JPS60209349A - 給油所 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は、自動車等へのガソリン給油所に関するもので
ある。

〔従来技術とその問題点〕

かかる給油所では、ガソリンの販売等の主たる業務の他
に、自動車の保守点検等のサービス業務を行ワている所
が多い。

この保守点検のための装置には各種あるが、特に自動車
の安全走行を確保するものとして、自動車のエンジント
ラブルの有無を検出するエンジン診断装置やタイヤの空
気圧を測定するタイヤ空気圧測定装置等が挙げられる。

そして、これらエンジン診断装置やタイヤ空気圧測定装
置には、常設されているものや可搬式のものがあるが、
使用に際しては給油地点でそのまま利用できるようにす
ると、車を移動させる手間を省けるなど、利用者の便宜
や時間の節約を図れる。

一方、給油装置には地上固定式のものとホース懸垂式の
ものとがあるが、いずれも給油地点から一番見易い位置
に給油量の表示計が設けられていて、客は車の内からで
も容易に見られる。

ところが前記のごとく、給油地点でそのまま行うエンジ
ン診断装置やタイヤ空気圧測定装置については、表示器
は個々の装置に小さなものが直接についたり、または給
油所内の空きスペースに設けられているので、表示内容
を知るために各装置の所まで行かなければならず、また
、各種の表示針、表示器がバラバラに設けられることと
なり見ずらいものであった。

そのため、表示内容が見ずらかったり、また給油所内の
レイアウトに不案内の客にとっては表示器の設置場所が
わからない等、不便を感じることが多い。

〔発明の目的〕

本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、エンジン
診断やタイヤ空気圧測定の結果を表示する表示器の設置
場所が一目瞭然にわかり、しかも表示内容を読み取りや
すいように表示器を設置した給油所を提供することにあ
る。

〔発明の要点〕

しかしてこの目的は本発明によれば、自動車の保守装置
等給油装置以外の装置の表示器と給油量表示計とを並設
することにより達成される。

〔発明の実施例〕

以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明する。

第１図は本発明を懸垂式の給油装置を段重」た給油所の
実施例を示す斜視図で、図中１はホース懸垂式の給油装
置を示し、該給油量ｗ１は給油所敷地２−Ｌ方に設＆Ｊ
たキャノピイ３から給油ホース４が垂下されるホース収
納ケース５を吊下したちのである。

このホース懸垂式の給油装置１の下方の給油地点で、自
動車が給油のために停車した時のエンジン部の直下にあ
たる地点にエンジン診断装置のセンサー６を設け、また
、４個のタイヤ位置にタイヤ空気圧測定装置７を設けた
。

エンジン診断装置のセンサー６は、例えばエンジンの点
火プラグから発生される電磁波を検出するアンテナ又は
コイルを内蔵したもので、診断装置でプラグの点火信号
からエンジンの回転数を算出して回転のバラツキによる
エンジントラブルの有無を検出するものである。

また、タイヤ空気圧測定装置７は、例えば接近してよ向
に並べた多数個の圧力検出素子と、出力を生じた素子の
数によりタイヤ空気圧を計測する装置とよりなるもので
、自動車のタイヤをもって踏むことにより即座に測定で
きるものである。

一方、前記敷地２内に設置した事務所等の建物８の壁面
に給油量表示計９を設け、該表示計９の下部に、前記エ
ンジン診断装置による診断結果とタイヤ空気圧測定装置
による測定結果を表示する表示器１０を取イ」ける。

表示器１０は第２図に示すように、給油地点からでも表
示内容を充分読取れる大きさのもので、前面の表示部を
タイヤとエンジンの表示部１０ａ。

１０ｂに区画し、タイヤの表示部１０ａには前後左右４
個のタイヤの空気圧が正常か否かを表示するタイヤ位置
と同様に配設された４個のランプ１１と、正常ランプ１
２、異常ランプ１３とを設け、また、エンジンの表示部
１０ｂにはエンジン回転数の表示部１４と、正常ランプ
１５、異常ランプ１６とを設けた。

