JPS60215562A - セメント混和剤 - Google Patents

セメント混和剤

Info

Publication number
JPS60215562A
JPS60215562A JP6997484A JP6997484A JPS60215562A JP S60215562 A JPS60215562 A JP S60215562A JP 6997484 A JP6997484 A JP 6997484A JP 6997484 A JP6997484 A JP 6997484A JP S60215562 A JPS60215562 A JP S60215562A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water reducing
reducing agent
concrete
performance water
present
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6997484A
Other languages
English (en)
Inventor
勇 佐々木
松井 二三雄
鴨居 徳俊
幡野 隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Denko KK filed Critical Showa Denko KK
Priority to JP6997484A priority Critical patent/JPS60215562A/ja
Publication of JPS60215562A publication Critical patent/JPS60215562A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 に関するものであり、更に詳しくはコンクリートに使用
する高性能減水剤並びにスランプロス防II:。
剤に関するものである。
近年、コンクリ−1・の超高強度化及び流動化コンクリ
ートが注目をあびそれぞれコンクリート分野において比
類ない地位を固めつつある。これらの新しいコンクIJ
 − ト技術の基盤となっているのが高性能減水剤であ
る。
高性能減水剤は化学混和剤の一神であるが従来の混和剤
とは成分が違い、、その減水機能も高く、一方凝結遅延
作用や空気連行性がほとんどない特徴を有している。従
って従来の減水剤よりも高い混入率で使用できるだめ2
0〜30%の混練水の減水も可能となる。
その最大の問題点は流動化コンクリートに適用した場合
のコンシステンシーの経時変化、いわゆるスランプロス
が大きいことである。
このため我が国ではコンクリート使用現場において高性
能減水剤をコンクリ−1・に添加し攪拌混合して流動化
コンクリートをイ;Iているのが実情であるがこの事は
、その都度現場までコンクリート技術者が出むいてコン
クリ−1・の品質管理を行う必要があり、膨大な人件費
を要すると共に現場における流動化コンクリ−1・製造
の際に、生コン車の駐車ス被一スやその発生する騒↑゛
f1排ガスの問頭重で画えこむ事になり、その早急な対
策が切望されてきだ。
スランプロスの防止対策の一つに高性能減水剤を塊粒状
の固形分として添加しそのもつ徐々に溶解するにf質を
利用する方法があり、西独SKW社では既に実用化され
ているようであるが乾燥コスト、造粒コストを含めると
極めて割高な混和剤にならざるを得ない。別のスランプ
ロス防止対策の一つに高性能減水剤をコンクリートに繰
り返し添加する方法も提唱されているが作業は煩雑であ
り実用性には乏しい。また別のスランプロス防止対策の
一つに遅延剤の併用による方法もあるが、流動化コンク
リ−1・に必要な可使時間約90分の要求に十分対応で
きない場合が多くまたコンクリート性能に及ぼす影響が
甚大であるため添加量の管理には過度の神経を使わねば
ならず、実際的とは云えない。
本発明者らはこのような技術の現状に鑑み、生コンゾラ
ントにおいて高性能減水剤を添加して流動化コンクリー
トが製造でき、約90分程度の現場までの運搬時間中に
スランプロスによる流動性の低下を防止し一定の流動性
を保持しうるような高性能減水剤について鋭意険討を進
め、その結果本発明に到達するに到った。
1大 本発明は多孔性無機質材料の粉粒体がもつ内部空孔中に
加圧せしめて高性能減水剤水溶液を充填せしめたことを
特徴とする七メント混和剤である。
本発明のもう一つの特徴d:この高性能減水剤が水溶性
メラミンホルムアルデヒド樹脂スルホン酸塩及び/′−
またけ水溶性ナフタリンスルホン酸ホルムアルデヒド縮
合物塩、であることにある。
本発明に用いられる多孔性無機質材オ=1としては次の
ようなものが例示される。各池で産出される火山れき、
人工軽量骨材、真珠岩、黒曜石、松脂岩等を膨張させた
いわゆるパーライト、シラスバルーン、シリカバルーン
、膨張ひる石、雲旬、ゼオライト、各種粘土鉱物の粉粒
体、フライアッシー、タリンカー等の各種鉱滓。
本発明に用いられ、多孔性無機質材料の有する内部空孔
は加圧下においては本来の連通孔とじて働らく事が必要
であり、好ましくは、常圧下における高性能減水剤水溶
液の該内部空孔中への充填量−よりも前記加圧下におけ
るそれが大きく上回るような多孔性無機質材料、即ち常
圧下においては、独立空孔的にふる丑い加圧下において
はじめて本来の連通空孔に々り内部空孔に高性能減水剤
を充* l−うるような、空孔構造を有するものが最適
である。
この種の空孔構造は松脂岩や黒曜石の・ぐ−ライト、シ
ラスバルーン、一部の人工軽量骨材、数種の天然火山レ
キ等上記の各種のものに見られる。
本発明に用いられる多孔性無機質材料はその添加により
、セメントの硬化反応を著しく阻害するようなものであ
っては々らない。
本発明で行う加圧操作時の圧力は0.2〜10kg/c
rn2程度の圧力で充分であシ、上限はたかだか用いる
多孔性無機質材料の空孔構造が本来的に連通化する程度
に止め、構造全体が破壊されない範囲に止める事が重要
である。本発明においては10 kg/7!を越えるこ
とは好ましくない。また加圧が0.2(5) kg/cm2以下では、高性能減水剤が短時間で放出さ
れてしまうような空孔にだけしか充填されずまた、含有
量も少なく多計の多孔性無機質材料を使用することにな
りコンクリート性能に影響を及ぼす。
本発明に係わる七メント混和剤によるスランプロス防止
、即ち流動性保持効果は多孔性無機質材料の粒径走その
空孔構造、及び高性能減水剤の含量によって決定される
