JPS58174754A - 電磁粉式クラツチ付無段変速機 - Google Patents

電磁粉式クラツチ付無段変速機

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Publication number
JPS58174754A
JPS58174754A JP57056884A JP5688482A JPS58174754A JP S58174754 A JPS58174754 A JP S58174754A JP 57056884 A JP57056884 A JP 57056884A JP 5688482 A JP5688482 A JP 5688482A JP S58174754 A JPS58174754 A JP S58174754A
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JP
Japan
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clutch
continuously variable
variable transmission
electromagnetic powder
section
Prior art date
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Pending
Application number
JP57056884A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Takano
俊夫 高野
Ryuzo Sakakiyama
榊山 隆三
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Jukogyo KK
Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Jukogyo KK, Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Jukogyo KK
Priority to JP57056884A priority Critical patent/JPS58174754A/ja
Publication of JPS58174754A publication Critical patent/JPS58174754A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H37/00Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00
    • F16H37/02Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H37/00Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00
    • F16H37/02Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings
    • F16H37/021Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings toothed gearing combined with continuous variable friction gearing

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、車両の動力伝達系に電磁粉式クラッチを装備
したベルトコンバータ方式の無段変速機を搭載して、ク
ラッチペダル操作を自動的に行うようにオートクラッチ
化し、且つシフトレバ−による前進段の変速操作を不要
にするものに関し、特にエアコン使用又は冷態時のチョ
ーク暖機運転の際のハイアイドル回転状態におけるクラ
ッチ切断を確実化するものに関する。
車両用の変速機として、ベルトドライブによるベルトコ
ンバータ方式の無段変速機が既に特開昭55−6575
5号公報等により提案されており、かかる無段変速機を
搭載すると、シフトレバ−による前進段の変速操作が不
要になって操作性が著しく向上することから注目されて
来ている。そして、この無段変速機では変速時にクラッ
チペダル操作によるクラッチの接断を行う必要がなくな
ることから、車両発進時にもクラッチペダル操作を不要
にすべく遠心クラッチを装備し、て、エンジン回転数に
応じ自動的にクラッチの接断を行うようにし、こうして
クラッチペダルを完全に無くしたものになっている。
ところで一般の車両におけるエンジンは、エアコンを装
備してそれを使用しているとき、又は冷態時のチョーク
暖機の際にはアイドル回転が通常の場合に比べて例えば
200〜30OrDI高く設定されている。そのため、
上述の遠心クラッチではこのようなハイアイドル回転の
場合に接続状態になってエンジン動力の一部が一無段変
速機に入力するようになり、これにより発進時の切換ク
ラッチによる切換操作の場合にギヤ噛みが生じ、はなは
だしい時は切換自体が困難になる。
そこで、このような不具合を1避するため、遠( 心クラッチ゛のウェイトにより押圧作用するプレッシャ
プレートの個所に、油圧によりその作用を制限する機構
が装着され、クラッチによるトルク伝達開始の最低回転
数を上述のハイアイドル回転を含む例えば200Orp
−に設定するようになっている。
しかるに、ローアイドル回転の場合はクラッチのトルク
伝達開始時の最低回転数を低く設定する必要があり、こ
のように回転数の設定を変更するような機構にすると構
造が複雑化する。また特にチョーク暖機時はエンジン回
転数がクラッチ接続時の設定回転数以上に^くなる場合
があって、完全な解決策になっていない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたちので、シフ
トレバ−の操作に連動してクラッチペダル操作を自動化
し得る電磁粉式クラッチを遠心クラッチの代りに用い、
その電磁粉式クラッチのクラッチ電流制御によりエンジ
ン回転の高、低に関係なく、ニュートラル又はパーキン
グ位置でのアイドリング時確実にクラッチの切断を行う
ようにした電磁粉式クラッチ付無段変速機を提供するこ
とを目的とする。
以下、図面を参照して本発明の一実施例につき具体的に
説明する。まず第1図において本発明による電磁粉式ク
ラッチ付無段変速機について説明すると、符号1は電磁
粉式クラッチ、2は無段変速機であり、無段変速II2
は大別するとベルトドライブによるベルトコンバータ方
式の無段変速部3、前、後進の切換部4、終減速部5、
及び無段変速部3の油圧制御部6から構成されている。
電磁粉式クラッチ1はエンジンからのクランク軸1にド
ライブプレート8を介してコイル9を内蔵したドライブ
メンバ10が一体結合し、これに対し無段変速機2への
主軸11にドリブンメンバ12が回転方向に一体的にス
プライン結合し、これらのドライブ及びドリブンメンバ
10.12がギャップ13を介し近接して遊嵌しており
、このギャップ13にパウダ室14から電磁粉を集積す
るようになっている。また、ドリブンメンバ12に対し
ホルダ15S保持されることによりスリップリング16
が主軸11と同軸上に設置され、このスリップリング1
6に給電用のブラシ17が摺接してコイル9にクラッチ
電流を流すようにしである。
こうして、コイル9にクラッチ電流を流すと、ドライブ
及びドリブンメンバ10.12の闇に生じた磁力線によ
り両者のギャップ13に電磁粉が鎖状に連結して集積し
、これによる結合力でドライブメンバ10に対しドリブ
ンメンバ12が一体結合して接続した状態になり、クラ
ンク軸7のエンジン動力が主軸11に伝達される。そし
て、この場合に無段変速機2の切換部4等をシフトレバ
−で操作する際に連動してクラッチ電流を流すようにす
れば、電磁粉式クラッチ1が切断した状態で切換l!!
