JPS602084B2 - フイルタ袋 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ガスフィル夕に使用するのに通したフィルタ
袋、特にフィルタ袋の開端と閉端とを結ぶ可能な最小長
さの線に対して実質的に直角方向へフィルタ袋の長さに
沿って互に隔てられて設けられ、それぞれがフィル夕袋
の開端から閉端の領域まで延びる実質的に平行な複数の
シーム線に沿つてフィルタ袋の対向する二つの側壁を互
に接触させて結合することによって形成された実質的に
平行な複数の流路と、前記各流路内に導入されたフレー
ムとを有し、該各フレームが、フィルタ袋の主対称面に
対して実質的に直交ししかもそのフレームが導入されて
いる流路の両側部の境界を画定する２つのシーム線から
等距離にある平面内に位置する２つの実質的に平行な部
村を有する種類のフィルタ袋に関するものである。

前記種類のフィルタ袋は１９７２王９月２７日のフラン
ス国特許第７２３４１９３号に開示されており、該特許
においては、平行したフレーム部村の底部分は該フレー
ムの内側に向かって、即ち、対応のフィルタ袋の内側に
向かって、曲がった部分によって相互に結合されており
、前記曲がった部分は、円形の横断面の底剛構造物であ
って前記袋の全長に百つて延在しているものによって支
持されている。

前記フィルタ装置は互いに平行関係に配置された複数個
の袋を有するから、前記底剛構造物相互間のギャップは
狭くそして炉過さるべき気体の流れを妨害する。なぜな
らば、炉過さるべき気体は在来の態様で外側から袋の側
壁を通って内側へ流れるからである。また、袋の底剛構
造物に添って延在するフィル夕生地であってその唯一の
目的が袋を前記底剛構造物上に保持することであるもの
は、炉過することを要求されるダストを含んだ気体によ
る摩擦の故に相当急速に摩耗する。また、円形の横断面
の前記剛構造物に対するそのようなフィル夕生地の満足
される耐密結合を保証することも困難である。なぜなら
ば、前記構造物の端部に取付けられる綿付けカラーが必
要とされるからである。本発明の一目的は、なかんずく
、袋端間の空間を通る気体の流れに対する妨害を減少さ
せることによって前記諸欠点を全く無くする、または少
くとも緩和することと、薄いフィルタ生地が前記剛構造
物に固定される場所における該薄いフィルタ生地の摩耗
を全く無くするまたは少くとも緩和することである。

本発明によれば、上記した種類のフィルタ袋においてフ
ィルタ袋の閉端または閉端附近において前記２つの実質
的に平行な部材が、煩斜部分を介して、該２つの実質的
に平行な都材が位置する前記平面に対して実質的に直角
をなして実質的にフィルタ袋の主対称面内を延びる底部
材に連結されていることを特徴とするフィルタ袋が提供
される。

上記の如くシーム線によって形成されたフィルタ袋内の
各流路は、炉過作用に関して互に独立する。

またフィルタ袋の全てのフレームはフィルタ袋に適当な
剛性を与える。上記した本発明の構成によれば、袋の最
下部分は未紬の形状を与えられ得る、即ち、それは袋底
端に向かって減じる横断面を有しうろことは明らかであ
る。

したがってへ相隣する袋の底の間のギャップは増加され
、その結果、乱流は著しく減少され、ダスト摩擦による
袋底の摩耗は著しく減少する。本発明は、さらに特に、
各フレームの２個の実質的に平行の部材が頂部材によっ
てフィルタ袋の関端において互いに結合された１対の剛
性の棒状部材を以て構成され、前記頂部村が前記１対の
棒状部材を含む平面に延在し前記フレームが対応の流路
内に導入されることを可能にするにぎりとして働らき、
前記２個の実質的に平行の部材のおのおのが、前記フレ
ームの底部材に対し且つ対応の実質的に平行の部村に対
し煩斜している傾斜部分によって前記フレームの底部材
に結合されている一推奨フィルタ袋に係る。

