JPS6021497Y2 - 内燃機関の吸気加熱装置 - Google Patents

内燃機関の吸気加熱装置

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JPS6021497Y2
JPS6021497Y2 JP14263380U JP14263380U JPS6021497Y2 JP S6021497 Y2 JPS6021497 Y2 JP S6021497Y2 JP 14263380 U JP14263380 U JP 14263380U JP 14263380 U JP14263380 U JP 14263380U JP S6021497 Y2 JPS6021497 Y2 JP S6021497Y2
Authority
JP
Japan
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heating element
intake air
combustion engine
internal combustion
heating device
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Expired
Application number
JP14263380U
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JPS5766256U (ja
Inventor
靖彦 石田
雅美 所
通一 竹内
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
ティーディーケイ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は内燃機関の吸気加熱装置、詳しくは正温度係数
(PTC)発熱体を利用した吸気加熱装置に関する。
内燃機関の低温時に吸入空気を加熱し燃料の微粒化を良
好とすることが行われる。
このための手段として、正温度係数(PTC)発熱体を
使用したものが最近開発されている。
即ち円゛C発熱体は気化器の下流に配置され、吸入空気
温が低いときの低低抗値によって発熱体は発熱し、吸入
空気が加熱されるのである。
PTC発熱体はガソリンやオイルや再循環排気ガスに弱
いことから筒状の加熱体中に内蔵させる。
この場合、製造上の便よりして、筒状の加熱体は上下の
2つの別体から構威し、夫々のフランジ部間にPTC発
熱体を該発熱体への電極と共に配置し、フランジの中央
部にボルトを通すことにより上下の筒状加熱体を合体さ
せることが考えられる。
しかし、かようにフランジの中央部にボルトを通すと、
PTC発熱体を分割しなければならず、またボルトとの
絶縁のため電極板の形状が複雑化する。
従って、本考案の目的はPTC発熱体を分割することな
く、上下の発熱体を組立できる構造を提供することにあ
る。
以下図面によって説明すると、第1図において、10は
気化器であり、吸気マニホルド12上に設けられである
気化器10のプライマリ側のスロットル弁101の下方
に上下に分割されたフランジ付の筒状加熱体14及び1
6が配置される。
これらの2つの加熱体14及び16は、後述の様に円゛
C発熱体18.20及び電極22をフランジ部間に装着
した状態で上下のインシュレータ24及び26間に挟ま
れるようにして、気化器10と吸気マニホルド12間に
ボルト27によって固定されている。
第2図に示す様に、チタン酸バリウム (BaT10a)を主成分とし、これに微量の半導体化
元素を添加して焼成してなる半導体磁器からなるPTC
発熱体18及び20は馬蹄形状をなし、これらの間に同
様の馬蹄形状の電極22が配置されている。
上側の筒状加熱体14のフランジ部141の外周上面に
は等間隔の3つの凹所143が設けられ、一方下側筒状
加熱体16のフランジ部161の下面には同様な凹所1
63が設けられている。
加熱体14及び16はPTC発熱体18、電極22、P
TC発熱体20を介在させて一定の圧力で互に押付けら
れ、断面コの字状のばね材30が上下の一組の凹所14
3,163に嵌合され合体される。
尚、電極22にはリード線32がかしめ取付けられ、図
示しない電源の一方の極に接続し、筒状体16にはリー
ド線34がかしめられ電極の他方の極に接続している。
その結果、上下のPTC発熱体18及び20に対する通
電を行うことができる。
かようにして、上下の加熱体14及び16を一つの組立
体としてから、下側のヒートインシュレータ26の凹所
261内に収める。
このときリード線32.34は夫々凹所263,265
内に入る。
その後上側のヒートインシュレータ24が凹所261内
にヒートインシュレータと面一となるように嵌合され、
組付を行う。
上述実施例ではばね材30で上下の加熱体14及び20
をその周辺部で合体させているので、フランジ部141
と161とをボルトが挿通している従来のものと異なり
、PTC発熱体18.20として馬蹄形のものを使用で
きるのである。
尚、本考案の吸気加熱装置の作用であるが、吸入空気温
が低いとPTC発熱体18,20の低抵抗値に基づき発
熱し、加熱体14.16を通る吸入空気の加熱気化を行
わせる。
第3図に示す変形実施例では、下側加熱体16のフラン
ジ部161の外周縁に複数の突起165が設けられ、該
突起と上側加熱体14のフランジ部141の周縁とを溶
接する構造としている。
第4図の実施例では、上下の加熱体14.16のフラン
ジ部141,161の外周縁に沿って外方に延びる舌片
147,167が複数形成され、第5図の如く皿ねじ7
0の挿入可能な孔149が上側の舌片147に形成され
、下側の孔169にねじ込む構成としている。
【図面の簡単な説明】
第1図はPTC発熱体を利用した吸気加熱装置を示す図
、第2図は本考案に係るPTC発熱体の取付構造を示す
斜視図、第3図は変形例における上下の加熱体の構成を
示す斜視図、第4図は更に別の変形例を示す第3図と同
様な図、第5図は第4図の■−■線に沿う拡大断面図。 14.16・・・・・・筒状加熱体、1B、20・・・
・・・円゛C発熱体、22・・・電極、141,161
・・・・・・フランジ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下に別れたフランジ付筒状加熱体間に正温度係数発熱
    体を電極端子と共に挟着締結して成る組立体を内燃機関
    の吸気系に配置した吸気加熱装置において、前記正温度
    係数発熱体は周方向には非分割であり上下の筒状加熱体
    のフランジ部を、正温度係数発熱体の外径を超えた外周
    位置で、相互に締結したことを特徴とする内燃機関の吸
    気加熱装置。
JP14263380U 1980-10-08 1980-10-08 内燃機関の吸気加熱装置 Expired JPS6021497Y2 (ja)

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JPS5766256U JPS5766256U (ja) 1982-04-20
JPS6021497Y2 true JPS6021497Y2 (ja) 1985-06-26

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