4等の操作が行われ、その操作俵クラッチ1が接続して
動力伝達されるようになり、クラッチペダル操作は不要
となる。
次いで無段変速llI2の主となる無段変速部3は上記
主軸11に対し副軸18が平行配置され、これらの主及
び副軸11.1gにそれぞれ主プーリ19、副プーリ2
0が設けられ、且つ主及び副ブー1月9.20の間にエ
ンドレスの駆動ベルト21が掛は渡しである。
主及び副プーリ19.20はいずれも2分割に構成され
、可動側のプーリ半体19a 、 20aには油圧サー
ボ装置22.23が付設されてプーリ1llI111を
可変にしである。そしてこの場合に、主軸1111の主
プーリ19はプーリ半体19aを後退した状態から前進
させてプーリlII1mlを順次狭くさせ、副軸18側
の副プーリ20はプーリ半体20aを逆に前進した状態
がら後退させてプーリm1Iiを順次広げ、これにより
駆動ベルト21の主及び副ブー119.20における巻
付は径の比を変化して無段変速した動力を副軸18に取
出すようになっている。
切換部4は副軸18に前進用ドライブギヤ24と後進用
ドライブギヤ25が回転自在に遊嵌され、且つこれらの
ギヤ24と25の闇にそれらの一方を副軸18に一体化
する切換クラッチ26が設けである。また、副軸18に
対して出力軸21が平行配置され、上記ギヤ24はこの
出力軸27のドリブンギヤ24′ に直接噛合い、ギヤ
25は図示しないアイドラギヤを介して出力軸27のド
リブンギヤ25′ に噛合って逆転するようになってい
る。一方、駐車の際の安全を図るため、例えば径の大き
い謝プーリ20の固定側プーリ半体20bの外周部にパ
ーキングロック装M28が設けてあり、これを第2図に
より詳記すると、ブーり半休20bの外周に凹部29が
多数形成されており、操作ロッド30の作用でロックレ
バ−31を凹部29に噛合わせ、このとき同時に切換ク
ラッチ26を後進側に切換えてパーキングロックするよ
うに構成されている。こうして、第3図のようにシフト
レバ−32のシフトパターンは、パーキングロック装置
28によるパーキング位置P、′切換クラッチ26によ
る後進位11R、ニュートラル位置N1前進位置りがこ
の順序で一直線に並んだものになる。
終減速部5は出力軸27の出力ギヤ33に大径のファイ
ナルギヤ34が噛合い、このファイナルギヤ34から差
動機構35を介して左右の駆動輪の車軸36゜31に伝
動構成しである。
更に油圧制御部6は主プーリ19の右側に内歯噛合式油
圧ポンプ38が装着され、この油圧ポンプ38は主軸1
1内部を貫通したポンプ駆動軸39を介してエンジンク
ランク軸1に直結して、エンジン運転中常に油圧を生じ
るようになっている。そして、この油圧ポンプ38で生
じた油圧の一定油圧が油路40により副ブーり側油圧サ
ーボ装置23に供給され、重速及びスロットル弁開度に
応じて変化した油圧が油路41により主プーリ側油圧サ
ーボ装置22に供給されて、無段変速部3の変速制御を
行う。
次いで第4図において電磁粉式クラッチ1の制御系につ
いて説明すると、コイル9の一端の電源側にPNP型ト
ランジスタ42が接続され、その他端のアース側にNP
N型トランジスタ43が接続さ1 れでおり、このような回路において逆励磁用として電源
側から抵抗44を介してコイル9のトランジスタ43側
に接続され、更にコイル9のトランジスタ42側から抵
抗45を介してアースされている。また、シフトレバ−
をニュートラル位1fNに操作したときオフするニュー
トラルスイッチ46、及びパーキング位置Pに操作した
ときオフするパーキングスイッチ47が直列に接続され
て、その一方はアースされる。その他方は正電位が印加
されてバッファ48を介しトランジスタ42のベースに
接続されると共に、NORゲート49を介してトランジ
スタ43のベースに接続されており、NORゲート49
には端子50からクラッチ電流制御信号が入力するよう
になっている。
本発明はこのように構成されているので、無段変速lI
2において切換クラッチ26をニュートラル位置Nに操
作し、又はパーキング位置Pに操作してパーキングロッ
クした状態でのアイドリング運転時には、ニュー[−ラ
ルスイッチ46又はパーキングスイッチ1のいずれか一
方がオフして、アース側から切離される。そのため、正
電位のHレベルの信号がバッファ48で増幅されてPN
P型トランジスタ42のベースにかかることで、そのト
ランジスタ42はオフする。また、NORゲート49の
出力側がLレベルになってその信号がNPN型トランジ
スタ43のベースにかかることで、そのトランジスタ4
3もオフする。そこで、電源側から抵抗44、コイル9
、抵抗45を介して電流が流れ、この電流はコイル9に
おいて実線の通常の方向に対して破線のような逆方向で
あり、こうして逆励磁されることになる。そのため、電
磁粉式クラッチ1のドライブ及びドリブンメンバ10.