この特色は各フレームの底部材の構成をより容易にさせ
る。

さらに特に、フレームの実質的に平行の部材を該フレー
ムの底部材に相互結合する部分の傾斜が、該フレームの
対応端部を該フレームの原位置、即ちそれが前記２個の
実質的に平行の部材を含む平面上に在る位置、から前記
フレームの長手方向軸線を中心として湊ることによって
作られるように構造を仕組むことも可能である。前記フ
レームがそれらの鞠線に対して対称であるように、好ま
しくは各フレームの２個の懐斜部分は前記対応の２個の
実質的に平行の都材を包含する平面の各側に延在し、且
つ、同じ長さである。本発明の他の特徴によれば、前記
フレームのうちの、少なくともフィルタ袋の２つの端部
流路のそれぞれのためのフレームが、対応する前記２つ
の実質的に平行な都材を含む平面に対して直角に配され
ていて実質的にフレームの全長に亘つて延びる桶剛部材
を有し、この補剛部材が、フィル夕袋の外側に向かって
延びる少なくとも１つのウェブ状又はリブ状の部材を含
んでいる。

好ましくは、前記補剛部材は対応のフレームの２個の実
質的に平行の部村を包含する平面の各側に延在する２個
の金属部材によって構成され、該補剛部材は２個の対応
の実質的に平行の都村を相互結合する横部材に熔接され
る。

好ましくは、袋底部は袋の全長に亘って延在する支持棒
であってその上にフレーム底部材が袋の底を介して支持
されるものによって担持される。

以下理解される如く、この特色は袋底部の摩擦を減少さ
せ、支持樟またはロッド‘こよって構成される剛構造物
に対するその結合を容易ならしめ、袋底部にすぐれた耐
密性を与えるのを補助する。本発明に従ったフィルタ袋
であって各流路が袋中心面貝０ち主対称面の各側に流路
の全長に亘つて延在する２本の長手方向のプＩＪーッを
有し、前記対応のフレームの２個の実質的に平行の部村
が各プリーツに１個係合されているもののもう一つの可
能性特色として、前記プリーツは、袋底部に近い端部に
おいて、該プリーツの折重ね部分が固定される前記支持
棒の高さに亘って袋中心平面上で同一方向に折重ねられ
、該プリーツの、前記折重ね部分と非折重ね部分との間
にある部分は、対応するフレームの傾斜部分の輪郭に倣
った額斜線に沿って延在する。以上説明されたプリーツ
形成及び折重ね特色は、その実施がきわめて簡単であり
、その結果として、各袋流路の中心部分は、該袋が比較
的減縞された空間において最大炉過面積を有しうる菱形
の形状を有する。

この特色は、また、袋底部に末細の形状を与え、したが
って、袋底部はきわめて滅縞された厚さにされうる。本
発明の一選択的特色に従えば、前記支持榛またはロッド
または同等部材に係合される緑が袋側壁の一つに形成さ
れたプリーツの折重ね部分と袋側壁の他の一つに形成さ
れたプリーツの折重ね部分との間に形成される。

本発明のもう一つの推奨特色に従えば、袋側壁の一つに
形成されたプリーツの折重ね部分を袋側壁の他の一つに
形成されたプリーツの折重ね部分はそれらの全長に亘つ
て互いに接続され、実際の支持榛またはロッドまたは同
等部材（即ち棒状の支持体）を形成するため、前記新車
ね部分を通つて延びる要素によって、互いに結合された
２個の支持部材の間に締付けられる。

また、上記特色の結果として、平行シーム線が袋の全長
に亘つて、なかんずく、前記折重ね部分の全高に添って
延在する。

この特色は、袋を構成する諸流路をそれらの炉過作用に
おいて互いに完全に独立させるのに役立て）。

前記目的のため、前記プリーツの非折重ね部分は、袋の
全長に亘つて袋底部近くに延在するシーム線によって前
記折重ね部分から分離される。

前述二つの最後の特色は、なかんずく、偶然によって孔
を形成された１個または複数個の流路を有する袋を依然
として使用することを可能にする。なぜならば、そのよ
うな二つの特徴は、２個の隣接する流路から任意の流路
の完全な耐密性を提供するからである。好ましくは、前
記シーム線は縫着によって形成される。

本発明を一そう明快に理解させるとともにその実施形式
を示すため、添付図面を参照して説明する。次ぎに添付
図面を参照すると、第１図に図示されるフィルタ袋は、
列設された例えば６本の平行した流路１を有し「 これ
ら流路１は、開いた長方形の開端部３まで延びた、該フ
ィル夕袋の２個の対向側壁が互いに平行して離されて配
置されたシーム線２に沿ってたがいに接続されることに
よって形成されている。

