JPS60215685A - 2’−デオキシアリステロマイシン誘導体およびその用途 - Google Patents

2’−デオキシアリステロマイシン誘導体およびその用途

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JPS60215685A
JPS60215685A JP59073822A JP7382284A JPS60215685A JP S60215685 A JPS60215685 A JP S60215685A JP 59073822 A JP59073822 A JP 59073822A JP 7382284 A JP7382284 A JP 7382284A JP S60215685 A JPS60215685 A JP S60215685A
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JP
Japan
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group
compound
protecting
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solution
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JP59073822A
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English (en)
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Osamu Miyashita
修 宮下
Ryuji Marumoto
丸本 龍二
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はτ−デオキシアリステロマイシン誘導体および
その用途に関するものである。
さらに詳しくは、本発、明はオリゴデオキシヌクレオチ
ドを固相合成法で有利に製造するための原料となるτ−
デオキシアリステロマイシン誘導体、ならびに遺伝子操
作技術の分野において遺伝子への組み込み等を目的とし
て利用されるオリゴデオキシヌクレオチドを提供するも
のである。
従来の技術 近年遺伝子操作技術の進歩と相呼応して遺伝子への組み
込みを目的とするオリゴデオキシヌクレオチド(以下、
単にオリゴマーと略称することがある)の化学合成が盛
んに行われるようになってきた。その結果、人類にとっ
て有用であシながら天然の材料からはごく微量にしか得
られなかったペプチドや蛋白質が微生物の助けを借りて
工場で生産可能な段階に至っている。このように化学合
成されたオリゴマーは遺伝子操作上必要不可欠のものと
なったが、これらのオリゴマー合成法の主流である固相
合成法は依然として重大な欠点を有している。一般に同
相合成法はポリスチレン樹脂またはンリカゲμなどを担
体とし、コハク酸などのスペーサーを介して/−デオキ
シヌクレオシドの3′位とエステμ結合をもった出発原
料を用い、木ヌクレオシドの5′位の水酸基保護基、た
とえばジメトキシトリチA/(DMT)基を酸性条件下
で取9除いて脱保護された中間体に導き、その5′位の
水酸基に目的とするオリゴマー〇塩基配列に従って、1
〜3個の保護ヌクレオチドブロックを順次縮合させてい
くものである。液相法と比較すると固相法は合成時間が
きわめて短いこと、また縮合に要する試薬類や保護ヌク
レオチドブロックの量も少量で済むことから非常に好都
合である。
発明が解決しようとする問題点 上記固相合成法におけるほとんど唯一の欠点は、酸性条
件下で脱保護して5′−ヒドロキシμ体を得る工程にお
いてヌクレオシドの塩基部分が脱離するいわゆる脱プリ
ン化反応が起こシ、副生成物が混入することにある。特
に3′末端がデオキシアデノシンのときに顕著である(
 1. Stawinskiら。
Nucl、Ac1ds Res、、 l 353(19
77)) o この副生成物は目的とするオリゴマーを
単離精製する際に除去しにくいものであ夛、まだ精製操
作中にオリゴマーの鎖長短縮をもたらし目的物の純度を
低下させるばかシでなく、場合によってはベクターに導
入するなどの遺伝子操作実験を行うとき、誤って取り込
まれ目的とは異った塩基配列をもつ遺伝子となる可能性
が高い。このような副生成物が生じないように、使用す
るプロトン酸の種類を変えたシ反応溶媒の組成を変える
改良が試みられている( M、 Sm1thら、 J、
 Am Chem、 Soc、 、 84 +430(
1962) 、に、 Jayaramanら、 Tet
rahedronLett、、 23 、5377(1
982) 、T、 P、 Patelら。
Nucl、 Ac1ds Re&、 10.5605(
1982) 、 M−;f−Gaitら、 Chem、
 Commun、、 1982 + 37 + T、 
Tanakaら、 NucLAcids Re&、 1
0.3249(1982)など)。まだ臭化亜鉛などの
ルイス酸を用いる工夫がなされている( M、 H,C
aruthersら、 U、 S、 PFLt126.