12におけるヒステリシスの残留磁気は除かれて、引き
摺りを生じることなく第5図のようにクラッチトルクが
完全に零の切断状態となる。従って、かかるアイドリン
グ時にエアコン使用又はチョーク暖機運転によりエンジ
ン側の回転数が上昇していても、無段変速機2への動力
伝達が遮断され、発進時の切換クラッチ26の操作に伺
等影響を及ぼすことがない。
次いで発進時シフトレバ−32により切換クラッチ26
をギヤ24側に噛合わせて前進位置りに操作し、又はギ
ヤ25側に噛合わせて後進位置Rに操作すると、上述の
ニュートラルスイッチ46及びパーキングスイッチ47
が共にオンし、正電位がアースされてLレベルになる。
そのため、トランジスタ42゜43は共にオンして電源
側からトランジスタ42、コイル9、トランジスタ43
を介して電流が流れ、且つこの電流は端子50からの信
号によるトランジスタ43の動作で第5図のように制御
され、これにより電磁粉式クラッチ1のトルクが順次増
大して滑かにエンジン動力が無段変速機2に伝達され車
両が走り出す。そして、電磁粉式クラッチ1は一体的に
接続して無段変速@2がエンジン側に直結し、これ以降
はスロットル弁開度、秦速等に応じた油圧−11M1部
6の制御で無段変速部3において無段階に変速され、こ
の変速された動力により常に最適な状態で走行すること
になる。
以上の説明から明らかなように本発明によると、無段変
速機2の入力側のクラッチがその接断を電気的に行う電
磁粉式クララ≠1にされ、ニュートラル又はパーキング
位置でのアイドリンク時に、ヒステリシスによる残留磁
気を考慮して逆励磁され、完全に切断されるので、従来
のような遠心クラッチの場合のへイアイドル回転の際の
種々の不具合は全くない。また、電磁粉式クラッチ1の
クラッチ制御回路に逆励磁用回路、ニュートラルスイッ
チ46、パーキングスイッチ47を加えるだけであるの
で、回路及び制御も簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による電磁粉式クラッチ付無段変速機の
一実施例を示す断面図、第2図はその一部のパーキング
ロック装置を示す斜視図、第3図はシフトレバ−のシフ
トパターンを示す図、第4図は電磁粉式クラッチの制−
系の回路図、第5図はアイドリング及び発進時の特性線
図である。 1・・・電磁粉式クラッチ、2・・・無段変速機、3・
・・無段変速部、4・・・切換部、5・・・終減速部、
6・・・油圧制御部、9・・・コイル、42.43・・
・トランジスタ、44、45・・・逆励磁用抵抗、46
・・・ニュートラルスイッチ、41・・・パーキングス
イッチ。 第5図 昭和57年12月 9日 特許庁長官 若 杉  和  夫殿 1、事件の表示 昭和57年 特許願 第056884号2、発明の名称 電磁粉式クラッチ付無段変速機 ;3.補正をする者 事件との関係  特許出願人 東京都新宿区西新宿1丁目7番2号 4、代理人 補正の対象 明細書全文 6、補正の内容 別紙のとおり (補正)明  細  由 1、発明の名称  電磁粉式クラッチ付無段変速機 2、特許請求の範囲 ベルトコンバータ方式の無段変速部、ニュートラル位1
から前進、後進又はパーキング位置に切換える切換部、
駆動輪側に動力伝達する一減速部、及び上記無段変速部
をIIIJ御する油圧制御部から成る無段変速機におい
て、該無段変速機のエンジン動力入力側に電磁粉式クラ
ッチを備え、ニュートラル又はパーキング位置でのアイ
ドリンク運転時上記電磁粉式クラッチを逆励磁により切
断することを特徴とする電磁粉式クラッチ付無段変速機
。 3、発明の詳細な説明 本発明は、車両の動力伝達系に電磁粉式クラッチを装備
したベルトコンバータ方式の無段変速機を搭載して、ク
ラッチペダル操作を自動的に行うようにオートクラッチ
化し、且つシフトレバ−による前進段の変速操作を不要
にするものに関し、特にエアコン使用又は冷態時のチョ
ーク暖機運転の際のハイアイドル回転状態におけるクラ
ッチ切断を確実化するものに関する。 車両用の変速機としで、ベルトドライブによるベルトコ
ンバータ方式の無段変速機が既に特開昭55−6575
5号公報等により提案されており、かかる無段変速機を
搭載すると、たとえば燃費率の最良の範囲にギヤ比を選
定できるなど、ギヤ比のパターンを自由に設定でき、ま
た、シフトレバ−による前進段の変速操作が不要になっ
て操作性が著しく向上することから注目されて来ている
。ぞして、この無段変速機では変速時にクラッチペダル
操作によるクラッチの接断を行う必要がなくなることか
ら、車両発進時にもクラッチペダル操作を不要にすべく
遠心クラッチを装備して、エンジン回転数に応じ自動的
にクラッチの接断を行うようにし、こうしてクラッチペ
ダルを完全に無くしたものになっている。 ところで一般の車両におけるエンジンは、エアコンを装
備してそれを使用しているとき、又は冷態時のチョーク
暖機の際にはアイドル回転が通常の場合に比べて例えば
200〜300rlll高く設定されている。そのため
、上述の遠心クラッチではこのようなハイアイドル回転
の場合に接続状態になってJンジン動力の一部が無段変
速機に入力するようになり、これにより発進時の切換ク
