JPS60215643A - ヒドロキノンモノエ−テル類の製造法 - Google Patents
ヒドロキノンモノエ−テル類の製造法Info
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- JPS60215643A JPS60215643A JP59070944A JP7094484A JPS60215643A JP S60215643 A JPS60215643 A JP S60215643A JP 59070944 A JP59070944 A JP 59070944A JP 7094484 A JP7094484 A JP 7094484A JP S60215643 A JPS60215643 A JP S60215643A
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はヒドロキノン類をアルコール類ト反応すせてヒ
ドロキノンモノエーテル類を製造する方法に関する。
ドロキノンモノエーテル類を製造する方法に関する。
ヒドロキノンモノエーテル類は医薬、香料、酸化防止剤
、重合禁止剤、合成樹脂用安定剤等の原料として産業上
有用な物質である。
、重合禁止剤、合成樹脂用安定剤等の原料として産業上
有用な物質である。
ヒドロキノン類とアルコール類を反応させてヒドロキノ
ンモノエーテル類を製造する方法に関しては、従来から
種々の触媒を用いる方法が検討されているが、該反応で
は一般にジエーテル体が副生じ易いためモノエーテル体
だけを高選択的にかつ高収率で得ることは極めて難しい
こともあって末だ工業上有用な製造法が見出されていな
い。従来公知のヒドロキノンモノエーテル類の製造方法
としては、例えば、次のものが知られている。特開昭5
3−12790号公報には、アルミニウム、ホウ素、リ
ン、カルシウム等から選ばれた金属の混合酸化物を触媒
として使用し、該反応を気相法によって行う方法が記載
されている。しかし、該方法ではヒドロキノンモノエー
テル類の収率は約50%と低い。また、特開昭54−6
1132号公報には、ベンゾキノン類の存在下に濃硫酸
、P−トルエンスルホン酸、スルホン化スチレン陽イオ
ン交換樹脂等の強酸性の触媒を用いて液相下に該反応を
行う方法が記載されており、該方法では反応系にベンゾ
キノン類がヒドロキノン類に対して5〜20重量舌存在
することが必須条件である旨が記載されている。本出願
の発明者はこの方法について検討したところ、反応を行
うに当だって仕込んだベンゾキノン類は反応中はとんど
消費されずにほぼ全景残っており、従って反応終了後こ
の相当量のベンゾキノン類を分離除去する必要のあるこ
とを認めた。しかし、周知のようにベンゾキノン類は極
めて昇華しやすいことと、ヒドロキノン類共存下では例
えはキンヒドロンの様な錯体を形成することもあって、
該方法を採用した場合ニハヒドロキシンモノエーテル類
の分離N 製が困難である。
ンモノエーテル類を製造する方法に関しては、従来から
種々の触媒を用いる方法が検討されているが、該反応で
は一般にジエーテル体が副生じ易いためモノエーテル体
だけを高選択的にかつ高収率で得ることは極めて難しい
こともあって末だ工業上有用な製造法が見出されていな
い。従来公知のヒドロキノンモノエーテル類の製造方法
としては、例えば、次のものが知られている。特開昭5
3−12790号公報には、アルミニウム、ホウ素、リ
ン、カルシウム等から選ばれた金属の混合酸化物を触媒
として使用し、該反応を気相法によって行う方法が記載
されている。しかし、該方法ではヒドロキノンモノエー
テル類の収率は約50%と低い。また、特開昭54−6
1132号公報には、ベンゾキノン類の存在下に濃硫酸
、P−トルエンスルホン酸、スルホン化スチレン陽イオ
