JPS6020778Y2 - 自動車用ドアロツクにおけるカバ−プレ−ト - Google Patents

自動車用ドアロツクにおけるカバ−プレ−ト

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JPS6020778Y2
JPS6020778Y2 JP1981005558U JP555881U JPS6020778Y2 JP S6020778 Y2 JPS6020778 Y2 JP S6020778Y2 JP 1981005558 U JP1981005558 U JP 1981005558U JP 555881 U JP555881 U JP 555881U JP S6020778 Y2 JPS6020778 Y2 JP S6020778Y2
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JP
Japan
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door lock
cover plate
plate
bead
striker
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JP1981005558U
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JPS57119058U (ja
Inventor
雅一 守屋
Original Assignee
株式会社 大井製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車用ドアロックにおけるカバープレート
の改良に関する。
第1図及び第2図に示すように、従来の自動車用ドアロ
ックにおけるカバープレートaは、ドアロック本体すに
固定され、ラッチプレートC及びロッキングプレートd
の枢軸e、fを支承するとともに、一側縁より他側縁近
傍にわたってほぼU字状のストライカ進入口gが形成さ
れ、このストライカ進入口gにストライカhが進入する
ことにより、ストライカhがラッチプレートCに係合し
、かつストライカhが第1図及び第2図に示すフルラッ
チ位置まで進入したとき、ラッチプレートcの足片がロ
ッキングプレートdに係止され、ストライカhは完全に
拘束されるようになっていた。
しかし、このような従来のカバープレートaにおいては
、ストライカ進入口gの奥端とカバープレートaの第1
図における左側縁との間の狭幅部iに応力が集中するの
に対し、この部分の強度が非常に弱いという欠点があっ
た。
例えば、第1図に示すように、開扉状態に於いて、ドア
を開こうとする力、すなわち相対的にストライカhをス
トライカ進入口gより抜き出そうとする力F。
がストライカhに生じた場合、その力F。
により、枢軸e、fを互いに上下外向きに押し拡げよう
とする分力F□、F2が生じ、この分力F1.F2によ
り、カバープレートaの上半部と下半部は、狭幅部iの
中間点である支点jを中心に互いに上下外向きに拡開す
るように付勢され、支点jとストライカ進入口gの奥端
との間の点kにおいては引張力F3が、また支点jに関
して点にと反対側の点1においては圧縮力F4が生じ、
点に側では亀裂が生じ、点1側では座屈が生じ、この変
形によりラッチプレートCとロッキングプレートdとの
係合が外れてしまう恐れがあった。
また、自動車の衝突等により、第2図に示すように、ラ
ッチプレートCの入口側足片を介してカバープレートa
のストライカ進入口gの下縁部に、カバープレートaと
直交する方向の側方力F5が作用することがある。
この場合、側方力F。により、カバープレートaのスト
ライカ進入口gの下縁部が外方(第1図前方)に向けて
膨出する変形を生じ、この変形によりラッチプレートC
とロッキングプレートdとの係合が外れてしまう恐れが
あった。
本考案は、上述のようなカバープレートの強度不足を補
強することを目的とするもので、その特徴とするところ
は、カバープレートにおけるストライカ進入口の少なく
とも奥部の外周部に、ストライカ進入口の奥部を取り巻
くようにビードを形成したことにある。
次に本考案を添付図面に示す実施例に基づいて説明する
第3図及び第4図は、本考案の第1実施例を示す。
1は、概ね矩形の金属製カバープレートで、合成樹脂製
のドアロック本体2の開口端部に固定され、ドアロック
本体2内に設けられたラッチプレート3及びロッキング
プレート4の枢軸5.6を支承している。
カバープレート1の中位部には、第1図における右側縁
より左側縁近傍にわたって、はぼU字状のストライカ進
入ロアが形成されている。
このストライカ進入ロアに、車体側に固着されたストラ
イカ8が進入することにより、ストライカ8がラッチプ
レート3に係合し、かつストライカ8が第3図に示すフ