ラッチによる切換操作の場合にギヤ噛みが生じ、はなは
だしい時は切換自体が困難になる。 そこで、このような不具合を回避するため、遠心クラッ
チのウェイトにより押圧作用するプレッシセプレートの
個所に、油圧によりその作用を制限する機構が装着され
、クラッチによるトルク伝達開始の最低回転数を上述の
ハイアイドル回転を含む例えば2000rpgmに設定
するようになっている。 しかるに、D−アイドル回転の場合はクラッチのトルク
伝達開始時の最低回転数を低く設定する必要があり、こ
のように回転数の設定を変更するような機構にすると構
造が複雑化する。また特にチ1−り暖機時はエンジン回
転数がクラッチ接続時の設定回転数以上に高くなる場合
があって、完全な解決策になっていない。 本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、シフ
トレバ−の操作に連動してクラッチペダル操作を自動化
し得る電磁粉式クラッチを遠心クラッチの代りに用い、
その電磁粉式クラッチのクラッチ電流制御によりエンジ
ン回転の^、低に関係なく、ニュートラル又はパーキン
グ位置でのアイドリング時、確実にクラッチの、切断を
行うようにした電磁粉式クラッチ付無段変速機を提供す
ることを目的とする。 以下、図面を参照して本発明の一実施例につき具体的に
説明する。まず第1図において本発明による電磁粉式ク
ラッチ付無段変速機について説明すると、符号1は電磁
粉式クラッチ、2は無段変速機であり、無段変速機2は
大別づるとベルトドライブによるベルトコンバータ方式
の無段変速部3、前、v11進の切換部4、終減速部5
、及び無段変速部3の油圧11J 11部6から構成さ
れている。 電磁粉式クラッチ1はエンジンからのクランク軸1にド
ライブプレート8を介してコイル9を内蔵したドライブ
メンバ1oが一体結合し、これに対し無段変速llI2
への主軸11にドリブンメンバ12が回転方向に一体的
にスプライン結合し、これらのドライブ及びドリブンメ
ンバ10.12がギャップ13を介し近接して:i嵌し
ており、このギャップ13にパウダ室14から電!&粉
を集積するようになっている。また、ドリブンメンバ1
2に対しホルダ15で保持されることによりスリップリ
ング16が主軸11と同軸1−に設置され、このスリッ
プリング16に給電用のブラシ17が摺接してコイル9
にクラッチ電流を流すようにしである。 こうして、コイル9にクラッチ電流を流すと、ドライブ
及びドリブンメンバ10.12の間に生じた磁力線によ
り両者のギャップ13に電磁粉が鎖状に連結して集積し
、これによる結合力でドライブメンバ10に苅しドリブ
ンメンバ12が一体結合して接続した状態になり、クラ
ンク軸1・のエンジン動力が主軸11に伝達される。そ
して、J゛この場合に無段変速機2の切換部4等をシフ
トレバ−で操作する際に連動してクラッチ電流を流すよ
うにすれば、電磁粉式クラッチ1が切断した状態で切換
部4等の操作が行われ、その操作後クラッチ1が接続し
て動力伝達されるようになり、クラッチペダル操作は不
要となる。 次いで無段変速llI2の主となる無段変速部3は上記
主軸11に対し副軸18が平行配置され、これらの主及
び副軸11.18にそれぞれ主プーリ19、副プーリ2
0が設けられ、且つ主及び副プーリ19.20の間にエ
ンドレスの駆動ベルト21が掛は渡しである。 主及び副プーリ19.20はいずれも2分割に構成され
、可動側のプーリ半体19a 、 20aには油圧サー
ボ装置22.23が付設されてブーり間隙を可変にしで
ある。そしてこの場合に、主軸11例の主プーリ19は
ブーり半休19aを後退した状態から前進させてプーリ
間隙を順次狭くさせ、副軸18側の副プーリ20はプー
リ半体20aを逆に前進した状態から後退させてプーリ
間隙を順次広げ、とれにより駆動ベルト21の主及び副
プーリ19.20における巻付は径の比を変化して無段
変速した動力を副軸18に取出すようになっている。 切換部4は、この実施例では上記無段麦速部3の出ツノ
側に設()られており、副軸18に前進用ドライブギヤ
24と後進用ドライブギヤ25が回転自在に:imされ
、且つこれらのギヤ24と25の間にそれらの一方を副
軸18に一体化する切換クラッチ26が設けである。ま
た、副軸18に対して出力軸27が平行配ばされ、上記
ギヤ24はこの出力軸27のドリブンギ1724’に直
接噛合い、ギヤ25は図示しないアイドラ1=ヤを介し
て出力軸27のドリブンギヤ25′ に噛合って逆転す
るようになっている。一方、駐車の際の安全を図るため
、例えば径の大きい副ブー920の固定側ブーり半休2
0bの外周部にパーキングロックg@28が設けてあり
、これを第2図により詳記づると、プーリ半休20bの
外周に凹部29が多数形成されており、操作ロンド30
の作用でロックレバ−31を凹部29に噛合わせ、この
とき同時に切換クラッチ26を後進側に切換えてパーキ
ングロックするように構成されている。こうして、第3
図のようにシフトレバ−32のシフトパターンは、バー
1ングOツク装[28によるパーキング位IP。 切換クラッチ26による後進位@R,ニュートラル位置
N、前進位置りがこの順序で一直線に並んだものになる
