JPS60215074A - 塗料用組成物 - Google Patents

塗料用組成物

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JPS60215074A
JPS60215074A JP7002484A JP7002484A JPS60215074A JP S60215074 A JPS60215074 A JP S60215074A JP 7002484 A JP7002484 A JP 7002484A JP 7002484 A JP7002484 A JP 7002484A JP S60215074 A JPS60215074 A JP S60215074A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vinyl acetate
acetate copolymer
chlorosulfonated
chlorinated
content
Prior art date
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Pending
Application number
JP7002484A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Nagira
柳楽 修男
Tatsuji Nakagawa
中川 辰司
Yasuhiro Sakanaka
坂中 靖弘
Tokuaki Emura
江村 徳昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tosoh Corp
Original Assignee
Toyo Soda Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Soda Manufacturing Co Ltd filed Critical Toyo Soda Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 素化ゴムとクロロスルホン化エチレン酢酸ビニル共重合
体を混合することにより可撓性,作業性。
速乾性さらには透明性にすぐれた被膜を与える塗料,コ
ーティング用組成物に関するものである。
一般に塩素含有量55〜75重量%を有する比較的低分
子量の塩素化ポリオレフィン又は塩素化ゴム(25%,
25℃におけるトルエン溶液粘度が4〜100センチボ
イズ(c.n)のもの)は溶解性。
速乾性にすぐれるとともに酸,アルカリその他多くの薬
品に対する抵抗性や耐候性にすぐれるため防食塗料のビ
ヒクルとして船舶や橋梁,タンクなどの塗料にまた印刷
インクのバインダーにと多くの用途に使用されている。
しかしこの塩素化高分子物の単独被膜は固くて脆いため
特殊な場合を除き可塑剤の併用が不可避であった。可塑
剤としては一般に使用されている各種の可塑剤が使用で
きるがこの可塑剤は耐候性を低下させるものが多く屋外
暴露によシ被膜が黄変したシすることが多い。
そこで前記塩素化高分子物の持っている耐薬品性や被膜
の透明性を損なうことなしに被膜に可撓性を与えかつ耐
候性のすぐれた配合組成物が望まれていた。
一方クロロスルホン化ポリエチレンは酸、アルカリ等の
薬品類に対する抵抗性はもとよシ耐候性にモスクれる弾
性体であり塗料のビヒクルやコーティング剤として使わ
れている。当然のことながらこれより作られた被膜は可
撓性にすぐれるがこのままでは強度が不十分で粘着もあ
るので通常加硫工程が必要とされる。すなわち酸化マグ
ネシウム。
酸化鉛、三塩基性マレイン酸鉛等の金属酸化物やエポキ
シ化合物などの加硫剤にテトラエチルチウラム・ダイサ
ルファイド、ジΦオルソ略トリルグアニジン、2−メル
カプト・イミダシリンなどの加硫促進剤を前記重合体に
加えて一定の温度である期間加熱硬化する必要があった
。このため屋内や一定の設備を持つ場所以外での使用が
制限された。これを避けて常温、短期間で硬化させるこ
とも加硫剤や加硫促進剤の組合わせで可能ではあるが塗
料としての貯蔵安定性、いわゆるポットライフが短かく
なるためクロロスルホン化ポリエチレンを主体とする系
と加硫剤、加硫促進剤を主体とする2液に分けて保存し
なければならない。このため現場施行者よりすると作業
が繁雑となってきられれるという欠点がある。
また一般にクロロスルホン化ポリエチレンは有機溶媒中
における溶液粘度が高くこの溶解性の悪さも改善が望ま
れていた。
そこでこの両者(塩素化ポリオレフィン又は塩化ゴムと
クロロスルホン化ポリエチレン)をブレンドすることで
耐候性を維持しつつ塩素化高分子の欠点である可撓性の
悪さを改良する一方クロロスルホン化ポリエチレンにと
っては溶解性、速乾性を改良し粘着のない強度のある被
膜をつくることが考えられる。これによシこのままで既
