JPS60215148A - 無段変速機 - Google Patents
無段変速機Info
- Publication number
- JPS60215148A JPS60215148A JP6760884A JP6760884A JPS60215148A JP S60215148 A JPS60215148 A JP S60215148A JP 6760884 A JP6760884 A JP 6760884A JP 6760884 A JP6760884 A JP 6760884A JP S60215148 A JPS60215148 A JP S60215148A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- shaft
- final
- counter
- driven
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H37/00—Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00
- F16H37/02—Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings
- F16H37/021—Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings toothed gearing combined with continuous variable friction gearing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)技術分野
本発明は、無段変速機に関するものである。
(ロ)従来技術
従来の無段変速機としては、例えば特開昭57−298
45号に示されるものがある。この無段変速機は、従動
プーリからの回転力を遊星歯車機構、前進用ブレーキ及
び後進用ブレーキによって正転又は逆転させて伝達し、
更に別の遊星歯車機構を用いて最終減速を行ない、差動
機構を駆動するようにしである。こうすることによって
、従動プーリ、前後進切換機構、最終減速機構、及び差
動機構がすべて同一軸上に配置される。しかし、このよ
うに遊星歯車機構を用いて最終減速を行なわせる場合に
は次のような問題を生ずる。すなわち、最終減速比はエ
ンジン及び車両の仕様に応じて何種類も設定する必要が
あるが、最終減速機構として遊星歯車を使用すると、最
終減速比を変えるために遊星歯車機構全体を変更する必
要があり、非常に多くの種類の遊星歯車機構が必要とな
る。また、遊星歯車機構の変更に伴ない遊星歯車機構の
各要素と連結される他の部材をも同時に変更しなければ
ならない場合も生ずる。このように、エンジン、車種の
組合せに応じて多くの種類の部品を用意する必要がある
ため、無段変速機の価格が高いものとなっていた。また
、遊星歯車機構ではそのかみ合い条件の制約のために設
定可能な減速比に制限があり、所望どおりの最終減速比
を設定することが困難となる場合もあった。
45号に示されるものがある。この無段変速機は、従動
プーリからの回転力を遊星歯車機構、前進用ブレーキ及
び後進用ブレーキによって正転又は逆転させて伝達し、
更に別の遊星歯車機構を用いて最終減速を行ない、差動
機構を駆動するようにしである。こうすることによって
、従動プーリ、前後進切換機構、最終減速機構、及び差
動機構がすべて同一軸上に配置される。しかし、このよ
うに遊星歯車機構を用いて最終減速を行なわせる場合に
は次のような問題を生ずる。すなわち、最終減速比はエ
ンジン及び車両の仕様に応じて何種類も設定する必要が
あるが、最終減速機構として遊星歯車を使用すると、最
終減速比を変えるために遊星歯車機構全体を変更する必
要があり、非常に多くの種類の遊星歯車機構が必要とな
る。また、遊星歯車機構の変更に伴ない遊星歯車機構の
各要素と連結される他の部材をも同時に変更しなければ
ならない場合も生ずる。このように、エンジン、車種の
組合せに応じて多くの種類の部品を用意する必要がある
ため、無段変速機の価格が高いものとなっていた。また
、遊星歯車機構ではそのかみ合い条件の制約のために設
