JPS6021054Y2 - 治療帯 - Google Patents
治療帯Info
- Publication number
- JPS6021054Y2 JPS6021054Y2 JP10491781U JP10491781U JPS6021054Y2 JP S6021054 Y2 JPS6021054 Y2 JP S6021054Y2 JP 10491781 U JP10491781 U JP 10491781U JP 10491781 U JP10491781 U JP 10491781U JP S6021054 Y2 JPS6021054 Y2 JP S6021054Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bedsores
- treatment band
- treatment
- present
- band
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Woven Fabrics (AREA)
- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は床ずれや火傷の治療に効果的な治療帯に関する
ものである。
ものである。
寝たきりの老人や病人は、・長期間ふとんの上に寝てい
るため、ふとんと身体と接触する部分に床ずれができ易
い。
るため、ふとんと身体と接触する部分に床ずれができ易
い。
このような床ずれを防止するため、い草で編んだ寝ゴザ
などをふとんの上に敷いて寝ることが通常行なわれてい
るが、十分な防止効果が得られない。
などをふとんの上に敷いて寝ることが通常行なわれてい
るが、十分な防止効果が得られない。
このため、綿や麻またはこれらの混紡で作られた網状の
布地を複数枚重ねて、その外周部をとじ合わせた寝具用
敷物が従来、床ずれ防止用として開発されている。
布地を複数枚重ねて、その外周部をとじ合わせた寝具用
敷物が従来、床ずれ防止用として開発されている。
この寝具用敷物は、敷ふとんよりやや小さめに形成され
、これを敷ぶとんの上に敷いて、この上に寝るようにな
っている。
、これを敷ぶとんの上に敷いて、この上に寝るようにな
っている。
しかしながら、このような床ずれ防止用の寝具用敷物は
形状が大きく、高価である上、敷物と接触しない部分に
生ずる床ずれの防止には役立たない。
形状が大きく、高価である上、敷物と接触しない部分に
生ずる床ずれの防止には役立たない。
例えば、ひざを折り曲げたままの場合、両ひざ内側の接
触部や、紙おむつを当てている場合の尾てい骨の部分に
床ずれが生じ易く、治療効果も得られない。
触部や、紙おむつを当てている場合の尾てい骨の部分に
床ずれが生じ易く、治療効果も得られない。
本考案は、かかる点に鑑み、種々研究を行なった結果、
部分的な床ずれの発生を防止すると共に、優れた治療効
果を発揮し、しかも安価な治療帯を提供することを目的
とするものである。
部分的な床ずれの発生を防止すると共に、優れた治療効
果を発揮し、しかも安価な治療帯を提供することを目的
とするものである。
即ち本考案は麻繊維をピッチ1.2〜2.8mの方形網
目状に平織りして帯状に形成したことを特徴とするもの
である。
目状に平織りして帯状に形成したことを特徴とするもの
である。
以下本考案の一実施例を図面を参照して詳細に説明する
。
。
第1図は本考案の一実施例を示すもので、この治療帯1
は麻繊維からなる縦糸2と横糸3とを、その織りピッチ
が1.2〜2.8mmの方形網目状となるように平織り
して帯状に形成したものである。
は麻繊維からなる縦糸2と横糸3とを、その織りピッチ
が1.2〜2.8mmの方形網目状となるように平織り
して帯状に形成したものである。
この場合ピッチを上記範囲に限定した理由は、1.2m
m未満では通気性が悪く、治療効果が十分に得られず、
また2、8m+++を越えると切断したとき耳端がほつ
れ易く、使用上不便だからである。
m未満では通気性が悪く、治療効果が十分に得られず、
また2、8m+++を越えると切断したとき耳端がほつ
れ易く、使用上不便だからである。
次に上記治療帯の使用方法について説明する。
帯状に形成された治療帯1を所定の長さに切断し、これ
を第2図に示すように床ずれのできている腕4のひじの
部分に複数枚重ねて巻付けて固定する。
を第2図に示すように床ずれのできている腕4のひじの
部分に複数枚重ねて巻付けて固定する。
麻繊維はそれ自体の作用として体内から出る発汗を急速
に吸収すると共に、外部にも急速に発散して乾燥するた
め、はだに粘らず、しかも麻繊維は熱の良導体であるた
め体温を適度に調整し、清涼感を与える。
に吸収すると共に、外部にも急速に発散して乾燥するた
め、はだに粘らず、しかも麻繊維は熱の良導体であるた
め体温を適度に調整し、清涼感を与える。
更に本考案は上記麻繊維に特有の作用に加え、その織り