ン交換樹脂等の強酸性の触媒を用いて液相下に該反応を
行う方法が記載されており、該方法では反応系にベンゾ
キノン類がヒドロキノン類に対して5〜20重量舌存在
することが必須条件である旨が記載されている。本出願
の発明者はこの方法について検討したところ、反応を行
うに当だって仕込んだベンゾキノン類は反応中はとんど
消費されずにほぼ全景残っており、従って反応終了後こ
の相当量のベンゾキノン類を分離除去する必要のあるこ
とを認めた。しかし、周知のようにベンゾキノン類は極
めて昇華しやすいことと、ヒドロキノン類共存下では例
えはキンヒドロンの様な錯体を形成することもあって、
該方法を採用した場合ニハヒドロキシンモノエーテル類
の分離N 製が困難である。
本発明者は、以上述べたように、ヒドロキノンモノエー
テル類の従来公知の製造法には種々の欠点があるため末
だ工業上有利な方法ではないことを認識し、ヒドロキノ
ンモノエーテル類を高収率でしかも極めて簡単な操作に
よって得る方法について鋭意検討した結果、下記方法を
採用すればこれが達成できることを認め、本発明を完成
するに到った。
テル類の従来公知の製造法には種々の欠点があるため末
だ工業上有利な方法ではないことを認識し、ヒドロキノ
ンモノエーテル類を高収率でしかも極めて簡単な操作に
よって得る方法について鋭意検討した結果、下記方法を
採用すればこれが達成できることを認め、本発明を完成
するに到った。
すなわち、本発明によれば、ヒドロキノン類とアルコー
ル類を反応させてヒドロキノンモノエーテル類を合成す
るに当たって、該反応をヘテロポリ酸の存在下に行なう
ことを特徴とする方法、が提供される。
ル類を反応させてヒドロキノンモノエーテル類を合成す
るに当たって、該反応をヘテロポリ酸の存在下に行なう
ことを特徴とする方法、が提供される。
本発明の方法において用いられるヒドロキノン類は、一
般式〔I〕 1−1 (式中、R1ば水素原子、アルキル基、アリール基、又
はハロゲン原子を表わし、mは1又は2の整数であり、
XおよびYは両方とも水素原子であるか又は両方が結合
してナフタレン環を作るに必要な炭化水素であるか又は
どちらか一方がアルキル基で他方が水素原子である。)
で示される化合物である。
般式〔I〕 1−1 (式中、R1ば水素原子、アルキル基、アリール基、又
はハロゲン原子を表わし、mは1又は2の整数であり、
XおよびYは両方とも水素原子であるか又は両方が結合
してナフタレン環を作るに必要な炭化水素であるか又は
どちらか一方がアルキル基で他方が水素原子である。)
で示される化合物である。
該ヒドロキノン類として本発明の方法では、例えば、ヒ
ドロキノン、メチルヒドロキノン、ジメチルヒドロキノ
ン、トリメチルヒドロキノン、エチルヒドロキノン、ジ
エチルヒドロキノン、メチルエチルヒドロキノン、イソ
プロピルヒドロキノン、 5ec−ブチルヒドロキノン
、ter−ブチルヒドロキシ/、n〜へキシルヒドロキ
ノン、5ec−へキシルヒドロキノン、ter−へキシ
ルヒドロキノン、クロロヒドロキノン、2’、6−ジク
ロロヒドロキノン、ブロモヒドロキノン、フルオロヒド
ロキノン、フェニルヒドロキノン、1,4−ジヒドロキ
シナフタレンなとを例示できるが、本発明ではこの中で
も特にヒドロキノン、メチルヒドロキノン、ジメチルヒ
ドロキノン、トリメチルヒドロキノン、エチルヒドロキ
ノン、プロビルヒドロギノンを使用することが好ましい
。
ドロキノン、メチルヒドロキノン、ジメチルヒドロキノ
ン、トリメチルヒドロキノン、エチルヒドロキノン、ジ
エチルヒドロキノン、メチルエチルヒドロキノン、イソ
プロピルヒドロキノン、 5ec−ブチルヒドロキノン
、ter−ブチルヒドロキシ/、n〜へキシルヒドロキ
ノン、5ec−へキシルヒドロキノン、ter−へキシ