故に、前記６本の流路１は、前記シーム線２によって相
互に気密的に分離されている。前記シーム線２のそれぞ
れはフィルタ袋の開端から開端の領域まで、即ち第１図
の上下方向へ延びており、また該関端と閉端とを結ぶ最
小長さの線に対して直角方向、即ち第１図におけるフィ
ルタ袋の左右方向へ互に隔てられている。フレーム４（
中間フレームは第２ａ図に図示され、端フレームは第２
ｂ図に図示されている）が各流路１内に導入されている
。各フレーム年は溶緩された剛体金属機から作られ、フ
ィルタ袋の主対称面に直交する平面において延びた２本
の実質的に平行の側部材５を有する（第１図参照）。各
フレームにおける２本の側部材５を含む平面のそれぞれ
は、互いから等距離に在り、おのおの、２個の相隣する
シーム線２から等距離である。なおフィルタ袋は、各フ
レームの２本の側部材５を含む平面に対して直交しかつ
フィルタ袋の対向両側壁間の中央に位置する平面に対し
てほゞ対称形のものになっているが、このようなフィル
タ袋の対向両側壁間の中央に位置する平面を本明細書で
は「主対称面」と称している。各フレーム４の２本の側
部材５は、底フレーム部材７によって、袋底部６の近く
で、それらの端において接続されている。

底フレーム部材７は、２個の側部材５を含む平面に対し
て直角に延在する。即ち、それはフィルタ袋の主対称面
内に延在する（第１図参照）。各側部材５は、煩斜部分
８によって底部材７に結合されている。煩斜部分８は底
部材７に対し且つ対応の側部材５に対し、ともに、傾斜
している。前記傾斜部分即ちアーム８の傾斜は、フレ−
ム４の対応端部が、その原位置（この位置においてはそ
れは２本の側部材５を含む平面上に在る）からフレーム
４の長手方向軸線を中心として振られることに形成され
うる。

各フレーム４の２個の傾斜アーム即ち傾斜部分８は、従
って、２本の脚部材５を含む平面の各側に延在し、同長
である。また、各フレーム４の２本の側部材５は、既知
の態様で、頂部材９によってフィルタ袋の開端部におい
て互いに結合されている。頂部材９は、２本の側部材５
と共通平面上に在り、且つ、フレーム４が対応の流路１
内に導入されることを可能にするハンドルとして役立ち
得る。前記傾斜部分またはアーム８の構造上の特性の故
に、各フレーム４は、その長手方向軸線を中心としてフ
レームの向きに関して生じる諸困難無しに、対応の流路
１内に導入されうる。

なぜならば、底部材７は２本の側部材５を含む平面に対
し直角方向に延び、フレーム４を流路１内に導入すると
きに底部材７が袋の閉鎖端附近で袋の対向両側壁を互に
押し広げることがないからである。フィルタ袋の２個の
端部の流路１内でフレーム４が曲がるのを防ぐため、そ
のような端部のフレームーは、２本の対応の側部材５を
包含する平面に対して直角に延在する、該フレームの事
実上全長に亘つて延在する様阿山部村を有する。有利に
は、第２ｂ図に示される如く、該補剛部材は２本の全く
同じ金属リブまたはウェプあるいはそれに類した都材１
０の形式にされ、その１本はフィルタ袋の外側に向かっ
て突出し、他の１本はフィルタ袋の内側に向かって突出
している。補剛部村１０の外端緑１１は丸められて、袋
に貫通しないように曲げられている。一方、２個の内端
縁１２は直角に屈曲され、２本の側部材５を互いに連結
する横部材１３と、おそらく、２本の懐斜部分またはア
−ム８とに溶接されている。いずれにせよ、他のフレー
ム４、即ち、第２ａ図に示されている形式のフレームで
前記の補剛部材１０を有しないもの、もまた、フレーム
の頂部材９に対して平行で且つ２本の側部材５を互いに
結合する藤部材１３を有する。袋底部６は支持部村（ロ
ッドまたは棒）１４または１５を有する。

これら支持部材はフィルタ袋の全長に亘り、さらに袋長
さを超えて延在し、該支持部村上に前記底部材７が袋底
部６の織布を介して碕接している。各流路１は既知の態
様で２本の縦プリーツ１６を、袋中心面則ち主対称面の
各側に有し、これらプリーツ１６は、おのおの、対応の
フレームの側部材５によって係合され、これによって、
各流路１に、第２ｃ図の平面図に於て見られる態様で剛
性の菱形の横断面を与えるようにされている。

