JPS60211171A - 多路弁 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は多路弁に関し、特に少なくとも６個の接続開口
を有する弁ハウジングを設け、２個の開口は共通軸線上
にあるようにして夫々の弁座に弁閉鎖部材を係合させ、
弁ハウジングの壁部を貫通するロンド部材によって制御
される作動部によって一方の閉鎖部材が動いた時に他方
の閉鎖部材は閉位置にあるように作動される多路弁に関
する。

従来の技術 この種の弁はドイツ特許ＤＥ−ＰＳ　８８２９３０号に
よって既知である。この弁は両弁閉鎖部材を軸線方向に
作動させ、真空ポンプ装置の拡散ポンプと前置ポンプと
に接続す企構成である。

この構成では第３の接続部は両弁部間の間のスペース内
に大きな公称中として開口し、駆動機構は上部弁部材の
上部に取付ける必要があり、大きな高さとなり、通常は
狭い真空装置のスペース関係に対しては望ましくない。

この特別な構成のため、この既知の弁は真空技法の一般
の構成に不適当である。

ドイツ特許ＤＥ−ＰＳ５０１３４８号には滑り弁を示し
、滑動スピンドルが板ばねの介挿によって滑りシール板
と結合し、板ばねが広がりばねとして使用され、その端
部が滑り板に、中央部が弁スピンドル及びハウジングに
押圧する。滑り部材との結合についてはスリ、−プの使
用も記載され、駆動部材となる部分を係合させ、貫流軸
線に直角の両滑り板の駆動軸となる。

発明が解決しようとする問題点 本発明によつそ前述の型式の弁をコンパクトな構成とし
、各種−の使用範囲特に真空技法に適合させる弁とする
。

問題点を解決するための手段 本発明による多路弁によれば、前述の型式において、第
１の弁閉鎖部拐は一方が開いた中空円筒に結合し、他方
の閉鎖部材は円筒内に挿入されて案内されるピストンに
結合し、作動部材は中空円筒内で両弁閉鎖部材間に配置
して弁軸線に直角方向のロッドによって作動する。

好適な実施例においては、中空円筒の閉鎖した外端面と
、反対側のピストンの外端面とを弁閉鎖部材とし、中空
円筒とこれに案内されるピストンとは互にシールしない
。他の実施例においては、弁ハウジングの寸法は、自由
環状内部スペースが流体又はガスの貫流用とされ、断面
は共通軸線上の接続開口の断面に少なくとも等しくなる
ようにされる。

作　用 本発明の構成によって種々の利点が得られる。

弁は極めてコンパクトで安定した構成となり、弁閉鎖部
材と結合されて互に共働する中空円筒と、該円筒内を両
方向に案内されるピストンとを設け、作動部は円筒中空
スペース内に設けて円筒外部スペースは環状貫流スペー
スとして弁を通る媒体が自由に使用するようにする。こ
の貫流スペース内は弁ハウジングの壁部に直角に通る作
動ロッドな通じ得るスペースとなる。