定可能な減速比に制限があり、所望どおりの最終減速比
を設定することが困難となる場合もあった。
(ハ)発明の目的
本発明は、最終減速比を変更する際に最小限度の部品の
交換で済み、しかも最終減速比の設定自由度が大きい無
段変速機を得ることを目的としている。
交換で済み、しかも最終減速比の設定自由度が大きい無
段変速機を得ることを目的としている。
(ニ)発明の構成
本発明は、従動ブーりの軸と平行にカウンタ軸及びアイ
ドラ軸を配置し、これらの軸上に配置した歯車によって
従動プーリと最終減速機構とを連結可能とし、この連結
状態の切り換えを従動軸と同心上に設けた2つのクラッ
チによって行なわせることにより、上記目的を達成する
。すなわち、本発明による無段変速機は、従動ブーりと
一体に回転する中空の従動軸と、従動軸の外周に回転可
能に配置される前進用ギア及び後進用ギアと、従動軸と
前進用ギアとの連結舎切り離しを切換可能な前進用クラ
ッチと、従動軸と後進用ギアとの連結・切り離しを切換
可能な後進用クラッチと、従動軸と平行に配置された回
転可能なカウンタ軸と、カウンタ軸に一体に取り付けら
れ常に前進用ギアとかみ合うカウンターギアと、従動軸
及びカウンタ軸に平行なアイドラ軸を中心として回転可
能であり後進用ギア及びカウンターギアの両者と常にか
み合うアイドラギアと、カウンタ軸と一体に回転するよ
うに設けられたファイナルピニオンギアと、従動軸と同
心に配置されファイナルピニオンギアと常にかみ合うフ
ァイナルギアと、ファイナルギアに取り伺けられる差動
機構と、従動軸と同心に配置された差動機構出力軸と、
を有している。
ドラ軸を配置し、これらの軸上に配置した歯車によって
従動プーリと最終減速機構とを連結可能とし、この連結
状態の切り換えを従動軸と同心上に設けた2つのクラッ
チによって行なわせることにより、上記目的を達成する
。すなわち、本発明による無段変速機は、従動ブーりと
一体に回転する中空の従動軸と、従動軸の外周に回転可
能に配置される前進用ギア及び後進用ギアと、従動軸と
前進用ギアとの連結舎切り離しを切換可能な前進用クラ
ッチと、従動軸と後進用ギアとの連結・切り離しを切換
可能な後進用クラッチと、従動軸と平行に配置された回
転可能なカウンタ軸と、カウンタ軸に一体に取り付けら
れ常に前進用ギアとかみ合うカウンターギアと、従動軸
及びカウンタ軸に平行なアイドラ軸を中心として回転可
能であり後進用ギア及びカウンターギアの両者と常にか
み合うアイドラギアと、カウンタ軸と一体に回転するよ
うに設けられたファイナルピニオンギアと、従動軸と同
心に配置されファイナルピニオンギアと常にかみ合うフ
ァイナルギアと、ファイナルギアに取り伺けられる差動
機構と、従動軸と同心に配置された差動機構出力軸と、
を有している。
(ホ)実施例
以下、本発明の実施例を添付図面の第1及び2図に基づ
いて説明する。
いて説明する。
第1図に無段変速機10を示す。エンジン出力軸12に
ロックアツプ装置14を有するトルクコンへ−夕又はフ
ルードカップリングである流体伝動装置16が連結され
ている。流体伝動装置16からの出力は駆動軸18に伝
達される。なお、駆動軸18は中空であり、内径部を貫
通する軸2゜によってオイルポンプ22が駆動されるよ
うにしである。このオイルポンプ22によって、図示し
てない弁装置を介して流体伝動装置16、及び後述する
駆動プーリ24及び従動プーリ34のシリンダ室へ油圧
が供給される。駆動軸18には駆動プーリ24が設けら
れている。駆動プーリ24は駆動軸18に固着された固
定円すい板26と、固定円すい板26に対向配置されて
V字状プーリみぞを形成すると共に駆動プーリシリンダ
室28に作用する油圧によって駆動軸18の軸方向に移
動可能である可動円すい板30と、から成っている。駆
動プーリ24は、■ベルト32によって従動プーリ34
と伝動可能に結合されている。従動プーリ34は、ケー
シングに対して回転自在に支持された中空の従動軸36
上に設けられている。
ロックアツプ装置14を有するトルクコンへ−夕又はフ
ルードカップリングである流体伝動装置16が連結され
ている。流体伝動装置16からの出力は駆動軸18に伝
達される。なお、駆動軸18は中空であり、内径部を貫
