JPS60209017A - セラミツク被覆されたグラフアイトフアイバおよびその製造方法 - Google Patents

セラミツク被覆されたグラフアイトフアイバおよびその製造方法

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JPS60209017A
JPS60209017A JP60042026A JP4202685A JPS60209017A JP S60209017 A JPS60209017 A JP S60209017A JP 60042026 A JP60042026 A JP 60042026A JP 4202685 A JP4202685 A JP 4202685A JP S60209017 A JPS60209017 A JP S60209017A
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graphite
ceramic
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coating
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ダニエル シー.ネルソン
テイム エー.ジヤツクソン
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    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01FCHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
    • D01F9/00Artificial filaments or the like of other substances; Manufacture thereof; Apparatus specially adapted for the manufacture of carbon filaments
    • D01F9/08Artificial filaments or the like of other substances; Manufacture thereof; Apparatus specially adapted for the manufacture of carbon filaments of inorganic material
    • D01F9/12Carbon filaments; Apparatus specially adapted for the manufacture thereof
    • D01F9/14Carbon filaments; Apparatus specially adapted for the manufacture thereof by decomposition of organic filaments
    • D01F9/32Apparatus therefor
    • D01F9/322Apparatus therefor for manufacturing filaments from pitch
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01FCHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
    • D01F9/00Artificial filaments or the like of other substances; Manufacture thereof; Apparatus specially adapted for the manufacture of carbon filaments
    • D01F9/08Artificial filaments or the like of other substances; Manufacture thereof; Apparatus specially adapted for the manufacture of carbon filaments of inorganic material
