JPS60207670A - 腹腔内に液体を導入するための装置 - Google Patents

腹腔内に液体を導入するための装置

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JPS60207670A
JPS60207670A JP59062550A JP6255084A JPS60207670A JP S60207670 A JPS60207670 A JP S60207670A JP 59062550 A JP59062550 A JP 59062550A JP 6255084 A JP6255084 A JP 6255084A JP S60207670 A JPS60207670 A JP S60207670A
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JP
Japan
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flow path
liquid flow
ultraviolet
liquid
connector
Prior art date
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Pending
Application number
JP59062550A
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English (en)
Inventor
康明 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Medical Supply Corp
Original Assignee
Nippon Medical Supply Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Medical Supply Corp filed Critical Nippon Medical Supply Corp
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Publication of JPS60207670A publication Critical patent/JPS60207670A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
  • External Artificial Organs (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は腹腔内に透析液などの肢体を無菌的に導入する
ための装置に関する。さらに詳しくは、液体を紫外線を
用いて効率的に滅菌した後に腹腔有害物質を除去する腹
膜透析においては、腹腔内への細菌の侵入に起因した腹
膜炎の発生を防止することが非常に重要である。そのた
め、透析液を腹腔内に導入するに際しては、透析液供給
系と液導入回路とを結合するコネクタ一部を使用の都度
薬液で消毒したり熱滅菌するなどして、細菌の侵入を防
ぐために細心の注意が払われている。しかしながら、こ
のような対策を実施しても腹膜炎の発生を完全に防止す
ることはできなかった。本発明者らはこの原因について
種々検討した結果、コネクタ一部の消毒や滅菌を実施し
ても、その後すなわちコネクターの結合時などに細菌の
侵入が起こったり、コネクターの奥深く侵入した細菌は
死滅しなかったりすることが原因の一つであることを見
出した。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、腹腔内への細菌の侵入を簡単
な操作で確実に防止できる装置を提供することにある。
すなわち本発明は、その少なくとも一部が紫外線透過性
の材料で形成された液流路11該液流路の一端に設けら
れたコネクター2ならびに他端に設けられたカテーテル
3、前記液流路に近接して設けられた紫外線ランプ4、
及び前記液流路と紫外線ランプを被覆して紫外線を遮蔽
する遮光体5より構成されてなる腹腔内に液体を導入す
るための装置である。
本発明においては、液体は紫外線ランプより照射される
紫外線で滅菌されて腹腔内に導入されるが、導入時に紫
外線を照射するという簡単な操作だけで滅菌が行なわれ
、またコネクターとカテーテルの間で滅菌が行なわれる
ので、コネクターより侵入した細菌を確実に死滅させる
ことができる。
第1図に本発明の装置の1実施例を示す。図の実施例に
おいては、液流路1はコイル状に形成されており、コイ
ルの内部に紫外線ランプ4が着脱自在に挿入されるよう
に構成されている。そして液流路lの外周は遮光体5(
断面図で示しであるρで被覆されており、紫外線ランプ
4を挿入するとその基部6と遮光体5によって紫外線は
完全に遮蔽され、外部へ漏れることがないので安全に使
用することができる。また、紫外線ランプをコイル内へ
挿入したときにのみスイッチが入るようにしておけば、
より安全である。遮光体5は、その内面における紫外線
の反射率が30%以上であることが好ましい。これによ
ってランプから放射された紫外線が有効に利用され、滅
菌効率を高めることができる。したがって、遮光体の内
面は金属で形成されていることが好ましく、アルミニウ
ムやクロムあるいはステンレスが好ましい。また、内面
のみを金属箔、金属製シートまたは金属メッキで形成し
、その他の部分を軽量な材料で形成しておけば、全体の
重量が軽くなるので携帯に便利である。紫外線ランプ4
は、殺菌効果の高い254jljの波長の紫外線を多く
放射するものが好ましい。
液流路しは、その少なくとも一部が紫外線透過性の材料
で形成されるが、紫外線による劣化の少ないものが好ま
しい。このような材料としては、ポリテトラフロロエチ
レンやポリクロロトリフロロエチレンなどのフッ素系樹
脂、シリコーンゴムやシリコーン樹脂および石英ガラス