ルラッチ位置まで進入したとき、ラッチプレート3の足
片がロッキングプレート4に係止され、ストライカ8は
完全に拘束されるようになっている。
カバープレート1の中央には、ドアロック本体2側に陥
没する浅い段部9が形成されている。
ストライカ進入ロアの奥部の周縁における段部9には、
枢軸5近傍より枢軸6近傍までにわたって、ストライカ
進入ロアの奥部を取り巻くように、断面弧状のビード1
0が形成されている。
このビード10の大半部は、ストライカ進入ロアに奥部
を中心とする弧状をなし、その下端部だけがストライカ
進入ロアとほぼ平行で、且つラッチプレート3の入口側
足片と重合するような直線状をなし、全体として1字状
を呈している。
また、第1実施例においては、ビード10はドアロック
本体2と逆側の表面側へ突出するようにしである。
11は、カバープレート1の左上部を除く他の3隅に穿
設された皿孔付きの取付孔で、この取付孔11に嵌挿し
たボルト(図示略)をもって、カバープレート1および
ドアロック本体2を自動車のドアの揺動側端面に固着し
得るようにしである。
ドアロックにおけるその他の溝或は、本考案に直接関係
しないため、図示及び詳細な説明を省略する。
なお、第1実施例においては、段部9の後面にラッチプ
レート3の前面が摺接するようにし、段部9によりラッ
チプレート3の回動を案内するようにしである。
第1実施例のカバープレート1は上述のような構成とし
であるので、第1図及び第2図に示す従来例について説
明したように、たとえば閉扉状態に於いてストライカ8
をストライカ進入ロアより抜き出そうとする力F。
がストライカ8に作用し、その分力F1.F2により、
カバープレート1のストライカ進入ロアの奥端とその左
側縁との間に形成された狭幅部1aに、第1図に示すよ
うな引張力F3や圧縮力F4が生じたとしても、ストラ
イカ進入ロアの奥部周縁はビード10により補強されて
いるので、亀裂や座屈が生じる恐れは少ない。
また、第2図に示すような側方力F、が、ストライカ進
入ロアの下縁に作用した場合にも、同所はビード10に
より補強され、かつ、このビード10が外方へ突出して
形成されており、ラッチプレート3とカバープレート1
との接触が面当りとなるので側方力F5がビード10の
部分に集中することがなくなり、カバープレート1の下
縁が外側に膨出する等の変形を生じる恐れも少ない。
されに第1実施例の場合、従来のカバープレートにビー
ド10を形成するだけで狭幅部1aの強度を著しく向上
することができ、しかもビード10は、カバープレート
1の肉厚や重量を増加することなく、プレス加工等によ
り簡単に形成できる等の利点がある。
第5図及び第6図は、本考案の第2実施例を示す。
この第2実施例においては、第1図に示す引張力F3及
び圧縮力F、の対処するため、カバープレート16の狭
幅部16aの中間点17の左右両側部に、はぼストライ
カ進入口18の奥部を中心とする弧状の内外2重のビー
ド19a、19bを形成しである。
両ビード19a、19bは、ドアロック本体20側(裏
面側)に突出させて、ラッチプレート21の回動を案内
するようにし、かつ両ビード19a、19bの両端部同
志は互いに接合させて、両ビード19a、19bが全体
として三ケ月形を呈するようにしである。
なお、カバープレート16は、段部のない偏平なものと
しである。
その他の構成は第1実施例の場合と同一である。
かくして第2実施例においては、第1実施例の場合と同
様な作用、効果を奏することができる他に、第1実施例
の場合より、狭幅部16aの補強効果が犬であるという
利点がある。
なお、ビード19a、19bは、第1実施例の場合のよ
うに、ドアロック本体20と逆側の表面側に突出させる
ようにしてもよい。
第7図は本考案の第3実施例を示す。
この第3実施例は、第2実施例をさらに改良したもので
、カバープレート22に、第2実施例におけるビード1
9a、19bと同様な三ケ月形のビード23a、23b
を形成するとともに、それらの両端部を、ラッチプレー
ト24の枢軸25を支承する円形のエンボス部26、及
びロッキングプレート27の枢軸28を支承する円形の
エンボス部29までそれぞれ延長して延長部23c、2
3dを形成し、さらに各エンボス部26.29と、カバ
ープレート22の第7図右側部における上下の取付孔3
0.31の各皿孔30av31aとの間に、それらを連
結する直線状のビード23e、23 fを形成しである
なお各ビード23 a、 23 b、その延長部23
C? 23dsビ一ド23et23f1エンボス部2
6.29及び皿孔30av31aは、すべてドアロック
本体32側に突出するようにしである。
かくして、皿孔30a−ビード23e−エンボス部26
−延長部23cmビード23a、23b−延長部23d
−エンボス部29−ビード23f−皿孔31aのループ
を形成することにより、第2実施例の場合よりさらにに
強力な補強構造を呈している。
なお、その他の構成は、第2実施例の場合と同一であり
、また、ビード、エンボス部、延長部をドアロック本体
32の逆側に突出させてもよい。
以上から明らかなように、本考案によると、狭幅部に簡
単な構成のビードを形成するだけで、最も応力の集中す
る狭幅部の強度が向上し、板厚や材質を変更することな
く、カバープレートに要求される強度を維持することが
でき、極めて有意義である。
なお、上述の実施例においては、ビードの形状はすべて
弧状としであるが、必要に応じてコ字状、多角形状、又
は放射状等としてもよく、またビードを1重又は2重だ
けでなく、3重以上としてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のカバープレートを備えるドアロックの
一例の正面図、第2図は、第1図のI−I緑綬断面図、
第3図は、本考案の第1実施例のカバープレートを備え
るドアロックの正面図、第4図は、第3図の■−■線縦
線面断面図5図は、本考案の第2実施例のカバープレー
トを備えるドアロックの正面図、第6図は、第5図の■
−■線横線面断面図7図は、本考案の第3実施例のカバ
ープレートを備えるドアロックの正面図である。 1.16.22・・・・・・カバープレート、1a、1
6a・・・・・・狭幅部、2,20,32・・・・・・
ドアロック本体、3,21.24・・・・・・ラッチプ
レート、4゜27・・・・・・ロッキングプレート、5
,6,25,28・・・・・・枢軸、7,18・・・・
・・ストライカ進入口、8−−−−−−ストライカ、1
0,19゛a、19b、23a、23b、23e、23
f・・・・・・ビード、23c、23d・・・・・・延
長部。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)ドアロック本体に固定され、ラッチプレート及び
    ロッキングプレートの枢軸を支承するとともに、一側縁
    より他側縁近傍にわたってほぼU字状のストライカ進入
    口が形成された実動車用ドアロックにおけるカバープレ
    ートにおいて、前記ストライカ進入口の少なくとも奥部
    の外周部に、前記ストライカ進入口の奥部を取り巻き、
    かつ表裏いずれかの面に突出するビードを形成したこと
    を特徴とする自動車用ドアロックにおけるカバープレー
    ト。
  2. (2)ビードを、スカイライカ進入口の奥部を中心とす
    る弧状としたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第(1)項に記載の自動車用ドアロックにおけるカバー
    プレート
  3. (3) ビードを、1重としたことを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第(1)項又は第(2)項に記載の
    自動車用ドアロックにおけるカバープレート。
  4. (4)ビードを、内外に多重としたことを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第(1)項又は第(2)項に記載
    の自動車用ドアロックにおけるカバープレート。
  5. (5)ビードを、ラッチプレートと重合する位置で、か
    つその逆側の表面側に突出させたことを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第(1)項乃至第(4)項のいずれ
    かに記載の自動車用ドアロックにおけるカバープレート
JP1981005558U 1981-01-19 1981-01-19 自動車用ドアロツクにおけるカバ−プレ−ト Expired JPS6020778Y2 (ja)

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JPS57119058U JPS57119058U (ja) 1982-07-23
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012097490A (ja) * 2010-11-04 2012-05-24 Mitsui Kinzoku Act Corp ドアラッチ装置

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JP2012097490A (ja) * 2010-11-04 2012-05-24 Mitsui Kinzoku Act Corp ドアラッチ装置

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JPS57119058U (ja) 1982-07-23

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