    • D01F9/12Carbon filaments; Apparatus specially adapted for the manufacture thereof
    • D01F9/14Carbon filaments; Apparatus specially adapted for the manufacture thereof by decomposition of organic filaments
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は耐酸化性のあるグラファイト性ファイバおよび
その製造方法に関する。
高強度は、プラスチックス、金属類、およびセラミック
スとの混合物の形成に価値あらしめたカーボンまたはグ
ラファイトに起因している。その最後のグループは、セ
ラミックスの高温強度および低反応性の理由で興味があ
る。カーボンまたはグラファイトファイバのセラミック
スへの添加は、セラ”、ミックスのクラック感受性を下
げることが出来るのでそれによシ利用を拡大している。
従来グラファイトファイバをセラミック材料と混合する
には、多くの方法が知られている。例えばり。
W、ポウズ(Bowea )等は米国特許第3,646
゜9.08号でスラリー状セラミック粒子を容器から引
出す方法を示している。ファイバにくっついた粒子およ
び結合物を、その後成形品として貯える。成形品をそれ
から加熱、圧縮し、セラミックをとかす。他の方法は、
ファイバを裁断し、その後の成形および溶融のためセラ
ミックと混和する。
これら従来法の一般的問題は、セラミックが一般には冒
温で溶け、通常極めて不活性な材料であるゲラフィトが
、セラミックスとしばしば共存する成分であるaIR累
との結合の結果生ずる高温で劣化することである。その
はかの問題は、高いヤングモジュラスのグラファイトフ
ァイバが製造方法によっては正しく配列した表面を有し
ているが、露出された結晶基礎面が反応性が低く且つ結
合が弱いことである。これらの性質はファイバとセラミ
ックマトリックス間の引き裂き分離を生ずる傾向を有す
る。逆に、その脅蛍自体のグラファイトによる被覆は、
グラファイトの強度を辣するか、破壊する。同様に、厚
い被覆は、結合される材料に起因する強度を支配するこ
とができる。最後に、従来の、乾燥したスラリーめるい
は固体被覆の何れかとしての、グラファイト土のセラミ
ック被覆は、ファイバの加工を困難にするもろくする傾
向がある。
これらの問題の一般的解決は、これまでファイバをシリ
コンで被覆して行われていた。
、シリコンは直ちにカーボンと結合しシリコンカーバイ
ト(SiC)を作る。シリコンはまた、酸化して被膜(
5i02 ) を作り、その被膜は強く、且つ縞温下で
も酸化されない。ファイバのシリコンによる被覆には、
蒸着および溶融シリコン中への浸漬のような、多くの方
法が知られている。蒸着は、不揃いの結果を与 ゛える
が、浸漬はファイバ表面の、シリコンカーバイドへの過
度の変換をまねき、ファイバおよび/または過剰のシリ
コン堆積を弱化し、結付を弱める。何れの場合vC於て
も、成分の熱的不釣台が、更にファイバ切裂き分解をも
たらすことができる。
車装であシながら最後になった考慮すべきことは、シリ
コン被覆の厚さである。混成物の強度は、成分の強要に
成分割付を掛けた値の合計にはy等しいという、混合物
の規則は、被覆がカーボンの強度を支配せしめるため、
出来るたけ薄くすべきことを示している。
本発明は一般に、優れた耐酸化性および高機械的累性を
有するシリコン/カーボン合金ならびらそのようなファ
イバの製法に関する。
このようなファイバは本発明において、グラファイトプ
レカーサ(PANまたは安定化したPAN)を、ポリ有
機シリコンを含む被覆で被覆することによシ作られる。
この被覆とグラファイトプレカーサーは、熱処理、即ち
熱分解され同時にプレカーサーをグラファイトに、被覆
をシリコンベースのセラミックに変え、それによシ合金
ファイバを作る。後者は、グラファイトファイバの機械
的性質とセラミックファイバの耐酸化性を証明している
別に、ポリ有位シリコンの被覆には、加熱分解0]′症
なボロン化合物を會み得る。被覆中の任意の成分である
ボロンは、製品中に異なる数工程の何れに於ても加え得
る。例えば、アルキルボレート溶液は混合するか、ある
いはポリ有機シリコン用溶媒として使用するか、あるい