。 終減速部5は出力軸27の出力ギヤ33に大径のファイ
ナルギヤ34が噛合い、このファイナルギヤ34から差
動機構35を介して左右の駆動輪の車軸36゜31に伝
動構成しである。 更に油圧制御部6は主プーリ19の右側に内歯噛合式油
圧ポンプ38が装着され、この油圧ポンプ38は主軸1
1内部を貫通したポンプ駆動軸39を介してエンジンク
ランク軸7に直結して、エンジン運転中宮に油圧を生じ
るようになっている。そして、この油圧ポンプ38で生
じた油圧の一定油圧が油路40により副プーリ側油圧サ
ーボ装置23に供給され、車速及びスロットル弁開度に
応じて変化した油圧が油路41により主プーリ側油圧す
−ボ装[22に供給されて、無段変速部3の変速制御を
行う。 次いで第4図において電磁粉式クラッチ1の一部光につ
いて説明すると、コイル9の一端の電源側にPNP型ト
ランジスタ42が接続され、その他端のアース側にNP
N型トランジスタ43が接続されており、このような回
路において逆励磁用として電源側から抵抗44を介して
コイル9のトランジスタ43側に接続され、更にコイル
9のトランジスタ42側から抵抗45を介してアースさ
れて(する。また、シフトレバ−をニュートラル位置N
に操作したときオフするニュートラルスイッチ46、及
び)(−キング位IfPに操作したときオフするl<−
キングスイッチ47が直列に接続されて、その一方(よ
アースされる。その他方は正電位が印加されて〕\ソフ
ァ48を介しトランジスタ42のベースに接続されると
共に、NORゲート49を介してトランジスタ43のベ
ースに接続されており、NORゲート49には端子50
からクラッチ電流制御信号が入力するようになっている
。 本発明はこのように構成されているので、無段変速@2
において切換クラツーチ26をニュートラル位置Nに操
作し、又はパーキング位置Pに操作してパーキングロッ
クした状態でのアイドリング運転時には、ニュートラル
スイッチ46又1よノ曵−キングスイッチ41のいずれ
か一方がオフして、アース側から切離される。そのため
、正電位のHレベJしの信号がバッファ48で増幅され
てPNP型トランジスタ42のベースにかかることで、
そのトランジスタ42はオフする。また、NORゲート
49の出力側がLレベルになってその信号がNPN型ト
ランジスタ43のベースにかかることで、そのトランジ
スタ43もオフする。そこで、電源側から抵抗44、コ
イル9、抵抗45を介して電流が流れ、この電流はコイ
ル9において実線の通常の方向に対して破線のような逆
方向であり、こうして逆励磁されることになる。そのた
め、電磁粉式クラッチ1のドライブ及びドリブンメンバ
10.12におけるヒステリシスの残留磁気は除かれて
、引き摺りを生じることなく第5図のようにクラッチト
ルクが完全に零の切断状態となる。従って、かかるアイ
上1ノング時にエアコン使用又はチョーク暖機運転によ
りエンジン側の回転パ・数が上昇していても、無段変速
機2への動力伝達が遮断され、発進時の切換クラッチ2
6の操作に何等影響を及ぼすことがなし1゜次いで発進
時シフトレバ−32にエリ切換クラッチ26をギヤ24
側に噛合わせて前進位W!Dに操作し、又はギヤ25側
に噛合わせて後進位置Rに操作すると、上述のニュート
ラルスイッチ46及びパーキングスイッチ47が共にオ
ンし、正電位がアースされてLレベルになる。そのため
、トランジスタ42゜43は共にオンして電源側からト
ランジスタ42、コイル9、トランジスタ43を介して
電流が流れ、且つこの電流は端子50からの信号による
トランジスタ43の動作で第5図のように制御され、こ
れにより電磁粉式クラッチ1のトルクが順次増大して滑
かに二1−ンジン動力が無段変速機2に伝達され車両が
走り出す。そして、電磁粉式クラッチ1は一体的に接続
して無段変速機2がエンジン側に直結し、これ以降はス
ロットル弁開度、車速等に応じた油圧制御部6のIII
I!lで無段変速部3において無段階に変速され、この
変速された動力により常に最適な状態で走行することに
なる。 以上の説明から明らかなように本発明によると、無段変
速機2の入力側のクラッチがその接断を電気的に行う電
磁粉式クラッチ1にされ、ニュートラル又はパーキング
位置でのアイドリング時に、ヒステリシスによる残留磁
気を考慮して逆励磁され、完全に切断されるの・で、従
来のような遠心クラッチの場合のハイアイドル回転の際
の種々の不具合は全くない。また、電磁粉式クラッチ1
の2ラッチ制御回路に逆励磁用回路、ニュートラルスイ
ッチ46、パーキングスイッチ47を加えるだGすであ
るので、回路及び制御も簡単である。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明による電磁粉式クラッチ付無段変速機の
一実施例を示す断面図、第2図はその一部のパーキング
ロック装置を示す斜視図、第3図はシフトレバ−のシフ
トパターンを示す図、第4図は電磁粉式クラッチの制御
系の回路図、第5図はアイドリング及び発進時の特性線
図である。 1・・・電磁粉式クラッチ、2・・・無段変速機、3・
・・無段変速部、4・・・切換部、5・・・終減速部、