ルヒドロキノン、クロロヒドロキノン、2’、6−ジク
ロロヒドロキノン、ブロモヒドロキノン、フルオロヒド
ロキノン、フェニルヒドロキノン、1,4−ジヒドロキ
シナフタレンなとを例示できるが、本発明ではこの中で
も特にヒドロキノン、メチルヒドロキノン、ジメチルヒ
ドロキノン、トリメチルヒドロキノン、エチルヒドロキ
ノン、プロビルヒドロギノンを使用することが好ましい
。
本発明の方法において用いられるアルコールは、一般式
%式%
で示される化合物であり、該式中Rは、好ましくは炭素
数が1々いし18の分枝釧もしくは直鎖からなるアルキ
ル基又はアルケニル基、置換又は非置換の脂環式炭化水
素の基、アリール基、もしくはアラアルキル基を表わす
。
数が1々いし18の分枝釧もしくは直鎖からなるアルキ
ル基又はアルケニル基、置換又は非置換の脂環式炭化水
素の基、アリール基、もしくはアラアルキル基を表わす
。
該アルコール類として具体的には、メタム1し、エタノ
ール、グロパノール,ブタノール、ペンタノール、ヘキ
サノール、ヘキサノール、オクタツール、ノニルアルコ
ール、テシルアルコール、ウンデシルアルコール、ステ
アリルアルコール、ドデシルアルコール、ビニルアルコ
ール、アリルアルコール、イングロペニルアルコール、
シクロペンタノール、メチルシクロペンタノール、シク
ロヘキサノール、メチルシクロへギサノール、エチルシ
クロヘキサノール、ベンシルアルコール、6−メチルベ
ンジルアルコール、4−メチルベンジルアルコール、フ
ェネチルアルコール、りεルアルコール、を例示できる
か、本発明ではこの中てモ特ニメタノール、エタノール
、n−プロパツール、n−ブタノール、n−アミルアル
コール、n−ヘキサノール、アリルアルコール、ベンジ
ルアルコール、シクロペンタノール、シクロヘキサノー
ルを使用することが好捷しい。
ール、グロパノール,ブタノール、ペンタノール、ヘキ
サノール、ヘキサノール、オクタツール、ノニルアルコ
ール、テシルアルコール、ウンデシルアルコール、ステ
アリルアルコール、ドデシルアルコール、ビニルアルコ
ール、アリルアルコール、イングロペニルアルコール、
シクロペンタノール、メチルシクロペンタノール、シク
ロヘキサノール、メチルシクロへギサノール、エチルシ
クロヘキサノール、ベンシルアルコール、6−メチルベ
ンジルアルコール、4−メチルベンジルアルコール、フ
ェネチルアルコール、りεルアルコール、を例示できる
か、本発明ではこの中てモ特ニメタノール、エタノール
、n−プロパツール、n−ブタノール、n−アミルアル
コール、n−ヘキサノール、アリルアルコール、ベンジ
ルアルコール、シクロペンタノール、シクロヘキサノー
ルを使用することが好捷しい。
本発明の方法では前記ヒドロキノン類と前記アルコール
類をヘテロポリ酸存在下に反応させることによりヒドロ
キノンモノエーテル類が得られる。
類をヘテロポリ酸存在下に反応させることによりヒドロ
キノンモノエーテル類が得られる。
本発明の方法において触媒として使用されるヘテロポリ
酸は、モリブデン又はタングステンのオキソ酸すなわち
モリブデン酸又はタングステン酸のマワリK P, A
s, Si、Ge, Sn, Ti、Zr, B, C
e。
酸は、モリブデン又はタングステンのオキソ酸すなわち
モリブデン酸又はタングステン酸のマワリK P, A
s, Si、Ge, Sn, Ti、Zr, B, C
e。
Th、Pt、Mn、Ni、Te、 王、Co、A4 V
、’Cr、Fe、Rh、Cu、から選ばれる金属又は非
金属のイオンが縮合して形成されるヘテロポリモリブテ
ン酸又はヘテロポリタングステン酸であり、具体的には
例えば、リンモリブテノ酸、リンタングステン酸、ケイ
モリブデ/酸、ケイタングステン酸等を例示できるが、
この中では4,1にリンモリブテノ酸、リンク/ラステ