該菱形の２個の対向側はフレーム脚部材５に沿って延在
するが、他の２個の対向側は該流路１のための穣境界を
画成する２本のシーム線２に対応する。袋底部６に近い
端部で、前記プリーツ１６は袋中心面において、即ち、
支持部村１４，１５を構成する２本のロッドまたは榛の
正しく中間を通る平面において全て同じ方向に、即ち第
１図に於て右に折重ねられている。

これらプリーツ１６の前記折重ね部分は、少くとも２個
の支持部材１４、または１５の高さに等しい高さに亘つ
て延在している。フィルタ袋の前壁と後壁の２個の折重
ね部分は２個の支持部材１４，１５の間に気密的に縦付
けられるようにされている。したがって、２個の支持部
材１４，１５はそれらに穿設された穴１７を通り、さら
に、フィルタ袋の底部に対応形成された穴１８を通って
延びるねじ等（図示されていない）によって互いに固定
される。図示実施例では２本の支持部材１４，１５が棒
状の支持体を構成しているが、１本の支持部材のみによ
って棒状の支持体を構成することも可能である。

その場合は、該支持部材は袋の底部において緑と係合さ
れる。該縁は前記プリーツ１６の２個の折重ね部分によ
って形成される。しかし、前述した最初の実施形式は、
袋の底が、プリーツ１６の折重ね部分にシーム線２を延
長することによって、耐密性をきわめて大ならしめうる
という利益を有する。

また、プリーツ１６の非折重ね部分は、袋底の近くを袋
の全長に亘つて延在するシーム線１９によって、折重ね
部分から分離される。

したがって、各流路１は互いから完全に独立し、袋の底
の近くにおいてすら袋の外側の空気からきわめて徹底的
に遮断密閉される。いずれの場合においても、袋の側壁
の折重ね部分と非折重ね部分との間において、プリーツ
１６は、おのおの、フレーム４の傾斜部分またはアーム
８の輪郭に正確に従った懐斜線２０１こ沿って延在する
。

従って、フレーム４はフィルタ袋の全高に百つて袋の横
断面形状に忠実に従うとともに、それにきわめてすぐれ
た剛性を与え、同時にまた、袋の底部を未紬に画成し以
てフィルタ装置の２個の相隣する袋の底部間の各ギャッ
プの横断面を増加させる。したがって、炉過さるべき気
体はこれら通路において乱流を生じない。また、支持部
材１４，１５の存在は摩擦による袋底部の摩耗を無くす
る。再び第１図を参照すると、フレーム４の底端部は、
袋底部の未紬形状の故に、支持部材１４，１５上に容易
に集中する。

集中を一そう容易にするため、完全な支持体を形成する
２個の支持部材１４，１５は、それらの頂部連続端緑に
沿って張開き形状を画成するように協働し得る。したが
って、特にフレームの頂部においてフレームを案内する
ための特別の装置を設けることは不必要である。故に、
フレームの頂部材９は袋カバー２２における開□２１の
平面を越えて上方へ突出することを必要としない。必要
とされることは、２個の端部フレーム４の頂部村９に対
して係合して該端部フレーム４を錠止めし以てそれらが
横圧力の結果として互いに接近することを阻止するよう
にされた下曲り端部を有する二重にぎり則ち保持榛２３
を設けることだけである。次ぎに第３図を参照すると、
前記説明に従った袋を有するフィル夕装置であって前記
袋が入口室２５に配置されてそれらの関端２１によって
出口室２６と蓮通し、該出口室２６がガスケット２８に
担持される仕切板２７によって入口室２５から隔離され
ているものが図示されている。

炉過さるべき気体は入口管路２９を通じてフィルタ装置
に進入し、出口管路３０を通じて送出される。フィルタ
袋３１の下方には、フィルタ袋３１が除塵されるときダ
ストを回収するためのホッパ３２が配置されている。フ
ィルタ装層は、フィルタ袋３１を僅かに膨脹させて一時
的な逆流を生じさせることによって、保留された粒子を
脱落させるように該フィルタ袋内に掃除気体即ち除塵を
導入するための装置３３を既知の態様で有する。前記フ
ィルタ袋３１は多数の菱形の流路によって構成されてい
るから、除塵気体または掃除気体の逆流形式の流れは袋
生地を歪ませ、したがって、袋生地の曲性は各流路にお
いて逆転され、その結果として、袋の外側面上に堆積さ
れた保留粒子が除去される。また、第４図に見られるご
とく、フィルタ袋３１は金属管のクレードル３４上にお
いて入口室２５に支持されている。

該クレードル３４は仕切板２７に固定された直立部材３
５を有している。また、クレードル３４は２本の長手方
向の底部材３６を有する。谷底部材３６には溝付金属板
３７が固定されており、前記支持部材１４，１５の端部
は溝３８に係合するようにされている。クレードル３４
における各フィルタ袋３１の位置決めは、以上の如き特
色によって相当容易にされる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に従ったフィルタ袋の斜視図であって、
部分的に彼断された図面；第２ａ図と第２ｂ図は本発明
に従ったフィルタ袋フレームの斜視図であり、第２ａ図
は補岡山部材を有しない中間フレーム、第２ｂ図は補岡
山部材を有する端部フレームを夫々示した図面；第２ｃ
図は本発明に従った第１図のフィルタ袋の部分平面図；
第３図は本発明に従ったフィルタ袋を有するフィルタ装
置の概略断面図；第４図は本発明に従ったフィルタ袋を
有するフィルタ装置の部分斜視図である。 これら図面において、１は『流路』；２は『シーム線』
；４は『フレーム』；５は『側部材』；６は『袋底部』
；７は『底部材』；８は『傾斜部分』；９は『頂部分』
；１０は『補剛部材』；１３は『横部材』；１４，１５
は『支持部材』；１９は『シーム線』；２０は『傾斜線
』；２１は『関口』；２３は『保持棒』を示す。」技汐
．Ｚ 」孫＆ａａ・ 」技咳鍬 」技咳．ゑｏ． Ｚ内汐．夕 一死教卓．