6・・・油圧制御部、9・・・コイル、42.43・・
・トランジスタ、44、45・・・逆励磁用抵抗、46
・・・ニュートラルスイッチ、47・・・パーキングス
イッチ。 特許庁長官 若  杉  和  失敗 1.事件の表示 昭和57年特 許 願第056884号2、発明の名称 電磁式クラッチ付無段変速機 3、補正をする者 事件との関係  特  許  出願人 東京都新宿区西新宿1丁目7番2号 4、代理人 5、補正の対象 (1)  発明の名称 (2)明細書全文 66補正の内容 (1)  発明の名称を「電磁式クラッチ付無段変速機
」と補正する。 (2)明細書全文を別紙のとおり補正する。 1111□1 (補正)明  細  書 1、発明の名称  電磁式クラッチ付無段変速機2、特
許請求の範囲 ベルトコンバータ方式の無段変速部、ニュートラル位置
から前進、後進又はパーキング位置に切換える切換部、
駆動輪側に動力伝達する終減速部、及び上記無段変速部
を制御する油圧制御部から成る無段変速機において、該
無段変速機のエンジン動力入力端に電磁式クラッチを備
え、ニュートラル又はパーキング位置で上記電磁式クラ
ッチを逆励磁により切断することを特徴と覆る電磁式ク
ラッチ付無段変速機。 3、発明の詳細な説明 本発明は、車両の動力伝達系に電磁式クラッチを装備し
たベルトコンバータ方式の無段変速機を搭載して、クラ
ッチペダル操作を自動的に行うようにA−トクラッチ化
し、月つシフトレバ−による前進段の変速操作を不要に
するものに関し、特に丁アコン使用又は冷態時のチョー
ク暖機運転の際のハイアイドル回転状態におけるクラッ
チ切断を確実化するものに関する。 車両用の変速機として、ベルトドライブによるベルトコ
ンバータ方式め′無段変速機が既に特開昭55−657
55号公報等により提案されており、かがる無段変速機
を搭載すると、たとえば燃費率の最良の範囲にギヤ比を
選定できるなど、ギヤ比のパターンを自由に設定でき、
また、シフトレバ−による前進段の変速操作が不要にな
って操作性が著しく向上することがら注目されて来てい
る。そして、この無段変速機では変速時にクラッチペダ
ル操作によるクラッチの接際を行う必要がなくなること
から、車両発進時にもクラッチペダル操作を不要にすべ
く遠心クラッチを装備して、エンジン回転数に応じ自動
的にクラッチの接際を行うようにし、こうしてクラッチ
ペダルを完全に無くし・たちのになっている。 ところで一般の車両におけるエンジンは、エアコンを装
備してそれを使用しているとき、又は冷態時のチョーク
暖機の際にはアイドル回転が通常の場合に比べて例えば
200〜300rp*高く設定されている。そのため、
上述の遠心クラッチではこのようなハイアイドル回転の
場合に接続状態になってエンジン動力の一部が無段変速
機に入力するようになり、これにより発進時の切換クラ
ッチによる切換操作の場合にギヤ噛みが生じ、はなはだ
しい時は切換自体が困難になる。 そこで、このような不具合を回避するため、遠心クラッ
チのウェイトにより押圧作用するブレッシセプレートの
個所に、油圧によりその作用を制限づる1構が装着され
、クラッチによるトルク伝達開始の最低回転数を上述の
ハイアイドル回転を含む例えば2000rp−に設定す
るようになっている。 しかるに、ローアイドル回転の場合はクラッチのトルク
伝達開始時の最低回転数を低く設定する必要があり、こ
のように回転数の設定を変更するようなII!14Mに
すると構造が複雑化する。また特にチョーク@機時はエ
ンジン回転数がクラッチ接@時の設定回転数以上に^く
なる場合があって、完全な解決策になっていない。 本発明はこのような事情に鑑みてなされたちので、シフ
トレバ−の操作に連動してクラッチペダル操作を自動化
し得る電磁式クラッチを遠心クラッチの代りに用い、そ
の電磁式クラッチのクラッチ電流制御によりエンジン回
転の^、低に関係なく、ニュートラル又はパーキング位
習で確実にクラッチの切断を行うようにした電磁式クラ
ッチ付無段変速機を提供することを目的とする。 以下、図面を参照して本発明の一実施例につき具体的に
説明する。まず第1図において本発明を電磁粉式クラッ
チ付無段麦速機について説明すると、符号1は電磁式ク
ラッチ、2は無段変速機であり、無段変速機2は大別マ
るとベルトドライブによるベルトコンバータ方式の無段
変速部3、前、後進の切換部4、終減速部5、及び無段
変速部3の油圧制御部6から構成されている。 電磁粉式クラッチ1はエンジンからのクランク軸7にド
ライブプレート8を介してコイル9を内蔵したドライブ
メンバ10が一体帖合し、これに対し無段変速@2への
主軸11にドリブンメンバ12が回転方向に一体的にス
プライン結合し、これらのドライブ及びドリブンメンバ
10.12がギャップ13を介し近接して遊嵌しており
、このギャップ13にパウダ全14から電磁粉を集積す
るようになっている。また、ドリブンメンバ12に対し
ホルダ15で保持されることによりスリップリング16
が主軸11と同軸−[に設置され、このスリップリング
16に給電用のブラシ11が摺接してコイル9にクラッ
チ電流を流すようにしである。 、 こうして、コイル9にクラッチ電流を流すと、ドラ
イブ及びドリブンメンバ10.12の間に生じた磁力線