ンipを使用することが好寸しい。この場合必要に応じ
てこれらのへテロポリ酸をシリカ、アルミナ、チタニャ
、硅藻土、セライト、活性炭なとの担体に担持した担持
触媒を使用することも出来る。該ヘテロポリ酸の使用割
合は用いられるヘテロポリ酸、ヒドロキノン類およびア
ルコール類の種類によっても異なるか、通常はヒドロキ
ノン類1モルに対するモリブデン原子又はタングステン
原子として通常は0.01ないし1g−原子、好捷しく
け0.05ないし0,5g−原子の範囲にあることが望
ましい。
、’Cr、Fe、Rh、Cu、から選ばれる金属又は非
金属のイオンが縮合して形成されるヘテロポリモリブテ
ン酸又はヘテロポリタングステン酸であり、具体的には
例えば、リンモリブテノ酸、リンタングステン酸、ケイ
モリブデ/酸、ケイタングステン酸等を例示できるが、
この中では4,1にリンモリブテノ酸、リンク/ラステ
ンipを使用することが好寸しい。この場合必要に応じ
てこれらのへテロポリ酸をシリカ、アルミナ、チタニャ
、硅藻土、セライト、活性炭なとの担体に担持した担持
触媒を使用することも出来る。該ヘテロポリ酸の使用割
合は用いられるヘテロポリ酸、ヒドロキノン類およびア
ルコール類の種類によっても異なるか、通常はヒドロキ
ノン類1モルに対するモリブデン原子又はタングステン
原子として通常は0.01ないし1g−原子、好捷しく
け0.05ないし0,5g−原子の範囲にあることが望
ましい。
本発明の方法において用いられるヒドロキノン類とアル
コール類の使用割合は、ヒドロキノン類の1モルに対し
てアルコール類を通常は0.1ないし100モル、好捷
しくけ0.5ないし20モルの範囲にある。本発明の方
法においては、反応原料として使用される前記アルコー
ル類を本反応の溶媒としての目的にも併せて使用できる
が、溶媒として該アルコール以外にも、例えばベンゼン
、トルエン、キンレン、トリメチルベンセン、クロルベ
ンセン、ンク「Jルベンセン、ノ[Jムへン十ン、ヘキ
サノ、ヘブクン、オクタン、/クロルエタン、ンクロル
プロパン等の炭化水素類又は・・ロゲン化炭化水素なと
を必要に応じて適宜の量使用しても差しつかえない。こ
の場合、使用される反応原料の種類にもよるが、前記溶
媒中、適宜の水不溶性溶媒が適宜の量使用されると、こ
れら反応原料のアルコール類、ヒドロキノン類、反応生
成物および水不溶性溶媒から形成される反応混合物と反
応によって生成する水が混和しない場合もあり得るが、
このときには該生成水を溶媒と共沸混合物を形成させる
なとして留去等の方法により反応系外に除外しながら反
応を行うことができる。
コール類の使用割合は、ヒドロキノン類の1モルに対し
てアルコール類を通常は0.1ないし100モル、好捷
しくけ0.5ないし20モルの範囲にある。本発明の方
法においては、反応原料として使用される前記アルコー
ル類を本反応の溶媒としての目的にも併せて使用できる
が、溶媒として該アルコール以外にも、例えばベンゼン
、トルエン、キンレン、トリメチルベンセン、クロルベ
ンセン、ンク「Jルベンセン、ノ[Jムへン十ン、ヘキ
サノ、ヘブクン、オクタン、/クロルエタン、ンクロル
プロパン等の炭化水素類又は・・ロゲン化炭化水素なと
を必要に応じて適宜の量使用しても差しつかえない。こ
の場合、使用される反応原料の種類にもよるが、前記溶
媒中、適宜の水不溶性溶媒が適宜の量使用されると、こ
れら反応原料のアルコール類、ヒドロキノン類、反応生
成物および水不溶性溶媒から形成される反応混合物と反
応によって生成する水が混和しない場合もあり得るが、
このときには該生成水を溶媒と共沸混合物を形成させる
なとして留去等の方法により反応系外に除外しながら反
応を行うことができる。
前記へテロポリ酸を触媒として使用する本発明の反応は