025 Feb、29 1980(C,A、、96゜P
 7035f )−、Kohliら、 Tetrahe
dron Lett、、、 21.2683(1980
) 、 F、 Chowら、 NucL Ac1dsR
aa、、9.2807(1981)fxど)。しかしそ
の後ルイス酸を用いる場合には不完全な反応によって5
′位の保護基がかなシ残存することが明らかとなり(M
、 S、 Urdeaら、 Proc、 NatL A
cad、 Sci。
IJSA、80.7461(1983)) 、合成上の
重大な障害となっている。
このように現在のところ脱プリン化を阻止する決定的な
方法は知られておらず、一般にはやむを得ずオリゴマー
〇3′末端がアデニル酸とならないような合成計画を立
て、それに従ってオリゴマーを合成しているのが現状で
ある。
問題を解決するための手 上記の問題点に鑑み、本発明者らは下記の構造式で表わ
されるアリステロマイシン(T、 Kuaakaら、 
J、 Antibiotics、 21 、255(1
968) )が7デノシンのアイソスター(1soat
ere )であることに着目し、これをグーデオキシ体
に誘導したのち担体に支持させ、通常の同相合成法に従
ってこの化合物が3′末端に位置するオリゴマーを合成
したところ、酸性条件下でも脱プリン化反応が起こらな
いことを見出し、また得られたオリゴマーは天然のオリ
ゴマーと同様に遺伝子操作上使用できることも合せて発
見し、さらに研究して本発明を完成した。
OF[OH すなわち、本発明は 1)一般式CI) (式中、R1はアミノ基保護基を、R2は水素またはス
ペーサー残基金、R3は水素または水酸基保護基をそれ
ぞれ示す)で表わされるτ−デオキシアリステロマイシ
ン誘導体、 2) 一般式CI)の2′−デオキシアリステロマイシ
ンをご位を介して結合せしめてなるオリゴデオキシヌク
レオチド固相合成用担体、および3) 3’末端に2′
−デオキシアリステロマイシンを有するオリゴデオキシ
ヌクレオチド、である。
一般式〔工〕の化合物において、R1におけるアミノ基
保護基 R2におけるスペーサー残基およびR3におけ
る水酸基保護基は、通常、オリゴデオキシヌクレオチド
の化学合成において用いられるものが挙げられ、例示す
れば次のとお9である。
アミノ基保護基としては、炭素数1〜2oの脂肪族アシ
ル基、炭素数7〜1oの芳香族アシル基が挙げられる。
具体伊1としては、アセチμ、イソブチリμ、トリメチ
ルアセチ〃、ハロゲノアセチ/L/(例、トリフμオロ
アセチ〃、クロロアセチルなど)、アルコキシアセチ/
I/(例、トリチルオキシアセチル、フェノキシアセチ
ル、メトキシアセチμなど)、アルコキシアセチニ/l
/(例、バラニトロフェノキVカ〃ダニμ、イソブチル
オキシカルボニル、トリプロムエトキシカルダニμ、バ
ラニトロフェニルエトキシカルポニμなト)、ベンシイ
μ、アニソイμなどが挙げられる。
次に、水酸基保護基としては、上記のアミノ基保護基と
同一のものに加えて、炭素数3〜10のアルキルシリル
(例、t−ブチμジメチμシリyナト)、炭素数5〜8
のテトラヒドロピラニμ(例、テトラヒドロピラニμ、
メトキシテトラヒドロピラニμなど)、炭素数3〜1o
のアルコキシアルキル(例、エトキシエチル、メトキシ
エチ/l/など)、トリチルおよびその置換体(例、モ
ノメトキシトリチル、ジメトキシトリチpなど)等が例
示される。
また、スペーサーとしてはHOOC(OH,2)nCo
oH(n=2〜5)で表わされる二塩基酸、たとえばコ
ハク酸、グルタ−/L’酸、アジピン酸が例示され、な
かでもコハク酸が最も好ましい。
次に、一般式〔工〕の化合物は、アリステロマイシンま
たは2′−デオキシアリステロマイシン(特開昭5O−
62992)を出発原料とし、上記に例示されたアミノ
基保護基、水酸基保護基およびスペーサー残基を次のよ
うな方法により導入することによって製造される。
たとえば、!−デオキシアリステロマイシンに、上記の
保護基を酸クロリドまたは無水物として作用させ、4=
T3’および6′位の水酸基と6位のアミノ基を同時に
アシρ化し、水酸化アμカリ金属(例、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム)などの強アルカリで処理し、水酸
基保護基を選択的に除去する。次いで、6′位の水酸基