により両者のギャップ13に電磁粉が鎖状に連結して集
積し、これによる結合力でドライブメンバ10に対しド
リブンメンバ12が一体結合して接続した状態になり、
クランク軸7のエンジン動力が主軸11に伝達される。 そして、この場合に無段変速機2の切換部4等をシフト
レバ−で操作する際に連動してクラッチ電流を流すよう
にすれば、電磁粉式クラッチ1が切断した状態で切換部
4等の操作が行われ、その操作後クラッチ1が接続して
動力伝達されるようになり、クラッチペダル操作は不要
となる。 次いで無段変速機2の主となる・無段変速部3は上記主
軸11に対し副軸1iが平行配値され、これらの主及び
副軸11.18にそれぞれ主プーリ19、副プーリ20
が設けられ、且つ主及び副プーリ19.20の間にエン
ドレスの駆動ベルト21が掛は波しである。 主及び副プーリ19.20はいずれも2分割に構成され
一ミ可動側のプーリ半体19a 、 20aには油圧サ
ーボ装置22.23が付設されてプーリ間隙を可変にし
である。そしてこの場合に、主軸11側の主プーリ19
はプーリ半体19aを後退した状態から前進させてブー
り間隙を順次狭くさせ、副軸18側の副プーリ20はプ
ーリ半休20aを逆に前進した状態から後退させてプー
リ間隙を順次広げ、これにより駆動ベルト21の主及び
副ブー919.20における巻付は径の比を変化して無
段変速した動力を副軸18に取出すようになっている。 切換部4は、この実施例では上記無段変速部3の出力側
に設けられており、副軸18に前進用ドライブギヤ24
と後進用ドライブギヤ25が回転自在に遊嵌され、且つ
これらのギヤ24と25の間にそれらの一方を副軸18
に一体化する切換クラッチ26が設けである。また、副
軸18に対して出力軸27が平行配置され、上記ギヤ2
4はこの出力軸27のドリブンギヤ24′に直接噛合い
、ギヤ25は図示しないアイドラギヤを介して出力軸2
1のドリブンギヤ25′ に噛合って逆転するようにな
っている。一方、駐車の際の安全を図るため、例えば径
の大きい副ブー920の固定側プーリ半体20bの外周
部にパーキングロック装置28が設けてあり、これを第
2図により詳記すると、プーリ半体20bの外周に凹部
29が多数形成されており、操作ロッド30の作用でロ
ックレバ−31を凹部29に噛合わせ、このとき同時に
切換クラッチ26を後進側に切換えてパーキングロック
するように構成されている。こうして、第3図のように
シフトレバ−32のシフトパターンは、パーキングロッ
ク装@28によるパーキング位−P、切換クラッチ26
による後進位置R1ニュートラル位@N、前進位11D
がこの順序で一直線に並んだしのになる。 終減速部5は出力軸21の出力ギヤ33に大径のファイ
ナルギヤ34が噛合い、このファイナルギヤ34から差
動機構35を介して左右の駆動輪の串軸36゜37に伝
動構成しである。 更に油圧制御部6は主プーリ19の右側に内歯噛合式油
圧ポンプ38が装着され、この油圧ポンプ38は主軸1
1内部を貫通したポンプ駆動軸39を介してエンジンク
ランク軸7に直結して、エンジン運転中宮に油圧を生じ
るようになっている。そして、この油圧ポンプ38で生
じた油圧の一定油圧が油路40により副プーリ側油圧サ
ーボ装置23に供給され、車速及びスロットル弁開度に
応じて変化した油圧が油路41により主プーリ側油圧サ
ーボ@@22に供給されて、無段俊速l!13の変速制
御を行う。 次いで第4図において電磁粉式クラッチ1の制御系につ
いて説明すると、、:、コイル9の一端の電源側にPN
P型トランジス□り42が接続され、その他端のアース
側にNPN型トランジスタ43が接続されており、この
ような回路において逆励磁用として電源側から抵抗44
を介してコイル9のトランジスタ43側に接続され、更
にコイル9のトランジスタ42側から抵抗45を介して
アースされている。また、シフトレバ−をニュートラル
位IINに操作したときオフするニュートラルスイッチ
46、及びパーキング位@Pに操作したときオフするパ
ーキングスイッチ47が1列に接続されて、その一方は
アースされる。その他方は正電位が印加されてバッファ
48を介しトランジスタ42のベースに接続されると共
に、NORゲート49を介してトランジスタ43のベー
スに接続されており、NORゲート49には端子50か
らクラッチ電流制御信号が入力するようになっている。 本発明はこのように構成されているので、無段変速機2
において切換クラッチ26をニュートラル位INに操作
し、又はパーキング位l!Pに操作してパーキングロッ
クした状態でのアイドリング運転時には、ニュートラル
スイッチ46又はパーキングスイッチ41のいずれか一
方がオフして、アース側から切離される。そのため、正
電位の[]レベルの信号がバッファ48で増幅されてP
NP型トランジスタ42のベースにかがることで、その
トランジスタ42はオフする。また、NORゲート49
の出力側がLレベルになってギの信号がNPN型トラン
ジスタ43のベースにががることで、そのトランジスタ
43もオフする。そこで、電源側がら抵抗44、コイル
9、抵抗45を介して電流が流れ、この電流はコイル9