は可溶性ボロン化合物は、熱分解前の追加の浸漬工程で
加えることができる。ボロンを含むガスも、最終の高温
度加熱処理の間に使用される雰囲気中に含ませることが
出来、プレカーサーファイバのグラファイト化および被
覆のセラミック形成を生ずる集熱分解を達成する。その
場合、この[6されたプレカーサーファイバの熱分解は
、ボロン/シリコン/カーボン合金ファイバを生成子る
本発明のプレカーサーファイバおよび被覆の集熱分解は
、いくつかの理由によシ重要である:即ち被覆とファイ
バは熱処理の間に緊密に接触し、界面に良好な接層が掲
化される;たた1回の熱処理がファイバの熱露出を最低
にする;たソ1回の熱処理が、多数回の熱処理よシ時間
、装置およびエネルギーの面でより経済的である;そし
て残留応力はカーボンの芯と合金の被覆との結合創造に
よシ最低となる。
いくつかの、最近の別の技術開発は本発明に有用である
。小さな直径(例えば5ミクロン)のグラファイトファ
イバが、グラファイトプレカーサーとして用いたPAN
(ポリアクリロニトリル)か現在開発されている。これ
らの細いファイバは、より太いファイバよシ良好な引張
シモジラスおよび強度のような機械強度を示している。
比較的厚い被覆は、生成される被覆ファイバの良好なフ
ァイバ取扱い特性を顕著には劣化することなくこれらの
ファイバにほどこすことが出来る。特に小さな極限的は
半径が維持し得る。4ミクロン直径のファイバ上の1ミ
クロン厚さの被覆は、6ミクロン直径のファイバとなシ
、そ些でも代表的な7ミクロンの市販のグラファイトフ
ァイバよシ細い。
同様に、これらのより細いグラファイトファイバはよシ
低温で処理して、高モジュラスを達成することができる
。尚モジュラスグラファイトファイバの代表的処理温度
(例えば2300℃〜3000℃)では、はとんどのセ
ラミックスは顕著な蒸気圧を示す。よ’) Mflいフ
ァイバの使用は、ファイバのセラミック処理をより低温
で行うことを可能にする一方、それでも高モジュラスで
耐酸化性のある適切に#&されたファイバを生ずる。
ヤジマ(s、ヤジマ、J、ハヤシ、M、オモリ、ケミス
トリーレタース、931−934頁、1975)および
ウェスト(West ) (米国特許第4,324,9
01号)により開発された有機シリコンポリマー技術も
、本発明の実施に有用である。そのような有機シリコン
技術は、ポリマーをセラミックに変えるまえのポリマ−
の成形時の可撓性を利用して、ポリマープレカーサーか
らセラミックスを構成せしめる。
プレカーサーポリマーがポリカルボシランの時、その分
解温よシ高い温度の熱処理がポリマーを多結晶シリコン
カーバイトに変える。
ポリカルボシロキサンは、シリコンオキサイドとシリコ
ンカーバイドとあ多結晶混合物に熱的に変わる傾向があ
る。本発明のこの技術の使用は、比較的低温で、従って
低揮発方法でシリコンをグラファイトファイバ系へ導入
することを可能とする。低揮発であることは、グラファ
イト化焼成間の高被覆率の保証に重要である。
以下の実施例に詳細に示すように、シリコンとボロンと
の組合せ処理が、何れかの処理の単独よシ優れた実質上
の且つ予期せざる改良をもたら−す。この組合せ処理は
より細い径のファイバにほどこす際に特に効果的でるる
か、そのようなものに限定されるものでもなく、より太
いカーボンまたはグラファイトファイバにも適用可能で
ある。
従って、本発明の目的は、セラミック/カーボン合金フ
ァイバ(またはそれにはシつけたセラミックで被覆され
たグラファイトファイバ)を提供することにある。本発
明の目的は、更にポリマー性セラミックープレカーサー
材料で被覆されたグラファイト−プレカーサーファイバ
を集熱分解することによシ、そのようなファイバを製造
する方法を提供することにある。
まだ、本発明の目的は、酸化に対して改良された抵抗を
有するグラファイトを提供し、ファイバの酸化に耐性の
あるグラファイトファイバ上のセラミック表面被覆を提
供し、且つ、カーボンまだはグラファイトファイ、バ上
のそのようなセラミック表面被覆を、ファイバの引張シ
特性および取扱い特性の実買上の低下なしに形成するこ
とにある。
また更に、本発明の目的は、部分的には明瞭であシ、ま
た部分的にはこれ以降に示す。
このように、本発明には、いくつかの工程および、その
