JPS60207669A - ガスケツトと網状物との一体化構造物の製造方法 - Google Patents

ガスケツトと網状物との一体化構造物の製造方法

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JPS60207669A
JPS60207669A JP6118984A JP6118984A JPS60207669A JP S60207669 A JPS60207669 A JP S60207669A JP 6118984 A JP6118984 A JP 6118984A JP 6118984 A JP6118984 A JP 6118984A JP S60207669 A JPS60207669 A JP S60207669A
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plastic
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貢 山本
戸井 興一
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Tokuyama Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、透析装置又は濾過装置に用いるガスナツトと
網状物との一体化構造物の製造方法に関し、特に塩化ビ
ニル樹脂のようなプラスチック製ガスケットを用いる場
合に好適な一体化構造物の製造方法を提供するものであ
る〇 一般に、透析装置又は濾過装置に用いるガスケットと該
ガスケット中央切欠部に配置させる網状物スペーサーと
を固定して一体化することは、スペーサーの位置を安定
に保持し、透析又は濾過の被処理液の流動状態を良好に
保ち、またスペーサーの位置がずれて生ずるスペーサー
とガスケットとの間隙内に透析膜又は濾過膜が落ち込む
ことを防止し、更に、透析装置又は濾過装置の組立作業
の能率化など種々の利点がある。
従来、ガスケットと網状物スペーサーを固定一体化する
方法として、エポキシ系接着剤。
ゴム系接着剤、ホットメルト接着剤等、接着剤を用いる
方法が一般的である。ところが従来の接着剤を用いた方
法では、接着部の硬化時間が長く、接着箇所、の硬度が
大きいこと、接着箇所の弾性が不足し、接着箇所の厚み
とガスケットの厚みと鋒は同じにするための厚み調整が
麺しい、或いは接着強度が弱く、接着部の寿命に難点が
ある等の欠点を全て解決するものはない。そのため、ガ
スケットと網状物スペーサーの一体化構造物を、透析膜
又は蘭過膜と交互に配列圧接して、透析装置又は濾過装
置とした場合に、該透析膜や濾過膜更にはガスケットを
損失することや作業能率が悪いという欠点があった。特
に、最近では、薄い形状での製作が可能で寸法安定性及
び強度に優れるという利点より、従来の軟質ゴム製に代
り塩化ビニル等のプラスチック製ガスナツトが用いられ
ており、該ガスケットを用いた場合には、前述した欠点
が顕著となる。
従って上記問題を解決する必要性は増々高まっている。
本発明は、これらの欠点を解消したプラスチック製ガス
ケットと網状物との一体化構造物の製造方法を提供する
ものである。即ち、本発明は、中央に切欠部を看するプ
ラスチック製ガスナツトの該切欠部に、網状物を配置し
、これら両者間に可塑剤が過剰に配合されたプラスチッ
クレジンを介在させ、該レジンな加熱圧着してガスケッ
トと網状物を固定することを特徴とするガスケットと網
状物との一体化構造物の製造方法である。
本発明の最大の特徴は、一体化するに際し、両者間に可
塑剤が過剰に配合されたプラスチックレジンを介在させ
、該プラスチックレジンを加熱圧着してガスケットと網
状物を固定することである。
第1図に、網状物とガスケットとを本発明方法で固定し
た一体化構造物の一郭様を示す。
ガスケット1の中央切欠部に、網状物2が配置され、8
箇所で可塑剤が過剰に配合されたプラスチックレジンを
介在させ、これを加熱圧着して、一体化+1”li構造
物されている。符号3が固定箇所である。勿論、網状物
2の周辺部全体をカスケラトと固定してもよい。また、