において実線の通常の方向に対して破線のような逆方向
であり、こうして逆励磁されることになる。そのため、
電磁粉式クラッチ1のドライブ及びドリブンメンバ10
.12におけるヒステリシスの残留磁気は除かれて、引
き摺りを生じることなく第5図のようにクラッチトルク
が完全に零の切断状態となる。従って、エアコン使用又
はチョ′−り暖機運転によりエンジン側の回転数が上昇
していても、無段変速機2への動力伝達が遮断され、発
進時の切換クラッチ26の操作に何等影響を及ぼすこと
がない。 次いで発進時シフトレバ−32により切換クラッチ26
をギヤ24側に噛合わせて前進位1fDに操作し、又は
ギヤ25側に噛合わせて後進位1fRに操作すると、−
1述のニュートラルスイッチ46及びパーキングスイッ
チ47が共にオンし、正電位がアースされてLレベルに
なる。そのため、トランジスタ42゜43は共にオンし
て電源側からトランジスタ42、コイル9、トランジス
タ43を介して電流が流れ、且つこの電流は端子50か
らの信号によるトランジスタ43の動作で第5図のよう
に制御され、これにより電磁粉式クラッチ1のトルクが
順次増大して滑かにエンジン動力が無段変速機2に伝達
され車両が走り出す。そして、電磁粉式クラッチ1は一
体的に接続して無段変速機2がエンジン側に直結し、こ
れ以降はスロットル弁開度、車速等に応じた油圧制御部
6の制御で無段変速部3において無段階に変速され、こ
の変速された動力により常に最適な状態で走行すること
になる。 以上の説明から明らかなように本発明によると、無段変
速機の入力側のクラレチがその接際を電気的に行う電磁
式クラッチにされ、ニュートラル又はバ キング位置で
、ヒステリシスによる残留磁気を考慮して逆励磁され、
完全に切断されるので、従来のような遠心クラッチの場
合のハイアイドル回転の際の種々の不具合は全くない。 また、電磁式クラッチのクラッチ制°御回路に逆励磁用
回路、ニュートラルスイッチ、パーキングスイッチを加
えるだけであるので、回路及び制御も簡単である。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明による電磁粉式クラッチ付無段変速機の
一実施例を示す断面図、第2図はその一部のパーキング
ロック装置を示す斜視図、第3図はシフトレバ−のシフ
トパターンを示す図、第4図は電磁粉式クラッチの制御
系の回路図、第5図はアイドリンク及び発進時の特性線
図である。 1・・・電磁粉式クラッチ、2・・・無段変速機、3・
・・無段変速部、4・・・切換部、5・・・終減速部、
6・・・油圧制御部、9・・・コイル、42.43・・
・トランジスタ、44、45・・・逆励磁用抵抗、46
・・・ニュートラルスイツチ、41・・・パーキングス
イッチ@

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ベルトコンバータ方式の無段変速部、該無段変速部の出
    力側でニュートラル位置から前進、後進又はパーキング
    位置に切換える切換部、該切換部からの動力を駆動輪側
    に伝達する終減速部、及び上記無段変速部を制御する油
    圧制御部から成る無段変速機において、上記無段変速部
    のエンジン動力入力側に電磁粉式クラッチを備え、ニュ
    ートラル又はパーキング位置でのアイドリング運転時上
    記電磁粉式クラッチを逆励磁により切断夏ることを特徴
    とする電磁粉式クラッチ付無段変速機。
JP57056884A 1982-04-06 1982-04-06 電磁粉式クラツチ付無段変速機 Pending JPS58174754A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60215148A (ja) * 1984-04-06 1985-10-28 Nissan Motor Co Ltd 無段変速機
JPS60249757A (ja) * 1984-05-25 1985-12-10 Nissan Motor Co Ltd 無段変速機
US4990126A (en) * 1987-10-23 1991-02-05 Nissan Motor Co., Ltd. Continuously variable transmission
JPH03217695A (ja) * 1990-01-20 1991-09-25 Torishima Pump Mfg Co Ltd ポンプ設備の運転方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60215148A (ja) * 1984-04-06 1985-10-28 Nissan Motor Co Ltd 無段変速機
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US4990126A (en) * 1987-10-23 1991-02-05 Nissan Motor Co., Ltd. Continuously variable transmission
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