、一般には空気雰囲気下又は必要に応じて空気以外にも
酸素を窒素等の不活性ガスで好ましくは10ないし70
容量係の種々の濃度に希釈した酸素含有ガスの雰囲気下
で該反応を実施することが出来、この中では特に空気雰
囲気下で実施することが望イしい。この場合、空気又は
酸素含有ガスを必要に応じて反応系内に導入し々から反
応を行うこともできる。
、一般には空気雰囲気下又は必要に応じて空気以外にも
酸素を窒素等の不活性ガスで好ましくは10ないし70
容量係の種々の濃度に希釈した酸素含有ガスの雰囲気下
で該反応を実施することが出来、この中では特に空気雰
囲気下で実施することが望イしい。この場合、空気又は
酸素含有ガスを必要に応じて反応系内に導入し々から反
応を行うこともできる。
本発明の方法によって得られるヒドロキノンモノエーテ
ル類は一般式[I[1] (式中、R’、m、χおよびYは前記一般式[+]で用
いたものと同一であり、Rは前記一般式〔■]で用いた
ものと同一のものを示す。)で表わされる化合物である
。本発明における該化合物の中では、置換又は非置換の
ヒドロキノンから誘導されるモノアルキルエーテル類、
モノアルケニルエーテル類、モノアリールエーテル類、
モノアラアルキルエーテル類およびモノシクロアルキル
エーテル類が好壕しく、この中でも特に好丑しいヒドロ
キノンモノエーテル類として具体的にはヒドロキノンモ
ノアルキルエーテル類(アルキル基の炭素数1ないLl
8)、ヒドロキノンモノアリルエーテル、ヒドロキノ
ンモノベンジルエーテル、ヒドロキシンモノンクロヘギ
シルエーテル、ヒドロキノンモノシクロペンチルエーテ
ル等を例示することができる。
ル類は一般式[I[1] (式中、R’、m、χおよびYは前記一般式[+]で用
いたものと同一であり、Rは前記一般式〔■]で用いた
ものと同一のものを示す。)で表わされる化合物である
。本発明における該化合物の中では、置換又は非置換の
ヒドロキノンから誘導されるモノアルキルエーテル類、
モノアルケニルエーテル類、モノアリールエーテル類、
モノアラアルキルエーテル類およびモノシクロアルキル
エーテル類が好壕しく、この中でも特に好丑しいヒドロ
キノンモノエーテル類として具体的にはヒドロキノンモ
ノアルキルエーテル類(アルキル基の炭素数1ないLl
8)、ヒドロキノンモノアリルエーテル、ヒドロキノ
ンモノベンジルエーテル、ヒドロキシンモノンクロヘギ
シルエーテル、ヒドロキノンモノシクロペンチルエーテ
ル等を例示することができる。
本発明の反応は、必要に応して、液相又は前記担持触媒
を用いて気相で行うことかできるが、ヘテロポリ酸を長
時間反応に使用するとこの一部が反応混付物に散逸する
場合もあるので、液相て実施する方が望ましい。
を用いて気相で行うことかできるが、ヘテロポリ酸を長
時間反応に使用するとこの一部が反応混付物に散逸する
場合もあるので、液相て実施する方が望ましい。
本発明の方法では、反応温度は、用いられる原料および
触媒によっても異なるが、通常は30ないし150℃の
範囲にあり、反応は適宜の時間待われる。反応は通常大
気圧下で行われるが必要に応じて加圧下で行うCともで
き、該反応は回分法、半連続法あるいは連続法のいずれ
の方法によっても実施できる。
触媒によっても異なるが、通常は30ないし150℃の
範囲にあり、反応は適宜の時間待われる。反応は通常大
気圧下で行われるが必要に応じて加圧下で行うCともで
き、該反応は回分法、半連続法あるいは連続法のいずれ
の方法によっても実施できる。
本発明の方法においては、反応終了後に反応生成混合物
から触媒が固体の場合は沢過等によって触媒を除去して
得られる反応生成溶液を蒸留法あるいは晶析法なとの常
法に従って処理することにより、目的とする生成物が得
られる。
から触媒が固体の場合は沢過等によって触媒を除去して