ガスケット1の両側には、必要に応じて設けられる被処
理液の給排用連通孔4が設けられている。
本発明において、ガスケット及び網状物は、従来、電気
透析装置、拡散透析装置或いは濾過装置などに用いられ
ているプラスチック製のものが用いられる。例えば、軟
質塩化ビニル、a質塩化ビニル等の塩化ビニル製のもの
:ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢ビ共重
合物等が挙げられるが、就中、ガスケットとしては塩化
ビニル製のものが、又、網状物としてはポリエチレン製
のものが好ましい。力゛スケットは0.5〜20冨l 
厚のシート状物が一般に用いられる。又、本明細書にお
いて網状物とは、従来、カスケラトの中央切欠部に配置
するスペーサーとして用いられているものの総称で、一
般に平織、ハニカム織。
みこしろ織、或いは斜孔 等の形状のものが用いられる
本発明に用いるプラスチックレジンは、可紐剤が過剰に
配合されたものである。一般にプラスチック製品の物性
、例えば硬度、抗張特性等を改良するために用いられる
可塑剤の配合量は、例えば塩化ビニルの場合、レジン1
00重量部に対して、50重量部程度であるが、本発明
では、そのような一般の製品中に配合される程度のもの
ではなく、「過剰」とはそれ以上の量を示す意味である
。例えば、塩化ビニルレジンの場合、レジンに対しy7
0〜150 phr +特に90〜110 phrが好
ましく配合される。可塑剤の配合量が少ない場合、接着
箇所の硬度が大きく、弾性が不足するため接着箇所の厚
みとガスケットの厚みを同じにするための厚み調整が難
しい。又、硬度が大きいと、一体化作業する場合に適当
な大きさに切断することが困難なため、作業性が低下す
る。一方、余り過剰に配合させると、軟化しすぎて後述
するような所望する効果が得られないばかりか、作業性
が低下する。
本発明に用いる可塑剤は、プラスチックレジンに用いら
れる公知のもの“が特に制限なく用いられる。例えば、
ガスケット材質として好ましく使用される塩化ビニルレ
ジン用としては、ジブチル7タレート、ジー2−エチル
へキシル7タレート、ブチルラウリルフタレートなどの
7タル酸エステル類;ジオクチルアジペート、ジオクチ
ルアゼレートなどの直鎮二塩基酸エステル類;リン酸エ
ステル類等が用いられる。また、これらの可塑剤は必要
により、テトラヒドロ7ラン等の溶剤と混合して用いら
れる。
これら可塑剤が過剰に配合されたプラスチックレジンを
ガスケットと網状物の間に介在させ、加熱圧着して固定
一体化するには、例えば、可塑剤が過剰に配合されたプ
ラスチックレジン(この場合のプラスチックはガスケッ
ト材質と同種のものが好ましく用いられる)をシート状
に成形し、それを適当な大きさに切り取り、ガスケット
と網状物の固定箇所に介在させ、該レジンの融点以上に
加熱したコf”C1その上を5〜30秒間軽く加圧加熱
するだけでよい。また、固定の作業性、固定強度を向上
させ、使用時に透析室或いは濾過室の流動障害をなくす
ためには、第1図に示す如く、ガスケット面を1部分切
欠き(符号3の部分が一部切欠かれている)、当該箇所
で、ガスケット1と網状物2の両者を、可塑剤が過剰に
配合されたプラスチックレジンを介して加熱圧着する方
法は、特に好ましい態様である。
本発明においては、可塑剤が過剰に配合されたプラスチ
ックレジンを加熱圧着して、網状物とガスナツトを固定
させるが、これは、その固定箇所において、該プラスチ
ックレジンとガスケット或いは網状物が必ずしも接着さ
れることを必要とするものではない。勿論一般には、接
着される方が、固定されたガスケットと網状物のずれが
生ぜず固定がより一層完全となる。しかし、本発明にお
いては、接着されて固定される場合以外に、加熱圧着さ
れた可塑剤が過剰に配合されたプラスチックレジンが、
網状物の網目にくい込むことによって、該プラスチック
レジンと網状物との間の所謂接着は行われていなくとも
、固着される状態となる態様がある。また、ガスケット
の中央切欠部に、網状物を配置固定する場合は、プラス
チックレジンが加熱圧着により、例えば、断面がH型と
なり、該H型の上下の四部に、ガスケット、網状物の周
辺部が夫々、はいり込み固定される態様もあげられる。