にある程度強度のあるクロロスルホン化ポリエチレンの
被膜が得られるのでより耐久性の被膜を得るために必要
な加硫は常温で比較的ゆつくシ行なうことが可能となる
。つまp加硫速度の遅い加硫剤と加硫促進剤の組みあわ
せでよいので塗料のポットライフも長くなり2液に分け
て保存する必要もないので作業性が損なわれることはな
い。しかしこの両者をブレンドすると相溶性が悪くでき
た被膜が不透明となり表面状態もザラザラして光沢が乏
しい。
本発明者らは鋭意研究の結果クロロスルホン化ポリエチ
レンのカワシにクロロスルホン化エチレン酢酸ビニル共
重合体を用いると各々の単独被膜の時における欠点の改
良されることを見出し本発明にいたったものである。す
なわち前記塩素化高分子とクロロスルホン化エチレン酢
酸ビニル共重合体をブレンドするとその配合比のいかん
にかかわらず相溶し、出来た被膜が透明で表面が平滑で
光沢のある被膜をつくりしかも塩素化高分子単独の時−
に見られる脆さのない可撓性のある被膜が得られる。ま
たこのブレンド物はクロロスルホン化エチレン酢酸ビニ
ル共重合体単独の時より溶解性圧すぐれ速乾性があシ粘
着のない強度のある被膜をつくることがわかった。クロ
ロスルホン化エチレン酢酸ビニル共重合体の組成比が大
なる時は耐薬品性、耐候性などを増す目的で一層強固な
被膜をつくるため加硫した方がよい。しかしこの場合で
も先に述べたように特別な場合以外は常温で時間をかけ
て加硫する加硫系が採用できるため塗料を2液に分けて
貯蔵する必要がなく作業性が損なわれない。
また塩素化高分子の可撓性を改良するため可塑剤を配合
することで問題となった被膜の黄変などKよる耐候性の
悪さもクロロスルホン化エチレン酢酸ビニル共重合体の
場合改良される。
本発明で使用される塩素化ポリオレフィン又は塩素化ゴ
ムは塩素含有量が55〜75重量%で25チ、25℃に
おけるトルエン溶液粘度が4〜100a、Bでなければ
ならない。
塩素含有量がss1未満または75嗟を越えたシ溶液粘
度が4c、B未満または100c、Bを越えたシすると
溶解性1強度安定性が劣るので好ましくない。溶液粘度
はB型粘度計&20−ターにおける値である。
また本発明で用いられるクロロスルホン化エチレン酢酸
ビニル共重合体の原料はメルトインデックス1.5〜1
aay7ia分で酢酸ビニル含有量が5〜45チのエチ
レン酢酸ビニル共重合体でなければならない。メルトイ
ンデックスt5未満又は100を越えるとクロロスルホ
ン化物の溶解性が低下したシ被膜強度が低下したシする
。酢酸ビニル含有量が5チ未満や45チを越えると相溶
性が低下したり被膜が固くなり過ぎる欠点がある。
またクロロスルホン化物の塩素含有量は15〜45チで
なければならない。15%未満又は45チを越えるとゴ
ム弾性に欠は好ましくない。硫黄含有量はα3〜3チで
なければならない。α3%未満又は3%を越えると加硫
が十分行なわれなかったりクロロスルホン化物の安定性
が悪くなる。
エチレン酢酸ビニル共重合体の酢酸ビニル含有量とクロ
ロスルホン化物中の塩素含有量の和は75チ未満でなけ
ればならない。これを越えるとゴム弾性に乏しくなる。
塩素化高分子とクロロスルホン化共重合体のブレンド割
合は塩素化高分子1〜99重量部(好ましくは5〜95
部)に対しクロロスルホン化共重合体99〜1重量部(
好ましくは95〜5部)でなければならない。この範囲
を越えると所期の効果が得られない。
次に本発明を実施例で説明する。
実施例1 メルトインデックス149/10分、酢酸ビニル含有量
15俤のエチレン酢酸ビニル共重合体をクロロスルホン
化して塩素量をかえて各種の塩素化高分子にブレンドし
相溶性、可撓性、速乾性を見た。スルホン化物の硫黄量
は1チとした。結果を表1に示す。
表1 注:比較例又は塩素化高分子の欄に示したものは゛ 次
のものである。
クロロ刃LdO’化ポリxf1sシメルトインデックス
149710分のポリエチレンを 塩素量29%、硫黄量1チ になるまでクロロスルホン 化したもの 0R20旭電化■製塩素化ゴム 塩素量67チ 25チトル工ン溶液粘度 55C3p+ CPP907MA 山陽国策パルプ■製塩素化ポリエチ
レン 塩素量67チ 25%トルエン溶液粘度 45c、p+ 0PPS 06 山陽国策パルプ特製塩素化ポリプロピ
L/ン 塩素量67チ 25チトルエン溶液粘度 1 0 c、ハ 判定法は以下に示す通シである。
相溶性:表に示す割合で混合した高分子の25チトルエ
ン溶液を作製しこれをガラス 板にドクターブレードで被膜を形成し た後観察によシ判定 ○:均一で透明な光沢のある被膜を作 る ×:不透明で表面がザラザラした被膜 を作る 可撓性:デュポン式塗膜衝撃試験機により被膜の割れの
有無で判定した。荷重500 ○:落下重り高さ30crn以上で割れないもの ×:落下重り高さ306n未満で割れたもの 速乾性:25%トルエン溶液を作製しガラス板上に一定