得られる反応生成溶液を蒸留法あるいは晶析法なとの常
法に従って処理することにより、目的とする生成物が得
られる。
本発明の方法を採用すれば従来法に比べて極めて簡単な
操作によって、高選択率かつ高収率で目的生成物が得ら
れる。
操作によって、高選択率かつ高収率で目的生成物が得ら
れる。
以下、本発明の方法を実施例によ−〕で更に具体的に詳
述する。
述する。
実施例1
ヒドロキノン48gfn−ヘキシルアルコール250g
に溶解した後、温度を105℃に設定し、日本無機化学
工業社製燐モリブデン酸結晶(P205・24M003
・31H20)9.51i’を加え、大気中で、5時間
攪拌を続けた。反応終了後、反応液に200gのトルエ
ンと100gの水を加え、約80℃で油水分離をするこ
とにより生成物をトルエン層に、未反応のヒドロキノン
を水層に分離・回収した。
に溶解した後、温度を105℃に設定し、日本無機化学
工業社製燐モリブデン酸結晶(P205・24M003
・31H20)9.51i’を加え、大気中で、5時間
攪拌を続けた。反応終了後、反応液に200gのトルエ
ンと100gの水を加え、約80℃で油水分離をするこ
とにより生成物をトルエン層に、未反応のヒドロキノン
を水層に分離・回収した。
ヒドロキノンの転化率は83%であり、生成物としては
ヒドロキノンモノ−n−へキノルエールが99%の選択
率で得られ、ヒドロキシンジヘキフルエーテルならびに
核置換n−へキシルヒドロキシ/類ハ検出されなかった
。結果を表1に示す。
ヒドロキノンモノ−n−へキノルエールが99%の選択
率で得られ、ヒドロキシンジヘキフルエーテルならびに
核置換n−へキシルヒドロキシ/類ハ検出されなかった
。結果を表1に示す。
実施例2
アルコールをn−ヘキシルアルコ〜ルノ替すニn−プロ
ビルアルコールヲ用い、n−プロピルアルコールを環流
しながら(97℃)反応する以外はすべて実施例1に準
じて反応してヒドロキノンモノ−n−グロビルエーテル
を得た。結果を表1に示す。
ビルアルコールヲ用い、n−プロピルアルコールを環流
しながら(97℃)反応する以外はすべて実施例1に準
じて反応してヒドロキノンモノ−n−グロビルエーテル
を得た。結果を表1に示す。
実施例6
ヒドロキノン16g、メタノール80rnlおよびリン
モリブテン酸(P2O,・24 MoO2・31H20
)6.0gを内容積200−のオートクレーブに入れ、
空気中で密閉した後、攪拌しながら120℃に昇温し、
6時間反応してヒドロキノンモノエチルエーテルを得た
。結果を表1に示す。
モリブテン酸(P2O,・24 MoO2・31H20
)6.0gを内容積200−のオートクレーブに入れ、
空気中で密閉した後、攪拌しながら120℃に昇温し、
6時間反応してヒドロキノンモノエチルエーテルを得た
。結果を表1に示す。
実施例4
ヒドロキノン16g、エタノール84gおよび硅タング
ステン酸(Sin2・12WO3・26H,、O,日本
無機化学社製)6.0’!を大気下、内容積200―の
オートクレーブに入れ、120℃で10時間反応してヒ
ドロキシンモノエチルエーテルヲ得り。
ステン酸(Sin2・12WO3・26H,、O,日本
無機化学社製)6.0’!を大気下、内容積200―の
オートクレーブに入れ、120℃で10時間反応してヒ
ドロキシンモノエチルエーテルヲ得り。
結果を表1に示す。
実施例5
実施例1において反応液中に空気を45 、l / m
mO流虻で吹き込むことによって触媒の結晶水ならひに
生成する水を反応系外に除去するとともに触媒に酸素を
接触させた。この空気によるバブリン−グ操作以外はす
べて実施例1に準じて行ったとこ口、目的とするヒドロ
キノンモノ−n−ヘキシルエーテルの収率は98%に向
上した。結果を表1に示す。
