JPS602143B2 - 金属の連続鋳造方法 - Google Patents

金属の連続鋳造方法

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JPS602143B2
JPS602143B2 JP8557879A JP8557879A JPS602143B2 JP S602143 B2 JPS602143 B2 JP S602143B2 JP 8557879 A JP8557879 A JP 8557879A JP 8557879 A JP8557879 A JP 8557879A JP S602143 B2 JPS602143 B2 JP S602143B2
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vibration
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JP8557879A
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JPS5611151A (en
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滋 大口
尚武 大久保
光廣 大田
雅彦 壬生
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Nippon Steel Corp
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Nippon Steel Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は鋳型に高周波振動を付与しながら、鋳造する連
続鋳造方法に関するものである。
本発明者等はさきに両端開放型鋳型の連続鋳造用鋳型に
5〜50KHzの超音波領域の周波数の振動を付与しな
がら溶融金属を鋳造するに際して、溶融金属の注入面が
鋳型高周波振動の腹の近傍にくるようにする連続鋳造方
法を提案した。
本発明は上記提案をさらに改良するもので、溶融金属の
鏡込中における定常湯面近傍部の鋳型の振動パターンと
湯面上に散布したパウダーの溶融金属凝固壁と鋳型内面
間への流れ込みの良否との関係について研究し、鏡込中
のパウダーの流れ込みを最良の状態にする高周波振動の
付与の方法を発明した。
即ち本発明の第1の発明は、鋳型に高周波振動を付与し
ながら鋳造する連続鋳造方法において、鋳型内の定常傷
面相当位に振動検出器を設けて鋳型の振動を検出し、該
鋳型本体の振動伝播速度と鋳型に付与する高周波振動の
周波数とで定まる波長の振動の最大振中を示す点が前記
定常湯面相当位より僅かに高い位置に一定するように前
記高周波振動の発振器周波数を追従制御することを特徴
とする連続鋳造法であり、更に第2の発明は、鋳型に高
周波振動を付与しながら鋳造する連続鋳造方法において
、鋳型の定常場面相当位に振動検出器を設け、該検出器
の上方及び下方に、鋳型本体の振動伝播速度と鋳型に付
与する高周波振動の周波数とで定まる波長の1/2以内
の範囲で上下ほぼ等間隔に少くとも1個の振動検出器を
それぞれ設けて鋳型の振動を検出し、中央部検出器出力
が他の検出器出力より大で、かつ前記上位検出器出力が
前記下位検出器出力より大となるよう前記高周波振動の
発振器周波数を追従制御することを特徴とする連続鋳造
方法である。
以下図面により本発明を詳述する。
第1図において本発明の実施例として両端開放型鋳型1
は広面、狭面(図示しない)からなる四面の組合せ鋳型
を示す。
鋳型1に設ける振動連結板2に、高周波振動子15のホ
ーン4がねじ3を介して固定される。鋳型1には、第2
図に示すようにA、B、C針固の振動検出器が設けられ
、B検出器を中心にして上方及び下方の1/2入以内に
等間隔にA及びC検出器を設ける高周波振動子1.5及
び振動検出器A、B及びCは第3図に1例として示すよ
うに高周波追従制御回路に接続されている。前記の波長
Mま鋳型本体の振動の伝播速度と、付与される高周波数
によって定まるところの鋳型振動の波長である。更に第
2図について説明すると、鋳型1に溶融金属を注入する
に当り、定常傷面Mに相当する位置に設けた振動検出器
Bで鋳型振動の振幅を検出する。
本発明者等の知見によると、振動の腹の部、即ち振幅が
最大となる点から前記波長入の1/4以内で、出来るだ
け4・さし、距離(この長さを以下△Lという)だけ下
方に溶融金属の定常傷Mが位置するとき、溶融金属の湯
面上に散布した潤滑用のパウダーが鋳型内面と溶融金属
の凝固壁との間隙に流れ込み易くなって潤滑が促進され
るものである。パウダーの流れ込みの良否は連続鋳造作
業に極めて重要な要素であり、本発明によるとパウダー
の格別の成分調整などを行わなくとも低コストのパウダ
ーで充分潤滑作用を期待しうるものである。しかして本
発明において、振動検出器A及びCを検出器Bの上方及
び下方の1/2入以内に、かつ等間隔をおいて設けるこ
とは、周波数の追従制御の上に極めて重要である。
本発明では鋳型の実際の振動パターンが目的とする振動
パターンから外れた場合、目的とする振動パターンとな
るまで、高周波振動子の振動周波数を小さい周波数範囲
ずつ小刻みに増減し、目的とする振動パターンになるま
でN回の周波数増減を行い、目的とする振動パターンと
なったところで高周波振動子の振動周波数を固定する。
このためには、上記の以暦関係で検出器A、B及びCを
設けたうえで、検出器Bの出力が最大で、かつ検出器A
の出力が検出器Cの出力より大きい状態を得ることで、
目的とする振動パターンを得ることが出来るのである。
ここで前記の△L(最大振幅の位置と定常湯面との間の
距離)は実験的に最適値を求めるのであるが、この△L
に相応して前記検出器Aの出力と検出器Cの出力の最低
偏差量を決めておくことが好ましい。実験に徴するに、
鎌込中に鋳型の振動パターンが変化するのは、高周波振
動の負荷の変化や温度の変動などによるものとみられ、
たとえば1皿Hzの高周波振動の場合、±20mセ程度
の共振のずれを生ずる。従って前記した周波数の増減範
囲をこの程度(例えば土20肥z)におくときは、容易
に共振状態を維持し得るものである。第3図は本発明に
おける実施例の周波数追従制御回路の1例を示している
。即ち検出器A、B及びCの出力信号は同調アンプ5−
1,5−2及び5−3にそれぞれ入力され、一定周波数
帯の信号のみが増幅されて、同調アンプ5−2からはプ
ラス(十)信号として、同調アンプ5−1及び5−3か
らマイナス(一)信号として出力される。そして加算器
21で同調アンプ5一1と5一2の出力信号が加算され
、加算器22で同調アンプ5一2と5−3の出力信号が
加算され、加算器23では同調アンプ5一1の出力信号
をインバーター6で反転させた信号と同調アンプ5−3
の出力信号が加算される。7一1〜7一3はコンパレー
タ−で、各加算器21〜23の信号がプラス(十)のと
きに“1”の出力を出す。
8はアンドゲードで、3つのコンパレータ−7−1〜7
−3の出力が全部“1”のとき“1”の論理出力を出す
。このときは鋳型が前述の目的とする振動パターンの状
態にあることを示し、周波数の変更を必要としない。こ
れに対して目的とする振動パターンからずれているとき
は「アンドゲート8がアンド条件をみたさずアンドゲー
ト8は零出力となる。この零出力はインバーターゲート
16及びタイマー17を通ってステップパルス発生器1
8に入る。ステップパルス発生器18からのパルス信号
により図示していないマグネット機構などによってロー
タリースイッチ19の接点(19−1〜19〜nまでn
個の接点を設けてある。)を1個分ずらす(接点19−
1から19一2へずらす)。ロータリースイッチ19の
各接点は、基準接点19一1は零電圧、接点19−2は
周波数変更分+10Hzに、接点19‐3は‐1凪zに
、接点19‐4は十20世に、度点19‐5は‐2皿z
にというように順次周波数変更分に対応した電圧にそれ
ぞれ接続されている。いま接点19−1から19−2に
接続が切換わると、周波数変更分十1皿zに対応した電
圧がゲート回路101こ入力される。
一方ゲート回路10にはアンドゲート8が零出力のとき
インバーター9からゲート信号が入力されているので、
接点19−2からの電圧が積分器11に入力される。積
分器11は接点19−2からの電圧を積分して次段に出
力し続けるが、次段には可変リミッター12が設けてあ
り、この可変リミツターには常述のロータリースイッチ
の接点切換えと連動して、切換えられた接点(この場合
は19一2)の電圧に対応する電圧が上限として設定さ
れるようになっているので、積分器11の出力は、積分
器11の時定数に対応した傾斜をもって立上り、上限電
圧になってからは一定電圧が可変リミッター12から周
波数変換器13に入力される。周波数変換器13は入力
電圧を変更すべき周波数に変換して周波数発信器14に
入力し、この変更された周波数により高周波振動子15
が振動することになる。この周波数変更後の鋳型の振動
パターンは上述の手段と同じ手順で検知され、目的とす
る振動パターンになっていない場合は上述の全手順がく
り返される。振動パターンが目的通りになった場合はア