ような工程の1つあるいはそれ以上の相互の関係を含む
方法および、成分の形態、性質および関連性を有する成
品および組成物とが含まれる。そ五ら全ての成分は以下
の記載および特許請求の範囲に示した出願の範囲に例示
される。
本発明の本質および目的の十分な理解のために、以下の
詳細な説明を6≦付の図面と共に参照すべきであり、そ
の図面には本発明の方法を行なう上で有効な概略装置が
示されている。
本発明の方法において、ピッチ、レーヨン等のグラファ
イトプレカーサー材料、好ましくはポリアクリロニトリ
ル(PAN)のファイバ索20全供給リール22から炉
22へ供給する。ここに用いるPANの語は、アクリロ
ニトリルポモポリマーおよび15モルパーセントまでの
スチレン、ビニルピリジン、ビニルクロライド、ビニリ
デンクロライド、アクリル酸メチルエステル、メタクリ
レートエステル類、ビニルアセテート等とアクリロニト
リルとの各種のコポリマー類の両方の意味であり、これ
らを含むと了解すべきである。
索20は代表的には数百以上の平行な、連続するフィラ
メントで作られ、各フィラメントは、例えば10ミクロ
ンの呼称平均直径を有している。炉24内で累をけん張
、代表的にはファイバ断面積平方ミリメートル当シ5か
ら100グラムのけん張子に保持しカーボン構造を配列
し、ファイバを延伸してよ#)細い直径とする。炉24
内の緊張下でファイバを、空気のような酸化雰囲気内で
、約200から300℃、例えば120分以上、酸素含
有量が5から15重量%、好ましくは約10%となるま
で連続的に酸化する。このPANファイバのその後の処
理前に延伸する標準方法は、安定化または熱硬化として
知られている。
安定化されたファイバは、それから温度勾配炉26内に
入れられ、そこで非酸化雰囲気、代表的には窒素等下で
、ファイバ断面積平方ミリメートル当シ約500から5
000グラムの緊張をかけながら連続的に熱処理される
炉26の入口温度は約300℃に保持されているが、炉
の出口温度は約650℃である。
ファイバの炉26内の滞留時間は通常5分である。これ
らの条件下で、PANファイバ索は、炭化され、所望の
最低直径までに線引きされる。
上に示しだように、本発明の方法の重要な部分は、シリ
コン−ベースのセラミックプレカーサーとしてのポリ有
機シリコンの被覆を有するカーボン−プレカーサーファ
イバの準備にある。この目的のだめの本発明で有効なポ
リ有機シリコン化合物には、ポリジメチルシランおよび
ポリシラスチレンのようなポリシラン類;ポリフェニル
メチルシロキサンおよびポリジメチルシロキサンのよう
なポリシポリフェニルメチルシラザンのようなポリシラ
ザン類のようなポリカルボシラン類;およびポリジメチ
ルシリチアンおよびポリフェニルシリチアンのようなポ
リシリチアン類;等がある。このような化合物は、それ
自信ファイバ上に被覆ciJ能であるか、ファイバ上に
溶媒から被覆可能のいづれかでなければならず、形成さ
れた被覆は、グラファイトプレカーサーファイバがグラ
ファイトに熱分解する温度範囲(即ち1000°乃至2
550℃)内でシリコン−ベースのセラミックに熱分解
可能でなければならない。本発明のよシ好ましい態様に
於ては、PANファイバは、米国特許第4,324,9
01号に教示するようにフェニルメ”チルジクロロシラ
ンとジメチルジクロロシランとの反応によシ作られるポ
リスチレンのような、且つ分子量が代表的にj−ooか
ら50゜000の範囲、望ましくは約1500を、有す
るポリ有機シランで連続的に被覆する。被覆は索にPA
Nの炭化の完成前あるいは後の何れかに、索を単に、ト
ルエン、キシレン、テトラヒドロフラン等のψくの比軟
的揮発性の溶媒の何れかにとかしたポリ有愼シランの噴
水30を通過させるだけでほどこすことが出来る。ポリ
有機シラン被覆は、ファイバ索に付層し、穴および後者
の表面不整部分に浸透し2−!たは3ミクロンの厚さの
被覆を与える。
被覆されたファイバ索は、好ましくは窒素のような非酸
比雰囲気で、約250℃に保たれた乾燥器32を通過せ
しめる。このような乾燥は、揮発性溶媒の(・−よとん
どを蒸発し、素上のポリマー被覆を、厚さ約1または2
ミクロンに1での収縮に作用する。この転線工程は、あ
る物が溶媒を使用せず、またその他の場合、ある溶媒が
、被覆された紫が必要とするその鎌の尚温熱処理によっ