を保護する。この保護法は、テトラヒドロピラニル以外
の保護基の場合は、ピリジン中、または有機溶媒中で塩
基性触媒、たとえば←ジメチルアミノピリジン、トリエ
チμアミンの存在下に、保護基をクロリドとして作用さ
せることによって実施できる。一方、テトラヒドロピラ
ニル基の場合は、ジヒドロビラニμを酸触媒などの存在
下で付加せしめることによって導入される。
次いで、1位の水酸基にスペーサーを導入するが、これ
はピリジン中で二塩基酸の無水物を作用させることによ
シ目的が達せられる。
以下に、一般式CI)の化合物の製造法について R1
がペンシイμ基(Bz)、R2がコハク酸残基1、R3
がジメチルトリチμ基(DMT)である場合を具体例と
して、反応工程表をあげて以下に説明する。
アリステロマイシン(1)をピリジン中でベンゾイル化
し、テトラベンゾイル体(2)を得る。(2)を部分加
水分解に供し、H6−ペンゾイμアリヌテロマイシン(
3)としたのち3’、6’位の水酸基を選択的にシリル
化保護してサイクリックシリルエーテル(4)を得る。
該化合物(4)の7位の水酸基をチオカルボニルイミダ
ゾリル l−アゾビスイソブチロニトリ/L/(AIBN)存在
下にトリブチl’farヒドリドを用いて還元し、2′
−一デオキシ体(6)を得る。なおチオカルボニル基を
導入するためにチオカルポニ〜ジイミダゾーμのホカ、
フエノキシチオカpダニルクロリドなども好都合に使用
され得る。希塩酸中またはフッ素イオン存在下に化合物
(6)のシリル保護基を除去し H6−ペンゾイμ−τ
−デオキシアリステロマイシン(7)を得る。次いで、
6′位の水酸基をDMTで保護する。このDMT保護体
(8)をジメチルアミノピリミジン(DMAP )の存
在下に、3′位の水酸基に無水コハク酸を作用させ、コ
ハク酸モノエステμ体(9)が得られる。
(5) (6) +1 ジイル基)、Pyはピリジンを示す。
次ニ、一般式CI)のグーデオキシアリステロマイシン
誘導体を3′位を介して同相合成用担体に結合せしめる
。ここで、担体自体は、通常のオリゴデオキシヌクレオ
チドの同相合成法において用いるものであればよく、た
とえばアクリルアミド糸担体(例、ポリジメチルアクリ
ルアミド、ポリアクリμモルフオリドなど)、ポリスチ
レン系担体(例、[F]−C6H4CH2NH2 、[
F]はポリマーを示す)、七μロース系担体く例、ブミ
ノエチ〃セルロニスなど)、シリカゲル担体などがあげ
られる。
一般式CI)の化合物は、デオキシアデノシンの場合に
おける公知方法C L Miyoahiら, Nucl
Acids Re&,旦,5473(1980))に準
じて、そのスペーサー残基の力μボキシμ基を、DCC
ノ存在下、ペンタクロロフエニμ,p−ニトロフェニル
などの活性エステルとしたのち、担体のアミノ基と反応
させることにより、担体と結合される。
次に、本発明の3′末端に2′−デオキシアリステロマ
イシンを有するオリゴデオキシヌクレオチドしめてなる
オリゴデオキシヌクレオチド同相合成用担体を用いて、
通常のオリゴデオキシヌクレオチドの固相合成法〔たと
えば、ケミカル・アンド・エンザイマテイツク・スイン
セスイス・オプ・ジーン・フラグメンツ;ア・フボフト
リー・マニュアlv;エッチ・ジ・ガアラセン・アンド
・アンネ・ラング編(Chemical and En
zymaticSynthesiSof Gene F
’ragmenta、A Labora−tory、M
anual、Edited by H,G、Ga5ae
n andAnne Lang、WeinheimlD
eerfield Beach。
F’1orida−Ba5el −1982、第81〜
102頁に記載の方法)〕と同様の方法により製造する
ことができる。
すなわち、本発明の同相合成用担体における2′−デオ
キシアリステロマイシン誘導体の6′位水酸基が保護さ
れている場合は、常法によシ酸(例、ベンゼンスμホン
酸、トリクロロ[9酸、ジクロロ#酸などで保護基を除
去し、ジクロルメタンなどでよく洗浄する。この6′位
の水酸基に、目的とするオリゴデオキシヌクレオチドの
塩基配列に従って、3′位のリン酸の保護基を多らかじ
め除去した1〜3t(t4=m合剤(例、メンチレンス
pホニμニトロトリアゾリド、メンチVンスμホニ〃テ
トラゾリドあるいはメシチレンメ〃ホニyクロリドとN
−メチルイミダゾ−yの混合物など)の存在下で反応さ
せ結合せしめる。次いで、未反応の6′位水酸基を、ピ
リジン中で、Φ−≠〒寺−ジメチルアミノ〃ピリジンの
存在下、無水酢酸でアセチル化する。以下、この操作を
く)返えすことによシ、任意の塩基配列を有する2〜5
0量体のオリゴデオキシヌクレオチドを合成することが
できる。
目的とするオリゴマーを担体から切)離すためにピリジ
ン−2−アルドキシムおよびテトラメチルグアニジン溶
液中、40℃で一夜処理したのち担体を沖表し、炉液を
濃縮し濃アンモニア水中で60℃、4hr加熱してアシ
ル保護基を除去する。
粗生成物をMMC−GEL(山村化学研究新製。
ODS ニー40/46)上で大まかに精製したのち、
イオン交換高速液体クロマト(ギルソン社、 Part
isil 105AI) 上で目的とするオリゴマーを
分取し、脱塩したのち、80%酢酸中でDMT保護基を
除去する。ついで逆相系高速液体クロマト(Nucle
osil 5CIB )上で目的とするオリゴマーを精
製する。
作用 本発明の一般式CI)のグーデオキシアリステロマイシ
ン誘導体は、次式 で表わされる部分構造を有しているために、本誘導体を
3′末端に有するオリゴマーを固相法で合成する場合に
おいて、脱保護等の酸性条件でも脱プリン化を起こすこ
となく、目的とするオリゴマーを容易に得ることができ
る。
実施例 実施例I NLペンゾイルプリヌテロマイシン(3)の合成アリス
テロマイシン(9,46f 、 35.7mmol)を
乾燥ピリジン100*/にけんだくし、共沸脱水したの
ち150g/の乾燥ピリジンに溶かしペンシイμクロリ
ド(23rx1.0.20mol)を加え室温で2hr
かくはんした。反応液に25奪1の水を加え室温で2h
rかくはんした。反応混合物を減圧濃縮して得られる固
体をCHCl3(300d >に溶かし水洗、乾燥(無
水硫酸す)Uラム)後cHcx3を減圧下留去した。得
られた黄色固体状のテトラペンシイy体(2)を200
m1のピリジン、150txlのTHF、および100
g/のMeOHに溶かし50wtの2 N NaOHを
加え室温下2hrかくはんした。得られた赤色溶液に3
5wtのDowex−50(I()を加えて中和したの
ち樹脂をろ過し樹脂を水/MeOH−1/ 1 (v/
 v ) 100stで洗いろ液と洗液を合わせて減圧
濃縮した。析出した白色沈澱をろ取し、水およびアセト
ンで洗ったのち風乾し10.82gの化合物(3)を白
色粉末として得た。一部をEtOHから再結晶して無色
柱状晶を得たーmp 199−200℃。
N M R(60MHz 、DMSOd6)δppm:
 1(3H*H4’ * H5’ )+ 3.5 (3
H、m 、H6’ * OH) 、 4.25−1 (
5a I m r HIP’+ ■〆+ ■3’ OH
×2) 17.44(3H,m)、7.97(2H,m
)、8.50(IH,a)。
8.65(IH,a)、10.0(IH,br)実施例
2 N6−ペンゾイμ−了、σ−0−(テトフイソプロピ〃
ジシロキサ=/l/)アリステロマイシン(4)の合成 実施例1で得たベンゾイル体(3)(8,369゜22
、6 mmol )を80tslの乾燥ピリジンにけん
だくし減圧下に共沸脱水した。次いで1004の乾燥ピ
リジンに溶かし、1,3−ジクロロ−1,1,3,3−
テトライソプロピルジシロキサン(9,41’i 、 
30.8 mmol )を加えたのち室温下2h1−か
くはんした。反応液を冷蔵庫中で一夜保存したのち溶媒
を減圧下に除去して黄色シロップ状物質を得た。これを
100ss/の酢酸エチ7I/(EtOAc )と10
0ゴの水で分配したのち、水層を100*JのEtOA
Q で抽出した。あわせたEtOAc溶液を水洗(50
xlx3)、乾燥後(無水硫酸ナトリウム)減圧濃縮し
て約15gの黄色シロップ状物質を得た。粗生成物をシ
リカゲルクロマト(1501F、溶媒i CHCl3お
よびCHCl3/MelOH=5o、/1.25/1 
)上で精製し淡黄色ガラス状の化合物(4) (10,
5−9)を得た。副生成物として少量のbia体を得た
N M R(60MHz 、 CD013 )δppm
: 1.1(2su。
m)+2.23(3H,m、H4’ 、1151 )、
3.36(IH,br。
t−0H)、3.96(2)1.m、H6’ )、4.
46(IH,m。
H2#)4.73(2H+m、H1’ 、 H3P)、
7.5(3B、m)。
8.04(3H,s and m、HB or HB)
 +8.67(IH+8、HB or HB)、9.7
2(IH,br 、NH)実施例3 N6−ペンゾイμm3’、6’−0−テトライソプロピ
pジシロキサニμm2’−0−CCイミダゾ−1−イA
/)−チオカルポニμ〕アリステロマイシン(5)の合
成 シリル中間体(4)(3,279、1,3mmol )
を30slの乾燥ジクロロメタンに溶かしチオヵμポ二
μジイミダゾー/’(3,349、18,8mmol 
)を加え、室温下2hrかくはんした。減圧下に溶媒を
除いて得られる残留物を100*JのEtOAcと50
#tの水で分配し、水層を1o−oyのEtOAcで抽
出した。EtOAc 溶液を合わせ、水洗(50sl 
×2 ) *乾燥後(無水硫酸ナトリウム)減圧濃縮し
て黄色ガラス状物質を得た。これをシリカゲルクロマト
上(701F、溶K HCHCl3 オxヒCHCl3
/MeOH= 50/ 1 )で精製し淡黄色ガラス状
の化合物(5)(3,151F )を得た。
N M R(60MHz、(!DC13)δppm: 
1.03(28Hr m) t 2.2 2=5(3H
s m * H4’ * )15’ ) + 3.88
 (2H+ m* ■6’ ) + 4−7 5−3 
(2H+ m * H1’ + H3’ ) + 5−
83(lHIdXd、J=2 and5Hz、H〆)、
6.85(IH。
m)、7.37(4H,m)、7.82(IH,s)、
7.83(2H、m)、s、12(tH,m)、s、+
3(1a、a)、9.2a(xH,br) 実施例4 N6−ペンゾイ1v−3’、6’−0−テトライソプロ
ビルジシロキサニル−グーデオキシアリステロマイシン
(6)の合成 2−チオカμポニp体(5)(3,15Q 、 4.4
mmol )を50WItの乾燥ジオキサンに溶かし減
圧濃縮した( cuc13 を除くため)。次いで30
slの乾燥ジオキサンに溶かし加熱還流しながらトリブ
チルスズヒドリド(4,24f 、 14.6mmol
 )の乾燥ジオキサン(xod)溶液を滴下した。途中
α、l−アゾビスイソブチロニトリ/I/(AよりM)
の結晶(600wg)を少量ずつ加えた。30分で滴下
を終シ、さらに1.5 hr還流を続けた。減圧下に溶
媒を除いたのち得られた油状物を200s+/のEtO
Ac に溶かし水洗(50ゴ×4)、乾燥(無水硫酸ナ
トリウム)後減圧濃縮し黄色シロップ状物質を得た。こ
れをシリカゲルクロマト上(409,溶jg ; CH
Cl3) f精製LJ色カ”) 7 状の化合物(6)
(1,969)を得た。
N M R(60MHz、CDC13)δppm: 1
.07(28H* s) + 1.8 2.5(5H、
m 、H2t l H,t 、 1(5t ) 。
3.80(2H,m、H6’)、4.3 5.2 (2
H+ m + H1’ + H3’ )、7.23(3
H,m)、7.77(IH,a)、7.80(2H,m
)、9.60(1B、br、NH) 実施例5 N6−ペンゾイμ−τ−デオキシアリステロマイシン(
7)の合成 a)実施例4で得た化合物(6)(1,969。
3.3mmol)を30−のテトラヒドロフラン(TH
F)に溶かし各5txlのIM臭化テトラエチμアンモ
ニウム溶液(5r/)とl MKF溶液(5譚t)を加
え、40−45℃で4日間加熱した。溶媒を減圧下に除
いて得られる油状物を50ゴの水とCHCl3 (30
ゴ×3)で分配し有機層を乾蝕後(無水硫酸す、トリウ
ム)減圧濃縮し無色シロップ状物質を得た。このものを
シリカゲルクロマト(30g、溶媒i CHCl3およ
びCHCl3/MeOH=250/15.25,35.
50)で精製し無色シロップ状物質0.4gを得た。T
LC上の挙動およびNMRスペクトμデータからこのも
のは目的とする化合物(7) 、 還元時に副生じたと
考えられるグーデオキシアリステロマイシン、およびト
リグチ*gヒドリドに由来する化合物の混合物でおるこ
とが明らかになった。
N M R(60MHz、CDC13)δppm: 2
.0−2.5(5H,m、H〆、H4夕r H5’ )
 + 3.63 (2H、m 。
H6’)、4.37(3H,br、H3F、OH)、4
.8−5.2(IH,br、HI?)、7−27(3H
,m)、7.80(2H*m)18.12(in、8)
、8.45(IH,s)、9.5(IH,br)b)z
−デオキシアリステロマイシン(500q)を乾燥ピリ
ジン10yslに懸濁し、ペンシイ!クロリド(2g/
)を加え、室温で3hr攪拌した。反応液を40℃以下
で濃縮乾固したのち、残留物をCHCl3 20 ml
に溶解し、水洗したのち、濃縮乾固した。固体を実施例
1と同様にして2N NaOHで加水分解し、白色粉末
状のN6−ペンゾイ〃−グーデオキシアリステロマイシ
ン(7)の480mgを得た。
C)チオカルボニル体(5)(10,83f 、 15
.2mmol )を100s/の乾燥ジオキサンに溶か
し加熱還流下にトリブチル錫ヒドリド(14,191F
48、8 mmol )のジオキサン溶液とAよりHの
結晶(1,821F)を30分にわたシ少量ずつ加えた
のち更に30分間加熱還流した。反応液に4.5−の濃
塩酸を滴下したのち室温で30分間放置した。
重曹(2,59)を加えたのち溶媒を減圧濃縮して得ら
れた油状物と水溶液の混合物をCHCl3 で抽出した
。目的とする(7)は水層にあることがTLCによシ確
認された。この水溶液を2709の活性炭カラムに通し
目的物を吸着させ、カラムを水洗したのちアセトン/水
−4/1(LSI)で溶出スると少量のグーデオキシア
リステロマイシンがえられる。次いでピリジン/水= 
1/1 (1,51)で溶出すると目的とする化合物(
7)が得られた。
ここに得られた化合物(7)は褐色に着色しているため
HP−20樹脂上で脱色した。水/エタノ−/I/−3
/2で溶出されるフラクションから化合物(7)の粗÷
I!i晶233gを得た。淡黄色柱状晶mp174−1
75℃(from EtOH)ゎt伊竹鮪、11工9N
50317今ケ’l 353.39として。
$: C;61.18. H;5.42. wrx9.
82゜勢咋JL: C761,08,H;5.49. 
N;19.71゜実施例6 N6−ベンゾイル−グーデオキシ−e−0−(4、イー
ジメトキシトリチ/l/)アリステロマイシン(8)の
合成 デオキシ体(7)(1,259、3,5mmol )を
20m1の乾燥ピリジンにけんだくし、減圧下共沸脱水
した。次いで15gtの乾燥ピリジンに溶かし4゜イー
ジメトキシトリチルクロリド(1,469゜4.3mm
+ol)を加えたのち室温で4夕r反応した。
反応液に1mlの水を加え減圧濃縮し、得られた黄色油
状物を100dのEtOAc に溶かし、水洗。
乾燥後減圧下に溶媒を除き2.2gの黄色油状物を得た
。このものをシリカゲルクロマトC4oy。
溶媒i CHCl3およびCHCl3/MeOH−80
/ 1 ’)にてMalし黄色油状物として1.5gの
化合物(8)を得た。
HM R(60MHz、CDC13)δppm: 1.
8−2.5(5H* m、H4F # H4’ e H
5’ ) + 3.78(6H、B ) 。
33−82(2H1+H6Q#4.3−5.3(2H,
m、Elj。
E3’) 、6.7−7.2(8H,m) 、7.27
(8H,aおよびIn)、8.15(1B、s)、8.
43(1B、s)、9.6(IH、br) 実施例7 N6−ペンゾイμmグーデオキシ−6’−〇−(4、イ
ージメトキシトリチ/L’)アリステロマイシン−r−
モノコハク酸エステ1v(9)の合成無水コハク酸(1
,129、11,2mmol ) 、ジメチルアミノピ
リジン(1,349、11,0mmol)2および実施
例6で得たデオキシ体(8)(3,23g+ 4.’ 
9 mmol )を16g/の無水ピリジンに溶かし、
室温で一夜反応を行う。反応液を約青まで濃縮しだのち
少し濁シが生じる程度にアセトンと水を加え、Lich
roprep RP −8(60t )のカフム上で精
製する。アセトン/水= 15/ 85 (v/v)、
 25/75 (v/v) (いずれも0.1%のピリ
ジンを含む)の順にカラムを洗ったのら60/40(y
/v、0.1%ピリジン含有)で目的物を溶出し、溶液
を濃縮乾固した。得られる油状物を少量のジクロルメタ
ンに溶かし、この溶液をヘキサン中に滴下して生じる沈
殿を集めた。真空乾燥し3.2゜すの本発明のグーデオ
キシアリステロマイシン誘導体(9)を得た。
実施例8 N6−ベンゾイル−グーデオキシー6’−0−(4,4
′−ジメトキシトリチ)V)アリステロマイシンーコー
コハク酸ペンタクロロフェニルエステ!(10)の合成 実施例7で得た2−デオキシアリステロマイシン誘導体
(9)(420q、0.5mmol )とペンタクロロ
フェノ−/’(140q、0.5mmol )を5ゴの
ジクロロメタンに溶かし、ジシクロへキシル力μポジイ
ミド(D CC、206’f 、 1.Ommol)を
加え室温で一夜反応を行った。析出したジシクロヘキシ
μ尿素を炉去したのち炉液を減圧濃縮し褐色油状物を得
た。これに少量のトルエンを加え、不溶物を枦去したの
ちヘキサン中に滴下して生成する沈殿を遠沈、乾燥し目
的とする化合物(1o)(D粉末5801’lを得た(
少量のジシクロヘキシμ尿素を含む)。
実施例9 アミノメチル化したポリスチレン樹脂に担持しfc保a
i−デオキシアリステロマイシンの製造アミノメチル化
したポリスチレン樹脂(NH2含量: 0.63 mm
ol/IF 、蛋白質研究奨励金)2.70g(1,7
mmol )と実施例8で得た活性エステル580ツを
20g/の乾燥DMF中で混合し、トリエチルアミン(
0,14ytt1.1.Ommol )を加えたのち2
5−28℃で18hrかくはんした。樹脂を沖取し、D
MF’、ピリジンの順に洗い、ついで25ttlの無水
ピリジン、5ゴの無水酢酸および10IIIlのトリエ
チルアミン中25−28℃でlhrかくはんし遊離して
いるアミノ基を保獲した。樹脂をピリジン、ジクロルメ