mO流虻で吹き込むことによって触媒の結晶水ならひに
生成する水を反応系外に除去するとともに触媒に酸素を
接触させた。この空気によるバブリン−グ操作以外はす
べて実施例1に準じて行ったとこ口、目的とするヒドロ
キノンモノ−n−ヘキシルエーテルの収率は98%に向
上した。結果を表1に示す。
実施例6
7 ルーz −ルトL テシクロペンチルアルコールを
、触媒にリンクンダステン酸(P2O,・24WO3・
33 H,、○;日本無敗化学社製) 9.5 qを用
いる以外はすべて実施例5に準じて反応を行いヒドロキ
ノンモノシクロペンチルエーテルを得た。結果全表1に
示す。
、触媒にリンクンダステン酸(P2O,・24WO3・
33 H,、○;日本無敗化学社製) 9.5 qを用
いる以外はすべて実施例5に準じて反応を行いヒドロキ
ノンモノシクロペンチルエーテルを得た。結果全表1に
示す。
実施例7
7 /L、 :I −ル、!: L テステアリルアル
コールC,8H,70Hを用いる以外は実施例5に準じ
、ヒドロキノンモノステアリルエーテルを沓だ。結果を
表1に示す。
コールC,8H,70Hを用いる以外は実施例5に準じ
、ヒドロキノンモノステアリルエーテルを沓だ。結果を
表1に示す。
実施例8
アルコールトシてベンジルアルコールヲ用いる以外は実
施例5に準じてヒドロキノンモノベンジルエーテルを得
た。結果を表1に示す。
施例5に準じてヒドロキノンモノベンジルエーテルを得
た。結果を表1に示す。
実施例9
7 /L、 コ−/L、 トL −(7+)ルアルコー
ル(CH2≧0H−CH20H)を用い、該アルコール
を還流しながら反応する以外はすべて実施例5に準じて
ヒドロキノンモノアリルエーテルを得た。結果を表1に
示す。
ル(CH2≧0H−CH20H)を用い、該アルコール
を還流しながら反応する以外はすべて実施例5に準じて
ヒドロキノンモノアリルエーテルを得た。結果を表1に
示す。
実施Vす10
ヒドロキノン類として2.6−シメチルヒドロキノン6
5g百〜用いた以外はずべて実施例5に準じ、2.6−
シメチルヒドロキシンモノn−ヘキシルエーテルを得た
。結果を表1に示す。
5g百〜用いた以外はずべて実施例5に準じ、2.6−
シメチルヒドロキシンモノn−ヘキシルエーテルを得た
。結果を表1に示す。
実施例11
ヒドロキノン類として市販の2−クロルヒドロギノン4
0gを用いた以外はすべて実施例5に準U、2−クロル
ヒドロキノンモノ−n−ヘキシルエーテルを得た。結果
を表1に示す。
0gを用いた以外はすべて実施例5に準U、2−クロル
ヒドロキノンモノ−n−ヘキシルエーテルを得た。結果
を表1に示す。
実施例12
ヒドロキノン類として2−ベンジルヒドロキノン37g
を用いた以外はすべて実施例5に準じ、2−ベンジルヒ
ドロキノンモノ−〇−へキシルエーテルを得た。結果を
表1に示す。
を用いた以外はすべて実施例5に準じ、2−ベンジルヒ
ドロキノンモノ−〇−へキシルエーテルを得た。結果を
表1に示す。
比較例1
触媒としてリンiio yを用いる以外はすべて実施例
1と同様の反応を行った。反応後生放物を分析したとこ
ろ、ヒドロキノンモノエーテルは得られなかった。
1と同様の反応を行った。反応後生放物を分析したとこ
ろ、ヒドロキノンモノエーテルは得られなかった。
比較例2
触媒として強酸型イオン交換樹脂として日本オルガノ社
のアンバーリスト15を2C1f用いる以外はすべて実
施例1に従って反応を行った。ヒドロキノンは少し反応
したが、ガスクロマトグラフィーで分析したところ、ヒ
ドロキノンモノエーテルの生成量はわずかであった。結
果を表1に示す。
のアンバーリスト15を2C1f用いる以外はすべて実
施例1に従って反応を行った。ヒドロキノンは少し反応
したが、ガスクロマトグラフィーで分析したところ、ヒ