て直接蒸発するか分解する限り(最終製品に不利益な影
響なしに)、全ての被覆材料に与える必要はない。
最後に、ポリマー被覆したファイバ索は、望累のような
非酸化雰囲気のグラファイト化炉36を連続的に通し、
ゆつくシと2100゜と2500℃の間の温度まで加熱
し、PANファイバがグラファイトに、ポリ有機シリコ
ン被覆がシリコンセラミックに実質的に集熱分解するに
十分な時間炉内に滞留するようにする。代表的には、P
AN上のより好ましいポリシラスチレン被覆に対しては
、炭化は2300℃で5秒から1分間の滞留で直ちに達
成される。この間PAN1ポリシランまたは溶媒中の全
ての残存揮発分は放逐されシリコンへ−スのセラミック
被覆が形成される。
セラミック被覆はt[’して合体し、穴および下ノーの
グラファイトの不整部を充填し、ファイバ表面の実質的
シーリングを確実にする。・ある化学反応がセラミック
ーグラファイト界面で起り、いくらかのシリコンカーバ
イトを形成すると信じられる。
熱分解の間の炉36内で使用する温度の選択は、数種の
変数に従がい、上に記載した温度から変え得ることを仰
るべきである。勿論、グラファイト化が起る最低温度、
即ち1000℃、あるいはそれ以上であることが必要で
ある。同様に、セラミックが破壊し始める最低温度、即
ち約2550℃を越えないことが虚要である。1000
℃から2550℃のこの温度範囲内でポリ有機シリコン
被覆の熱分解が起らなければならないが、後者はまだフ
ァイバと接触している。このように、選択される温度は
、被覆が蒸発できるかあるいは蒸発する前で、且つグラ
ファイト化工程が、セラミック被覆の実質量が確かに蒸
発しないか、あるいは昇華しないように選択された温度
でおよび/あるいは時間内で完了されるべき以前に、被
覆のセラミックへの熱分解を確立するに十分なものでな
ければならない。
ある場合には、ボロン−セラミックプレカーサー材料を
、熱分解の前あるいは熱分解前の早い時期のいづれかに
、被覆に加えるのが望ましい。例えば、ボロンクロライ
ドまたはボロンブロマイドのようなボロンハライドとメ
タン等のハイドロカーボンガスとのガス混合物を加える
ことができる。これらのガス混合物は、その後熱分解熱
中で反応しボロンを堆積する。ジボランガスも、ボロン
の原料として用い得る。ファイバ索も、ボロン酸あるい
はアンモニウムボレートの水浴液のようなボレート塩水
溶液中に、ポリ有機シリコンによる被覆の前あるいは後
のいづれかで、ゲラフィト化の前に浸透することにより
被覆し得る。別法として、アルキルボレート溶液を、ポ
リ有機シリコンと、例えばメチルボレートをポリ有機シ
ラン用溶媒として用いて、後者による索の被覆の前に、
混和し得る。被覆に加えるボロン含有材料は、グラファ
イトプレカーサーおよびシリコンベースのセラミックプ
レカーサー被覆の熱分解に使用する温度で、ボロンまた
はボロンとカーボンおよび/またはシリコンとの反応生
成物を生ずる熱分解可能であるべきである。
被覆されたファイバの耐酸化性は、セラミック/ファイ
バまたは金属/ファイバ混成材料全形成する高温ではそ
のようなファイバとセラミック類または金属類との混和
可能な時間の限度として用いる。耐酸化性はまた高温使
用条件下のファイバ耐久性の限度として用いる。本発明
によシ処理し、他の被覆をゼし、且つ異なる温度で処理
されたファイバ類が、異なるストレス荷重下で耐酸化性
に対し、破損までの時間について試験された。結果は以
下の表に示す通シであシ、これらのファイバの比軟利用
がセラミック/ファイバ、または金属/ファイバ混成物
に於ける使用に対し示されている。mI表は、各種の処
理をしたグラファイトファイバについて空気中、900
℃で3.5グラム荷重下に保持したときの破損までの測
定時間を分と秒で示しだものである。
第1表 第■表は各種の被覆処理した後、2300℃で基本的処
理したグラファイトファイバについて、空気中、900
℃で40グラムおよび100グラムの荷重下で試験した
破損までの測定時間を分と秒で示したものである。
第 ■ 表 ポリ有機シラン被覆は、未処理のファイバに対しファイ
バの酸化耐性が顕著に増大することが明らかでめる。し
かし第1表もメチルボレートのポリシラン被覆との共用
がグラファイトファイバの酸化耐性を劇的に改良するこ
とを示している。また最適の処理温度2300℃でなさ