通する軸2゜によってオイルポンプ22が駆動されるよ
うにしである。このオイルポンプ22によって、図示し
てない弁装置を介して流体伝動装置16、及び後述する
駆動プーリ24及び従動プーリ34のシリンダ室へ油圧
が供給される。駆動軸18には駆動プーリ24が設けら
れている。駆動プーリ24は駆動軸18に固着された固
定円すい板26と、固定円すい板26に対向配置されて
V字状プーリみぞを形成すると共に駆動プーリシリンダ
室28に作用する油圧によって駆動軸18の軸方向に移
動可能である可動円すい板30と、から成っている。駆
動プーリ24は、■ベルト32によって従動プーリ34
と伝動可能に結合されている。従動プーリ34は、ケー
シングに対して回転自在に支持された中空の従動軸36
上に設けられている。
従動プーリ34は従動軸36に固着された固定円すい板
38と、固定円すい板38に対向配置されてV字状プー
リみぞを形成すると共に従動プーリシリンダ室40に作
用する油圧によって従動軸36の軸方向に移動可能であ
る可動円すい板42と、から成っている。従動軸36の
外周には前進用ギア44及び後進用ギア46が回転可能
に支持されている。従動軸36と前雇用ギア44とは、
前進用クラッチ48によって連結・切り離しの切り換え
が可能である。また、従動軸36と後進用ギア46とは
後進用クラッチ50によって連結・切り離しの切り換え
が可能である。従動軸36と平行にカウンタ軸52が回
転自在に設けられている。カウンタ軸52には、カウン
タギア54及びファイナルピニオンギア56が一体に回
転するように取り付けられている。カウンタギア54は
前進用ギア44と常にかみ合っている。従動軸36及び
カウンタ軸52と平行なアイドラ軸58が回転自在に設
けられており、このアイドラ軸58にアイドラギア60
が取り付けられている。アイドラギア60は、カウンタ
ギア54及び後進用ギア46の両方に対して常にかみ合
っている。ファイナルピニオンギア56は、従動軸36
と同軸上に配置されたファイナルギア62と常にかみ合
っている。ファイナルピニオンギア56及びファイナル
ギア62が最終減速機構を達成する。ファイナルギア6
2には作動機構64が取り付けられている。差動機構6
4はファイナルギア62に取り付けられた一対のピニオ
ンギア66及び68と、このピニオンギア66及び68
とかみ合う一対のサイドギア70及び72と、を有して
いる。サイドギア70及びサイドギア72にそれぞれ差
動機構出力軸74及び76が連結されている。一方の差
動機構出力軸76は中空の従動軸36の内径部を貫通し
ている。差動機構出力軸74及び76は、それぞれジヨ
イント78及び80を介してドライブ軸82及び84と
連結される。上記のような構成の無段変速機lOを車両
に取り付けた状態を第2図に概略的に示す。無段変速機
10は、車両前方に横向きに配置されたエンジン86に
連結されており、無段変速機lOの差動機構出力軸74
及び76とそれぞれ連結されたドライブ軸82及び84
はジヨイント88及び90を介して前輪92及び94番
と連結される。
38と、固定円すい板38に対向配置されてV字状プー
リみぞを形成すると共に従動プーリシリンダ室40に作
用する油圧によって従動軸36の軸方向に移動可能であ
る可動円すい板42と、から成っている。従動軸36の
外周には前進用ギア44及び後進用ギア46が回転可能
に支持されている。従動軸36と前雇用ギア44とは、
前進用クラッチ48によって連結・切り離しの切り換え
が可能である。また、従動軸36と後進用ギア46とは
後進用クラッチ50によって連結・切り離しの切り換え
が可能である。従動軸36と平行にカウンタ軸52が回
転自在に設けられている。カウンタ軸52には、カウン
タギア54及びファイナルピニオンギア56が一体に回
転するように取り付けられている。カウンタギア54は
前進用ギア44と常にかみ合っている。従動軸36及び
カウンタ軸52と平行なアイドラ軸58が回転自在に設
けられており、このアイドラ軸58にアイドラギア60
が取り付けられている。アイドラギア60は、カウンタ
ギア54及び後進用ギア46の両方に対して常にかみ合
っている。ファイナルピニオンギア56は、従動軸36
と同軸上に配置されたファイナルギア62と常にかみ合
っている。ファイナルピニオンギア56及びファイナル
ギア62が最終減速機構を達成する。ファイナルギア6
2には作動機構64が取り付けられている。差動機構6
4はファイナルギア62に取り付けられた一対のピニオ
ンギア66及び68と、このピニオンギア66及び68
とかみ合う一対のサイドギア70及び72と、を有して
いる。サイドギア70及びサイドギア72にそれぞれ差
動機構出力軸74及び76が連結されている。一方の差
動機構出力軸76は中空の従動軸36の内径部を貫通し
ている。差動機構出力軸74及び76は、それぞれジヨ
イント78及び80を介してドライブ軸82及び84と
連結される。上記のような構成の無段変速機lOを車両
に取り付けた状態を第2図に概略的に示す。無段変速機
10は、車両前方に横向きに配置されたエンジン86に
連結されており、無段変速機lOの差動機構出力軸74
及び76とそれぞれ連結されたドライブ軸82及び84
はジヨイント88及び90を介して前輪92及び94番
と連結される。
次にこの実施例の作用について説明する。無段変速機1
0にエンジン出力軸12から入力された回転力は、流体
伝動装置16、駆動軸18、駆動プーリ24、■ベルト
32.従動プーリ34、従動軸36へと順に伝達されて
いき、前進用クラッチ48が締結され且つ後進用クラッ
チ50が解放されている場合には前進用ギア44、カウ
ンタギア54、カウンタ軸52、ファイナルピニオンギ
ア56、ファイナルギア62及び差動機構64を介して
差動機構出力軸74及び76が前進方向に回転される。
0にエンジン出力軸12から入力された回転力は、流体
伝動装置16、駆動軸18、駆動プーリ24、■ベルト
32.従動プーリ34、従動軸36へと順に伝達されて
いき、前進用クラッチ48が締結され且つ後進用クラッ
チ50が解放されている場合には前進用ギア44、カウ
ンタギア54、カウンタ軸52、ファイナルピニオンギ
ア56、ファイナルギア62及び差動機構64を介して
差動機構出力軸74及び76が前進方向に回転される。
逆に後進用クラッチ50が締結され且つ前進用クラッチ
48が解放されている場合には、後進用ギア46、アイ
ドラギア60、カウンタギア54、カウンタ軸52、フ
ァイナルピニオンギア56、ファイナルギア62及び差
動機構64を介して差動機構出力軸74及び76が後進
方向に回転される。また、前進用クラ・ンチ48及び後
進用クラッチ50が両方とも解放されている場合には、
差動機構出力軸74及び76への回転力の伝達が行なわ
れず、中立状態となる。上記のような動力伝達の際に、
駆動プーリ24の可動円すい板30及び従動プーリ34
の可動円すい板42を軸方向に移動させてVベルト32
との接触位置半径を変えることにより、駆動プーリ24
と従動プーリ34との間の回転比を変えることができる
。例えは、駆動プーリ24のV字状プーリみぞの幅を拡
大すると共に従動プーリ34のV字状プーリみぞの幅を
縮小すれば、駆動プーリ24側のVベルト接触位置半径
は小さくなり、従動プーリ34側のVベルト接触位置半
径は大きくなり、結局大きな減速比が得られることにな
る。可動円すい板30及び可動円すい板42を上記とは
逆方向に移動させれば減速比は小さくなる。
48が解放されている場合には、後進用ギア46、アイ
ドラギア60、カウンタギア54、カウンタ軸52、フ
ァイナルピニオンギア56、ファイナルギア62及び差
動機構64を介して差動機構出力軸74及び76が後進
方向に回転される。また、前進用クラ・ンチ48及び後
進用クラッチ50が両方とも解放されている場合には、
差動機構出力軸74及び76への回転力の伝達が行なわ
れず、中立状態となる。上記のような動力伝達の際に、
駆動プーリ24の可動円すい板30及び従動プーリ34
の可動円すい板42を軸方向に移動させてVベルト32
との接触位置半径を変えることにより、駆動プーリ24
と従動プーリ34との間の回転比を変えることができる
。例えは、駆動プーリ24のV字状プーリみぞの幅を拡
大すると共に従動プーリ34のV字状プーリみぞの幅を
縮小すれば、駆動プーリ24側のVベルト接触位置半径
は小さくなり、従動プーリ34側のVベルト接触位置半
径は大きくなり、結局大きな減速比が得られることにな
る。可動円すい板30及び可動円すい板42を上記とは
逆方向に移動させれば減速比は小さくなる。
この無段変速機10の最終減速比は、ファイナルピニオ
ンギア56とファイナルギア62との歯数比によって決
定される。従って、この無段変速機10を適用すべき車
両、エンジン等の使用に応じてファイナルピニオンギア
56及びファイナルギア62の所定の組合せを選択する
ことにより、所望の最終減速比とすることができる。そ
の場合、ファイナルピニオンギア56及びファイナルギ
ア62のみを変更すれば良く、多様な最終減速比を設定
する場合であっても用意する必要のある部品点数は少な
く、価格を安いものとすることができる。しかも、減速
比はほぼ自由に設定することができるため、車両、エン
ジン等の仕様に応じて最適な最終減速比を選択すること
が可能となる、。
ンギア56とファイナルギア62との歯数比によって決
定される。従って、この無段変速機10を適用すべき車
両、エンジン等の使用に応じてファイナルピニオンギア
56及びファイナルギア62の所定の組合せを選択する
ことにより、所望の最終減速比とすることができる。そ
の場合、ファイナルピニオンギア56及びファイナルギ
ア62のみを変更すれば良く、多様な最終減速比を設定
する場合であっても用意する必要のある部品点数は少な
く、価格を安いものとすることができる。しかも、減速
比はほぼ自由に設定することができるため、車両、エン
ジン等の仕様に応じて最適な最終減速比を選択すること
が可能となる、。
なお、説明した実施例では、従動プーリ34の可動円す
い板42をエンジン側に配置しであるが、これはジヨイ
ント80のジヨイント角度を小さくするために有利であ
る。すなわち、可動円すい板42側は駆動プーリシリン
ダ室40を設ける必要があるため固定円すい板38と比
較して軸方向寸法が大きい。このため、もし上述の実施
例とは逆に可動円すい板42をエンジンとは反対側に配
置すると、ジヨイント80は車両の前後方向中心線文か
らより遠い位置に配置されることになり、ジヨイント角
度が大きくなる。従って、第1図に示した実施例のよう
な配置の方が有利である。また、第1図に示した実施例
では、前進用ギア44は後進用ギア46よりも差動機構
64側に配置しであるが、これによってカウンタ軸52
を支持するベアリング96の配置スペースを十分に確保
することができる。なぜならば、後進用ギア46の方が
減速比を大きくとるために前進用ギア44よりも径が小
さいからである。もし、前進用ギア44と後進用ギア4
6とを逆に配置すると、前進用ギア44と干渉しないよ
うにベアリング96を配置しなければならず、ベアリン
グ96の外径が小さくなって十分な容量を確保できない
場合がある。
い板42をエンジン側に配置しであるが、これはジヨイ
ント80のジヨイント角度を小さくするために有利であ
る。すなわち、可動円すい板42側は駆動プーリシリン
ダ室40を設ける必要があるため固定円すい板38と比
較して軸方向寸法が大きい。このため、もし上述の実施
例とは逆に可動円すい板42をエンジンとは反対側に配
置すると、ジヨイント80は車両の前後方向中心線文か
らより遠い位置に配置されることになり、ジヨイント角
度が大きくなる。従って、第1図に示した実施例のよう
な配置の方が有利である。また、第1図に示した実施例
では、前進用ギア44は後進用ギア46よりも差動機構
64側に配置しであるが、これによってカウンタ軸52
を支持するベアリング96の配置スペースを十分に確保
することができる。なぜならば、後進用ギア46の方が
減速比を大きくとるために前進用ギア44よりも径が小
さいからである。もし、前進用ギア44と後進用ギア4
6とを逆に配置すると、前進用ギア44と干渉しないよ
うにベアリング96を配置しなければならず、ベアリン
グ96の外径が小さくなって十分な容量を確保できない
場合がある。
(へ)発明の詳細
な説明してきたように、本発明による無段変速機は、従
動プーリと一体に回転する中空の従動軸と、従動軸の外
周に回転可能に配置される前進用ギア及び後進用ギアと
、従動軸と前進用ギアとの連結・切り離しを切換可能な
前進用クラッチと、従動軸と後進用ギアとの連結・切り