ドロキノンモノエーテルの生成量はわずかであった。結
果を表1に示す。
比較例6
アンバーリスト−15を触媒に用いる以外はすべて実施
例5に準じ、空気をバブリングしながら反応を行った。
例5に準じ、空気をバブリングしながら反応を行った。
生成物の分析を行った結果を表1に示す。
比較例4
市販のモリブデン酸H2MoO4・H2015gk用い
る以外はすべて実施例5に準じて反応したがヒドロキノ
ンモノエーテルはrIられなかった。
る以外はすべて実施例5に準じて反応したがヒドロキノ
ンモノエーテルはrIられなかった。
比較例5
触媒としてタングステン酸)(2W 04を用いる以外
はすべて芙施例乙に準じ、ヒドロキノンとメタノール不
一加圧下に反応させだがヒドロキノンモノメチルエーテ
ルは得られなかった。
はすべて芙施例乙に準じ、ヒドロキノンとメタノール不
一加圧下に反応させだがヒドロキノンモノメチルエーテ
ルは得られなかった。
7′
/
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ヒドロキノン類とアルコール類を反応させてヒドロキノ
ンモノエーテル類を得るに尚たって。 該反応をヘテロポリ酸の存在下に行なうことを特徴とす
る方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59070944A JPS60215643A (ja) | 1984-04-11 | 1984-04-11 | ヒドロキノンモノエ−テル類の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59070944A JPS60215643A (ja) | 1984-04-11 | 1984-04-11 | ヒドロキノンモノエ−テル類の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60215643A true JPS60215643A (ja) | 1985-10-29 |
JPH0132213B2 JPH0132213B2 (ja) | 1989-06-29 |
Family
ID=13446114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59070944A Granted JPS60215643A (ja) | 1984-04-11 | 1984-04-11 | ヒドロキノンモノエ−テル類の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60215643A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019085359A (ja) * | 2017-11-06 | 2019-06-06 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | アリル化合物の製造方法 |
-
1984
- 1984-04-11 JP JP59070944A patent/JPS60215643A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019085359A (ja) * | 2017-11-06 | 2019-06-06 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | アリル化合物の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0132213B2 (ja) | 1989-06-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |