JPS60153834A - 電気掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は風圧により電動送風機への入力を調節する制御
回路を備えた電気掃除機に関するものである。

従来例の構成とその問題点 従来、風圧により電動送風機を制御するようにした電気
掃除機においては、第１図に示すように風圧センサーと
して送風路内に風圧板ｌを設け、この風圧板ｌの動きを
電気信号に変換する変換装置、例えば磁石とホール素子
を利用し、ホール素子の出力で電気信号に変換するもの
を使用している。

即ち、風圧センサーによって検知した風量に応じ１位相
制御回路等の制御回路により電動送風機２への入力を調
節している。

しかし、この場合、風圧板ｌは板状であり、その先端で
通過した空気が乱流を起して風圧板ｌに振幅（第２図ｄ
）の大きい振動を生じさせることがある欠点がみられた
。このため、風量と風圧板１の変角の関係が１対１の対
応とならず、定風量制御が困難となる難点があった。

第３図は風量と風圧板の変角の関係を示すグラフで、斜
線部ｄは風圧板の振幅を示す。αは設定角度、βはこの
角度に対する検知風量のばらつきを示す。

発明の目的 本発明は上記のような問題点を解消するもので、風圧板
の外縁に生じる乱流を防ぎ、風量と風圧板の変角との関
係がほぼ１体ｌの対応となるようにした′Ｆ！、気掃除
機を提供するものである。

発明の構成 本発明は上記目的達成のため、電動送風機の送風路内に
風圧センサーを有し、かつ前記風圧センサーの出力によ
って電動送風機の消費電力を制御する制御回路を備え、
前記風圧センサーを風圧板と、この風圧板と連動する電
気信号への変換装置とによって構成すると共に前記風圧
板の外縁に整流ガイドを設けたものである。

このように、風圧板の外縁に整流リブを設けることによ
り電動送風機からの風は風圧板外縁で整流リブに治って
流れ、これにより乱流が防止され、風量と風圧板の変角
との関係がほぼ１体１に対応するようになった。

実施例の説明 以下、図面に従って実施例を説明する。

第４図〜第６図において、３は電気掃除機の本体で、」
二部材４と下部材５とを組合わせて構成されている。６
は電動送風機で、モーターカバー７により排気部が覆わ
れている。８は集塵袋で、本体３の下部材５に設けられ
た集塵室９内に着脱自在に挿入されている。１０は蓋体
で、前記集塵室９に開閉自在に装着される。１１はフロ
ントカバーで、吸込口１２を有するとともに、その上部
には蓋体ｌＯの閉状態を保持する尾錠１３が設けである
。

蓋体１０はその後部に設けた凸部１４を本体の上部材４
の凹部１５に掛け、蓋体ｌＯ前部の爪１６を尾錠１３に
掛けることにより、本体３に固定される。

１７はハンドルで蓋体１０と本体下部材５とにより構成
されている。１８はキャスター、１９はローラーである
。２０は電動送風機６の吸気側に設けた吸気口、２１は
モーターカバー７に設けた排気口、２２は本体上部材４
に設けた排出口である。２３は風圧板で、モーターカバ
ー７の排気口２１近傍に取り付けられ、軸２４を支点と
して回動する。

風圧板２３はバネ２５により、排気口２１を閉塞する方
向に附勢されており、その上端には磁石２６が数句けら
れている。

２７は、モーターカバー７より突出した支持板で、前記
磁石２６に対向してホール素子２Ｂが設けてあり、これ
が風圧板と連動する電気信号への変換装置となっている
。即ち、風圧板２３の変角θは磁石２６とポール素子２
８との間隔が変化することにより検知され、ホール素子
２８の出力によって電気信号に変換される。

以下、ｔ５５図において制御回路について説明する。交
流電源には電動送風機６と双方向性サイリスタ２８か直
列に接続されている。なお、双方向性サイリスク２９の
ゲート端子は、位相制御回路３０に接続されている。３
１は風圧センサーで風圧板２３と磁イ１２６とホール素
子２８から成っている。風圧センサー３１からの出力は
、増幅器３２を介して位相制御回路３０の入力端子に人
力信号として加えられている。

４−記回路において、風圧センサー３１の風圧板２３が
風量の増大に伴ない開くことにより、ホール素ｒ−２８
と磁石２６との間隔が大きくなるため、出力が下がり増
幅器３２の出力は下がる方向に働く（逆に上がる方向で
もよい）。すると位相制御回路３０においてゲート信号
が遅れる方向に作用し、電動送風機６の入力は低下し、
風量が減少するため、風圧板２３は閉じる方向に動作す
る。即ち、このような回路構成においては風圧板２３は
常にあらかじめ設定された位置になるよう動作するため
、風量が一定となる定風量制御を行なうことになる。