タン、エーテμの順に洗ったのち真空乾燥し、樹脂上に
担持されたグーここでArは!−デオキシアリステロマ
イシンであることを示す。
実施例10 5’GTCCTGGCATGCACTTGCAr3’の
合成ア□9□、ゎえ。MT−Xニー。2.□□合成用反
応器に入れ、3%トリクロル酢酸(TCA)のジクロロ
メタン溶液と接触させ、σ位のジメトキシトリチ/l/
(DMT)基を除去し、1位を水酸基にもどした。この
DMT脱保護体に、しb ス)のごリン酸エステルのシアノエチ/I/(CE)保
護基を塩基性条件下で除去したものを、メシチレンスμ
ホニA/−3−ニトロトリアゾリド(MSNT)301
1gの存在下に、40℃、20分間反応させて縮合させ
た。かくして得られた D u T GlBC” Ar’”−[F]ヲT CA
 溶e、 テ’AN L テ5’位のDMT基を除去し
たのち、同様にして次のダイマーブロックTTを縮合さ
せた。以下、この方法で、AC,GC,AT、GC,T
G、CG、GTの順にダイマーブロックを縮合させ、D
MTGを得た。このものを、0.5Mピリジンアルドキ
シムおよびテトラメチルグアニジンの混合溶液1.8ば
て処理したのち、樹脂粒を除去した。本オリゴマー溶液
を濃アンモニア水中で60℃、4hr加熱し、塩基部分
の各保護基を除去した。反応混合物を、イオン交換高速
液体クロマトグツフィー(Partial lOSAX
 、溶媒=5%CH30N および30%CH30Hの
0.3 M KH2PO4溶液(pH6,3))上で直
線濃度勾配法により精製した。最も遅く溶出される目的
物フラクションを脱塩したのち、80%酢酸でDMT基
を除去し、逆相高速液体クロマトグラフィー(Nucl
eosil 5G1B、溶媒:5%CH3CM を含む
0.1Mトリエチルアミン−酢酸(TEAA)溶液およ
び40%C)13ON を含む0.1 M T E A
 A溶液の直線濃度勾配法で溶出〕上で精製し、目的と
するオリゴマー(14ol)260)を得た。
実施例11 Nru I用リンカ−(AATTTCGCGAr )の
合成 りMT−大r−[F] 25#、市販の保護上ツマ−お
よびダイマーを用い、実施例10と同様の方法により、
次の順序で上記のオリゴマーを合成した。
逆相およびイオン交換高速液体クロマトグラフィー(I
(PLC)を用いて生成物を精製し、30on)260
の目的物を得た。
(イ)は溶液中において、 F; AATTTCGCGAr 3’ ’it ArG Ca CT T T A p、 s’
なる部分的自己相補鎖となりプラスミドのEcoRI切
断箇所に挿入できることは後述の参考例から明らかであ
る。
実施例12 オリゴマー(イ)の5′末端のリン酸化(イ)の水溶液
5μJ(1μす7μm)を6μ!のリン酸化用バッファ
ー(0,5M Tris−MCI pH7,6,0,1
MMgC12−0,1M 2−メ/L’カフ’)−1m
タ/−/l/)と39μ!の蒸留水に混合し、70℃で
2分間加熱したのち37℃に冷却し、この溶液に6μ!
の1mMATP、3#jのT 4 po13mucle
otidekinaae (宝酒造)、および1μ!の
蒸留水を加参考例1 pBR322のEcoRIによる消化 市販のpBR322の溶液15μJ(1,sμg)を3
μmのバッファー(I M NaC1,0,5M Tr
ia−HCI pH15,0,1MMgG12,10m
M DTT)、3μ7!のEcoRI、および10μ!
の蒸留水と混合し、37℃で4hr加温した。ついでフ
ェノール処理したのち消化されたDNAをEtOHで沈
殿させることによF)EcoR工部位で切断されたpB
R322を採取した。
参考例2 新プラスミドpBR2552の構築 実施例12で得たリンカ−の溶液4μlc0.2μg)
と参考例1で得たDNAの溶液(75μ!。
0.6μg)を2μjのバッファー(0,66M、 T
ris−HCI pH7,6、66mM MgCl2.