ピッチを上記範囲に規定することにより、複数枚重ねた
状態でも優れた通気性を有し、皮膚呼吸が順調に行なわ
れると共に、網目のマツサージによる摩擦効果により血
行を高め、床ずれ部分の回復を促進することができる。
ピッチを上記範囲に規定することにより、複数枚重ねた
状態でも優れた通気性を有し、皮膚呼吸が順調に行なわ
れると共に、網目のマツサージによる摩擦効果により血
行を高め、床ずれ部分の回復を促進することができる。
また麻繊維自体、綿繊維に比べて多少の弾力性があるた
め、複数枚重ね合わせた状態で、加わる力が分散され、
床ずれ部分とふとんとの局部的な接触状態が緩和され、
床ずれを短期間に治療することができる。
め、複数枚重ね合わせた状態で、加わる力が分散され、
床ずれ部分とふとんとの局部的な接触状態が緩和され、
床ずれを短期間に治療することができる。
本考案は腰骨の所にただれた状態の床ずれができた老人
の患者について上記治療帯を所定の長さに切断し、これ
を10層に折り重ねて当てた所、約24日で肉が盛り上
り、皮膚は茶褐色に変り、床ずれは完全に治った。
の患者について上記治療帯を所定の長さに切断し、これ
を10層に折り重ねて当てた所、約24日で肉が盛り上
り、皮膚は茶褐色に変り、床ずれは完全に治った。
また赤く湿疹の様になった床ずれの初期の患者について
も同様に使用しところ、約3日で完全に治った。
も同様に使用しところ、約3日で完全に治った。
なお上記実施例では、床ずれの治療に用いた場合につい
て示したが、本考案はこれに限らず、同様に火傷の治療
にも利用することができる他、通気性、弾性、乾燥性に
も優れていることから、従来綿さらしが主体であった妊
婦の腹帯としても有効であり、特に汗をかき易い夏期に
おいては、汗もの発生を防止すると共に、その治療効果
も優れている。
て示したが、本考案はこれに限らず、同様に火傷の治療
にも利用することができる他、通気性、弾性、乾燥性に
も優れていることから、従来綿さらしが主体であった妊
婦の腹帯としても有効であり、特に汗をかき易い夏期に
おいては、汗もの発生を防止すると共に、その治療効果
も優れている。
以上説明した如く、本考案に係わる治療帯によれば部分
的な床ずれの発生を防止すると共に優れた治療効果を発
揮し、しかも小さく切断して局部的に使用できるため極
めて安価であるなど顕著な効果を有るものである。
的な床ずれの発生を防止すると共に優れた治療効果を発
揮し、しかも小さく切断して局部的に使用できるため極
めて安価であるなど顕著な効果を有るものである。
第1図は本考案の一実施例による治療帯の斜視図、第2
図は治療帯を腕に巻付けた状態を示す斜視図である。 1・・・・・・治療帯、2・・・・・・縦糸、3・・・
・・・横糸、4・・・・・・腕。
図は治療帯を腕に巻付けた状態を示す斜視図である。 1・・・・・・治療帯、2・・・・・・縦糸、3・・・
・・・横糸、4・・・・・・腕。
Claims (1)
- 麻繊維をピッチ1.2〜2.81W!Itの方形網目状
に平織りして帯状に形成したことを特徴とする治療帯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10491781U JPS6021054Y2 (ja) | 1981-07-15 | 1981-07-15 | 治療帯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10491781U JPS6021054Y2 (ja) | 1981-07-15 | 1981-07-15 | 治療帯 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5810726U JPS5810726U (ja) | 1983-01-24 |
JPS6021054Y2 true JPS6021054Y2 (ja) | 1985-06-24 |
Family
ID=29899475
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10491781U Expired JPS6021054Y2 (ja) | 1981-07-15 | 1981-07-15 | 治療帯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6021054Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-07-15 JP JP10491781U patent/JPS6021054Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5810726U (ja) | 1983-01-24 |
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