逆に、Ｍ量が減少した場合でも上記と同様の作用により
、定風量制御を行なう。３３は排気ガイドで、排気口２
１に設けられている。３４は整流ガイドで風圧板２３の
先端に設けてあり、排気口２１からの排気を風圧板２３
で受けた時、風圧板の外縁での乱流が防止でき、且つ排
気を案内するようになっている。

上記構成において、電動送風機６により吸込口１２より
吸引される空気は集塵室９内に入り、集塵袋８によって
塵埃が捕獲される。

集塵袋８によって塵埃を捕獲された空気は吸気「１２０
を通り電動送風機６内に吸引される。

電動送風板６からの排気はモーターカバー７に′設けた
排気口２１から排出され、風圧板２３を押しながら風圧
板２３の下方外縁に設けた整流ガイド３４により円滑に
案内されつつ、ここを迂回し排出口２２より本体外部へ
抽出される。

今、使用時において、床、たたみ等を掃除する場合、吸
引時の圧損が少ないため、吸込風量が塵埃吸引に必要な
風量より多くなる。従って、排気ＩＺＩ２１を通過する
風量が多くなり、風圧板２３の変角０が大きくなるため
、先に述べた制御回路の動作にｊ：す、電動送風機６の
入力が制御され、あらかじめ設定された必要風量まで減
少する。

また、じゅうたん等の圧損の高い所を掃除する場合は、
風量が塵埃吸引に必要な風量より少なくなってしまう。

その場合、風圧板２３がバネ２５の付勢力により、引戻
され、変角θが小さくなる。

従って逆に制御回路により、電動送風機６の人力が」二
かり、吸込風量が必要風量にまで上げられる。

このように掃除される面に合わせて電動送風機６の人力
がコントロールされ、塵埃吸引に必要な風量が必ず確保
されるとともに無駄な消費電力を費やすこともない。

実施例では、第６図に示すように整流ガイド３４を風圧
板２３の先端で、排気を円滑に案内するよう外縁から外
方へ屈曲して設けたので、この部分における乱流の発生
が少なくなり、風圧板２３の振動が小さくなった。第７
図におけるｄは風圧板の振幅である。第２図の従来例の
ｄと比較して大幅に振幅が小さくなっていることが判る
。又、このため第８図に示すように風量と風圧板２３と
の変角θとの関係がほぼ１体１となる。αは設定角度、
βは検知風量のばらつきを示す。

−に記のように、本実施例では、定風量制御の機能が充
分果され、掃除機使用時の必要風量の確保及び消費電力
゛の削減がより確実になる。

特に、整流ガイド３４を風圧板２３の先端で、送風方向
に沿って屈曲した形に設けることにより風圧板２３の強
度も上がり、排気熱による風圧板のそり、歪なども防止
することができる。

なお、整流ガイド３４を風圧板２３の先端だけでなく側
縁に設けても同様の効果が得られることばいうまでもな
い。

発明の効果 本発明は」−記のように風量によって位置の変化する風
圧板の外縁に整流ガイドを設けているため、風圧板外縁
での乱流の発生がおさえられ、乱流による風圧板の振動
を小さくすることができた。

従って、風量と風圧板の位置との関係がほぼ１体１の対
応となり、すなわち風圧センサーの出力と風儀とがほぼ
１体ｌで対応するため、電動送風機の風堪に対する入力
制御が正確に行なわれ、必要風量の確保及び消費電力の
削減がより確実となった。

また風圧板に整流ガイドを設けることにより、風圧板の
強度も上がり、そり、変形などもなくなる等すぐれた効
果を発揮するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例の電気掃除機の要部断面図、第２図は同
従来例の風圧板の振動を示すグラフ、第３図は同従来例
の風４１と風圧板の変角との関係図、第４図は本発明の
一実施例を示す断面図、第５図は同実施例の制御回路の
ブロック図、第６図は同実施例の風圧センサー部の拡大
断面図、第７図は同実施例の風圧板の振動を示すグラフ
、第８図は同実施例の風量と風圧板の変角との関係図で
ある。 ２３・・・風圧板　２６．２８・・・電気信号への変換
装置３４・・・整流ガイド 代理人　弁理士　大　島　−公 法 一聞罪Ｃ梶（ 一日覇Ｃゼく

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電動送風機の送風路内に風圧センサーを有し、かつ前記
   風圧センサーの出力によって電動送風機の消費電力を制
   御する制御回路を備え、前記風圧センサーを風圧板と、
   この風圧板と連動する電気信吟への変換装置とによって
   構成すると共に前記風圧板の外縁に整流ガイドを設けた
   ことを特徴とする電気掃除機