0.1 MDTT)、2/AJの10mM ATP、3
111のT4DNA11gaae 、および1.5/j
Jの蒸留水と混合し、14℃で一夜ライゲーションを行
ない、新規プラスミドpBR2552を得た。
参考例3 pBR2552の大腸菌(E、 coli D Hl 
(compe−tent cell) )への取シ込み
と形質転換参考例2で得たプラスミドpBR2552を
含む溶液を、E、 coli D Hl (compe
tent cell )を浮遊させた溶液100#J 
(1xlO7cal1g)に加え0℃で30分、42℃
で90秒、ついで0℃の培養を行った。ここに得た培養
液を寒天培地(0,111MI/atのアンピシリンを
含むL−broth)に移し、37℃で一夜保温しコロ
ニーを成育させた。多数の成育したコロニーから60個
を選び、アルカリ法によるミニスクリーニングを行った
ところ、Nru Iで約980 bpおよび約3400
bpの断片を与える38個のクローンが発見された。
参考例4 新しいプラスミドpBR2552の大量分離および各種
制限酵素による消化 参考例3で行われたミニスクリーニングの結果をもとに
選択されたコロニーを大量培養(L−t)roth 、
α1呼/ゴのアンピシリン含有)し、遠沈して集めた菌
体をリゾチームおよびRNase Aで処理し、ついで
塩化セシウム溶液中超遠心(55000回転 17時間
)によりプラスミドpBR2552を単離した。発色に
使用したエチジウムプロミドをブタノ−μで抽出したの
ち10mMTris−HCI(pH8)および1mME
DTA(pH8)を含む水溶液IJ中で透析を行い、1
.3gjのプラスミド溶液(10tty/μj)を得た
ここに得たプラスミドを数種の制限酵素を組み合わせて
消化実験を行い、アガロースおよびポリアクリ!アミト
ゲy上での電気泳動による切断片の挙動を観察しく第4
表参照)、目的とするプラスミドpBR2552(第1
図)が得られたことを確認した。
さらにpBR322とpBR2552を比較するためH
aellIおよびHae M −Nru Iによる消化
実験を行った。p8R322ではIcoRIの認識部位
を含むHae m の断片の長さは192bpである。
pBR2552はEcoRIの認識部位を切夛開いて新
たにNruI用リンカ−(lQmer)を組み込んだた
め192bpの断片は得られず、202 bpの断片と
なるはずである。このことが消化物のポリアクリルアミ
トゲ/l’電気泳動上の挙動から確認された(第2図)
また上記202 bpと51bpの断片(pBR255
2から)はNru Iの認識部位をもっているためHa
el[−Nru工による消化を受けさらに短い断片とな
る(202bp→180bp+22bp、51bp→3
1bp +20bp)。このこともポリアクリルアミト
ゲルミ気泳動上の挙動から確認された(第3図)。した
がってpBR322の1[i:coR工消工部化部位r
を含むNruI用リンカ−(イ+ 10 、mar )
は−個だけ組み込まれたこと。
が明白である。
発明の効果 本発明の一般式〔工〕の2′−デオキシアリステロマイ
シン誘導体は、これを3′位を介して同相合成用担体に
結合せしめて、3′末端に7−ダオキシアリステロマイ
シンを有するオリゴデオキシヌクレオチドの固相合成法
に有利に適用できる。すなわち、本固相合成法によると
、酸性条件下でも、オリゴマーの3′末端に位置するグ
ーデオキシアリステロマイシンの脱プリン化が全く起こ
らナイトいう特徴がある。しかも、かくして得られたオ
リゴデオキシヌクレオチドは、前述の参考例でも示すよ
うに、遺伝子操作において3′末端にデオキシアデノシ
ンを有するオリゴマーと同様に用いることができる。す
なわち、本発明のオリゴデオキシヌクレオチドが挿入さ
れたベクターは、微生物によ)、デオキシアデノシンを
含むものと全く同様に認識され、プラスミド複製の際に
はデオキシアデノシンに置換されるので、極めて好都合
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はプラスミドpBR2552の制限酵素地図を示
し、図中の数字はpBR322におけるEcoRIから
の塩基数を示す。第2図は、pBR322およびpBR
2552をHae I[で消化したときの、また第3図
は)lae m−Nru Iによシ消化したときの消化
物のポリアクリルアミトゲ/L/′flL気泳動上の挙
動をそれぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式 (式中、R1はアミノ基保護基を、R2は水素またはス
    ペーサー残基を、R3は水素または水酸基保護基をそれ
    ぞれ示す)で表わされるl−デオキシアリステロ747
    744体。 2)一般式 (式中、R1はアミノ基保護基を、R2は水素またはス
    ペーサー残基を、R3は水素または水酸基保護基をそれ
    ぞれ示す)で表わされるl−デオキシアリステロマイシ
    ン誘導体を3′位を介して結合せしめてなるオリゴデオ
    キシヌクレオチド同相合成用担体。 3) 3’末MKτ−デオキシアリステロマイシンを有
    するオリゴデオキシヌクレオチド。
JP59073822A 1984-04-11 1984-04-11 2’−デオキシアリステロマイシン誘導体およびその用途 Pending JPS60215685A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4968674A (en) * 1986-03-06 1990-11-06 Takeda Chemical Industries, Ltd. Antiviral carbocyclic purine nucleosides

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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