離しを切換可能な後進用クラッチと、従動軸と平行に配
置された回転可能なカウンタ軸と、カウンタ軸に一体に
取り付けられ常に前進用ギアとかみ合うカウンターギア
と、従動軸及びカウンタ軸に平行なアイドラ軸を中心と
して回転可能であり後進用ギア及びカウンターギアの両
者と常にかみ合うアイドラギアと、カウンタ軸と一体に
回転するように設けられたファイナルピニオンギアと、
従動軸と同心に配置されファイナルピニオンギアと常に
かみ合うファイナルギアと、ファイナルギアに取り付け
られる差動機構と、従動軸と同心に配置された差動機構
出力軸と、を有するので、車種、エンジンの組合せに応
じて各種の最終減速比を設定する際にファイナルピニオ
ンギア及びファイナルギアのみを選択すればよく、価格
が増大することがなく、また最終減速比の選択自由度も
増大する。また、無段変速機全体の構成も簡潔なものと
なっている。
動プーリと一体に回転する中空の従動軸と、従動軸の外
周に回転可能に配置される前進用ギア及び後進用ギアと
、従動軸と前進用ギアとの連結・切り離しを切換可能な
前進用クラッチと、従動軸と後進用ギアとの連結・切り
離しを切換可能な後進用クラッチと、従動軸と平行に配
置された回転可能なカウンタ軸と、カウンタ軸に一体に
取り付けられ常に前進用ギアとかみ合うカウンターギア
と、従動軸及びカウンタ軸に平行なアイドラ軸を中心と
して回転可能であり後進用ギア及びカウンターギアの両
者と常にかみ合うアイドラギアと、カウンタ軸と一体に
回転するように設けられたファイナルピニオンギアと、
従動軸と同心に配置されファイナルピニオンギアと常に
かみ合うファイナルギアと、ファイナルギアに取り付け
られる差動機構と、従動軸と同心に配置された差動機構
出力軸と、を有するので、車種、エンジンの組合せに応
じて各種の最終減速比を設定する際にファイナルピニオ
ンギア及びファイナルギアのみを選択すればよく、価格
が増大することがなく、また最終減速比の選択自由度も
増大する。また、無段変速機全体の構成も簡潔なものと
なっている。
第1図は本発明による無段変速機を示す図、第2図は車
両に搭載した本発明にょる集設変速機の配置を概略的に
示す図である。 lO・・・無段変速機、12φ・eエンジン出力軸、1
4・・・口・ンクアップ装置、16・・・流体伝動装置
、18・・・駆動軸、20・・・軸、22・・φオイル
ポンプ、24・・・駆動プーリ、26舎・・固定円すい
板、28−−−駆動プーリシリンダ室、30・・・可動
円すい板、32e・−Vベルト、34・・拳従動プーリ
、36・・・従動軸、38・・Φ固定円すい板、40・
。 ・・従動プーリシリンダ室、42Φ・φ可動円すい板、
44・・・前進用ギア、46・・・後進用ギア、48・
・・前進用クラッチ、50φ・壽後進用クラッチ、52
・・・カウンタ軸、54−φφカウンタギア、56φ・
・ファイナルピニオンギア、58・・φアイドラ軸、6
0Φ・・アイドラギア、62・IIQファイナルギア、
64・・・差動機構、66・・・ピニオンギア、68・
−φピニオンギア、70・・・サイドギア、72φ・―
サイドギア、74−・・差動機構出力、76・・・差動
機構出力、78・・・ジヨイント、80−・・ジヨイン
ト、82・・・ドライブ軸、84ψψ・ドライソ軸、8
6ψe・エンジン、88・1ジヨイント、901・ジヨ
イント、92・−・前輪、94・・・前輪。 特許出願人 日 産 自 動車株式会社代理人 弁 理
士 宮 内 利 行;$1図 10 第2図
両に搭載した本発明にょる集設変速機の配置を概略的に
示す図である。 lO・・・無段変速機、12φ・eエンジン出力軸、1
4・・・口・ンクアップ装置、16・・・流体伝動装置
、18・・・駆動軸、20・・・軸、22・・φオイル
ポンプ、24・・・駆動プーリ、26舎・・固定円すい
板、28−−−駆動プーリシリンダ室、30・・・可動
円すい板、32e・−Vベルト、34・・拳従動プーリ
、36・・・従動軸、38・・Φ固定円すい板、40・
。 ・・従動プーリシリンダ室、42Φ・φ可動円すい板、
44・・・前進用ギア、46・・・後進用ギア、48・
・・前進用クラッチ、50φ・壽後進用クラッチ、52
・・・カウンタ軸、54−φφカウンタギア、56φ・
・ファイナルピニオンギア、58・・φアイドラ軸、6