本発明に使用する減水剤としてはメラミンホルムアルデ
ヒド樹脂スルホン酸塩・および/またはナフタリンスル
ホン酸ホルムアルデヒド縮合物塩が減水性にすぐれ、空
気連行作用や凝結遅延作用がほとんどなくもっとも適切
である。またこれらニ対してアルキルナフタリン、フェ
ノール、アンソラセン、キシレン、リグニン、クレオソ
−1・油及びこれらのスルホン化物のような置換芳香族
化合物或いはメラミン、尿素等のアミン化合物及びその
誘導体などを共縮合したものであってもよい。
水溶性塩を形成する陽イオンとしてはNa、に、NH。
Caすどの元素、モノエタノールアミン、ノエタノ(6
) −ルアミン、トリエタノールアミン、などのアミンが挙
げられる。
本発明のセメント混和剤は通常セメントに対し高性能減
水剤水溶性塩純分換算で01〜2重量係程度に在る量で
使用されるが、その機能は初期のコンクリ−1・の流動
性を高めることと、約90分にわたって流動性を保持す
る事に別けられる。容易に理解されるように最初の機能
は、通常の高性能減水剤水溶液の方が効果が早く適切で
ある。従って本発明のセメント混和剤の使用の態様とし
て―:液液状高性能減水剤との併用という形式を採るの
が実際的である。液状部分は従来の減水剤を用いる事も
その場合可能である。
本発明のセメント混和剤はその加圧操作の実際的対応か
ら云って多孔性無機質材料の内部空孔に含有される高性
能減水剤水溶液と該空孔に含有されてい々い液状の高性
能減水剤との混合物の形で作製されるがこれを混合物の
寸ま用いるのが合理的である。勿論、多孔性無機質材料
のみを分離して用い、液状部分はリサイクルし繰り返し
充填に用いても良い。
本発明の十メント混和剤を用いることに」、す、空孔内
部の高性能減水剤がコンクリート中に徐々に放出され、
コンクリート製j″ll、後90〜120分にわたりコ
ンクリ−1・製造時の高い流動性が保持される。
以下に本発明の実7/iij例を挙げ本発明を更に詳し
く説明する。
実施例1゜ 黒曜石パーライト(粒径0.6〜1.2 rum : 
92. /1重量係、単位容積重覇゛0.2 (141
++g/ l ) (1,6kgを相い布製の袋に入れ
て封じ、内容積5tのオートクレーブ内に入れ、この上
に液を入れたとき袋が浮き上らぬようにおさえ金網を設
置し、次いでメラミンホルムアルデヒド樹脂スルホン酸
すトリウム(商品名メルメントL −10:昭和電工株
式会社製品)の30重重量大溶液を金網の上部まで注入
し、オートクレーブの蓋を閉め、窒素ガス>1”ンベと
連結し、5kg/c1n2の窒素圧力をかけて30分間
保持した。
その後圧力を解除し、中の袋を取り出し金網の上におい
て充分に液をきった。このものはもとの・や−ライト重
量に対して78係の水溶液を含有していた。
比較例1 圧力をかけないことを除けば実施例1と全く同様の処方
操作によりメラミンホルムアルデヒド樹脂スルホン酸ナ
トリウム水溶液を含有する黒曜石・ぐ−ライトを得た。
このものはもとの・や−ライト重量に対して11%の水
溶液を含有していた。
実施例2 天然軽量骨材(金沢量、粒径06〜1.、2 mm :
902チ、単位容積重量: 0.6 s 2 kg、/
l)2 kgを粗い布製の袋に入れて封じ、内容積5t
のオートクレーブ中に入れ、液を入れたとき袋が浮き上
らぬようにおさえ金網を設置し、次いでナフタリンスル
ホン酸ホルムアルデヒド縮合物のナトリウム塩(商品名
マイティ、花王石鹸株式会社製品)の42重重量穴溶液
を金網の上部まで注入し、オートクレーブの蓋を閉め、
窒素ガス?ンペと連結し、(9) 5kg/crn2の窒素圧力をかけて30分間保持した
骨材に対して23重則係の水溶液を含有していた比較例
2 圧力をかけ庁いことを除けば実施例2と全く同様の処方
操作によりナフタリンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合
物のすトリウム塩水溶液を含有する軽量骨材を得た。こ
のものはもとl軽量骨材に対して16重量係の水溶液を
含有していた。
実施例3、 コンクリート試験 (1) コンクリ−1・の配合成分 配合成分 セメント:普通号?ルトランドセメント3種混合細骨材
 :大井用産用砂、比重2611粒径5閣以下 粗骨材 :硬質砂岩砕石、比重2645粒径20岨以下 (2) コンクリートの混練方法及び試験方法練り上り
量が4. OLとなる様に配合成分を4(10) 借し、容量100tの可傾式ミキサーを用いて粗骨材、
細骨材、セメント、水、混合剤、の順に同時に添加し連
続して3分間線9混ぜスランプを測定した。ミキサーの
回転数を4 rpmにおとし最長90分間攪拌した。1
5分毎にスランプを測定した。30分で供試体を製作し
標準養生した。
試験方法 スランプ: JISA 1101に準拠圧縮強度: J
ISAI 132及びJISA 1108に準拠。
(3)試験結果 本発明の混和剤及び比較例の混和剤等を用いた結果を第
1表に示す。表から明らかなように高性能減水剤を用い
ると減水効果によシ強度が向上するが一方、スランプロ
スが著しい。シカし本発明の混和剤を用いるとスランプ
ロスが著しく改善され90分後でも充分な流動性を保持
しうろことがわかる。
(11)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 多孔性無機質材料の粉粒体の内部空孔中に高性
    能減水剤水溶液を加圧下で充填せしめたことを特徴とす
    る七メント混和剤
  2. (2) 高性能減水剤が水溶性メラミンホルムアルデヒ
    ド樹脂スルホン酸塩及び/!f、たけ水溶性ナフタリン
    スルホン酸ホルムアルデヒド縮合物塩であることを特徴
    とする第1項記載のセメント混和剤
JP6997484A 1984-04-10 1984-04-10 セメント混和剤 Pending JPS60215562A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6997484A JPS60215562A (ja) 1984-04-10 1984-04-10 セメント混和剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6997484A JPS60215562A (ja) 1984-04-10 1984-04-10 セメント混和剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60215562A true JPS60215562A (ja) 1985-10-28

Family

ID=13418137

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6997484A Pending JPS60215562A (ja) 1984-04-10 1984-04-10 セメント混和剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60215562A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0280358A (ja) * 1988-09-14 1990-03-20 Denki Kagaku Kogyo Kk セメント混和材
KR101885673B1 (ko) * 2017-04-21 2018-08-06 덴버코리아이엔씨 주식회사 신규한 형태의 혼화제를 포함하는 시멘트 또는 무시멘트계 고화제 및 그 제조방법

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0280358A (ja) * 1988-09-14 1990-03-20 Denki Kagaku Kogyo Kk セメント混和材
KR101885673B1 (ko) * 2017-04-21 2018-08-06 덴버코리아이엔씨 주식회사 신규한 형태의 혼화제를 포함하는 시멘트 또는 무시멘트계 고화제 및 그 제조방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6312147B2 (ja) セメント組成物の製造方法
JPS59111963A (ja) セメント又はモルタル用添加剤
JPH04124054A (ja) 超高強度コンクリート
JPH05501700A (ja) コンクリート用シリカヒューム水和および可塑化混和材
JP2002362958A (ja) 透水性コンクリート
US2880100A (en) Methods for the manufacture of light-weight concrete
JP2004083339A (ja) 気泡モルタル用粉末起泡剤
JPS60215562A (ja) セメント混和剤
US4333765A (en) Sandless concrete
JPS60221354A (ja) セメント用混和剤
JP4112049B2 (ja) 低収縮コンクリート組成物
JP2004299206A (ja) エアモルタルの製造方法
TWI758262B (zh) 用於製作並施用非波特蘭水泥基材料之系統與方法
WO2021006759A1 (ru) Литые и самоуплотняющиеся бетонные смеси для производства бетонов
GB1577224A (en) Cementitious compositions
JP2005281089A (ja) シールド直打ち工法に用いられるコンクリート組成物とその製造方法
JPS6144744A (ja) 水硬性セメント用混和剤
CN110204270A (zh) 一种轻质混凝土及其制备方法
JPH04139047A (ja) 高充填性、流動性コンクリート
JP2001226958A (ja) 鋼管コンクリート杭
JPH01261253A (ja) コンクリート構造体及びその製造方法
JP2002356358A (ja) 透水性コンクリート
JP2003146725A (ja) 水硬性組成物
JP2002104886A (ja) ポーラスコンクリートの製造方法
JPH10195844A (ja) 火山噴出物を主材料とする護岸ブロックとその製造方法