の厚みで塗った後恒温室に保 ち指触により一定時間後の乾燥状態を 調べた。
○:60分経過後粘着のない被膜が得 られたもの 6260分経過後の被膜にわずかに粘 着があるもの ×:60分経過後の被膜に明かに粘着 が感じられるもの 表1よりわかるようにクロロスルホン化エチレン酢酸ビ
ニル共重合体と塩素化高分子とブレンドしたものは各々
の単独の場合における速乾性の悪さまたは可撓性の悪さ
が改良されているのがわかる。
表2においては塩素化高分子とクロロスルホン化物のブ
レンド品の性質をエチレン酢酸ビニルとエチレンのクロ
ロスルホ/化物の違いについて見たものである。明らか
に実施例におけるクロロスルホン化エチレン酢酸ビニル
共重合体とのブレンド物の方がすぐれる。
実施例2 市販塩素化ゴム(塩素量67チ、25℃トルエン溶液粘
度55 c、p、)および塩素化ポリエチレン(塩素量
67チ、25°Cトルエン溶液粘度45c、n)を用い
メルトインデックス49710分。
酢酸ビニル含量26%のエチレン酢酸ビニル共重合体を
用いて合成した塩素量29チのクロロスルホン化エチレ
ン酢酸ビニル共重合体を用い表3に示す配合で塗料を作
製し被膜の性能を調べた。結果もあわせて表6に示す。
塗料化方法はキシレンに溶かしておいた塩素化高分子と
クロロスルホン化物のブレンド物をペイントシェーカー
で他の配合物と一諸に粉砕混合した。
試験片はJIS−に−5400みがき鋼板に7・ケ2回
塗りしたものを常温で2日間乾燥I−た。
表5 判定方法 可撓性:デュポン式衝撃試験機による。荷重300gで
の割れの有無 耐候性:ウェザ−メーターによる促進耐候試駆による。
ブラックパネル温度65°C スプレー 18分/120分 で500時間後の被膜状態で判定 表5よシわかるように塩素化高分子に可塑剤(塩素化パ
ラフィン)を入れたものはクロロスルホン化物配合に比
較し耐候性、可撓性とも十分でない。
実施例3 実施例1で合成した塩素含有量29%のクロロスルホン
化エチレン酢酸ビニル共重合体を用い表4に示す配合で
塗料を作製し被膜の性能を調べた。
結果もあわせて表4に示す。
塗料化ならびに試験片の作製方法は実施例2と同様であ
る。表中の塩素化ゴムは実施例2で用いたものと同じで
ある。
表4 判定方法 速乾性:常温2日間放置乾燥後指触により判定。
耐候性:実施例2と同様な方法 貯蔵安定性:常温でのB型粘度計による溶液粘度変化に
よシ判定 表4よシわかるように塩素化ゴムをブレンドしたものは
貯蔵安定性もあシ速乾性もある。比較例では貯蔵安定性
か速乾性のどちらかが悪くなる。
注:表中の記号は次の通りである。
TIT :テトラエチル・チウラムやグイサルファイド
DT ニジ・オルソ優トリルグアニジンNA22:2−
メルカプト・イミダシリン特許出願人 東洋曹達工業株
式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) (A) 塩素含有量55〜75重量%で25チ
    。 25°Cトルエン中における溶液粘度が4〜100セン
    チポイズの塩素化ポリオレフィンおよび/又は塩素化ゴ
    ム1〜99重量部と (B) メルトインデックスt5〜1009/10分で
    酢酸ビニル含有量が5〜45重量%のエチレン酢酸ビニ
    ル共重合体を塩素含有量が15〜45重量%、硫黄含有
    量が05〜3重量%になるようクロロスルホン化シタク
    ロロスルホン化エチレン酢酸ビニル共重合体で前記エチ
    レン酢酸ビニル共重合体中の酢酸ビニル含有量とクロロ
    スルホン化共重合体中の塩素含有量との和が75重量%
    未満であるクロロスルホン化エチレン酢酸ビニル共重合
    体99〜1重量部 とよりなる塗料用組成物。
JP7002484A 1984-04-10 1984-04-10 塗料用組成物 Pending JPS60215074A (ja)

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JPS60215074A true JPS60215074A (ja) 1985-10-28

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JP7002484A Pending JPS60215074A (ja) 1984-04-10 1984-04-10 塗料用組成物

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JP (1) JPS60215074A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020037642A (ja) * 2018-09-04 2020-03-12 東ソー株式会社 樹脂発泡体用組成物

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