0Φ・・アイドラギア、62・IIQファイナルギア、
64・・・差動機構、66・・・ピニオンギア、68・
−φピニオンギア、70・・・サイドギア、72φ・―
サイドギア、74−・・差動機構出力、76・・・差動
機構出力、78・・・ジヨイント、80−・・ジヨイン
ト、82・・・ドライブ軸、84ψψ・ドライソ軸、8
6ψe・エンジン、88・1ジヨイント、901・ジヨ
イント、92・−・前輪、94・・・前輪。 特許出願人 日 産 自 動車株式会社代理人 弁 理
士 宮 内 利 行;$1図 10 第2図
Claims (1)
- 駆動プーリ、従動プーリ及び両者に巻き掛けられるヘル
ドを有する無段変速機において、従動プーリと一体に回
転する中空の従動軸と、従動軸の外周に回転可能に配置
される前進用ギア及び後進用ギアと、従動軸と前進用ギ
アとの連結・切り〜Lしを切換可能な前進用クラッチと
、従動軸と後進用ギアとの連結・切り離しを切換可能な
後進用クラッチと、従動軸と平行に配置された回転可能
なカウンタ軸と、カウンタ軸に一体に取り付けられ常に
前進用ギアとかみ合うカウンターギアと、従紘、軸及び
カウンタ軸に平行なアイドラ軸を中心として回転可能で
あり後進用ギア及びカウンターギアの両者と常にかみ合
うアイドラギアと、カウンタ軸と一体に回転するように
設けられたファイナルピニオンギアと、従動軸と同心に
配置されファイナルピニオンギアと常にかみ合う一ファ
イナルギアと、ファイナルギアに取り付けられる差動機
構と、従動軸と同心に配置された差動機構出力軸と、を
有することを特徴とする無段変速機。−
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6760884A JPS60215148A (ja) | 1984-04-06 | 1984-04-06 | 無段変速機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6760884A JPS60215148A (ja) | 1984-04-06 | 1984-04-06 | 無段変速機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60215148A true JPS60215148A (ja) | 1985-10-28 |
Family
ID=13349816
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6760884A Pending JPS60215148A (ja) | 1984-04-06 | 1984-04-06 | 無段変速機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60215148A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57140957A (en) * | 1981-02-25 | 1982-08-31 | Aisin Warner Ltd | V-belt system stepless transmission for vehicle |
JPS58174754A (ja) * | 1982-04-06 | 1983-10-13 | Fuji Heavy Ind Ltd | 電磁粉式クラツチ付無段変速機 |
-
1984
- 1984-04-06 JP JP6760884A patent/JPS60215148A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57140957A (en) * | 1981-02-25 | 1982-08-31 | Aisin Warner Ltd | V-belt system stepless transmission for vehicle |
JPS58174754A (ja) * | 1982-04-06 | 1983-10-13 | Fuji Heavy Ind Ltd | 電磁粉式クラツチ付無段変速機 |
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