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ ガスフイルタに使用するのに適したフイルタ袋にお
   いて、該フイルタ袋の開端と閉端とを結ぶ可能な最小長
   さの線に対して実質的に直角方向へフイルタ袋の長さに
   沿って互に隔てられて設けられ、それぞれがフイルタ袋
   の開端から閉端の領域まで延びる実質的に平行な複数の
   シーム線に沿ってフイルタ袋の対向する２つの側壁を互
   に接触させて結合することによって形成された実質的に
   平行な複数の流路と、前記各流路内に導入されたフレー
   ムとを有し、該各フレームが、フイルタ袋の主対称面に
   対して実質的に直交ししかもそのフレームが導入されて
   いる流路の両側部の境界を画定する２つのシーム線から
   等距離にある平面内に位置する２つの実質的に平行な部
   材を有し、フイルタ袋の閉端または閉端附近において前
   記２つの実質的に平行な部材が、傾斜部分を介して、該
   ２つの実質的に平行な部材が位置する前記平面に対して
   実質的に直角をなして実質的にフイルタ袋の主対称面内
   を延びる底部材に連結されていることを特徴とするフイ
   ルタ袋。 ２ 前記各フレームにおける前記２つの実質的に平行な
   部材が１対の剛性の棒状部材から構成されるとともに、
   該各フレームが、フイルタ袋の開端において該１対の剛
   性の棒状部材を連結する頂部材を有しており、該頂部材
   が前記棒状部材と同一の平面に延在していて、前記フレ
   ームを対応する流路内へ導入することを可能にするにぎ
   りとして働らくようになっている特許請求の範囲第１項
   記載のフイルタ袋。 ３ 前記各フレームの前記傾斜部分が、該各フレームに
   おける前記２つの実質的に平行な部材の、前記底部材の
   近くの端部分を、該２つの実質的に平行な部材を含む平
   面内の位置から、該フレームの長手方向軸線を中心とし
   て捩ることによって形成されている特許請求の範囲第１
   項又は第２項記載のフイルタ袋。 ４ 前記各フレームの傾斜部分が、該各フレームにおけ
   る前記２つの実質的に平行な部材を含む平面の各側に延
   在し、これら傾斜部分の長さが同一である特許請求の範
   囲第１項から第３項までの任意の１項に記載のフイルタ
   袋。 ５ 前記フイルタ袋の底部が該フイルタ袋の全長に亘っ
   て延在する棒状の支持体によって支持され、前記各フレ
   ームの底部材が該フイルタ袋の底部を介して該支持体上
   に支持されている特許請求の範囲第１項から第４項まで
   の任意の１項に記載のフイルタ袋。 ６ 前記各流路を画定するフイルタ袋の側壁が、該フイ
   ルタ袋の主対称面の各側に流路の全長に亘つて延びる２
   つの長手方向のプリーツを有し、対応するフレームの前
   記２つの実質的に平行な部材が該２つのプリーツのそれ
   ぞれに係合し、該プリーツが、該フイルタ袋の閉端附近
   において、個々のフレームにおける該２つの実質的に平
   行な部材を含む平面に対して実質的に直角に、前記支持
   体の高さにほゞ等しい高さに亘つて折重ねられて、その
   折重ね部分が該支持体に固定されており、前記プリーツ
   の、折重ね部分と非折重ね部分との間の部分が、前記フ
   レームの対応する傾斜部分の輪郭に倣う傾斜線に沿って
   延びている特許請求の範囲第５項記載のフイルタ袋。 ７ 前記支持体に係合される縁が、フイルタ袋の一方の
   側壁に形成されたプリーツの折重ね部分と該フイルタ袋
   の他方の側壁に形成されたプリーツの折重ね部分との間
   に形成される特許請求の範囲第６項記載のフイルタ袋。 ８ フイルタ袋の一方の側壁に形成されたプリーツの折
   重ね部分と該フイルタ袋の他方の側壁に形成されたプリ
   ーツの折重ね部分とが、それらの全長に亘って互いに接
   合されて２つの支持部材間に締付けられており、これら
   ２つの支持部材が前記折重ね部分を介して相互連結され
   て前記支持体を形成する特許請求の範囲第６項記載のフ
   イルタ袋。９ 前記平行なシーム線がフイルタ袋の開端
   から閉端までの全長、特に前記折重ね部分の全高に亘っ
   て延びている特許請求の範囲第８項記載のフイルタ袋。 １０ 各プリーツの非折重ね部分が、フイルタ袋の閉端
   附近においてフイルタ袋の全長に亘って延びるシーム線
   によって、該プリーツの折重ね部分から分離されている
   特許請求の範囲第６項から第９項までの任意の１項に記
   載のフイルタ袋。 １１ 前記平行な複数のシーム線のそれぞれが縫付けに
   よって形成される特許請求の範囲第１項から第１０項ま
   での任意の１項に記載のフイルタ袋。 １２ ガスフイルタに使用するのに適したフイルタ袋に
   おいて、該フイルタ袋の開端と閉端とを結ぶ可能な最小
   長さの線に対して実質的に直角方向へフイルタ袋の長さ
   に沿って互に隔てられて設けられ、それぞれがフイルタ
   袋の開端から閉端の領域まで延びる実質的に平行な複数
   のシーム線に沿ってフイルタ袋の対向する２つの側壁を
   互に接触させて結合することによって形成された実質的
   に平行な複数の流路と、前記各流路内に導入されたフレ
   ームとを有し、該各フレームが、フイルタ袋の主体称面
   に対して実質的に直交ししかもそのフレームが導入され
   ている流路の両側部の境界を画定する２つのシーム線か
   ら等距離にある平面内に位置する２つの実質的に平行な
   部材を有し、フイルタ袋の閉端または閉端附近において
   前記２つの実質的に平行な部材が、傾斜部分を介して、
   該２つの実質的に平行な部材が位置する前記平面に対し
   て実質的に直角をなして実質的にフイルタ袋の主体称面
   内を延びる底部材に連結されており、さらに、前記フレ
   ームのうちの、少なくともフイルタ袋の２つの端部流路
   のそれぞれのためのフレームが、対応する前記２つの実
   質的に平行な部材を含む平面に対して直角に配されてい
   て実質的にフレームの全長に亘つて延びる補剛部材を有
   し、この補剛部材が、フイルタ袋の外側に向かって延び
   る少なくとも１つのウエブ状又はリブ状の部材を含んで
   いることを特徴とするフイルタ袋。 １３ 前記補剛部材が、対応するフレームの前記２つの
   実質的に平行な部材を含む平面の各側に延在する２つの
   金属部材を備え、これら金属部材が、該２つの実質的に
   平行な部材を相互連結する横部材に溶接されている特許
   請求の範囲第１２項記載のフイルタ袋。