ンドゲード8の出力が‘‘1”となり、ロータリースイ
ッチ復帰用の駆動機構(マグネットなど)20を作用さ
せて、ロータリースイッチを基準接点19−1に復帰さ
せ、同時に積分器11及び可変リミツター12をリセツ
トし、さらに周波数変換器13の変更周波数を固定する
。以上の全裸作を鋳込中に繰返すことにより、錆込中の
全期間にわたって鋳型の振動パターンを目的とする振動
のパターンとすることが出来、すなわち溶融金属の湯面
よりわずかに高い位置が最も大きい振幅で振動するので
、湯面上に散布されるパウダーの流れ込みが良好となり
、良好な表面の銭片を得ることが出来るという優れた効
果を発揮する。
なお、以上の説明においては、振動検出器A、Cを設け
た例について説明したが、更に等間隔に振動検出器Bを
中心に2箇以上設けて追従制御の精度を向上させても良
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は連続鋳造鋳型の高周波振動子の取付け例を示す
図、第2図は鋳型の振動パターンの説明図、第3図は本
発明の実施例の制御回路図をそれぞれ示す。 A,B,C・・・振動検出器、1…鋳型、2・・・振動
連結板、3…ネジ、4・・・ホーン、5−1,5−2,
5−3…同調アンプ、6,9・・・インバーター、7一
1,7一2,7−3…コンパレーター、8・・・アード
ゲート、10・・・ゲート回路、11・・・積分器、1
2・・・可変リミッター、13・・・周波数可変器、1
4・・・周波数発振器、15・・・高周波振動子、16
…インバーターゲート、17・・・タイマー、18…ス
テップパルス発生器、19・・・ロータリースイッチ、
20・・・復帰用駆動機構、21〜23・・・加算器。 第「図第2図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 高周波振動を付与する連続鋳造用鋳型内の定常湯面
    相当位に振動検出器を設けて鋳型の振動を検出し、該鋳
    型本体の振動伝播速度と鋳型に付与する高周波振動の周
    波数とで定まる波長の振動の最大振動を示す点が、前記
    定常湯面相当位より僅かに高い位置に一定するように前
    記高周波振動の発信器周波数を追従制御することを特徴
    とする金属の連続鋳造方法。 2 高周波振動を付与する連続鋳造用鋳型内の定常湯面
    相当位に振動検出器を設け、該検出器の上方及び下方に
    、鋳型本体の振動伝播速度と鋳型に付与する高周波振動
    の周波数とで定まる波長の1/2以内の範囲で、上下ほ
    ぼ等間隔に少くとも1個の振動検出器をそれぞれ設けて
    鋳型の振動を検出し、中央部検出器出力が他の検出器出
    力より大で、かつ前記上位検出器出力が前記下位検出器
    出力より大となるよう前記高周波振動の発振器周波数を
    追従制御することを特徴とする連続鋳造方法。
JP8557879A 1979-07-06 1979-07-06 金属の連続鋳造方法 Expired JPS602143B2 (ja)

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JPS5611151A JPS5611151A (en) 1981-02-04
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FR2570626B1 (fr) * 1984-09-26 1987-05-07 Siderurgie Fse Inst Rech Procede pour mettre en vibration une lingotiere de coulee continue afin de reduire le coefficient de frottement dans cette lingotiere et lingotiere pour la mise en oeuvre de ce procede
US4989662A (en) * 1990-02-27 1991-02-05 General Motors Corporation Differential pressure, countergravity casting of a melt with a fugative alloyant

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JPS5611151A (en) 1981-02-04

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