抜糸強力は0.4 kg/履2で標準抜糸強力に達
しなかった。
本発明は以上の様に構成されているのでラテックス等の
接着剤の使用量を減してもタフトカーペットの要求機能
を満足することができ、軽量1且つ経済的なタフトカー
ペット用基布を提供すイことができた。
【図面の簡単な説明】
第1図はタフトカーペット用1次基布、第2図はループ
パイル原反及び第3図はタフトカーペットを示す断面模
式説明図である。 1.1a・・・1次基布 2・・・パイル糸3.3a・
・・ループパイル原反 4・・・2次基布5.5a・・
・タクトカーペット 出願人 東洋紡績株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. タフトカーペット用基布であって、該基布を構成する糸
    が、50重量%以下の低融点熱可塑性台*mmを含んで
    構成されていることを特徴とするタクトカーペット用基
    布。
JP59066204A 1984-04-03 1984-04-03 タフトカ−ペツト用基布 Pending JPS60215857A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59066204A JPS60215857A (ja) 1984-04-03 1984-04-03 タフトカ−ペツト用基布

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59066204A JPS60215857A (ja) 1984-04-03 1984-04-03 タフトカ−ペツト用基布

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JPS60215857A true JPS60215857A (ja) 1985-10-29

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ID=13309072

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JP59066204A Pending JPS60215857A (ja) 1984-04-03 1984-04-03 タフトカ−ペツト用基布

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5263478A (en) * 1975-11-19 1977-05-25 Chisso Corp Tufted carpet and method of producing same

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5263478A (en) * 1975-11-19 1977-05-25 Chisso Corp Tufted carpet and method of producing same

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