このようにして固定されるために、本発明は、一般に熱
融着が困齢であるとされる軟質な網状物と硬質なガスケ
ットを良好に固定することができる。また、固定(接着
)箇所がプラスチックレジンであるために、弾性があり
、従来のエポキシ系接着剤やホットメルト型接着剤を使
用した場合に障害となっていた酋析膜、濾過膜及びガス
ケット等の損傷が、全くない。更に、固定作業も極めて
簡単に能率的に行うことが出来る。更に、固定強度及び
固着箇所の厚み精度も良好である。
以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明する。
実施例1 塩化ビニルレジン100部、ジオクチル7タレートlo
o 部、 テトラヒドロ7ラン500部の配合割合で混
合攪拌し、できたペースト状物質をバット中に展延、溶
媒を揮発させ、弾性を有する柔かい厚さ0.4gのプラ
スチックシートを得た。このシートより、4龍角の固着
用塩化ビニルシート片をきりたした。この小片を用いて
、第1図に示す形状の透析lj積10 dmJ の板厚
、1i+mの軟質塩ビ製のガスケットとその中央切欠部
に配置するポリエチレン製網状スペーサーとの固着一体
化作業をおこなった。
作業条件として、固着時間1ケ所釣10秒固着潤度80
℃で行なった。製造時間は平均して14枚/1人・1時
間であった。
又、仕上り状態も固着部分の厚みが、はぼガスケット厚
みと大差、なく、固着強度も充分で、ガスケットと隔膜
の積層作業も能率的であった。
又、従来この種の積層作業は、網状物とガスケットが固
着一体化されない場合、2人で200対積層するのに5
時間程度を要したが、本発明の網状スペーサーとガスケ
ットの一体化構造物を用いると、2人で2時間で充分に
行なえた。
次にこの網状スペーサーとガスケットの一体化構造物を
用いて構成された透析装置を6ケ月間使用に供し、この
間3回の積層、解体が実施されたがガスケットと網状ス
ペーサーの固着部は1ケ所も離脱することなく、又、隔
膜としてのイオン交換膜も1枚も損傷することなく、使
用状態に於ても優秀な結果を示した。
比較例1 ガスナツトとスペーサーは、実施例1と同一のものを使
用し、固着用塩化ビニルシートの配合割合を塩化ビニル
レジン100部、ジオクチル7タレート30部、テトラ
ヒドロフラン500部のものを用い、実施例と同様に混
合攪拌揮発後、弾性シート状の一体化構造物を製造した
この場合、一体化構造物の製造時間は、約8枚71人・
1時間であった。この一体化構造物を30対積層し、そ
の使用状態を観察したが、固着部に柔軟性がないため2
個所の外部液洩れ個所があり、又、透析装置を解体して
みると接着部の離脱が5個所イオン交換膜の破れか、1
0個所あり実用化できないことがわかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、網状物とガスケットとを本発明方法で固定し
た一体化構造物の一転機を示す。 図において、lはガスケット、2は網状物。 3は固定m箇所、4は給排用連通孔である。 特片′1出願人 徳山曹達株式会社 第1図 43 j

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)中央に切欠部を有するプラスチック製ガスケットの
    該切欠部に網状物を配置し、これら両者間に可塑剤が過
    剰に配合されたプラスチックレジンを介在させ、該レジ
    ンを加熱圧着してガスケットと網状物を固定することを
    特徴とするガスケットと網状物との一体化構造物の製造
    方法 2)塩化ビニル樹脂よりなるガスケットである特許請求
    の範囲第1項記載の一体化構造物の製造方法 3)レジンに対する可塑剤の量が70〜150phrで
    あるプラスチックレジンを用−る特許請求の範囲第1項
    記載の一体化構造物の製造方法
JP6118984A 1984-03-30 1984-03-30 ガスケツトと網状物との一体化構造物の製造方法 Granted JPS60207669A (ja)

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