なお、これら正常ランプ１２．１５と異常ランプ１３．
１６とは、正常、異常をはっきりと区別できるように、
正常ランプ１２．１５を青色ランプ、異常ランプ１３．
１６を赤色ランプとしておくのが望ましい。また、表示
器１０ば図示の例では給油量表示計９の下方に連杆１７
をもって連設したが、給油量表示計９に密着させて一体
的に取付けるようにしてもよい。かかる給油装置１、給
油量表示計９、エンジン診断装置のセンサー６、タイヤ
空気圧測定装置７、表示器１０の複数個を給油所に設置
する。

第３図は地上固定式の給油装置を設けている場合の本発
明の給油所を示す斜視図で、給油装置１′はアイランド
１８上に設立され、周知のごとく外装ケース１９内に地
下タンク（図示せず）に連通ずる給油管を立上げ、該給
油管を外装ケース１９外で先端にノズルバルブを有する
給油ホース４に接続し、ケース１９上部に給油量の表示
部２０を設けたものである。エンジン診断装置のセンサ
ー６、タイヤ空気圧測定装置７は前記懸垂式の給油装置
１で使用するものと同様の構成であり、これらはこの地
上固定式の給油装置１′のアイランド１８の近くの給油
地点に設けられている。

これらエンジン診断装置による診断結果とタイヤ空気圧
測定装置による測定結果を表示する表示器１０を前記外
装ケース１９の上面に連杆１７’をもって立設して、該
表示器１０を給油量表示部２０の近くに位置させるよう
にする。

次に使用法及び動作について説明すると、自動車が給油
を受けに給油所敷地２内に進入し一１給油装置１の下方
の給油地点に停止にすれば、この時自動車のエンジンは
エンジン絵断装置のセンサー６の直−に位置に来るので
、センサー６でプラグの点火信号が自動的に検知され、
エンジン給断装置でエンジンの回転数が算出され、また
エンジントラブルの有無が診断される。このエンジン回
転数は表示器１０の表示部１４に、またエンジンの良否
は、正常の場合は正常ランプ１５が青色に、異常の場合
は異常ランプ１６が赤色に点灯する。

また、この時自動車のタイヤはタイヤ空気圧測定装置７
−．１−にあって該装置７を踏んでいる状態にある。前
後左右の全てのタイヤの空気圧はこのタイヤ空気圧測定
装Ｗ７の圧力検出素子により測定され、各タイヤ毎に空
気圧が正常か否か４個のランプ１１に正常の場合は青色
、異常の場合は赤色でそれぞれ点灯表示され、４個のタ
イヤの空気圧が全て正常の時は正常ランプ１２が青色に
、また４　１１６１のうち１つでも異常のものがあれば
異常ランプ１３が赤色に点灯する。

このようにして、エンジンとタイヤの空気圧の良否は表
示器１０の表示部１０ａ、１０ｂにそれぞれ表示され、
給油所員、客はこれらの表示を見て診断結果を知る。

次に、エンジンを停止してガソリンを補給すれば、給油
量は前記表示器１０の上方の給油量表示計９に表示され
、給油所員、客は表示計９を見て給油量を知る。

なお、エンジン給断は、前記のごと（給油前に行っても
よいが、給油終了後に行ってもよく、またタイヤの空気
圧測定は給油前後、給油中のいずれに行ってもよい。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明の給油所は、給油の際に必ず観
取することから一番見易い位置に設けた給油量表示針に
並べて、エンジンの診断結果やタイヤの空気圧の測定結
果を表示する表示器を設けたので、給油所内のレイアウ
トに不案内な客でも表示器の設置場所が容易にわかり、
しかも給油地点でそのまま行うエンジン給断等の結果を
給油量とほぼ同時に同−視野内で読取ることができるの
で、便利でありまたサービス向上に役立つものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の給油所の実施例を示す斜視図、第２図
は要部の正面図、第３図は他の実施例を示す斜視図であ
る。 １．１′・・・給油装置　２・・・給油所敷地３・・・
キャノビイ　４・・・給油ホース５・・・ホース収納ケ
ース　６・・・センサー７・・・タイヤ空気圧測定装置 ８・・・建物　９・・・給油量表示計

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 自動車の保守装置等給油装置以外の装置の表示器と給油
   量表示針とを並設したことを特徴とする給油所。