などをあげることができるが、破損しにくく経済的にも
有利である点から、フッ素系樹脂、シリコーンゴムおよ
びシリコーン樹脂が好ましい。紫外線透過性材料で形成
される部分の長さは、紫外線の照射強度と液の流速に応
じて適宜選択すべきであるが、照射量が20000μW
−晰一以上、好ましくは5ooooμW・沖り以上にな
るようにすべきである。しかしながら、通常採用される
液の腹腔内への尋人速度および紫外線ランプの出力から
考えてlo(1)以上であることが好ましい。液流路は
全体がすべて紫外線透過性材料で形成されていてもよく
、一部が紫外線透過性材料で形成されていてもよい。
液流路1の一端には、液供給系へ接続するためのコネク
ター2が接続され、他端にはカテーテル3が接続されて
いる。コネクター2は、液供給系のコネクター(図示せ
ず)と対をなすものであり液密に接続できるものであれ
ばどのような形式のものでもよく、雄コネクターおよび
雌コネクターのいずれでもよい。カテーテル3は、腹腔
内に留置するものであるので、生体に対する適合性の高
いものが好ましい。かかる材料としては、シリコーンコ
ム、多孔性ポリテトラフロロエチレンなどをあげること
ができる。カテーテルと液流路との接続は、通常は2と
同様なコネクターを介して行なわれる。
第2図は本発明の他の実施例についての図である。第2
図の装置においては、液流路1はジグザグ状に形成され
ており、紫外線ランプ4を液流路lの上に載置した後、
金属箔を積層したシートからなる遮光体5で包むように
なっている。また、滅菌が終了したなら、ランプ4を抜
いて液流路1のみを5で包み、身体へ装着すれば、液流
路1が肌に直接触れることがないので、快適に使用でき
る。第2図に示す装置は、チューブをジグザグに折り曲
げて液流路を形成しであるが、一体成形したものであっ
てもよい。またコネクター2も紫外線透過性の材料で形
成しておき、同時に滅菌できるようにしておいてもよい
本発明の装置は、前述したように腹膜透析における透析
液の腹腔内への導入に有用である。特に連続歩行可能腹
膜透析法(CAPD )においては滅菌操作を患者自身
で行なうが、本発明の装置を使用すれば簡単な操作で確
実に滅菌できるので好適である。また、CAPDにおい
ては透析液バッグから腹腔に透析液を導入した後、コネ
クターを接続したまま空のバッグを身体に装着しておく
が、上述した実施例に示したように、ランプを液流路に
対して着脱自在にしておけば、滅菌後はランプを取り外
して液流路を空バッグとともに装着できるので、嵩張る
ことがな(、この点でも好適である。
しかし場合によっては、紫外線ランプとその電源部とを
着脱自在にして、滅菌後は電源部のみを取り外すように
してもよい。
上述したように本発明め装置はCAPDに好適であるが
、この他の腹膜透析法にも使用できるのはもちろん、そ
の他腹膜炎の治療などにも使用することができる。
以上述べたように、本発明の装置はきわめて簡単な操作
で滅菌することができ、−また腹腔の直前で密閉状態で
滅菌が行なわれるので、再汚染の危険もなく確実に滅菌
がなされる。なお、上述した実施例はあ(まで例示であ
り、本発明を限定するものではない。
実験例 内径5gg1外径6H1長さ168αのポリテトラフロ
ロエチレン製チューブを直径5(Mのコイル状に巻き、
滅菌のための液流路を形成した。コイルの内側に紫外線
ランプを取り付け、紫外線を照射しながら、B、 5u
btilis菌を10 ”(Vdlまたは10’@/d
l添加した生理食塩水を一定流量で供給した。コイルを
通過した生理食塩水を細菌濾過用メンブランフィルタ−
で濾過し、フィルターに捕獲された菌の培養試験を行な
った。結果を以下の表1.に示す。
表1.菌の培養試験結果 上記の結果から明らかなように、本発明の装置を用いれ
ば、例え腹腔内に導入する液体に細菌が混入しても確実
に死滅させることができるので、腹膜炎の発生を防ぐこ
とができ、腹膜透析に有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置の1実施例についての正面図であ
る。また、第2図は本発明の他の実施例についての正面
図である。 1、・・・・・・・・液流路 2.・・・−・・・・コ
ネクター26・・・・・・・・・カテーテル 4.・−
・・・・−・−紫外線ランプ5、・・・・・・・・・遮
光体 特許出願人 株式会社日本メディカル・サブライ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) その少なくとも一部が紫外線透過性の材料で形
    成された液流路1.該液流路の一端に設けられたコネク
    ター2. ならびに他端に設けられたカテーテル3.前
    記液流路に近接して設けられた紫外線ランプ4.及び前
    記液流路と紫外線ランプを被覆して紫外線を遮蔽する遮
    光体5より構成されてなる腹腔内に液体を導入するため
    の装置。 (2紫外線ランプが液流路に対して着脱自在に設けられ
    ている特許請求の範囲第1項記載の装置。 ■ 紫外線透過性材料がフッ素系樹脂である特許請求の
    範囲第1項記載の装置。 c中 紫外線透過性材料がシリコーンゴムまたは樹脂で
    ある特許請求の範囲第1項記載の装置。 (5)紫外線透過性材料で形成された液流路部分が10
    1以上の長さを有する特許請求の範囲第1項記載の装置
    。 (6)液流路がコイル状に形成され、その内部に紫外線
    ランプが挿入される構造を有する特許請求の範囲第1項
    記載の装置。 (7)液流路がジグザグに形成されてなる特許請求の範
    囲第1項記載の装置。 (8)遮光体の内面が紫外線に対して30%以上の反射
    率を有する特許請求の範囲第1項記載の装置。 (9)遮光体の内面が金属箔、金属製シートまたは金属
    メッキで形成されてなる特許請求の範囲第1項記載の装
    置。
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