実施例 符号の説明 １：弁ハウジング。例えばアルミニウム合金製とし、６
個の接続開口Ａ、　Ｂ、　Ｃを有する。

１α：接続開口Ｂを有し弁ハウジングに取付けたカバー
であり、０リングのシール１ｂと止めねじＩＣとによっ
て弁ハウジングの円筒部分にシー〃して固着する。

２：第１の上部弁閉鎖部材を形成し又は閉鎖部材に結合
し一方に開いた中空円筒。

３：第２の下部閉鎖部材を形成し、又はこれに結合した
ピストン。

４：中空円筒２内の作動部を作動する横方向のロッド。

ロッドのスタブ４ａがハウジング壁の円筒部の凹み４ｂ
内に支承される。

５：作動部。例えば一体又は複数部分のクランク軸又は
曲面作動部を形成し、弁開閉のために所要の軸線方向の
ストロークを行なわせる。

６：クランク軸によって作動される部材。

７：弁の手作動のための作動レバー。

ｆ３ａ、ｆ３ｈ：弁座のシール、例えばエラストマー又
は金属シールのＯリング。

９：圧縮ばね。作動部５０ストロークを、シールした閉
鎖に必要な押圧力を示すものとする。

１０：ハウジング壁を貫通ずる軸のシール。図示の例で
は簡単にＯリングシールとして示す。

第１図は弁の両弁閉鎖部材の閉位置を示し、この状態で
はＡ又はＢからＣへの連通は生じない。接続開口Ｂが閉
じた状態でＡ、Ｃ間を連通させるためには、作動部に所
要の作動を行なわせて第３図に示す弁閉鎖部材の位置と
する。この弁の切換関係は、例えば真空ポンプ装置にお
いて、Ａに接続したレシーバ−とＣに接続した前置ポン
プとの間のガス導管接続に利用でき、この場合は閉鎖側
Ｂを真空ポンプ装置の拡散ポンプに接続すれば、Ａ、Ｃ
間の接続はレシーノ（−の予備排気となる二作動レバー
７によって弁を第４図に示す位置とすれば、図示の通り
、接続開口Ａは閉鎖し、Ｂ、Ｃ間が開く。この位置にお
いて、上述の真空ポンプ装置では、予備排気されて高排
気の準備が完了したレシーノ（−を拡散ポンプによって
排気し得る。拡散ポンプの吸込口とレシーバ−との間の
主弁が開けば直にこの作動を行なう。

作動部５の好適な構成として、作動レノ（−７を中立位
置から単に一方又は他方に９０’回動するだけで第３図
又は第４図の切換位置となるようにする。これによって
作動は特に容易になり、手作動用として重要である。

勿論、単なる作動レバーに代えて所要の他の既知の作動
装置を使用することもできる。例えば制御弁付きの空気
圧回転ピストン駆動装置又は段歩モータを使用できる。

段歩モータの場合は流量調整用にも使用できる。弁作動
の際の回転運動の制限のための止め、及び位置指示のた
めのスイッチカムを設けることもできる。駆動装置の夫
々の詳純は示さないが、所要に応じて容易に実施できる
。

発明の効果 本発明による利点は次の通りである。通常の角型弁に比
較して、シールのためのベローズは必要としない。この
ため、この構造を使用する装置の選択の自由度に関して
使用範囲は著しく広くなる。例えば、腐蝕性ガスとの結
合用に容易に使用できる＝可動部が最小数であるため丈
夫で損傷が少ない。作動原理は明瞭であるため、誤作動
は実際上生ぜず、機能の重複はあり得ない。調整部分は
全く必要がないため、製造は著しく安価になる。例えば
］１ウジングは押出成型で簡単に製造できる。

当業者に明らかな通り、本発明の弁は弁閉鎖部材の位置
を各種とすることができ、特に真空装量のガス流制御の
ために多数配置とすることカーできる。別の利点として
、本発明の弁は対称形でコンパクトな構成であり、利用
及び構成に好°適である。コンパクトであるため、小型
フランジ付標準測定列にも使用でき、主として標準化装
置の補助装置及び一般の狭い使用スペースの装置に使用
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の弁の両弁閉鎖部材を閉位置とした断面
図、第２図は第１図の■−■線に沿う断面図、第３図は
第１．１図と同様であるが上の弁閉鎖部材の開位置を示
す断面図、第４図は下の弁閉鎖部材を開位置とした断面
図である。 １　ハウジング ２．３　弁閉鎖部材 ４　作動ロッド ５作動部 ７　作動レバー ９ば　ね （外５名）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、多路弁に少なくとも３個の接続開口を有する弁ハウ
   ジングを設け、２個の開口は共通軸線上とし夫々の弁座
   に弁閉鎖部材を係合させ、弁ハウジングの壁部を貫通す
   るロンドによって制御される作動部によって一方の閉鎖
   部材が動いた時に他方の閉鎖部材は閉位置にあるように
   作動される船のにおいて、 第１の弁閉鎖部材は一方が開いた中空円筒に）に結合し
   、他方の閉鎖部材は円筒内に挿入されて案内されるピス
   トン（３）に結合し、作動部（５）は中空円筒（２）内
   で両弁閉鎖部材間に配置して弁軸線に直角方向のロンド
   （４）によって作動することを特徴とする多路弁。 ２　前記中空円筒（２）の閉鎖した外端面を弁閉鎖部材
   とする特許請求の範囲第１項記載の多路弁。 ３、前記中空円筒（２）とは反対側の挿入ピストン　゛
   （３）の外端面を弁閉鎖部材とする特許請求の範囲第１
   項記載の多路弁。 ４、前記中空円筒（２）の中空スペースの内方端面と被
   作動部材（６）との間に閉鎖力を与える圧縮ばね゛（９
   ）を介神する特許請求の範囲第１項記載の多路弁。 ５、前記弁ハウジング（１）の環状自由スペースを共通
   軸線上の接続開口（Ａ、Ｂ）と少なくとも同じ断面積と
   する特許請求の範囲第１項記載の多路弁。 ６、前記被作動部材（６）を自己潤滑性材料製とする特
   許請求の範囲第１項記載の多路弁。