れた熱分解に基づく第■表は、ポリシランとメチルボレ
ートとの組合せを用いた処理によ、!lll得られた耐
酸化性が、メチルボレートのみで処理するかあるいは4
榎処理にかけないファイバ類を凌駕する改良であること
を確認している。
追加の試験は、更に、シリコンセラミック′ またはボ
ロン/シリコンセラミックの何れかで被覆した本発明の
グラファイトファイバが、他の同じ処理によって作った
非被覆のグラファイトファイバに対し、実質上同様な熱
伝導性、外観、可碗性、引張シ強度、および化学的耐性
を有する一方1.S暁被覆のファイバに比軟して所望の
H除土改良された耐酸化性も示している。
上記の方法および製品についての成る種の変更がここに
含まれる本発明の範囲をいつ脱することなく行い得るの
で、上記の記載に含まれ、あるいは添付の図面に示され
ている全ての事項は例示であシ、限定ではないことを企
図している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施する上で有効な工程の1態
様を示す圀である。 図において20はグラファイトファイバ索を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 改良された耐酸化性を有するセラミック被覆したグ
    ラファイトファイバの製造方法において、熱分解の際シ
    リコンベースのセラミックを形成可能な層でグラファイ
    ト−プレカーサーを被覆する工程;該グラファイト−プ
    レカーサーファイバとその上の層を、該ファイバのグラ
    ファイト化と該層の該セラミックへの熱分解との両方に
    十分な温度と時間で集熱分解する工程を含むことを特徴
    とするグラファイトファイバの製造方法。 2、該集熱分解工程を非酸化雰囲気で、約1000°か
    ら2550℃の温度で行なう特許請求の範囲第1項の方
    法。 3、 該ファイバがポリアクリロニトリル、コールター
    ルピッチと石油、およびレーヨンからなる群から選ばれ
    る材料である特許請求の範囲第1項の方法。 4、該層がポリ有機シランを含む特許請求の範囲第1項
    の方法。 5、該ポリ有機シランが500から50.000の範囲
    の分子量を有する特許請求の範囲第4項の方法。 6、該層が、該温度と該時間の間にボロンに熱分解され
    得る材料も含む特許請求の範囲第1項の方法。 7、 該材料がアルキルボレートを含む特許請求の範囲
    第6項の方法。 8、改良された耐酸化性を有するセラミック被覆したグ
    ラファイトファイバの製造方法において、熱分解の際シ
    リコンベースのセラミックを形成可能な層でグラファイ
    ト−プレカーサーを被覆する工程;該グラファイト−プ
    レカーサーファイバとその上の層を、該ファイバのグラ
    ファイト化と該層の該セラミックへの熱分解との両方を
    行なう非酸化雰囲気で約1ooo℃から2550℃の温
    度で集熱分解する工程を含み、ポロンハライドとハイド
    ロカーボン流体とを該雰囲気に、少くとも該熱分解工程
    の間に与えることを特徴とするグラファイトファイバの
    製造方法。 9、 改良された耐酸化性を有するセラミック被覆した
    グラファイトファイバの製造方法において、グラファイ
    ト−プレカーサーを酸化雰囲気において酸化して5がら
    15重量パーセントの範囲の酸素を含ませるに十分な温
    度と時間加熱する予備酸化工程;熱分解の際シリコンベ
    ースのセラミックを形成可能なノーで、グラファイト−
    プレカーサーを被覆する工程; 該グラファイト−プレカーサーファイバとその上のノー
    を、該ファイバのグラファイト化と該層の該セラミック
    への熱分解との両方を行なう非酸化雰囲気で約1000
    ℃から2500℃の温度で集熱分解する工程、を含むこ
    とを特徴とするグラファイトファイバの製造方法。 10、ポリ有機シリコンを有するグラファイト−プレカ
    ーサーファイバの集熱分解によって作られるセラミック
    層で被覆されたグラファイトファイバ。
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