JPS60215343A - 電気掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は風量を感知する風圧センサーと、この風圧セン
サーの出力により電動送風機の入力を調節するコントロ
ール手段とを有する電気掃除機に関するものである。

従来例の構成とその問題点 従来のこの種の電気掃除機について図に従って説明する
。第１図〜第３図に示すように掃除機本体１の内部に電
動送風機２と、この排気側を覆うカバー３が設けられ、
このカバー３の円筒状の底面部に風圧センサーＡが設け
られている。この風圧センサーＡは空気流路内に風圧板
４を設け、かつこの風圧板４の外周に整流用の風圧壁５
を有している。さらにこの風圧板４の動きを電気信号に
変換する変換装置を使用している（変換装置としては磁
石とホール素子を利用し、ホール素子の出力で電気信号
に変換するものがある）。そして風圧板４によって検知
した風量に応じ、位相制御回路等のコントロール回路に
より電動送風機２の入力を調整し、定風量などの制御を
行なっていた。

また、６はカバー３に設けた排気口であるが、これは電
動送風機２からの排気流路を大きくすることによシ圧損
を少なくするだめのものである。

上記が従来の構成であるが、電動送風機２からの排気が
大きくなった場合風圧板４はＸ方向（第３図）へ開くが
、続いて排気が急に小さくなった場合（掃除機の吸気口
が閉じられた場合など）にはカバー３内の圧力がすぐに
は下がシきらないため、電動送風機２の排気の減少に追
随することができず、風圧板４はゆっくり閉じてしまう
。このように電動送風機２の排気の増減を急激に繰シ返
すと風圧板４はその動きに追随できずに第４図のように
風量と風圧板４の変角の関係が１対１の対応とならず風
圧板４の開くときと閉じる時に大きなヒステリシスａを
持つことになる。すなわち、風圧板４がある角度に開い
ている時に相対して一定の風量を設定することができず
、定風量制御が困難であった。

発明の目的 本発明は上記問題点を解消するもので、風量と風圧板の
変角との関係を改良し、信頼性の向上をはかった電気掃
除機を提供するものである。

発明の構成 本発明の電気掃除機は、風圧板の外周に設けた整流用の
壁の一部に排気通路を設けて風圧板の開閉時におこるヒ
ステリシスをなくし、風圧板の動きと電動送風機の入力
電力変化を正確に対応させるものである。

実施例の説明 以下添付図面に基づいてその実施例について説明する。

第５図から第９図において、１１は電動送風機１２を内
蔵した掃除機本体であシ、同電動送風機１２の排気側は
カバー１３によシ覆われている。１４はカバー１３の一
部に取付けられた支持板であシ、風圧センサーＢの一部
品をなす風圧板１５が取付けである。風圧板１５はその
軸部１ｅ−Ａ、１ｅ−Ｂが支持板１４の穴部１７−Ａ。

１７−Ｂにそれぞれ嵌合され、回転自在に支持されてい
る。１８は風圧板１５と連動して電気信号への変換を行
う変換素子（例えばホール素子）であり、プリント基板
１９に固着しである。プリント基板１９は支持板１４の
爪部２０にひっかけられ保持される。風圧板１５と対向
するモーターカバー１３には貫通穴２１が設けられてい
る。また上記風圧板１５には変換素子１８と対向して磁
石２２が取付けられている。また、風圧板１５はバネ２
３を介して貫通穴２１を閉じる方向に付勢されている。

２４は風圧板１５の外周に沿って設けられた風圧板壁で
あり、その一部には排気通路２５が設けられている。２
６はカバー１３に設けられた排気口である。掃除機本体
１１はその前方に形成した吸気口２７よシ含塵空気が吸
引される。

上記構成において以下その動作を説明する。電動送風機
１２を運転すると、カバー１３の貫通穴２１から排気が
流出し、同時にその力により風圧板１５は外側へ押され
、バネ２３にさからってＸ方向へ回動する。この時、変
換素子１８と磁石２２との距離が変化し、したがって、
この変換素子１日は受ける磁力の変化により電気信号を
送り、電動送風機１２０入力電力を制御する。逆にモー
ター１２の排気量が少なくなると風圧板１５はバネ２３
の力によってＸとは逆の方向へ回動する。

ところで、風圧板１６がＸ方向の回動する場合には、強
い圧力をカバー１３の貫通孔２１より受けるとともに、
風圧板壁２４に囲まれているため、排気口２６から排出
される排気からも影響を受けにくく、これにょシ風圧板
１５は電動送風機２の排気の増加に追随してＸ方向へ回
動する。また、急に電動送風機２の排気が少なくなった
場合、例えば吸気口２７を閉じた場合など、風圧板壁２
４に設けた排気通路２６がなければカバー１３の内部の
圧力が下がシきらないため、風圧板１５はその変化に追
随できないが、本実施例においては、排気通路２５が設
けであるため、この排気通路２６よシカバー１３内の排
気が逃げ、よって、電動送風機１２の排気の変化に伴な
って風圧板１６はスムーズ纜閉じることができる。

従って、電動送風機２の排気の増減を急激に繰り返した
としても風圧板１６はそれに追随して回〈 動し、風圧板１６と風量との変角の関係がほぼ一対一の
対応となり、風圧板１６の開く時と閉じる時のヒステリ
シスｂは第９図のごとく非常に小さくなる。すなわち、
風圧板１５がある角度に開いている時に相対してほぼ一
定の風量を設定することができ正確な定風量制御が可能
となる。

発明の効果 上記実施例から明らかなように本発明は、風圧板外周に
設けた壁の一部に排気通路を設けることにより、正確な
定風量制御が可能となシ信頼性を大巾に向上させること
ができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の電気掃除機を示す断面図、第２図は同要
部斜視図、第３図は同要部断面図、第４図は同風量と屹
圧板の変角との関係図、第６図は本発明の一実施例を示
す電気掃除機の要部断面図、第６図は同要部斜視図、第
７図は同圧力センサ部の分解斜視図、第８図は同圧力セ
ンサ部の断面図、第９図は同風量と風圧板の変角との関
係図である。 １２・・・・・・電動送風機、１５・・・・・・風圧板
、２４・・・・・・風圧板壁、２５・・・・・・排気通
路、Ｂ・・・・・・風圧センサー。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第２
図 第３図 第４図 ミ　醜　お℃≧ 第６図 第７図 第９図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 空気通路内に設けた風圧センサーと、上記風圧センサー
   の出力に応じて入力電力が制御される電動送風機とを具
   備し、上記風圧センサーは風圧板と、この風圧板と連動
   する電気信号への変換装置と、上記風圧板の外周に立て
   た整流用の壁とで構成し、かつ上記整流用の壁の一部に
   は排気通路を設けた電気掃除機。